JP2005225039A - 画像形成方法、画像形成装置 - Google Patents

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進也 谷上
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Abstract

【課題】 記録媒体の種類に応じて画像形成条件を変更して画像形成を行う際に、画像形成条件の変更回数、又は、変更に要する時間を削減し、生産性の向上を図ることである。
【解決手段】 複数のプリントジョブを実行する際に、複数種類の記録媒体に対応して画像形成条件を変更しつつ画像形成を行う画像形成方法において、複数のプリントジョブの実行順番を定着温度の変更内容に応じて制御すること、を特徴とする画像形成方法。
【選択図】図5

Description

本発明は、記録媒体の種類に応じて画像形成条件を変更しつつ画像形成を行う複写機や複合機等の画像形成方法及び画像形成装置に関する。
ファクシミリ、プリンタ及びコピー機能を備えた画像形成装置は、ネットワーク接続されたパーソナルコンピュータ等から送信される画像形成動作を指示するプリントジョブ(画像データ及び画像データの出力条件)を受信した順番に実行し、記録媒体に画像形成を行っていた。しかし、プリントジョブに含まれるプリント条件によって、画像形成開始前に何らかの特性の処理を行わなければならない場合、プリントジョブを受信した順番に出力を実行すると各プリントジョブのプリント条件によっては、ジョブを全て出力するために多くの時間を要する場合があった。そのため、プリントジョブを受信してから記録媒体に画像形成され出力されるまでに多くの時間を必要としていた。
特許文献1には、同じダウンロードフォントを使用するプリントジョブを連続処理するが如く変更する制御手段、同じフォームオーバレイを使用するプリントジョブを連続処理するが如く変更する制御手段、又は、同じフォームオーバレイを連続処理する如く変更する制御手段を設け、プリントジョブを順次効率良く処理するプリンタシステムが開示されている。
特許文献2には、プリントデータのサイズあるいは種別に応じて、処理の時間のかかるデータは記憶部に一時的に記憶しておき、比較的軽い処理で済むデータ等を優先してプリンタ部から出力することにより、プリント待ち時間処理を効率的に行う画像形成装置が開示されている。
特開平10−3367号公報 特開2000−246977号公報
しかしながら、特許文献1によれば、同じダウンロードフォント等毎に連続処理する場合、又は、プリントデータのサイズに応じて画像形成を行う場合であっても、記録媒体の種類によっては、トナー像を定着させる際の定着温度や画像形成速度(感光体ドラム、ポリゴンミラーの回転速度も含む。)等の機器状態を変更して画像形成を行わなくてはならない場合がある。
定着温度や画像形成速度等の機器状態が変更されてから状態が安定するまでに時間がかかるため、記録媒体の種類に応じて機器状態が変更されると、プリントジョブの出力に要する時間が長くなり、生産性の低下を招くこととなる。
本発明の課題は、記録媒体の種類に応じて画像形成条件を変更して画像形成を行う際に、画像形成条件の変更回数、又は、変更に要する時間を削減し、生産性の向上を図ることである。
請求項1に記載の発明は、複数のプリントジョブを実行する際に、複数種類の記録媒体に対応して画像形成条件を変更しつつ画像形成を行う画像形成方法において、前記複数のプリントジョブの実行順番を前記画像形成条件の変更内容に応じて制御すること、を特徴としている。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の画像形成方法において、前記画像形成条件の変更内容は、プリントジョブの実行に伴う機器状態の変更であり、前記機器状態の変更回数又は変更に要する時間が少なくなるように、前記複数のプリントジョブの実行順番を制御すること、を特徴としている。
請求項3に記載の発明は、請求項1又は2に記載の画像形成方法において、前記複数のプリントジョブを登録手段に登録可能とし、前記登録手段に対するプリントジョブの登録順番を制御することにより、プリントジョブの実行順番を制御すること、を特徴としている。
請求項4に記載の発明は、請求項1から3のいずれか一項に記載の画像形成方法において、前記画像形成条件の変更に要する時間に基づいて、前記複数のプリントジョブの実行順番を制御すること、を特徴としている。
請求項5に記載の発明は、請求項2から4のいずれか一項に記載の画像形成方法において、前記機器状態は、定着温度、画像形成速度、又はそれらの組合せであること、を特徴としている。
請求項6に記載の発明は、複数のプリントジョブを実行する際に、複数種類の記録媒体に対応して画像形成条件を変更しつつ画像形成を行う画像形成装置において、前記複数のプリントジョブの実行順番を前記画像形成条件の変更内容に応じて制御する制御手段を備えたこと、を特徴としている。
請求項7に記載の発明は、請求項6に記載の画像形成装置において、前記画像形成条件の変更内容は、プリントジョブの実行に伴う機器状態の変更であり、前記制御手段は、前記機器状態の変更回数又は変更に要する時間が少なくなるように、前記複数のプリントジョブの実行順番を制御すること、を特徴としている。
請求項8に記載の発明は、請求項6又は7に記載の画像形成装置において、前記複数のプリントジョブが登録可能な登録手段を有し、前記制御手段は、前記登録手段に対するプリントジョブの登録順番を制御することにより、プリントジョブの実行順番を制御すること、を特徴としている。
請求項9に記載の発明は、請求項6から8のいずれか一項に記載の画像形成装置において、前記制御手段は、前記画像形成条件の変更に要する時間に基づいて、前記複数のプリントジョブの実行順番を制御すること、を特徴としている。
請求項10に記載の発明は、請求項7から9のいずれか一項に記載の画像形成装置において、前記機器状態は、定着温度、画像形成速度、又はそれらの組合せであること、を特徴としている。
請求項1に記載の発明によれば、複数のプリントジョブの実行順番を画像形成条件の変更内容に応じて制御することにより、生産性を向上させることができる。
請求項2に記載の発明によれば、請求項1と同様の効果を得られるのは勿論のこと、画像形成条件の変更内容は、プリントジョブの実行に伴う機器状態の変更であり、機器状態の変更回数又は変更に要する時間が少なくなるように、複数のプリントジョブの実行順番を制御することにより、機器状態の変更を無駄に何度も実施する必要が無くなり、生産性を向上させることができる。
請求項3に記載の発明によれば、請求項1又は2と同様の効果を得られるのは勿論のこと、複数のプリントジョブを登録手段に登録可能とし、登録手段に対するプリントジョブの登録順番を制御することにより、プリントジョブの実行順番を制御することにより、プリントジョブの実行順番を制御することができる。
請求項4に記載の発明によれば、請求項1から3のいずれか一項と同様の効果を得られるのは勿論のこと、画像形成条件の変更に要する時間に基づいて、複数のプリントジョブの実行順番を制御することにより、プリントジョブの登録順番を詳細かつ効果的に決定することができるため、画像形成条件の変更回数、変更処理の合計時間を削減することができる。
