JP2009014911A - 現像剤カートリッジ及び画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】現像剤カートリッジの補給口を開閉するシャッターが容易に開かないようにシャッターをロックするロック可能な範囲を広げる。
【解決手段】ロック孔160Cの段差部163が形成されているので、ロック部材400の先端部404Aが外側になってしまっても、段差部163に係合される。すなわちロックされる。つまり、この段差部163が形成されている分、ロック可能な範囲が広くなっている。
【選択図】図10

Description

本発明は、現像剤カートリッジ及び画像形成装置に関する。
画像形成装置は、現像剤カートリッジから現像機に現像剤が供給される。そして、現像剤カートリッジ内の現像剤がなくなると、現像剤カートリッジを画像形成装置から取り外し、新しい現像剤カートリッジと交換する。つまり、現像剤カートリッジが画像形成装置に対して着脱可能とされている。
このような現像剤カートリッジは、例えば、長尺筒状をしており、側壁に現像機へ現像剤を供給するための開口部が設けられていると共に、側壁をスライドして開口部を開閉するシャッターが設けられている。そして、シャッターが閉じられた状態で現像剤カートリッジは着脱される(例えば、特許文献1を参照)。
特開2005−37673号公報
現像カートリッジを取り外す際にはシャッターが閉じられていると共に、この閉じられているシャッターが容易に開かないように、シャッターをロックするロック機構が現像剤カートリッジに設けられている。
さて、シャッターの各種寸法公差(バラツキ)等によるガタ付きによって、シャッターがロックされてない状態で現像カートリッジが取り外されることを防止する必要がある。しかし、単純にガタ分(寸法公差分)、シャッターをロックするロック可能な範囲を広くすると、シャッターが大型化するなどの問題が生じる場合がある。
本発明は、現像剤カートリッジの開口部を開閉するシャッターが容易に開かないようにシャッターをロックするロック可能な範囲を広げつつ、シャッターの小型化を可能とすることが目的である。
請求項1に記載の現像剤カートリッジは、装置本体に着脱可能に装着されると共に、現像剤が内部に貯留される現像剤カートリッジにおいて、外壁をスライドし、該外壁に形成された開口部を開閉するシャッターと、付勢手段によって付勢されることによって、前記シャッターに形成された係合孔に先端部が挿入され、前記開口部を閉止した状態の該シャッターをロックするロック部材と、前記シャッターの前記係合孔における前記ロック部材の前記先端部が挿入される側の開口に形成され、閉止方向側に広がった段差部と、備えることを特徴としている。
請求項1に記載の現像剤カートリッジでは、外壁に形成された開口部をシャッターが外壁をスライドして開閉する。そして、シャッターが開口部を閉止した状態において、付勢手段にロック部材が付勢されることよって、ロック部材の先端部が係合孔に挿入され、シャッターがロックされる。
シャッターの係合孔におけるロック部材が挿入される側の開口には、閉止方向側に広がった段差部が形成されている。よって、ロック部材の先端部が段差部に係合することでもシャッターがロックされる(開放側にスライドされない)。つまり、段差部分(開口が閉止方向側に広がった分)、ロック可能な範囲が広がる。
なお、例えば、単純に係合孔を閉止方向側に広げると、その広げた分(係合孔が広げられた分)、係合孔の閉止方向側端部とシャッターの閉止方向側端部との間の肉厚が狭くなり強度低下する。よって、肉厚を確保するため、シャッターの閉止方向端部を閉止方向側に広げる、つまり、シャッターを大型化させる必要等が生じる。
これに対して本構成とすることで、ロック可能な範囲が広がっても、段差部の肉厚しか狭くなっていないので、強度低下が抑えられる。よって、肉厚を確保するため、シャッターの閉止方向端部を閉止方向側に広げる、つまり、シャッターを大型化させる必要等が生じない。
従って、現像剤カートリッジの開口部を開閉するシャッターが容易に開かないようにシャッターをロックするロック可能な範囲を広げつつ、シャッターの小型化が可能とされる。
請求項2に記載の現像剤カートリッジは、請求項1に記載の構成において、前記シャッターの前記外壁側の裏面には、閉止状態において前記開口部の周囲の前記外壁と前記シャッターの前記裏面との隅間をシールする弾性体からなるシール部材が設けれていることを特徴としている。
請求項2に記載の現像剤カートリッジでは、閉止状態において開口部の周囲の外壁とシャッターの裏面との隅間がシール部材によってシールされる。よって、現像剤の漏れはより確実に防止される。
請求項3に記載の現像剤カートリッジは、装置本体に着脱可能に装着されると共に、現像剤が内部に貯留される現像剤カートリッジにおいて、外壁をスライドし、該外壁に形成された開口部を開閉するシャッターと、付勢手段によって付勢されることによって、前記シャッターに形成された係合孔に先端部が挿入され、前記開口部を閉止した状態の該シャッターをロックするロック部材と、前記ロック部材の前記先端部における該シャッターが開放される開放方向側に形成された段差部と、備えることを特徴とする現像剤カートリッジ。
請求項3に記載の現像剤カートリッジでは、現像剤カートリッジの外壁に形成された開口部をシャッターが外壁をスライドして開閉する。そして、シャッターが開口部を閉止した状態において、付勢手段にロック部材が付勢されることよって、ロック部材の先端部が係合孔に挿入され、シャッターがロックされる。
ロック部材の先端部には、シャッターが開放される開放方向側に狭くなった段差部が形成されている。よって、ロック部材の先端部の段差部が係合孔に係合することでもシャッターがロックされる(開放側にスライドされない)。つまり、段差部分(先端部が開放方向側に狭くなった分)、ロック可能な範囲が広がる。
なお、例えば、単純に係合孔を閉止方向側に広げると、その広げた分(係合孔が広げられた分)、係合孔の閉止方向側端部とシャッターの閉止方向側端部との間の肉厚が狭くなり強度低下する。よって、肉厚を確保するため、シャッターの閉止方向端部を閉止方向側に広げる、つまり、シャッターを大型化させる必要等が生じる。
これに対して本構成とすることで、ロック可能な範囲が広げられても、肉厚は狭くならないので、強度低下が抑えられる。よって、肉厚を確保するため、シャッターの閉止方向端部を閉止方向側に広げる、つまり、シャッターを大型化させる必要等が生じない。
従って、現像剤カートリッジの開口部を開閉するシャッターが容易に開かないようにシャッターをロックするロック可能な範囲を広げつつ、シャッターの小型化が可能とされる。また、ロック部材は、例えば、全長に渡って幅細にされていないので、ロック部材の強度低下が抑えられる。
