JP2005229808A - サワーブレッドの製造方法 - Google Patents

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Hiroki Hayasawa
宏紀 早澤
Kenji Mizuguchi
建治 水口
Norio Ishibashi
憲雄 石橋
Hisakatsu Iizumi
壽勝 飯住
Tomoko Yaejima
智子 八重島
Fumiaki Abe
文明 阿部
Noriko Kadoma
紀子 門間
Ayako Uchijima
綾子 内島
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    • A21D8/02Methods for preparing dough; Treating dough prior to baking
    • A21D8/04Methods for preparing dough; Treating dough prior to baking treating dough with microorganisms or enzymes
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Abstract

【課題】ビフィズス菌によりパン発酵生地を発酵した風味の良好なサワーブレッドの簡便な製造方法を提供する。
【解決手段】パン発酵生地にビフィズス菌を添加して発酵することを特徴とするサワーブレッドの製造方法であり、パン発酵生地にビフィズス菌及び乳酸菌を添加して発酵すること、パン発酵生地に添加するビフィズス菌又は乳酸菌が乾燥粉末状態であること、パン発酵生地に少なくとも乾燥重量比率として4〜12%の脱脂粉乳を添加すること、並びに乳酸菌がラクトバシラス・ラムノサス(Lactobacillus rhamnosus)及び/又はラクトバシラス・プランタラム(Lactobacillus plantarum)であることを望ましい態様としている。
【選択図】 なし

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、酸味を有するパンであるサワーブレッドの製造方法に関する。
更に詳しくは、本発明は、パン発酵生地にビフィズス菌を添加して発酵することを特徴とするサワーブレッドの製造方法に関するものである。
本明細書において百分率は、微生物の生残率を除き、特に断りのない限り重量による値であり、ビフィドバクテリウム(Bifidobacterium)に属する微生物をビフィズス菌、ビフィズス菌を乾燥粉末化したものをビフィズス菌末、ビフィズス菌以外の乳酸菌類を乳酸菌、乳酸菌を乾燥粉末化したものを乳酸菌末と記載することがある。
【0002】
【従来の技術】
欧州及びアメリカを中心に独特な酸味と豊富な風味を持ったサワーブレッドは世界に広く普及しているパンである。これらサワーブレッドは従来より伝統的なサワー種の発酵パン種を継代しながら使用し製造されており、各パン屋又は製造メーカーの独自の技術として伝えられており、誰もが容易に良好な風味のサワーブレッドを製造することは困難であった。また、各パン屋又は製造メーカーでさえも、サワー種の管理が難しく安定なスターター活性を維持する事に多大な注意を払うことが必要とされ、注意を怠ると全く異なる風味のサワーブレッドが製造されることがあった。このように良好で毎回同じ風味のサワーブレッドを簡単かつ安定に製造することは、パン屋又はパン製造メーカーにとって大きな課題であった。
従来から、これらの問題を解決するために、サワー種の調製方法及びサワー種用乳酸菌の栄養培地(特許第3118761号)等の技術が開発されていた。
【0003】
また、有用な腸内細菌の一つであるビフィズス菌の生理学的意義については多数の報告があり、腸内において乳酸、酢酸等の有機酸を生産し、かつ有害菌の増殖を抑制する作用、ビタミンの産生、免疫力の賦活化等が明らかにされている(光岡知足編著、「ビフィズス菌の研究」、財団法人日本ビフィズス菌センター、1994年)。このようなビフィズス菌の培養物をパンに適用し、風味改良を行うこと(特開平8−187072号)等が知られていた。
しかしながら、これらの従来技術には、次に記載するとおりの不都合があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