請求項5に記載の発明によれば、請求項2から4のいずれか一項と同様の効果を得られるのは勿論のこと、機器状態は、定着温度、画像形成速度、又はそれらの組合せであることにより、変更時間を多く要する定着温度又は画像形成速度の変更回数、変更処理の合計時間を削減することができる。
請求項6に記載の発明によれば、複数のプリントジョブの実行順番を画像形成条件の変更内容に応じて制御する制御手段を備えたことにより、生産性を向上させることができる。
請求項7に記載の発明によれば、請求項6と同様の効果を得られるのは勿論のこと、画像形成条件の変更内容は、プリントジョブの実行に伴う機器状態の変更であり、制御手段は、機器状態の変更回数又は変更に要する時間が少なくなるように、複数のプリントジョブの実行順番を制御することにより、機器状態の変更を無駄に何度も実施する必要が無くなり、生産性を向上させることができる。
請求項8に記載の発明によれば、請求項6又は7と同様の効果を得られるのは勿論のこと、複数のプリントジョブが登録可能な登録手段を有し、制御手段は、登録手段に対するプリントジョブの登録順番を制御することにより、プリントジョブの実行順番を制御することにより、プリントジョブの実行順番を制御することができる。
請求項9に記載の発明によれば、請求項6から8のいずれか一項と同様の効果を得られるのは勿論のこと、制御手段は、画像形成条件の変更に要する時間に基づいて、複数のプリントジョブの実行順番を制御することにより、プリントジョブの登録順番を詳細かつ効果的に決定することができるため、画像形成条件の変更回数、変更処理の合計時間を削減することができる。
請求項10に記載の発明によれば、請求項7から9のいずれか一項と同様の効果を得られるのは勿論のこと、機器状態は、定着温度、画像形成速度、又はそれらの組合せであることにより、変更時間を多く要する定着温度又は画像形成速度の変更回数、変更処理の合計時間を削減することができる。
[実施の形態1]
以下、図を参照して本発明の実施の形態1を詳細に説明する。
まず、構成を説明する。
図1は、本実施の形態1における画像形成装置1の断面構成図を示す。
画像形成装置1は、原稿から画像を読み取り、読み取った画像を処理対象紙としての紙等の記録媒体Pに画像形成するコピー機能や、パーソナルコンピュータ等から画像データを受信し、画像データが表す画像を記録媒体上に形成して出力するプリンタ機能等を備えたデジタル複合機である。図1に示すように、画像形成装置1は、画像読取部10、プリント部20から構成される。
画像読取部10は、ADF(Auto Document Feeder)と称される自動原稿送り部11と読取部12とを備える。
自動原稿送り部11は、原稿トレイT1に積載される原稿を最上部から順に搬送する給紙ローラ11aと、原稿の読取個所であるコンタクトガラスに原稿を密着させながら通過させるための密着ローラ11bと、給紙ローラ11aにより搬送された原稿を密着ローラ11bに沿って案内する案内ローラ11cとを備える。そして、コンタクトガラスを通過した原稿の搬送方向を切り替える切替爪11dと、原稿の表裏を反転させるための反転ローラ11eと、読み取りが完了した原稿が排出される排紙トレイ11fとを備える。
読取部12は、光源、レンズ、コンタクトガラス、CCD(Charge Coupled Device)等からなるスキャナを備えて構成され、原稿に照射した光の反射光を結像して光電変換することにより原稿の画像を読み取り、プリント部20に出力する。ここで、画像とは、図形や写真等のイメージデータに限らず、文字や記号等のテキストデータ等も含む意である。
読取部12により読み取られた原稿画像(アナログ画像信号)は、後述する本体部に出力され、本体部においてA/D変換され各種画像処理が施された後、プリントデータとしてプリント部20に出力される。
プリント部20は、入力されたプリントデータに基づいて、電子写真方式の画像形成を行うものであり、画像形成部30と、クリーニング部40と、給紙部50と、搬送部60と、定着部70とを備えて構成される。
画像形成部30は、感光体ドラム31と、帯電装置32と、画像データを表すレーザ光を出力するレーザ出力部33aとレーザ光を主走査方向に走査させるポリゴンミラー33bとを有する露光装置33と、現像装置34と、転写装置35とを備えている。
具体的には、帯電装置32により帯電された感光体ドラム31に露光装置33でレーザ光を照射して静電潜像を形成する。そして、現像装置34は、静電潜像が形成された感光体ドラム31の表面に帯電したトナーを付着させて静電潜像を現像する。現像装置34により感光体ドラム31上に形成されたトナー像は、転写装置35において記録媒体Pに転写される。
クリーニング部40は、記録媒体Pにトナー像が転写された後、感光体ドラム31の表面の残留電荷や残留トナー等を除去する。
給紙部50は、複数の用紙トレイ51と手差しトレイ52とを備える。
用紙トレイ51は、用紙トレイ毎にサイズや種類毎に予め識別された記録媒体Pが収容されており、給紙ローラ51aによって収容された記録媒体Pを最上部から一枚ずつ搬送部60に向けて搬送する。
手差しトレイ52は、ユーザのニーズに合わせて様々な種類の記録媒体Pをその都度積載可能となっており、給紙ローラ52aによって積載された記録媒体Pを最上部から一枚ずつ搬送部60に向けて搬送する。手差しトレイ52に積載された記録媒体Pの種類は、後述する操作表示部おいてユーザが設定を行う。
搬送部60は、用紙トレイ51、手差しトレイ52から搬送された記録媒体Pを、複数の中間ローラ61a、61b、61c、レジストローラ62を経て転写装置35へと搬送する。
定着部70は、搬送部60によって搬送された記録媒体Pに転写されたトナー像を熱定着する。定着処理された記録媒体Pは、排紙ローラ63に挟持されて排紙トレイ64上に出力される。
また、定着部70は、トナー像を記録媒体Pに定着させる際の定着部70の定着温度を検出する温度センサ(図示略)と、定着温度を調整する調整装置(図示略)とを備えている。温度センサからの検出温度信号は、後述する本体部に出力される。本体部は、温度センサの検出温度信号に基づき、調整装置を用いて記録媒体Pの種類毎に異なった定着温度となるように調整する。
画像形成装置1のレーザ出力部33a、ポリゴンミラー33b、感光体ドラム31、定着部70の各回転動作速度(以下、画像形成速度と総称する。)は、後述する本体制御部によって制御される。
図2に、画像形成装置1の制御ブロック図を示す。
図2に示すように、画像形成装置1は、本体部1aとプリンタコントローラ1bとから構成されており、プリンタコントローラ1bのLANIF(Local Area Network InterFace)14bを介してLAN上のユーザ端末PCと相互に情報の送受信が可能に接続されている。
本体部1aは、画像読取部10、プリント部20、操作表示部90、本体制御部100を備えて構成される。なお、図1で説明した各部と同一の構成には、同一の符号を付してその説明を省略する。
本体制御部100は、制御手段としての制御部110、不揮発メモリ120、登録手段としてのRAM(Random Access Memory)130、読取処理部140、圧縮IC150、DRAM(Dynamic Random Access Memory)制御IC160、画像メモリ170、伸張IC180、書込処理部190から構成される。
