JP2005223434A - 撮像装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】走行車線候補である路面上白線を画像処理を用いて検出する際に、入力映像を取得するための撮像系の特性、または撮像後画像に対する変換処理の度合を白線モデルと画面内の輝度変化部分との適合度最大の点にあわせるようにしたものである。
【選択図】 図4
Description
白線候補点検出処理では、入力画像から上述のフィルタによってエッジ画像を生成し、この画像中から白線を構成する点を検出して候補点とする。たとえば図2(a)の入力画像に対してエッジ検出を行うと、図2(b)のようなエッジ画像が得られる。図2(b)の直線Lに沿って、エッジの値を表したものを図2(c)に示すが、この図中A、およびA′のように左から右に道路面から白線に変わる立上りエッジ点においては正の極大値を持ち、B、およびB′のように左から右に白線から道路面に変わる立下りエッジ点において、負の極大値を持つ。したがって、エッジ画像Eti(x;y)を水平に左から右にスキャンしたとき、正極大値、負極大値の組が検出され、それらのx方向距離が白線の幅として適当な場合に、その中点を白線候補点とする。
ρ=xpcosθ+ypsinθ (2)
に沿って行う。各白線候補点について投票後、ρθパラメータ平面でのピーク検出を行った後、各ピークに対応するxy平面上の直線を求め、白線候補とする。車線推定処理では検出された白線候補から自車が走行中の車線を推定する。この処理により得られる推定車線は、入力画像中の左右直線の組として表される。
この発明の撮像装置は、入力映像による白線検出により走行車線を検出する走行車線検出装置に用いられるものにおいて、車両に搭載され、映像を撮像する撮像手段と、この撮像手段による撮像系の特性、または撮像後画像に対する変換処理の度合を画面内特定領域(白線検出用)における白線モデルと領域内の輝度変化部分との適合度最大の点に調整する調整手段とを有する。
この発明の撮像装置は、入力映像による白線検出により走行車線を検出する走行車線検出装置に用いられるものにおいて、車両に搭載され、映像を撮像する撮像手段と、この撮像手段による撮像系の特性、または撮像後画像に対する変換処理の度合を白線モデルと画面全体または画面内特定領域内の輝度変化部分との適合度最大の点に調整する調整手段と、上記適合度を評価するための画面内特定領域中に水平、または垂直のエッジ成分が一定値以上存在するか否かを判断する判断手段と、この判断手段により画面内特定領域中に水平、または垂直のエッジ成分が一定値以上存在すると判断した際に、上記調整手段による調整を禁止する禁止手段とを有する。
この発明の撮像装置は、入力映像による白線検出により走行車線を検出する走行車線検出装置に用いられるものにおいて、車両に搭載され、映像を撮像する撮像手段と、この撮像手段による撮像画面内特定領域の輝度分布特性、および車両に装備されたライトスイッチの状態とから夜間、または昼間の判定を行う判定手段と、上記撮像手段による撮像系の特性、または撮像後画像に対する変換処理の度合を、上記判定手段の判定結果に基づく入力映像の調整特性の可変範囲内で、白線モデルと画面全体または画面内特定領域内の輝度変化部分との適合度最大の点に調整する調整手段とを有する。
この発明の撮像装置は、入力映像による白線検出により走行車線を検出する走行車線検出装置に用いられるものにおいて、車両に搭載され、映像を撮像し、上記撮像手段の入力映像に対する種々の調整特性可変項目による調整機能を有する撮像手段と、この撮像手段による撮像画面内特定領域の輝度分布特性、および車両に装備されたライトスイッチの状態とから夜間、または昼間の判定を行う判定手段と、この判定手段による夜間、または昼間の判定結果と上記車両の走行情報とに応じて、調整を行う調整特性可変項目を選択する選択手段と、この選択手段により選択されている調整特性可変項目に対する上記調整機能を用いて、白線モデルと画面全体または画面内特定領域内の輝度変化部分との適合度最大の点に調整する調整手段とを有する。