従来技術のサワー種の調製方法では、サワー種の継代培養が必要である点で従来と変わりなく、サワー種を慎重に管理しなければならず、一定の風味を有するサワーブレッドを誰もが簡便かつ安定に製造することは困難であるとの問題点を有していた。また、一層風味の良好なサワーブレッドの製造方法が求められていた。なお、従来、ビフィズス菌の培養物をパンに添加し、発酵を行うことなしに、風味を改良することは知られていたが、パン発酵生地にビフィズス菌を添加し、その生地中で発酵させることにより、風味の良好なサワーブレッドが製造できることは、一切知られていなかった。ましてや、ビフィズス菌と特定の乳酸菌を組み合わせてパン発酵生地を発酵させることにより、一層風味の優良なサワーブレッドが製造できることは、全く知られていなかった。
【0005】
本発明は前記事情に鑑みてなされたものであり、ビフィズス菌によりパン発酵生地を発酵した風味の良好なサワーブレッドの簡便な製造方法を提供することを課題とする。
更に、ビフィズス菌と特定の乳酸菌を組み合わせてパン発酵生地を発酵した一層風味の優良なサワーブレッドの簡便な製造方法を提供することを課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明者らは、前記従来技術に鑑みて、風味が良好で、誰もが簡便に製造できるサワーブレッドの製造方法を開発すべく、鋭意研究を行った。
その結果、パン発酵生地にビフィズス菌を添加して発酵することを特徴とするサワーブレッドの製造方法が、風味が良好で、誰もが簡便に製造できるサワーブレッドの製造方法であることを見い出し、本発明を完成した。
【0007】
前記課題を解決する本発明は、パン発酵生地にビフィズス菌を添加して発酵することを特徴とするサワーブレッドの製造方法であり、パン発酵生地にビフィズス菌及び乳酸菌を添加して発酵すること(以下、態様1と記載する。)、パン発酵生地に添加するビフィズス菌又は乳酸菌が乾燥粉末状態であること(以下、態様2と記載する。)、パン発酵生地に少なくとも乾燥重量比率として4〜12%の脱脂粉乳を添加すること(以下、態様3と記載する。)、並びに乳酸菌がラクトバシラス・ラムノサス(Lactobacillus rhamnosus)及び/又はラクトバシラス・プランタラム(Lactobacillus plantarum)であること(以下、態様4と記載する。)を望ましい態様としてもいる。
【0008】
【発明の実施の形態】
次に、本発明について詳細に説明する。
本発明に使用されるパン発酵生地原料は、通常のサワーブレッドの生地であって、フランスパン用粉等の小麦粉、ライ麦粉、塩、イースト、水等によって構成される。生地原料として、全粉乳、生乳等の乳製品を使用することもできる。
【0009】
本発明に使用されるビフィズス菌は、ビフィドバクテリウム(Bifidobacterium)属に属する微生物であり、例えば、ビフィドバクテリウム・ロングム(Bifidobacterium longum)、ビフィドバクテリウム・インファンチス(Bifidobacterium infantis)、ビフィドバクテリウム・アドレッセンティス(Bifidobacterium adolescentis)、ビフィドバクテリウム・ブレ−ベ(Bifidobacterium breve)等であり、いずれも市販品(例えば、森永乳業社製等)又は寄託機関から容易に入手することができる菌株である。
【0010】
パン発酵生地の発酵は、前記生地原料にビフィズス菌を添加して、常法により混合・混練し、15℃〜35℃で発酵することにより行われる。一層好ましくは、一部の生地原料にビフィズス菌を添加して、混合・混練し、25〜33℃で8〜24時間発酵させ、更に、この発酵物に生地原料を加えて混合・混練する本捏後に60分間以上の発酵を行うことが好ましい。
【0011】
また、本発明の態様1で使用される乳酸菌は、一般に乳酸菌に分類されている微生物であり、例えばラクトバシラス(Lactobacillus)属に属する微生物、ストレプトコッカス(Streptococcus)属に属する微生物、ラクトコッカス(Lactococcus)属に属する微生物、エンテロコッカス(Enterococcus)属に属する微生物であり、いずれも市販品(例えば、森永乳業社製等)又は寄託機関から容易に入手することができる菌株である。一層好ましくは、本発明の態様4に示すとおり、乳酸菌がラクトバシラス・ラムノサス及び/又はラクトバシラス・プランタラムであることが、一層風味の優良なサワーブレッドが製造できることから、好ましい。尚、乳酸菌として、ラクトバシラス・ラムノサス又はラクトバシラス・プランタラムに他の乳酸菌[ラクトバシラス・サンフランシセス(Lactobacillus sanfransices)、エンテロコッカス・フェシウム(Enterococcus faecium)、エンテロコッカス・フェカーリス(Enterococcus faecalis)、ラクトコッカス・ダイアセチルラクチス(Lactococcus diacetyrlactis)等]を組み合わせて使用してもよい。
【0012】
