JP2005221831A - カートリッジ、現像装置及び画像形成装置 - Google Patents

カートリッジ、現像装置及び画像形成装置 Download PDF

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Abstract

【課題】 カートリッジを着脱する場合に、現像剤が漏れることを防止する。
【解決手段】 カートリッジシャッタ169が右回り(図12において時計回り)に回動すると、第1のカートリッジ側開口部170の第1の押出し部178側と第1の現像器側開口部128の受け口突起132側との間にある現像剤は、第1のカートリッジ側開口部170の第1の押出し部178側及び第1の現像器側開口部128の受け口突起132側により挟まれて、現像器側受け口120側及びカートリッジ側供給口188側の少なくとも一方へ押出されて回収される。また、現像器側受け口120近傍の現像剤は、第1の押出し部178の移動によって上側を摩切られる。
【選択図】 図12

Description

本発明は、現像剤を収容するカートリッジ、現像装置及びこれを有する画像形成装置に関するものである。
現像剤を用いて画像を現像する画像形成装置として、現像剤を収容しているカートリッジを現像器に装着することにより、現像剤を現像器に供給するものが知られている。
この種の画像形成装置においては、現像器からカートリッジを取外す場合に、現像器に設けられた現像剤の受け口を現像器シャッタによって閉塞し、現像器内の現像剤が漏れないようにすることは公知である(特許文献1〜3参照)。
特開平11−223990号公報 特開2000−162861号公報 特開平7−199623号公報
しかしながら、特許文献1,2に示された従来例においては、現像器シャッタにより形成された間隙又は現像器シャッタの開口部分に現像剤が滞留し、カートリッジを取外す場合に、現像剤が現像器シャッタと共に移動して外部に漏れるという問題があった。また、特許文献3に示された従来例においては、現像器シャッタの移動によって現像剤が漏れることを防止するシール部材に対し、現像器シャッタの開口部分が当接するので、シール部材が摩耗し、現像剤が外部に漏れることがある。
そこで、本発明は、現像剤が漏れることを防止することができるカートリッジ、現像装置及びこれを有する画像形成装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明の第1の特徴とするところは、現像器との間で現像剤を供給又は回収するカートリッジであって、前記現像器に形成された現像器側接続口に接続されるカートリッジ側接続口が形成されたカートリッジ本体と、前記カートリッジ側接続口を開閉するカートリッジ開閉部材とを有し、前記カートリッジ開閉部材は、前記カートリッジ側接続口を閉じる場合に、前記カートリッジ開閉部材と前記現像器側接続口との間にある現像剤を前記現像器及び前記カートリッジ本体の少なくとも一方へ押出す押出し部を有するカートリッジにある。したがって、カートリッジ側接続口を閉じる場合に、カートリッジ開閉部材と現像器側接続口との間に現像剤が残らないので、現像剤が漏れることを防止することができる。
また、本発明の第2の特徴とするところは、現像剤を受入れ又は排出する現像器側接続口を具備し、現像剤により画像を現像する現像器と、この現像器に着脱自在に装着されるカートリッジとを有し、前記カートリッジは、前記現像器との間で現像剤を供給又は回収するカートリッジ側接続口と、このカートリッジ側接続口を開閉するカートリッジ開閉部材とを具備し、前記カートリッジ開閉部材は、前記カートリッジ側接続口を閉じる場合に、前記カートリッジ開閉部材と前記現像器側接続口との間にある現像剤を前記現像器及び前記カートリッジの少なくとも一方へ押出す押出し部を有する現像装置にある。したがって、カートリッジ側接続口を閉じてカートリッジを現像器から取外しても、カートリッジ開閉部材と現像器側接続口との間に現像剤が残らないので、現像剤が漏れることを防止することができる。
好適には、前記現像器は、前記現像器側接続口を開閉する現像器開閉部材をさらに有し、前記現像器開閉部材は、前記カートリッジ開閉部材に連動して前記現像器側接続口を開閉する。したがって、現像器内の現像剤が漏れないように現像器開閉部材を設けても、現像器開閉部材を開閉する駆動源が不要になるので、現像器開閉部材を開閉する構成を簡素化することができる。
好適には、前記カートリッジ開閉部材は、前記現像器開閉部材と係合する係合部を有する。したがって、カートリッジ開閉部材が開閉することにより、確実に現像剤開閉部材を開閉することができる。
好適には、前記カートリッジは、前記カートリッジ開閉部材が前記カートリッジ側接続口を開かないようにロックするロック手段を具備し、前記現像器は、前記ロック手段のロックを解除する解除手段を具備する。即ち、カートリッジは、現像器から取外されると、誤操作によってカートリッジ側接続口が開放されることがないので、現像剤が漏れることを防止することができる。
好適には、前記押出し部は、前記現像器側接続口に向けて突出するカートリッジ側突起からなる。したがって、カートリッジ側突起は、現像器側接続口近傍の現像剤を摩切ることができ、現像器側接続口近傍の現像剤をカートリッジ及び現像器の少なくとも一方へ押出すことができる。
好適には、前記カートリッジ側突起は、前記現像器側接続口に向けて傾斜する傾斜面を有する。したがって、カートリッジ開閉部材がカートリッジ側接続口を閉じる場合に、現像器側接続口近傍の現像剤を現像器側接続口に向けて押出すことができるので、現像器側接続口近傍の現像剤を現像器に回収することができる。また、カートリッジ開閉部材がカートリッジ側接続口を開閉するように移動する場合に、抵抗を減らすことができる。
好適には、前記現像器開閉部材は、前記カートリッジ側接続口に向けて突出する現像器側突起を有する。
これにより、現像剤開閉部材は、カートリッジ開閉部材が移送する現像剤を堰き止めることができるので、カートリッジ開閉部材が移送する現像剤をカートリッジ及び現像器の少なくとも一方へ押出すことができる。
また、本発明の第3の特徴とするところは、現像剤により画像を現像する現像器と、この現像器に着脱自在に装着されるカートリッジとを有し、前記カートリッジは、前記現像器との間で現像剤を供給又は回収するカートリッジ側接続口と、このカートリッジ側接続口を開閉するカートリッジ開閉部材とを具備し、前記現像器は、前記カートリッジとの間で現像剤を受入れ又は排出する現像器側接続口と、この現像器側接続口を開閉する現像器開閉部材とを具備し、前記カートリッジ開閉部材は、前記現像器側接続口に向かって突出する押出し部を有し、前記現像器開閉部材は、前記現像器側接続口を開口させる開口部と、前記カートリッジ側接続口に向かって突出する現像器側突起とを有し、前記押出し部は、前記カートリッジ開閉部材が前記カートリッジ側接続口を閉じる場合に、前記開口部に滞留する現像剤を前記現像器側突起と共に前記現像器及び前記カートリッジの少なくとも一方へ押出す現像装置にある。したがって、カートリッジ開閉部材がカートリッジ側接続口を閉じる場合に、押出し部が開口部に滞留する現像剤を移送することができ、現像器側突起がカートリッジ側突起により移送された現像剤を堰き止めることができるので、開口部に滞留する現像剤をカートリッジ及び現像器の少なくとも一方へ押出すことができる。
