JP2948757B2 - ピアシング用ピアス - Google Patents
ピアシング用ピアスInfo
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Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、ピアシング用ピアスに
関する。
関する。
【０００２】ピアシング用ピアスと、耳朶身飾品として
のピアスを装着するためのピアシング時、およびピアシ
ング後ピアス装着孔の再閉塞を防止するため一定期間使
用され、金属アレルギー防止効果を有し、これら以外の
時にも身飾品として装着継続可能なピアスである。
のピアスを装着するためのピアシング時、およびピアシ
ング後ピアス装着孔の再閉塞を防止するため一定期間使
用され、金属アレルギー防止効果を有し、これら以外の
時にも身飾品として装着継続可能なピアスである。
【０００３】
【従来の技術】本発明に関連する従来技術としては、本
発明の発明者による特願平６−３３９２９７号の技術が
ある。この技術は、従来例側断面図である図４に示され
るように、アレルギー非生起性硬質素材製の耳朶穿孔具
を兼ねるピアス軸１１に、芯材１２を内装し、この芯材
に外部露出する軸尖１３が延設されたものである。
発明の発明者による特願平６−３３９２９７号の技術が
ある。この技術は、従来例側断面図である図４に示され
るように、アレルギー非生起性硬質素材製の耳朶穿孔具
を兼ねるピアス軸１１に、芯材１２を内装し、この芯材
に外部露出する軸尖１３が延設されたものである。
【０００４】その他関連従来技術として、ピアス装着孔
のアレルギー防止と再閉塞防止を目的として特開平６−
１７８７０５号の技術があるが、これはピアシング、即
ち耳朶への穿孔を念頭においたものではない。
のアレルギー防止と再閉塞防止を目的として特開平６−
１７８７０５号の技術があるが、これはピアシング、即
ち耳朶への穿孔を念頭においたものではない。
【０００５】
【解決すべき課題】上記従来技術は、耳朶への穿孔具で
あって、穿孔後に生じやすいアレルギーの防止効果、ピ
アス装着孔の再閉塞の防止効果を有するものであるのみ
ならず、身飾品としても着用に適する優れたものではあ
るが、同一物品において、着用者がその趣向に合わせ、
身飾品として重要な視覚的訴求力を有するヘッド部を、
複数種類随意選択することは、不可能である。
あって、穿孔後に生じやすいアレルギーの防止効果、ピ
アス装着孔の再閉塞の防止効果を有するものであるのみ
ならず、身飾品としても着用に適する優れたものではあ
るが、同一物品において、着用者がその趣向に合わせ、
身飾品として重要な視覚的訴求力を有するヘッド部を、
複数種類随意選択することは、不可能である。
【０００６】また上記従来技術においては、耳朶の厚み
が通常人に比較して厚い者、もしくは薄い者に対して
は、通常の耳朶の厚みを有する者を念頭においた画一品
を使用した場合、耳朶が厚いものは、装着時にピアス軸
の軸長が不足となり、反対に耳朶の薄い者は装着時にピ
アス軸が突出し過ぎる難があり、これに対しこれらの身
体形状に合わせた別途品を製作すれば、需要の割に製造
コストが増大してしまう、という課題があった。
が通常人に比較して厚い者、もしくは薄い者に対して
は、通常の耳朶の厚みを有する者を念頭においた画一品
を使用した場合、耳朶が厚いものは、装着時にピアス軸
の軸長が不足となり、反対に耳朶の薄い者は装着時にピ
アス軸が突出し過ぎる難があり、これに対しこれらの身
体形状に合わせた別途品を製作すれば、需要の割に製造
コストが増大してしまう、という課題があった。
【０００７】本発明はこのような課題にかんがみ、アレ
ルギー防止効果を保持しつつ、身飾品として重要な視覚
