JP2005222926A - 負極用ペースト状活物質及び正極用ペースト状活物質の製造方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 酸化鉛を主成分とする鉛粉100質量部に、30質量部の水を加えて混錬をする。その後に、比重が1.26の希硫酸を71質量部を加えて混錬し、ろ過し、乾燥し、粉砕して三塩基性硫酸鉛の粉末を製造する。酸化鉛を主成分とする鉛粉と、製造した三塩基性硫酸鉛と、硫酸バリウムと、有機エキスパンダとしてリグニンスルホン酸塩の粉末とを混合して混合物を製造する。この混合物に、水を加えて混練して負極用のペースト状活物質を製造をする。
【選択図】 図1
Description
後述する仕様で作製した各種の従来品と同程度の針入度の負極用ペースト状活物質を、l70mm×w45mm×t1.2mmの鉛−カルシウム−錫合金からなる集電体格子に充填をして、温度40°C、湿度98RH%の雰囲気下で24時間熟成させ、50°Cの雰囲気温度で16時間乾燥させて未化板とした。この未化成の負極板を、比重が1.050の希硫酸中で24時間の通常の化成をして負極板とした。
後述する仕様で作製した各種の従来品と同程度の針入度の正極用ペースト状活物質を、l69mm×w44mm×t2.0mmの鉛−カルシウム−錫合金からなる集電体格子に充填をして、温度45°C、湿度98RH%の雰囲気下で48時間熟成させ、50°Cの雰囲気温度で16時間乾燥させて未化板とした。この未化板の正極板を、比重が1.050の希硫酸中で24時間の通常の化成をして正極板とした。
作製した負極板1枚を、セパレータを介して従来から使用している正極板2枚で挟み込み、負極板の容量支配とした。次に、比重が1.28(20°C)の希硫酸電解液を150ml注液し、電解液が多量に存在する0.9Ah−2Vの鉛蓄電池を作製した。そして、40℃、0.2CAの定電流値で放電終止電圧が1.75Vまで放電をして容量を測定し、負極活物質の充填量から利用率を測定した。
乳鉢に従来から使用をしている酸化鉛(PbO)を主成分とする鉛粉100質量部を入れ、30質量部の水を加えて30分間混錬をする。その後に、比重が1.26の希硫酸を71質量部を加えて混練し、ろ過し、乾燥し、粉砕して三塩基性硫酸鉛の粉末を得た。
(実施例1〜7)
本発明に係わる負極用ペースト状活物質の製造方法を、図1を用いて説明する。酸化鉛(PbO)を主成分とする鉛粉と、三塩基性硫酸鉛と、硫酸バリウムと、有機エキスパンダとしてリグニンスルホン酸塩の粉末とを混合した混合物に、水を加え、混練して負極用のペースト状活物質を製造した。本発明に係わる負極用のペースト状活物質は、水のみで混練をしているために、製造装置が腐食をしたり、床面を汚すという問題点がない。
(比較例1)
比較例1に係わる負極用ペースト状活物質の製造方法を、図3を用いて説明する。酸化鉛(PbO)を主成分とする鉛粉と、硫酸バリウムと、有機エキスパンダとしてリグニンスルホン酸塩の粉末とを混合した混合物に、水を加え、混練して負極用のペースト状活物質を製造した。比較例1に係わる負極用のペースト状活物質は、水のみで混練しているために、製造装置が腐食をしたり、床面を汚すという問題点がないが、後述するように負極活物質の利用率が低い。
(比較例2)
従来から使用されている比較例2に係わる負極用ペースト状活物質の製造方法を、図4を用いて説明する。酸化鉛(PbO)を主成分とする鉛粉と、硫酸バリウムと、有機エキスパンダとしてリグニンスルホン酸塩の粉末とを混合した混合物に、水と希硫酸を加え、混練して負極用のペースト状活物質を製造した。比較例2に係わる負極用のペースト状活物質は、水と希硫酸で混練をしているために、製造装置が腐食をしたり、床面を汚すという問題点がある。
(実施例8〜14)
三塩基性硫酸鉛に替えて、上述した堺化学製の一塩基性硫酸鉛を用いた負極用ペースト状活物質の製造し、同様の試験をした。すなわち、図1において、三塩基性硫酸鉛に替えて、一塩基性硫酸鉛を用いた。すなわち、酸化鉛(PbO)を主成分とする鉛粉と、一塩基性硫酸鉛と、硫酸バリウムと、有機エキスパンダとしてリグニンスルホン酸塩の粉末とを混合した混合物に、水を加え、混練して負極用のペースト状活物質を製造した。本発明に係わる負極用のペースト状活物質は、水のみで混練をしているために、製造装置が腐食をしたり、床面を汚すという問題点がない。