好適には、前記カートリッジは、弾性部材により前記カートリッジ開閉部材が前記カートリッジ側接続口を開かないようにロックするロック手段を具備し、前記現像器は、前記弾性部材を弾性変形させる突起により前記ロック手段のロックを解除する解除手段を具備する。したがって、カートリッジ開閉部材がカートリッジ側接続口を開放しないようにするロック及びロックの解除の機構を簡素化することができる。
好適には、前記カートリッジは、前記現像器に対して着脱される場合に作業者が摘む把手部をさらに有し、前記把手部は、前記カートリッジ開閉部材と一体に形成されている。したがって、把手部を操作することにより、カートリッジ側接続口を開閉することができるので、カートリッジを現像器に対して着脱する場合に、把手部を持ち替える必要がなく、操作性がよい。
また、本発明の第4の特徴とするところは、上記記載の現像装置を有する画像形成装置にある。
本発明によれば、現像剤が漏れることを防止することができる。
次に本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
図1において、本発明の実施形態に係る画像形成装置10の概要が示されている。画像形成装置10は、画像形成装置本体12を有し、この画像形成装置本体12の上部に回動支点14を中心に回動自在の開閉カバー16が設けられていると共に、この画像形成装置本体12の下部に例えば1段の給紙ユニット18が配置されている。
給紙ユニット18は、給紙ユニット本体20と、用紙が収容される給紙カセット22とを有する。給紙カセット22の奥端近傍上部には、給紙カセット22から用紙を供給するフィードロール24、及び、供給される用紙を1枚ずつ捌くリタードロール26が配置されている。
搬送路28は、フィードロール24から排出口30までの用紙通路であり、この搬送路28は、画像形成装置本体12の裏側(図1の右側面)近傍にあって、給紙ユニット18から後述する定着装置90まで略垂直に形成されている。この搬送路28の定着装置90の上流側に後述する二次転写ロール80と二次転写バックアップロール72とが配置され、二次転写ロール80と二次転写バックアップロール72の上流側にレジストロール32が配置されている。また、搬送路28の排出口30の近傍には排出ロール34が配置されている。
したがって、給紙ユニット18の給紙カセット22からフィードロール24により送り出された用紙は、リタードロール26により捌かれて最上部の用紙のみ搬送路28に導かれ、レジストロール32により一時停止され、タイミングをとって後述する二次転写ロール80と二次転写バックアップロール72との間を通って現像剤像が転写され、この転写された現像剤像が定着装置90により定着され、排出ロール34により排出口30から開閉カバー16の上部に設けられた排出部36へ排出される。この排出部36は、排出口部分が低く、正面方向(図1の左方向)に向けて徐々に高くなるよう傾斜している。
画像形成装置本体12には、例えば略中央部にロータリ現像装置などの現像器ユニット38が配置されている。現像器ユニット38は、イエロー(Yellow)、マゼンタ(Magenta)、シアン(Cyan)及び黒(Black)の4色の現像剤像をそれぞれ形成する現像器42a〜42dを有し、これらの現像器42a〜42dが回転軸44を中心として左回り(図1において反時計回り)に回転する。
現像器ユニット38には、例えば感光体からなる像担持体50が画像形成装置10の背面側から当接するように配置されている。つまり、回転軸44を中心として現像器ユニット38が左回りに回転し、現像位置Aにおいて像担持体50上の潜像をそれぞれの色の現像剤で現像する。
像担持体50の下方には、該像担持体50を一様帯電する例えば帯電ロールからなる帯電装置52が設けられている。また、像担持体50には、該像担持体50の回転方向の帯電装置52よりも上流側に像担持体用クリーナ54が当接している。像担持体用クリーナ54は、例えば一次転写後に像担持体50に残留する現像剤を掻き取るクリーニングブレード56と、クリーニングブレード56が掻き取った現像剤を回収する現像剤回収ボトル58とから構成される。
なお、現像剤回収ボトル58の背面側(図1において右側)は、例えばリブなどが形成され、用紙が滑らかに搬送されるように曲面にされて搬送路28の一部を形成している。
現像器ユニット38の下方には、帯電装置52により帯電された像担持体50に、レーザ光などの光線により潜像を書き込む露光装置60が配置されている。また、現像器ユニット38の上方には、現像器ユニット38によって可視化された現像剤像を一次転写位置で一次転写され、後述する二次転写位置まで搬送する中間転写装置62が設けられている。
中間転写装置62は、例えば中間転写ベルトなどの中間転写体64、一次転写ロール66、ラップインロール68、ラップアウトロール70、二次転写バックアップロール72、スクレーパバックアップロール74及びブラシバックアップロール76から構成される。中間転写体64は、例えば弾性を有し、現像器ユニット38の上方で長辺と短辺とを有するように略扁平に張られている。中間転写体64の上面側の長辺は、例えば画像形成装置本体12の上部に設けられた排出部36に対して略平行となるように張られている。また、中間転写体64は、該中間転写体64の長辺下方で一次転写ロール66の上流に配置されたラップインロール68と、一次転写ロール66の下流に配置されたラップアウトロール70との間で像担持体50にラップ状に当接する一次転写部(像担持体ラップ領域)を有し、像担持体50に所定の範囲だけ巻きついて、像担持体50の回転に従動する。このように、中間転写体64は、一次転写ロール66によって像担持体50上の現像剤像を例えばイエロー、マゼンタ、シアン、黒の順に重ねて一次転写され、この一次転写された現像剤像を後述する二次転写ロール80に向けて搬送する。
なお、ラップインロール68及びラップアウトロール70は、像担持体50から離間している。
さらに、中間転写体64の裏側(図1の右側面)には、ラップアウトロール70及び二次転写バックアップロール72により、平面部(短辺)が形成されており、この平面部が二次転写部となって搬送路28に臨むようにされている。
なお、二次転写部において、中間転写体64と搬送路28との間が、例えば12°の角度になるように、ラップアウトロール70は配置されている。
スクレーパバックアップロール74は、二次転写後に中間転写体64に残留する現像剤を後述するスクレーパ84が掻き取ることを補助し、ブラシバックアップロール76は、二次転写後に中間転写体64に残留する現像剤を後述するブラシロール86が掻き取ることを補助する。
中間転写体64の長辺上方には、例えば反射型フォトセンサなどのセンサ78が開閉カバー14の裏面(内側)に固定されることによって設けられている。センサ78は、中間転写体64上に形成された現像剤のパッチを読取り、中間転写体64の回転方向における位置を検出するとともに、現像剤の濃度検知を行う。
