JP4703952B2 - Ic試験装置 - Google Patents

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Description

この発明は各種のIC(半導体デバイス)が正常に動作するか否かを試験するIC試験装置に関する。
図7にIC試験装置の全体の概要を示す。図中TESはIC試験装置の全体を示す。IC試験装置TESは主制御器100と、パターン発生器200、タイミング発生器300、波形フォーマッタ400、論理比較器500、ドライバDR、アナログ比較器CP、不良解析メモリ600、論理振幅基準電圧源700、比較基準電圧源800、デバイス電源900等により構成される。
主制御器100は一般にコンピュータシステムによって構成され、利用者が作成した試験プログラムに従ってパターン発生器200とタイミング発生器300を制御し、パターン発生器200から試験パターンデータを発生させ、この試験パターンデータを波形フォーマッタ400で実波形を持つ試験パターン信号に変換し、この試験パターン信号を論理振幅基準電圧源700で設定した振幅値を持った波形に電圧増幅するドライバDRを通じて被試験ICに印加し記録させる。
被試験ICから読み出した応答信号はアナログ比較器CPで比較基準電圧源800から与えられる基準電圧と比較し、所定の論理レベル(H論理の電圧、L論理の電圧)を持っているか否かを判定し、所定の論理レベルを持っていると判定した信号は論理比較器500でパターン発生器200から出力される期待値と比較し、期待値と不一致が発生した場合は、その読み出したアドレスのメモリセルに不良があるものと判定し、不良発生毎に不良解析メモリ600に不良アドレスを記録し、試験終了時点で例えば不良セルの救済が可能か否かを判定する。
ここで、タイミング発生器300はパターン発生器200から与えられるタイミング情報に従って被試験ICに与える試験パターン信号の発生周期と、試験パターン信号の波形の立上がりのタイミング及び立下りのタイミングを規定するタイミングと、論理比較器500で論理比較のタイミングを規定するストローブパルスのタイミングを発生する。
これらの各タイミングは利用者が作成した試験プログラムに記述され、利用者が意図したタイミングで被試験ICを動作させ、またその動作が正常か否かを試験できるように構成されている。
ここで、タイミング発生器300の内部の様子を説明する。図8は一般的なタイミング発生器の概略の構成を示す。タイミング発生器300は大きく分けると周期発生部310と遅延発生部320とによって構成される。
周期発生部310は図9Aに示すテスト周期t0を決定する周期信号RATEを発生し、各遅延発生部320に周期信号RATEを供給する。遅延発生部320は周期発生部310から与えられる周期信号RATEを基準位相と定め、被試験ICの各端子に与える試験パターン信号の立上りのタイミングt1及び立下りのタイミングt2(図9B)と、印加クロックの立上りのタイミングt3(図9C)と、被試験ICの応答出力信号(図9D)をサンプリングするためのストローブパルスSTRB(図9E)のタイミングt4のそれぞれを各個に決定する動作を実行する。
ところで、試験項目は種々存在するが、その中の一つに試験パターンの印加周期を例えば漸次短くなる方向に変化させ、動作を維持する最短周期を測定する項目がある。この試験により応答速度の速い、遅い、が判別され素子のグレードが決められる。
この試験を行なうには試験パターンの発生周期をわずかずつ変更する必要がある。従来のIC試験装置では試験開始時点で周期発生部310に試験で使用する周期データを予め送り込み、この周期データを周期データメモリに格納し、試験中はこの周期データメモリに格納した周期データを選択的に読み出し、この読み出された周期データを使って図9で説明したテスト周期t0と各タイミングt1、t2、t3、t4の発生を行なっている。
周期データメモリは被試験ICのピン毎に設けられるものであるから、周期データメモリの数は膨大であり、その各個に割当てられる記録量に制限があるため、多くの数の周期データを格納することはできない。格納できる周期データの数は一般的に8〜16個程度である。周期データの数に限界があるため、試験パターンの発生周期を漸次変化させて被試験ICの応答特性を試験するには周期データの数(種類)が不足することになる。このため、従来は周期データメモリに一時格納した周期データを使って試験を行ない、周期データメモリに格納した周期データを使い切ってしまった状態で一旦試験を中断し、周期データメモリに新たな周期データを送り込んで、続きの試験を行なっている。この結果、試験に時間が掛る欠点が生じる。
この欠点を理解するために、図10及び図11を用いて従来のIC試験装置に用いられている周期発生部310の内部の構成について説明する。