制御部110は、CPU(Central Processing Unit)等から構成され、不揮発メモリ120に格納されている各種処理プログラムに従って画像形成装置1の各部の動作を集中制御する。例えば、操作表示部90から入力される操作信号に従って、コピーモード、プリンタモード、スキャナモードを切り替え、不揮発メモリ120に記憶されている各モードに対する処理プログラムを読み出して、複写、印刷、画像データの読取等の制御を行う。また、操作表示部90から入力される操作信号やユーザ端末PCから入力される出力データに従って、プリント出力する記録媒体Pの種類を設定する。
また、制御部110は、本実施の形態を実現させるために、不揮発メモリ120から本発明に係るジョブ登録プログラムと、RAM130からジョブキューとジョブデータとを読み出して、当該プログラム、データとの協働により複数のプリントジョブの実行順番を画像形成条件の変更内容に応じて制御する。
なお、プリントジョブとは、画像形成装置1がプリント出力動作を行う単位である。
不揮発メモリ120は、画像形成に係る各種処理プログラムの他、本発明に係るジョブ登録プログラム、記録媒体Pの種類毎の画像形成条件(即ち、プリントジョブの実行に伴う機器状態。例えば、定着温度や画像形成速度。)をプリント部20の各部に対し設定するためのデータ及び各種プログラムで処理されたデータ等を記憶する。
また、各用紙トレイ51に対し、その用紙トレイに収容されている記録媒体Pの種類の名称、用紙サイズ(例えば、A4、B5、A3等)、紙の重さの記録媒体Pに関する情報が記憶されている。
記録媒体Pの種類とは、厚さ、重さ(密度)、コーティングの有無、材質等によって区別され、それぞれ固有の画像形成条件を有するものを意味する。例えば、普通紙、ラフ紙、書籍用紙、光沢紙、フィルム紙(OHPシート、コート紙を含む)等である。
本実施の形態1のジョブ登録プログラムは、画像形成装置1の現在の画像形成条件と、受け付けられたプリントジョブの記録媒体Pの種類に応じた画像形成条件とに基づいて、プリントジョブの実行順番を制御するプログラムである。
例えば、定着温度を判断基準とする場合、画像形成装置1の現在の定着温度と等しいプリントジョブを優先してプリント出力されるように順番を入れ替え、また、登録されているプリントジョブと同じ定着温度の場合、受け付けられたプリントジョブの順に登録する。
現在の定着温度とは、プリントジョブが実行され画像形成が行われている場合は、実行されているプリントジョブの定着温度であり、プリントジョブが実行されておらず画像形成が行われていない場合は、前回までに実行されたプリントジョブの定着温度である。
RAM130は、制御部110により実行される各種プログラム及びこれらプログラムに係るデータを一時的に記憶するワークエリアを形成する。
また、本実施の形態を実現させるために、プリント実行待ちのプリントジョブの行列データ(以下、ジョブキューと言う。)、プリントジョブ毎のジョブデータに受け付けられたプリントジョブがジョブキューに登録されているか否かを示す登録情報(例えば、登録フラグ。)を記憶する。
図3に、ジョブデータの一例を示す。
図3に示すように、ジョブデータは、プリント条件と画像データとに基づいて、プリント出力されるページ共通のデータ(ページ共通データ)と、プリント出力されるページ毎のデータ(ページ別データ)とから構成されている。
ページ共通データは、ユーザ端末PCから入力される出力データや、後述する操作表示部90から入力される操作信号に基づいたプリント条件を含む。例えば、記録媒体Pの種類を示す紙種、記録媒体Pの厚さを示す斤量、設定部数、片面から両面等の出力設定、後処理設定等である。
ページ別データは、出力されるプリントデータと使用される記録媒体Pとの向きの整合を図るため、プリントデータが回転される角度である出力時画像回転角度、ページ毎のプリントデータが格納されているアドレスを示す画像格納アドレスから構成される。
読取処理部140は、画像読取部10の読取制御部200から入力されるアナログ画像信号に、アナログ処理、A/D変換処理、シェーディング処理等の各種処理を施した後、デジタル画像データを生成する。生成された画像データは、圧縮IC150に出力される。
圧縮IC150は、入力されたデジタル画像データに圧縮処理を施してDRAM制御IC160に出力する。
DRAM制御IC160は、制御部110からの指示に従って、圧縮IC150によるデジタル画像データの圧縮処理及び伸張IC180による圧縮画像データの伸張処理を制御するとともに、画像メモリ170への画像データの入出力制御を行う。
例えば、画像読取部10により読み取られたアナログ画像信号の保存が指示されると、読取処理部140から入力されたデジタル画像データの圧縮処理を圧縮IC150により実行させて、圧縮画像データを画像メモリ170の圧縮メモリ171に格納させる。また、圧縮メモリ171に格納された圧縮画像データのプリント出力が指示されると、圧縮メモリ171から圧縮画像データを読み出し、伸張IC180により伸張処理を施してページメモリ172に格納させる。さらに、ページメモリ172に格納された非圧縮画像データのプリント出力が指示されると、ページメモリ172から非圧縮画像データを読み出して書込処理部190に出力する。
画像メモリ170は、DRAM(Dynamic RAM)から構成される圧縮メモリ171とページメモリ172とを備える。圧縮メモリ171は、圧縮画像データを格納するためのメモリであり、ページメモリ172は、プリント出力前にプリント出力対象の非圧縮画像データを一時的に格納するためのメモリである。
伸張IC180は、入力される圧縮画像データに伸張処理を施す。
書込処理部190は、DRAM制御IC160から入力された非圧縮画像データに基づいて、画像形成のためのプリントデータを生成し、プリント部20に出力する。
画像読取部10は、CCD(Charge Coupled Devices)12a、画像読取制御部200、その他ここでは図示しないが図1に示したADF部11、読取部12から構成される。
画像読取制御部200は、ADF部11、読取部12等を制御して、コンタクトガラスに載置された原稿面の露光走査を実行させ、光の反射光をCCD12aにより光電変換を行い画像を読み取る。読み取られたアナログ画像信号を本体制御部100の読取処理部140に出力される。
操作表示部90は、LCD(Liquid Crystal Display)91、操作表示制御部900、その他図示しない操作キー群から構成される。LCD91上には、LCD91を覆うようにタッチパネルが設けられており、操作表示制御部900は、制御部110から入力される表示信号に従って、プリント条件を入力するための基本画面や、各種処理結果等をLCD91に表示させる。また、操作表示制御部900は、操作キー群又はタッチパネルから入力される操作信号を制御部110に出力する。
図4に、LCD91に表示される基本画面Gの一例を示す。
基本画面Gは、メッセージエリアG1、画質/ローテーション表示エリアG2、プリント枚数/設定枚数表示エリアG3、ジョブリストを表示するためのフォルダボタンG4、プリント条件選択エリアG5を有する。