中間転写装置62の二次転写バックアップロール72には、搬送路28を挟んで二次転写ロール80が対峙している。つまり、二次転写ロール80と二次転写バックアップロール72との間が二次転写部における二次転写位置となっており、二次転写ロール80は、二次転写バックアップロール72の補助により、中間転写体64に一次転写された現像剤像を二次転写位置で用紙に二次転写する。ここで、二次転写ロール80は、中間転写体64が3回転する間、すなわちイエロー、マゼンタ、シアンの3色の現像剤像を搬送する間は中間転写体64から離間しており、黒の現像剤像が転写されると中間転写体64に当接するようにされている。なお、二次転写ロール80と二次転写バックアップロール72との間には、所定の電位差が生じるようにされており、例えば二次転写ロール80を高電圧にした場合には、二次転写バックアップロール72はグランド(GND)などに接続される。
中間転写体64の反像担持体側端には、中間転写体用クリーナ82が当接するように設けられている。中間転写体用クリーナ82は、例えば二次転写後に中間転写体64に残留する現像剤を掻き取ってクリーニングするスクレーパ84、スクレーパ84によるクリーニング後に残った現像剤をさらに掻き取るブラシロール86、スクレーパ84及びブラシロール86によって掻き取られた現像剤を回収する現像剤回収ボトル88から構成される。スクレーパ84は、例えばステンレスの薄板からなり、現像剤とは逆極性の電圧がかけられている。ブラシロール86は、例えば導電性の処理がなされたアクリルなどのブラシからなる。また、中間転写体64が現像剤像を搬送する間は、スクレーパ84及びブラシロール86は、中間転写体64から離間しており、所定のタイミングでこれらが一体となって中間転写体64に当接するようにされている。
二次転写位置の上方には、定着装置90が配置されている。定着装置90は、加熱ロール92と加圧ロール94とを有し、二次転写ロール80及び二次転写バックアップロール72により用紙に二次転写された現像剤像を用紙に定着させ、排出ロール34に向けて搬送する。
像形成ユニット96は、中間転写装置62、像担持体50、帯電装置52、像担持体用クリーナ54及び中間転写体用クリーナ82を一体化したものである。つまり、像形成ユニット96は、像担持体50の正面側に中間転写体64を有する中間転写装置62が延び、像担持体50の裏面側下方に像担持体用クリーナ54が配置されるようになっている。また、像形成ユニット96は、中間転写装置62の反像担持体側端に中間転写体用クリーナ82が配置されている。このように、像形成ユニット96は、中間転写体64が延びる方向と、像担持体用クリーナ54が配置された方向とが、二次転写位置を頂点として90°を超え、180°未満であるよう折曲され、現像器ユニット38を囲むようになっている。この像形成ユニット96は、開閉カバー16の排出部36の直近下方に配置され、画像形成装置本体12に対して着脱自在となっており、開閉カバー16を開くことにより着脱される。
また、像担持体50、像担持体用クリーナ54、中間転写体64及び中間転写体用クリーナ82は、像形成ユニット96に対してそれぞれ着脱自在にされている。
次に現像器ユニット38の詳細について説明する。
図2において、現像器ユニット38及びその周辺が示されている。現像器ユニット38は、回転軸44を中心として回転するの現像器ユニット本体98を有し、この現像器ユニット本体98に上述した現像器42a〜42dが着脱自在に設けられている。これらの現像器42a〜42dは、それぞれ現像器本体99を有し、これらの現像器本体99に上述した4色の現像剤を収容するカートリッジ100a〜100dがそれぞれ装着されている。カートリッジ100a〜100dそれぞれは、筒状に形成されており、長手方向一端側に把手部102が形成されている。また、カートリッジ100a〜100dは、現像器42a〜42dを介して現像器ユニット本体98に装着されると、外面が現像器ユニット本体98の外周に略一致するようにされている。
カートリッジ100a〜100dそれぞれは、現像器ユニット本体98の回転方向に対する略法線方向に着脱されるようになっており、回転軸44を挟んで像担持体50に略対向する位置が交換位置になっている。つまり、カートリッジ100a〜100dは、図示しない制御部により、画像形成装置10の正面側(図2において右側)の交換位置まで回転軸44を中心として回転移動され、把手部102を作業者が摘んで操作することにより、現像器本体99のガイド(図示せず)に案内されて、画像形成装置10の正面側に着脱されるようになっている。
なお、像形成ユニット96(図1)は、開閉カバー16が開けられると、画像形成装置本体12に設けられたガイド103a,103b(図2)に沿って着脱されるようになっている。一方、画像形成装置本体12には、現像器ユニット38の上方近傍にリブ106が設けられている。よって、カートリッジ100a〜100dは、像形成ユニット96が取外されて、現像器ユニット38の上方が開放されても、現像器ユニット38の上側に位置する場合には、取外せないようにされている。
カートリッジ100a〜100dそれぞれは、内部に攪拌搬送部材104が設けられており、収容している現像剤を攪拌搬送して現像器42a〜42dに供給する。また、カートリッジ100a〜100dそれぞれは、現像器42a〜42dに過剰に供給された現像剤を回収する。
現像器42a〜42dそれぞれは、現像ロール108、第1の攪拌搬送部材110、第2の攪拌搬送部材112、第3の攪拌搬送部材114及び層厚規制部材116を有し、例えばコイルスプリングなどの弾性体118により、現像器ユニット本体98の回転方向に対する略法線方向に押圧されている。現像ロール108は、像担持体50に当接していない状態で、それぞれの外周の一部が現像器ユニット本体98の外周から半径方向に、例えば2mm突出している。また、現像ロール108それぞれの両端には、現像ロール108aの直径よりもわずかに大きい直径のトラッキングロール(図示せず)が現像ロール108と同軸で回転するように設けられている。つまり、現像ロール108は、回転軸44を中心として、それぞれ90°の間隔で現像器ユニット本体98の外周に配置され、現像ロール108のトラッキングロールが像担持体50の両端に設けられたフランジ(図示せず)に当接し、現像ロール108と像担持体50との間に所定の隙間を形成しつつ、像担持体50上の潜像をそれぞれの色の現像剤で現像する。
第1の攪拌搬送部材110は、カートリッジ100a〜100dから供給される現像剤を第2の攪拌搬送部材112へ搬送する。第2の攪拌搬送部材112は、現像剤を攪拌するとともに、第3の攪拌搬送部材114を介して、現像剤を現像ロール108に供給する。層厚規制部材116は、現像ロール108の表面に付着した現像剤の層厚を規制する。
なお、現像器42a〜42dは、それぞれカートリッジ100a〜100dを装着された状態でも着脱されるようになっている。
以下、現像器42a〜42dなど複数ある構成部分のいずれかを特定せずに示す場合には、単に「現像器42」などと略記することがある。
次に画像形成装置10の動作について説明する。
画像形成信号が送られると、像担持体50が帯電装置52により一様に帯電され、この帯電された像担持体50には、画像信号に基づいて露光装置60から光線が出射される。露光装置60からの光線は、像担持体50の表面を露光し、潜像が形成される。
