JP2005219734A - 鉄道車両のためのドアの敷居 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】車両とプラットホームとの間の隙間を部分的に塞ぐ鉄道車両のためのドアの敷居である。該敷居は、前記鉄道車両の構造体(16)に結合できる支持部材(22)と、該支持部材(22)によって保持されている条片(24)とを含んでいる。条片(24)は、前記支持部材(22)から突出している定常位置と、前記支持部材(22)内へ後退した位置との間を動くことができる。該敷居は、前記支持部材の少なくとも1つの締め付け面(30A,30B)に対して前記条片を締め付けるための手段(30A,30B)を含んでいて、締め付け面(30A,30B)の面内で前記支持部材(22)に対する条片(24)の動きに対して、前記条片(24)と前記支持部材(22)との間に特定値の摩擦力を生じさせる。
【選択図】 図2
Description
車両が占める全体的な空間から横方向へ突出しているこれらの敷居は、ある種の状況下ではプラットホームの端縁に接触せしめられ得る。
−締め付け手段が前記条片を保持する唯一の手段であること、
−前記条片と前記支持部材とが、前記条片を定常位置から後退位置へとガイドするための手段を含み、この手段が前記条片の端部に設けられていること、
−前記条片がポリマー材料によって形成されていること、
−前記条片が、少なくとも、該条片が後退位置から定常の突出位置へと動くのを可能にする牽引具のためのフック押出部材を有していること、
−前記条片を長手方向で止めるための少なくとも1つのストッパを更に含んでおり、該ストッパは、前記条片か支持部材かのどちらか一方に固定されており且つ前記条片か支持部材かの他方に設けられている前記条片の作動方向に延びている穴内へと滑り込むように受け入れられること、
−前記支持部材が前記条片を保持するためのキャップを画成し、このキャップが、2つの対向する締め付け面を有し、この締め付け面間に前記条片が圧入によって保持されること、
−前記支持部材が、2つのアームを有する金属製の押出材部分を含んでおり、前記アームの各々が、締め付け面を有し且つ前記条片を保持するためのキャップを画成しており、前記2つのアームは、これらと一体に形成されているウェブによって前記押出材部分内に結合されていること、
−前記キャップが、前記条片をその後退位置に受け入れるための自由スペースを画成していること、
−前記締め付け手段が、前記条片か支持部材かの第1のものに固着されている少なくとも1つの締結ロッドを含んでおり、この締結ロッドは、前記条片か支持部材かの第2のものの上に支持されており、前記締結ロッドは、前記条片を前記支持部材の締め付け面に対して締め付けるための力をかけていること、
−前記締結ロッドが、該締結ロッドによってかけられる締め付け力を調整することができる圧締めねじを含んでいること、
−前記条片か前記支持部材かのどちらか一方が、その厚み全体に亘って設けられているT字形状の穴を含んでおり、前記締結ロッドが前記穴内に受け入れられる条片を含んでいること、
−前記T字形状の穴は、前記条片内に設けられており且つ該条片の後退位置の方に向いた側面に配置されている端部が開口していること、のうちの1以上の特徴を含んでいる。
支持押出材部分22は、出入口10の全長に亘って延びている。支持押出材部分は、梁16に対して圧入され且つ該支持押出材部分の全長に亘って分布せしめられているねじ28によって該支持押出材部分に結合されているウェブ26を含んでいる。
車両から離れる方向を向いた外方端縁と称される端縁に沿って、条片24は、これらの端縁に沿った面取り部分32A、32Bを有している。
この実施形態においては、図1乃至3の実施形態のものと同一か又は類似した部材が、100を足した同じ参照符号によって示されている。
条片155を組み立てるためには、T字形状の穴154は、該条片の引き抜き方向に向いている側面に配置されている自由端部が開口しているのが有利である。逆に、T字形状の穴154は、該条片の突出している端部が閉じている。
この実施形態においては、条片124の保持は、その定常の突出位置においては、ねじ158を締結することによって行われ、ねじ158は、条片と支持部材との間に摩擦力を確立するような方法で、条片124を単一の締め付け面130Aに対して締め付けられた状態に維持する。このようにして生じた摩擦力はねじ158の締め付け力に依存し、このねじの締め付け力は締結ロッド152を介して牽引力を発生させる。このようにして、条片が該条片にかけられる特別な作用力によってのみ後退せしめられるのが可能になる。
この実施形態においては、条片もまた、固定手段を変える必要なく後退後に良好な順序で容易に配置することができる。
18 床、 20 敷居、 22 支持押出材部分、 24 条片、
26 ウェブ、 28 ねじ、 28A、28B アーム、
29 キャップ、 30A、30B 締め付け面、
32A、32B 面取り部分、 33 凹部、
40 出入プレート、 42 外装カバー、 44 穴、
124 条片、 128A、128B アーム、 129 キャップ、
130A、130B 締め付け面、 150 締め付け手段、
152 締結ロッド、 154 T字形状の穴、 155 条片、
156 頭部、 158 圧締めねじ、 160 穴、
180 ピン、 182 穴
Claims (13)