的訴求力を有するヘッド部を複数種類随意選択が可能で
あって、且つ耳朶の厚みに合わせ、ピアス軸の軸長を調
整することも可能なピアシング用ピアスを提供すること
を目的とする。
ルギー防止効果を保持しつつ、身飾品として重要な視覚
的訴求力を有するヘッド部を複数種類随意選択が可能で
あって、且つ耳朶の厚みに合わせ、ピアス軸の軸長を調
整することも可能なピアシング用ピアスを提供すること
を目的とする。
【０００８】
【課題を解決するための手段】本発明は、ピアス軸に嵌
着されるピアス軸保持具である留め具を備え、留め具を
除く構成部位、すなわちピアス主部が、断面円形ないし
断面多角形の柱状ないし尖欠錘体状の軸幹と、該軸幹に
滑沢延設される軸尖と、前記軸幹に連設されるヘッド部
とにより構成され、上記ピアス主部と留め具が、耳朶な
いし耳朶に穿設のピアス軸装着孔等身体装着部位に当接
する部位に、アレルギー生起物質を有しない素材が被装
されるか、或いは該部位が上記アレルギー非生起性素材
により構成さるとともに、上記軸尖がアレルギー非生起
性硬質素材により構成され、軸尖、軸幹、ヘッド部の少
なくともひとつが別部材であって、これら別部材が、少
なくとも一方の部材に備設された嵌結手段を介し、別部
材同士が着脱自在に嵌装されるピアシング用ピアスにお
いて、上記軸幹とヘッド部とが、アレルギー非生起性素
材或いは抗菌素材により連設一体成型された構成、また
は上記軸尖、軸幹、ヘッド部の全てが別部材である構成
を主たる課題解決の手段としている。
着されるピアス軸保持具である留め具を備え、留め具を
除く構成部位、すなわちピアス主部が、断面円形ないし
断面多角形の柱状ないし尖欠錘体状の軸幹と、該軸幹に
滑沢延設される軸尖と、前記軸幹に連設されるヘッド部
とにより構成され、上記ピアス主部と留め具が、耳朶な
いし耳朶に穿設のピアス軸装着孔等身体装着部位に当接
する部位に、アレルギー生起物質を有しない素材が被装
されるか、或いは該部位が上記アレルギー非生起性素材
により構成さるとともに、上記軸尖がアレルギー非生起
性硬質素材により構成され、軸尖、軸幹、ヘッド部の少
なくともひとつが別部材であって、これら別部材が、少
なくとも一方の部材に備設された嵌結手段を介し、別部
材同士が着脱自在に嵌装されるピアシング用ピアスにお
いて、上記軸幹とヘッド部とが、アレルギー非生起性素
材或いは抗菌素材により連設一体成型された構成、また
は上記軸尖、軸幹、ヘッド部の全てが別部材である構成
を主たる課題解決の手段としている。
【０００９】本発明では、特に上記後者において、身飾
品として重要な視覚的訴求力を有するヘッド部の複数種
類随意選択を可能ならしめるための課題解決手段とし
て、軸幹にフランジ状のヘッド板が、アレルギー非生起
性素材もしくは可塑性抗菌素材により連設一体成型さ
れ、該ヘッド板に固装されヘッド部を構成するヘッド装
飾部材が、嵌結手段を介し、着脱自在に嵌装される構成
をとり、耳朶の厚みの個人差に対応し、耳朶の厚みに合
わせ、ピアス軸の軸長を調整することを可能ならしめる
ための課題解決手段として、軸幹と軸尖とが、これらの
少なくともひとつに備設された嵌結手段を介し嵌装され
るとともに、上記軸尖の端面より錘状部に至るまでの軸
尖構成部位に、ピアス軸の軸幹とほぼ同じ径を有する大
径部である軸尖幹部が、耳朶の厚みに合わせ、適宜長に
介設形成されている。
品として重要な視覚的訴求力を有するヘッド部の複数種
類随意選択を可能ならしめるための課題解決手段とし
て、軸幹にフランジ状のヘッド板が、アレルギー非生起
性素材もしくは可塑性抗菌素材により連設一体成型さ
れ、該ヘッド板に固装されヘッド部を構成するヘッド装
飾部材が、嵌結手段を介し、着脱自在に嵌装される構成