像担持体50に担持された潜像は、現像位置Aにおいて現像器ユニット38により現像される。現像器ユニット38において、現像器42a〜42dは、カートリッジ100a〜100dからイエロー、マゼンタ、シアン及び黒の現像剤像がそれぞれ供給される。また、現像器42a〜42dに過剰に供給された現像剤は、カートリッジ100a〜100dにそれぞれ回収される。現像器ユニット38の現像器42a〜42dにより、色ごとに現像された現像剤像は、中間転写体64に重ねて一次転写される。一次転写において、像担持体50に残留する廃現像剤は、像担持体用クリーナ54によって掻き取られ、回収される。
一方、給紙信号等により、給紙カセット22に収容された用紙は、フィードロール24により送り出され、リタードロール26により捌かれて搬送路28に導かれ、レジストロール32により一次停止され、タイミングをとって二次転写ロール80と二次転写バックアップロール72との間に導かれる。用紙が二次転写ロール80と二次転写バックアップロール72との間に導かれると、中間転写体64に一次転写されている現像剤像が二次転写ロール80と二次転写バックアップロール72とによって用紙に二次転写される。二次転写後に、中間転写体64に残留する廃現像剤は、中間転写体用クリーナ82によって掻き取られ、回収される。
現像剤像を転写された用紙は、定着装置90に導かれ、加熱ロール92と加圧ロール94とによる熱圧力によって、現像剤像を定着される。現像剤像が定着した用紙は、排出ロール34により排出口30から排出部36へ排出される。
次に、現像器42の詳細について説明する。
図3乃至5において、現像器42の詳細が示されている。現像器42は、上述したように、現像ロール108、第1の攪拌搬送部材110、第2の攪拌搬送部材112、第3の攪拌搬送部材114及び層厚規制部材116を有し、現像器本体99の一端(図3において左側)の近傍に現像器側受け口120及び現像器側排出口122を開閉する現像器シャッタ124が摺動自在に設けられている。
現像器側受け口120は、現像器本体99に設けられ、カートリッジ100から供給される現像剤を受入れる。現像器側排出口122は、現像器本体99に設けられ、現像器42内に過剰に供給された現像剤などをカートリッジ100に対して排出する。
現像器シャッタ124は、板状部材であって、カートリッジ100が装着されるように、現像器本体99の上面に形成された支持部126と共にカートリッジ100の形状に合わせて湾曲している。また、現像器シャッタ124には、現像器側受け口120と略同じ形状に開口し、現像器側受け口120に重ねられた場合に現像器側受け口120を開放する第1の現像器側開口部128と、現像器側排出口122と略同じ形状に開口し、現像器側排出口122に重ねられた場合に現像器側排出口122を開放する第2の現像器側開口部130とが設けられている。
第1の現像器側開口部128は、現像器シャッタ124が現像器側受け口120を開放するように摺動する方向の後端(図3において上側)に受け口突起132を有し、カートリッジ100の後述する第1の押出し部178が当接するようにされている。第2の現像器側開口部130は、現像器シャッタ124が現像器側排出口122を開放するように摺動する方向の後端(図3において上側)に排出口突起134を有し、カートリッジ100の後述する第2の押出し部180が当接するようにされている。
また、現像器本体99には、現像器シャッタ124側の端部に側板136が設けられており、反現像器シャッタ124側の端部に側板138が設けられている。側板136には、カートリッジ100が現像器42に装着された場合に、カートリッジ100の後述する回動部本体162が回動する範囲及び回動部本体162の抜けを規制する規制部140が設けられている。また、側板136近傍には、カートリッジ100の後述する弾性爪166に係合する解除突起142が、側板136に対向するように突出している。解除突起142には、上部(図3において上側)が薄く、下部が厚くなるように傾斜面144が形成されている。
側板138は、ガイド146を有し、このガイド146がカートリッジ100の後述する凸部154を受入れて、カートリッジ100が所定の方向に装着されるように案内する。また、側板138の近傍には、画像形成装置本体12から駆動力を受け入れ、現像ロール108、第1の攪拌搬送部材110、第2の攪拌搬送部材112及び第3の攪拌搬送部材114に対して伝達する例えば複数のギアからなる駆動力伝達部148が設けられている。
次に、カートリッジ100の詳細について説明する。
図6乃至10において、カートリッジ100の詳細が示されている。カートリッジ100は、現像剤収容部150と、この現像剤収容部150の長手方向一端に設けられた回動部152とを有する。
現像剤収容部150は、筒状に形成され、側面から見るとティアドロップ形になっている。即ち、現像剤収容部150は、内部に攪拌搬送部材104が配置された略円筒状の部分と、この略円筒状の部分から長手方向に対して略直角な方向に延びて徐々に狭くされた部分とが一体になるように形成されている。また、現像剤収容部150は、カートリッジ100が現像器42を介して現像器ユニット本体98に装着されると、外面が現像器ユニット本体98の外周に略一致するようにされている。
現像剤収容部150には、反回動部152側の端部に、上述した現像器42のガイド146に係合する凸部154と、現像器42の駆動力伝達部148に連結される例えばギア156とが設けられている。また、現像剤収容部150内には、現像器42に供給する現像剤を収容する現像剤収容空間158が形成されている。現像剤収容空間158には、上述した攪拌搬送部材104が設けられている。この攪拌搬送部材104は、例えば螺旋状に巻かれており、現像剤収容空間158内の現像剤を攪拌搬送する。
回動部152は、回動部本体162と、この回動部本体162内に設けられ、現像剤収容部150と一体に形成された円筒状の筒部164とを有する。つまり、現像剤収容部150と筒部164とは、カートリッジ本体を形成している。
回動部本体162は、内側が円筒状に形成され、筒部164の円筒状部分外面に沿って回動するようにされており、側面から見るとティアドロップ形になっている。即ち、回動部本体162は、現像器42に装着される場合の奥側が略円筒状になっており、この略円筒状部分から把手部102が突出して、側面部165(図7(C)において正面)が現像剤収容部150の側面と略同じ形状になるようにされている。また、回動部本体162は、カートリッジ100が現像器42を介して現像器ユニット本体98に装着されると、外面が現像器ユニット本体98の外周に略一致するようにされている。
側面部165には、回動部本体162内側に向けて屈折し、回動部本体162の回動方向に延びて弾性を有する弾性爪166、後述する着脱溝167及び受け溝168が設けられている。また、回動部本体162は、筒部164に沿って回動する面が後述するカートリッジ側供給口188及びカートリッジ側回収口190を開閉する筒状のカートリッジシャッタ169になっている。カートリッジシャッタ169は、第1のカートリッジ側開口部170、第2のカートリッジ側開口部172、解除突起用孔部174及び規制孔176a,176bを有し、上述した把手部102と一体に形成されている。