請求項4に記載の現像剤カートリッジは、請求項3に記載の構成において、前記シャッターの前記外壁側の裏面には、閉止状態において前記開口部の周囲の前記外壁と前記シャッターの前記裏面との隅間をシールする弾性体からなるシール部材が設けれていることを特徴としている。
請求項4に記載の現像剤カートリッジでは、閉止状態において開口部の周囲の外壁とシャッターの裏面との隅間がシール部材によってシールされる。よって、開口部からの現像剤の漏れがより確実に防止される。
請求項5に記載の現像剤カートリッジは、請求項3、又は請求項4に記載の構成において、前記シャッターの前記係合孔における前記ロック部材の前記先端部が挿入される側の開口には、該開口側に向かうに従って開放方向側に傾斜した傾斜面が形成されていることを特徴としている。
請求項5に記載の現像剤カートリッジでは、シャッターの係合孔におけるロック部材の先端部が挿入される側の開口には、この開口側に向かうに従って開放方向側に傾斜した傾斜面が形成されている。よって、先端部の段差部に傾斜面の端部(エッジ)が係合するので、より確実に係合される。つまり、より確実にシャッターがロックされる。
請求項6に記載の現像剤カートリッジは、請求項1〜請求項5のいずれか1項に記載の構成において、前記シャッターの前記係合孔には、前記ロック部材の前記先端部が前記係合孔に挿入される側と反対側の開口を全部又は一部を塞ぐ、蓋部が設けられていることを特徴としている。
請求項6に記載の現像剤カートリッジでは、シャッターの係合孔におけるロック部材の先端部が挿入される側と反対側の開口の全部又は一部が蓋部で塞がれている。
従って、ロック部材の先端部が係合孔に挿入又は係合し、シャッターがロックされた状態において、シャッターの係合孔におけるロック部材の先端部が挿入される側と反対側の開口からロック部材の先端部を押す等して、ロックを解除することが困難とされている。
請求項7に記載の画像形成装置は、請求項1〜請求項6のいずれか1項に記載の現像剤カートリッジが脱着可能に装着され画像形成装置であって、前記現像剤カートリッジの装着動作に伴って、前記ロック部材が装置本体に設けられた軸部に当接されて移動され該ロック部材の前記先端部が前記係合孔から抜け出てロックが解除されると共に、前記シャッターが固定された状態で前記軸部を回転中心として前記現像剤カートリッジが回転可能とされ、前記軸部を回転軸として、前記現像剤カートリッジを所定の方向に回転させることで前記開口部が移動されて前記シャッターが開き、前記軸部を回転軸として、前記現像剤カートリッジを所定の方向と反対方向に回転させることで前記開口部が移動されて前記シャッターが閉じ、前記現像剤カートリッジの前記装置本体からの取り外し動作に伴って、前記ロック部材が前記付勢手段に付勢され前記シャッターの前記係合孔に前記先端部が挿入されて前記シャターがロックされることを特徴としている。
請求項7に記載の画像形成装置では、現像剤カートリッジが装着されると、装置本体に設けられた軸部にロック部材が当接されて移動されロック部材の先端部がシャッターの係合孔から抜け出てロックが解除されると共に、シャッターが固定された状態で軸部を回転中心として現像剤カートリッジが回転可能とされる。
軸部を回転軸として、現像剤カートリッジを所定の方向に回転させることで開口部が移動されシャッターが開かれる。一方、軸部を回転軸として、現像剤カートリッジを所定の方向と反対方向に回転させることで開口部が移動されシャッターが閉じられる。
そして、現像剤カートリッジの装置本体からの取り外すと、ロック部材が付勢手段に付勢されシャッターの係合孔に先端部が挿入されてシャターがロックされる。
さて、軸部はロックを解除する機能と現像剤カートリッジを回転させる際の回転中心(回転軸)とを兼ねている。よって、現像剤カートリッジ及び画像形成装置の小型化が可能とされる。
また、現像剤カートリッジが装着されると、ロック部材の先端部がシャッターの係合孔から抜け出てロックが解除されることで、回転可能とされる。よって、例えば、ロックが解除されていないのに回転可能である等の不安定な状態となること等が防止される。
請求項8に記載の画像形成装置は、請求項7に記載の構成において、前記軸部を回転軸として、前記現像剤カートリッジを所定の方向に回転させることで前記開口部が移動され前記シャッターが開くと共に、前記現像剤カートリッジが取り出し不可とされ、前記軸部を回転軸として、前記現像剤カートリッジを所定の方向と反対方向に回転させることで前記開口部が移動され前記シャッターが閉止すると共に、前記現像剤カートリッジ取り出し可能とされることを特徴としている。
請求項8に記載の画像形成装置では、現像剤カートリッジは段差部分、ロック可能な範囲が広がる。よって、軸部を回転軸として、現像剤カートリッジを所定の方向と反対方向に回転され現像剤カートリッジが取り外し可能となる位置に多少のバラツキ(ガタ)があっても、ロック可能な範囲が広げられているので、より確実にシャッターがロックされた状態で取り外される。また、ロック可能な範囲を広げても、シャッターを大型化させる必要等が生じない。
請求項9に記載の画像形成装置は、請求項8に記載の構成において、前記現像剤カートリッジには、回転軸方向に凸状とされた凸部が形成され、前記軸部を回転軸として、前記現像剤カートリッジを所定の方向に回転させることで、装置本体に形成された溝部に前記凸部が係合され、前記現像剤カートリッジが取り外し不可とされ、前記軸部を回転軸として、前記現像剤カートリッジを所定の方向に反対方向に回転させることで前記溝部から前記凸部が外れ、前記現像剤カートリッジが取り外し可能とされることを特徴としている。
請求項9に記載の画像形成装置では、軸部を回転軸として、現像剤カートリッジを所定の方向に回転させることで、装置本体に形成された溝部に凸部が係合されて現像剤カートリッジが取り外し不可とされる。一方、軸部を回転軸として現像剤カートリッジを所定の方向と反対方向に回転させることで、溝部から凸部が外れ、現像剤カートリッジが取り外し可能とされる。
軸部を回転軸として現像剤カートリッジを所定の方向に反対方向に回転させることで、溝部から凸部が外れる位置(現像剤カートリッジが取り外し可能とされる位置)に多少のバラツキ(ガタ)があっても、ロック可能な範囲が広げられているので、より確実にシャッターがロックされた状態で取り外される。
現像剤カートリッジの開口部を開閉するシャッターが容易に開かないようにシャッターをロックするロック可能な範囲を広げつつ、シャッターの小型化を可能とすることができる、という優れた効果を有する。
