JP2007230365A - 車両用プラグドア装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】ドアをロックする制御を行う前でもドアが外圧を受けて開くのを防止する。
【解決手段】車体側壁に設けられた乗降口を開閉するドア17のドアレール21,22が、車体側壁に沿って延びる直線レール部45と、この直線レール部45の閉じ側端部に繋がり且つ直線レール部45からドア閉じ位置へ向かうに従って車体外側へ向かう斜めレール部46とを備え、ドアレール21,22の外壁部と内壁部との間にドア17を案内する水平ローラ29,30が設けられている。ドアレール21,22には、斜めレール部46内の内壁部に切欠き部50を形成する一方、ドア17が車体外側から押圧されて変位したときには前記ドア閉じ位置において斜めレール部46に沿ってドア17が移動しないように水平ローラ29,30を保持する保持部57,58が切欠き部50が形成されたところに設けられている。
【選択図】図2

Description

本発明は、鉄道車両に適用される車両用プラグドア装置に関するものである。
従来、鉄道用車両用のプラグドア装置として、下記特許文献1に開示されているように、プラグ動作させるためにドアレールが直線レール部と斜めレール部とで構成され、この斜めレール部が、ドア開き位置からドア閉じ位置に向かうに従って車体外側へ向かうように構成されているものが知られている。このプラグドア装置においては、衣服等がドアに挟まれて乗客が引きずられないようにするために、車両が発車するときにはドアのロック制御を行わず、車両が所定速度(例えば5km/h)に達したときにドアを内側からシリンダで押圧してロックする制御が行われるようになっている。
特開2004−168089号公報
しかしながら、前記のプラグドア装置においては、斜めレール部がドア開き位置からドア閉じ位置に向かうに従って車体外側へ向かうように構成されるものであるために、ロック制御を行っていない状態でドアが外圧を受けると、ドアが斜めレール部に沿って移動し開き動作してしまう虞があった。ドアが外圧を受ける場合としては、例えば天井が覆われた駅等に停車中に駅構内を通過する別の車両があると駅構内の気圧が瞬間的に上がるので、この気圧上昇によってドアが外圧を受ける場合等が該当する。
そこで、本発明は、かかる点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、ドアをロックする制御を行う前でもドアが外圧を受けて開くのを防止することにある。
前記の目的を達成するため、本発明は、車体側壁に設けられた乗降口を開閉するドアのドアレールがこの乗降口の上下に設けられており、このドアレールは車体側壁に沿って延びる直線レール部と、この直線レール部の閉じ側端部に繋がり且つ直線レール部からドア閉じ位置へ向かうに従って車体外側へ向かう斜めレール部とを備え、前記ドアに垂直軸回りに回転自在に支持された水平ローラが前記ドアレールの外壁部と内壁部との間に設けられている車両用プラグドア装置を前提として、前記ドアレールには、前記斜めレール部内に切欠き部を形成する一方、前記ドアが車体外側から押圧されて変位したときには前記ドア閉じ位置において前記斜めレール部に沿って前記ドアが移動しないように前記水平ローラを保持する保持部が前記切欠き部が形成されたところに設けられている。
この構成では、ドアの外側から押圧する外力が作用した場合には、水平ローラが保持部に押し付けられるので、ドアが開き方向に移動しないように保持され、これにより、ドアの開き動作を防止することができる。
ここで、前記保持部は、前記ドアの変位によって前記水平ローラが当接する受け面を有し、前記受け面は、前記車体側壁と平行な方向に延びるか、または前記ドア閉じ位置に向かうに従って車体内側に向かう方向に延びているのが好ましい。こうすれば、ドアが車体外側から外圧を受けただけでは開き動作をしないようにすることができる。