をとり、耳朶の厚みの個人差に対応し、耳朶の厚みに合
わせ、ピアス軸の軸長を調整することを可能ならしめる
ための課題解決手段として、軸幹と軸尖とが、これらの
少なくともひとつに備設された嵌結手段を介し嵌装され
るとともに、上記軸尖の端面より錘状部に至るまでの軸
尖構成部位に、ピアス軸の軸幹とほぼ同じ径を有する大
径部である軸尖幹部が、耳朶の厚みに合わせ、適宜長に
介設形成されている。
【００１０】
【作用】上述の構成により、アレルギー防止効果を保持
する耳朶身飾品として、身飾品として重要な視覚的訴求
力を有するヘッド部が、軸幹、即ち軸尖の部位を除くピ
アス軸と一体成型され、これによって、軸尖部位とは別
途に、ヘッド部の様々な意匠創作が可能となる。
する耳朶身飾品として、身飾品として重要な視覚的訴求
力を有するヘッド部が、軸幹、即ち軸尖の部位を除くピ
アス軸と一体成型され、これによって、軸尖部位とは別
途に、ヘッド部の様々な意匠創作が可能となる。
【００１１】これら装飾性に富み、あるいは宝飾品の付
設可能なヘッド部、並びに軸幹が一体となったもの、或
は嵌着手段の設けられた独立部材としてのヘッド部は、
着用者の趣向に合わせ、幾種類も廉価且つ大量に製作可
能であり、これらに別部材の軸尖を嵌結、ないしは各々
独立部材であるヘッド部、軸幹、軸尖の３部材を一連に
嵌結すれば、ピアシング時のみならず通常の装着時に
も、着用者はその趣向に合わせ、複数種類随意選択が可
能となる。
設可能なヘッド部、並びに軸幹が一体となったもの、或
は嵌着手段の設けられた独立部材としてのヘッド部は、
着用者の趣向に合わせ、幾種類も廉価且つ大量に製作可
能であり、これらに別部材の軸尖を嵌結、ないしは各々
独立部材であるヘッド部、軸幹、軸尖の３部材を一連に
嵌結すれば、ピアシング時のみならず通常の装着時に
も、着用者はその趣向に合わせ、複数種類随意選択が可
能となる。
【００１２】また軸尖も軸幹に嵌結突起を介して着脱自
在であることから、軸尖の端面より錘状部に至るまでの
軸尖構成部位に、ピアス軸とほぼ同じ径を有する大径部
が、耳朶の厚みに合わせ適宜長に介設形成することは、
実際上、着用者の耳朶の厚みに合わせ、例えば耳朶が厚
い着用者に対しては、ピアス軸を実際上長くし、耳朶が
薄い着用者に対してはピアス軸を実際上短くすることと
なる。
在であることから、軸尖の端面より錘状部に至るまでの
軸尖構成部位に、ピアス軸とほぼ同じ径を有する大径部
が、耳朶の厚みに合わせ適宜長に介設形成することは、
実際上、着用者の耳朶の厚みに合わせ、例えば耳朶が厚
い着用者に対しては、ピアス軸を実際上長くし、耳朶が
薄い着用者に対してはピアス軸を実際上短くすることと
なる。
【００１３】その結果、着用者は、ピアシング時におい
て、その美的志向に適合するヘッド部を有するものを随
意選択できるばかりでなく、着用者の耳朶の厚みに適合
する軸長を有するピアスを随時提供することができる。
て、その美的志向に適合するヘッド部を有するものを随
意選択できるばかりでなく、着用者の耳朶の厚みに適合
する軸長を有するピアスを随時提供することができる。
【００１４】
【実施例】以下本発明の実施例を図面を参照しながら説
明する。図１は本発明ピアシング用ピアス実施例の分解
断面図である。この図１に示されるように、本実施例
は、留め具６を除くピアス主部がヘッド部１、ヘッド部
１が嵌着される軸幹２、軸幹２に着脱自在に嵌結される
軸尖３の各々独立した３部材より構成される。
明する。図１は本発明ピアシング用ピアス実施例の分解
断面図である。この図１に示されるように、本実施例
は、留め具６を除くピアス主部がヘッド部１、ヘッド部
１が嵌着される軸幹２、軸幹２に着脱自在に嵌結される
軸尖３の各々独立した３部材より構成される。
