JP2005227057A - テスト回路 - Google Patents

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Abstract

【課題】 簡易な構成で高性能かつ安価なテスト回路を提供する。
【解決手段】 このテスト回路では、判定回路13は、被測定デバイスのアナログ信号ANSの波形の傾斜部分のタイミングが規格範囲内にあるかどうかを判定するファンクションテストを行なう。ADC4は、アナログ信号ANSの電位が基準電位VOL,VOHの範囲内にある場合に限定してAD変換を行なう。解析部6は、ADC4からのデジタルデータを解析し、アナログ信号ANSの波形の傾斜状態を評価する傾斜波形テストを行なう。したがって、大容量の記憶回路を必要とせずに、デバイスのアナログ信号ANSの波形の傾斜部分を任意の振幅電圧の範囲内において任意の数に分割された電圧レンジでAD変換することができる。また、比較判定部3によるファンクションテストと、解析部6による傾斜波形テストとを並列して行なうことができる。
【選択図】 図1

Description

この発明は、テスト回路に関し、特に、デバイスのアナログ信号の特性の解析および評価を行なうテスト回路に関する。
アナログ回路を混載した半導体デバイスのテストを行なうために、半導体デバイスの出力アナログ信号の特性を高速かつ高精度に評価できるテスト回路が必要とされている。システムLSIのテスト方法としては、たとえば、システムLSIのチップ内部にテスト回路を内蔵するBIST(Built-In Self-Test)や、LSIテスタのロード・ボード上にアナログ信号のテスト回路を設けるBOST(Built-Out Self-Test)などがある。
しかし、デバイスのアナログ信号の特性を高速かつ高精度に評価するためには、高価なAD変換器を必要としていた。また、任意の信号波形を得るために常時データを取込む必要があるため、大容量の記憶回路を必要としていた。
下記の特許文献1には、アナログ入力信号(繰返し信号)に対して電圧レンジを分割してデジタル化し、そのデータを表示装置上に重ね書きすることにより、使用するAD変換器の分解能以上の測定分解能を実現する波形測定装置が開示されている。
また、下記の特許文献2には、周期性信号に含まれるジッタをリアルタイムに測定するジッタ測定装置が開示されている。
特開平5−119064号公報 特開2000−292469号公報
以上のように、従来のテスト回路では、デバイスのアナログ信号の特性を高速かつ高精度に評価するためには、高価なAD変換器が必要であった。また、データを常時取込むために大容量の記憶回路が必要であった。
それゆえに、この発明の主たる目的は、簡易な構成で高性能かつ安価なテスト回路を提供することである。
この発明に係るテスト回路は、デバイスのアナログ信号の特性を評価するテスト回路であって、デバイスのアナログ信号の電位が予め定められた範囲内にある場合は第1の信号を出力し、デバイスのアナログ信号の電位が予め定められた範囲内にはない場合は第2の信号を出力するコンパレータと、パルス信号列であるタイミング信号を生成するタイミング発生器と、タイミング信号に同期して動作し、コンパレータの出力信号と予め定められた期待値データとが一致するかどうかを判定する判定回路と、クロック信号を生成するクロック発生回路と、コンパレータの出力信号を受け、第1の信号に応答してクロック発生回路からのクロック信号を通過させて出力し、第2の信号に応答してクロック発生回路からのクロック信号を遮断する論理回路と、論理回路の出力信号に同期して動作し、デバイスのアナログ信号をデジタルデータに変換して出力するアナログデジタル変換器と、アナログデジタル変換器からのデジタルデータを解析する解析部とを備えたものである。ここで、判定回路は、アナログ信号の波形の傾斜部分のタイミングが予め定められた範囲内にあるかどうかを判定するファンクションテストを行ない、解析部は、アナログ信号の波形の傾斜状態を評価する傾斜波形テストを行なう。
この発明に係るテスト回路では、デバイスのアナログ信号の電位が予め定められた範囲内にある場合は第1の信号を出力し、デバイスのアナログ信号の電位が予め定められた範囲内にはない場合は第2の信号を出力するコンパレータと、パルス信号列であるタイミング信号を生成するタイミング発生器と、タイミング信号に同期して動作し、コンパレータの出力信号と予め定められた期待値データとが一致するかどうかを判定する判定回路と、クロック信号を生成するクロック発生回路と、コンパレータの出力信号を受け、第1の信号に応答してクロック発生回路からのクロック信号を通過させて出力し、第2の信号に応答してクロック発生回路からのクロック信号を遮断する論理回路と、論理回路の出力信号に同期して動作し、デバイスのアナログ信号をデジタルデータに変換して出力するアナログデジタル変換器と、アナログデジタル変換器からのデジタルデータを解析する解析部とが設けられる。判定回路は、アナログ信号の波形の傾斜部分のタイミングが予め定められた範囲内にあるかどうかを判定するファンクションテストを行ない、解析部は、アナログ信号の波形の傾斜状態を評価する傾斜波形テストを行なう。したがって、大容量の記憶回路を必要とせずに、デバイスのアナログ信号の波形の傾斜部分を任意の振幅電圧の範囲内において任意の数に分割された電圧レンジでAD変換することができる。また、ファンクションテストと傾斜波形テストとを並列して行なうことができる。このため、簡易な構成で高性能かつ安価なテスト回路が実現できる。
実施の形態1.
