JP2005221376A - 電波修正時計、その制御方法、プログラムおよび記録媒体 - Google Patents
電波修正時計、その制御方法、プログラムおよび記録媒体 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2005221376A JP2005221376A JP2004029495A JP2004029495A JP2005221376A JP 2005221376 A JP2005221376 A JP 2005221376A JP 2004029495 A JP2004029495 A JP 2004029495A JP 2004029495 A JP2004029495 A JP 2004029495A JP 2005221376 A JP2005221376 A JP 2005221376A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- time
- reception
- prediction
- environment
- radio wave
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Landscapes
- Electric Clocks (AREA)
- Electromechanical Clocks (AREA)
Abstract
【解決手段】 電波修正時計1は、基準クロックを入力して時刻を計時する計時手段41と、前記時刻を表示する時刻表示手段5と、標準電波を受信する受信手段2と、受信した時刻情報に計時手段を修正する受信処理手段42とを備える。電波修正時計1は、さらに、受信処理が完了するまでの時間を予測し、その予測時間を出力する受信処理時間予測手段43と、前記予測時間を表示する予測表示手段46とを備える。受信処理時間予測手段43で受信処理が完了するまでの予測時間を出力し、予測表示手段46により予測時間を表示しているので、利用者は予測時間を容易に把握でき、電波修正処理完了までの待ち時間も把握できる。
【選択図】図1
Description
なお、受信環境判定手段としては、標準電波の受信レベルを測定し、そのレベルが設定値以上であれば受信できる環境であると判断するもの、標準電波の受信信号の周期を測定し、その周期がほぼ正しい周期である場合には信号を正しく受信できているために受信できる環境であると判断するもの、受信信号のデータ(時刻データ)を検証してデータエラーが無ければ受信できる環境であると判断するものなどが利用できる。
また、第2設定回数は、例えば「3回」などと、一般的な受信処理時と同等程度の回数に設定すればよい。すなわち、第2設定回数は、受信環境判定手段で受信可能な環境と判断されているため、受信した時刻情報を検証できる最小限の受信回数、例えば3回程度の受信回数(取得回数)に設定すればよい。従って、第1設定回数を「0回」つまり受信しないように設定した場合を除き、通常は、第2設定回数は第1設定回数以下に設定される。
さらに、第3設定回数は、第2設定回数よりも少なくすればよく、例えば、「1回」などに設定すればよい。すなわち、第3設定回数は、受信環境判定手段で受信可能な環境と判断され、かつ前回の受信成功時からの経過時間が所定時間以内であるため、通常は、その時計の指示時刻(内部の計時時刻)は現実の時刻(受信時刻)と殆ど誤差が発生していない状態にあるはずである。従って、1回の受信で、時刻情報を1つのみしか取得しなくても、内部の計時時刻と比較することで、その受信時刻が正しい時刻であるかを検証できるため、取得回数も1回と非常に少なく設定することができる。
すなわち、取得回数判定手段は、受信環境判定手段で受信できない環境にあると判定された場合は、例えば、取得回数が多くなるため、受信完了までに時間が掛かる旨を表示することができる。
また、取得回数判定手段は、受信できる環境であると判定された場合には、さらに、経過時間判定手段で判定された経過時間に応じて、1回の受信で受信処理が完了されると予測される場合と、3回の受信で受信処理が完了されると予測される場合とを分けて表示することができ、より精度の高い予測時間を画面に表示することができる。
例えば、標準電波は通常、1秒周期のパルス信号が60個で1つの時刻情報を表す。この際、受信したパルス信号のうち、周期が設定周期内であったパルス信号が、検出対象回数の所定割合以上(検出対象回数が30回であれば、その1/3以上、つまり10回以上等)あれば、各パルス信号が正しく受信できており、受信できる環境にあると判定するようなものが採用できる。なお、パルス信号の周期が設定周期内であるか否かは、例えば、受信した標準電波の各パルス信号の周期が基準周期(例えば1秒)を基準として設定された範囲、例えば基準周期の±6〜10%以内であるか否かで判定できる。具体例で説明すれば、例えば、受信したパルス信号の周期が、設定周期(例えば、1秒±62.5ms)以内であるか否かで判断することができる。