前記ドアレールは、前記外壁部を有するドアレール本体と、このドアレール本体とは別体の押え部材とによって構成され、前記押え部材に前記保持部が設けられて、前記閉じ位置にあるときの水平ローラが前記ドアレール本体の外壁部と前記保持部との間に配置されている構成としてもよい。この場合、保持部がドアレール本体と別体の部材に形成されるので、ドアレールの加工が煩雑化するのを抑制することができる。
前記押え部材が、撓み変形可能な板状体によって構成され、前記保持部は、前記水平ローラによる押圧力を受けたときに前記受け面が前記ドア閉じ位置に向かうに従って車体内側に向かう方向に延びるように変形する構成とすることができる。この構成では、ドアが外圧を受けて押え部材が撓んだときには、水平ローラが受け面に沿って開き方向へ移動するのが困難となる。この結果、外圧を受けたドアを一層開き動作し難くすることができる。
前記切欠き部は、前記押え部材が取り外された状態のときに前記水平ローラを挿入可能な大きさに構成されていてもよい。この構成では、保持部を配置するための切欠き部を利用して水平ローラをドアレール内に挿入できる。しかもドアレールの加工工数が増大するのを抑制できて、組み付け作業を容易化することができる。
前記水平ローラは、前記ドアレールに沿って2つ並んで設けられ、前記保持部として、一方の水平ローラに対応した第1保持部と、他方の水平ローラに対応した第2保持部とが設けられている構成としてもよい。この構成では、2つ並んだ水平ローラによりドアをスムーズにドアレールに沿って案内することができる一方、各水平ローラに対応して保持部が設けられるので、ドアが外圧を受けた場合に開き動作を確実に防止することができる。
また、前記両水平ローラは、ドアハンガーに水平面内を回動可能に設けられた支持部材にそれぞれ回転自在に支持されており、前記一方の水平ローラと前記第1保持部との間隔幅と、前記他方の水平ローラと前記第2保持部との間隔幅とが、異なる幅に設定されていてもよい。この構成では、ドアが外圧を受けて水平ローラが保持部へ押し付けられる際に、まず一方の水平ローラが先に保持部と当接する。このとき他方の水平ローラが保持部と当接するまでは、支持部材が、前記一方の水平ローラと保持部との当接部を支点にしてドア閉じ位置方向へ向かうように移動させることができる。
また、前記水平ローラが前記ドアレールの外壁部に沿って転動するようなドア取り付け状態に設定されていれば、ドアの開閉時には、保持部の影響を受けることなくドアをスムーズに開閉移動させることができる。
また、前記水平ローラと前記保持部との間は、前記ドア閉じ位置において車体外側から押圧されていないときには、間隙が形成されていれば、ドアに車体外側からの外圧が作用していない場合であって、ドアがロックされていなければ衣服等がドアに挟まれてもドアを車体内側に押圧することで衣服等を引っ張り出すことができる。
以上説明したように、本発明によれば、ドア閉じ位置にあるドアが外圧を受けたとしても、ドアが開き動作するのを防止することができる。
以下、本発明を実施するための最良の形態について図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は、本発明に係る車両用プラグドア装置10の一実施形態を示している。同図は、車体12に取り付けられた状態の本プラグドア装置10を車体前方から見たものである。
プラグドア装置10は、車体側壁12に設けられた乗降口15を開閉するドア17と、このドア17を開閉駆動するための駆動手段19と、ドア開閉動作時にドア17を案内するドアレール21,22,23とを備えている。ドア17は、駆動手段19の駆動により、ドア閉じ位置とドア開き位置との間を開閉移動する。そして、ドア17は、ドア閉じ位置において、図外のシリンダによって車体内側から押圧されることにより車体外側に数mm程度変位可能に構成されている。この変位によりドア17の外周部が、その外側に位置する車体側壁12に密着し、ドア17はロックされるようになっている。