図1は、この発明の実施の形態1によるテスト回路の概略構成を示すブロック図である。図1において、このテスト回路は、ウィンドウコンパレータ1、タイミング発生器2、比較判定部3、解析部6、AD変換器(以下、ADCと称する)4、パターン発生部5および制御部7を備える。
ウィンドウコンパレータ1は、コンパレータ11,12を含む。比較判定部3は、判定回路13、発振回路14および論理回路15を含む。パターン発生部5は、アドレス発生部16およびパターンメモリ17を含む。
コンパレータ11は、被測定デバイスのアナログ信号ANSの電位と基準電位VOHとを比較し、アナログ信号ANSの電位が基準電位VOHよりも低い場合は出力信号WCS1を「H」レベルにし、アナログ信号ANSの電位が基準電位VOHよりも高い場合は出力信号WCS1を「L」レベルにする。コンパレータ12は、被測定デバイスのアナログ信号ANSの電位と基準電位VOL(<VOH)とを比較し、アナログ信号ANSの電位が基準電位VOLよりも低い場合は出力信号WCS2を「L」レベルにし、アナログ信号ANSの電位が基準電位VOLよりも高い場合は出力信号WCS2を「H」レベルにする。このようにして、ウィンドウコンパレータ1によって、被測定デバイスのアナログ信号ANSの電位が基準電位VOLから基準電位VOHまでの範囲内にあるかどうかが判定される。なお、基準電位VOH,VOLは、アナログ信号ANSの電圧レベルに応じて、予め任意の値に設定される。
タイミング発生器2は、パルス信号列であるタイミング信号TISを生成する。判定回路13は、タイミング発生器2からのタイミング信号TISに同期して動作し、予め記憶された期待値データとコンパレータ11,12の出力信号WCS1,WCS2とを比較する。この判定回路13は、比較結果が同じ場合は出力エラー信号ERR1を非活性化レベルにし、比較結果が異なる場合は出力エラー信号ERR1を活性化レベルにする。このように、判定回路13は、アナログ信号ANSの波形の傾斜部分のタイミングが規格範囲内にあるかどうかを判定するファンクションテストを行なう。
発振回路14は、所定周期のパルス信号列であるクロック信号CLKを生成する。論理回路15は、コンパレータ11,12の出力信号WCS1,WCS2がともに「H」レベルである場合は、発振回路14からのクロック信号CLKをAD変換スタート信号ADSSとしてADC4に伝達する。しかし、コンパレータ11,12の出力信号WCS1,WCS2のうち少なくとも一方が「L」レベルである場合は、発振回路14からのクロック信号CLKをADC4に伝達せず、出力AD変換スタート信号ADSSを非活性化レベルの「L」レベルにする。論理回路15は、さらに、被測定デバイスから入力されたアナログ信号ANSの波形が立上がり部分であるか立下がり部分であるかを識別するための識別信号DCSを生成する。この識別信号DCSは、コンパレータ11,12の出力信号WCS1,WCS2がともに「H」レベルにされたことに応じて、その論理レベルが切換えられる。すなわち、アナログ信号ANSの波形の立上がり部分において「H」レベルにされ、アナログ信号ANSの波形の立下がり部分において「L」レベルにされる。
ADC4は、論理回路15からのAD変換スタート信号ADSSおよび識別信号DCSに基づいて、アナログ信号ANSをAD変換して複数のデジタルデータDIGD−1〜DIGD−n(ただし、nは任意の自然数)を生成する。このADC4は、AD変換スタート信号ADSSのパルスに応答してAD変換を行なう。また、ADC4は、論理回路15からのAD変換スタート信号ADSSおよび識別信号DCSをアドレス発生部16に伝達する。
アドレス発生部16は、ADC4からのAD変換スタート信号ADSSおよび識別信号DCSに基づいてアドレス信号ADDを生成する。このアドレス信号ADDは、AD変換スタート信号ADSSのパルスに応答して、そのアドレスが切換えられる。
パターンメモリ17は、アドレス発生部16からのアドレス信号ADDに応答して、それぞれアドレス信号ADDによって示されるアドレスに対応した複数の期待値パターンデータPTD−1〜PTD−nを出力する。これらの期待値パターンデータPTD−1〜PTD−nは、パターンメモリ17に予め記憶される。