また、前記受信処理時間予測工程は、前回の受信成功時からの経過時間を判定する経過時間判定工程を有し、前記取得回数判定工程は、前記受信環境判定手段で受信可能な環境でないと判定された場合に、時刻情報の取得回数を第1設定回数に設定し、前記受信環境判定手段で受信可能な環境であると判定され、かつ前記受信処理時間予測手段で前記経過時間が所定経過時間よりも長いと判定された場合には、時刻情報の取得回数を第2設定回数に設定し、前記受信環境判定手段で受信可能な環境であると判定され、かつ前記受信処理時間予測手段で前記経過時間が所定経過時間以下と判定された場合には、時刻情報の取得回数を前記第2設定回数よりも少ない第3設定回数に設定することが好ましい。
さらに、前記標準電波は時刻情報を表す複数のパルス信号を含み、前記受信環境判定工程は、標準電波のパルス信号を所定数受信した際に、各パルス信号の周期を測定し、その周期が設定周期内であるパルス信号が設定数以上あるか否かを検出して受信環境を判定する周期判定工程を備えることが好ましい。
これらの各発明によれば、前記請求項1〜4の発明と同様の作用効果を奏することができる。
図1は、本実施形態の電波修正時計1の構成を示すブロック図である。
この電波修正時計1は、アナログ表示式であり、時刻情報を含んだ標準電波を受信する受信手段としての受信部2と、基準クロックを生成する基準信号生成部3と、装置全体を制御する制御回路4と、時刻等を表示する時刻表示手段5とを備えて構成されている。
このJJYでは、1周期の先頭マーカーの位置(出力タイミング)が正分(毎分0秒)の立ち上がりに対応し、1周期の先頭マーカーの時刻(年、通算日、時、分)を符号化して送信している。
そして、JJYでは、情報は1秒間隔のパルス信号で表され、そのパルス幅が0.2秒程度であればマーカーやポジションマーカーを示し、0.8秒程度であれば2進の「0」を示し、0.5秒程度であれば2進の「1」を示す。従って、上記分、時等の各項目の値は、割り当てられた各パルス信号の組み合わせによって構成される。ちなみに、長波標準電波はセシウム原子時計を基準としているため、この長波標準電波を受信して時刻を修正する電波修正時計は、誤差が10万年に1秒という非常に高い精度を得ることができる。
また、時刻表示手段5は、アナログ式の時刻指示手段であり、目盛りを有する文字板51と、時針52と、分針53と、秒針54とを備えて構成されている。時針52、分針53、秒針54は、例えばステッピングモータなどの駆動手段により駆動され、制御回路4の運針駆動制御手段44で制御される。
なお、文字板51には、日付表示用の窓55が開口され、この窓55には、文字板51裏に配置された日車がカレンダ表示手段45で回転駆動されることで、現在の日が表示される。
また、文字板51には、液晶ディスプレイからなる画面56が設けられ、この画面56には予測表示手段46によって受信処理の予測時間が表示される。
受信処理手段42は、予め設定された時刻になった場合や利用者の操作によって受信部2の駆動を制御し、受信部2で受信した標準電波の時刻情報を取得し、計時手段41の内部カウンタに書き込む制御を行う。従って、本実施形態では、受信処理手段42は、計時手段41を受信した時刻情報に修正する修正制御手段としても機能している。
周期判定手段431は、受信信号の周期を測定し、この判定によって現在、標準電波を受信できる環境であるか否かを判定する。従って、本実施形態では、周期判定手段431によって本発明の受信環境判定手段が構成されている。
周期判定手段431は、具体的には、次のようにして受信信号の周期を判定し、受信環境を判定している。すなわち、標準電波の各パルス信号は、1秒周期で送信されるため、受信したパルス信号のうち、ほぼ1秒の周期(設定周期内)であるパルス信号が設定数以上あるかで判定している。本実施形態の周期判定手段431は、例えば、受信したパルス信号の周期を30秒(30回)測定し、その周期が設定周期内(1秒±62.5ms)に入っている回数をカウントし、その回数が設定数(例えば10回)以上であれば、受信信号の周期が設定周期内であり、本電波修正時計1は受信できる環境にあると判定する。
取得回数判定手段433は、周期判定手段431、経過時間判定手段432の判定結果に基づいて、1周期60秒(60ビット)の時刻情報を何回受信するかを判定する。受信処理時間は、何回分の情報を受信するかによって決まるため、予測取得回数が分かれば、予測受信処理時間も算出することができる。
