JP2005227090A - 水素濃度検出装置及び水素濃度検出方法 - Google Patents

水素濃度検出装置及び水素濃度検出方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 検出精度の高い水素濃度検出方法を提供する。
【解決手段】 本発明の水素濃度検出方法は、水素濃度により第一の電気的物理量が変化する第一の発熱抵抗体、並びに気体の流れ方向において第一の発熱抵抗体と隣り合い、水素濃度に対して第二の電気的物理量が第一の電気的物理量と同様に変化する第二の発熱抵抗体を用い、第一の電気的物理量と第二の電気的物理量とに基づいて水素濃度を検出する方法であって、第一の電気的物理量及び第二の電気的物理量の一方を注目物理量としてその注目物理量の変化量を算出する変化量算出段階(S3)と、第一の電気的物理量と第二の電気的物理量との差に基づいて補正量を算出する補正量算出段階(S5)と、注目物理量の変化量と補正量との差に基づいて水素濃度を算出する濃度算出段階(S7)とを含む。
【選択図】 図1

Description

本発明は、水素濃度検出装置及び水素濃度検出方法に関する。
従来、空気に比べて水素が高い熱伝導率を持つことを利用して水素濃度を検出する水素濃度検出装置が知られている。
例えば特許文献1に開示の水素濃度検出装置では、サーミスタをそれぞれ内包した検出素子及び参照素子における抵抗値変化の差に基づいて水素濃度を検出している。
特開2003−130834号公報
しかし、特許文献1に開示の水素濃度検出装置では、検出素子の周辺に空気、水素等の気体の流れが生じると、検出素子の熱が奪われてその抵抗値が変化する。そのため、実際の水素濃度よりも高い値が検出されてしまうことになる。
本発明の目的は、検出精度の高い水素濃度検出装置並びに検出方法を提供することにある。
請求項1〜20に記載の発明によると、第一及び第二の発熱抵抗体において水素濃度により変化する第一及び第二の電気的物理量は、第一及び第二の発熱抵抗体周辺の気体流れによっても変化する。そのため、第一及び第二の電気的物理量が変化するとき各々の変化量には、水素濃度による変化分と気体流れによる変化分とが含まれることがある。第一及び第二の発熱抵抗体は気体の流れ方向において隣り合い、また第一及び第二の電気的物理量は水素濃度に対して同様に変化するので、第一及び第二の電気的物理量の間で、水素濃度による変化分には差が生じないが、気体流れによる変化分には差が生じる。このことから、各電気物理量の変化量のうち気体流れによる変化分を第一及び第二の電気的物理量の差に基づいて割り出すことができる。
以上説明した原理により請求項1〜20に記載の発明では、第一及び第二の電気的物理量の一方である注目物理量の変化量のうち気体流れによる変化分を、第一及び第二の電気的物理量の差に基づく補正量として算出できる。この補正量と注目物理量の変化量との差は実質的に水素濃度による変化分を表すことになるので、当該差に基づいて水素濃度を精確に算出できる。このように請求項1〜20に記載の発明によれば、水素濃度の検出精度を高めることが可能となる。
尚、第一の電気的物理量及び第二の電気的物理量は、例えば請求項2,12に記載の発明のように消費電力値であってもよいし、請求項3,13に記載の発明のように抵抗値であってもよい。
請求項4,14に記載の発明によると、第一及び第二の発熱抵抗体の周辺における水素濃度及び気体流れが実質的に0となる基準時の注目物理量と濃度検出時の注目物理量との偏差を注目物理量の変化量とするので、当該変化量の零点は基準時の注目物理量となる。基準時の注目物理量については、例えば第一及び第二の発熱抵抗体を備えた装置の工場出荷前等、前もって精確に知ることが可能であるため、当該基準時の注目物理量を零点として注目物理量の変化量を精確に割り出すことができる。
第一及び第二の電気的物理量は、第一及び第二の発熱抵抗体の周辺温度(以下、単に周辺温度という)によって変化し易い。
