JP2005224478A - 指輪止め具 - Google Patents

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Abstract

【課題】 指輪本体自体に加工を施すことなく複数の指輪に適用でき汎用性に優れるとともに、指に指輪を入れたままで容易に装着することができ、その装着性とデザイン性に優れた指輪止め具を提供する。
【解決手段】 略U字状に形成されその対向する先端11a、11bの開口部11cが指輪Yの側面側から着脱自在に嵌合される指輪止め本体11と、指輪止め本体11の内周面に突設され指輪Yの指装着面を狭める指止め部12とを有するように指輪止め具10を構成して、指に指輪Yを入れたままで指の側面側から指輪止め具10を容易に装着できるようにした。
【選択図】 図1

Description

本発明は、指の装着部分で指輪がずれるのを防止でき装着性やデザイン付加性に優れた指輪止め具に関する。
従来、指輪のサイズは、指の関節部分の大きさで決定されており、関節を通過した指輪が指の付け根に装着されると、この装着部位よりも指輪の内径の方が大きいために指輪が指の周りで回転したり、指の装着位置がずれたりするなどの不具合があった。
特に、中央に宝石等の装飾物を配置した指輪の場合には、指輪が指の周りを回転すると、装飾物の位置が指の中央からずれるので、全体にわたって同じようなデザインが施された指輪に比べ、指輪が定所に装着されていないのが目立ってしまっていた。また、装飾物が隣の指に触れて痛みを与えることもあった。
そこで、従来から指の太さに対応した調整機能を有するフリーサイズの指輪が提案されている。
例えば、特許文献1に開示されているように、宝石等を取り付ける飾台部を具備する既存の指輪において、指を挿入する環状部の内周面に突起又は穴を設け、同内周面に即した円弧状に形成した指輪止めを、その一端側を前記内周面上に浮かせて前記突起又は穴の部分にろう付けしたものがあった。
また、本出願人は、特許文献2に示すように、指を挿入する内周面に複数の凸部を有した環状部の一側半部に飾台係止部を設け、宝石等を取り付ける飾台部を具備した既存の指輪と組み合わせたときに同飾台係止部で前記飾台部を係止可能とし、環状部の一側半部に円周に沿って設けられたスリットから既存の指輪の環状部を挿入して嵌め合わせ可能とすると共に、前記スリットの対向する内側縁の一部を拡幅して飾台係止部とした指輪を提案した。
登録実用新案公報第3006203号公報 特許第3431589号公報
しかし、特許文献1に記載の指輪止めは、既存の指輪の内周面に突起又は穴を設け、その部分にろう付けされるために、指輪本体自体に加工を施さなければならず手間がかかるという課題があった。さらに、加工を施す指輪本体が婚約指輪や結婚指輪のように特別な記念の指輪である場合は、その記念の指輪にろう付け等の加工を施して指輪の原型を変えることは、指輪の所有者にとって抵抗のあるものであった。また、上記指輪止めは、指自体を締め付けることによって指輪のずれを防いでいるため、指輪止めを取り付けた指輪を長時間装着すると指が圧迫されて鬱血してしまうおそれがあった。
特許文献2に記載のものでは、指輪止めとなるC字状の環状部が指輪の飾台部が係止される飾台係止部を有するので、これが障害となって指に指輪を入れたままで指輪止めを装着することができず、その装着のしやすさにおいて難点があると共に、飾台係止部などが障害となってデザイン性の点で制約が生じるおそれがあった。
本発明は上記課題を解決するためになされたもので、指輪本体自体に加工を施すことなく複数の指輪に適用でき汎用性に優れるとともに、指に指輪を入れたままで容易に装着することができ、その装着性とデザイン性に優れた指輪止め具を提供することを目的とする。
(1)本発明の指輪止め具は、略U字状に形成されその対向する先端の開口部が装着される指輪の側面側から着脱自在に嵌合される指輪止め本体と、前記指輪止め本体の内周面に突設され前記指輪の指装着面を狭める指止め部とを有して構成されている。
(2)本発明の指輪止め具は、前記(1)において、前記指輪止め本体が指輪装着位置に嵌合したのを表示する装着位置表示部及び/又は装着音を発生させる装着音発生部が設けられて構成されている。
(3)本発明の指輪止め具は、前記(1)又は(2)において、前記指輪止め本体がバネ用リン青銅やバネ用ステンレスなどの弾性変形能の大きな金属材で形成され、前記指輪止め本体を前記指輪に嵌合させるときの押圧力が1〜3Nであることにも特徴を有している。