更に、本発明の態様2に示すとおり、ビフィズス菌又は乳酸菌を乾燥粉末状態で使用することが、サワーブレッドを簡便かつ品質を安定して製造することができることから、好ましい。尚、ビフィズス菌又は乳酸菌の乾燥粉末は、ビフィズス菌又は乳酸菌をいずれも適当な培地で生育させ、遠心分離等により分離し、蔗糖等の凍結乾燥保護剤と混合し、凍結乾燥し、乾燥品を粉砕し、必要ならばデキストリン、ブドウ糖、澱粉等の適当な倍散剤と混合してビフィズス乾燥菌末又は乳酸菌乾燥菌末として得られる。また、ビフィズス乾燥菌末又は乳酸菌乾燥菌末の保存性を改良するために、乾燥したコーンスターチ、デキストリン、でんぷん等を添加することができる。
【0013】
また、本発明の態様3に示すとおり、パン発酵生地に少なくとも乾燥重量比率として4〜12%の脱脂粉乳を添加することが、ビフィズス菌又は乳酸菌の増殖が促進され、サワーブレッドの風味が一層改善されることから、好ましい。
【0014】
本発明の態様3に使用する脱脂粉乳は、生乳から乳脂肪を取り除いて製造したスキムミルクをスプレードライヤー等を用いて乾燥させたものであり、簡便には市販品(例えば、森永乳業社製等)を使用できる。
【0015】
次に実施例を示して本発明を更に詳細に説明するが、本発明は以下の実施例に限定されるものではない。
【0016】
【実施例】
実施例1
フランスパン用粉(東京製粉社製)4kg、ライ麦粉(東京製粉社製)1kg、ブドウ糖(日本食品加工社製)100g、脱脂粉乳(森永乳業社製)500g、サフインスタントイースト(フランスザッフル社製。生菌数1.6×1010個/g)25g、塩(塩事業センター製)10g、ビフィドバクテリウム・ロングム乾燥菌末(森永乳業社製。生菌数8.0×1010個/g)4g、ラクトバシラス・ラムノサス乾燥菌末(森永乳業社製。生菌数5.0×1010個/g)6g、及び水3.3kgをミキサー(カール・ウェルカー社製)を使用して十分に混合・混練した後、33℃の発酵室に入れ、8時間発酵させた。
【0017】
発酵後、フランス用粉(東京製粉社製)5kg、塩(塩事業センター製)150g、ブドウ糖(日本食品加工社製)100g、モルト(日仏商事販売)40g、サフインスタントイースト(フランスザッフル社製。生菌数1.6×1010個/g)27g、及び水3.5kgを加え、ミキサーで6分間、混練した。混練された生地は30℃で100分間発酵させた後、1個当たり300gづつ分割し、30分間室温で放置した。生地はさらに成形後、27℃で90分間発酵させた後、生地の最上部を剃刀で切りめを入れた後、210℃のオーブンで30分間の焼成を行い、15kgのサワーブレッドを製造した。
得られたサワーブレッドは酸味、発酵臭及び風味が共に良好であった。
【0018】
実施例2
フランスパン用粉(東京製粉社製)4kg、ライ麦粉(東京製粉社製)1kg、ブドウ糖(日本食品加工社製)150g、脱脂粉乳(森永乳業社製)800g、サフインスタントイースト(フランスザッフル社製。生菌数1.6×1010個/g)45g、塩(塩事業センター製)40g、ビフィドバクテリウム・ブレーベ乾燥菌末(森永乳業社製。生菌数1.0×1011個/g)8g、ラクトバシラス・ラムノサス乾燥菌末(森永乳業社製。生菌数5.0×1010個/g)32g、ラクトバシラス・プランタラム乾燥菌末(森永乳業社製。生菌数5.0×1010個/g)20g、及び水3.2kgをミキサー(カール・ウェルカー社製)を用いて十分に混合・混練した後、30℃の発酵室に入れ、10時間発酵させた。
【0019】
発酵後、フランス用粉(東京製粉社製)5kg、塩(塩事業センター製)190g、ブドウ糖(日本食品加工社製)200g、砂糖(日本食品加工)20g、サフインスタントイースト(フランスザッフル社製。生菌数1.6×1010個/g)10g、及び水3.2kgを加え、ミキサーで6分間、混練した。混練された生地は30℃で90分間発酵させた後、1個当たり400gづつ分割し、30分間室温で放置した。生地はさらに成形後、30℃で60分間発酵させた後、生地の最上部を剃刀で切りめを入れた後、210℃のオーブンで35分間の焼成を行い、15kgのサワーブレッドを製造した。
得られたサワーブレッドは酸味、発酵臭及び風味が共に良好であった。
【0020】
実施例3
フランスパン用粉(東京製粉社製)4kg、ライ麦粉(東京製粉社製)1kg、ブドウ糖(日本食品加工社製)100g、脱脂粉乳(森永乳業社製)1kg、サフインスタントイースト(フランスザッフル社製。生菌数1.6×1010個/g)50g、塩(塩事業センター製)30g、ビフィドバクテリウム・ロングム乾燥菌末(森永乳業社製。生菌数8.0×1010個/g)0.4g、ラクトバシラス・プランタラム乾燥菌末(森永乳業社製。生菌数5.0×1010個/g)0.6g、及び水3kgをミキサー(カール・ウェルカー社製)を用いて十分に混合・混練した後、25℃の発酵室に入れ、24時間発酵させた。