そこで請求項5,15に記載の発明では、基準時の注目物理量を周辺温度に基づいて変化させるので、当該基準時の注目物理量を零点とする注目物理量の変化量には周辺温度の変化に起因する誤差が生じ難くなる。また、請求項6,16に記載の発明では、水素濃度の補正量を第一及び第二の電気的物理量の差及び周辺温度に基づいて算出するので、算出される補正量には周辺温度の変化に起因する誤差が生じ難くなる。またさらに、請求項7,17に記載の発明では、水素濃度を注目物理量の変化量と補正量との差及び周辺温度に基づいて算出するので、算出される水素濃度には周辺温度の変化に起因する誤差が生じ難くなる。
請求項8,18に記載では、温度検出抵抗体において変化する抵抗値に基づいて周辺温度を検出するが、当該温度検出抵抗体は第一及び第二の発熱抵抗体の一方と隣り合っているので、温度検出抵抗体の抵抗値から正しい周辺温度を割り出すことができる。
請求項9,19に記載の発明によると、第一及び第二の発熱抵抗体は、気体の流れ方向の軸線に垂直なストレート部を有するので、第一及び第二の電気的物理量が気体流れに対して敏感に変化する。これにより、気体流れに対する感度が向上する。
請求項10,20に記載の発明によると、メンブレンに第一及び第二の発熱抵抗体が内包されるので、気体流れ以外の要因によって第一及び第二の電気的物理量に差が生じることを防止できる。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
本発明の一実施形態による水素濃度検出装置を図2に示す。水素濃度検出装置1は、水素燃料自動車のエンジンルーム又は車室に設置され、エンジンルーム又は車室への水素の漏れ濃度を検出する。水素濃度検出装置1は、感知部2、通電制御部30及び演算制御部50を備えている。
図3及び図4に示すように感知部2は、ハウジング4、基体11、メンブレン12、発熱抵抗体14,15、温度検出抵抗体16等から構成されている。
ハウジング4には、基体11を収容固定するための収容凹部5と、気体をエンジンルーム又は車室からメンブレン12上に導入した後、排出する流路6とが設けられている。
基体11は単結晶シリコンで概ね平板状に形成されている。基体11は、板厚方向に貫通する空洞20を有している。空洞20は一方の開口21をハウジング4の収容凹部5の底壁により閉塞され、凹部を構成している。空洞20の他方の開口22は、薄膜状のメンブレン12により覆われている。流路6を通じてハウジング4内に導入された気体は、メンブレン12の基体11とは反対側を流路6に沿って流通する。尚、図3及び図4において、矢印Xは気体流れの順方向を示し、矢印Yは気体流れの逆方向を示している。
メンブレン12は、マイクロマシン技術によって積層したシリコン酸化膜24とシリコン窒化膜25とから構成されている。メンブレン12のシリコン酸化膜24側は基体11の開口22の外周側に固着されている。メンブレン12は、発熱抵抗体14,15をシリコン酸化膜24とシリコン窒化膜25との間に挟み込むようにして開口22上に内包している。これによりメンブレン12は、発熱抵抗体14,15を相互に断熱する断熱材として機能し、また発熱抵抗体14,15の保護膜として機能する。メンブレン12はさらに、温度検出抵抗体16をシリコン酸化膜24とシリコン窒化膜25との間に挟み込むようにして内包している。
発熱抵抗体14,15及び温度検出抵抗体16は、Pt膜等の金属膜のパターニングによって形成されている。気体流れの順方向Xにおいて、温度検出抵抗体16、発熱抵抗体14、発熱抵抗体15がこの順で配置されている。それにより気体の流れ方向X,Yにおいて、温度検出抵抗体16と発熱抵抗体14とが隣り合っていると共に、発熱抵抗体14と発熱抵抗体15とが隣り合っている。互いに同じ仕様とされる発熱抵抗体14,15は、それぞれ六箇所で屈曲する蛇行形状を呈しており、気体の流れ方向X,Yの軸線に垂直なストレート部14a,15aをそれぞれ四つずつ形成している。四つのストレート部14aの間隔、四つのストレート部15aの間隔、並びに隣り合うストレート部14a,15aの間隔(即ち発熱抵抗体14,15の間隔)は、例えば1mm以下に設定される。温度検出抵抗体16は、二箇所で屈曲するコ字状を呈しており、気体の流れ方向X,Yの軸線に垂直なストレート部16aを二つ形成している。二つのストレート部16aの間隔、並びに隣り合うストレート部16a,14aの間隔(即ち温度検出抵抗体16と発熱抵抗体14との間隔)は、例えば1mm以下に設定される。