以下、本発明の最良な実施の形態について、図面に示す実施例を基に詳細に説明する。なお、矢印FRを前側、矢印REを後側とする。また、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)の色毎に配設されているものについては、符号の後に「Y」、「M」、「C」、「K」の英字を付している。しかし、Y,M,C,Kを区別して説明する必要が無い場合は、Y,M,C,Kを省略して記載することがある。
図1で示すように、画像形成装置10は、装置本体12を有し、装置本体12の略中央部には、ロータリー現像装置16等を有する画像形成部14が配設されている。
装置本体12の下部には、記録用紙が収納される給紙カセット18が配置されており、給紙カセット18の前側(矢印FR方向)上部には、給紙カセット18から記録用紙を供給するフィードローラー22と、供給される記録用紙を1枚ずつ捌くリタードローラー24が配置されている。
搬送路20は、フィードローラー22から排出口30までの記録用紙の通路であり、この搬送路20は、画像形成装置10の前側にあって、給紙カセット18から後述する定着装置70まで略鉛直方向に形成されている。この搬送路20の定着装置70の上流側に、後述する二次転写ローラー66と二次転写バックアップローラー60とが配置され、二次転写ローラー66と二次転写バックアップローラー60の上流側に、レジストローラー26が配置されている。また、搬送路20の排出口30の近傍には排出ローラー28が配置されている。
従って、給紙カセット18からフィードローラー22によって送り出された記録用紙は、リタードローラー24により捌かれて最上部の記録用紙のみ搬送路20に導かれる。そして、その記録用紙は、レジストローラー26により一時停止され、タイミングをとって、後述する二次転写ローラー66と二次転写バックアップローラー60との間(二次転写部)へ送られる。
装置本体12の略中央部よりも稍後側には、ロータリー現像装置16が配設されている。また、ロータリー現像装置16の前側には、像保持体としてのドラム状の感光体44が配置されている。
ロータリー現像装置16は、回転体34内にイエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)の4色のトナー像をそれぞれ形成する現像機38Y、38M,38C、38Kを有し、回転軸36を中心として、左回り(図1において反時計回り)に回転するようになっている。現像機38Y、38M,38C,38Kのそれぞれは現像ローラー40Y、40M,40C,40Kを有し、例えばコイルスプリング等の弾性体42により、回転体34の略径方向外側に向かって押圧されている。
現像ローラー40Y、40M,40C,40Kのそれぞれの両端には、現像ローラー40Y、40M,40C,40Kの直径よりも僅かに大きい直径のトラッキングローラー(図示省略)が現像ローラー40Y、40M,40C,40Kと同軸で回転するように設けられている。
つまり、現像機38Y、38M,38C,38Kの現像ローラー40Y、40M,40C,40Kは、回転軸36を中心として、それぞれ90度の間隔で回転体34の外周に配置され、現像ローラー40Y、40M,40C、40Kのトラッキングローラーが感光体44の両端に設けられたフランジ(図示省略)に当接して、現像ローラー40Y、40M,40C,40Kと感光体44との間に所定の隙間を形成しつつ、感光体44上の潜像をそれぞれの色のトナーで現像するようになっている。
また、感光体44の下方には、その感光体44の表面を一様に帯電する帯電部材としての帯電ローラー46が設けられている。そして、感光体44には、帯電ローラー46よりも、感光体44の回転方向下流側に、クリーニング部材としてのクリーニングブレード48が当接している。このクリーニングブレード48により、一次転写後に感光体44に残留する廃トナーが掻き取られる構成である。
また、ロータリー現像装置16の下方には、帯電ローラー46により帯電された感光体44に、レーザー光等の光ビームにより潜像を書き込む露光装置50が配置されている。また、ロータリー現像装置16の前方側には、ロータリー現像装置16によって可視化されたトナー像を、一次転写部である感光体44から二次転写部である二次転写ローラー66まで搬送する中間転写装置52が設けられている。
中間転写装置52は、中間転写体としての中間転写ベルト54、ラップインローラー56、ラップアウトローラー58、二次転写バックアップローラー60、テンションローラー62、64から構成されており、二次転写バックアップローラー60によって前方へ向かって張り出されている中間転写ベルト54が二次転写ローラー66に当接している。
中間転写ベルト54は、ラップインローラー56と、ラップアウトローラー58との間で感光体44にラップ状に当接する一次転写部(像保持体ラップ領域)を有しており、感光体44に所定の範囲だけ巻きついて、感光体44の回転に従動するようになっている。中間転写ベルト54は、感光体44上のトナー像が一次転写された後、この一次転写されたトナー像を、二次転写バックアップローラー60に向けて搬送する。
中間転写装置52の二次転写バックアップローラー60には、搬送路20を挟んで二次転写ローラー66が対峙している。つまり、二次転写ローラー66と二次転写バックアップローラー60との間が二次転写部となっており、二次転写ローラー66は、二次転写バックアップローラー60の補助により、中間転写ベルト54上に一次転写されたトナー像を記録用紙に二次転写する。なお、図示しないが、テンションローラー62の近傍には、二次転写後に中間転写ベルト54上に残留する廃トナーを掻き取るクリーニング部材が配設されている。
また、二次転写部の上方(下流側)には、定着装置70が配置されている。定着装置70は、加熱ローラー72と加圧ローラー74とを有し、二次転写ローラー66及び二次転写バックアップローラー60により記録用紙に二次転写されたトナー像を、その加熱ローラー72及び加圧ローラー74で加熱・加圧して溶融することにより、記録用紙に定着させるようになっている。
そして、記録用紙に転写されたトナー像が定着装置70によって定着されると、その記録用紙は、排出ローラー28によって排出口30から排出部32へ排出される。この排出部32は、排出口30部分が低く、背面方向(後方向)に向けて徐々に高くなるように傾斜している。
つぎに、画像形成プロセスについて説明する。
画像形成装置10に画像形成信号が送られると、感光体44が帯電ローラー46により一様に帯電される。そして、その一様に帯電された感光体44には、露光装置50から画像信号に基づいた光ビームが照射される。つまり、露光装置50からの光ビームが感光体44の表面を露光し、それによって潜像が形成される。
露光装置50により感光体44の表面に形成された潜像は、現像ロール40が感光体44の対向する現像位置に配置された現像機38によって現像されトナー像となる。トナー像は、中間転写ベルト54に一次転写される。
感光体44の表面には、形成する画像の色に応じて、帯電・露光・現像の各工程が、所定回数だけ繰り返され、ロータリー現像装置16は、現像機36Y、36M、36C、36Kの何れかを感光体44と対向する現像位置へ移動させる。
例えば、フルカラーの画像を形成する場合、感光体44の表面には、帯電・露光・現像の各工程が、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)の各色に対応して4回繰り返され、感光体44の表面には各色のトナー像が順次形成される。
そして、感光体44に順次形成されるイエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)の各色のトナー像は、順次中間転写ベルト54に一次転写されると共に、各色トナー像が重ね合わされフルカラートナー像となる。
なお、一次転写後に、感光体44上に残留する廃トナーは、クリーニングブレード48によって掻き取られ、回収される。
一方、給紙信号等により、給紙カセット18に収納された記録用紙は、フィードローラー22により送り出され、リタードローラー24により捌かれて搬送路20に導かれ、レジストローラー26により一次停止され、タイミングをとって二次転写部へ搬送される。
記録用紙が二次転写部に導かれると、中間転写ベルト54上のフルカラートナー像が、その記録用紙に二次転写ローラー66と二次転写バックアップローラー60によって二次転写される。二次転写後に、中間転写ベルト54上に残留する廃トナーは、クリーニング部材(図示省略)によって掻き取られ、回収される。
こうして、フルカラートナー像を転写された記録用紙は、定着装置70に導かれ、加熱ローラー72と加圧ローラー74とによる熱圧力によって、フルカラートナー像を定着される。そして、フルカラートナー像が定着された記録用紙は、排出ローラー28により排出口30から排出部32へ排出される。
さて、ロータリー現像装置16の現像機38Y、38M,38C、38Kは、それぞれ対応するイエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、黒(K)の現像剤を収容する現像剤カートリッジ100Y、100M、100C、100Kを備えている。現像剤カートリッジ100Y、100M、100C、100Kは、それぞれ各現像機38Y、38M,38C、38Kの装着部200Y,200M,200C,200K、に着脱可能に装着され新しい現像剤を供給する。そして、現像剤カートリッジ100Y、100M、100C、100Kの現像剤がなくなると、装置本体12上部に設けられた開閉カバー(図示略)を開き、装置本体12から現像剤カートリッジ100Y,100M,100C,100Kを取り外し、新しい現像剤カートリッジ100Y,100M,100C,100Kと交換する。
また、本実施形態では、現像剤として、トナーとキャリアとからなる二成分の現像剤を使用している。また、トリクル現像方式を採用している。
トリクル現像方式とは、現像剤の帯電性能の低下を防止し、現像剤交換のインターバルを延ばすために、現像剤を徐々に、後述する補給口154(図3(B)参照)から補給する一方で、過剰になった(劣化したキャリアを多く含む)劣化現像剤を、後述する回収口156(図3(B)参照)から排出(回収)しながら現像を行なう現像方式である。
つぎに、現像剤カートリッジ100Y、100M、100C、100Kについて説明する。なお、現像剤カートリッジ100Y、100M、100C、100Kは、すべて同様の構成であるので、Y,M,C,Kを省略して説明する。
図2に示すように、現像剤カートリッジ100は、全体がロータリー現像装置16の回転軸36(図1参照)の軸方向を長手方向とする長尺筒状をしている。
現像剤カートリッジ100は、現像剤を収容するカートリッジ本体102を備えている。カートリッジ本体102は、長手方向と直交する断面の外形が卵型形状をしている。また、カートリッジ本体102は、長手方向の一方の端部102Aから長手方向に延出する筒部150を備えている。筒部150は、長手方向と直交する断面の外形がカートリッジ本体102よりも小さく、略円形状をしている。
カートリッジ本体102は、端部102Aから長手方向に突出したのち湾曲して筒部150の端部につながった把手部104を有している。そして、この把手部104と筒部150との間に隙間300が形成されている。
図3(B)に示すように、カートリッジ本体102の筒部150の側壁152には、現像剤カートリッジ100内の現像剤を現像機38に補給する補給口154と、現像機38から排出される現像剤を現像剤カートリッジ100へ回収する回収口156と、が設けられている。
筒部150の側壁152の外側には、側壁152の湾曲に沿った形状の円弧板状のシャッター160が設けられている。このシャッター160は、図3(A)と図3(B)とに示すように、周方向(長手方向と直交する方向)に側壁152に沿って移動(スライド)し、補給口154と回収口156とを開閉する。
また、シャッター160が移動する軌道は、把手部104と筒部150との間の隙間300に設けられている。すなわち、補給口154と回収口156とを開くためにシャッター160を移動させると、隙間300にシャッター160が入る構成となっている(図5(C)も参照)。
更に、図3、図9(A)に示すように、シャッター160の筒部150側の裏面には、シャッター160を閉じた際に補給口154と回収口156の周囲をシールするスポンジなどの弾性部材からなるシール部材162A,162Bが貼り付けられている。また、図5(A)に示すように、シール性を高めるために、シール部材162Aの端部を押圧する突起部158が、筒部150の側壁152に設けられている。なお、図5(A)では図示されていないが、同様に、シール部材162Bの端部を押圧する突起部も、筒部150の側壁152に設けられている。
さて、図6の(B)−1と(C)−1とに示すように、現像剤カートリッジ100の長手方向の端部には、ガイド部材250が設けられている。ガイド部材250には、装置本体12に設けられた軸部500をカートリッジ本体102の回転中心に導くためのガイド252が形成されている。なお、ガイド252は、内側に凹んだ溝状となっており、軸部500の挿入側ほど幅方向に広げられている。また、ガイド252の先端部(回転中心部)には、現像剤カートリッジ100を、軸部500を回転軸として回転可能なように、円形部253が形成されている。更に、このガイド部材250の長手方向の端面部分(ガイド252の溝底面)には、長手方向に弾性変形する付勢爪254(図7と図8を参照)が設けられている。
図6(A)−1と図7とに示すように、ガイド部材250には、ロック機構380が設けられている。ロック機構380は、ガイド部材250の内部に設けられ、角柱状の第一部材402と第二部材404とがL字状に形成されたロック部材400を有している。ロック部材400の第二部材404の先端部404Aは、図6(B)−1と(C)−1とに示すように、シャッター160のロック孔160Cに挿入されることでシャッター160をロックしている。なお、図7は、ガイド部材250を内側から見た図である。
また、図7に示すように、ロック部材400の第一部材402の上部には、バネ部406が一体成形されている。そして、このバネ部406の弾性によってロック部材400は、第二部材404の先端部404Aがシャッター160のロック孔160Cに挿入する方向に付勢されている。よって、シャッター160は通常はロック部材400によってロックされている。また、図6等に示すように、ロック部材400の第一部材402は、ガイド252の円形部253に露出している。また、ロック部材400は、図6(A)−1、図7における鉛直方向にスライド可能となっている。
つぎに、現像剤カートリッジ100Y、100M、100C、100Kが着脱可能に装着される装着部200Y、200M,200C,200Kについて説明する。なお、装着部200Y、200M、200C、200Kも、すべて同様に構成されているので、Y,M,C,Kを省略して説明する。
図4に示すように、装着部200には、現像剤カートリッジ100の筒部150の側壁152の湾曲に沿って、略円弧状に湾曲した受部202が設けられている。この受部202には、図5に示すように、前述した現像剤カートリッジ100の補給口154と回収口156(図2参照)とに対向する補給口204と回収口(図示略)とが形成されている。更に、受部202には、補給口204と回収口とを開閉するシャッター206が周方向に沿って移動可能に設けられている。
また、補給口204と回収口の周囲には、スポンジなどの弾性部材からなるシール部材210が貼り付けられている。また、シール性を高めるために、シール部材210の端部を押圧する突起部207が、シャッター206に設けられている。
つぎに、装着部200への現像剤カートリッジ100の装着について、図5と図6を用いて説明する。なお、図5では、現像剤カートリッジ100の回収口156と装着部200の回収口との図示を省略しているが、現像剤カートリッジ100の補給口154と、装着部200の補給口204も、同様の動作となる。
図5(A)と図5(B)に示すように、現像剤カートリッジ100の筒部150を、装着部200の受部202に装着する。現像剤カートリッジ100のシャッター160の端部160Aが受部202の端部と当る。なお、このときは、現像剤カートリッジ100の補給口154及び回収口156と、装着部200の補給口204及び回収口(図示略)と、は対向しておらず、更に、カートリッジ側のシャッター160及び装着部側のシャッター206によって、それぞれ閉止されている状態である。
図6の(A)−1及び(A)−2、(B)−1及び(B)−2、(C)−1及び(C)−2に示すように、現像剤カートリッジ100の装着部200への装着に際し、軸部500がガイド部材250のガイド252によってガイドされ、装着が完了すると円形部253に入る。
このとき、ロック部材400の第一部材402が押される。そして、ロック部材400の第二部材404の先端部404Aがシャッター160のロック孔160Cから抜け出ることで、ロックが解除される。
さて、ロックが解除されると、図5(B)及び(C)、図6の(A)−2及び(A)−3、(B)−2及び(B)−3、(C)−2及び(C)−3に示すように、把手部104を回して現像剤カートリッジ100を矢印X1方向(図5(B)(C)参照)に回転させる。このとき、現像剤カートリッジ100のシャッター160の端部160Aが受部202の端部と当っているので移動しない。つまり、筒部150の補給口154及び回収口156が移動することで、シャッター160が開く。更に、現像剤カートリッジ100の回転に連動して装着部200のシャッター206が開く。
そして、図5(C)に示すように、現像剤カートリッジ100の補給口154及び回収口156と、装着部200の補給口204及び回収口(図示略)と、が対向する。
なお、現像剤カートリッジ100の取り外しは、上記と逆の手順である(矢印X2方向に(図5(B)(C)参照)回転される)。
また、現像剤カートリッジ100を取り外すとロック部材400はバネ部406に付勢されることで、第二部材404の先端部404Aがシャッター160のロック孔160Cに挿入され、シャッター160が閉じた状態でロックされる。
さて、装着部200へ現像剤カートリッジ100を装着すると、長手方向に弾性変形するガイド部材250の付勢爪254が軸部500を押圧することで、現像剤カートリッジ100を長手方向(軸方向)に付勢する。そして、現像剤カートリッジ100のガイド部材250と反対側の位置決め基準面260を、装置本体12の軸部500と反対側に設けられている位置決め基準面502に当接させることで、現像剤カートリッジ100の軸方向の位置決めがなされる。
また、図14に模式的に示すように、現像剤カートリッジ100の長手方向の両側面には、軸方向に突出した凸部101が形成されている(図14には、一方の側面のみ代表して図示)。また、ロータリー現像装置16には、凸部101が係合される溝部17が形成されている。
よって、図5(B)及び(C)、図6の(A)−2及び(A)−3、(B)−2及び(B)−3、(C)−2及び(C)−3に示すように、把手部104を回して現像剤カートリッジ100を矢印X1方向(図5(B)(C)参照)に回転させ、補給口154及び回収口156が移動することで、シャッター160及び、装着部200のシャッター206が開くと共に、図14(B)に示すように、凸部101が溝部17に係合される(凸部101が溝部17に入ると共に溝部17に沿って移動する)。従って、現像剤カートリッジ100の取り外しが禁止される。
一方、図14(A)に示すように、現像剤カートリッジ100を矢印X2方向に回転されると、凸部101が溝部17から抜け出て、現像剤カートリッジ100の取り外しが可能とされる。なお、この状態おいてシャッター160が閉止された状態とされる。
さて、図9(A)に示すように、シャッター160には、回転軸方向の端部近傍が開閉方向(回転スライド方向)に幅狭となった幅狭部161が形成され、この幅狭部161に前述したロック孔160Cが形成されている。よって、ロック孔160Cはシャッター160の閉止方向側の端部161Aの近傍に形成されている。このため、シャッター160の幅狭部161における閉止方向側の端部161Aとロック孔160Cとの間は狭い(肉厚が厚くない)。なお、ロック孔160Cは、開閉方向(シャッター160のスライド方向)を長手方向とする平面視長方形状とされている。
図9(B)及び、図10の(A)−1に示すように、シャッター160のロック孔160Cにおけるロック部材400の第二部材404の先端部404Aが挿入される側の開口160Dには、段差部163が形成されている。段差部163は、閉止方向側に広がるように形成されている。なお、本実施形態においては、段差部163の開閉方向の段差幅Lは、0.3mm〜1.5mmとされている。なお、図10においては、水平方向がシャッター160の開閉方向(回転スライド方向)であり、図における右方向が閉止方向であり、左方向が開放方向である。
つぎに、本実施形態の作用について説明する。
今まで説明したように、現像剤カートリッジ100は、カートリッジ本体102の筒部150の側壁152に設けられた補給口154と回収口156とを開閉するシャッター160を、ロック孔160Cにロック部材400の第二部材404の先端部404Aが挿入されることで、ロックしているので、現像剤カートリッジ100を取り外した状態において、安易なシャッター160の開閉が防止されている。そして、現像剤カートリッジ100を装着部200に装着後、軸部500がカートリッジ本体102の回転中心に位置することによって、軸部500にロック部材400の第一部材402が当接し、ロック部材400が押され移動されることで、第二部材404の先端部404Aがロック孔160Cから抜け出てロックが解除される。
さて、図10の(A)−1に示すように、通常はロック孔160Cに、ロック部材400の先端部4404が挿入されて、閉止状態のシャッター160がロックされる。
このとき、図10の(A)−2に示すように、現像剤カートリッジ100の補給口154とシール部材162Bの閉止側端部162BTとの間には間隔がある。つまり、この間隔分、シャッター160の閉止に対して余裕がある。
なお、本実施形態では、シール部材162Bの閉止側端部162BTとシャッター160の閉止方向側端部160Tとは同一とされている。
さて、シャッター160は部品精度や組立精度の関係上、開閉方向(回転スライド方向)に多少のガタが生じる。
また、部品精度や組立精度の関係上、或いは、操作性を確保するためのガタ等のため、図14(C)に示すように、図14(B)のような状態まで現像剤カートリッジ100が回転されてなくても(凸部101が溝部17から完全に抜け出ていなくても)、若干のガタ等(例えば、凸部101と溝部17との隙間)で現像剤カートリッジ100が取り外し可能となる場合がある。
このような場合、図15(A)のロック孔900のように、段差部163(図10参照)が形成されていない構成の場合(本発明が適用されていない構成の場合)、ロック部材400の先端部404Aがロック孔900に挿入されない状態で、すなわちシャッター160がロックされない状態で現像剤カートリッジが取り外されることが考えられる。そして、このようにロックされなかった場合、現像剤カートリッジが取り外された後、シャッター160をスライドさせることが可能となってしまう。なお、この状態においても、図15(B)に示すように、シャッター160は閉じられている。
これに対して、本実施形態では、ロック孔160Cに段差部163が形成されているので、ロック部材400の先端部404Aが外側になってしまっても、段差部163に係合される。すなわちシャッター160が閉止された状態でロックされる。つまり、この段差部163が形成されている分、ロック可能な範囲が広くなっている。
また、このとき、図10の(A)−2に示すように、シール部材162Bの閉止側端部162BTが、補給口154の閉止方向側端部を閉止方向側に確実に越える範囲内で、つまりシール部材162Bが補給口154を覆う範囲内で、段差部163の段差幅Lを設定する。つまり、段差部163の段差幅Lは、確実にシール部材162Bがシールされる範囲内とする。
なお、シール部材162Bが設けられていない場合は、シャッター160の閉止方向側端部160Tが補給口154の閉止方向側端部を閉止方向側に確実に越える範囲内で、つまり、シャッター160が補給口154を閉止する範囲内で、段差部163の段差幅Lを設定する。
また、本実施形態においては、シール部材162Bの閉止側端部162BTとシャッター160の閉止方向側端部160Tとは同一とされているが、シール部材162Bの閉止方向側端部163BTがシャッター160の閉止方向側端部160Tよりも開放側にある場合は、本実施形態と同様、シール部材162Bの閉止側端部162BTが、補給口154の閉止方向側端部を閉止方向側に確実に越える範囲内で、段差部163の段差幅Lを設定する。
なお、ロック孔160Cを、単純に閉止方向に広げることでも(ロック孔160Cを大きくすることでも)、ロック可能な範囲を広げることができる。しかし、ロック孔を広げると、シャッターの閉止方向側端面との肉厚が十分確保されなくなり強度低下する。よって、肉厚(強度)を確保しつつロック孔を広げるためには、シャッターを閉止方向側に広げる必要がある。つまり、シャッターが大型化する。
これに対して、本実施形態のように、ロック孔160Cに段差部163を形成することで、肉厚(強度)を確保しつつ、ロック可能な範囲が広げられる。つまり、シャッター160が大型化することなく、ロック可能な範囲が広げられている。
従って、段差部163を設けることで、ロック可能な範囲を広げつつ、シャッター160の小型化が可能とされる。
また、現像剤カートリッジ100の回転軸として機能する軸部500が、ロック機構380のロックを解除する機能を兼ねている。また、ロック機構380の構成も単純で簡単である。更に、ガイド部材250にロック機構380が設けられている。
従って、ロック機構380のためのスペースが小さくてすむ(省スペース化が図れる)。よって、その分、現像剤カートリッジ100の小型化が可能となる。また、装置本体12も、ロック機構380のための部材を別途必要としないので(軸部500以外の部材を必要としないので)、小型化を図ることができる。
また、軸部500が現像剤カートリッジ100の回転中心に位置してロック機構380によるシャッター160のロックが解除されないと、軸部500を回転軸として現像剤カートリッジ100を回転させることができない。つまり、シャッター160のロックが解除されていないと、現像剤カートリッジ100を回転させてシャッター160を開き、カートリッジ側の補給口154と回収口156とを装置側の補給口204と回収口とに対向させることができないので、現像剤のこぼれ等が確実に防止されている。また、ロックが解除されていないのに回転可能である、又はロックは解除されているが回転できない等の不安定な状態となることが防止されている。
つぎに、第一実施形態の変形例について図11を用いて説明する。なお、図11においては、水平方向がシャッター160の開閉方向(回転スライド方向)であり、図における右方向が閉止方向であり、左方向が開放方向である。
図11に示すように、変形例では、ロック孔160Cにおけるロック部材400の先端部404Aの挿入側と反対側の開口が、蓋部169で塞がれている。なお、本実施形態では、蓋部169はシャッター160と一体成形されているが、別部材としてもよい。
そして、このように蓋部169を設けることで、ロック孔160Cに挿入、又は段差部163に係合されているロック部材400の先端部404Aを、押し込んでロックを解除されることが防止される。
つぎに、本実施形態の第二実施形態について図12を用いて説明する。なお、第一実施形態と同様の部材は同一の符号を付し、重複する説明は省略する。また、図12においては、水平方向がシャッター160の開閉方向(回転スライド方向)であり、図における右方向が閉止方向であり、左方向が開放方向である。
図12に示すように、シャッター160の幅狭部161にロック孔560Cが形成されている。ロック孔560Cの閉止方向側の内壁端面は、挿入側の開口560Dに向かうに従って開放側に傾斜した傾斜面560Eとされている(テーパー形状とされている)。
ロック部材400の先端部404Aの開放方向側に、段差部423が形成されている。段差部423は、開放方向側に狭くなるように形成されている。なお、段差部423の開閉方向の段差幅Mは0.3mm〜1.5mmとされている。
このとき、図12の(B)−2に示すように、シール部材162Bの閉止側端部162BTが、補給口154の閉止方向側端部を閉止方向側に確実に越える範囲内で、つまり、シール部材162Bが補給口154を覆う範囲内で、段差部42の段差幅Mを設定する。つまり、段差部423の段差幅Mは、確実にシール部材162Bがシールされる範囲内とする。
なお、シール部材162Bが設けられていない場合は、シャッター160の閉止方向側端部160Tが補給口154の閉止方向側端部を閉止方向側に確実に越える範囲内で、つまり、シャッター160が補給口154を閉止する範囲内で、段差部423の段差幅Mを設定する。
また、シール部材162Bの閉止側端部162BTとシャッター160の閉止方向側端部160Tとは同一とされているが、シール部材162Bの閉止方向側端部163BTがシャッター160の閉止方向側端部160Tよりも開放側にある場合は、本実施形態と同様、シール部材162Bの閉止側端部162BTが、補給口154の閉止方向側端部を閉止方向側に確実に越える範囲内で、段差部423の段差幅Mを設定する。
つぎに、本実施形態の作用について説明する。
本実施形態では、ロック部材400の先端部404Aに段差部423が形成されているので、ガタなどでロック部材400の先端部404Aが外側になってしまっても、図12の(B)−2に示すように、段差部423に係合される。すなわちシャッター160がロックされる。つまり、この段差部423が形成されている分、ロック可能な範囲が広くなっている。
従って、段差部423を設けることで、ロック可能な範囲を広げつつ、シャッター160の小型化が可能とされる。
更にロック孔560Cの閉止方向側の内壁端面は、挿入側の開口560Dに向かうに従って開放側に傾斜した傾斜面560Eとされているので、角部560Fが段差部423に引っ掛かり係合されやすい。
つぎに、第二実施形態の変形例について説明する。
図13に示すように、変形例では、ロック孔560Cの挿入側と反対側の開口が蓋部171で塞がれている。なお、本実施形態では、蓋部171はシャッター160と一体成形されているが、別部材としてもよい。
また、蓋部171は、閉止側の端部171Bは、傾斜面560Eの角部560Fよりも開放側に位置している。つまり、平面視において傾斜面560Eの対応する領域には蓋部171は形成されておらず孔が開いている。
そして、このように蓋部171を設けることで、ロック孔560Cに挿入、又は段差部423に係合されているロック部材400の先端部404Aを、押し込んでロックを解除されることが防止される。
また、平面視において傾斜面560Eの対応する領域には蓋部171は形成されておらず孔が開いているので、図における上下方向に型抜きが可能とされるので、型抜き成形が容易である。
なお、図13においては、水平方向がシャッター160の開閉方向(回転スライド方向)であり、図における右方向が閉止方向であり、左方向が開放方向である。
なお、本発明は上記実施形態に限定されない。
例えば、上記実施形態では、現像剤として、トナーとキャリアとからなる二成分の現像剤を使用しているが、これに限定されない。少なくともトナーを含んでいればよく、トナーのみからなる一成分の現像剤を使用しても良い。また、トリクル現像方式でなくても良い。
また、上記実施形態では、補給口154に本発明を適用したが、回収口156に本発明を適用することも可能である。
また、上記実施形態では、現像剤カートリッジ100は、補給口154と回収口156との二つ形成されているが、これに限定されない。開口部は一つであってもよいし、三つ以上の開口部が形成されていてよい。
また、上記実施形態では、1つの感光体のみを用いてカラー画像を形成する所謂「4サイクル方式」であったが、複数の感光体を用いてカラー画像を形成する所謂「タンデム方式」であっても良い。或いは、モノクロ画像用の画像形成装置であっても良い。
本発明の実施形態の画像形成装置の構成を示す概略側面図である。 本発明の実施形態の現像剤カートリッジを示す斜視図である。 現像剤カートリッジの筒部を示す、(A)はシャッターが閉じた状態の図であり、(B)はシャッターが開いた状態の図である。 現像剤カートリッジの装着部を示す図である。 現像剤カートリッジを装着部に装着する様子を、(A)から(C)へと順番に示す断面図である。 現像剤カートリッジを装着部に装着する様子を順番(A)〜(C)へとに示すと共に、(A)−1、(A)−2、(A)−3は模式図であり、(B)−1、(B)−2、(B)−3は正面図であり、(C)−1、(C)−2、(C)−3は斜視図である。 ガイド部材を内側から見た斜視図である。 (A)は現像剤カートリッジの軸方の両端部の断面図であり、(B)は現像剤カートリッジの一方の端部の正面図である。 (A)はシャッターを示す斜視図であり、(B)は係合孔の段差部を示す説明図である。 (A)−1は第一実施形態に係るロック孔にロック部材の先端部が挿入された状態を模式的に示した説明図であり、(A)−2は(A)−1の状態におけるシャッターの閉止状態を模式的に示す説明図であり、(B)−1は第一実施形態に係るロック孔の段差部にロック部材の先端部が係合された状態を模式的に示した説明図であり、(B)−2は(B)−1の状態におけるシャッターの閉止状態を模式的に示す説明図である。 (A)−1は第一実施形態の変形例に係るロック孔にロック部材の先端部が挿入された状態を模式的に示す説明図であり、(A)−2は(A)−1の状態におけるシャッターの閉止状態を模式的に示す説明図であり、(B)−1は第一実施形態の変形例に係るロック孔の段差部にロック部材の先端部が係合された状態を模式的に示した説明図であり、(B)−2は(B)−1の状態におけるシャッターの閉止状態を模式的に示す説明図である。 (A)−1は第二実施形態に係るロック孔にロック部材の先端部が挿入された状態を模式的に示す説明図であり、(A)−2は(A)−1の状態におけるシャッターの閉止状態を模式的に示す説明図であり、(B)−1は第二実施形態に係るロック孔の段差部にロック部材の先端部が係合された状態を模式的に示した説明図であり、(B)−2は(B)−1の状態におけるシャッターの閉止状態を模式的に示す説明図である。 (A)−1は第二実施形態の変形例に係るロック孔にロック部材の先端部が挿入された状態を模式的に示す説明図であり、(A)−2は(A)−1の状態におけるシャッターの閉止状態を模式的に示す説明図であり、(B)−1は第二実施形態の変形例に係るロック孔の段差部にロック部材の先端部が係合された状態を模式的に示した説明図であり、(B)−2は(B)−1の状態におけるシャッターの閉止状態を模式的に示す説明図である。 (A)は現像剤カートリッジの長手方向端部の凸部が溝部に係合されていない状態を模式的に示す説明図であり、(B)は現像剤カートリッジの長手方向端部の凸部が溝部に係合されている状態を模式的に示す説明図であり、(C)は(B)まで現像剤カートリッジが回転されていなくも現像剤カートリッジが取り外し可能となる場合を模式的に示す説明図である。 (A)本発明が適用されていない構成において、ガタ等によってロック孔にロック部材の先端部が挿入されなかった状態を説明する説明図であり、(B)は(A)の状態におけるシャッターの閉止状態を模式的に示す説明図である。
符号の説明
10 画像形成装置
12 装置本体
17 溝部
100 現像剤カートリッジ
101 凸部
152 側壁(外壁)
154 補給口(開口部)
160 シャッター
162B シール部材
160C ロック孔(係合孔)
163 段差部
169 蓋部
171 蓋部
400 ロック部材
404A 先端部
406 バネ部
423 段差部
500 軸部
560E 傾斜面

Claims (9)

  1. 装置本体に着脱可能に装着されると共に、現像剤が内部に貯留される現像剤カートリッジにおいて、
    外壁をスライドし、該外壁に形成された開口部を開閉するシャッターと、
    付勢手段によって付勢されることによって、前記シャッターに形成された係合孔に先端部が挿入され、前記開口部を閉止した状態の該シャッターをロックするロック部材と、
    前記シャッターの前記係合孔における前記ロック部材の前記先端部が挿入される側の開口に形成され、閉止方向側に広がった段差部と、
    備えることを特徴とする現像剤カートリッジ。
  2. 前記シャッターの前記外壁側の裏面には、閉止状態において前記開口部の周囲の前記外壁と前記シャッターの前記裏面との隙間をシールする弾性体からなるシール部材が設けられていることを特徴とする請求項1に記載の現像剤カートリッジ。
  3. 装置本体に着脱可能に装着されると共に、現像剤が内部に貯留される現像剤カートリッジにおいて、
    外壁をスライドし、該外壁に形成された開口部を開閉するシャッターと、
    付勢手段によって付勢されることによって、前記シャッターに形成された係合孔に先端部が挿入され、前記開口部を閉止した状態の該シャッターをロックするロック部材と、
    前記ロック部材の前記先端部における該シャッターが開放される開放方向側に形成された段差部と、
    備えることを特徴とする現像剤カートリッジ。
  4. 前記シャッターの前記外壁側の裏面には、閉止状態において前記開口部の周囲の前記外壁と前記シャッターの前記裏面との隅間をシールする弾性体からなるシール部材が設けれていることを特徴とする請求項3に記載の現像剤カートリッジ。
  5. 前記シャッターの前記係合孔における前記ロック部材の前記先端部が挿入される側の開口には、該開口側に向かうに従って開放方向側に傾斜した傾斜面が形成されていることを特徴とする請求項3、又は請求項4に記載の現像剤カートリッジ。
  6. 前記シャッターの前記係合孔には、前記ロック部材の前記先端部が挿入される側と反対側の開口を全部又は一部を塞ぐ、蓋部が設けられていることを特徴とする請求項1〜請求項5のいずれか1項に記載の現像剤カートリッジ。
  7. 請求項1〜請求項6のいずれか1項に記載の現像剤カートリッジが脱着可能に装着される画像形成装置であって、
    前記現像剤カートリッジの装着動作に伴って、前記ロック部材が装置本体に設けられた軸部に当接されて移動され該ロック部材の前記先端部が前記係合孔から抜け出てロックが解除されると共に、前記シャッターが固定された状態で前記軸部を回転中心として前記現像剤カートリッジが回転可能とされ、
    前記軸部を回転軸として、前記現像剤カートリッジを所定の方向に回転させることで前記開口部が移動されて前記シャッターが開き、
    前記軸部を回転軸として、前記現像剤カートリッジを所定の方向と反対方向に回転させることで前記開口部が移動されて前記シャッターが閉じ、
    前記現像剤カートリッジの前記装置本体からの取り外し動作に伴って、前記ロック部材が前記付勢手段に付勢され前記シャッターの前記係合孔に前記先端部が挿入されて前記サシャターがロックされることを特徴とする画像形成装置。
  8. 前記軸部を回転軸として、前記現像剤カートリッジを所定の方向に回転させることで前記開口部が移動され前記シャッターが開くと共に、前記現像剤カートリッジが取り出し可能とされ、
    前記軸部を回転軸として、前記現像剤カートリッジを所定の方向と反対方向に回転させることで前記開口部が移動され前記シャッターが閉止すると共に、前記現像剤カートリッジ取り出し可能とされることを特徴とする請求項7に記載の画像形成装置。
  9. 前記現像剤カートリッジには、回転軸方向に凸状とされた凸部が形成され、
    前記軸部を回転軸として、前記現像剤カートリッジを所定の方向に回転させることで、装置本体に形成された溝部に前記凸部が係合され、前記現像剤カートリッジが取り外し不可とされ、
    前記軸部を回転軸として、前記現像剤カートリッジを所定の方向と反対方向に回転させることで前記溝部から前記凸部が外れ、前記現像剤カートリッジが取り外し可能とされることを特徴とする請求項8に記載の画像形成装置。
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