メッセージエリアG1は、「コピーできます。」、「原稿をセットしてください。」、「コピー設定できます。原稿セットはお待ち下さい。」等のユーザに対する指示や、画像形成装置1の状態の説明が表示される。
画質/ローテーション表示エリアG2は、ノーマル、ファイン、スーパーファイン等の画質の表示及び画像の回転がアイコンで表示される。
プリント枚数/設定枚数表示エリアG3は、プリント枚数及び設定枚数が表示される。
フォルダボタンG4は、プリントジョブ毎の状況、即ち、出力中(出力JOB)、予約済ジョブ(予約JOB)、予約設定中のジョブ(設定JOB)、読み込み中のジョブ(読込JOB)、空いているジョブ(空きJOB)が表示される。フォルダボタンG4の各ボタンを選択することにより、プリントジョブ毎に設定されているプリント条件を確認及び設定することができる。
プリント条件選択エリアG5は、プリントジョブ毎に出力、両面選択、コピー濃度、倍率、サイズ選択、応用設定等のプリント条件を示す表示ボタン群G51と、各プリント条件の内容表示を示す設定ボタン群G52とを有している。
各設定ボタンは、基本画面G上で直接プリント条件を設定できるものと、基本画面G上では表示しきれずに次画面に展開するために使用するものがある。
また、図示しない操作キー群からもプリント条件を設定することが可能である。
プリント部20は、図1に示した画像形成部30等のプリント出力に係る各部やプリント制御部300を備えて構成される。プリント制御部300は、制御部110からの指示に従って画像形成部30等のプリント部20の各部の動作を制御し、書込処理部190から入力された画像データに基づいて記録媒体Pに画像形成を行わせる。
次に、プリンタコントローラ1bの各部について説明する。
プリンタコントローラ1bは、コントローラ制御部11b、DRAM制御IC12b、画像メモリ13b、LANIF14bから構成される。
コントローラ制御部11bは、各部の動作を統括的に制御し、LANIF14bを介して、ユーザ端末PCから入力される出力データをプリントジョブとして本体部1aへ配信する機能を実現する。
DRAM制御IC12bは、LANIF14bにより受信された出力データの画像メモリ13bへの格納や、画像メモリ13bからの出力データの読み出しを制御する。また、DRAM制御IC12bは、本体制御部100のDRAM制御IC160とPCI(Peripheral Components Interconnect)バスで接続されており、コントローラ制御部11bからの指示に従って、プリント対象の出力データを画像メモリ13bから読み出してDRAM制御IC160に出力する。
画像メモリ13bは、DRAMから構成され、入力された出力データを一時的に格納する。
LANIF14bは、NIC(Network Interface Card)やモデム等のLANに接続するための通信インターフェイスであり、ユーザ端末PCからLANを介して、印刷対象の出力データを受信する。受信された出力データは、DRAM制御IC12bに出力される。
図5に本実施の形態1のプリントジョブの実行動作例を示す。図5(a)に従来、(b)に本発明を示す。
プリントジョブが受け付けられた順番は、1番目に第1ジョブ、2番目に第2ジョブ、3番目に第3ジョブ、4番目に第4ジョブ、5番目に第5ジョブとする。
なお、図5に示すジョブキューには、説明を簡略化するために、ジョブ名、記録媒体Pの種類、出力に要する時間のみを表示することとする。
記録媒体Pの種類に対応して変更される画像形成条件の変更内容として、定着温度が変更される場合について説明する。
記録媒体Pの種類毎に異なる定着温度の例として、普通紙の定着温度を180℃とし、普通紙よりも厚さのある書籍用紙の定着温度を200℃とする。また、定着温度を180℃から200℃に上昇させるために要する変更時間を30秒とし、200℃から180℃に下降させるために要する変更時間を60秒とする。
なお、定着温度の変更時間は、画像形成装置1の設置環境や、定着ローラの構造・熱容量等により異なる。
図5(a)に示すように、従来は、受け付けられたプリントジョブが順次登録されており、受付順番がジョブキューの順番となる。
図5(a)に示す従来のプリントジョブの実行動作について説明する。
普通紙にプリント出力する第1ジョブの実行後、第2ジョブは、普通紙にプリント出力するため、現在の定着温度(即ち、ここでは第1ジョブの定着温度180℃。)でプリント出力可能であるため、第1ジョブの終了後に実行される。
第3ジョブは、書籍用紙にプリント出力するため、現在の定着温度(即ち、ここでは第2ジョブの定着温度180℃。)とは異なる定着温度(200℃)に変更後、プリント出力される。従って、定着温度を180℃から200℃に上昇させるのに30秒要するため、ユーザは第3ジョブのプリント出力の開始まで30秒待たなくてはならない。
第4ジョブは、普通紙にプリント出力するため、現在の定着温度(即ち、ここでは第3ジョブの定着温度200℃。)とは異なる定着温度(180℃)に変更後、プリント出力される。従って、定着温度を200℃から180℃に下降させるのに60秒要するため、ユーザは第4ジョブのプリント出力の開始まで60秒待たなくてはならない。
第5ジョブは、書籍用紙にプリント出力するため、現在の定着温度(即ち、ここでは第4ジョブの定着温度180℃。)とは異なる定着温度(200℃)に変更後、プリント出力される。従って、定着温度を180℃から200℃に上昇させるのに30秒要するため、ユーザは第5ジョブのプリント出力の開始まで30秒待たなくてはならない。
従って、定着温度の変更を3回行い定着温度の変更時間の合計が120秒要するため、第1〜5ジョブ全てをプリント出力するのに要する時間は330秒となる。このようなプリントジョブの登録方法では、定着温度の変更を何度も行わなくてはならず、生産性の低下を招くおそれがある。
図5(b)に示すように、本発明のプリントジョブの実行動作は、画像形成装置1の現在の定着温度と、受け付けられたプリントジョブの記録媒体Pの種類に基づいた定着温度とが等しい場合、受け付けられたプリントジョブが優先され、異なる場合は、受け付けられた順番に登録制御されており、同一定着温度毎にプリント出力される。
なお、第1〜5ジョブ全てのプリント出力動作が終了された後は、通常最も多く使用される普通紙の定着温度(180℃)に復帰することが好ましい。
図6は、本実施の形態1におけるプリントジョブの登録動作のフローチャートを示す。
まず、登録フラグを初期状態に設定する(ステップS1)。登録フラグが初期状態に設定された後、プリントジョブが受け付けられたか否かが判断される(ステップS2)。プリントジョブが受け付けられていない場合(ステップS2;No)、登録動作が終了される。
プリントジョブが受け付けられた場合(ステップS2;Yes)、ジョブキューに登録されているプリントジョブ(以下、登録ジョブと言う。)があるか否かが判断される(ステップS3)。登録ジョブが無い場合(ステップS3;No)、受け付けられたプリントジョブ(以下、受付ジョブと言う。)がジョブキューの先頭に登録される(ステップS4)。受付ジョブが登録されると登録動作が終了される。
登録ジョブがある場合(ステップS3;Yes)、現在の定着温度の確認が行われる(ステップS5)。