図2に示す通電制御部30は電気回路で構成され、発熱抵抗体14,15及び温度検出抵抗体16と電気的に接続されている。通電制御部30は発熱抵抗体14,15及び温度検出抵抗体16に通電し、その通電状態を制御する。
具体的に通電制御部30は、発熱抵抗体14,15の発熱温度が一定となるように、それら各抵抗体14,15の抵抗値を一定に保つフィードバック制御を行う。このとき本実施形態の通電制御部30では、発熱抵抗体14,15の各消費電力値W,Wが抵抗体周辺の水素濃度に対して同様に変化するように、発熱抵抗体14,15の各抵抗値を互いに同じ値に保持する。それにより、発熱抵抗体14,15の周辺において気体流れが実質的に0となるときには、各消費電力値W,Wと水素濃度との相関関係が一致することとなる。
上述した通電制御部30によるフィードバック制御の結果、発熱抵抗体14,15の各消費電力値W,Wは次のように変化する。
発熱抵抗体14,15の周辺において水素濃度及び気体流れが実質的に0となるときには、図5(A)に示すように、発熱抵抗体14,15の各消費電力値W,Wが互いにほぼ同じ基準値Wとなる。
発熱抵抗体14,15の周辺において水素濃度が実質的に0となると共に気体が流れるときには、図5(B)に示すように、発熱抵抗体14,15の各消費電力値W,Wが基準値Wより大きく且つ互いに異なる値となる。このとき、気体が順方向Xに流れている場合には、図5(B)に示すように、上流側の発熱抵抗体14の消費電力値Wが下流側の発熱抵抗体15の消費電力値Wより大きくなる。一方、気体が逆方向Yに流れている場合には、上流側の発熱抵抗体15の消費電力値Wが下流側の発熱抵抗体14の消費電力値Wより大きくなる。そしていずれの場合でも、発熱抵抗体14,15の各消費電力値W,Wと基準値Wとの偏差で表される各消費電力値W,Wの変化量C,Cは、気体流れによる変化分のみとなる。
発熱抵抗体14,15の周辺において水素濃度が0より大きくなると共に気体流れが実質的に0となるときには、図6(A)に示すように、発熱抵抗体14,15の各消費電力値W,Wが基準値Wより大きく且つ互いにほぼ同じ値となる。このとき、発熱抵抗体14,15における各消費電力値W,Wの変化量C,Cは、水素濃度による変化分のみとなる。
発熱抵抗体14,15の周辺において水素濃度が0より大きくなると共に気体が流れるときには、図6(B)に示すように、発熱抵抗体14,15の各消費電力値W,Wが基準値Wより大きく且つ互いに異なる値となる。このとき、気体が順方向Xに流れている場合には、図6(B)に示すように、上流側の発熱抵抗体14の消費電力値Wが下流側の発熱抵抗体15の消費電力値Wより大きくなる。一方、気体が逆方向Yに流れている場合には、上流側の発熱抵抗体15の消費電力値Wが下流側の発熱抵抗体14の消費電力値Wより大きくなる。そしていずれの場合でも、発熱抵抗体14,15における各消費電力値W,Wの変化量C,Cは、水素濃度による変化分に気体流れによる変化分を加えた量となる。ここで各消費電力値W,Wの変化量C,Cは、図6(B)に示すように、水素濃度による変化分に差がなく、気体流れによる変化分に差が出るため、互いに相違する。
また、通電制御部30では、演算制御部50から指令信号を受信したとき、一定の電圧又は一定の電流を温度検出抵抗体16に供給する。これにより、温度検出抵抗体16の周辺温度Tに応じて温度検出抵抗体16の抵抗値Rが変化する。尚、本実施形態では、温度検出抵抗体16が発熱抵抗体14,15に近接しているので、温度検出抵抗体16の周辺温度Tは発熱抵抗体14,15の周辺温度と実質的に一致する。