解析部6は、ADC4からのデジタルデータDIGD−1〜DIGD−nの解析を行なう。この解析部6は、ADC4からのデジタルデータDIGD−1〜DIGD−nと、パターンメモリ17からの期待値パターンデータPTD−1〜PTD−nとを比較し、各デジタルデータDIGD−1〜DIGD−nがそれぞれ対応する期待値パターンデータPTD−1〜PTD−nによって定められる範囲内にある場合は、出力エラー信号ERR2を非活性化レベルにする。一方、各デジタルデータDIGD−1〜DIGD−nがそれぞれ対応する期待値パターンデータPTD−1〜PTD−nによって定められる範囲内にない場合は出力エラー信号ERR2を活性化レベルにする。このように、解析部6は、アナログ信号ANSの波形の傾斜状態を評価する傾斜波形テストを行なう。
制御部7は、比較判定部3および解析部6からのエラー信号ERR1,ERR2に基づいて、テスト回路の動作を制御する。たとえば、エラー信号ERR1が非活性化レベルである場合は比較判定部3を動作させ、エラー信号ERR1が活性化レベルである場合は比較判定部3の動作を停止させる。また、エラー信号ERR2が非活性化レベルである場合は解析部6およびパターン発生部5を動作させ、エラー信号ERR2が活性化レベルである場合は解析部6およびパターン発生部5の動作を停止させる。
次に、図1に示したテスト回路の動作について説明する。図2は、図1に示したテスト回路の動作を説明するためのタイムチャートである。図2を参照して、被測定デバイスのアナログ信号ANSは、矩形波に近い高速のアナログ信号である。
時刻t1よりも前の時刻において、コンパレータ11は、アナログ信号ANSの電位が基準電位VOHよりも低いことに応じて、出力信号WCS1を「H」レベルにする。コンパレータ12は、アナログ信号ANSの電位が基準電位VOLよりも低いことに応じて、出力信号WCS2を「L」レベルにする。論理回路15は、コンパレータ11,12からの信号WCS1,WCS2のうちの一方が「L」レベルであることに応じて、出力AD変換スタート信号ADSSを非活性化レベルの「L」レベルにするとともに、出力識別信号DCSを「L」レベルにする。
時刻t1において、アナログ信号ANSの電位が基準電位VOLよりも高くなったことに応じて、コンパレータ12は出力信号WCS2を「H」レベルに立上げる。論理回路15は、コンパレータ11,12の出力信号WCS1,WCS2がともに「H」レベルになったことに応じて、発振回路14からのクロック信号CLKをAD変換スタート信号ADSSとしてADC4に伝達するとともに、出力識別信号DCSを「H」レベルに立上げる。
時刻t2において、アナログ信号ANSの電位が基準電位VOHよりも高くなったことに応じて、コンパレータ11は出力信号WCS1を「L」レベルに立下げる。これに応じて、論理回路15は、出力AD変換スタート信号ADSSを非活性化レベルの「L」レベルに固定する。
図3は、図2に示した時刻t1から時刻t2までの期間におけるテスト回路の動作を説明するためのタイムチャートである。図3を参照して、ADC4は、AD変換スタート信号ADSSに同期して、7つのデジタルデータDIGD−1〜DIGD−7を生成する。アドレス発生部16は、AD変換スタート信号ADSSのパルスに応答して、アドレス信号ADDのアドレスを切換える。パターン発生部17は、アドレス信号ADDに応答し、それぞれ7つのデジタルデータDIGD−1〜DIGD−7に対応する7つの期待値パターンデータPTD−1〜PTD−7を生成する。
時刻t1において、AD変換スタート信号ADSSが「H」レベルに立上げられる。これに応じて、ADC4はデジタルデータDIGD−1(“00001”=基準電位VOL)を生成し、アドレス発生部16はアドレス信号ADDのアドレスを切換える。パターンメモリ17は、アドレス信号ADDによって示されるアドレスに対応した期待値パターンデータPTD−1(“00000”,“00010”)を生成する。解析部6は、デジタルデータDIGD−1(“00001”)が期待値パターンデータPTD−1(“00000”,“00010”)の範囲内にあることに応じて、出力エラー信号ERR2を非活性化レベルにする。