【0021】
発酵後、フランス用粉(東京製粉社製)5kg、塩(塩事業センター製)150g、ブドウ糖(日本食品加工社製)20g、モルト(日仏商事販売)10g、サフインスタントイースト(フランスザッフル社製。生菌数1.6×1010個/g)20g、及び水3.2kgを加え、ミキサーで6分間、混練した。混練された生地は25℃で150分間発酵させた後、1個当たり200gづつ分割し、30分間室温で放置した。生地はさらに成形後、33℃で50分間発酵させた後、生地の最上部を剃刀で切りめを入れた後、210℃のオーブンで25分間の焼成を行い、15kgのサワーブレッドを製造した。
得られたサワーブレッドは酸味、発酵臭及び風味が共に良好であった。
【0022】
実施例4
フランスパン用粉(東京製粉社製)4kg、ライ麦粉(東京製粉社製)1kg、ブドウ糖(日本食品加工社製)100g、脱脂粉乳(森永乳業社製)400g、サフインスタントイースト(フランスザッフル社製。生菌数1.6×1010個/g)40g、塩(塩事業センター製)30g、ビフィドバクテリウム・ロングム乾燥菌末(森永乳業社製。生菌数8.0×1010個/g)2g、ラクトバシラス・ラムノサス乾燥菌末(森永乳業社製。生菌数5.0×1010個/g)4g、ラクトバシラス・プランタラム乾燥菌末(森永乳業社製。生菌数5.0×1010個/g)2g、及び水3.4kgをミキサー(カール・ウェルカー社製)を用いて十分に混合・混練した後、28℃の発酵室に入れ、15時間発酵させた。
【0023】
発酵後、フランス用粉(東京製粉社製)5kg、塩(塩事業センター製)170g、ブドウ糖(日本食品加工社製)100g、モルト(日仏商事販売)20g、サフインスタントイースト(フランスザッフル社製。生菌数1.6×1010個/g)10g、及び水3.7kgを加え、ミキサーで6分間、混練した。混練された生地は28℃で120分間発酵させた後、1個当たり300gづつ分割し、30分間室温で放置した。生地はさらに成形後、30℃で70分間発酵させた後、生地の最上部を剃刀で切りめを入れた後、210℃のオーブンで30分間の焼成を行い、15kgのサワーブレッドを製造した。
得られたサワーブレッドは酸味、発酵臭及び風味が共に良好であった。
【0024】
【発明の効果】
以上詳記したとおり、本発明は、パン発酵生地にビフィズス菌を添加して発酵することを特徴とするサワーブレッドの製造方法に関するものであり、本発明により奏せられる効果は次のとおりである。
(1)風味豊かで十分な酸味を有するサワーブレッドを製造できる。特に、ビフィズス菌を利用することにより、豊潤な風味を有するサワーブレッドを製造することが可能となる。
(2)製造されたサワーブレッド中にビフィズス菌又は乳酸菌の発酵代謝産物が含まれており健康に良いパンが得られる。
(3)乾燥菌末を使用することにより、サワー種の育種及び管理等の作業を行うことなしに、いつでも簡便にサワーブレッドを製造することができる。また、サワー種を継代する上で発生する雑菌のコンタミネーションの危険性を排除することが可能となる。
(4)乾燥菌末を使用することにより、いつでも同じ風味のサワーブレッドを製造することが可能となり、製造ロット間の風味の差を少なくでき、サワーブレッドを品質を安定して製造することができる。
(5)パン発酵生地に少なくとも乾燥重量比率として4〜12%の脱脂粉乳を添加することにより、ビフィズス菌又は乳酸菌の増殖が促進され、サワーブレッドの風味が一層改善される。
(6)ビフィズス菌と特定の乳酸菌を組み合わせてパン発酵生地を発酵させることにより、一層風味の優良なサワーブレッドが製造できる。

Claims (5)

  1. パン発酵生地にビフィズス菌を添加して発酵することを特徴とするサワーブレッドの製造方法。
  2. パン発酵生地にビフィズス菌及び乳酸菌を添加して発酵することを特徴とする請求項1に記載のサワーブレッドの製造方法。
  3. パン発酵生地に添加するビフィズス菌又は乳酸菌が乾燥粉末状態であることを特徴とする請求項1又は2に記載のサワーブレッドの製造方法。
  4. パン発酵生地に少なくとも乾燥重量比率として4〜12%の脱脂粉乳を添加することを特徴とする請求項1乃至3に記載のサワーブレッドの製造方法。
  5. 乳酸菌がラクトバシラス・ラムノサス(Lactobacillus rhamnosus)及び/又はラクトバシラス・プランタラム(Lactobacillus plantarum)であることを特徴とする請求項2乃至4に記載のサワーブレッドの製造方法。
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