現在の定着温度が確認された後、ジョブキューの登録ジョブと受付ジョブとの比較動作が、先頭から順次行われる(ステップS6〜8)。
最後尾の登録ジョブ(第n番目の登録ジョブ)との比較処理後(ステップS8後)、受付ジョブがジョブキューに登録されているか否かが判断される(ステップS9)。即ち、登録フラグが立っているか否かが判断される。
受付ジョブがジョブキューに登録されている場合(ステップS9;No)、即ち、登録フラグが立っている場合、登録動作が終了される。
受付ジョブがジョブキューに登録されていない場合(ステップS9;Yes)、即ち、登録フラグが立っていない場合、受付ジョブは最後尾に登録され(ステップS10)、登録動作が終了される。
図7に、図6に示した1番目の登録ジョブと受付ジョブとの比較動作(ステップS6)のフローチャートを示す。
1番目の登録ジョブの定着温度と現在の定着温度とが等しいが否かが判断される(ステップS11)。1番目の登録ジョブの定着温度と現在の定着温度とが等しい場合(ステップS11;Yes)、2番目の登録ジョブとの比較動作に移る。
1番目の登録ジョブの定着温度と現在の定着温度とが等しくない場合(ステップS11;No)、受付ジョブの定着温度と現在の定着温度とが等しいか否かが判断される(ステップS12)。受付ジョブの定着温度と現在の定着温度とが等しくない場合(ステップS12;No)、2番目の登録ジョブとの比較動作に移る。
受付ジョブの定着温度と現在の定着温度とが等しい場合(ステップS12;Yes)、受付ジョブは、1番目の登録ジョブの順番に挿入され、1番目の登録ジョブ以降の登録ジョブは1つ降順される(ステップS13)。
即ち、受付ジョブの定着温度と現在の定着温度とが等しい場合、受付ジョブは1番目に登録され、1番目に登録されていた登録ジョブは2番目、2番目に登録されていた登録ジョブは3番目に降順される。
受付ジョブがジョブキューに挿入されると、登録フラグが立つ(ステップS14)。として、図6に示すステップS9に戻る。
図6に示す2番目の登録ジョブから最終番目(N番目)の登録ジョブと受付ジョブとの比較動作(ステップS7、8)も同様のフローチャートであるため、説明は省略する。
このように、受付ジョブ毎にジョブキューの登録ジョブと比較して同一定着温度毎にプリントジョブの出力順番が登録制御されることによって、定着温度の変更回数、又は、変更処理の合計時間に要する時間が削減可能となり、生産性の向上が図られる。
図8に、図6、7に示すプリントジョブの登録動作のフローチャートに基づいて、図5(b)に示した本発明のプリントジョブの実行動作となるジョブキューの登録動作を説明する。
図8に示す太線は、定着温度が180℃のプリントジョブのグループを示す。
なお、現在の定着温度は普通紙に対応した定着温度(180℃)とする。
普通紙にプリント出力する第1ジョブの受付時、ジョブキューに登録ジョブが無いため、第1ジョブはジョブキューの先頭に登録される(図8(a))。
普通紙にプリント出力する第2ジョブの受付時、第1ジョブが登録されており、現在の定着温度と第1ジョブの定着温度が等しいため、第2ジョブは最後尾(即ち、2番目)に登録される(図8(b))。
書籍用紙にプリント出力する第3ジョブの受付時、第1、2ジョブが登録されており、第3ジョブと現在の定着温度である第1、2ジョブとの定着温度が異なるため、第3ジョブは最後尾(即ち、3番目)に登録される(図8(c))。
普通紙にプリント出力する第4ジョブの受付時、第1〜3ジョブが登録されており、第4ジョブと現在の定着温度である第1、2ジョブとの定着温度が等しく、第3ジョブの定着温度と現在の定着温度が異なるため、第4ジョブは3番目に挿入され、第3ジョブは4番目に降順される(図8(d))。
書籍用紙にプリント出力する第 5ジョブの受付時、第1〜4ジョブが登録されており、第4ジョブと現在の定着温度である第1、2、4ジョブとの定着温度が異なるため、第4ジョブは、最後尾(即ち、5番目)に登録される(図8(e))。
以上のようにプリントジョブが登録されたジョブキューは、図5(b)に示すようにプリント出力が実行される。
従って、定着温度の変更は3番目から4番目の間の1回で済み、定着温度の変更時間の合計も30秒と短縮されるため、第1〜5ジョブ全てをプリント出力するのに要する時間は、240秒となる。このようなプリントジョブの実行順番の制御は、定着温度などの機器状態の変更を無駄に何度も実施する必要が無くなり、変更回数、変更処理の合計時間を削減することができ、生産性を向上させることができる。
画像形成条件として定着温度について説明したが、画像形成速度においても同様にプリントジョブの実行順番を制御することができることは明白であるため、図示及び説明は省略する。
[実施の形態2]
以下、図を参照して本発明の実施の形態2を詳細に説明する。
まず、構成を説明する。
本実施の形態2における画像形成装置1の断面構成、ジョブデータの一例、LCD91に表示される基本画面Gの一例は同様の構成であるため、図示及び説明は省略する。
画像形成装置1の制御ブロックは、不揮発メモリ120に記憶されているジョブ登録プログラム、RAM130に第1登録順番M1、第2登録順番M2が更に記憶されることが異なる以外は同様であるため、図示及びその他の説明は省略する。
本実施の形態2のジョブ登録プログラムは、画像形成装置1の複数の現在の画像形成条件と、受け付けられたプリントジョブの記録媒体Pの種類に応じた複数の画像形成条件と、画像形成条件の変更に要する時間に基づいて、プリントジョブの実行順番を制御するプログラムである。
記録媒体Pの種類に応じて変更される複数の画像形成条件の変更内容として、定着温度と画像形成速度とが変更される場合について、説明する。
定着温度の変更に要する時間が画像形成速度の変更に要する時間よりも長いため、定着温度の方が画像形成速度よりも優先度を高く設定し、定着温度を優先させて登録動作の判断を行う。
まず、定着温度の変更時間においてジョブキューに登録されているプリントジョブと受け付けられたプリントジョブとの比較を行う。画像形成装置1の現在の定着温度と等しいプリントジョブを優先してプリント出力されるように第1登録順番M1を決定する。また、登録されているプリントジョブと同じ定着温度の場合、受け付けられたプリントジョブの順に第1登録順番M1を決定する。
次に、受け付けられたプリントジョブと同一の定着温度のプリントジョブに対して、画像形成速度の変更時間において、ジョブキューに登録されているプリントジョブと受け付けられたプリントジョブとの比較を行う。画像形成装置1の現在の画像形成速度と等しいプリントジョブを優先してプリント出力されるように第2登録順番M2を決定する。また、登録されているプリントジョブと同じ画像形成速度の場合、受け付けられたプリントジョブの順に第2登録順番M2を決定する。
そして、第2挿入番号が決定された場合、受け付けられたプリントジョブを第2挿入番号に登録する。
現在の定着温度とは、プリントジョブが実行され画像形成が行われている場合は、実行されているプリントジョブの定着温度であり、プリントジョブが実行されておらず画像形成が行われていない場合は、前回までに実行されたプリントジョブの定着温度である。