「濃度検出手段」としての演算制御部50は、図2に示すように、CPU51、ROM52及びRAM53を有するマイクロコンピュータを主体に構成されている。演算制御部50は通電制御部30に電気的に接続されており、発熱抵抗体14,15の消費電力値W,W及び温度検出抵抗体16の抵抗値Rをそれぞれ表す信号を通電制御部30から受信する。演算制御部50は、ROM52に記憶されている検出プログラムをCPU51により実行することで、抵抗値Rに基づいた周辺温度Tの検出と、その周辺温度T及び消費電力値W,Wに基づいた水素濃度の検出とを行う。このとき、消費電力値W,W、周辺温度T等が随時RAM53に記憶される。
ここで、CPU51が検出プログラムを実行することにより演算制御部50が順次実施する各ステップを、図1のフローチャートに従って詳細に説明する。
まず、ステップS1では、通電制御部30に指令信号を与えることで温度検出抵抗体16に通電した後、抵抗値Rを表す信号を通電制御部30から受信する。さらにステップS1では、受信信号が表す抵抗値Rに基づき周辺温度Tを算出し、その算出した周辺温度TをRAM53に記憶する。演算制御部50のうち本ステップS1を実施する部分と温度検出抵抗体16と通電制御部30とが「温度検出手段」に相当し、本ステップS1が「温度検出段階」に相当する。
ステップS2では、通電制御部30に指令信号を与えることで、消費電力値W,Wを表す各信号を通電制御部30から受信し、各受信信号が表す消費電力値W,WをRAM53に記憶する。
ステップS3では、一方の消費電力値Wに注目してその消費電力値Wと基準値Wとの偏差、即ち消費電力値Wの変化量Cを算出する。このとき本実施形態では、基準値Wについて周辺温度Tに応じて変化させる。尚、基準値Wと周辺温度Tとの相関関係については、装置1の工場出荷前等に予め測定され、マップ形式又は関数形式でROM52に記憶されている。ステップS3ではさらに、算出した変化量CをRAM53に記憶する。演算制御部50のうち本ステップS3を実施する部分が「変化量算出手段」に相当し、本ステップS3が「変化量算出段階」に相当する。
ステップS4では、消費電力値W,Wの差δを算出し、その算出した差δをRAM53に記憶する。
ステップS5では、補正量Cとして、消費電力値Wの変化量Cのうち気体流れによる変化分を消費電力値W,Wの差δに基づき推定算出する。このとき本実施形態では、差δに比例するように補正量Cを算出するが、その比例係数については周辺温度Tに応じて変化させる。尚、差δと周辺温度Tと補正量Cとの相関関係については、予めマップ形式又は関数形式でROM52に記憶されている。ステップS5ではさらに、算出した補正量CをRAM53に記憶する。演算制御部50のうち本ステップS5を実施する部分が「補正量算出手段」に相当し、本ステップS5が「補正量算出段階」に相当する。
ステップS6では、消費電力値Wの変化量Cと補正量Cとの差δを算出し、その算出した差δをRAM53に記憶する。
ステップS7では、消費電力値Wの変化量Cと補正量Cとの差δに基づいて水素濃度Dを算出する。このとき本実施形態では、差δに比例するように水素濃度Dを算出するが、その比例係数については周辺温度Tに応じて変化させる。尚、差δと周辺温度Tと算出水素濃度Dとの相関関係については、予めマップ形式又は関数形式でROM52に記憶されている。演算制御部50のうち本ステップS7を実施する部分が「濃度算出手段」に相当し、本ステップS7が「濃度算出段階」に相当する。
以上のようにして水素濃度検出が行われる本実施形態では、ステップS3,S5,S6,S7で算出される値C,C,δ,Dが次のように変化する。
発熱抵抗体14,15の周辺において水素濃度及び気体流れが実質的に0となるときには、消費電力値Wの変化量C及び補正量Cが0となり、それらC,Cの差δも0となる。したがって、差δに比例する水素濃度Dは0となる。
発熱抵抗体14,15の周辺において水素濃度が実質的に0となると共に気体が流れるときには、消費電力値Wの変化量Cが気体流れによる変化分のみとなり、補正量Cと一致するため、それらC,Cの差δが0となる。したがって、差δに比例する水素濃度Dは0となる。