具体的には、本実施形態では、周期判定手段431で受信信号の周期が設定された周期ではない(受信できる環境でない)と判定された場合、取得回数判定手段433は、例えば、地下街にいる場合のように、標準電波を受信し難い状況にあるため、1周期60秒の時刻情報の受信処理する際に、より多く(長く)受信処理を行う必要があると判断する。このため、取得回数判定手段433は、受信情報の取得回数を、第1設定回数である10回つまり受信完了までの予測時間は10分と予測判定する。なお、受信できる環境にない場合には、受信情報の取得回数を「0回」つまり受信しないように設定することもでき、この場合、受信中止を表示するように設定すればよい。
すなわち、通常運針時には、内部カウンタおよび針位置カウンタの各カウンタ値が一致している状態で、分周回路32から内部カウンタに基準信号が入力されてカウントアップされると、運針駆動制御手段44はその差分量(カウンタ値「1」)を検出し、1パルスの駆動信号を時刻表示手段5に出力して秒針54を1秒分駆動する。運針駆動制御手段44は、同時に、針位置カウンタにも1パルス出力してカウントアップさせ、内部カウンタと一致させる。
また、受信した標準電波が内部カウンタに上書きされて、各カウンタの値が大きく異なる場合には、針位置カウンタのカウンタ値が内部カウンタに一致するまで、駆動信号を出力して指針を早送りし、指針を現時刻に修正する。
なお、このような運針駆動制御手段44は、従来の電波修正時計と同じであるため、これ以上の説明は省略する。
制御回路4は使用者が図示しないスイッチ等の操作で受信させたいこと、つまり強制受信操作を検出すると、受信処理手段42を介して受信電源回路24をONし、受信部2を駆動する(ステップ1、以下ステップを「S」と略す)。この際、パラメータxは0に設定される。
また、制御回路4は、分周回路32からの基準信号を利用したタイマーの作動を開始し、受信部2が駆動されてからの経過時間をカウントする。
標準電波の各パルス信号は、1秒間隔で送信されているので、受信した信号のうち、1秒周期のパルス信号の数が多ければ、標準電波を受信できる環境に電波修正時計1が存在すると判定できる。本実施形態では、周期判定手段431は、1秒±62.5ms以内の周期のパルス信号のカウントが10回(設定数)以上であるか否かを検出し、設定数以上であれば受信できる環境にあると判定する(S3)。
S11において、「Y」つまり「x=0」であった場合には、取得回数判定手段433は、受信処理時間を10分つまり取得回数が10回必要と判定する。予測表示手段46は、図5(C)にも示すように、その判定値に応じて画面56に「10分」を示す「10M」と表示する(S12)。そして、制御回路4は、S2の周期測定処理に戻る。
一方、S13で、1分経過している場合には、制御回路4は、xに「1」を加算し(S14)、「z=10−x」の式により「z」を算出する(S15)。そして、予測表示手段46により、図5(C)に示すように、z(最初はz=10−1=9.0M)を画面56に表示する(S16)。
続いて、制御回路4は、駆動開始(S1)から10分が経過したかを判定し(S17)、10分経過していない場合には、S2に戻って処理を続行する。このため、S3で「N」と判定され続けると、図5(C)に示すように、画面56の表示は、「10M→9.0M→8.0M→7.0M→6.0M→5.0M→4.0M→3.0M→2.0M→1.0M」と順次変化し、利用者が受信処理が完了するまでの時間を把握できるようにされている。
なお、S13においては、受信処理の経過時間を駆動開始(S1)から1分ごとに判定できるようにタイマーなどが設定されている。
ここで、設定された経過時間内であった場合には、取得回数判定手段433は、1回の受信処理(受信処理時間が1分)を行うだけでよいと判定し、予測表示手段46は、図5(A)にも示すように、画面56に受信処理予測時間として1分(1.0M)を表示する(S22)。
次に、制御回路4は、受信処理手段42を利用して、1回の受信が終了したか否か、つまり1周期60秒(60ビット)の信号の受信が終了したか否かを判断する(S25)。そして、制御回路4は、1回の受信が終了したら、その受信データを所定のメモリに格納し(S26)、その受信情報が指示する時刻が、内部時刻つまり計時手段41の内部カウンタで指示される時刻と一致するかを判断する(S27)。
通常、内部カウンタの精度は月差±15秒程度であり、1日当たりの誤差は、±0.5秒程度に過ぎない。このため、受信した時刻情報と内部カウンタの指示時刻との秒時間差が±2秒以内つまり受信時刻と内部カウンタの指示時刻とが略一致している場合には、その受信データは正しいと判断できるので、1回の受信のみで処理を終了することができる。
また、制御回路4は、S28で「N」と判定された場合、すなわち、1回受信した受信時刻が、内部時刻と不一致であった場合にも、図3のAの処理に進む。
さらに、予測表示手段46は、S32の表示から30秒経過したかを判定し(S33)、30秒経過した場合には、画面56に、「n−0.5」つまりこの時点では「2.5M」を表示する(S34)。