【００１５】ヘッド部１は、貴石など装飾部が貼設ない
し固着されるか、あるいは装飾性に富む可塑性素材を成
型したもので、軸幹２に嵌着するための尖端を有する嵌
着突起１ａを備えている。嵌着突起１ａの起点近傍は、
平面状となっている。
し固着されるか、あるいは装飾性に富む可塑性素材を成
型したもので、軸幹２に嵌着するための尖端を有する嵌
着突起１ａを備えている。嵌着突起１ａの起点近傍は、
平面状となっている。
【００１６】軸幹２は、若干の弾性を有する非アレルギ
ー生起性硬質合成樹脂素材ないしセラミック素材からな
り、抗菌性合成樹脂素材から構成されることも有り得
る。軸幹２の端面には、フランジ部２ａが形成されてお
り、このフランジ部２ａより軸幹内部方向に向け、ヘッ
ド部嵌着孔２ｂが穿設されている。
ー生起性硬質合成樹脂素材ないしセラミック素材からな
り、抗菌性合成樹脂素材から構成されることも有り得
る。軸幹２の端面には、フランジ部２ａが形成されてお
り、このフランジ部２ａより軸幹内部方向に向け、ヘッ
ド部嵌着孔２ｂが穿設されている。
【００１７】軸幹２のもう一方の端面には、軸尖を嵌結
するための軸尖嵌結孔２ｃが穿設される。軸尖嵌結孔２
ｃは、挿嵌孔ないしは螺結孔である。嵌結孔長は、およ
そ軸幹長の４分の１程度である。
するための軸尖嵌結孔２ｃが穿設される。軸尖嵌結孔２
ｃは、挿嵌孔ないしは螺結孔である。嵌結孔長は、およ
そ軸幹長の４分の１程度である。
【００１８】軸尖３は、医療用ステンレスやチタン合金
等の軽量かつ金属アレルギーを生じさせにくい素材によ
り構成され、一方の端部は尖端３ａとなっており、もう
一方の端部は軸幹２の端面に嵌結時に密着するような平
面形状３ｂとなっている。
等の軽量かつ金属アレルギーを生じさせにくい素材によ
り構成され、一方の端部は尖端３ａとなっており、もう
一方の端部は軸幹２の端面に嵌結時に密着するような平
面形状３ｂとなっている。
【００１９】軸尖３の端面３ｂより錘状部に至るまでの
軸尖構成部位、即ち軸尖幹部４は、軸幹２とほぼ同じ径
を有し、着用者の耳朶の厚みに合わせ、適宜長に介設形
成されている。
軸尖構成部位、即ち軸尖幹部４は、軸幹２とほぼ同じ径
を有し、着用者の耳朶の厚みに合わせ、適宜長に介設形
成されている。
【００２０】この軸尖端面３ｂより、軸幹２に穿設され
た嵌結孔２ａに嵌合する嵌結突起５が突設されている。
嵌結突起５は、中密軸状もしくは螺軸状であり、嵌結孔
２ｃに密着適合し、構成素材の可撓性ないし弾性との関
連上、折損ないし曲変しにくい形状と長さを有してい
る。
た嵌結孔２ａに嵌合する嵌結突起５が突設されている。
嵌結突起５は、中密軸状もしくは螺軸状であり、嵌結孔
２ｃに密着適合し、構成素材の可撓性ないし弾性との関
連上、折損ないし曲変しにくい形状と長さを有してい
る。
【００２１】以上のような構成により、ピアシング時な
いし身体装着時には、嵌結突起５を軸尖嵌結孔２ｃに挿
嵌もしくは螺結し、軸尖３を軸幹２に嵌結させる。軸幹
２が若干の弾性を有する合成樹脂性であれば、軸幹２の
嵌結孔２ａ近傍の素材弾性により、両者の嵌結に困難は
少なく、嵌着度は良好である。また脱装にも困難は少な
い。また軸幹２がセラミック素材の場合は、軸尖３は軸
幹３に螺結される。
いし身体装着時には、嵌結突起５を軸尖嵌結孔２ｃに挿
嵌もしくは螺結し、軸尖３を軸幹２に嵌結させる。軸幹
２が若干の弾性を有する合成樹脂性であれば、軸幹２の
嵌結孔２ａ近傍の素材弾性により、両者の嵌結に困難は
少なく、嵌着度は良好である。また脱装にも困難は少な
い。また軸幹２がセラミック素材の場合は、軸尖３は軸
幹３に螺結される。
【００２２】またヘッド部１は、着用者ないし供給者に
より、ピアシング前に任意に部材を選べるため、着用者
ないし供給者はその趣向に合ったものを、嵌着突起１ａ