この車線逸脱警報システムは、映像入力手段1、画像取り込み手段2、走行情報入力手段3、夜間判定用画像特徴量算出手段4、入力映像調整特性範囲決定手段5、輝度分布算出判定手段6、画像特徴量算出手段7、適合度算出判定手段8、入力映像調整特性修正手段9、白線候補検出手段10、走行車線位置情報提示手段11により構成されている。
画像取り込み手段2から出力されるディジタル画像は、夜間判定用画像特徴量算出手段4、輝度分布算出判定手段6、画像特徴量算出手段7に供給される。
走行情報入力手段3は、画像取り込み手段2の各画像(フレーム)の入力と同期して、自車両からの車速、一定時間あたりのyaw角の変動値(ヨーレート)、ライト点灯中か否かの情報が入力され、内部メモリ(図示しない)に蓄積される。
入力映像調整特性修正手段9は、適合度算出判定手段8から出力される白線検出適合度の判定結果により白線検出適合度の条件において不適格であった場合に、入力映像調整特性範囲決定手段5から出力される調整範囲内の入力映像調整特性に基づく入力映像調整信号を映像入力手段1に出力するものである。
白線候補検出手段10は、適合度算出判定手段8から出力される白線検出適合度の判定結果により白線検出適合度の条件において適格であった場合に、画像特徴量算出手段7からの白線候補点から直線を検出し、白線候補とする。これには、例えば、ハフ変換を用いる。
次に、上記のような構成において、白線検出処理を説明する。
まず、処理のポイントについて説明する。
1. 夜間/昼間、自車両走行情報に応じた映像調整範囲の決定
夜間/昼間の判定結果,および自車両の走行情報に応じて、入力映像調整特性のうち、1つ、または複数を選択する。車速,ヨーレート,検出対象へのライト照射の有無について、入力映像調整特性の可変範囲(調整不可も含む)を規定し、その範囲内でのみの調整を行うこととする。
ライトスイッチがオンまたは画面周辺領域の輝度分布が一定範囲以内だった場合に、入力画像の輝度分布が昼間のそれに近づくように、入力映像調整特性(絞り、ゲイン、シャッター速度)を制御する。ここである程度まで、輝度分布が昼間のそれに近づいた後の制御は画面内のモデル近傍の特定位置範囲に存在するエッジとの適合度が最大になるように行う。
上記制御は、測定画面内に水平垂直エッジが一定値より多く存在する場合には行わない。
上記図6において、図1の一般的車線検出処理の部分処理は、本実施例の処理において、画像特徴量算出処理中のエッジ検出と白線候補点検出処理に利用され、本実施例独自の処理結果によって白線検出に適当な場合には、白線候補検出をおこなうという構成となっている。
“入力映像調整特性の初期化”において、本実施例で想定している入力映像の特性を調整するためのパラメータのうち、カメラ絞り,カメラゲイン,カメラシャッター速度とを昼間の走行時に安定して白線が検出できることを目安として設定した標準値に設定する。
“映像入力”では、映像入力手段1によってアナログ映像を入力し、さらに画像取り込み手段2においてディジタイズし、内部メモリ上にフレームごとのディジタル画像として格納する。ここに映像は、一定周期T(たとえば33msec)でサンプリングされ、サンプリングされた各画像(フレーム)が、各画素について所定のbit数(モノクロでは8bits、カラーではR,G,B各8bitsなど)を持つディジタル画像に変換されていると想定する。
“走行情報入力”においては、走行情報入力手段3において、ステップ2の各映像フレームの入力と同期して、自車両からの車速、一定時間あたりのyaw角の変動値(ヨーレート)、ライト点灯中か否かの情報が入力され、内部メモリに蓄積される。
“夜間判定用画像特徴量算出”において、図7中の画面周囲のXLl,XLr,YLt,YLbで規定される領域内部において、夜間判定用画像特徴量を算出する。夜間判定用画像特徴量としては、種々のものが考えられるが、一例として、ここでは領域内の輝度平均値μL、および輝度分散値σLとを用いて昼夜を判定する。
else==>夜間でない (3)
ただし、TμL:輝度平均しきい値
TσL:輝度分散しきい値
ここに夜間と判定された場合には、輝度が不足するため、走行車線検出用映像中のテクスチャ変化が検出されにくい。したがって、走行車線検出に用いられる特徴量として冗長なものも抽出されにくくなるため、画面内での車線検出に要する処理時間が少なくてすむ。反面、この場合には、重要な特徴量(ここでは特にエッジ)が過小にしか抽出されず、検出もれがおこり易くなるため、入力映像中の輝度を上げる制御を行うべきで、その範囲も大きくすべきである。このように昼夜判定結果は、この制御範囲の調整のために用いる。