時刻t11において、AD変換スタート信号ADSSが再び「H」レベルに立上げられる。これに応じて、ADC4はデジタルデータDIGD−2(“00010”)を生成し、アドレス発生部16はアドレス信号ADDのアドレスを切換える。パターンメモリ17は、アドレス信号ADDによって示されるアドレスに対応した期待値パターンデータPTD−2(“00001”,“00011”)を生成する。解析部6は、デジタルデータDIGD−2(“00010”)が期待値パターンデータPTD−2(“00001”,“00011”)によって定められる範囲内にあることに応じて、出力エラー信号ERR2を非活性化レベルにする。
時刻t12から時刻t16までの期間においても、同様に、AD変換スタート信号ADSSに同期してデジタルデータDIGD−3(“00011”)〜DIGD−7(“01111”=基準電位VOH)および期待値パターンデータPTD−3(“00010”,“00100”)〜PTD−7(“00101”,“10001”)が生成される。また、解析部6は、各デジタルデータDIGD−3(“00011”)〜DIGD−7(“01111”)がそれぞれ対応する期待値パターンデータPTD−3(“00010”,“00100”)〜PTD−7(“00101”,“10001”)によって定められる範囲内にあるかどうかを判定し、判定結果に応じたエラー信号ERR2を出力する。
なお、ここでは、時刻t1から時刻t2までの期間において、基準電位VOL〜VOHの範囲内で電圧レンジが7つ(“00001”〜“011111”)に分割される場合について説明したが、任意の基準電位VOL〜VOHの範囲内で任意の数に分割された電圧レンジでAD変換を行なうことができる。
図2に戻って、時刻t3において、アナログ信号ANSの電位が基準電位VOHよりも低くなったことに応じて、コンパレータ11は出力信号WCS1を「H」レベルに立上げる。論理回路15は、コンパレータ11,12の出力信号WCS1,WCS2がともに「H」レベルになったことに応じて、発振回路14からのクロック信号CLKをAD変換スタート信号ADSSとしてADC4に伝達するとともに、識別信号DCSを「L」レベルに立下げる。
時刻t4において、アナログ信号ANSの電位が基準電位VOLよりも低くなったことに応じて、コンパレータ12は出力信号WCS2を「L」レベルに立下げる。これに応じて、論理回路15は、出力AD変換スタート信号ADSSを非活性化レベルの「L」レベルにする。
時刻t3から時刻t4までの期間において、時刻t1から時刻t2までの期間と同様に、AD変換スタート信号ADSSに同期してデジタルデータDIGD−1〜DIGD−nおよび期待値パターンデータPTD−1〜PTD−nが生成される。また、解析部6は、各デジタルデータDIGD−1〜DIGD−nがそれぞれ対応する期待値パターンデータPTD−1〜PTD−nの範囲内にあるかどうかを比較判定し、判定結果に応じたエラー信号ERR2を出力する。
以上のように、この実施の形態1では、被測定デバイスのアナログ信号ANSを、任意の基準電位VOL,VOHによって定められる振幅電圧において、任意の数に分割された電圧レンジでAD変換を行なうことができる。これにより、傾斜したアナログ信号波形の過渡状態を含めた高精度な評価および解析が可能となる。また、アナログ信号の波形の傾斜した立上がり部分および立下がり部分に限定してAD変換を行なうため、大容量のメモリを必要としない。さらに、比較判定部3の内部に発振回路14を設けたことによって、比較判定部3によるファンクションテストと、解析部6による傾斜波形テストとを並列して行なうことができる。したがって、簡易な構成で高性能かつ安価なテスト回路が実現できる。
なお、このテスト回路は、たとえば、システムLSIのチップに内蔵(BIST)されても、LSIテスタのロード・ボード上に設置(BOST)されてもよい。
実施の形態2.