第1のカートリッジ側開口部170は、現像器側受け口120に向けて突出するカートリッジ側の突起からなる第1の押出し部178を有し、後述するカートリッジ側供給口188と略同じ形状に開口しており、カートリッジ側供給口188に重ねられた場合にカートリッジ側供給口188を開放する。第2のカートリッジ側開口部172は、現像器側排出口122に向けて突出するカートリッジ側の突起からなる第2の押出し部180を有し、後述するカートリッジ側回収口190と略同じ形状に開口しており、カートリッジ側回収口190に重ねられた場合にカートリッジ側回収口190を開放する。解除突起用孔部174は、カートリッジ100が現像器42に装着される場合に、現像器42の解除突起142が貫通した状態で、回動部本体162が回動するように、回動部本体162の回動方向に延びて開口している。規制孔176a,176bは、後述する規制突起192a,192bがそれぞれ係合し、回動部本体162が回動する範囲を規制するように、回動部本体162の回動方向に延びて開口している。
筒部164は、回動部本体162の側面部165側が筒部側壁182によって密閉されており、内部に隔離壁184が設けられている。筒部側壁182には、前述した弾性爪166と共に、回動部152の後述する第1のロック機構を構成するロック用突起183が設けられている。隔離壁184の筒部側壁182側には、現像剤回収空間186が形成され、隔離壁184の反筒部側壁182側には、上述した現像剤収容空間158が延長して形成されている。また、筒部164には、現像剤収容空間158側の隔離壁184近傍にカートリッジ側供給口188が設けられており、現像剤回収空間186側の筒部側壁182近傍にカートリッジ側回収口190が設けられている。つまり、現像剤収容空間158内に収容されている現像剤は、カートリッジ側供給口188及び現像器42の現像器側受け口120を介して現像器42内に供給されるようになっている。また、現像器42内に過剰に供給された現像剤は、現像器42の現像器側排出口122及びカートリッジ側回収口190を介して現像剤回収空間186内に回収されるようになっている。
また、筒部164の筒状部分外面には、規制突起192a,192bが設けられており、これらの規制突起192a,192bは、それぞれ規制孔176a,176bに沿って摺動し、回動部本体162が筒部164に対して回動する範囲を規制する。
このように、現像剤収容部150及び回動部本体162が側面から見るとティアドロップ形をしているので、収容される現像剤の容量を減らすことなく、把手部102が設けられている。
図11及び図12において、カートリッジ100が現像器42に装着された状態の詳細が示されている。カートリッジ100が現像器42に装着される場合には、カートリッジ側供給口188は、現像器側受け口120に対向するように位置決めされ、第1のカートリッジ側開口部170及び第1の現像器側開口部128を介して現像器側受け口120に接続される。第1の押出し部178は、現像器シャッタ124の厚さに対し、高さが略同じになるようにカートリッジシャッタ169から現像器シャッタ124の厚さ方向に突出している。受け口突起132は、カートリッジシャッタ169の厚さに対し、高さが略同じになるように現像器シャッタ124からカートリッジシャッタ169の厚さ方向に突出している。
把手部102が現像器ユニット38の回転方向(図11において左側)に押動されると、カートリッジシャッタ169が筒部164に沿って左回り(図11において反時計回り)に回動する。このように、カートリッジシャッタ169が左回りに回動すると、第1の押出し部178及び受け口突起132により、現像器シャッタ124がカートリッジシャッタ169に係合して回動し、カートリッジ側供給口188及び現像器側受け口120が開放されて、カートリッジ100から現像器42へ現像剤が押出されて供給されるようになっている。
なお、筒部164とカートリッジシャッタ169との間のカートリッジ側供給口188近傍には、カートリッジシール部材194が設けられている。このカートリッジシール部材194は、例えば筒部164外面に貼付されている。つまり、カートリッジシャッタ169は、カートリッジシール材194に対して摺動し、このカートリッジシール材194を介して筒部164に対し回動する。カートリッジシール材194は、筒部164とカートリッジシャッタ169との間に現像剤が入り込むことを低減し、筒部164に対するカートリッジシャッタ169の摩擦及び接触面積を低減して回動を滑らかにする。また、現像器本体99と現像器シャッタ124との間の現像器側受け口120近傍には、現像器シール部材196が設けられている。この現像器シール部材196は、例えば現像器本体99に貼付されている。つまり、現像器シャッタ124は、現像器シール材196に対して摺動する。現像器シール材196は、現像器本体99と現像器シャッタ124との間に現像剤が入り込むことを低減し、現像器本体99に対する現像器シャッタ124の摩擦及び接触面積を低減して摺動を滑らかにする。
次にカートリッジ100のカートリッジシャッタ169及び現像器42の現像器シャッタ124の作用について詳述する。
図13は、カートリッジ100の交換位置において、カートリッジ100を現像器42から取外す過程を順に示す断面図である。図13(A)において、画像形成装置10が動作している場合のカートリッジ100及び現像器42が示されている。画像形成装置10が動作している場合には、カートリッジ側供給口188(図12参照)と現像器側受け口120とが対向するように、カートリッジ100が現像器42に装着され、第1のカートリッジ側開口部170及び第1の現像器側開口部128により、カートリッジ側供給口188及び現像器側受け口120が開放されて、カートリッジ100から現像器42へ現像剤が供給される。
図13(B)において、作業者が把手部102を介して回動部本体162を右回り(図13において時計回り)に回動させることにより、カートリッジシャッタ169がカートリッジ側供給口188を閉塞する方向に回動し始めた状態が示されている。なお、図13(A)の状態から図13(B)の状態へ、回動部本体162が回動しても、現像器シャッタ124は静止している。
カートリッジシャッタ169が右回りに回動すると、第1のカートリッジ側開口部170(図12参照)の第1の押出し部178側と第1の現像器側開口部128の受け口突起132側との間にある現像剤は、カートリッジシャッタ169の回動方向に押動される。一方、第1の現像器側開口部128の受け口突起132側は、第1のカートリッジ側開口部170の第1の押出し部178側の移動によって押動される現像剤を堰き止める。よって、第1のカートリッジ側開口部170の第1の押出し部178側と第1の現像器側開口部128の受け口突起132側との間にある現像剤は、第1のカートリッジ側開口部170の第1の押出し部178側及び第1の現像器側開口部128の受け口突起132側により挟まれ、現像器側受け口120側及びカートリッジ側供給口188側の少なくとも一方へ押出されて回収される。また、現像器側受け口120近傍の現像剤は、第1の押出し部178の移動によって上側を摩切られる。
図13(C)において、カートリッジシャッタ169がカートリッジ側供給口188を閉塞する方向に回動し、第1のカートリッジ側開口部170の第1の押出し部178側(図12参照)が第1の現像器側開口部128の受け口突起132側に当接した状態が示されている。第1のカートリッジ側開口部170の第1の押出し部178側が第1の現像器側開口部128の受け口突起132側に当接すると、カートリッジ100から現像器42への現像剤の供給が停止されると共に、第1の押出し部178が現像器側受け口120近傍の現像剤を摩切ることを完了する。