(実施例15〜21)
本発明に係わる正極用ペースト状活物質の製造方法を、図2を用いて説明する。酸化鉛(PbO)を主成分とする鉛粉と、三塩基性硫酸鉛とを混合した混合物に、水を加えて混練して正極用のペースト状活物質を製造した。本発明に係わる正極用のペースト状活物質は、水のみで混練をしているために、製造装置が腐食をしたり、床面を汚すという問題点がない。なお、鉛粉、三塩基性硫酸鉛及び水の組成比の詳細は、後述する表3に示すとうりである。
(実施例22〜24)
本発明に係わる正極用ペースト状活物質の製造方法を、図7を用いて説明する。酸化鉛(PbO)を主成分とする鉛粉と、鉛丹と、三塩基性硫酸鉛とを混合した混合物に、水を加えて混練して正極用のペースト状活物質を製造した。本発明に係わる正極用のペースト状活物質は、水のみで混練をしているために、製造装置が腐食をしたり、床面を汚すという問題点がない。なお、鉛粉、鉛丹、三塩基性硫酸鉛及び水の組成比の詳細は、後述する表3に示すとうりである。
(比較例3)
比較例3に係わる正極用ペースト状活物質の製造方法を、図5を用いて説明する。酸化鉛(PbO)を主成分とする鉛粉に、水を加えて混練して正極用のペースト状活物質を製造した。比較例3に係わる正極用のペースト状活物質は、水のみで混練をしているために、製造装置が腐食をしたり、床面を汚すという問題点がないが、後述するように正極活物質の利用率が低い。なお、鉛粉及び水の組成比の詳細は、後述する表3に示すとうりである。
(比較例4)
従来から使用されている比較例4に係わる正極用ペースト状活物質の製造方法を、図6を用いて説明する。酸化鉛(PbO)を主成分とする鉛粉に、水と希硫酸を加えて混練して正極用のペースト状活物質を製造した。比較例4に係わる正極用のペースト状活物質は、水と希硫酸で混練しているために、製造装置が腐食をしたり、床面を汚すという問題点がある。なお、鉛粉、水及び希硫酸の組成比の詳細は、後述する表3に示すとうりである。
(実施例25〜34)
三塩基性硫酸鉛に替えて、一塩基性硫酸鉛を用いた正極用ペースト状活物質の製造し、実施例15〜24と同様の試験をした。すなわち、図7の三塩基性硫酸鉛に替えて、一塩基性硫酸鉛を用いた。なお、鉛粉、鉛丹、一塩基性硫酸鉛及び水の組成比の詳細は、後述する表4に示すとうりである。
Claims (6)
- 負極用ペースト状活物質の製造方法において、酸化鉛を主成分とする鉛粉と、三塩基性硫酸鉛と、硫酸バリウムと、有機エキスパンダとを混合した混合物に、水を加えて混練して製造することを特徴とする負極用ペースト状活物質の製造方法。
- 負極用ペースト状活物質の製造方法において、酸化鉛を主成分とする鉛粉と、一塩基性硫酸鉛と、硫酸バリウムと、有機エキスパンダとを混合した混合物に、水を加えて混練して製造することを特徴とする負極用ペースト状活物質の製造方法。
- 正極用ペースト状活物質の製造方法において、酸化鉛を主成分とする鉛粉と、三塩基性硫酸鉛とを混合した混合物に、水を加えて混練して製造することを特徴とする正極用ペースト状活物質の製造方法。
- 正極用ペースト状活物質の製造方法において、酸化鉛を主成分とする鉛粉と、鉛丹と、三塩基性硫酸鉛とを混合した混合物に、水を加えて混練して製造することを特徴とする正極用ペースト状活物質の製造方法。
- 正極用ペースト状活物質の製造方法において、酸化鉛を主成分とする鉛粉と、一塩基性硫酸鉛とを混合した混合物に、水を加えて混練して製造することを特徴とする正極用ペースト状活物質の製造方法。
- 正極用ペースト状活物質の製造方法において、酸化鉛を主成分とする鉛粉と、鉛丹と、一塩基性硫酸鉛とを混合した混合物に、水を加えて混練して製造することを特徴とする正極用ペースト状活物質の製造方法。
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