現在の画像形成速度とは、プリントジョブが実行され画像形成が行われている場合は、実行されているプリントジョブの画像形成速度であり、プリントジョブが実行されておらず画像形成が行われていない場合は、前回までに実行されたプリントジョブの画像形成速度である。
第1登録順番M1は、受け付けられたプリントジョブの定着温度に基づいて決定された登録順番であり、第2登録順番M2は、受け付けられたプリントジョブの画像形成速度に基づいて決定された登録順番である。
図9に本実施の形態2のプリントジョブの実行動作例を示す。図9(a)に従来、(b)に本発明を示す。
プリントジョブが受け付けられた順番は、1番目に第1ジョブ、2番目に第2ジョブ、3番目に第3ジョブ、4番目に第4ジョブ、5番目に第5ジョブ、6番目に第6ジョブ、7番目に第7ジョブとする。
なお、図9に示すジョブキューには、説明を簡略化するために、ジョブ名、記録媒体Pの種類、出力に要する時間のみを表示することとする。
記録媒体Pの種類毎に異なる定着温度の例として、普通紙の定着温度を180℃とし、普通紙よりも厚さのあるラフ紙の定着温度を180℃、ラフ紙よりも厚さのある書籍用紙の定着温度を200℃とする。また、定着温度を180℃から200℃に上昇させるために要する変更時間を30秒とし、200℃から180℃に下降させるために要する変更時間を60秒とする。
記録媒体Pの種類毎に異なる画像形成速度の例として、普通紙の画像形成速度をv1とし、普通紙よりも厚さのあるラフ紙の画像形成速度をv2、ラフ紙よりも厚さのある書籍用紙の定着温度をv2とする。また、画像形成速度をv1からv2に下降させるために要する変更時間を10秒とし、v2からv1に上昇させるために要する変更時間を10秒とする。
なお、定着温度の変更時間は、画像形成装置1の設置環境や、定着ローラの構造・熱容量等により異なり、画像形成速度の変更時間は、レーザ出力部33a、ポリゴンミラー33b、感光体ドラム31、定着部70の構造等により異なる。
説明を簡略化するために、画像形成速度と定着温度との変更は同時に行わない場合を示す。
図9(a)に示すように、従来は、受け付けられたプリントジョブが順次登録されており、受付順番がジョブキューの順番となる。
図9(a)に示す従来のプリントジョブの実行動作について説明する。
普通紙にプリント出力する第1ジョブの実行後、第2ジョブは、書籍用紙にプリント出力するため、現在の画像形成速度及び定着温度(即ち、ここでは第1ジョブの画像形成速度v1、定着温度180℃。)とは異なる画像形成速度v2及び定着温度(200℃)に変更後、プリント出力される。
第3ジョブは、ラフ紙にプリント出力するため、現在の定着温度(即ち、ここでは第2ジョブの定着温度200℃。)とは異なる定着温度(180℃)に変更後、プリント出力される。従って、定着温度を200℃から180℃に下降させるのに60秒要するため、ユーザは第3ジョブのプリント出力の開始まで60秒待たなくてはならない。
第4ジョブは、普通紙にプリント出力するため、現在の画像形成速度(即ち、ここでは第3ジョブの画像形成速度v2)とは異なる画像形成速度(v1)に変更後、プリント出力される。従って、画像形成速度をv2からv1に上昇させるのに10秒要するため、ユーザは第4ジョブのプリント出力の開始まで10秒待たなくてはならない。
第5ジョブは、ラフ紙にプリント出力するため、現在の画像形成速度(即ち、ここでは第4ジョブの画像形成速度v1)とは異なる画像形成速度(v2)に変更後、プリント出力される。従って、画像形成速度をv1からv2に下降させるのに10秒要するため、ユーザは第5ジョブのプリント出力の開始まで10秒待たなくてはならない。
第6ジョブは、書籍用紙にプリント出力するため、現在の定着温度(即ち、ここでは第5ジョブの定着温度180℃)とは異なる定着温度(200℃)に変更後、プリント出力される。従って、定着温度を180℃から200℃に上昇させるのに30秒要するため、ユーザは第6ジョブのプリント出力の開始まで30秒待たなくてはならない。
第7ジョブは、普通紙にプリント出力するため、現在の画像形成速度及び定着温度(即ち、ここでは第6ジョブの画像形成速度v2、定着温度200℃。)とは異なる画像形成速度及び定着温度(v1、180℃)に変更後、プリント出力される。従って、画像形成速度をv2からv1に上昇させるのに10秒、定着温度を200℃から180℃に下降させるのに60秒要するため、ユーザは第7ジョブのプリント出力の開始まで70秒待たなくてはならない。
従って、画像形成速度の変更を4回、定着温度の変更を4回行い、画像形成速度と定着温度との変更時間の合計が220秒要するため、第1〜7ジョブ全てをプリント出力するのに要する時間は515秒となる。このようなプリントジョブの登録方法では、画像形成速度及び定着温度の変更を何度も行わなくてはならず、生産性の低下を招くおそれがある。
図9(b)に示すように、本発明のプリントジョブの実行動作は、画像形成装置1の現在の定着温度と、受け付けられたプリントジョブの記録媒体Pの種類に基づいた定着温度とが等しい場合、受け付けられたプリントジョブが優先され、異なる場合、受け付けられた順番に登録制御されており、更に、受け付けられたプリントジョブと同一の定着温度のプリントジョブに対して、現在の画像形成速度と、受け付けられたプリントジョブの記録媒体Pの種類に基づいた画像形成速度とが等しい場合、受け付けられたプリントジョブが優先され、異なる場合、受け付けられた順番に登録制御されており、同一定着温度毎、同一画像形成速度毎にプリント出力される。
なお、第1〜7ジョブ全てのプリント出力動作が終了された後は、通常最も多く使用される普通紙の定着温度(180℃)と画像形成速度(v1)とに復帰することが好ましい。
図10は、本実施の形態2におけるプリントジョブの登録動作のフローチャートを示す。
まず、登録フラグ、第1登録順番M1、第2登録順番M2を初期状態に設定する(ステップS21)。登録フラグ、第1登録順番M1、第2登録順番M2が初期状態に設定された後、プリントジョブが受け付けられたか否かが判断される(ステップS22)。プリントジョブが受け付けられていない場合(ステップS22;No)、登録動作が終了される。
プリントジョブが受け付けられた場合(ステップS22;Yes)、ジョブキューに登録されているプリントジョブ(以下、登録ジョブと言う。)があるか否かが判断される(ステップS23)。登録ジョブが無い場合(ステップS23;No)、受け付けられたプリントジョブ(以下、受付ジョブと言う。)がジョブキューの先頭に登録される(ステップS24)。受付ジョブが登録されると登録動作が終了される。
登録ジョブがある場合(ステップS23;Yes)、現在の定着温度の確認が行われる(ステップS25)。
現在の定着温度が確認された後、ジョブキューの登録ジョブと受付ジョブとの比較動作が、先頭から順次行われる(ステップS26〜28)。
最後尾の登録ジョブ(第n番目の登録ジョブ)との比較処理後(ステップS28後)、第1登録順番M1が決定されているか否かが判断される(ステップS29)。
第1登録順番M1が決定されていない場合(ステップS29;No)、第1登録順番M1を最後尾の登録順番に1を加算した順番に決定し(ステップS30)、ステップS31に進む。