図13(D)において、第1のカートリッジ側開口部170の第1の押出し部178側が第1の現像器側開口部128(図12参照)の受け口突起132側を押動し始めた状態が示されている。カートリッジシャッタ169は、第1のカートリッジ側開口部170の第1の押出し部178側が第1の現像器側開口部128の受け口突起132側に当接した後に、さらに右回りに回動し続けると、第1のカートリッジ側開口部170の第1の押出し部178側が第1の現像器側開口部128の受け口突起132側を押動する。このように、カートリッジシャッタ169が現像器シャッタ124を押動すると、第1の現像器側開口部128の反受け口突起132側が、第1の押出し部178により摩切られた現像剤の上面に略沿って移動する。つまり、現像器シャッタ124が現像器側受け口120を閉塞する方向に移動する場合、第1の現像器側開口部128の反受け口突起132側は、現像剤が滞留していない空間を移動するので、現像器シャッタ124の移動により現像剤が移送されることを防止することができる。
図13(E)において、現像器シャッタ124が現像器側受け口120を閉塞する方向(図13において右から左)に移動し、第1の現像器側開口部128の反受け口突起132側が現像器側受け口120の上方を通過した状態が示されている。現像器シャッタ124が現像器側受け口120を閉塞する方向に移動し、第1の現像器側開口部128の反受け口突起132側(図12参照)が現像器側受け口120の上方を通過して現像器シール材196に当接すると、現像器側受け口120は閉塞される。
図13(F)において、カートリッジ100を現像器42から取外すことが可能な状態が示されている。カートリッジシャッタ169の回動により、現像器シャッタ124が現像器側受け口120を閉塞して所定の位置まで移動されると、カートリッジ100を現像器42から取外すことが可能になるようにされている。
このように、現像器シャッタ124により現像剤が移送されることを防止され、第1の押出し部178と受け口突起132との間にある現像剤が現像器42側及びカートリッジ100側の少なくとも一方へ押出されて回収されるので、カートリッジ100を現像器42から取外す場合に、現像剤が漏れることを防止することができる。また、カートリッジ100を現像器42から取外すことが可能な状態においては、カートリッジ側供給口188がカートリッジシャッタ169によって閉塞され、現像器側受け口120が現像器シャッタ124によって閉塞されているので、カートリッジ100及び現像器42のいずれからも現像剤が漏れることがない。
一方、カートリッジ100が現像器42に装着される場合には、カートリッジシャッタ169が筒部164に沿って左回り(図13において反時計回り)に回動し、第1のカートリッジ側開口部170がカートリッジ側供給口188を開放し、第1のカートリッジ側開口部170が第1の現像器側開口部128を押動することにより現像器側受け口120を開放して、カートリッジ100から現像器42に現像剤が供給されるようになっている。
また、カートリッジ100が現像器42に装着される場合には、カートリッジ側回収口190(図8,図10)は、現像器側排出口122(図3)に対向するように位置決めされ、第2のカートリッジ側開口部172(図7)及び第2の現像器側開口部130(図3)を介して現像器側排出口122に接続される。第2のカートリッジ側開口部172の第2の押出し部180は、第1の押出し部178と同様に、現像器シャッタ124の厚さに対し、高さが略同じになるようにカートリッジシャッタ169から現像器シャッタ124の厚さ方向に突出している。第2の現像器側開口部130の排出口突起134は、受け口突起132と同様に、カートリッジシャッタ169の厚さに対し、高さが略同じになるように現像器シャッタ124からカートリッジシャッタ169の厚さ方向に突出している。即ち、カートリッジシャッタ169が筒部164に対して回動すると、排出口突起134及び第2の押出し部180により、現像器側排出口122及びカートリッジ側回収口190が開閉するようにされている。
よって、現像器側排出口122とカートリッジ側回収口190との間に現像剤がある場合に、カートリッジシャッタ169がカートリッジ側回収口190を閉塞する方向に回動すると、第2のカートリッジ側開口部172の第2の押出し部180側と第2の現像器側開口部130の排出口突起134側との間にある現像剤は、現像器42側及びカートリッジ100側の少なくとも一方へ押出されて回収される。
また、現像器側受け口120及びカートリッジ側供給口188と同様に、現像器側排出口122及びカートリッジ側回収口190の近傍に、現像器シール材196(図12参照)及びカートリッジシール材194がそれぞれ設けられてもよい。
次に、回動部本体162を筒部164に対してロックする第1のロック機構について説明する。
図14において、回動部本体162を筒部164に対してロックする第1のロック機構が模式的に示されている。上述したように、側面部165の弾性爪166は、回動部本体162内側に向けて屈折し、回動部本体162の回動方向に延びており、弾性を有する。
図14(A)に示すように、カートリッジ100が現像器42から取外されている場合には、弾性爪166の先端(図14(A)において右側)が筒部側壁182のロック用突起183に押し当てられており、回動部本体162は、筒部164に対して回動することを規制される。つまり、図7,図8にも示したように、カートリッジ100が現像器42から取外されている場合には、カートリッジ側供給口188及びカートリッジ側回収口190がカートリッジシャッタ169により閉塞されると共に、回動部本体162は、筒部164に対してカートリッジ側供給口188及びカートリッジ側回収口190が開放される方向の回動を禁止される。
また、回動部本体162には、上述したように規制孔176a,176bが設けられており、筒部164の規制突起192a,192b(図9参照)がそれぞれ係合することにより、回動部本体162が筒部164に対して回動する範囲が規制されている。つまり、カートリッジ100が現像器42から取外されている場合には、回動部本体162は、いずれの方向にも回動しないようにロックされている。
図14(B)に示すように、カートリッジ100が現像器42のガイド146に案内されて、支持部126に押し当てられると、解除突起142が弾性爪166と筒部側壁182との間に挿入され、弾性爪166が傾斜面144に沿って摺動する。弾性爪166と筒部側壁182との間に解除突起142が挿入されると、弾性爪166は、筒部側壁182の外面からロック用突起183の高さよりも離されるように弾性変形し、カートリッジ側供給口188及びカートリッジ側回収口190を開放する方向(図14(B),(C)において右方向)に回動可能になる。よって、カートリッジ100が現像器42に装着されている場合には、図9,図10にも示すように、カートリッジ側供給口188及びカートリッジ側回収口190を開放することができる。