(4)本発明の指輪止め具は、前記(1)〜(3)において、前記指輪止め本体のU字状基部側に前記指止め部が略波形状に形成されている。
(5)本発明の指輪止め具は、前記(1)〜(4)において、前記指輪に挟圧して嵌合される前記指輪止め本体の断面が略C字状に形成され、前記指止め部が前記指輪止め本体のC字状両縁に沿ってそれぞれが互い違いになる略波形状に形成される。
本発明の請求項1記載の指輪止め具によれば、略U字状に形成され指輪の側面側から着脱自在に嵌合される指輪止め本体と、指輪の指装着面を狭める指止め部とを有しているので、指に指輪を入れたままで指の側面側から指輪止め具を容易に装着することができる。また、指輪本体自体に加工を施すことなく適用できる汎用性に優れるとともに、その装着性とデザイン性に優れた指輪止め具を提供できる。
本発明の請求項2記載の指輪止め具によれば、前記指輪止め本体が指輪装着位置に嵌合したのを表示する装着位置表示部及び/又は装着音を発生させる装着音発生部が設けられているので、指輪止め具が指輪に確実に装着されているか否かを知ることができ、指輪止め具の脱落などを未然に防止できる。また、ワンタッチクリックによる装着音が聞こえるので装着操作を快適に行えるとともに、装着位置表示部として設けた窓状の開口部にルビーなどの目立つ宝飾物を配置して、そのデザイン性に寄与させることもできる。
本発明の請求項3記載の指輪止め具によれば、指輪止め本体が弾性変形能の大きな金属材で形成され、指輪止め本体を指輪に嵌合させるときの押圧力が特定範囲に設定されているので、指輪を指に挿入したままでその側面側から指輪止め具を着脱でき、しかも装着された指輪止め具が指輪から不用意にはずれることなく確実に保持させることができる。
本発明の請求項4記載の指輪止め具によれば、前記指輪止め本体のU字状基部側に前記指止め部が略波形状に突設されて形成されているので、指輪が装着された部分が局部的に圧迫されて指が鬱血するのを防ぐとともに、指のつぼを適度に刺激することができ、指輪の装着感などを向上させることができる。
本発明の請求項5記載の指輪止め具によれば、前記指輪に挟圧して嵌合される前記指輪止め本体の断面が略C字状に形成され、そのC字状両縁に沿ってそれぞれが互い違いになる略波形状に指止め部が形成されるので、指輪がその指先に向けて移動する方向の摩擦抵抗を大きくして、指輪の抜け落ちや位置ずれを効果的に防止することができる。
本発明は、指輪の側面側から着脱自在に嵌合される略U字状の指輪止め本体と、指輪止め本体に設けられ指輪の指装着面を狭めるための指止め部とを有して構成され、指に指輪を入れたままで指の側面側から指輪止め具を容易に装着することができる。また、指輪本体自体に加工を施すことなく適用できるのでその汎用性とデザイン性にも優れている。
指輪止め本体は弾性変形能力に富んだ金属や金属合金、セラミック、合成樹脂などを素材として略U字状に形成される。指輪止め本体は、そのU字状に開口した部分から指輪の側部が挿入され、その断面がC字溝状や枠溝状に形成された部分で指輪を両側から所定の鋏圧力で挟み込んで保持するようになっている。
ここで、指輪止め本体をその弾性変形能の大きな金属材で形成して、指輪止め本体に形成された溝状部や枠状部を微小に弾性変形させて指輪に嵌合させるときの押圧力を1〜3ニュートン(0.102kgf〜0.306kgf)の範囲となるようにすることが好ましい。これは、適用する指輪の大きさや形状、強度、剛性などの材質などにもよるが、指輪に嵌合させるときの押圧力が1Nより小さくなると、指輪止め具による指輪の保持力が極端に低下して、指輪止め具が指輪から脱落しやすくなり、逆に押圧力が3Nを超えて大きくなると、指に入れられた指輪の側面側から指輪止め具を装着したり取り外したりする着脱操作をスムーズに行うことができず、力の弱い女性ではその着脱が困難になるからである。
金属合金としては、例えばバネ用リン青銅やバネ用ステンレスなどの他に、変形に伴う可逆的な組織変化によって生じる見かけ上の弾性を備えたいわゆる「超弾性合金」を適用することができる。また、組織変化を伴わない弾性変形能を備えた合金としては、バナジウム、ニオブ、タンタル等のVa族元素と、ジルコニウム、ハフニウム等のVa族元素及
び、酸素からなるようなチタン合金も適用でき、指輪に適用した場合の光沢や質感にも優れている。さらに、指輪止め本体としては強力磁性を有する金属や金、銀、白金などの装飾性に優れた金属を用いることもできる。