そして、S41で、S1の受信開始から10分経過していなければ、制御回路4は、S32で「n」を画面56に表示する。「n=2」の場合、画面56には、図5(B)に示すように、「2.0M」と表示される。その後、制御回路4は、S33で30秒経過すれば、S34で画面56に「1.5M」と表示し、1回分のデータ受信が終了すれば(S35)、そのデータを格納し(S36)、データエラーの有無を判定する(S37)。データエラーが無ければ、制御回路4は、格納された2つのデータが一致するか否かを判定する(S38)。
または、前後の受信データの差が、1分間隔であるか否かで、正しい時刻情報を受信できているか否かを判断してもよい。
(1) 時刻表示手段5に予測時間を表示する画面56を設け、制御回路4に設けた受信処理時間予測手段43により受信処理時間の予測時間を求め、予測表示手段46により、その予測時間を画面56に表示しているので、受信処理の予測時間を文字板51に表示でき、利用者は完了までの待ち時間を把握できる。このため、受信完了までの時間を把握できないために、ユーザーが不安を持ちながら受信終了を待つという状況を無くすことができ、使い勝手のよい電波修正時計1とすることができる。
また、受信処理時間予測手段43は、受信し易い状況にある場合には、短め(実施形態では、3分または1分)の受信処理予測時間を表示することで、利用者に受信が短時間で完了することを予め通知でき、この点でも利便性の高い電波修正時計1とすることができる。
その上、予測表示手段46は、予測時間が10分と長い場合には、1分間隔で予測表示時間を更新し、予測時間が3分または1分と短い場合には、0.5分間隔で更新しているので、利用者に対してより細かな予測時間を通知できる。
例えば本実施形態は強制受信時の予測時間を説明したが、自動受信(予め設定された時刻に自動的に受信処理を行う場合)でも同様に行なうことができる。
また、周期判定手段431における設定数は10回としたが、この値に限定されるものではない。さらに、前記実施形態では、S3で「N」つまり周期判定手段431で受信できる環境でないと判定された場合、取得回数判定手段433は取得回数を10回(受信完了まで10分)に設定していたが、この場合の取得回数を「0回」とし、S52に進むようにして、受信できそうもないと判定した場合では10分でなく30秒(受信パルス信号を30個分受信した段階)で受信予測処理および受信処理を完了するようにしてもよい。
また、受信処理時間予測手段43は、受信環境判定手段である周期判定手段431を設け、受信信号の周期によって受信できる環境にあるか否かを判断していたが、受信環境判定手段としては、例えば、受信電波の強度等の他のパラメータによって標準電波を受信しているか、つまり受信できる環境にあるか否かを判断してもよい。要するに、受信環境判定手段は、標準電波を受信し易い状態にあって短時間で受信処理が完了するのか、あるいは標準電波を受信し難い状態にあって受信処理が長時間かかるのかを判断できる手段を備えていればよい。
但し、コンピュータで構成すれば、プログラムを変更するだけで、容易に条件を変更できるため、各種の電波修正時計1に応じた適切な制御を容易に行うことができるという利点がある。
なお、電波修正時計1内のコンピュータに所定プログラムや設定値等のデータを組み込むには、通常は、電波修正時計1内に組み込まれたRAMやROM等のメモリに予め記憶しておけばよい。また、プログラムやデータを後からインストール可能できるようにしてもよい。この場合、メモリーカードやCD−ROM等の記録媒体を電波修正時計1に直接差し込んで行ってもよいし、これらの記録媒体を読み取る機器を外付けで電波修正時計1に接続してもよい。さらに、LANケーブル、電話線等を電波修正時計1に接続したり、前記アンテナ21を利用することで通信によってプログラムを供給してインストールしてもよい。
Claims (10)
- 基準クロックを入力して時刻を計時する計時手段と、前記時刻を表示する時刻表示手段と、時刻情報を含む標準電波を受信する受信手段と、受信した時刻情報に前記計時手段を修正する修正制御手段とを備えた電波修正時計において、
受信処理が完了するまでの時間を予測し、その予測時間を出力する受信処理時間予測手段と、
前記出力された予測時間を表示する予測時間表示手段と、を有することを特徴とする電波修正時計。 - 請求項1に記載の電波修正時計において、
前記受信処理時間予測手段は、標準電波を受信可能な環境であるか否かを判定する受信環境判定手段と、
この受信環境判定手段の判定結果に応じて前記受信手段で取得される時刻情報の取得回数を判定する取得回数判定手段とを有し、
判定された取得回数に応じた予測時間を出力することを特徴とする電波修正時計。 - 請求項2に記載の電波修正時計において、