図10に示す200は試験パターンを発生するパターン発生器、20は周期発生部310を構成する周期データメモリ、30は整数周期発生手段、40は端数周期発生手段を示す。
パターン発生器200はここでは周期発生に着目して説明するから、試験パターンに係わる信号に関しては省略するが周期発生のためのスタート信号STAと、発生する周期を決定するためのタイミングセットデータTIMSとを発生する。タイミングセットデータTIMSは周期データメモリ20に入力され、この周期データメモリ20に格納されている複数の周期のデータの中から任意の周期データを選択して取り出す動作を実行する。
周期データメモリ20は基準クロックの整数倍の周期データを格納した整数周期データメモリ21と、基準クロックの周期より短い端数周期を格納した端数周期データメモリ22とを具備し、これら2つのメモリ21と22にタイミングセットデータTIMSを印加し、タイミングセットデータTIMSにより例えば16個のアドレス#0〜#15の中の任意のアドレスをアクセスし、そのアドレスに格納された周期データを読み出す。
整数周期データメモリ21から読み出された整数周期データINT(図11E)は整数周期発生手段30に設けられた加算器32を通じて一致検出器33の一方の入力端子に供給される。一致検出器33の他方の入力端子にはアップカウンタ31の計数値CON(図11に示すI)が入力される。アップカウンタ31は基準クロックRFCLK(図11A)を計数し、その計数値が整数周期データINT値N1と一致すると一致検出器33は、一致検出信号AGR(図11J)を出力する。この一致検出信号AGRの周期は基準クロックRFCLKの整数倍の周期を有し、整数周期データINTの数値N1と一致する。一致検出器33が一致検出信号を出力すると、その検出信号がフィードバックされてアップアカウンタ31をリセットする。
一方、端数周期データメモリ22から読み出された端数周期データFRA(図11F)は端数周期発生手段40に入力される。端数周期発生手段40では基準クロックRFCLKの周期より短い端数周期N2,2*N2,3*N3(図11K)を発生する。つまり、端数周期データFRAの数値がN2である場合、この数値N2が加算器41で前回の加算値に加算される。加算回数が初回の場合は0に加算されるから、初回の加算値はN2となる。加算動作はシステムクロックSYSCLKに同期して実行される。
端数周期データFRAの値を順次加算し、その加算値ADD1をデータ保持回路42に保持させ、整数周期発生手段30の一致検出信号AGRが出力される毎にデータ保持回路42に保持されている端数値の加算データADD1を読み出し、その端数値の加算値ADD1により可変遅延素子43の遅延量を制御することにより、一致検出信号AGRは整数倍の周期N1に端数値N2を加えた周期N1+N2(図11K)で出力される。
以上説明したように、従来のIC試験装置でパターン発生周期を変更するには、周期データメモリ20に格納している周期データの読み出しを変更しなければならない。周期データメモリ20に格納している周期データの種類で不足する場合は試験を一時中断し、中断している間に必要な周期データを周期データメモリ20に転送し、周期データメモリ20に格納している周期データを更新して試験を続けなくてはならない。この結果として試験に要する時間が長くなる欠点を持つ。
この発明の目的は周期データメモリに格納している周期データを更新しなくても、微少時間ずつ周期を変更する(この動作を以下ではスキャン動作と称する)ことができ、これにより被試験ICの応答速度に係わる試験を高速に実行することができるIC試験装置を提供しようとするものである。
この発明の請求項1では周期データメモリから読み出される周期データで設定される周期で試験パターンを被試験ICに印加し、被試験ICの動作を試験するIC試験装置において、減算時間設定手段と、この減算時間設定手段に設定した減算時間を周期データメモリから読み出した周期データから減算することを指示する減算指示信号と、この減算指示信号が出力される毎に減算時間設定部に設定された減算時間を周期データメモリから読み出した周期データから減算し、減算した周期データを周期発生手段に送り出し試験パターンの印加周期を減算時間に従って変化させる減算手段と、この減算手段の減算動作と同期して減算時間を積算し、その積算値を次回の減算値として減算手段に印加する積算手段とを設けたIC試験装置を提案する。
この発明の請求項2では請求項1記載のIC試験装置において、減算時間設定手段は周期データメモリに格納されていた周期データに対応付けされて複数設けられ、周期データメモリから読み出される周期データに対応した減算時間を、その周期データから減算する構成としたIC試験装置を提案する。
この発明の請求項3では請求項1又は2記載のIC試験装置において、周期データメモリに格納した周期データに対応付けしてカウンタが設けられ、このカウンタで周期データの使用頻度を計数する構成を具備しているIC試験装置を提案する。