発熱抵抗体14,15の周辺において水素濃度が0より大きくなると共に気体流れが実質的に0となるときには、消費電力値Wの変化量Cが水素濃度の変化分のみとなる一方、補正量Cは0となるため、それらC,Cの差δは水素濃度による変化分に一致する。したがって、差δに比例する水素濃度Dは実際の濃度を精確に表したものとなる。
発熱抵抗体14,15の周辺において水素濃度が0より大きくなると共に気体が流れるときには、消費電力値Wの変化量Cが水素濃度による変化分と気体流れによる変化分との和になる。そのため、変化量Cと補正量Cとの差δは、変化量Cから気体流れによる変化分が除かれた量となり、水素濃度による変化分と一致する。したがって、差δに比例する水素濃度Dは実際の濃度を精確に表したものとなる。
このように本実施形態では、発熱抵抗体14,15の周辺に気体の流れが生じても、その気体流れによる影響を省かれた水素濃度Dが得られる。
また、ステップS3,S5,S7では、周辺温度Tを加味して値C,C,Dを算出することで、周辺温度Tの変化に起因した誤差が値C,C,Dに生じることを回避している。そのため、周辺温度Tの変化による影響を省かれた水素濃度Dが得られる。
さらに、発熱抵抗体14,15は気体の流れ方向X,Yの軸線に垂直なストレート部14a,15aを有しているため、各抵抗体14,15の消費電力値W,Wは気体の流れに対して敏感に変化する。これによりステップS5において、気体流れによる変化分としての補正量Cを精確に得ることができるので、気体流れによる影響を十分に省いた水素濃度Dが得られる。
またさらに、メンブレン12は発熱抵抗体14,15を相互断熱並びに保護する機能を有しているため、抵抗体14,15間の熱的な相互作用や衝撃等、気体流れ以外の要因によって発熱抵抗体14,15の消費電力値W,Wに差が生じることを防止できる。これにより、抵抗体14,15間の熱的な相互作用や衝撃等による影響を省かれた水素濃度Dが得られる。
以上、本実施形態によれば、水素濃度の高い検出精度を実現できる。
尚、上述した実施形態では、発熱抵抗体14,15の各抵抗値を一定且つ互いに同じに保持し、発熱抵抗体14,15の各消費電力値W,Wに基づいて水素濃度を検出している。これに対し、発熱抵抗体14,15の各消費電力値W,Wを一定且つ互いに同じに保持し、発熱抵抗体14,15の各抵抗値に基づいて水素濃度を検出するようにしてもよい。
また、上述した実施形態では、発熱抵抗体14,15及び温度検出抵抗体16をPt膜等の金属膜で形成しているが、それら各抵抗体14,15,16をポリシリコン膜等の半導体膜で形成してもよい。
さらに、上述した実施形態では、発熱抵抗体14と隣り合うように温度検出抵抗体16を設けている。これに対し、発熱抵抗体15と隣り合うように温度検出抵抗体16を設けてもよい。
またさらに、上述した実施形態では、温度検出抵抗体16によって周辺温度Tを感知しているが、それ以外の公知の温度センサによって周辺温度Tを感知するようにしてもよい。
さらにまた、上述した実施形態のステップS3,S5,S7では、周辺温度Tを加味して値C,C,Dを算出しているが、値C,C,Dのうち少なくとも一つを周辺温度Tとは無関係に算出してもよい。ここで、値C,C,Dの全てについて周辺温度Tとは無関係に算出する場合には、温度検出抵抗体16あるいはそれに代わる温度センサを設ける必要はない。
加えて、上述した実施形態の変形例を図7に示すように、メンブレン12において発熱抵抗体14,15の周囲となる箇所を厚さ方向に貫通させた少なくとも一つの貫通窓60を通じ、空洞20のない基体11に薬品を作用させる等して、基体11の流路6側のおもて面62側から空洞20を形成するようにしてもよい。このとき、図7に示すように、基体11を貫通しないでおもて面62側のみに開口する空洞20を形成することができる。またさらに、別の変形例を図8に示すように、基体11に薬品を作用させる等して形成した多孔質部70を空洞20の代わりに設けてもよい。
さらに加えて、上述した実施形態のステップS3では、発熱抵抗体14の消費電力値Wに注目し、その消費電力値Wと基準値Wとの偏差を消費電力値Wの変化量Cとして算出している。これに対しステップS3では、発熱抵抗体15の消費電力値Wに注目し、その消費電力値Wと基準値Wとの偏差を消費電力値Wの変化量Cとして算出してもよい。この場合、ステップS5において、消費電力値Wの変化量Cのうち気体流れによる変化分を消費電力値W,Wの差δに基づき推定算出して補正量Cと定め、ステップS6において消費電力値Wの変化量Cと補正量Cとの差δを算出する。