なお、カートリッジ側供給口188及びカートリッジ側回収口190を閉塞する方向(図14において左方向)に回動部本体162を回動させる場合には、弾性爪166はロック用突起183に設けられた斜面に沿って摺動し、カートリッジ側供給口188及びカートリッジ側回収口190を閉塞させた後に、弾性爪166の先端がロック用突起183に押し当てられるようになっている。
このように、カートリッジ100は、現像器42に装着された場合には、規制孔176a,176bにより規制される範囲で回動部本体162が回動し、現像器42から取外された場合には、回動部本体162がいずれの方向にも回動しないようにされている。よって、カートリッジ100が現像器42から取外された場合に、カートリッジ100a〜100dから現像剤が漏れることを防止することができる。
次に、カートリッジ100を現像器42に対してロックする第2のロック機構について説明する。
図15において、側面部165の詳細、及び、カートリッジ100を現像器42に対してロックする第2のロック機構が示されている。側面部165には、側面部165の外周を囲む外周壁198が形成されている。外周壁198には、現像器42に設けられた規制部140(図3参照)を通過させる着脱溝167、及び、規制部140と係合する受け溝168が形成されている。受け溝168は、外周壁198から延びて回動部本体162の回動方向を向く規制面200、及び、外周壁198から側面部165の略中心に向けて突出する凸部202を有する。
カートリッジ100を現像器42に装着する場合、カートリッジ100は、側面部165に設けられた着脱溝167の着脱方向幅Jの間を、現像器42に設けられた規制部140(図3参照)が通過するように押動される。規制部140が着脱溝167を通過した後に、カートリッジ側供給口188及びカートリッジ側回収口190を開放する方向(図15において左回り)に回動部本体162が回動すると、規制部140が規制面200と凸部202との間に挟まれるようにされている。つまり、カートリッジ側供給口188及びカートリッジ側回収口190を開放する方向に回動部本体162が回動すると、受け溝168が規制部140に係合し、カートリッジ100が現像器42にロックされる。
一方、現像器42からカートリッジ100を取外す場合には、カートリッジ側供給口188及びカートリッジ側回収口190を閉塞する方向(図15において右回り)に回動部本体162が回動すると、凸部202が規制部140に沿って摺動し、着脱溝167が規制部140を着脱方向に通過させることができる位置に移動する。つまり、カートリッジ側供給口188及びカートリッジ側回収口190を閉塞する方向に回動部本体162が回動すると、受け溝168から規制部140が外されるので、現像器42に対するカートリッジ100のロックが解除される。
次に、カートリッジ100を現像器42に装着する方法について説明する。
図16は、カートリッジ100を現像器42に装着する方法を示すフローチャート(S10)である。
図17乃至図20において、図16に示したフローチャートに対応するカートリッジ100及び現像器42の状態が示されている。
図16に示すように、ステップ100(S100)において、作業者は、カートリッジ100を装着する現像器42が画像形成装置10の正面側の交換位置に移動するように、現像器ユニット本体98を回転させる。
ステップ102(S102)において、作業者は、カートリッジ100の把手部102を把持し、現像剤収容部150側を側板138に対して軸方向(図17においてXの方向)に挿入する。なお、カートリッジ100は、凸部154が側板138のガイド146により案内されて、ギア156が駆動力伝達部148に連結されるように位置決めされる。
ステップ104(S104)において、作業者は、回動部152側を現像器本体99の回転軸44に向けて(図17においてYの方向)押し込み、第1のロック機構を解除する(図17,図18)。
ステップ106(S106)において、作業者は、回動部本体162を現像器ユニット本体98の回転方向(図17においてZの方向)に回動させ、第2のロック機構によりカートリッジ100を現像器42にロックする(図19,図20)。このように、カートリッジ100を装着される現像器42の現像ロール108から離れる方向へ把手部102を移動させて、カートリッジ100を現像器42にロックする。
なお、カートリッジ100の交換位置において、上記S102〜S106の処理を逆の順序で実施することにより、カートリッジ100を現像器42から取外すことができる。
また、作業者は、現像剤収容部150を摘むことにより、現像器42に対してカートリッジ100を容易に着脱することもできる。
次にカートリッジシャッタ169の変形例について説明する。
図21は、カートリッジシャッタ169の変形例を用いたカートリッジ100のカートリッジ側供給口188及び現像器側受け口120周辺を示す拡大断面図である。カートリッジシャッタ169の変形例において、第1の押出し部178は、受け口120に向けて傾斜する傾斜面を有し、例えば第1のカートリッジ側開口部170の第1の押出し部178側が受け口120に向けて傾斜する1つの傾斜面にされている。また、現像器シャッタ124の第1の現像器側開口部128には、第1のカートリッジ側開口部170の傾斜面に係合する傾斜面が受け口突起132側に形成されている。よって、カートリッジシャッタ169がカートリッジ側供給口188を閉塞する方向に回動すると、受け口120近傍の現像剤は、受け口120に向けて押出され、現像器本体99側に回収される。また、第1のカートリッジ側開口部170の傾斜面は、カートリッジシャッタ169がカートリッジ側供給口188を閉塞する場合に回動する方向に対して傾斜しているので、カートリッジ側供給口188を閉塞する場合に現像剤から受ける抵抗を低減することができる。また、第1の押出し部178が現像器シール材196に摺接する面積を小さくし、第1の押出し部178が現像器シール材196から受ける抵抗を低減することもできる。
また、カートリッジシャッタ169の変形例には、外面に補助突起204が設けられている。補助突起204は、カートリッジシャッタ169がカートリッジ側供給口188を開放する方向に回動する場合に、現像器シャッタ124の一端に当接し、カートリッジシャッタ169が現像器シャッタ124を安定して押動することができるように補助する。
なお、カートリッジは、現像器及び像担持体などが一体にされていてもよい。また、現像ロールは、現像位置から離れた場合には、シャッタにより覆われるようにしてもよい。