この発明によれば減算時間設定手段に設定した減算時間を減算指示信号に従って周期データから減算し、その減算動作が複数回実行される場合、その実行毎に減算時間を積算し、その積算値を順次周期データから減算するから、周期データメモリから読み出す周期データを更新しなくても、自動的に周期データの値が減少する方向に変化し、序々に被試験ICに印加されるデータの印加周期を短くする方向に変化させることができる。従って、短時間に被試験ICの応答性を試験することができる。
減算時間設定手段を周期データメモリに格納されている周期データに対応付けして複数設け、この複数の減算時間設定手段に値が異なる。複数の減算時間を設定し、周期データメモリから読み出す周期データから各周期データに対応付けした減算時間を減算することにより、周期データ値に適した分解能で被試験ICの応答性を短時間に試験することができる。
図1及び図2にこの発明によるIC試験装置の一実施例を示す。図1は図10に示した周期発生部の構成を示し、図2はこの発明で新たに付加する減算値設定部分の構成を示す。図1で図10と異なる点は周期データメモリ20と整数周期発生手段30及び端数周期発生手段40との間に減算手段50を設けた構成とした点である。この減算手段50で図2に示す減算時間設定手段60に設定した減算時間を整数周期データ及び端数周期データから減算する。減算時間設定手段60に設定した減算時間は減算時間積算手段62で順次積算され、その積算された減算時間を周期データメモリ20から読み出した周期データから減算する。この結果、減算時間は序々に大きい値に変化し、この結果として被試験ICに与えられる試験パターンの印加周期は序々に短くなり、スキャン動作が実現される。
以下にこの発明の特徴とする部分の構成と動作を主に図2を用いて説明する。図1に示す周期データメモリ20に印加するタイミングセットデータTIMSは図2に示すデコーダ64に入力される。デコーダ64は例えば4ビットのタイミングセットデータを16ビットの順番を表わす信号に変換する。この順番を表わす信号によりゲートG0〜G15の何れか一つのゲートが開の状態に制御され、開の状態に制御されたゲートによって減算時間設定手段60に設定された減算時間が指定されて取り出される。
つまり、減算時間設定手段60は周期データメモリ20のアドレスの数に対応する数の設定部を具備し、各設定部に周期データメモリ20の各アドレスに格納した周期データに適した減算値を設定する。従って、周期データメモリ20から周期データを読み出す動作に加えてその周期データに適した減算値を減算時間設定手段60から選択して取り出す動作を実行する。
更に、この実施例では周期データが指定された場合に、その周期データに適した減算時間を指定して取り出す機能を付加した構成を具備する。65はその設定部を示す。設定部65に例えば16ビットの全てが0である「0,0,………0」を設定した場合は周期データメモリ20の先頭アドレス#0がアクセスされたとき一致検出器EX−0がイネーブルとなり、このときゲートG0が開の状態に制御され、このゲートG0によって指定される減算時間が取り出される。また設定部65に「0,0,………0,1」を設定した場合は周期データメモリ20の最終アドレス#15がアクセスされたとき一致検出器EX−15がイネーブルとなり、このときゲートG15が開の状態に制御されこのゲートG15によって指定される減算時間が取り出される。設定部65には複数のアドレスを設定する設定部が設けられ、周期データメモリ20から読み出される複数の周期データに関してスキャン動作を実行できるように構成される。
一方、減算時間設定部60は各設定部毎に整数設定部J1と、端数設定部J2とを具備し、整数設定部J1に整数の減算時間N3を設定し、端数設定部J2に端数N4を設定する。タイミングセットデータTIMSにより周期データメモリ20のアドレス#0〜#15に対応したゲートG0〜15のの何れかが開の状態に制御された状態で減算指示信号CMDがパターン発生器10から発信されると、その開の状態に制御されたゲート例えばG0から「1」論理の減算指示信号が出力され、この「1」論理の減算指示信号により減算時間設定手段60に設定した減算時間N3とN4が減算時間選択手段61を通じて取り出される。
減算時間選択手段61から取り出された減算時間は減算時間積算手段62で減算指示信号CMDが発生する毎に積算される。初期状態では積算値保持手段63には0が保持されるている。初回に取り出された減算値がN3とN4であったとすると、1回目の積算動作は0+N3及び0+N4となる。従って、この積算値N3とN4が図1に示した減算手段50に入力され、周期データメモリ20から読み出された周期データN1とN2からそれぞれが減算される。これと共に、積算値保持手段63には初回の積算値がホールドされる。尚、63Aと63Bはこのホールド動作を安定して行なわせるために設けた遅延素子である。