セラミック質材で形成される指輪止め本体としては、例えば射出成形や焼成処理などにより作製され添加元素により着色されたアルミナ、弾性率の大きいジルコニアなどを用いることができる。
合成樹脂としては、例えばスチレン系合成樹脂、ポリエチレンやポリプロピレン等のポリオレフィン系合成樹脂、ポリウレタン系合成樹脂等が挙げられる。
なお、以上のような素材で形成される指輪止め本体の外面は、ダイヤや真珠などの宝飾物を埋め込むようにしたり、メッキや彫刻などの装飾面を施したりしておくことができる。これによって、装着される指輪のデザインをその使用状況や好みなどに応じて適宜、変化させることも可能であり、その汎用性やデザイン付加性をさらに高めることができる。
指輪止め具には、指輪止め本体が指輪装着位置に嵌合したのを表示する装着位置表示部や、嵌合時のクリック装着音を強調して発生させる装着音発生部を設けることもできる。その場合、指輪止め具が指輪に確実に装着されているのを知ることができ、その操作性や使用感に優れたものとすることができる。
装着位置表示部としては、指輪止め本体に窓状に開口部を形成しておき、指輪止め具の装着状態にこの開口部から指輪の環状部に配置されたマークとなるダイヤやルビーなどの小粒の宝飾物が覗かれるようにしたものなどが該当する。これによって、装着を確実なものとするとともに、そのデザイン性を付加することもできる。
装着音発生部としては、U字状に形成されその先端が微小開口する指輪止め本体の指輪との打撃当接面に打撃による音響効果の大きな金属片部などを配置したものなどであって、これによって明瞭なワンタッチ装着音が発生するようにしてその装着操作を快適に行うことができるようにしている。
指止め部は指輪止め本体の内周面の基部側に突出して波形などに設けられた部分であり、指輪に装着される指装着面を狭めるように機能する。なお、指のつぼなどに当たる部分に、指止め部の先端を適度に当接させたり、磁化させたその先端で適度に刺激したりして爽快な装着感を与えるようにすることもできる。
このような指止め部は、指輪止め本体のU字状基部側に略波形状や先端が滑らかな突起状などにして複数形成することができ、指輪へ指輪止め具を装着する際に指を傷つけることなくスムーズに装着できるようにしている。
指止め部の縁部は、滑らかな波形状に形成するのが好ましく、このような形状にすることによって、指輪止め具を指輪に装着する際に指に食い込んで鬱血するのを防ぐことができ、指輪の装着感を向上させることができる。
さらに、指止め部が指輪止め本体のC字状両縁に沿ってそれぞれが互い違いの略波形状になるように形成することもできる。これによって、指装着部分の摩擦抵抗を大きくして、指輪の抜け落ちや位置ずれを効果的に防止することができる。
以上のように本発明の指輪止め具によれば、指に指輪を入れたままで指の側面側から指輪止め具を容易に装着して指輪の装着部位におけるずれを効果的に防止できる。さらに、指輪止め具を複数の異なる種類の指輪とそれぞれ組み合わせて用いることができるので、デザイン付加性や汎用性にも優れている。
また、指輪本体自体に加工を施すことなく適用できるので、既存の指輪が婚約指輪や結婚指輪のように特別な記念の指輪である場合でも、指輪のずれを防止することが容易にできる。
(実施例1)
本発明の実施例1に係る指輪止め具を図面に基づいてさらに具体的に説明する。
図1は実施例1に係る指輪止め具が指輪に装着される斜視図であり、図2はその平面図である。
図1及び図2において、10は実施例1の指輪止め具、11は略U字状に形成されその対向する先端11a、11b間の開口部11cで指輪Yの側面側を挟み付けるようにして着脱自在に嵌合される指輪止め本体、12は指輪止め本体11の内周面に突設され指輪Yの指装着面を狭めるための略波状に形成された指止め部、13は指輪止め本体11に窓状に開口して形成され装着される指輪側面のマークや宝飾物などが覗かれるようにした装着位置表示部である。
実施例1の指輪止め具10は、その全体がメッキされたバネ用のリン青銅を含む金属で形成され、先端11a,11b間を押し広げてその開口部11cを指輪Yの側面側に嵌着させるのに約2N(約0.2kgf)の押圧力となるようにその弾性率や指輪止め本体11の厚みや幅などの嵌合形状が設定されている。これによって指輪止め具10が指輪Yから不用意にはずれたりすることのない保持力を確保するとともに、指輪Yからの着脱操作が容易となるようにしている。