を軸幹２に穿設のヘッド部嵌結孔２ｂに嵌結させてお
く。このようにして、従来の一般的ピアスと同様、ピア
ス軸とヘッド部を備えたピアスの主部が構成される。
より、ピアシング前に任意に部材を選べるため、着用者
ないし供給者はその趣向に合ったものを、嵌着突起１ａ
を軸幹２に穿設のヘッド部嵌結孔２ｂに嵌結させてお
く。このようにして、従来の一般的ピアスと同様、ピア
ス軸とヘッド部を備えたピアスの主部が構成される。
【００２３】ピアシング時には軸尖３の尖端３ａが耳朶
内に穿入し、耳朶にピアス装着孔を穿設する。ピアス装
着孔穿設後は、軸幹２の上過半部が身体組織内に滞留
し、ピアス装着孔の形成を促す。
内に穿入し、耳朶にピアス装着孔を穿設する。ピアス装
着孔穿設後は、軸幹２の上過半部が身体組織内に滞留
し、ピアス装着孔の形成を促す。
【００２４】ピアシング後およびピアス装着時には、装
着時に横断面図である図２（ａ）ないし（ｂ）に見られ
るように、留め具６とフランジ部２ａにより、耳朶ない
し身体装着部位Ｅが挟持され、固定される。これは従来
例ないし一般例と同様である。
着時に横断面図である図２（ａ）ないし（ｂ）に見られ
るように、留め具６とフランジ部２ａにより、耳朶ない
し身体装着部位Ｅが挟持され、固定される。これは従来
例ないし一般例と同様である。
【００２５】軸尖幹部４は、着用者の耳朶の厚みにより
適宜長さを変えて別部材として提供されるので、耳朶の
厚い着用者の装着時を示す横断面図である図２（ａ）、
耳朶の薄い着用者の装着時を示す横断面図を示す図２
（ｂ）にそれぞれ示されるように、ヘッド部１及び軸幹
２が同じものである場合でも、軸尖を部材交換するのみ
で、耳朶Ｅの厚みに合わせたものを用意すれば、装着に
適した軸長のピアスが提供される。このようにすれば、
留め具６の固定度も良好である。
適宜長さを変えて別部材として提供されるので、耳朶の
厚い着用者の装着時を示す横断面図である図２（ａ）、
耳朶の薄い着用者の装着時を示す横断面図を示す図２
（ｂ）にそれぞれ示されるように、ヘッド部１及び軸幹
２が同じものである場合でも、軸尖を部材交換するのみ
で、耳朶Ｅの厚みに合わせたものを用意すれば、装着に
適した軸長のピアスが提供される。このようにすれば、
留め具６の固定度も良好である。
【００２６】またヘッド部１と軸幹２とを一体成型した
ものも、本発明実施例の範疇に属し、数種類の異なるヘ
ッド部を備えて一体成型されたヘッド部及び軸幹の斜視
図である図３（ａ）〜（ｃ）に示されるように、軸幹２
の横断面が円形、多角形であるを問わず、様々な意匠性
のある幾種類ものヘッド部を有する、軸尖を除いたピア
ス主部部材が提供され、これもヘッド部が別部材の場合
と同様、着用者の趣向に合わせ、随意選択が可能であ
る。
ものも、本発明実施例の範疇に属し、数種類の異なるヘ
ッド部を備えて一体成型されたヘッド部及び軸幹の斜視
図である図３（ａ）〜（ｃ）に示されるように、軸幹２
の横断面が円形、多角形であるを問わず、様々な意匠性
のある幾種類ものヘッド部を有する、軸尖を除いたピア
ス主部部材が提供され、これもヘッド部が別部材の場合
と同様、着用者の趣向に合わせ、随意選択が可能であ
る。
【００２７】また耳朶の厚みが通常人とやや異なる着用
者であっても、図２（ａ）（ｂ）に示されるように、耳
朶の厚みに合わせた軸尖を使用すれば、常に良好に固定
装着が可能であって、しかも趣向に合わせたピアス主部
の随意選択も可能である。
者であっても、図２（ａ）（ｂ）に示されるように、耳
朶の厚みに合わせた軸尖を使用すれば、常に良好に固定
装着が可能であって、しかも趣向に合わせたピアス主部
の随意選択も可能である。