夜間/昼間の判定結果,および自車両の走行情報に応じて、入力映像調整特性のうち、1つ、または複数を選択する。
次に適合度判定用領域内においての輝度分布計測を行う。ここで、適合度判定領域とは、図7中のA、またはBで示される領域であるが、この領域においては自車両前方にカメラを設置した場合、または自車両後方にカメラを設置した場合においては、白線の存在する可能性の高い部分となる。まず、ここにおいて輝度分布を計測し、あらかじめ測定しておいた白線検出可能な輝度範囲に入っているかどうかを確認する(ステップ11)。具体的には、測定する輝度分布特徴として、輝度平均値μm,輝度分散値σmとを求め、範囲を満たした場合に次の“画像特徴量算出”(ステップ7)に進む。反対に範囲外であった場合には、“入力映像調整特性修正”(ステップ9)に進む。
else==>範囲外 (4)
ここに、Tμm0,Tμm1は輝度平均値の下限、上限値であり、Tσm0、Tσm1は輝度分散値の下限、上限値である。
“画像特徴量算出”では、従来同様のエッジ検出と白線候補点検出を行うが、この後、求められた白線候補点が、検出に適した入力映像について検出されたものかどうかに対する適合度を算出し、これを評価し(ステップ12)、適合していれば“白線候補検出”を行い(ステップ13)、適合していなければ“入力映像調整特性修正”(ステップ12)に進む。
ステップ8 適合度の算出
ここでの適合度とは、前述のように求められた白線候補点が、実際の白線検出に適した入力映像について検出されたものかどうかを判定するための計測量であるが、たとえば以下の特徴量Daを用いて判定する。
ここでは、白線検出を行うのに適切な入力映像を得るために、映像入力手段1に対して入力映像調整特性(絞り、ゲイン、シャッター)を設定する。この時、.前述のように2通りの場合が存在する。
・白線検出適合度の条件で不適格であった場合
前者は、ステップ6の適合度判定用領域内においての輝度分布計測結果から輝度範囲の条件において不適格であった場合に相当し、後者は輝度分布条件は満たしているがステップ8で求めた白線検出適合度の条件で不適格であったことを意味し、前者に対しては微調整の効果がある。
R = cR0μ+cR1σ+cR2 (10)
G = cG0μ+cG1σ+cG2 (11)
具体的には、ある照明条件下(輝度平均値:μ、輝度分散値:σ)において、目標とする輝度平均値を例えば(Tμm0+Tμm1)/2とし、そこに出力を調整するために必要な制御量I,R,Gを調整により複数(最低9サンプル)求めておく。ここで求められた制御量と輝度平均、分散との組み合わせから最小2乗の意味で最適な係数cI0〜cG1を算出する。
この場合は制御量としてはgainGのみとなるので、上式のうちcG0、cG1以外は0となり、入力からの輝度平均値、輝度分散値とゲインGとの関係を求めることになる。一般的には入力輝度平均値μが小さい場合には、ゲインをあげることによって入力輝度平均値を大きくすることができる。またゲイン増加をカメラ1内の増幅回路にて行うと、入力映像にノイズが混入し、分散が大きくなるが、現時点で入力輝度分散σが小さいのでゲイン増加の余裕があると考えられる。したがって係数cG0cG1は通常は共に負の値を持つ。例えばcG0=-1.0、cG1=-2.0、cG2=400.0の場合のG、μ、σの関係は、図8に示すようになるため、実走行時に本図の関係に従って、入力映像輝度μ、σから制御量Gを算出することになる。
R = C’R0a(t-)+C’R1a(t)+C’R2 (13)
G = C’G0a(t-)+C’G1a(t)+C’G2 (14)
以上では、白線検出適合度の条件で不適格であった場合の制御量の算出について述べたが、上述の係数C’I0〜C’G2の算出を行う場合、
・夜間、速度V>Vth0、ヨーレートY>Yth0、ライト有
の例の場合においても、C’G0、C’G1の値が負値を持つといった傾向は一概にはいえないが、学習方法自体は、前述の輝度範囲の条件において不適格であった場合と同様となる。