第1登録順番M1が決定されている場合(ステップS29;Yes)、受付ジョブの定着温度が普通紙又はラフ紙の定着温度である180℃であるか否かが判断される(ステップS31)。
受付ジョブの定着温度が180℃でない場合(ステップS31;No)、第2登録順番の決定の可否を問うステップS36に進む。
受付ジョブの定着温度が180℃の場合(ステップS31;Yes)、現在の画像形成速度の確認が行われる(ステップS32)。
現在の画像形成速度が確認された後、ジョブキューの登録ジョブと受付ジョブとの比較動作が、先頭から順次行われる(ステップS33〜35)。
最後尾の登録ジョブ(第n番目の登録ジョブ)との比較処理後(ステップS35後、第2登録順番M2が決定されているか否かが判断される(ステップS36)。
第2登録順番M2が決定されていない場合(ステップS36;No)、受付ジョブは第1登録順番M1に登録され、以降の登録ジョブは1つ降順される(ステップS37)。
第2登録順番M2が決定されている場合(ステップS36;Yes)、受付ジョブは第2登録順番M2に登録され、以降の登録ジョブは1つ降順される(ステップS38)。
受付ジョブがジョブキューに挿入されると(ステップS39)登録フラグが立ち、登録動作が終了される。
図12に、図10に示した1番目の登録ジョブと受付ジョブとの比較動作(ステップS26)のフローチャートを示す。
1番目の登録ジョブの定着温度と現在の定着温度とが等しいが否かが判断される(ステップS41)。1番目の登録ジョブの定着温度と現在の定着温度とが等しい場合(ステップS41;Yes)、2番目の登録ジョブとの比較動作に移る。
1番目の登録ジョブの定着温度と現在の定着温度とが等しくない場合(ステップS41;No)、受付ジョブの定着温度と現在の定着温度とが等しいか否かが判断される(ステップS42)。受付ジョブの定着温度と現在の定着温度とが等しくない場合(ステップS42;No)、2番目の登録ジョブとの比較動作に移る。
受付ジョブの定着温度と現在の定着温度とが等しい場合(ステップS42;Yes)、第1登録順番M1として、1番目と決定される(ステップS43)。
第1登録順番M1が決定されると、図6に示すステップS29に戻る。
図10に示す2番目の登録ジョブから最終番目(n番目)の登録ジョブと受付ジョブとの比較動作(ステップS27、28)も同様のフローチャートであるため、説明は省略する。
図13に、図11に示した1番目の登録ジョブと受付ジョブとの比較動作(ステップS33)のフローチャートを示す。
1番目の登録ジョブの定着温度が普通紙及びラフ紙の定着温度としての180℃であるか否かが判断される(ステップS51)。1番目の登録ジョブの定着温度が180℃でない場合(ステップS51;No)、2番目の登録ジョブとの比較動作に移る。
1番目の登録ジョブの定着温度が180℃である場合(ステップS51;Yes)、1番目の登録ジョブの画像形成速度と現在の画像形成速度とが等しいが否かが判断される(ステップS52)。1番目の登録ジョブの画像形成速度と現在の画像形成速度とが等しい場合(ステップS52;Yes)、2番目の登録ジョブとの比較動作に移る。
1番目の登録ジョブの画像形成速度と現在の画像形成速度とが等しくない場合(ステップS52;No)、受付ジョブの画像形成速度と現在の画像形成速度とが等しいか否かが判断される(ステップS53)。受付ジョブの画像形成速度と現在の画像形成速度とが等しくない場合(ステップS53;No)、2番目の登録ジョブとの比較動作に移る。
受付ジョブの画像形成速度と現在の画像形成速度とが等しい場合(ステップS53;Yes)、第2登録順番M2として、1番目と決定される(ステップS54)。
第2登録順番M2が決定されると、図11に示すステップS36に戻る。
図11に示す2番目の登録ジョブから最終番目(n番目)の登録ジョブと受付ジョブとの比較動作(ステップS34、35)も同様のフローチャートであるため、説明は省略する。
このように、受付ジョブ毎にジョブキューの登録ジョブと比較して同一定着温度毎、同一画像形成速度毎にプリントジョブの出力順番が登録制御されることによって、画像形成速度及び定着温度の変更回数、又は、変更処理の合計時間が削減可能となり、生産性の向上が図られる。
図14に、図10から13に示すプリントジョブの登録動作のフローチャートに基づいて、図9(b)に示した本発明のプリントジョブの実行動作となるジョブキューの登録動作を説明する。
図14に示す太線は定着温度が180℃のプリントジョブのグループを示し、細線は定着温度が200℃のプリントジョブのグループを示す。一点鎖線は画像形成速度がv1のプリントジョブのグループを示し、二点鎖線は画像形成速度がv2のプリントジョブのグループを示す。
現在の定着温度を普通紙に対応した定着温度(180℃)とし、現在の画像形成速度を普通紙に対応した画像形成速度(v1)とする。
普通紙にプリント出力する第1ジョブの受付時、ジョブキューに登録ジョブが無いため、第1ジョブはジョブキューの先頭に登録される(図14(a))。
書籍用紙にプリント出力する第2ジョブの受付時、第1ジョブが登録されており、第1の定着温度と第2ジョブの定着温度と異なるため、第2ジョブは最後尾(即ち、2番目)に登録される(図14(b))。
ラフ紙にプリント出力する第3ジョブの受付時、第1、2ジョブが登録されており、第3ジョブと第2ジョブとの定着温度が異なるため、第1登録順番M1は2番と決定され、更に定着温度180℃のグループ内において、現在の画像形成速度と第1ジョブの画像形成速度とが等しいため、第2登録順番M2は決定さない。従って、第3ジョブは第1登録順番M1(即ち、2番目)に登録され、第2ジョブは3番目に降順される(図14(c))。
普通紙にプリント出力する第4ジョブの受付時、第1〜3ジョブが登録されており、第4ジョブと第2ジョブとの定着温度が異なるため、第1登録順番M1は3番と決定され、更に定着温度180℃のグループ内において、現在の画像形成速度と第1ジョブの画像形成速度とが等しく、第3ジョブの画像形成速度と現在の画像形成速度とは異なり、第4ジョブの画像形成速度と現在の画像形成速度が等しいため、第2登録順番M2は2番と決定される。従って、第4ジョブは第2登録順番M2(即ち、2番目)に登録され、第3ジョブは3番目に、第2ジョブは4番目に降順される(図14(d))。
ラフ紙にプリント出力する第5ジョブの受付時、第1〜4ジョブが登録されており、第5ジョブと第2ジョブとの定着温度が異なるため、第1登録順番M1は4番と決定され、更に定着温度180℃のグループ内において、現在の画像形成速度と第3ジョブの画像形成速度とが異なり、第5ジョブの画像形成速度と現在の画像形成速度とは異なるため、第2登録順番M2が決定されない。従って、第5ジョブは第1登録順番M1(即ち、4番目)に登録され、第2ジョブは5番目に降順される(図14(e))。
書籍用紙にプリント出力する第6ジョブの受付時、第1〜5ジョブが登録されており、第6ジョブと第2ジョブとの定着温度が等しいため、第1登録順番M1は6番と決定され、更に第6ジョブの定着温度は180℃ではないため、第2登録順番M2が決定されない。従って、第6ジョブは第1登録順番M1(即ち、6番目)に登録される(図14(f))。