ドア17は、ほぼ垂直に起立するとともに上部が少し車体内側に湾曲した形状に構成されている。このドア17には、このドア17から車体内側へ向かって延出するように形成されたドアハンガー25,37が固定されている。
ドアハンガー25,37は、ドア17の上端部と下端部にそれぞれ配設されている。上側ドアハンガー25における車体内側端部には、支持部材26が設けられており、この支持部材26には、戸車27と水平ローラ29,30とが回転自在に支持されている。この上側ドアハンガー25は、図2及び図3に示すように、ドア17の戸先側端部と戸尻側端部にそれぞれ固定されている。戸先側の上側ドアハンガー25には、車体内側へ延出された延設部材32が固定されていて、この延設部材32の内端部には、ドア閉じスイッチ34の接点部35が設けられている。一方、図1に示すように、下側ドアハンガー37における車体内側端部には、水平ローラ62が回転自在に支持されている。下側ドアハンガー37は、ドア17の戸尻側端部に固定されている。
前記ドアレールとして、ドア17よりも上側に配置される上側ドアレール21,22と、ドア17の下端部に配置される下側ドアレール23とが設けられている。そして、図2及び図3に示すように、ドア17の戸先側の上側ドアハンガー25に対応して配置される戸先側ドアレール21と、ドア17の戸尻側の上側ドアハンガー25に対応して配置される戸尻側ドアレール22とが設けられている。戸先側ドアレール21と戸尻側ドアレール22とは同様の構造であるので、以下の説明では戸先側ドアレール21の構造について詳細に説明する。
戸先側ドアレール21は、図4及び図5に示すように、ドアレール本体41と、このドアレール本体41に取り付けられた押え部材43とからなる。ドアレール本体41は、図6にも示すように、横断面略C字状の部材によって構成されるものであり、上面部41aと下面部41bと外壁部41cと上内壁部41dと下内壁部41eとを備えている。
ドアレール本体41の外壁部41cは上面部41aと下面部41bの双方に接合されている。一方、ドアレール本体41の上内壁部41dは上面部41aから下方に延出され、下内壁部41eは下面部41bから上方に延出されている。そして、内壁部は上下に分断された構成となっていて、上内壁部41dと下内壁部41eとの間には、水平方向に延びる形状の間隙部が形成されている。
前記支持部材26は、ベアリング48を介して前記上側ドアハンガー25に結合される水平部26aと、この水平部26aから上方へ延びる鉛直部26bと、この鉛直部26bの上端部から水平方向にドアレール本体41の内側まで延びる延出部26cとからなる。支持部材26は、上側ドアハンガー25と水平部26aとの間にベアリング48が介装されることにより、鉛直軸回りに回動可能となっている。また鉛直部26bには、前記戸車27が鉛直面内を回転自在に支持されている。
前記延出部26cは、ドアレール本体41に沿う方向に2つ並んで形成されている。そして、各延出部26cの先端部には、それぞれ前記水平ローラ29,30が回転自在に装着されている。すなわち、水平ローラ29,30は、ドアレール本体41に沿って2つ並んで配置されている。車体後側に配置される第1水平ローラ29と、車体前側に配置される第2水平ローラ30とは、ともにドアレール本体41の外壁部41cと上内壁部41dの間に配置されている。そして、この第1水平ローラ29と第2水平ローラ30との間に前記戸車27が配置されており、この戸車27はドアレール本体41の外壁部41cと内壁部41d,41eとの間で下面部41b上を転動するようになっている。
ドアレール本体41は、図4に示すように、特定方向に真っ直ぐ延びる形状の直線レール部45と、この直線レール部45の閉じ側端部に繋がる一方でドア閉じ位置まで延びる斜めレール部46とを備えている。
直線レール部45は、車体の側壁12に沿って車体前後方向に水平に延びる姿勢で配設されている。そして、本実施形態では、ドア17が乗降口15から車体後方へ移動して乗降口15を開放する設定となっている。