図示するように指輪Yには宝石Hが飾台係止部Kを介して支持される。指が入れられたこの指輪Yの宝石Hが取り付けられていない裏側側面に指輪止め具10の開口部11cとなる先端11a,11b間を押し広げて圧入させるようにして、指輪止め具10を指輪Yに嵌着させて固定することができる。この指輪止め具10の指輪装着位置では、指輪止め本体11に窓状に開口した装着位置表示部13を通して、指輪Yのマークなどを視認できるので、これによって指輪止め具10が確実に指輪Yにセットされているのを確認できる。なお、指輪Yに指輪止め具10が嵌着されるときのクリック音などが強調されて発生するように指輪止め具10の指輪Yに対する嵌合形状や材質などを設定して、このように構成される装着音発生部を介して前記セット位置の確認を行うようにしてもよい。
また、図3に示すように指輪止め具10が指に挿入されている指輪Yに装着されたときには、指輪止め具10の基端側に波形状に形成された指止め部12によって、指が装着された指輪Yの指装着面Sが狭められる。これによって指輪Yが指を軸として回転したり、軸方向にずれて移動したりするのを抑制でき、使い勝手のよい安定した状態に指輪Yを保持させることができる。
図示するように略U字状に形成された指輪止め本体11の基部側内周に設けられた指止め部12の波形部分をその前後でそれぞれが互い違いになるように配置して、前後で重なる指装着面Sの面積を狭めるとともに、指輪Yがその指先に向けて移動する方向の摩擦抵抗を大きくして指輪Yの抜け落ちや位置ずれをさらに効果的に防止することができる。
実施例1の指輪止め具10は、上述してきた構成としているので以下の作用を有する。
(a)略U字状に形成され指輪Yの側面側から着脱自在に嵌合される指輪止め本体11と、指輪Y内の指装着面Sを狭める波形状に形成された指止め部12とを有するので、指に指輪Yを入れたままで指の側面側から指輪止め本体11を容易に装着することができ、指輪Yをその装着位置で安定した状態に保持させることができる。
(b)指輪Yに加工を施すことなく適用でき、種々の異なるサイズの指輪にも用いることが可能であり、指輪止め具10をそのデザインの一部に取り入れることができ汎用性とデザイン付加性に優れている。
(c)指輪止め本体11が指輪装着位置に嵌合したのを表示することもできる窓状に形成された装着位置表示部13が設けられているので、指輪止め具10が指輪Yに適切に装着されているかどうかを知ることができ、指輪止め具10が指輪Yから脱落するのを未然に防止できる。
(d)指輪止め具10における嵌合形状や材質などの設計によって、クリックなどの装着音がよく聞こえるようにすることでその装着操作を快適に行うこともできる。
(e)指輪止め本体11が弾性変形能に優れた金属材で形成され、指輪止め本体11を指輪Yに嵌合させるときの押圧力が特定範囲に設定されているので、指輪Yを指に挿入したままでその側面側から指輪止め具10を容易に着脱させることができ、しかも、装着された指輪止め具10を、指輪Yから不用意にはずれることなくその装着位置に確実に保持させておくことができる。
(f)指輪止め本体11のU字状基部側に指止め部12が略波形状に突設されて形成されているので、指輪Yを装着した場合にその先端部分が食い込んで指が鬱血するのを防ぐとともに、つぼを適度に刺激することもでき、これによって指輪Yの装着感を向上できる。
(実施例2)
図4は本発明の実施例2に係る指輪止め具の説明図である。
実施例2の指輪止め具20は図示するように、略U字状に形成されその対向する先端21a、21b間の開口部21cがその厚み方向に拡大して指輪Yの宝石H側を挟み付けるようにして着脱自在に嵌合される指輪止め本体21と、指輪止め本体21の内周面に突設され指輪Yの指装着面を狭めるための略波状に形成された指止め部22とを備えて構成されている。
指輪止め具20の左右に開口する先端21a、21bは図4(b)に示すようにその厚み方向にそれぞれ分断された構造を備え、この先端21a、21a’及び先端21b、21b’が厚み方向にその弾性力で縮小することによって、指輪Yの宝石H側を挟圧して固定するようになっている。
実施例2の指輪止め具20は以上のように構成されているので、前記実施例1の作用に加えて、先端21a、21a’及び先端21b、21b’とによって指輪Yを把持する弾性力の調整が比較的容易にできるとともに、指輪止め具20が被せられる指輪Yの露出面積を大きくして、指輪Yが有するオリジナルなデザインを損なうことなく良好に保持させることも可能となる。
(実施例3)
図5(a)は本発明の実施例3に係る指輪止め具の斜視図であり、図5(b)は同指輪止め具を指輪挿入側からみた平面図である。