1 車両走行車線検出最適化を指標とする入力映像改善
車両走行車線検出を目的として、走行車線候補である路面上白線を画像処理を用いて検出する際に、入力映像を取得するための撮像系の特性、または撮像後画像に対する変換処理の度合を白線モデルと画面内の輝度変化部分との適合度最大の点にあわせることで、入力映像の輝度特性を白線検出が最適化されるように自動的に調整することができる。
1.1 車両走行車線検出最適化を指標とするカメラ絞り調整
車両走行車線検出を目的として、走行車線候補である路面上白線を画像処理を用いて検出する際に、カメラ絞りを白線モデルと画面内の輝度変化部分との適合度最大の点にあわせることで、入力映像の輝度特性を白線検出が最適化されるように自動的に調整することができる。
1.2 車両走行車線検出最適化を指標とするカメラゲイン調整
車両走行車線検出を目的として、走行車線候補である路面上白線を画像処理を用いて検出する際に、カメラゲインを白線モデルと画面内の輝度変化部分との適合度最大の点にあわせることで、入力映像の輝度特性を白線検出が最適化されるように自動的に調整することができる。
1.3 車両走行車線検出最適化を指標とするカメラシャッター速度調整
車両走行車線検出を目的として、走行車線候補である路面上白線を画像処理を用いて検出する際に、カメラシャッター速度を白線モデルと画面内の輝度変化部分との適合度最大の点にあわせることで、入力映像の輝度特性を白線検出が最適化されるように自動的に調整することができる。
2 車両走行車線検出最適化を指標とする入力映像改善
車両走行車線検出を目的として、走行車線候補である路面上白線を画像処理を用いて検出する際に、入力映像を取得するための撮像系の特性、または撮像後画像に対する変換処理の度合を画面内特定領域(白線検出用)における白線モデルと領域内の輝度変化部分との適合度最大の点にあわせることで、入力映像の輝度特性を白線検出が最適化されるように自動的に調整することができる。
2.1 車両走行車線検出最適化を指標とするカメラ絞り調整
車両走行車線検出を目的として、走行車線候補である路面上白線を画像処理を用いて検出する際に、カメラ絞りを画面内特定領域(白線検出用)における白線モデルと領域内の輝度変化部分との適合度最大の点にあわせることで、入力映像の輝度特性を白線検出が最適化されるように自動的に調整することができる。
2.2 車両走行車線検出最適化を指標とするカメラゲイン調整
車両走行車線検出を目的として、走行車線候補である路面上白線を画像処理を用いて検出する際に、カメラゲインを画面内特定領域(白線検出用)における白線モデルと領域内の輝度変化部分との適合度最大の点にあわせることで、入力映像の輝度特性を白線検出が最適化されるように自動的に調整することができる。
2.3 車両走行車線検出最適化を指標とするカメラシャッター速度調整
車両走行車線検出を目的として、走行車線候補である路面上白線を画像処理を用いて検出する際に、カメラシャッター速度を画面内特定領域(白線検出用)における白線モデルと領域内の輝度変化部分との適合度最大の点にあわせることで、入力映像の輝度特性を白線検出が最適化されるように自動的に調整することができる。
3 入力映像改善処理の禁止条件
車両走行車線検出を目的として、走行車線候補である路面上白線を画像処理を用いて検出する際に、入力映像を取得するための撮像系の特性、または撮像後画像に対する変換処理の度合を白線モデルと、画面全体または画面内特定領域内の輝度変化部分との適合度最大の点にあわせることで、入力映像の輝度特性を白線検出が最適化されるように自動的に調整することができ、適合度を評価するための画面内特定領域中に水平、または垂直のエッジ成分が一定値以上存在した場合には(車両や別のパターンが写っている可能性が高いため)、そのフレームでの計測結果は、映像修正用に用いない。
4 入力映像改善用輝度分布特性検知領域