前記受信処理時間予測手段は、前回の受信成功時からの経過時間を判定する経過時間判定手段を有し、
前記取得回数判定手段は、
前記受信環境判定手段で受信可能な環境でないと判定された場合に、時刻情報の取得回数を第1設定回数に設定し、
前記受信環境判定手段で受信可能な環境であると判定され、かつ前記受信処理時間予測手段で前記経過時間が所定経過時間よりも長いと判定された場合には、時刻情報の取得回数を第2設定回数に設定し、
前記受信環境判定手段で受信可能な環境であると判定され、かつ前記受信処理時間予測手段で前記経過時間が所定経過時間以下と判定された場合には、時刻情報の取得回数を前記第2設定回数よりも少ない第3設定回数に設定することを特徴とする電波修正時計。 - 請求項2または請求項3に記載の電波修正時計において、
前記標準電波は時刻情報を表す複数のパルス信号を含み、
前記受信環境判定手段は、標準電波のパルス信号を所定数受信した際に、各パルス信号の周期を測定し、その周期が設定周期内のパルス信号が設定数以上あるか否かを検出して受信環境を判定する周期判定手段を備えて構成されていることを特徴とする電波修正時計。 - 基準クロックを入力して時刻を計時する計時手段と、前記時刻を表示する時刻表示手段と、時刻情報を含む標準電波を受信する受信手段と、受信した時刻情報に前記計時手段を修正する修正制御手段とを備えた電波修正時計の制御方法において、
受信処理が完了するまでの時間を予測し、その予測時間を出力する受信処理時間予測工程と、
前記出力された予測時間を表示する予測時間表示工程と、を有することを特徴とする電波修正時計の制御方法。 - 請求項5に記載の電波修正時計の制御方法において、
前記受信処理時間予測工程は、標準電波を受信可能な環境であるか否かを判定する受信環境判定工程と、
この受信環境判定工程の判定結果に応じて前記受信手段で取得される時刻情報の取得回数を判定する取得回数判定工程とを有し、
判定された取得回数に応じた予測時間を出力することを特徴とする電波修正時計の制御方法。 - 請求項6に記載の電波修正時計の制御方法において、
前記受信処理時間予測工程は、前回の受信成功時からの経過時間を判定する経過時間判定工程を有し、
前記取得回数判定工程は、
前記受信環境判定手段で受信可能な環境でないと判定された場合に、時刻情報の取得回数を第1設定回数に設定し、
前記受信環境判定手段で受信可能な環境であると判定され、かつ前記受信処理時間予測手段で前記経過時間が所定経過時間よりも長いと判定された場合には、時刻情報の取得回数を第2設定回数に設定し、
前記受信環境判定手段で受信可能な環境であると判定され、かつ前記受信処理時間予測手段で前記経過時間が所定経過時間以下と判定された場合には、時刻情報の取得回数を前記第2設定回数よりも少ない第3設定回数に設定することを特徴とする電波修正時計の制御方法。 - 請求項6または請求項7に記載の電波修正時計の制御方法において、
前記標準電波は時刻情報を表す複数のパルス信号を含み、
前記受信環境判定工程は、標準電波のパルス信号を所定数受信した際に、各パルス信号の周期を測定し、その周期が設定周期内のパルス信号が設定数以上あるか否かを検出して受信環境を判定する周期判定工程を備えることを特徴とする電波修正時計の制御方法。 - 基準クロックを入力して時刻を計時する計時手段と、前記時刻を表示する時刻表示手段と、時刻情報を含む標準電波を受信する受信手段と、受信した時刻情報に前記計時手段を修正する修正制御手段とを備えた電波修正時計に組み込まれたコンピュータを、
受信処理が完了するまでの時間を予測し、その予測時間を出力する受信処理時間予測手段、前記出力された予測時間を表示する予測時間表示手段として機能させるためのプログラム。 - 請求項9に記載のプログラムが記録されたコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004029495A JP4649839B2 (ja) | 2004-02-05 | 2004-02-05 | 電波修正時計、その制御方法、プログラムおよび記録媒体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004029495A JP4649839B2 (ja) | 2004-02-05 | 2004-02-05 | 電波修正時計、その制御方法、プログラムおよび記録媒体 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2005221376A true JP2005221376A (ja) | 2005-08-18 |
JP4649839B2 JP4649839B2 (ja) | 2011-03-16 |
Family
ID=34997130