実施例3の指輪止め具30は図示するように、その全体が表裏二枚となるU字状部31、32とを有した指輪止め本体を備えて形成されその対向する先端部30a、30bでU字状部31、32とが一体に連接され、その奥側が厚み方向に自在に拡縮して指輪Yのリングを挟み付けて着脱自在に嵌合されるようになっており、U字状部31、32の内周面側に指輪Yの指装着面を狭めるための指止め部33が形成されるようにしている。なお、U字状部31、32の奥側には指輪Yのリングに嵌合させるための爪状に張り出した内側リング係止部34が設けられている。
図6(a)は指輪止め具が装着された指輪の正面図であり、図6(b)はその側面図である。図示するように指輪Yに指輪止め具30がその背面側から装着されることにより、内側リング係止部34で指輪止め具30がしっかりと所定位置に固定されるとともに、その指止め部33で指腹の部分が狭められるようにしている。
図7(a)は実施例3の指輪止め具における変容例の斜視図、図7(b)は同指輪止め具を指輪挿入側からみた平面図、図8は(a)は指輪止め具が装着された指輪の正面図、図8(b)はその側面図である。
この変容例の指輪止め具40においては、指輪止め具30の下部に、指輪Yのリング外側に嵌合するようにU字状部31、32から互いに爪状に突出して形成された外側リング係止部41が設けられており、この外側リング係止部41を前記内側リング係止部34と対向させて配置して内側と外側から指輪Yのリングを挟み付けるようにして指輪Yに指輪止め具40をさらに確実に固定できるようにしている。
実施例3の指輪止め具30、40は以上のように構成されているので、形状が比較的シンプルで製造が容易であるため経済性に優れるとともに、指輪止め具30、40が被せられる指輪Yの露出面積をさらに大きくしたり、新たなデザインを付加したりすることができそのそのデザイン性にも優れている。
本発明は、指の装着部分で指輪がずれるのを防止する指輪止め具の分野に適用することができ、指に指輪を入れたままで指の側面側から容易に装着することができる装着性を備え、指輪本体自体に加工を施すことなく適用できる汎用性やデザイン性に優れた指輪止め具を提供できる。
実施例1に係る指輪止め具が指輪に装着される斜視図である。 同指輪止め具の平面図である。 同指輪止め具の説明図である。 実施例2に係る指輪止め具の説明図である。 実施例3に係る指輪止め具の斜視図及びその平面図である。 同指輪止め具が装着された指輪の正面図及びその側面図である。 同指輪止め具の変容例の斜視図及びその平面図である。 同指輪止め具が装着された指輪の正面図及びその側面図である。
符号の説明
10 実施例1の指輪止め具
11 指輪止め本体
11a、11b 先端
11c 開口部
12 指止め部
13 装着位置表示部
20 実施例2の指輪止め具
21a、21a’ 先端
21b、21b’ 先端
21c 開口部
21 指輪止め本体
22 指止め部
30 実施例3の指輪止め具
30a、30b 先端部
31、32 U字状部(指輪止め本体)
33 指止め部
34 内側リング係止部
40 実施例3の指輪止め具(変容例)
41 外側リング係止部
Y 指輪
H 宝石
K 飾台係止部
S 指装着面

Claims (5)

  1. 略U字状に形成されその対向する先端の開口部が指輪の側面側から着脱自在に嵌合される指輪止め本体と、前記指輪止め本体の内周面に突設され前記指輪の指装着面を狭める指止め部とを有することを特徴とする指輪止め具。
  2. 前記指輪止め本体が指輪装着位置に嵌合したのを表示する装着位置表示部及び/又は装着音を発生させる装着音発生部が設けられていることを特徴とする請求項1記載の指輪止め具。
  3. 前記指輪止め本体がバネ用リン青銅やバネ用ステンレスなどの弾性変形能の大きな金属材で形成され、前記指輪止め本体を前記指輪に嵌合固定させるときの押圧力が1〜3Nであることを特徴とする請求項1又は2記載の指輪止め具。
  4. 前記指輪止め本体のU字状基部側に前記指止め部が略波形状に形成されていることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の指輪止め具。
  5. 前記指輪に挟圧して嵌合される前記指輪止め本体の断面が略C字状に形成され、前記指止め部が前記指輪止め本体のC字状両縁に沿ってそれぞれが互い違いになる略波形状に形成されていることを特徴とする請求項1〜4の内いずれか1項に記載の指輪止め具。
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