JPH08205911A - ピアス - Google Patents

ピアス

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JPH08205911A
JPH08205911A JP7017652A JP1765295A JPH08205911A JP H08205911 A JPH08205911 A JP H08205911A JP 7017652 A JP7017652 A JP 7017652A JP 1765295 A JP1765295 A JP 1765295A JP H08205911 A JPH08205911 A JP H08205911A
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JP
Japan
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holder
post
insertion hole
shaft
ornament
Prior art date
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Pending
Application number
JP7017652A
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English (en)
Inventor
Hideo Sakata
秀夫 坂田
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YUNIBAASU YAMAKI KK
Original Assignee
YUNIBAASU YAMAKI KK
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Publication date
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    • AHUMAN NECESSITIES
    • A44HABERDASHERY; JEWELLERY
    • A44CPERSONAL ADORNMENTS, e.g. JEWELLERY; COINS
    • A44C7/00Ear-rings; Devices for piercing the ear-lobes
    • A44C7/003Ear-studs or their catch devices
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
    • Y10T24/00Buckles, buttons, clasps, etc.
    • Y10T24/41Pierced earring fastener

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  • Adornments (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】従来構造ピアスの再利用可能化を含む装飾美の
多種多様化と金属アレルギーの完全防止化との双方要請
を一挙に達成することができる低コストのピアスを提供
する。 【構成】ポスト10をチタン,チタン合金またはセラミ
ックから形成するとともに、ポスト10の先端部11側
に軸線Z方向に伸びる挿入穴50を設けかつホルダー3
0側に該挿入穴50に対応させた挿入軸60を設け、該
挿入軸60を該挿入穴50に嵌挿しかつ接着剤で固定し
て、ポスト10とホルダー30とを一体的に構成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、先端部にホルダーを介
して装飾物が取付けられかつ後端部に周溝を有するポス
トと、この周溝に着脱可能に形成された止具とからなる
ピアスに関する。特に、金属アレルギーを引起さない構
造のピアスに関する。
【0002】
【従来の技術】図7〜図10に、従来ピアスの一般的構
造を例示する。図7において、ピアスは、大別して、ポ
スト10と,止具20と,ホルダー30と,装飾物40
とからなる。
【0003】ポスト10は、軸線Z方向に伸びる貫通軸
部12を主要部とし、先端部11側にはホルダー30を
介して装飾物40が取付けられ、かつ後端部13側には
止具20を着脱可能に形成された周溝14が設けられて
いる。止具20は、いわゆるキャッチャーと呼称され、
挿入部とバネ部とを有するバネ方式である。
【0004】ホルダー30は、ポスト10の先端部11
と一体成形あるいはロー付けや溶着により先端部11に
取付けられたプレート型のホルダー本体31Pと,連結
された複数のリング32,33からなる補助部材とから
形成されている。
【0005】装飾部40は、取付リング42を有する台
座41に、複数の爪部材44を用いてカシメ方式で固定
された例えばダイヤモンド43Dからなる。なお、図8
に示すように、台座41をポスト10(11)に直接固
定する場合もある。この場合は、台座41がホルダー
(30)を兼用するものとされている。