斜めレール部46は、直線レール部45の閉じ側端部(前端部)から前方すなわちドア閉じ位置へ向かうに従って車体外側へ向かう斜め方向に直線レール部45から湾曲して曲った形状に構成されている。
斜めレール部46には、図4及び図6に示すように、両水平ローラ29,30を挿通可能な大きさの切欠き部50が設けられている。この切欠き部50は、斜めレール部46の閉じ側端部(前端部)から所定の長さに亘って上内壁部41dと上面部41aとに跨るように形成されるものである。この結果、斜めレール部46では、ドア閉じ位置にあるときの両水平ローラ29,30が含まれる範囲で上内壁部41dと内側壁部41eが切除されている。
ドアレール本体41には、上内壁部41dに固着された固定板52が設けられている。この固定板52は、ドアレール本体41の直線レール部45に沿って延びる細長形状の矩形平板からなるものであり、上内壁部41dの上下幅に応じた上下幅を有している。
前記押え部材43は、直線レール部45から斜めレール部46の切欠き部50を含む範囲にまで延びるように配設されている。押え部材43は、切欠き部50に対応する範囲ではドアレール本体41の上内壁部41dとしても機能する。押え部材43は、ドアレール本体41の上内壁部41dに対応した幅を有し、かつ特定方向に延びる細長形状の板状体からなり、その先側部が折り曲げられた形状に構成されている。
押え部材43は、ドアレール本体41の固定板52に取り付けられている。すなわち、押え部材43の基側部には、図略のボルト挿通孔が形成されていて、このボルト挿通孔に挿通されたボルト54を固定板52の締結孔(図示省略)に螺合することにより押え部材43はドアレール本体41に固定されている。そして、押え部材43の基側部は、車体の側壁12と平行に車体前後方向に延びる姿勢で配置されている。押え部材43は、基端部が固定端で且つ先端部が自由端となる片持ち支持の状態となっており、押え部材43は、車幅方向に撓み変形可能となっている。
押え部材43には、ドア閉じ位置にあるドア17が車体外側から押圧されたときに、水平ローラ29,30が斜めレール部46に沿って移動しないように保持する保持部57,58が設けられている。この保持部57,58は前記切欠き部50が形成されたところに配置されている。この保持部57,58は、押え部材43に設けられているので、ドアレール本体41と別体に構成されていることになる。
保持部として、第1水平ローラ29に対応して設けられる第1保持部57と、第2水平ローラ30に対応して設けられる第2保持部58とが設けられている。第1保持部57は、ドア閉じ位置にあるドア17が車体外側から押圧されたときに第1水平ローラ29が斜めレール部46に沿って移動しないように保持するためのものであり、第2保持部58は、ドア閉じ位置にあるドア17が車体外側から押圧されたときに第2水平ローラ30が斜めレール部46に沿って移動しないように保持するためのものである。
第1保持部57は、車体側壁12と平行な押え部材43の基側部から車体外側に向かって折り曲げられてなる第1曲り部43aの先端部(外端部)に連続している。この第1保持部57は、車体側壁と平行な方向に延びる受け面57aを有する。この第1保持部57の車体前後方向位置は、ドア閉じ位置にあるときの第1水平ローラ29を含む範囲に設定されており、また第1保持部57の車幅方向位置は、ドア17が車体外側から押圧されて内側に変位したときに第1水平ローラ29が受け面57aに当接可能な位置に設定されている。
第1曲り部43aの先端部は、上内壁部41dの延長上に位置している。したがって、第1保持部57が本来上内壁部41dが存在する位置よりも車体内側に配置されることになるので、ドア17の開閉移動に際して両水平ローラ29,30は第1保持部57に衝突しないようになっている。
第2保持部58は、第1保持部57の前端部から車体外側に向かって折り曲げられた第2曲り部43bの先端部(外端部)に連続している。つまり、第2保持部58は、第1保持部57よりも車体外側に配置されており、第1保持部57と第2保持部58とは、車幅方向に位置ずれしている。第2保持部58は、車体側壁12と平行な方向に延びる受け面58aを有している。