- 車両とプラットホームとの間の隙間を部分的に塞ぐように意図された鉄道車両のためのドアの敷居であり、鉄道車両の構造体(16)に結合することができる支持部材(22,122)と、該支持部材(22,122)によって保持されている条片(24,124)とを含んでおり、前記条片(24,124)は、前記支持部材(22)から突出した定常位置と、前記支持部材(22,122)内へと後退した位置との間を動くことができるようになされた鉄道車両のためのドアの敷居であって、
前記条片を、少なくとも前記支持部材の締め付け面(30A,30B,130A)に対して締め付けて各締め付け面(30A,30B,130A)の面内で前記支持部材(22,122)に対する前記条片(24,124)の動きに対して前記条片(24)と前記支持部材(22,122)の台との間に特定の値の摩擦力を生じさせるための手段(30A,30B;150)を含んでいることを特徴とする鉄道車両のためのドアの敷居。 - 請求項1に記載の鉄道車両のためのドアの敷居であって、
前記締め付け手段(30A,30B;150)が前記条片(24)を保持するための唯一の手段であることを特徴とする鉄道車両のためのドアの敷居。 - 請求項1又は2に記載の鉄道車両のためのドアの敷居であって、
前記条片(24,124)と前記支持部材(22,122)とが、前記条片を、前記定常の突出位置から前記後退位置へとガイドするための手段を含み、該手段は前記条片(24,124)の端部に設けられていることを特徴とする鉄道車両のためのドアの敷居。 - 請求項1乃至3のいずれか一の項に記載の鉄道車両のためのドアの敷居であって、
前記条片(24,124)がポリマー材料によって作られていることを特徴とする鉄道車両のためのドアの敷居。 - 請求項1乃至4のいずれか一の項に記載の鉄道車両のためのドアの敷居であって、
前記条片(24,124)が、前記後退位置から前記定常の突出位置への前記条片(24,124)の動きを可能にする牽引具のための少なくとも1つのフック状押出部材(33)を有していることを特徴とする鉄道車両のためのドアの敷居。 - 請求項1乃至5のいずれか一の項に記載の鉄道車両のためのドアの敷居であって、
前記条片(124)を長手方向において止めるための少なくとも1つのストッパを更に含んでおり、該ストッパは、前記条片(124)又は前記支持部材(122)のうちの一方に固着されており且つ前記条片(124)又は前記支持部材(122)のうちの他方に設けられ且つ前記条片(124)の動く方向に延びている穴(182)内へ摺動するように受け入れられることを特徴とする鉄道車両のためのドアの敷居。 - 請求項1乃至6のいずれか一の項に記載の鉄道車両のためのドアの敷居であって、
前記支持部材(22)が、前記条片(24)を保持するためのキャップ(29)を画成しており、該キャップ(29)は、2つの対向する締め付け面(30A,30B)を有しており、前記条片(24)が圧入によって前記2つの締め付け面間に保持されることを特徴とする鉄道車両のためのドアの敷居。 - 請求項7に記載の鉄道車両のためのドアの敷居であって、
前記支持部材(22)が、2つのアーム(28A,28B)を有する金属製の押出部分を含んでおり、該押出部分の各々が、前記締め付け面(30A,30B)を有しており且つ前記条片(24)を保持するためのキャップ(29)を画成しており、前記2つのアーム(28A,28B)は、該2つのアームと一体に形成されているウェブ(26)によって前記押出部分に結合されていることを特徴とする鉄道車両のためのドアの敷居。 - 請求項7又は8に記載の鉄道車両のためのドアの敷居であって、
前記キャップ(29)が、前記条片(24)を該条片の前記後退位置内に受け入れるための自由スペース(31)を画成していることを特徴とする鉄道車両のためのドアの敷居。 - 請求項1乃至6のいずれか一の項に記載の鉄道車両のためのドアの敷居であって、
前記締め付け手段(150)が、前記条片(124)又は前記支持部材(122)のうちの第1のものに固着されている少なくとも1つの締結ロッド(152)を含んでおり、該締結ロッド(152)は、前記条片(124)又は前記支持部材(122)のうちの第2のものに対して摺動するように配置されており且つ前記条片(124)又は前記支持部材(122)のうちの前記第2のものの上に支持されていて、前記条片(124)を前記支持部材の前記締め付け面(130A)に対して締め付け力をかけていることを特徴とする鉄道車両のためのドアの敷居。 - 請求項10に記載の鉄道車両のためのドアの敷居であって、
前記締結ロッド(152)が、該締結ロッドによってかけられる締め付け力を調整することができる圧締めねじ(158)を含んでいることを特徴とする鉄道車両のためのドアの敷居。 - 請求項10又は11に記載の鉄道車両のためのドアの敷居であって、
前記条片か前記支持部材かのどちらか一方が、その厚みに亘って設けられたT字形状の穴(154)を含んでおり、前記締結ロッド(152)が、前記穴(154)内に受け入れられる条片(155)を含んでいることを特徴とする鉄道車両のためのドアの敷居。 - 請求項10又は11に記載の鉄道車両のためのドアの敷居であって、
前記T字形状の穴(154)が前記条片(124)内に設けられており且つ前記条片(124)の前記後退位置の方を向いた側面に配置された端部が開口していることを特徴とする鉄道車両のためのドアの敷居。
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