【0006】したがって、図7に示すポスト10を、そ
の後端部13から耳朶100に穿設されたホール101
に差込んでその貫通軸部12をホール101内に貫通さ
せた後に、止具20を後端部13から先端部11の方向
に押込んで周溝14に止めれば、ピアス(10,20,
30,40)を耳朶100に簡単に装着することができ
る。
【0007】図9に示すピアスの場合は、ホルダー30
が、球体形状のホルダー本体31Bと,5つのリング3
2〜36を組合せた補助部材とから形成され、かつ装飾
物40は取付リング42に固定されたパール43Pであ
る。また、図10に示すピアスの場合は、ホルダー30
が補助プレート部32Pと一体のフック部材31Fから
なり、装飾物40は複数の金粒体43Gから形成されて
いる。
【0008】このように、ポスト10および止具20の
形態は共通であるが、装飾物40の種類や形態並びにホ
ルダー30の構造,色彩,材質から分類すれば、例えば
50000種類以上のピアスが実際に流通している。な
お、ホルダー30は、貴重で高価な装飾物40をポスト
10に強固に取付け保持する取付け保持機能の他に、装
飾物(40)としての装飾機能をも持たせる場合があ
る。
【0009】すなわち、取付け保持機能を発揮させるた
めに、図7,図9,図10に示すホルダー本体31P,
31B,31Fと補助部材32等とは、ロー付け,溶
着,カシメ等により連結されている。また、図7〜図1
0に示すホルダー本体31P,(41),31B,31
Fとポスト10(11)とは、ロー付け,溶着等により
落下防止可能に固着されあるいは旋削等によりポスト1
0と一体的に加工形成されている。
【0010】また、装飾機能を発揮させるために、ホル
ダー本体31P,31B,31Fおよび補助部材(32
等)は、金,銀等の素材材質のまま、あるいは銅合金,
ステンレス鋼の素材に金,パラジウム,ニッケル,クロ
ム等のメッキが施されている。また、ポスト10は、鋳
造,鍛造,転造,旋削等々の中から、材質(例えば、銅
合金,ステンレス鋼)やコストを勘案しつつ選択された
加工方法で製作され、かつホルダー30と同様に金,ニ
ッケル等のメッキが施されている。
【0011】かくして、人は、その形態,色彩,材質,
装飾物40の種類を比較考量の上かつコストを勘案の
上、千差万別の中から好みのピアスを選択購入してい
る。また、ばね式やネジ止め式のイヤリングに比較し
て、装飾物40の落下喪失の心配がないことから、とき
には高価なものを購入し、装飾美等を謳歌している。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】しかし、その装着方法
が人身(耳朶100)に嵌挿する方法であることから、
いわゆる金属アレルギーの心配があることも知られてい
る。かかる事情から国際的には、例えばニッケルの含有
量を1/100%以下に抑えるべきとの指摘もある。
【0013】ここに、公衆衛生を第1義とする場合に
は、金属アレルギーを起し難い材質として例えばセラミ
ック,チタン等の不活性材質を選択使用することが考え
られる。しかし、これら不活性の材質は、加工性が極め
て悪く困難ゆえに、旋削により製作せざるを得ないのが
実状である。したがって、旋削加工によるピアスの形状
は、図11に示す如く、ポスト10の先端部11側に球
体形状の装飾部15を一体的に形成した画一的なものと
なってしまう。この装飾部15が実質的に装飾物40を
形成することになるので、装飾美に乏しい。だからと言
って、上記不活性材質の旋削終了後に、図7〜図10に
示すような優れた装飾美を持つ装飾物40が取付けられ
たホルダー30を、別工程(例えば、ロー付け)によっ
て装飾部15に固着することは、技術的に非常に難しい
ばかりかコスト高の点から許され難い場合も多く、かつ
落下防止機能が低下する虞れも強い。
【0014】そこで、図12に示すように、ポスト10
の先端部11側に保持穴18付の一体ホルダー部16を
形成し、この保持穴18内に宝石40Sを収容させかつ
複数の係止片17でカシメ装着可能に形成することが提
案されている。これによれば、図11に示す場合に比較
して装飾美を向上できる。しかし、装着可能な宝石40
Sは小粒に限られてしまうので、多様な装飾美を発揮さ
せることは困難である。また、ポスト10の軸線Z上に
位置が固定されたままであるから、形態上のバラエティ
ーも欠ける。
【0015】かくして、ピアスには、装飾美の享受と金
属アレルギーの防止という相反する問題が、常に内存し
ていると言わざるを得ない。したがって、これらの問題
を解決できるなら、一層の普及拡大を図ることができる
と確信する。
【0016】さらに、人の装飾美への憧れは強く多種多
様で個性的な装飾物40を装着したいとの切実な願いが
ある一方において、経済的要請もある。すなわち、今ま
では何でもなかったが、ある日,ある季節や体調変化等
により、突然として金属アレルギーに襲われる人も非常
に多いのが現実である。したがって、図11,図12に
示す不活性材質からなるピアスを使用すれば金属アレル
ギーを起さないとわかっていても、装飾美に力点を置い
てこれまでに収集しかつ使用していた例えば100点以
上の従来構造のピアスを捨てることは多大なる経済的損
失を招く。特に、ホルダー30が金製で装飾物40がダ
イヤモンドである如き場合は、その損失が大きいばかり
か、季節が変れば金属アレルギーが治るのではないかと
いう期待感等の複雑な心情的事由からも納得し難いと言
われている。
【0017】本発明の目的は、従来構造ピアスの再利用
可能化を含む装飾美の多種多様化と金属アレルギーの完
全防止化との双方要請を一挙に達成することができる低
コストのピアスを提供することにある。
【0018】
【課題を解決するための手段】金属アレルギーの心配が
ない不活性材質は旋削により製作せざるを得ないこと,
換言すれば旋削によればコスト高を最小限に抑えられる
こと、人身(耳朶100)に直接接触しなければ金属ア
レルギーは起り得ないこと、および人身に直接接触しな
い部分であれば装飾物の落下防止が確実な従来ホルダー
構造を採用し得ること等のピアスに関する固有的技術事
項に着目し、本発明は、ポストの旋削加工中に当該ポス
トの先端部側に挿入穴を旋削形成するとともにホルダー
側に挿入穴に対応する挿入軸を形成し、この挿入軸を挿
入穴に嵌挿しつつ接着固定した構造の新規なピアスの創
成に関するものである。
【0019】詳しくは、本発明は、先端部にホルダーを
介して装飾物が取付けられかつ後端部に周溝を有するポ
ストと、この周溝に着脱可能に形成された止具とからな
るピアスにおいて、前記ポストをチタン,チタン合金ま
たはセラミックから形成するとともに、前記ポストの先
端部側に軸線方向に伸びる挿入穴を設けかつ前記ホルダ
ー側に該挿入穴に対応させた挿入軸を設け、該挿入軸を
該挿入穴に嵌挿しかつ接着剤で固定して前記ポストと前
記ホルダーとを一体的に構成した、ことを特徴とする。
【0020】
【作用】上記構成による本発明の場合、例えばチタン合
金製ポストの旋削加工中にその先端部側に挿入穴も同時
的に旋削加工する。したがって、ポストの旋削加工コス
トにほとんど影響を与えずに挿入穴を形成できる。次い
で、装飾物を取付けたホルダーの挿入軸または/および
挿入穴に接着剤を塗布し、しかる後にその挿入軸を挿入
穴に嵌挿し、かつ所定環境に所定時間だけ静置しておけ
ば、挿入軸が挿入穴に固着される。したがって、不活性
材質たるチタン合金のポストにホルダーおよびこのホル
ダーに取付けられた装飾物を簡単かつ強固に取付けるこ
とができる。
【0021】よって、装飾美の多種多様化を図れるとと
もに使用に際する金属アレルギーも完全に防止できる。
しかも、ホルダーの材質は何でもよいので、金,ニッケ
ル,銅合金等々から形成された既存構造ピアスのホルダ
ーおよび装飾物をそのまま再利用することも可能となる
ので、一層のコスト低減を図れる。
【0022】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して説明
する。 (第1実施例)本ピアスは、図1〜図3に示す如く、ポ
スト10をチタン合金から形成するとともに、その先端
部11側に軸線Z方向に伸びる挿入穴50を設けかつホ
ルダー30側に挿入軸60を設けるとともに、挿入軸6
0を挿入穴50に嵌挿しかつ接着剤70で固着してポス
ト10とホルダー30と一体的に構成したものである。
【0023】図1において、ポスト10は、周溝14を
有する貫通軸部12(先端部11,後端部13)からな
り、存在する材質中最も人身に不活性とされている6A
14V(6アルミニウム,4バナジウム)チタン合金製
の丸軸材から軸線Zを中心として旋削加工されたもので
ある。ポスト10の直径Dは0.8mmとされている。
【0024】また、このポスト10には、装着するホル
ダー30(ホルダー本体31P)の形態および挿入穴5
0の加工容易性を考慮して、その先端部11側に一体ホ
ルダー部16を設けてある。この一体ホルダー部16
も、ポスト10の旋削加工中に連続的に旋削加工したも
のである。なお、挿入部とバネ部とからなる止具20
は、湾曲加工のためにチタン製とされている。
【0025】ここに、挿入穴50は、一体ホルダー部1
6の旋削加工後に、バイトを用いて旋削されあるいはド
リルにより穿設される。この第1実施例では、直径Hが
0.9mmで長さ(深さ)Lが1mmとされている。ま
た、一体ホルダー部16の図1で左端面側には、傾斜口
51を介して挿入穴50と空間的に連なった円形の接着
剤保留凹部52が設けられている。プレート型ホルダー
本体31Pの保持力強化のためである。この凹部52の
深さdは、0.1mmである。
【0026】ホルダー30(31P,32,33)は、
金製とされ、ホルダー本体31Pは図2に示す如くハー
ト形である。また、装飾物40は、台座41(取付リン
グ42,爪部材44)にカシメ方式により固着されたダ
イヤモンド43Dから形成されている。すなわち、この
第1実施例の場合のホルダー30と装飾物40とは、図
7に示す従来既存品(ピアス)のポスト10を図3に示
すように切断したものを再利用している。もとより、新
規に製作したものでもよい。
【0027】さらに、ホルダー31(31P)側の挿入
軸60は、従来既存品のポスト10の切断後の一部〔1
2(11)〕から形成してある。したがって、挿入軸6
0の直径は、図7に示す貫通軸部12の直径と同じ0.
8mmである。また、この挿入軸60は、従来既存品の
一部(12)を再利用したものであるから、当該ホルダ
ー30(31P)と同様に銅合金にニッケルのメッキが
施されたものである。
【0028】かくして、図3に示す挿入軸60の周面に
接着剤70を塗布し、かつ必要によって接着剤保留凹部
52に図1で便宜的に黒着色表現した接着剤70を塗布
しておく。そして、直径が0.8mmの挿入軸60を直
径Hが0.9mmの挿入穴50に差込み、例えば自然乾
燥させる。これにより、ポスト10とホルダー30(装
飾物40)とを一体的にかつ強固に接着固定できる。
【0029】したがって、バラエティーに富んだ既存品
のホルダー30(装飾物40)と金属アレルギーを引起
こさないポスト10とからなるピアスを簡単かつ低コス
トで生産できる。つまり、既存品(図7)のホルダー3
0と装飾物40とを再利用して金属アレルギーの心配が
ないピアスに改良できる。勿論、ホルダー30(装飾物
40)に新規なものを採用しても金属アレルギーの心配
がない優れたピアスを作成できる。
【0030】しかして、この第1実施例によれば、ポス
ト10をチタン合金から形成するとともに、ポスト10
の先端部11側に軸線Z方向に伸びる挿入穴50を設け
かつホルダー30側に該挿入穴50に対応させた挿入軸
60を設け、この挿入軸60を挿入穴50に嵌挿しかつ
接着剤70で固定してポスト10とホルダー30(装飾
物40)とを一体的に構成したものであるから、従来構
造(図7)の再利用可能化を含む装飾美の多種多様化と
金属アレルギーの完全防止化との双方要請を一挙に達成
することができかつ低コストで具現化できる。
【0031】また、ポスト10の先端部11側に一体ホ
ルダー部16を形成し、この一体ホルダー部16内に挿
入穴50を旋削加工するものと形成されているので、挿
入穴50の直径(H)寸法を差込もうとする挿入軸60
の直径寸法に応じた最適なものとすることができる。す
なわち、適用性を大幅に拡大できる。
【0032】また、一体ホルダー部16の端面に接着剤
保留凹部52が設けられているので、プレート型ホルダ
ー31Pの接着保持力を増大できるとともに、挿入穴5
0と挿入軸60との間に塗布された接着剤70が外部へ
流出してしまうことを防止することができる。したがっ
て、見掛上も良好となる。
【0033】また、ホルダー30および装飾物40が従
来構造(図7)の再利用とされ、かつ挿入軸60が従来
ポスト10の一部〔11(12)〕を再利用した構成と
されているので、好みの既存品をその装飾美を維持しつ
つ金属アレルギーの起らないピアスに低コストで改良で
きる。
【0034】(第2実施例)この第2実施例は、図4に
示されている。すなわち、ポスト10は第1実施例(図
1)の場合と同じチタン合金から形成され、かつホルダ
ー30は従来例(図9)の場合と同じ球体形状である。
詳しくは、従来例(図9)のポスト10(12)を図5
に示す如く切断し再利用したものである。
【0035】したがって、ポスト10の先端部11側の
一体ホルダー部16内に設けられた挿入穴50は、図4
に示すように、第1実施例(図1)の場合と同じとされ
ている。しかし、接着剤保留凹部52と傾斜口51と
は、当該ホルダー本体31Bの球体形状に対応させた形
状として強固に接着可能に形成してある。
【0036】しかして、この第2実施例によれば、第1
実施例の場合と同様な作用効果を奏し得ることができる
他、さらにホルダー本体31Bが球体形状の場合でもポ
スト10に強固に接着固定することができるから、ホル
ダー本体31Bの形状に対する適用性を一段と拡大でき
る。
【0037】(第3実施例)図6において、ホルダー3
0および装飾物40は、従来例(図10)を再利用され
たものとされ、かつ挿入軸60は第1実施例(図3)お
よび第2実施例(図5)の場合と同様に従来例(図1
0)のポスト10(直径0.6mm)の一部(12)を
切断利用して形成される。
【0038】この第3実施例のポスト10は、第1実施
例(図1)の場合と同様な形態とされているが、挿入軸
60が細い(0.6mm)ので直径が0.7mmの挿入
穴50の長さLを第1実施例(図1)の場合に比較して
2倍長(2mm)として接着力の増大を図っている。
【0039】しかして、この第3実施例の場合も、第1
実施例の場合と同様な作用効果を奏し得る他、さらに、
挿入軸60および挿入穴50の長さLを大きくして接着
力を増大できるように形成されているので、より大きな
装飾物40でも確実かつ安定して保持できる。
【0040】なお、以上の各実施例ではポスト10をチ
タン合金から作成した場合について説明したが、チタン
やセラミックから形成してもよい。
【0041】
【発明の効果】本発明によれば、ポストをチタン,チタ
ン合金またはセラミックから形成するとともに、ポスト
の先端部側に軸線方向に伸びる挿入穴を設けかつホルダ
ー側に該挿入穴に対応させた挿入軸を設け、この挿入軸
を挿入穴に嵌挿しかつ接着剤で固定してポストとホルダ
ーとを一体的に構成したピアスであるから、従来構造の
再利用可能化を含む装飾美の多種多様化と金属アレルギ
ーの完全防止化との双方要請を一挙に達成することがで
きるとともに、低コストで具現化できかつ提供すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を示す一部を破断した側面
図である。
【図2】同じく、正面図である。
【図3】同じく、既存ピアスのプレート型ホルダーを再
利用して挿入軸を形成した場合を説明するための側面図
である。
【図4】本発明の第2実施例を示す一部を破断した側面
図である。
【図5】同じく、既存ピアスの球体形状のホルダーを再
利用して挿入軸を形成した場合を説明するための側面図
である。
【図6】本発明の第3実施例を示す一部を破断した側面
図である。
【図7】従来例(1)を説明するための側面図である。
【図8】従来例(2)を説明するための側面図である。
【図9】従来例(3)を説明するための側面図である。
【図10】従来例(4)を説明するための側面図であ
る。
【図11】金属アレルギー対策を施した従来例(5)を
説明するための側面図である。
【図12】金属アレルギー対策を施した従来例(6)を
説明するための側面図である。
【符号の説明】
10 ポスト 11 先端部 12 貫通軸部 13 後端部 14 周溝 15 装飾部 16 一体ホルダー部 17 係止片 18 保持穴 20 止具 30 ホルダー 31P プレート型のホルダー本体 31B 球体形状のホルダー本体 31F フック型のホルダー本体 40 装飾物 41 台座 42 取付リング 43D ダイヤモンド 43P パール 43S 宝石 44 爪部材 50 挿入穴 51 傾斜口 52 接着剤保留凹部 60 挿入軸 70 接着剤

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 先端部にホルダーを介して装飾物が取付
    けられかつ後端部に周溝を有するポストと、この周溝に
    着脱可能に形成された止具とからなるピアスにおいて、 前記ポストをチタン,チタン合金またはセラミックから
    形成するとともに、前記ポストの先端部側に軸線方向に
    伸びる挿入穴を設けかつ前記ホルダー側に該挿入穴に対
    応させた挿入軸を設け、該挿入軸を該挿入穴に嵌挿しか
    つ接着剤で固定して前記ポストと前記ホルダーとを一体
    的に構成した、ことを特徴とするピアス。
JP7017652A 1995-02-06 1995-02-06 ピアス Pending JPH08205911A (ja)

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EP95309262A EP0724853A3 (en) 1995-02-06 1995-12-19 Earring for pierced ear

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