普通紙にプリント出力する第7ジョブの受付時、第1〜6ジョブが登録されており、第7ジョブと第2ジョブとの定着温度が異なるため、第1登録順番M1は5番と決定され、更に定着温度180℃のグループ内において、第3ジョブの画像形成速度と現在の画像形成速度とは異なり、第7ジョブの画像形成速度と現在の画像形成速度が等しいため、第2登録順番M2は3番と決定される。従って、第7ジョブは第2登録順番M2(即ち、3番目)に登録され、第3ジョブは4番目、第5ジョブは5番目、第2ジョブは6番目、第6ジョブは7番目に降順される(図14(g))。
以上のようにプリントジョブが登録されたジョブキューは、図9(b)に示すようにプリント出力が実行される。
従って、画像形成速度の変更は3番目から4番目の間の1回、定着温度の変更は5番目から6番目の間の1回で済み、画像形成速度及び定着温度の変更時間の合計も40秒と短縮されるため、第1〜7ジョブ全てをプリント出力するのに要する時間は、335秒となる。このようなプリントジョブの実行順番の制御は、定着温度及び画像形成速度などの機器状態の変更を無駄に何度も実施する必要が無くなり、変更回数、変更処理の合計時間を削減することができ、生産性を向上させることができる。
また、本発明は、上記実施の形態の内容に限定されるものではなく、本発明の主旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能である。
本実施の形態1における画像形成装置1の断面構成図である。 画像形成装置1の制御ブロック図である。 ジョブデータの一例である。 LCD91に表示される基本画面Gの一例である。 本実施の形態1におけるプリントジョブの実行動作例である。 本実施の形態1におけるプリントジョブの登録動作のフローチャートである。 図6に示した1番目の登録ジョブと受付ジョブとの比較動作のフローチャートである。 図5(b)に示した本実施の形態1におけるプリントジョブの実行動作となるジョブキューの登録動作のフロー図である。 本実施の形態2におけるプリントジョブの実行動作例である。 本実施の形態2におけるプリントジョブの登録動作のフローチャートである。 本実施の形態2におけるプリントジョブの登録動作のフローチャートである(図10の続き)。 図10に示した1番目の登録ジョブと受付ジョブとの比較動作のフローチャートである。 図11に示した1番目の登録ジョブと受付ジョブとの比較動作のフローチャートである。 図9(b)に示した本実施の形態2におけるプリントジョブの実行動作となるジョブキューの登録動作のフロー図である。
符号の説明
1 画像形成装置
1a 本体部
1b プリンタコントローラ
11b コントローラ制御部
12b DRAM制御部IC
13b 画像メモリ
14b LANIF
10 画像読取部
11 自動原稿送り部
11a 給紙ローラ
11b 密着ローラ
11c 案内ローラ
11d 切替爪
11e 反転ローラ
11f 排紙トレイ
12 読取部
12a CCD
20 プリント部
30 画像形成部
31 感光体ドラム
32 帯電装置
33 露光装置
33a レーザ出力部
33b ポリゴンミラー
34 現像装置
35 転写装置
40 クリーニング部
50 給紙部
51 用紙トレイ
51a、52a 給紙ローラ
52 手差しトレイ
60 搬送部
61a、61b、61c 中間ローラ
62 レジストローラ
63 排紙ローラ
64 排紙トレイ
70 定着部
90 操作表示部
91 LCD
100 本体制御部
110 制御部
120 不揮発メモリ
130 RAM
140 読込処理部
150 圧縮IC
160 DRAM制御IC
170 画像メモリ
171 圧縮メモリ
172 ページメモリ
180 伸張IC
190 書込処理部
200 画像読取制御部
300 プリント制御部
900 操作表示制御部
G 基本画面
G1 メッセージエリア
G2 画質/ローテーション表示エリア
G3 プリント枚数/設定枚数表示エリア
G4 フォルダボタン
G5 プリント条件選択エリア
G51 表示ボタン群
G52 設定ボタン群
M1 第1登録順番
M2 第2登録順番
P 記録媒体
PC ユーザ端末
T1 原稿トレイ

Claims (10)

  1. 複数のプリントジョブを実行する際に、複数種類の記録媒体に対応して画像形成条件を変更しつつ画像形成を行う画像形成方法において、
    前記複数のプリントジョブの実行順番を前記画像形成条件の変更内容に応じて制御すること、
    を特徴とする画像形成方法。
  2. 請求項1に記載の画像形成方法において、
    前記画像形成条件の変更内容は、プリントジョブの実行に伴う機器状態の変更であり、
    前記機器状態の変更回数又は変更に要する時間が少なくなるように、前記複数のプリントジョブの実行順番を制御すること、
    を特徴とする画像形成方法。
  3. 請求項1又は2に記載の画像形成方法において、
    前記複数のプリントジョブを登録手段に登録可能とし、前記登録手段に対するプリントジョブの登録順番を制御することにより、プリントジョブの実行順番を制御すること、
    を特徴とする画像形成方法。
  4. 請求項1から3のいずれか一項に記載の画像形成方法において、
    前記画像形成条件の変更に要する時間に基づいて、前記複数のプリントジョブの実行順番を制御すること、
    を特徴とする画像形成方法。
  5. 請求項2から4のいずれか一項に記載の画像形成方法において、
    前記機器状態は、定着温度、画像形成速度、又はそれらの組合せであること、
    を特徴とする画像形成方法。
  6. 複数のプリントジョブを実行する際に、複数種類の記録媒体に対応して画像形成条件を変更しつつ画像形成を行う画像形成装置において、
    前記複数のプリントジョブの実行順番を前記画像形成条件の変更内容に応じて制御する制御手段を備えたこと、
    を特徴とする画像形成装置。
  7. 請求項6に記載の画像形成装置において、
    前記画像形成条件の変更内容は、プリントジョブの実行に伴う機器状態の変更であり、
    前記制御手段は、前記機器状態の変更回数又は変更に要する時間が少なくなるように、前記複数のプリントジョブの実行順番を制御すること、
    を特徴とする画像形成装置。
  8. 請求項6又は7に記載の画像形成装置において、
    前記複数のプリントジョブが登録可能な登録手段を有し、
    前記制御手段は、前記登録手段に対するプリントジョブの登録順番を制御することにより、プリントジョブの実行順番を制御すること、
    を特徴とする画像形成装置。
  9. 請求項6から8のいずれか一項に記載の画像形成装置において、
    前記制御手段は、前記画像形成条件の変更に要する時間に基づいて、前記複数のプリントジョブの実行順番を制御すること、
    を特徴とする画像形成装置。
  10. 請求項7から9のいずれか一項に記載の画像形成装置において、
    前記機器状態は、定着温度、画像形成速度、又はそれらの組合せであること、
    を特徴とする画像形成装置。
JP2004035130A 2004-02-12 2004-02-12 画像形成方法、画像形成装置 Pending JP2005225039A (ja)

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