図4は、この発明の実施の形態2によるテスト回路の概略構成を示すブロック図であって、図1と対比される図である。図4のテスト回路を参照して、図1のテスト回路と異なる点は、比較判定部3が比較判定部21で置換されている点である。比較判定部3の発振回路14は、比較判定部21においてカウンタ22、記憶回路23および遅延回路24で置換されている。なお、図4において、図1と対応する部分においては同一符号を付し、その詳細説明を省略する。
カウンタ22は、タイミング発生器2からのタイミング信号TISのパルスの立上がりエッジをカウントし、そのカウント数をカウントデータNUM(1)〜NUM(n−1)として出力する(ただし、nは任意の自然数)。記憶回路23は、それぞれカウンタ22からのカウントデータNUM(1)〜NUM(n−1)に応じて、遅延データDLT(1)〜DLT(n−1)を出力する。この記憶回路23には、それぞれカウントデータNUM(1)〜NUM(n−1)に対応した遅延時間を示す遅延データDLT(1)〜DLT(n−1)が予め記憶される。
遅延回路24は、タイミング発生器2からのタイミング信号TISを受け、記憶回路23からの遅延データDLT(1)〜DLT(n−1)によって指示された遅延時間だけタイミング信号TISを遅延させた遅延信号DLSを出力する。
次に、図4に示したテスト回路の動作について説明する。図5は、図4に示したテスト回路の動作を説明するためのタイムチャートである。図5を参照して、被測定デバイスのアナログ信号ANSの波形の立上がり部分に注目する。
アナログ信号ANSの電位は、「L」レベルから上昇して時刻t21において基準電位VOLよりも高くなり、時刻t23において基準電位VOHよりも高くなる。この時刻t21から時刻t23までの期間において、論理回路15は、遅延回路24からの遅延信号DLSをAD変換スタート信号ADSSとして出力する。
タイミング発生器2は、所定周期のパルス信号列であるタイミング信号TISを生成する。このタイミング信号TISは、時刻t22において「H」レベルに立上げられる。時刻t21と時刻t22との間隔はT0である。遅延回路24は、アナログ信号ANSの波形の1周期目の立上がり部分に対応して、タイミング信号TISをそのまま遅延信号DLSとして出力する。すなわち、遅延信号DLSは、時刻t22において「H」レベルに立上げられるパルスを有する。
カウンタ22は、時刻t22におけるタイミング信号TISの立上がりエッジをカウントし、カウントデータNUM(1)を出力する。記憶回路23は、カウントデータNUM(1)に対応した遅延時間T1を示す遅延データDLT(1)を出力する。
アナログ信号ANSの波形の2周期目の立上がり部分に注目すると、アナログ信号ANSの電位は、「L」レベルから上昇して時刻t24において基準電位VOLよりも高くなり、時刻t27において基準電位VOHよりも高くなる。この時刻t24から時刻t27までの期間において、論理回路15は、遅延回路24からの遅延信号DLSをAD変換スタート信号ADSSとして出力する。
タイミング信号TISは、時刻t25において「H」レベルに立上げられる。時刻t24と時刻t25との間隔はT0である。遅延回路24は、アナログ信号ANSの波形の2周期目の立上がり部分に対応して、タイミング信号TISを遅延時間T1だけ遅延させた信号を遅延信号DLSとして出力する。すなわち、遅延信号DLSは、時刻t25よりも時間T1だけ遅い時刻t26において「H」レベルに立上げられるパルスを有する。
カウンタ22は、時刻t25におけるタイミング信号TISの立上がりエッジをカウントし、カウントデータNUM(2)を出力する。記憶回路23は、カウントデータNUM(2)に対応した遅延時間T2を示す遅延データDLT(2)を出力する。図示しないが、アナログ信号ANSの波形の3周期目の立上がり部分に対応して、タイミング信号TISを遅延時間T2だけ遅延させた信号が遅延信号DLSとして出力される。
このように、アナログ信号ANSの波形の1周期目〜(n−1)周期目の立上がり部分に対応して、カウンタ22はカウントデータNUM(1)〜NUM(n−1)を出力する。記憶回路23は、それぞれカウントデータNUM(1)〜NUM(n−1)に対応した遅延時間T1〜T(n−1)を示す遅延データDLT(1)〜DLT(n−1)を出力する。遅延回路24は、アナログ信号ANSの波形の2周期目〜n周期目の立上がり部分に対応して、タイミング信号TISを遅延時間T1〜T(n−1)だけ遅延させた信号を遅延信号DLSとして出力する。
図6は、図5に示したアナログ信号ANSの波形の立上がり部分におけるテスト回路の動作を説明するためのタイムチャートであって、図3と対比される図である。図6のタイムチャートを参照して、図3のタイムチャートと異なる点は時間軸の目盛りである。
図5および図6に示した時刻t22において、アナログ信号ANSの波形の1周期目の立上がり部分に対応するAD変換スタート信号ADSSのパルスに応じて、ADC4はデジタルデータDIGD−1(“00001”=基準電位VOL)を生成する。また、パターン発生部5は、期待値パターンデータPTD−1(“00000”,“00010”)を生成する。解析部6は、デジタルデータDIGD−1(“00001”)が期待値パターンデータPTD−1(“00000”,“00010”)によって定められる範囲内にあることに応じて、出力エラー信号ERR2を非活性化レベルにする。
図5および図6に示した時刻t26において、アナログ信号ANSの波形の2周期目の立上がり部分に対応するAD変換スタート信号ADSSのパルスに応じて、ADC4はデジタルデータDIGD−2(“00010”)を生成する。また、パターン発生部5は、期待値パターンデータPTD−2(“00001”,“00011”)を生成する。解析部6は、デジタルデータDIGD−2(“00010”)が期待値パターンデータPTD−2(“00001”,“00011”)によって定められる範囲内にあることに応じて、出力エラー信号ERR2を非活性化レベルにする。