第2保持部58の車体前後方向位置は、ドア閉じ位置にあるときの第2水平ローラ30を含む範囲に設定されており、また第2保持部58の車幅方向位置は、ドア17が車体外側から押圧されて内側に変位したときに第2水平ローラ30が受け面58a当接可能な位置に設定されている。
第2曲り部43bの先端部は、上内壁部41dの延長上に位置している。したがって、第2保持部58が本来上内壁部41dが存在する位置よりも車体内側に配置されることになるので、ドア17の開閉移動に際して両水平ローラ29,30は第2保持部58に衝突しないようになっている。
図4に示すように、第1水平ローラ29と第1保持部57との間隙幅S1は、第2水平ローラ30と第2保持部58との間隙幅S2よりも広くなるように設定されている。すなわち、ドア17が押圧されて内側に変位したときには、まず先に第2水平ローラ30が第2保持部58に当接する設定となっている。このような設定にすると、第2水平ローラ30が第2保持部58に当接したときに、この当接部を支点として水平ローラ29,30を支持する支持部材26を前方内側に向かって移動させるように回動させることができる。この結果、延設部材32の先端に配置された接点部35をドア閉じスイッチ34が切れない方向に作用させることができ(図2参照)、ドア17が外側から押圧されたことによってドア開放を検知してしまうという誤動作を抑止することができる。
水平ローラ29,30は、ドアレール本体41の外壁部41cに沿って転動するようなドア取り付け状態に設定されている。具体的に説明すると、図1に示すように、上側ドアレール21,22は、ドア17よりも上方で且つ車体内側に配置されている。このため、上側ドアレール21,22を走行する戸車27にかかる吊下荷重の重心が、戸車27よりも下方で且つ車体外側に位置するので、戸車27には車体外側へ傾倒する力が作用する。これにより、支持部材26に支持される水平ローラ29,30は、ドアレール本体41の外壁部41cに沿って転動するようになっている。
一方、前記下側ドアレール23は、図1及び図7に示すように、車体の床面Fに締結される下面部23aと、この下面部23aから上方に延びる内壁部23bと、この内壁部23bから車体外側へ延出される上面部23cと、この上面部23cの外端部から下方へ延びる外壁部23dとを備えている。
下側ドアレール23は、上側ドアレール21,22のドアレール本体41と同様に、直線レール部45と斜めレール部46とを備えている。斜めレール部46は、直線レール部45から上面部23cと外壁部23dと内壁部23bが延出されることで構成されており、斜めレール部46の上面部23cには、大きく開口した開口部60が形成されている。
前記下側ドアハンガー37は、ドア17から車体内側へ延びる水平部37aを備えており、この水平部37aの内端部に水平ローラ62が水平面内を回転自在に支持されている。そして、この水平ローラ62は、下側ドアレール23の内壁部23bと外壁部23dとの間に配置されている。下側ドアレール23の水平ローラ62は、上側ドアレール21,22と異なり、1つ配置されるだけである。
斜めレール部46における内壁部23bには、保持部64が設けられている。この保持部64は、斜めレール部46の内壁部23bを外壁部23dよりも車体前側へ延出して車体内側に折り曲げることにより構成されている。言い換えると、保持部64は、上側ドアレール21,22と異なり、下側ドアレール23に一体的に形成されている。保持部64は、車体側壁12と平行な方向に延びる受け面64aを有している。
本実施形態に係る車両用プラグドア装置10のドア開閉動作時には、駆動手段19の駆動により、第1水平ローラ29及び第2水平ローラ30が上側ドアレール21,22に沿って移動するとともに、水平ローラ62が下側ドアレール23に沿って移動しながらドア17が開閉移動する。このとき、上側ドアレール21,22では、両水平ローラ29,30がドアレール本体41の外壁部41cに沿って転動するので、ドア17の開閉時には、保持部57,58と当接することなくスムーズにドア閉じ位置とドア開き位置との間でドア17の開閉移動が行われる。
