JP2005226804A5 - - Google Patents

Claims (8)

1. ガス圧力を油圧に変換して、パイプライン等に設けられた弁を作動する操作機に前記油圧を供給するためのガス・油圧力変換器であって、
   両端部をカバーによって閉じられた中空のシリンダー、前記カバーに前記シリンダーの中心軸と同心上に支持されたロッド、前記シリンダーの内部において前記ロッドに摺動可能に支持されたピストンにして、前記シリンダーの一方側においてガスを受容、排出し、かつ他方側に圧油を受容、供給するように設けられたピストン、および前記カバーから外に貫通するよう延長して設けられたロッドによって作動する油ポンプを起動するためのリミットスイッチ、を含むガス・油圧力変換器において、
   前記ロッドは、前記カバーに対して軸線方向に移動可能に支持されていて、該ロッドが前記ピストンのガス側のガス圧により、前記ピストンの前記油側のカバーへの移動とともに所定の長さだけ移動するように構成されていることを特徴とするガス・油圧力変換器。
2. 前記ロッドが前記カバーのガス側に摺動可能に支持され、かつ前記ピストンとの摺動部よりも大きな断面を有する大径ロッド部を有して、該大径ロッド部の中心までガス圧力を受けるように支持され、さらに前記圧油側のカバーに摺動可能に支持され、かつ前記ピストンの摺動部よりも大径の大径ロッド部を有し、該圧油側の大径ロッド部における前記カバーに対する摺動部をシールし、かつ前記大径ロッド部の圧油側とは反対側に大気圧または油側より低圧の圧力を受けるようにしたことを特徴とする請求項１に記載されたガス・油圧力変換器。
3. 前記ピストンの移動とともに、前記ロッドが所定の長さだけ移動したときに、前記ガス側の大径ロッド部の一部が所定の長さだけガス側カバーより内方向に突出するように構成したことを特徴とする請求項１または２のいずれか１項に記載されたガス・油圧力変換器。
4. 前記ピストンの移動とともに所定の長さだけ移動した前記ロッドは、前記ピストンが油側からの圧油により前記ガス側カバーに向かって移動し、先に所定の長さだけ移動した前記ロッドの前記ガス側の大径ロッド部に到達した後、前記ピストンと前記ロッドが一緒に移動するように構成したことを特徴とする請求項１から３までのいずれか１項に記載されたガス・油圧力変換器。
5. 前記油側カバーにおける前記大径ロッド部の圧油側とは反対側に大気圧または圧油よりも低圧になる大気室を設け、前記ピストンのガス側カバーへの到達後およびその後の待機中に、油圧が、前記大気室の圧力との圧力差だけガス圧より高くなるように構成したことを特徴とする請求項１から４までのいずれか１項に記載されたガス・油圧力変換器。
6. 前記油側の大径ロッド部は、前記リミットスイッチの作動中に、前記油側カバーに対して前記ピストンが接触しないように、必要な長さだけ、前記所定の長さに加えて前記油側カバーから内方向に突出するように構成したことを特徴とする請求項１から５までのいずれか１項に記載されたガス・油圧力変換器。
7. 前記シリンダーに前記ガス側カバーの内面に近接して油溜りと該油溜りに連通する溜まった油を排出するためのドレン孔を設け、前記ガス側カバーのピストン側面には前記シリンダー内面に近接して前記ピストン接触時に機能するシールリングが設けられていることを特徴とする請求項１から６までのいずれかの１項に記載されたガス・油圧力変換器。
8. 前記ガス側カバーには、ガス圧により右側に摺動可能に設けられた大径ロッド部に、該大径ロッド部からガス側カバーを貫通して外側に延長するロッドを設け、該延長ロッドが油ポンプ等を起動するためのリミットスィッチを作動することができることを特徴とする請求項１から７までのいずれか１項に記載されたガス・油圧力変換器。