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2004029495A Expired - Fee Related JP4649839B2 (ja) | 2004-02-05 | 2004-02-05 | 電波修正時計、その制御方法、プログラムおよび記録媒体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4649839B2 (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009236560A (ja) * | 2008-03-26 | 2009-10-15 | Seiko Epson Corp | 衛星信号受信装置および衛星信号受信装置の制御方法 |
JP2014002168A (ja) * | 2013-09-06 | 2014-01-09 | Citizen Holdings Co Ltd | 電波腕時計 |
JP2014081245A (ja) * | 2012-10-15 | 2014-05-08 | Seiko Epson Corp | 電波修正時計および電波修正時計の信号検出方法 |
JP2015184001A (ja) * | 2014-03-20 | 2015-10-22 | カシオ計算機株式会社 | アナログ電子時計及びアナログ電子時計の指針動作制御方法 |
JP2016011890A (ja) * | 2014-06-30 | 2016-01-21 | カシオ計算機株式会社 | 電波時計及び電波受信時の表示方法 |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002098781A (ja) * | 2000-09-26 | 2002-04-05 | Casio Comput Co Ltd | 電波時計装置及び時刻修正方法 |
JP2003114288A (ja) * | 2001-10-05 | 2003-04-18 | Citizen Watch Co Ltd | 電波修正時計 |
JP2003167073A (ja) * | 2001-11-29 | 2003-06-13 | Seiko Instruments Inc | 電波修正装置及びこれを用いた電波修正時計 |
JP2003344566A (ja) * | 2002-05-27 | 2003-12-03 | Rhythm Watch Co Ltd | 車載用自動修正時計 |
-
2004
- 2004-02-05 JP JP2004029495A patent/JP4649839B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002098781A (ja) * | 2000-09-26 | 2002-04-05 | Casio Comput Co Ltd | 電波時計装置及び時刻修正方法 |
JP2003114288A (ja) * | 2001-10-05 | 2003-04-18 | Citizen Watch Co Ltd | 電波修正時計 |
JP2003167073A (ja) * | 2001-11-29 | 2003-06-13 | Seiko Instruments Inc | 電波修正装置及びこれを用いた電波修正時計 |
JP2003344566A (ja) * | 2002-05-27 | 2003-12-03 | Rhythm Watch Co Ltd | 車載用自動修正時計 |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009236560A (ja) * | 2008-03-26 | 2009-10-15 | Seiko Epson Corp | 衛星信号受信装置および衛星信号受信装置の制御方法 |
JP2014081245A (ja) * | 2012-10-15 | 2014-05-08 | Seiko Epson Corp | 電波修正時計および電波修正時計の信号検出方法 |
JP2014002168A (ja) * | 2013-09-06 | 2014-01-09 | Citizen Holdings Co Ltd | 電波腕時計 |
JP2015184001A (ja) * | 2014-03-20 | 2015-10-22 | カシオ計算機株式会社 | アナログ電子時計及びアナログ電子時計の指針動作制御方法 |
JP2016011890A (ja) * | 2014-06-30 | 2016-01-21 | カシオ計算機株式会社 | 電波時計及び電波受信時の表示方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP4649839B2 (ja) | 2011-03-16 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP3454269B1 (ja) | 電波修正時計および電波修正時計の制御方法 | |