このように、AD変換スタート信号ADSSに同期してデジタルデータDIGD−1〜DIGD−7および期待値パターンデータPTD−1〜PTD−7が生成される。また、解析部6は、各デジタルデータDIGD−1〜DIGD−7がそれぞれ対応する期待値パターンデータPTD−1〜PTD−7によって定められる範囲内にあるかどうかを判定し、判定結果に応じたエラー信号ERR2を出力する。この解析部6は、ADC4からのデジタルデータDIGD−1〜DIGD−7をマージすることによって、実施の形態1と同様に、アナログ信号ANSの波形の立上がり部分の評価および解析を行なうことができる。
なお、ここでは、基準電位VOL〜VOHの範囲内で電圧レンジが7つ(“00001”〜“011111”)に分割される場合について説明したが、任意の基準電位VOL〜VOHの範囲内で任意の数に分割された電圧レンジでAD変換を行なうことができる。
また、図示しないが、アナログ信号ANSの波形の立下がり部分においても立上がり部分と同様に動作し、同様の効果が得られる。
さらに、この実施の形態2では、タイミング発生器2からのタイミング信号TISに基づいてAD変換スタート信号ADSSが生成されるため、ADC4によるAD変換タイミングに再現性がある。これにより、アナログ信号ANSのジッタを測定することができる。図7は、アナログ信号ANSのジッタ測定の概念を説明するためのタイムチャートである。図7を参照して、同一条件でAD変換を再現したときに、アナログ信号ANSの波形の立上がり部分が実線波形から点線波形のようにずれた場合、解析部6によってそのジッタが解析される。
以上のように、この実施の形態2では、実施の形態1と同様に、簡易な構成で高性能かつ安価なテスト回路が実現できる。さらに、アナログ信号ANSのジッタを測定することができる。
実施の形態3.
図8は、この発明の実施の形態3によるテスト回路の概略構成を示すブロック図であって、図1と対比される図である。図8のテスト回路を参照して、図1のテスト回路と異なる点は、分割回路31が追加され、ADC4がADC32で置換され、解析部6がDSP(Digital Signal Processor)33で置換され、パターン発生部5が記憶回路34で置換されている点である。なお、図8において、図1と対応する部分においては同一符号を付し、その詳細説明を省略する。
図9は、図8に示した分割回路31の動作を説明するためのタイムチャートである。図9を参照して、この分割回路31は、比較判定部3からのAD変換スタート信号ADSSをそれぞれ位相の異なる複数のAD変換スタート信号ADSS−1〜ADSS−n(ただし、nは任意の自然数)に分割して出力する。
AD変換スタート信号ADSS−1は、アナログ信号ANSの波形の立上がり部分に対応するAD変換スタート信号ADSSの1個目のパルス、およびアナログ信号ANSの波形の立下がり部分に対応するAD変換スタート信号ADSSの1個目のパルスを有する。AD変換スタート信号ADSS−2は、アナログ信号ANSの波形の立上がり部分に対応するAD変換スタート信号ADSSの2個目のパルス、およびアナログ信号ANSの波形の立下がり部分に対応するAD変換スタート信号ADSSの2個目のパルスを有する。このように、AD変換スタート信号ADSS−nは、アナログ信号ANSの波形の立上がり部分に対応するAD変換スタート信号ADSSのn個目のパルス、およびアナログ信号ANSの波形の立下がり部分に対応するAD変換スタート信号ADSSのn個目のパルスを有する。
図8に戻って、ADC32は、n個のAD変換回路ADC−1〜ADC−nを含む。AD変換回路ADC−1〜ADC−nは、それぞれ分割回路31からのAD変換スタート信号ADSS−1〜ADSS−n、および比較判定部3からの識別信号DCSに基づいて、アナログ信号ANSをAD変換して複数のデジタルデータDIGD−1〜DIGD−nを生成する。また、AD変換回路ADC−1〜ADC−nは、分割回路31からのAD変換スタート信号ADSS−1〜ADSS−n、および比較判定部3からの識別信号DCSをDSP33に伝達する。なお、これらのAD変換回路ADC−1〜ADC−nには、図4のADC4に比べて安価で低速のAD変換回路を用いてもよい。
記憶回路34には、それぞれ複数のデジタルデータDIGD−1〜DIGD−nに対応する複数の期待値パターンデータPTD−1〜PTD−nが予め記憶される。さらに、DSP33からのデジタルデータDIGD−1〜DIGD−nを保持する機能を有し、DSP33に応答して記憶したデータを出力する。
DSP33は、ADC32からのAD変換スタート信号ADSS−1〜ADSS−nおよび識別信号DCSに基づいて、比較判定動作を行なう。このDSP33は、ADC32からのデジタルデータDIGD−1〜DIGD−nを時系列に取込み、記憶回路34に適宜書込む。ソフトウェア的な高速演算処理が可能なDSP33は、記憶回路34に記憶された期待値パターンデータPTD−1〜PTD−nおよびデジタルデータDIGD−1〜DIGD−nを適宜読出し、それぞれを比較する高速演算処理を行なう。このように、DSP33がデジタルデータDIGD−1〜DIGD−nに対して時系列にデータ解析を行なうことによって、アナログ信号ANSの波形の傾斜部分の線形性の判定を行なうことができる。また、各周期の同一のタイミングポイントにおけるデータを蓄積して、任意のタイミングポイントにおけるジッタ量を算出することができる。このように、アナログ信号ANSに対して、パルスを繰返す周期性のみならず、パルス幅、前後のパルスに注目したときの立上がり(立下がり)間のタイミング、いくつか離れたパルスとの関係など、任意のタイミングにおけるデータを解析することができ、利便性が向上する。
以上のように、実施の形態3では、実施の形態1と同様に、簡易な構成で高性能かつ安価なテスト回路が実現できる。さらに、安価なAD変換回路ADC−1〜ADC−nを用いることによって更なる低コスト化が図れる。
なお、図示しないが、比較判定部3に代わって、図4に示した比較判定部21を用いてもよい。この場合も、同様の効果が得られる。
また、DSP33および記憶回路34に代わって、図1に示した解析部6およびパターン発生部5を用いてもよい。この場合、安価なAD変換回路ADC−1〜ADC−nを用いることによって低コスト化が図れる。
実施の形態3の変更例.
図10は、この発明の実施の形態3の変更例によるテスト回路の概略構成を示すブロック図であって、図8と対比される図である。図10のテスト回路を参照して、図8のテスト回路と異なる点は、分割回路31が削除され、ADC32がADC41で置換されている点である。なお、図10において、図8と対応する部分においては同一符号を付し、その詳細説明を省略する。
ADC41は、n個のAD変換回路ADC−1〜ADC−nおよびオフセット電源OFFP−1〜OFFP−nを含む。オフセット電源OFFP−1〜OFFP−nは、それぞれ対応するAD変換回路ADC−1〜ADC−nに異なったオフセット電源電圧を与える。AD変換回路ADC−1〜ADC−nは、それぞれ対応するオフセット電源OFFP−1〜OFFP−nのオフセット電源電圧によって定められる電圧レンジでAD変換を行なう。AD変換回路ADC−1〜ADC−nは、それぞれ比較判定部3からのAD変換スタート信号ADSSおよび識別信号DCSに基づいて、アナログ信号ANSをAD変換して複数のデジタルデータDIGD−1〜DIGD−nを生成する。また、AD変換回路ADC−1〜ADC−nは、比較判定部3からのAD変換スタート信号ADSSおよび立下がり識別信号DCSをDSP33に伝達する。
図11は、図10に示したAD変換回路ADC−1〜ADC−nおよびオフセット電源OFFP−1〜OFFP−nの動作を説明するためのタイムチャートである。図10および図11を参照して、AD変換回路ADC−1は、オフセット電源OFFP−1からのオフセット電源電圧によって定められる電圧レンジ(VOL〜VOP1)において、アナログ信号ANSをAD変換してデジタルデータDIGD−1を生成する。AD変換回路ADC−2は、オフセット電源OFFP−2からのオフセット電源電圧によって定められる電圧レンジ(VOP1〜VOP2)において、アナログ信号ANSをAD変換してデジタルデータDIGD−2を生成する。同様に、AD変換回路ADC−nは、オフセット電源OFFP−nからのオフセット電源電圧によって定められる電圧レンジ(VOP(n−1)〜VOH)において、アナログ信号ANSをAD変換してデジタルデータDIGD−nを生成する。このように、任意の基準電位VOL〜VOHの範囲内において、電圧レンジが(n−1)個に分割される。
したがって、この実施の形態3の変更例では、被測定デバイスの出力アナログ信号ANSの電圧振幅が大きい場合でも、オフセット電源を用いて電圧レンジを任意の数に分割することによって高精度な評価および解析を行なうことができる。
なお、図示しないが、比較判定部3に代わって、図4に示した比較判定部21を用いてもよい。この場合も、同様の効果が得られる。
また、DSP33および記憶回路34に代わって、図1に示した解析部6およびパターン発生部5を用いてもよい。この場合も、同様の効果が得られる。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
この発明の実施の形態1によるテスト回路の概略構成を示すブロック図である。 図1に示したテスト回路の動作を説明するためのタイムチャートである。 図2に示した時刻t1から時刻t2までの期間におけるテスト回路の動作を説明するためのタイムチャートである。 この発明の実施の形態2によるテスト回路の概略構成を示すブロック図である。 図4に示したテスト回路の動作を説明するためのタイムチャートである。 図5に示したアナログ信号ANSの波形の立上がり部分におけるテスト回路の動作を説明するためのタイムチャートである。 アナログ信号ANSのジッタ測定の概念を説明するためのタイムチャートである。 この発明の実施の形態3によるテスト回路の概略構成を示すブロック図である。 図8に示した分割回路の動作を説明するためのタイムチャートである。 この発明の実施の形態3の変更例によるテスト回路の概略構成を示すブロック図である。 図10に示したAD変換回路ADC−1〜ADC−nおよびオフセット電源OFFP−1〜OFFP−nの動作を説明するためのタイムチャートである。
符号の説明
1 ウィンドウコンパレータ、2 タイミング発生器、3,21 比較判定部、4,32,41 ADC、5 パターン発生部、6 解析部、7 制御部、11,12 コンパレータ、13 判定回路、14 発振回路、15 論理回路、16 アドレス発生部、17 パターンメモリ、22 カウンタ、23 記憶回路、24 遅延回路、31 分割回路、33 DSP、34 記憶回路、ADC−1〜ADC−n AD変換回路、OFFP−1〜OFFP−n オフセット電源。

Claims (9)

  1. デバイスのアナログ信号の特性を評価するテスト回路であって、
    前記デバイスのアナログ信号の電位が予め定められた範囲内にある場合は第1の信号を出力し、前記デバイスのアナログ信号の電位が予め定められた範囲内にはない場合は第2の信号を出力するコンパレータ、
    パルス信号列であるタイミング信号を生成するタイミング発生器、
    前記タイミング信号に同期して動作し、前記コンパレータの出力信号と予め定められた期待値データとが一致するかどうかを判定する判定回路、
    クロック信号を生成するクロック発生回路、
    前記コンパレータの出力信号を受け、前記第1の信号に応答して前記クロック発生回路からのクロック信号を通過させて出力し、前記第2の信号に応答して前記クロック発生回路からのクロック信号を遮断する論理回路、
    前記論理回路の出力信号に同期して動作し、前記デバイスのアナログ信号をデジタルデータに変換して出力するアナログデジタル変換器、および
    前記アナログデジタル変換器からのデジタルデータを解析する解析部を備え、
    前記判定回路は、前記アナログ信号の波形の傾斜部分のタイミングが予め定められた範囲内にあるかどうかを判定するファンクションテストを行ない、
    前記解析部は、前記アナログ信号の波形の傾斜状態を評価する傾斜波形テストを行なう、テスト回路。
  2. 前記解析部は、
    前記アナログデジタル変換器から前記解析部に出力されるデジタルデータに対応した期待値パターンデータを生成するパターン発生部、および
    前記デジタルデータが前記期待値パターンデータによって定められる範囲内にあるかどうかを判定する副解析部を含む、請求項1に記載のテスト回路。
  3. 前記クロック発生回路は、所定周期のパルス信号列である前記クロック信号を生成する発振回路を含む、請求項1または請求項2に記載のテスト回路。
  4. 前記クロック発生回路は、
    前記タイミング発生器からのタイミング信号のパルス数をカウントして出力するカウンタ、および
    前記カウンタによってカウントされたパルス数に応じて遅延時間を定め、定められた遅延時間だけ前記タイミング信号を遅延させた信号を前記クロック信号として出力する遅延回路を含む、請求項1または請求項2に記載のテスト回路。
  5. 前記パターン発生部は、前記デジタルデータおよび前記期待値パターンデータを記憶する記憶回路を含み、
    前記副解析部は、前記記憶回路のデータの書込みおよび読出しを行なう演算処理部を含む、請求項2から請求項4までのいずれかに記載のテスト回路。
  6. さらに、前記論理回路からのクロック信号をそれぞれ位相の異なる複数のクロック信号に分割して出力する分割回路を備え、
    前記アナログデジタル変換器は、それぞれ前記複数のクロック信号に対応して設けられ、それぞれ対応する前記複数のクロック信号に同期して動作し、前記デバイスのアナログ信号をデジタルデータに変換して出力する前記複数のアナログデジタル変換回路を含む、請求項1から請求項5までのいずれかに記載のテスト回路。
  7. 前記アナログデジタル変換器は、
    それぞれ異なったオフセット電源電圧を有する複数のオフセット電源、および
    それぞれ前記複数のオフセット電源に対応して設けられ、それぞれ対応する前記複数のオフセット電源のオフセット電源電圧によって定められる電圧レンジにおいて、前記デバイスのアナログ信号をデジタルデータに変換して出力する前記複数のアナログデジタル変換回路を含む、請求項1から請求項5までのいずれかに記載のテスト回路。
  8. 前記テスト回路は、前記デバイスのチップに内蔵される、請求項1から請求項7までのいずれかに記載のテスト回路。
  9. 前記テスト回路は、前記デバイスの外部のテスタに設けられる、請求項1から請求項7までのいずれかに記載のテスト回路。
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