積算値保持手段63に積算値がホールドされると、次回はこの積算値と減算時間選択手段61で取り出された減算時間とを加算し、その加算値を積算値として積算値保持手段63に保持する。
このように、積算値保持手段63には減算指定信号CMDが発生する毎に減算時間が積算され、この積算された減算時間が図1に示した減算手段50に入力されるから、周期発生手段30及び40で発生する周期は漸次短かくなり、被試験ICへのパターン印加周期は漸次短くなる方向に変化し、スキャン動作が実行される。
ゲートG0〜G15の出力側にカウンタ群66が設けられる。このカウンタ群66はゲートG0〜15のどれが何回「1」論理を出力したかを計数する。従って、カウンタ群66の各カウンタ66A〜66Fの計数値を知ることで、どの減算時間が何回使われたかを知ることができる。カウンタ66A〜66Fの計数値により被試験ICへの印加パターンの印加周期の変化量を測定することができる。
図3に示すタイミングチャートでは設定部65に周期データメモリ20の先頭のアドレス#0に対応するデータC0(図3E)を設定した場合を示す。この結果、タイミングセットデータTIMS(図3D)が#0をアクセスする毎に、一致検出器EX−0は図3Hに示すように「1」論理のアドレス一致信号を出力する。
周期データメモリ20の整数周期データメモリ21と端数周期データメモリ22のアドレス#0と#1には整数周期データN1と端数周期データN2とが格納されている。従って、図3FとGに示すように、アドレス#0がアクセスされた場合も、#1がアクセスされた場合も整数周期データN1と端数周期データN2とが読み出される。
ここでタイミングセットデータTIMSが#0のとき減算指示信号CMD(図3I)が発生すると、減算時間設定手段60から整数減算時間N3及び端数減算時間N4が取り出される。(図3J)これと同時にカウンタ群66のゲートG0の出力を計数するカウンタ66Aは「1」を計数する(図3K)。次のタイミングで減算時間N3とN4は積算値保持手段63に保持される(図3L)。この時点で図1に示す減算手段50に整数減算時間N3と端数減算時間N4が入力され、これらの減算時間N3とN4が周期データメモリ20から読み出された整数周期データN1と端数周期データN2からそれぞれ減算される。(図3M、N)。
端数周期発生手段40では加算器41で端数周期データN2を積算するから、図3のOに示すように、積算値はN2,2*N2,3*N2のように変化する。従って、定常状態ではN1+N2の時間間隔で周期信号(図3S)が発生する。
一方、3*N2に積算されたタイミングで減算時間N4が3*N2から差し引かれ、3*N2−N4となる。
整数周期発生手段30では周期データメモリ20から読み出された整数周期データN1に端数部からの桁上げ信号carryが加算される(図3P)。周期発生動作の3周期目(これはフリップフロップの継続段数で決まる)でN1−N3+carryが発生する。整数減算時間N3がN3=1であるものとすると、アップカウンタ31が基準クロックRFCLKを3個計数した時点で一致検出信号AGR(図3R)を発生し、この時点で周期はN1+N2−N3−N4に変化する。次のタイミングでタイミングセットTIMS(図3D)が#1になっているので、減算時間選択手段(図2の61)においてEX−0からEX−1に変わる。減算値指定信号(図3E)はC0を指しているので、EX−1を選択した場合は減算時間積算値(図1,2の「C」)は0を出力する。よって、N1−0、N2−0(図1の減算手段5の出力)により次のタイミングで周期はN1+N2に復帰する。減算指示信号CMDが発生するとTIMS=#0である場合、減算値積算値は−2*N3、−2*N4となり、N1−2*N3、N2−2*N4を発生する。このようにして減算指示信号CMDが発生する毎に減算時間N3とN4が積算された時間が減算され、被試験ICへのパターン印加周期を序々に短かくなる方向に変化させることができる。
図4にこの発明の利用方法の1例を示す。図4に示す例では減算指示信号CMDが入力されると、注目しているタイミングセット#2で読み出される周期データから減算時間設定手段60に設定した時間が引き算されテスト周期はt0に設定される。その後タイミングセット#2が指定されている間、一致検出器EX−3(特に図示していない)が「1」論理を出力し続けるため、積算保持手段63に保持されたタイミングセット#2に対応した積算値が出力され続けるため減算指示信号CMDが与えられたテストサイクル以後減算動作が実行され、テスト周期t0に維持される。試験パターンが最終サイクルまで実行された時点で先頭の試験パターンサイクルにジャンプさせると、次の減算指示信号CMDが入力され、減算時間が積算され、その積算値が減算手段50に与えられ、テスト周期t0を再び変更する。この動作を繰返すことにより、周期データメモリ21と22の周期データを書き換えなくともテスト周期t0を序々に小さくする方向に変化させることができ、フェイルが発生した時点で試験を終了する。ここでカウンタ群66の中の例えばタイミングセット#2に対応するカウンタの計数値により、自動減算を何回実行したかを知ることができる。