【００２８】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明ピアシング
用ピアスによれば、微小物品であるが故に従来ヘッド部
の装飾部を除き１部材として製作されてきたピアス主
部、すなわち留め具を除いた構成部分を、少なくとも軸
尖は別部材とするか、或はヘッド部、軸幹、軸尖という
３部位を全く独立の部材とした画期的構成の発明であっ
て、本発明によれば、アレルギー防止効果を保持しつ
つ、身飾品として重要な視覚的訴求力を有するヘッド部
を複数種類随意選択が可能であって、且つ耳朶の厚みに
合わせ、ピアス軸の軸長を調整することも可能なピアシ
ング用ピアスが提供される。
用ピアスによれば、微小物品であるが故に従来ヘッド部
の装飾部を除き１部材として製作されてきたピアス主
部、すなわち留め具を除いた構成部分を、少なくとも軸
尖は別部材とするか、或はヘッド部、軸幹、軸尖という
３部位を全く独立の部材とした画期的構成の発明であっ
て、本発明によれば、アレルギー防止効果を保持しつ
つ、身飾品として重要な視覚的訴求力を有するヘッド部
を複数種類随意選択が可能であって、且つ耳朶の厚みに
合わせ、ピアス軸の軸長を調整することも可能なピアシ
ング用ピアスが提供される。
図１ 本発明ピアシング用ピアス実施例の分解断面図
である 図２ （ａ）耳朶は厚い着用者の装着時を示す断面図
であり、（ｂ）は耳朶の薄い着用者の装着時を示す断面
図である。 図３ （ａ）〜（ｃ）は本発明実施例の部材となる数
種類の異なるヘッド部を備えて一体成型されたヘッド部
及び軸幹の斜視図である。 図４ 従来例側断面図である。
である 図２ （ａ）耳朶は厚い着用者の装着時を示す断面図
であり、（ｂ）は耳朶の薄い着用者の装着時を示す断面
図である。 図３ （ａ）〜（ｃ）は本発明実施例の部材となる数
種類の異なるヘッド部を備えて一体成型されたヘッド部
及び軸幹の斜視図である。 図４ 従来例側断面図である。
１ ヘッド部 １ａ 嵌着突起 ２ 軸幹 ２ａ フランジ部 ２ｂ ヘッド部嵌着孔 ２ｃ 軸尖嵌結孔 ３ 軸尖 ３ａ 軸尖尖端 ３ｂ 軸尖端面 ４ 軸尖幹部 ５ 嵌結突起 ６ 留め具 １１ ピアス軸 １２ 芯材 １３ 軸尖 Ｅ 耳朶ないし身体組織
Claims (4)
- 【請求項１】ピアス軸に嵌着されるピアス軸保持具であ
る留め具を備え、留め具を除く構成部位、すなわちピア
ス主部が、断面円形ないし断面多角形の柱状ないし尖欠
錘体状の軸幹と、該軸幹に滑沢延設される軸尖と、前記
軸幹に連設されるヘッド部とにより構成され、上記ピア
ス主部と留め具が、耳朶ないし耳朶に穿設のピアス軸装
着孔等身体装着部位に当接する部位に、アレルギー生起
物質を有しない素材が被装されるか、或いは該部位が上
記アレルギー非生起性素材により構成されるとともに、
上記軸尖がアレルギー非生起性硬質素材により構成さ
れ、軸尖、軸幹、ヘッド部の少なくともひとつが別部材
であって これら別部材が、少なくとも一方の部材に備
設された嵌結手段を介し、別部材同士が着脱自在に嵌装
されるピアシング用ピアスにおいて、上記軸幹とヘッド
部とが、アレルギー非生起性素材或いは抗菌素材により
連設一体成型されたことを特徴とするピアシング用ピア
ス。 - 【請求項２】ピアス軸に嵌着されるピアス軸保持具であ
る留め具を備え、留め具を除く構成部位、すなわちピア
ス主部が、断面円形ないし断面多角形の柱状ないし尖欠
錘体状の軸幹と、該軸幹に滑沢延設される軸尖と、前記
軸幹に連設されるヘッド部とにより構成され、上記ピア
ス主部と留め具が、耳朶ないし耳朶に穿設のピアス軸装
着孔等身体装着部位に当接する部位に、アレルギー生起
物質を有しない素材が被装されるか、或いは該部位が上
記アレルギー非生起性素材により構成されるとともに、
上記軸尖がアレルギー非生起性硬質素材により構成さ
れ、軸尖、軸幹、ヘッド部の少なくともひとつが別部材
であって、これら別部材が、少なくとも一方の部材に備
設された嵌結手段を介し、別部材同士が着脱自在に嵌装
されるピアシング用ピアスにおいて、上記軸尖、軸幹、
ヘッド部の全てが別部材であることを特徴とするピアシ
ング用ピアス - 【請求項３】軸幹にフランジ状のヘッド板が、アレルギ
ー非生起性素材もしくは可塑性抗菌素材により連設一体
成型され、該ヘッド板に固装されヘッド部を構成するヘ
ッド装飾部材が、嵌結手段を介し、着脱自在に嵌装され
ることを特徴とする請求項１記載のピアシング用ピアス - 【請求項４】軸幹と軸尖とが、これらの少なくともひと
つに備設された嵌結手段を介し嵌装されるとともに、上
記軸尖の端面より錘状部に至るまでの軸尖構成部位に、
ピアス軸の軸幹とほぼ同じ径を有する大径部である軸尖
幹部が、耳朶の厚みに合わせ、適宜長に介設形成された
ことを特徴とする請求項１〜３のいずれか記載のピアシ
ング用ピアス
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7107896A JP2948757B2 (ja) | 1996-02-29 | 1996-02-29 | ピアシング用ピアス |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7107896A JP2948757B2 (ja) | 1996-02-29 | 1996-02-29 | ピアシング用ピアス |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09234105A JPH09234105A (ja) | 1997-09-09 |
| JP2948757B2 true JP2948757B2 (ja) | 1999-09-13 |
Family
ID=13450138
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7107896A Expired - Fee Related JP2948757B2 (ja) | 1996-02-29 | 1996-02-29 | ピアシング用ピアス |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2948757B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2011137081A2 (en) * | 2010-04-30 | 2011-11-03 | Jacqueline Baer | A decorative body jewelry system |
-
1996
- 1996-02-29 JP JP7107896A patent/JP2948757B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2011137081A2 (en) * | 2010-04-30 | 2011-11-03 | Jacqueline Baer | A decorative body jewelry system |
| WO2011137081A3 (en) * | 2010-04-30 | 2012-04-05 | Jacqueline Baer | A decorative body jewelry system |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH09234105A (ja) | 1997-09-09 |
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