JP4882610B2 (ja) | 電波修正時計および電波修正時計の時刻修正方法 | |
JP3419407B1 (ja) | 電子機器および電子機器の受信制御方法 | |
JP3603903B2 (ja) | 電波修正時計およびその制御方法 | |
JP2003279678A (ja) | 電波修正時計および電波修正時計の制御方法 | |
JP4649839B2 (ja) | 電波修正時計、その制御方法、プログラムおよび記録媒体 | |
JP2006153612A (ja) | 電波修正時計、電波修正時計の制御方法、電波修正時計の制御プログラムおよびこの制御プログラムを記録した記録媒体 | |
JP2011174870A (ja) | 電波修正時計およびその制御方法 | |
JP2005308396A (ja) | 電子時計、その制御方法、プログラムおよび記録媒体 | |
JP2004279107A (ja) | 電波修正時計およびその制御方法 | |
JP2012021823A (ja) | 電波時計 | |
JP2011214871A (ja) | 時刻受信装置、電波修正時計および時刻受信装置の制御方法 | |
JP2004003929A (ja) | 電波修正時計 | |
JP3767503B2 (ja) | 電波修正時計および電波修正時計の制御方法 | |
JP4411869B2 (ja) | 電子機器、電子機器の制御方法、そのプログラム、記録媒体 | |
JP6558289B2 (ja) | 電子時計および電子時計の制御方法 | |
JP3695412B2 (ja) | 計時装置および計時装置の制御方法 | |
JP4141867B2 (ja) | 電波修正時計および電波修正時計の制御方法 | |
JP2016148537A (ja) | 標準電波受信装置、電波修正時計、及び標準電波受信方法 | |
JPH11211857A (ja) | アナログ式電波修正時計 | |
JP2008502884A (ja) | 時計、特に電波時計で電池交換の後に日付表示を設定する方法および装置 | |
JP5667462B2 (ja) | 電波修正時計 | |
JP5751280B2 (ja) | 電波時計 | |
JP2005233825A (ja) | 電波修正時計、その制御方法、その制御プログラムおよび記録媒体 | |
JP2013019724A (ja) | 電子時計および電子時計の針位置検出方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20070124 |
|
RD04 | Notification of resignation of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424 Effective date: 20070403 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20100301 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20100309 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20100506 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20100727 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20101025 |
|
A911 | Transfer of reconsideration by examiner before appeal (zenchi) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911 Effective date: 20101101 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20101116 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20101129 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131224 Year of fee payment: 3 |
|
S531 | Written request for registration of change of domicile |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |