JP3038953U - イヤーピアサー用チタンスタッド - Google Patents

イヤーピアサー用チタンスタッド

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JP3038953U
JP3038953U JP1996013576U JP1357696U JP3038953U JP 3038953 U JP3038953 U JP 3038953U JP 1996013576 U JP1996013576 U JP 1996013576U JP 1357696 U JP1357696 U JP 1357696U JP 3038953 U JP3038953 U JP 3038953U
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Japan
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titanium
shaft
separating plate
stud
ear
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JP1996013576U
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Inventor
剛 中嶋
Original Assignee
株式会社ナック
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 耳朶への穿孔後取付けたままでも金属アレル
ギーを惹起しないスタッドを提供する。 【構成】 一端に尖端11を形成した軸体12の他の一
端に装飾体13を取り付け、装飾体13の軸体側部分に
分離板14を設け、この分離板14及び軸体12の少な
くとも皮膚と接触する部分をチタンで形成する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、耳朶に貫通孔を形成するための尖端を有するイヤーピアサー用チタ ンスタッドに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
耳朶に形成した貫通孔に取り付けるピアスは金属アレルギーの原因ともなり、 ピアス人口の増加に伴ない、金属アレルギーによる「ただれ」や「化膿」が問題 となっている。
【0003】 特にピアサーは、一般ピアス品と異なり、軸部の尖端により耳朶に貫通孔を形 成したあと、それが固定化するまで数週間ほど取り付けたままとされる。従来の ピアサーの装飾は軸部と一体構造であり、装飾効果の高い金属が望ましいとされ ている。このため、軸部を金属アレルギーを起こさない材料で形成しても装飾部 によるアレルギー症状が残ることとなる。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
本考案は前記の点に着目してなされたものであり、その課題は耳朶に穿孔し、 かつその後数週間取り付けたままでも金属アレルギーを起こさないようにするこ とである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決するため本考案は、一端に尖端11を形成した軸体12の他の 一端に装飾体13を取り付け、装飾体13の軸体側部分に分離板14を設け、こ の分離板14及び軸体12の少なくとも皮膚と接触する部分をチタンで形成する という手段を講じたものである。
【0006】 「チタンで形成」という場合、チタン材で分離板と軸部の全体を形成するケー スと、蒸着等によりチタンの被膜を座部と軸部の少なくとも皮膚と接触する部分 に形成するケースとを含む。
【0007】
【考案の実施の形態】
本考案は耳朶に貫通孔を形成するための尖端11を有するイヤーピアサー用の スタッド10に関するものである。
【0008】 このスタッド10は、一端に貫通孔形成のための尖端11を有し、他の一端1 5に装飾体13を取り付ける軸体12と、上記装飾体13及び装飾体13の軸体 側側面に配置される分離板14とを有する。装飾体13には軸体取り付け穴16 が設けてあり、そこに軸体12の他の一端15を嵌めて一体物とする。
【0009】 軸体12は耳朶の貫通孔壁に接触する部材であり、従って金属アレルギーのあ る者に及ぼす影響は大きい。そこでこの軸体12をチタンで形成する。実施例の ものは、図2に示すようにチタン材で軸体12の全体を形成している。しかし、 軸体12を銅や真鍮などの金属で形成し、それの表面に蒸着手段によってチタン 被膜を形成した構造であっても良い。そのような蒸着被膜は例えばイオンプレー ティング法、CVD法などによって形成することができる。
【0010】 装飾体13はどのようなものであっても良い。金属アレルギー対策を考慮しな い従来のピアサーの装飾体では、真鍮の小球を金メッキしたものが主流であった が、そのようなものも本考案の装飾体13として使用可能である。装飾体13が 宝石類を有する場合には取り付け台17を使用し、石18や真珠18′をそれに 固定しても良い。軸体12の他の一端15は取り付け台17の取り付け穴16等 に嵌め込まれる。
【0011】 装飾体13が任意のもので良いとなると、金属アレルギーを惹起する惧れも生 じる。そこで本考案では装飾体13を皮膚から分離板14によって分離する。分 離板14は単なる分離のために装飾体13の軸体側側面に接着等の手段によって 取り付けても良いし、また軸体12と一体化して装飾体13の受け座のように使 用しても良い。
【0012】 図1及び図2に示す実施例の場合、球状装飾体13の半球よりやや狭小な範囲 を覆う球殻状の分離板14を形成し、その中心に孔19を形成して軸体12の他 端部15を通す構造である。この分離板14は装飾体13と皮膚とを分離して金 属アレルギーの発生を防止するものであるからこれをチタンで形成する。分離板 14もチタン材で形成することに加えて、蒸着手段によってチタン被膜を形成す ることができる。その場合チタン被膜は軸体側側面21でだけで良く、装飾体側 側面まで蒸着する必要はない。
【0013】 図3に変形例を示す。同図(a)は、分離板14を半球状にチタンで形成し、 その中に小球状装飾体13を嵌め込んだ例、同図(b)は分離板14を装飾体の それよりも大きい曲率半径としてチタンで形成した例を示す。同図(c)及び( d)は、一部既に触れたように宝石類18、18′を使用する例であり、取り付 け台17に軸体12の他の一端部15を嵌めて取り付け、宝石類18、18′も 取り付け台17に固定されている。同図(e)は分離板14をチタンで平坦に形 成し、その外側面に装飾体13を設けた例を示す。
【0014】
【考案の効果】
以上のように本考案に係るチタンスタッドは、分離板14及び軸体12の少な くとも皮膚と接触する部分をチタンで形成したので、装飾体13の材質やデザイ ンを自由に選択することができ、特に耳朶に穿孔したまま数週間取り付け状態を 維持することが必要なイヤーピアサー用のチタンスタッドとして金属アレルギー の惧れがないものであるので効果は非常に顕著である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係るイヤーピアサー用チタンスタッド
の1実施例を示す分解斜視図。
【図2】同上の縦断面図。
【図3】(a)半球状の分離板を有する側の側面図。 (b)拡がった分離板を有する側の側面図。 (c)宝石類を使用したチタンスタッドの1例を示す側
面図。 (d)宝石類を使用したチタンスタッドの他例を示す側
面図。 (e)平板状の分離板を有する側の側面図。

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 耳朶に貫通孔を形成するための尖端を有
    するイヤーピアサー用チタンスタッドであって、一端に
    尖端11を形成した軸体12の他の一端に装飾体13を
    取り付け、装飾体13の軸体側部分に分離板14を設
    け、この分離板14及び軸体12の少なくとも皮膚と接
    触する部分をチタンで形成したことを特徴とするイヤー
    ピアサー用チタンスタッド。
  2. 【請求項2】 分離板14は装飾体13の外面とほぼ同
    形のものでその一部に孔19を形成し、軸体12の他の
    一端部15は同孔19を通って装飾体13の取り付け穴
    16に嵌め込まれる構造を備えている請求項第1項記載
    のイヤーピアサー用チタンスタッド。
JP1996013576U 1996-12-24 1996-12-24 イヤーピアサー用チタンスタッド Expired - Lifetime JP3038953U (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6364670B1 (ja) * 2017-05-11 2018-08-01 株式会社光・彩 ピアスポスト
JP2019025012A (ja) * 2017-07-31 2019-02-21 株式会社T.Yホールディングカンパニー ピアス

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JP6364670B1 (ja) * 2017-05-11 2018-08-01 株式会社光・彩 ピアスポスト
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