またさらに加えて、上述した実施形態では、水素燃料自動車においてエンジンルーム又は車室への水素の漏れ濃度を検出する水素濃度検出装置1に本発明を適用した例について説明した。これに対し、水素燃料自動車において燃料電池への水素の供給濃度を検出する水素濃度検出装置に本発明を適用してもよいし、水素燃料自動車において外部への水素の排出濃度を検出する水素濃度検出装置に本発明を適用してもよい。あるいは、水素燃料自動車以外に設置されて水素濃度を検出する水素濃度検出装置に本発明を適用してもよい。
本発明の一実施形態による水素濃度検出装置の作動を説明するためのフローチャートである。 本発明の一実施形態による水素濃度検出装置の構成を示すブロック図である。 本発明の一実施形態による感知部を示す縦断面図である。 本発明の一実施形態による感知部を示す横断面図である。 本発明の一実施形態による水素濃度検出装置の作動を説明するためのグラフである。 本発明の一実施形態による水素濃度検出装置の作動を説明するためのグラフである。 本発明の一実施形態の変形例による感知部を示す縦断面図(A)及び横断面図(B)である。 本発明の一実施形態の変形例による感知部を示す縦断面図である。
符号の説明
1 水素濃度検出装置、2 感知部、4 ハウジング、5 収容凹部、6 流路、11 基体、12 メンブレン、14,15 発熱抵抗体、14a,15a ストレート部、16 温度検出抵抗体(温度検出手段)、20 空洞、22 開口、30 通電制御部(温度検出手段)、50 演算制御部(濃度検出手段,変化量算出手段,補正量算出段階,濃度算出手段,温度検出手段)

Claims (20)

  1. 水素濃度により第一の電気的物理量が変化する第一の発熱抵抗体と、
    気体の流れ方向において前記第一の発熱抵抗体と隣り合い、水素濃度に対して第二の電気的物理量が前記第一の電気的物理量と同様に変化する第二の発熱抵抗体と、
    前記第一の電気的物理量と前記第二の電気的物理量とに基づいて水素濃度を検出する濃度検出手段とを備え、
    前記濃度検出手段は、前記第一の電気的物理量及び前記第二の電気的物理量の一方を注目物理量としてその注目物理量の変化量を算出する変化量算出手段、前記第一の電気的物理量と前記第二の電気的物理量との差に基づいて補正量を算出する補正量算出手段、並びに前記変化量と前記補正量との差に基づいて水素濃度を算出する濃度算出手段を有することを特徴とする水素濃度検出装置。
  2. 前記第一の電気的物理量及び前記第二の電気的物理量は消費電力値であることを特徴とする請求項1に記載の水素濃度検出装置。
  3. 前記第一の電気的物理量及び前記第二の電気的物理量は抵抗値であることを特徴とする請求項1に記載の水素濃度検出装置。
  4. 前記変化量算出手段は、前記第一の発熱抵抗体及び前記第二の発熱抵抗体の周辺における水素濃度及び気体流れが実質的に0となる基準時の前記注目物理量と濃度検出時の前記注目物理量との偏差を前記変化量とすることを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の水素濃度検出装置。
  5. 前記第一の発熱抵抗体及び前記第二の発熱抵抗体の周辺温度を検出する温度検出手段を備え、
    前記変化量算出手段は、前記基準時の前記注目物理量を前記周辺温度に基づいて変化させることを特徴とする請求項4に記載の水素濃度検出装置。
  6. 前記第一の発熱抵抗体及び前記第二の発熱抵抗体の周辺温度を検出する温度検出手段を備え、
    前記補正量算出手段は、前記補正量を前記第一の電気的物理量と前記第二の電気的物理量との差及び前記周辺温度に基づいて算出することを特徴とする請求項1〜5のいずれか一項に記載の水素濃度検出装置。
  7. 前記第一の発熱抵抗体及び前記第二の発熱抵抗体の周辺温度を検出する温度検出手段を備え、