本発明の実施形態に係る画像形成装置の側面図である。 本発明の実施形態に係る画像形成装置に用いられる現像器ユニット及びその周辺を示す側面図である。 本発明の実施形態に係る画像形成装置に用いられる現像器を示す斜視図である。 本発明の実施形態に係る画像形成装置に用いられる現像器を示す図であって、(A)は上面図であり、(B)は側面図である。 本発明の実施形態に係る画像形成装置に用いられる現像器を示す図であって、(A)は図4のD−D線断面図であり、(B)は図4のE−E線でFの方向に見た断面図であり、(C)は図4のE−E線でGの方向に見た断面図である。 本発明の実施形態に係るカートリッジを示す斜視図である。 本発明の実施形態に係るカートリッジが現像器から取外された状態を示す図であって、(A)は正面図であり、(B)は底面図であり、(C)は側面図である。 本発明の実施形態に係るカートリッジが現像器から取外された状態を示す断面図である。 本発明の実施形態に係るカートリッジが現像器に装着された状態を示す図であって、(A)は正面図であり、(B)は底面図であり、(C)は側面図である。 本発明の実施形態に係るカートリッジが現像器に装着された状態を示す断面図である。 本発明の実施形態に係るカートリッジが現像器に装着された状態を示す断面図である。 図11に示したカートリッジのカートリッジ側供給口及び現像器側受け口周辺を示す拡大断面図である。 カートリッジの交換位置において、カートリッジを現像器から取外す過程を順に示す断面図である。 本発明の実施形態に係るカートリッジの回動部本体を筒部に対してロックする第1のロック機構を示す図であって、(A)はカートリッジが現像器から取外された場合を示し、(B)はカートリッジが現像器の支持部に押し当てられた場合を示し、(C)は第1のロック機構が解除されて回動部本体が回動した状態を示す模式図である。 本発明の実施形態に係るカートリッジを現像器に対してロックする第2のロック機構を示すカートリッジの側面図である。 本発明の実施形態に係るカートリッジを現像器に装着する方法を示すフローチャートである。 現像器ユニット本体に装着されている現像器にカートリッジを装着する過程を示す斜視図である。 図17に示した現像器にカートリッジを装着する過程を示す側面図である。 現像器ユニット本体に装着されている現像器にカートリッジを装着した状態を示す斜視図である。 図19に示した現像器にカートリッジを装着した状態を示す側面図である。 カートリッジシャッタの変形例を用いたカートリッジのカートリッジ側供給口及び現像器側受け口周辺を示す拡大断面図である。
符号の説明
10 画像形成装置
16 開閉カバー
38 現像器ユニット
42a〜42d 現像器
44 回転軸
50 像担持体
52 帯電装置
60 露光装置
80 二次転写ロール
90 定着装置
96 像形成ユニット
98 現像器ユニット本体
99 現像器本体
100a〜100d カートリッジ
102 把手部
106 リブ
108a〜108d 現像ロール
120 現像器側受け口
122 現像器側排出口
124 現像器シャッタ
126 支持部
128 第1の現像器側開口部
130 第2の現像器側開口部
132 受け口突起
134 排出口突起
136,138 側板
140 規制部
142 解除突起
144 傾斜面
146 ガイド
150 現像剤収容部
152 回動部
154 凸部
156 ギア
158 現像剤収容空間
162 回動部本体
164 筒部
165 側面部
166 弾性爪
167 着脱溝
168 受け溝
169 カートリッジシャッタ
170 第1のカートリッジ側開口部
172 第2のカートリッジ側開口部
174 解除突起用孔部
176a,176b 規制孔
178 第1の押出し部
180 第2の押出し部
182 筒部側壁
183 ロック用突起
184 隔離壁
186 現像剤回収空間
188 カートリッジ側供給口
190 カートリッジ側回収口
192a,192b 突起
194 カートリッジシール材
196 現像器シール材
198 外周壁
200 規制面
202 凸部

Claims (12)

  1. 現像器との間で現像剤を供給又は回収するカートリッジであって、前記現像器に形成された現像器側接続口に接続されるカートリッジ側接続口が形成されたカートリッジ本体と、前記カートリッジ側接続口を開閉するカートリッジ開閉部材とを有し、前記カートリッジ開閉部材は、前記カートリッジ側接続口を閉じる場合に、前記カートリッジ開閉部材と前記現像器側接続口との間にある現像剤を前記現像器及び前記カートリッジ本体の少なくとも一方へ押出す押出し部を有することを特徴とするカートリッジ。
  2. 現像剤を受入れ又は排出する現像器側接続口を具備し、現像剤により画像を現像する現像器と、この現像器に着脱自在に装着されるカートリッジとを有し、前記カートリッジは、前記現像器との間で現像剤を供給又は回収するカートリッジ側接続口と、このカートリッジ側接続口を開閉するカートリッジ開閉部材とを具備し、前記カートリッジ開閉部材は、前記カートリッジ側接続口を閉じる場合に、前記カートリッジ開閉部材と前記現像器側接続口との間にある現像剤を前記現像器及び前記カートリッジの少なくとも一方へ押出す押出し部を有することを特徴とする現像装置。
  3. 前記現像器は、前記現像器側接続口を開閉する現像器開閉部材をさらに有し、前記現像器開閉部材は、前記カートリッジ開閉部材に連動して前記現像器側接続口を開閉することを特徴とする請求項2記載の現像装置。
  4. 前記カートリッジ開閉部材は、前記現像器開閉部材と係合する係合部を有することを特徴とする請求項3記載の現像装置。
  5. 前記カートリッジは、前記カートリッジ開閉部材が前記カートリッジ側接続口を開かないようにロックするロック手段を具備し、前記現像器は、前記ロック手段のロックを解除する解除手段を具備することを特徴とする請求項2乃至4いずれか記載の現像装置。
  6. 前記押出し部は、前記現像器側接続口に向けて突出するカートリッジ側突起からなることを特徴とする請求項3又は4記載の現像装置。
  7. 前記カートリッジ側突起は、前記現像器側接続口に向けて傾斜する傾斜面を有することを特徴とする請求項6記載の現像装置。
  8. 前記現像器開閉部材は、前記カートリッジ側接続口に向けて突出する現像器側突起を有することを特徴とする請求項3,4,6又は7いずれか記載の現像装置。
  9. 現像剤により画像を現像する現像器と、この現像器に着脱自在に装着されるカートリッジとを有し、前記カートリッジは、前記現像器との間で現像剤を供給又は回収するカートリッジ側接続口と、このカートリッジ側接続口を開閉するカートリッジ開閉部材とを具備し、前記現像器は、前記カートリッジとの間で現像剤を受入れ又は排出する現像器側接続口と、この現像器側接続口を開閉する現像器開閉部材とを具備し、前記カートリッジ開閉部材は、前記現像器側接続口に向かって突出する押出し部を有し、前記現像器開閉部材は、前記現像器側接続口を開口させる開口部と、前記カートリッジ側接続口に向かって突出する現像器側突起とを有し、前記押出し部は、前記カートリッジ開閉部材が前記カートリッジ側接続口を閉じる場合に、前記開口部に滞留する現像剤を前記現像器側突起と共に前記現像器及び前記カートリッジの少なくとも一方へ押出すことを特徴とする現像装置。
  10. 前記カートリッジは、弾性部材により前記カートリッジ開閉部材が前記カートリッジ側接続口を開かないようにロックするロック手段を具備し、前記現像器は、前記弾性部材を弾性変形させる突起により前記ロック手段のロックを解除する解除手段を具備することを特徴とする請求項9記載の現像装置。
  11. 前記カートリッジは、前記現像器に対して着脱される場合に作業者が摘む把手部をさらに有し、前記把手部は、前記カートリッジ開閉部材と一体に形成されていることを特徴とする請求項2乃至10いずれか記載の現像装置。
  12. 請求項2乃至11いずれか記載の現像装置を有することを特徴とする画像形成装置。
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