図5は他の利用方法を示す。この例では特定の試験パターン(例えばメモリの同一アドレスを試験する試験パターン)に限定して減算指定信号CMDを発生させ、他の試験パターンの印加時にはタイミングセットを他のタイミングセット#1に設定しておくことにより、特定の試験パターンが発生する毎に減算動作と減算時間の積算を実行させるように動作させることができる。この場合には例えばメモリの特定したアドレスの応答速度の限界を短時間に試験することができる。
尚、図4及び図5で説明した試験方法を実現するには図4及び図5に示した各タイミングt1,t2,t3,t4もテスト周期t0に同期させて設定を変更する必要がある。つまり、この発明では図6に示すタイミング発生器300内の周期発生部310が発生する周期信号RATEの周期t0を自動変化させる周期スキャン回路311を設けた構成を特徴とする。上記した各タイミングt1〜t4を変更させるにはタイミング発生器300の内の遅延発生320にも遅延系スキャン回路321を設ける必要がある。この遅延系スキャン回路321に関しては本出願人により特願2001−342954号で提案されている。
従って、この発明によれば周期データメモリ20に格納している周期データを書き換えなくても、発生する周期を序々に変化させることができる。この結果、被試験ICの応答特性を短時間に試験することができる。
この発明の活用例としてはIC製造時に製造されたICの全てが正常に動作するか否かを試験するのと同時に応答速度の速い遅いを仕分けして、製造されたICのグレードを判定することに利用することができる。
この発明の一実施例を説明するためのブロック図。 この発明の要部を説明するためのブロック図。 この発明の動作を説明するためのタイミングチャート。 この発明の利用方法の一例を説明するためのタイミングチャート。 この発明の利用方法の他の例を説明するためのタイミングチャート。 この発明の関連技術を説明するためのブロック図。 IC試験装置の全体を説明するためのブロック図。 従来のIC試験装置に用いられているタイミング発生器の概要を説明するためのブロック図。 従来のタイミング発生器の動作を説明するためのタイミングチャート。 従来の技術を説明するためのブロック図。 従来の技術の動作を説明するためのタイミングチャート。
符号の説明
10 パターン発生器 50 減算手段
20 周期データメモリ 60 減算時間設定手段
21 整数周期データメモリ 61 減算時間選択手段
22 端数周期データメモリ 62 減算時間積算手段
30 整数周期発生手段 63 積算値保持手段
31 アップカウンタ 64 デコーダ
32 加算器 65 設定部
33 一致検出器 66 カウンタ群
40 端数周期発生手段 CMD 減算指示信号
41 加算器 TIMS タイミングセットデータ
43 可変遅延素子
45 データ保持回路

Claims (3)

  1. 周期データメモリから読み出される周期データで設定される周期で試験パターンを被試験ICに印加し、被試験ICの動作を試験するIC試験装置において、
    減算時間設定手段と、
    この減算時間設定手段に設定した減算時間を上記周期データメモリから読み出した周期データから減算することを指示する減算指示信号と、
    この減算指示信号が出力される毎に上記減算時間設定部に設定された減算時間を上記周期データメモリから読み出した周期データから減算し、減算した周期データを周期発生手段に送り出し上記試験パターンの印加周期を減算時間に従って変化させる減算手段と、
    この減算手段の減算動作と同期して上記減算時間を積算し、その積算値を次回の減算値として上記減算手段に印加する積算手段と、
    を設けた構成としたことを特徴とするIC試験装置。
  2. 請求項1記載のIC試験装置において、
    上記減算時間設定手段は上記周期データメモリに格納された周期データに対応付けされて複数設けられ、周期データメモリから読み出される周期データに対応した減算時間を、その周期データから減算する構成としたことを特徴とするIC試験装置。
  3. 請求項1又は2記載のIC試験装置において、
    上記周期データメモリに格納した周期データに対応付けしてカウンタが設けられ、このカウンタで上記周期データの使用頻度を計数する構成を具備していることを特徴とするIC試験装置。
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