車両走行車線検出を目的として、走行車線候補である路面上白線を画像処理を用いて検出する際に、入力映像を取得するための撮像系の特性、または撮像後画像に対する変換処理の度合を白線モデルと、画面全体または画面内特定領域内の輝度変化部分との適合度最大の点にあわせることで、入力映像の輝度特性を白線検出が最適化されるように自動的に調整することを特徴とする走行車線検出方式において、走行車線検出用映像の特性修正を行うため、夜間、または昼間の判定を画面内特定領域の輝度分布特性、および車両に装備されたライトスイッチの状態とから行う。
上記3において夜間、または昼間の判定を行うための画面内特定領域としては、他車両等からのライト直接入射の影響を防ぐため、上下左右の画面端から一定距離内の領域とする走行車線検出方式。
車両走行車線検出を目的として、走行車線候補である路面上白線を画像処理を用いて検出する際に、入力映像を取得するための撮像系の特性、または撮像後画像に対する変換処理の度合を画面内特定領域(白線検出用)における白線モデルと領域内の輝度変化部分との適合度最大の点にあわせることで、入力映像の輝度特性を白線検出が最適化されるように自動的に調整することができ、入力映像特性を調整する場合、昼間/夜間状態の判定結果、および自車両の走行情報とに応じて、調整すべきカメラの情報(絞り、ゲイン、シャッター)のうち、1つ、または複数を選択するものである。
Claims (5)
- 入力映像による白線検出により走行車線を検出する走行車線検出装置に用いられる撮像装置において、
車両に搭載され、映像を撮像する撮像手段と、
この撮像手段による撮像系の特性、または撮像後画像に対する変換処理の度合を白線モデルと画面内の輝度変化部分との適合度最大の点に調整する調整手段と、
を具備したことを特徴とする撮像装置。 - 入力映像による白線検出により走行車線を検出する走行車線検出装置に用いられる撮像装置において、
車両に搭載され、映像を撮像する撮像手段と、
この撮像手段による撮像系の特性、または撮像後画像に対する変換処理の度合を画面内特定領域(白線検出用)における白線モデルと領域内の輝度変化部分との適合度最大の点に調整する調整手段と、
を具備したことを特徴とする撮像装置。 - 入力映像による白線検出により走行車線を検出する走行車線検出装置に用いられる撮像装置において、
車両に搭載され、映像を撮像する撮像手段と、
この撮像手段による撮像系の特性、または撮像後画像に対する変換処理の度合を白線モデルと画面全体または画面内特定領域内の輝度変化部分との適合度最大の点に調整する調整手段と、
上記適合度を評価するための画面内特定領域中に水平、または垂直のエッジ成分が一定値以上存在するか否かを判断する判断手段と、
この判断手段により画面内特定領域中に水平、または垂直のエッジ成分が一定値以上存在すると判断した際に、上記調整手段による調整を禁止する禁止手段と、
を具備したことを特徴とする撮像装置。 - 入力映像による白線検出により走行車線を検出する走行車線検出装置に用いられる撮像装置において、
車両に搭載され、映像を撮像する撮像手段と、
この撮像手段による撮像画面内特定領域の輝度分布特性、および車両に装備されたライトスイッチの状態とから夜間、または昼間の判定を行う判定手段と、
上記撮像手段による撮像系の特性、または撮像後画像に対する変換処理の度合を、上記判定手段の判定結果に基づく入力映像の調整特性の可変範囲内で、白線モデルと画面全体または画面内特定領域内の輝度変化部分との適合度最大の点に調整する調整手段と、
を具備したことを特徴とする撮像装置。 - 入力映像による白線検出により走行車線を検出する走行車線検出装置に用いられる撮像装置において、
車両に搭載され、映像を撮像し、上記撮像手段の入力映像に対する種々の調整特性可変項目による調整機能を有する撮像手段と、
この撮像手段による撮像画面内特定領域の輝度分布特性、および車両に装備されたライトスイッチの状態とから夜間、または昼間の判定を行う判定手段と、
この判定手段による夜間、または昼間の判定結果と上記車両の走行情報とに応じて、調整を行う調整特性可変項目を選択する選択手段と、
この選択手段により選択されている調整特性可変項目に対する上記調整機能を用いて、白線モデルと画面全体または画面内特定領域内の輝度変化部分との適合度最大の点に調整する調整手段と、
を具備したことを特徴とする撮像装置。
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