    前記濃度算出手段は、水素濃度を前記変化量と前記補正量との差及び前記周辺温度に基づいて算出することを特徴とする請求項1〜6のいずれか一項に記載の水素濃度検出装置。
  8. 前記温度検出手段は、前記第一の発熱抵抗体及び前記第二の発熱抵抗体の一方と隣り合う温度検出抵抗体を有し、その温度検出抵抗体において変化する抵抗値に基づいて前記周辺温度を検出することを特徴とする請求項5〜7のいずれか一項に記載の水素濃度検出装置。
  9. 前記第一の発熱抵抗体及び前記第二の発熱抵抗体は、気体の流れ方向の軸線に垂直なストレート部を有することを特徴とする請求項1〜8のいずれか一項に記載の水素濃度検出装置。

  10. 前記第一の発熱抵抗体及び前記第二の発熱抵抗体を内包するメンブレンを備えることを特徴とする請求項1〜9のいずれか一項に記載の水素濃度検出装置。
  11. 水素濃度により第一の電気的物理量が変化する第一の発熱抵抗体、並びに気体の流れ方向において前記第一の発熱抵抗体と隣り合い、水素濃度に対して第二の電気的物理量が前記第一の電気的物理量と同様に変化する第二の発熱抵抗体を用い、前記第一の電気的物理量と前記第二の電気的物理量とに基づいて水素濃度を検出する水素濃度検出方法であって、
    前記第一の電気的物理量及び前記第二の電気的物理量の一方を注目物理量としてその注目物理量の変化量を算出する変化量算出段階と、
    前記第一の電気的物理量と前記第二の電気的物理量との差に基づいて補正量を算出する補正量算出段階と、
    前記変化量と前記補正量との差に基づいて水素濃度を算出する濃度算出段階とを含むことを特徴とする水素濃度検出方法。
  12. 前記第一の電気的物理量及び前記第二の電気的物理量は消費電力値であることを特徴とする請求項11に記載の水素濃度検出方法。
  13. 前記第一の電気的物理量及び前記第二の電気的物理量は抵抗値であることを特徴とする請求項11に記載の水素濃度検出方法。
  14. 前記変化量算出段階において、前記第一の発熱抵抗体及び前記第二の発熱抵抗体の周辺における水素濃度及び気体流れが実質的に0となる基準時の前記注目物理量と濃度検出時の前記注目物理量との偏差を前記変化量とすることを特徴とする請求項11〜13のいずれか一項に記載の水素濃度検出方法。
  15. 前記第一の発熱抵抗体及び前記第二の発熱抵抗体の周辺温度を検出する温度検出段階を含み、
    前記変化量算出段階において、前記基準時の前記注目物理量を前記周辺温度に基づいて変化させることを特徴とする請求項14に記載の水素濃度検出方法。
  16. 前記第一の発熱抵抗体及び前記第二の発熱抵抗体の周辺温度を検出する温度検出段階を含み、
    前記補正量算出段階において、前記補正量を前記第一の電気的物理量と前記第二の電気的物理量との差及び前記周辺温度に基づいて算出することを特徴とする請求項11〜15のいずれか一項に記載の水素濃度検出方法。
  17. 前記第一の発熱抵抗体及び前記第二の発熱抵抗体の周辺温度を検出する温度検出段階を含み、
    前記濃度算出段階において、水素濃度を前記変化量と前記補正量との差及び前記周辺温度に基づいて算出することを特徴とする請求項11〜16のいずれか一項に記載の水素濃度検出方法。
  18. 前記温度検出段階において、前記第一の発熱抵抗体及び前記第二の発熱抵抗体の一方と隣り合う温度検出抵抗体を用い、その温度検出抵抗体において変化する抵抗値に基づいて前記周辺温度を検出することを特徴とする請求項15〜17のいずれか一項に記載の水素濃度検出方法。
  19. 気体の流れ方向の軸線に垂直なストレート部を有する前記第一の発熱抵抗体及び前記第二の発熱抵抗体を用いることを特徴とする請求項11〜18のいずれか一項に記載の水素濃度検出方法。
  20. メンブレンに内包された前記第一の発熱抵抗体及び前記第二の発熱抵抗体を用いることを特徴とする請求項11〜19のいずれか一項に記載の水素濃度検出方法。
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