そして、ドア17がドア閉じ位置にある場合であってロックされていない場合には、外圧を受けなければ、水平ローラ29,30とその車体内側の保持部57,58との間に間隙が形成されているので、ドア17は外圧を受けると車体内側へ変位可能な状態となっている。このため、ドア17とその外側の車体側壁12との間に例えば乗降客の衣服等が挟まれたときには、ドア17を外側から押せばドア17は僅かに内側に変位するので、車体側壁12との間に間隙が形成されて衣服等を引っ張り出すことが可能となっている。
また、ドア17が外圧を受けて内側に変位したときには、水平ローラ29,30,62がその車体内側の保持部57,58,64の受け面57a,58a,64aに当接する。ここで、保持部57,58,64の受け面57a,58a,64aが車体側壁12と平行な方向に延びる形状に構成されているので、ドア17が車体外側から外圧を受けただけではドア17が斜めレール部46に沿って開き側に動作するのを防止することができる。特に、上側ドアレール21,22では、外圧の大きさによっては押え部材43が車体内側へ撓むこととなるので、この撓み変形によって保持部57,58は、閉じ側(車体前側)に向かうに従って車体内側に向かう逆斜め方向に傾斜することとなり、保持部57,58に当接した水平ローラ29,30が受け面57a,58aに沿って開き側(車体後側)に移動するのが困難となる。この結果、外圧を受けたドア17を一層開き動作し難くすることができる。したがって、ドア閉じ位置にあるドア17を車体内側へ変位するのを可能にしつつ、ドア閉じ位置にあるドア17が外圧を受けたとしても、ドア17が開き動作するのを防止することができる。
また、本実施形態では、保持部57,58をドアレール本体41とは別体の部材によって構成しているので、ドアレール21,22の加工が煩雑化するのを抑制することができる。
また、本実施形態では、保持部57,58を配置するための切欠き部50を利用して水平ローラ29,30をドアレール21,22内に挿入できるので、水平ローラ29,30をドアレール21,22内に挿入していた空間およびそれを塞ぐ固定板52を省略することができ、ドアレール21,22の加工工数が増大するのを抑制でき、しかも組み付け作業を容易化することができる。
また、本実施形態では、上側ドアレール21,22に2つの水平ローラ29,30を配設し、各水平ローラ29,30に対応して保持部57,58を設けるようにしたので、一対の水平ローラ29,30によりドア17をスムーズに上側ドアレール21,22に沿って案内することができる一方、ドア17が外圧を受けた場合に開き動作するのを確実に防止することができる。
また、本実施形態では、第1水平ローラ29と第1保持部57との間隙幅S1を、第2水平ローラ30と第2保持部58との間隙幅S2よりも広くなるように設定したので、ドア閉じ位置にあるドア17が外圧を受けたときに支持部材26を内側に向かうに従ってドア閉じ方向へ移動させることができる。
また、本実施形態では、水平ローラ29,30が外壁部41cに沿って転動するようなドア取り付け状態に設定したので、保持部57,58の影響を受けることなくドア17をスムーズに開閉移動させることができる。
また、本実施形態では、上下のドアレール21,22,23にそれぞれ保持部57,58,64を設けているので、ドア17が外圧を受けたときに開き動作するのをより確実に防止することができる。
なお、上記実施形態では、第1保持部57は、受け面57aが車体側壁と平行になるように設定したが、これに代え、受け面57aが閉じ側(車体前側)に向かうに従って車体内側に向かう逆斜め方向になるように設定してもよい。第2保持部58及び下側ドアレール23の保持部64についても同様である。
また、第1保持部57又は第2保持部58は、押え部材43が撓んでいない状態で僅かに斜め方向に設定し、撓んだ状態で逆斜め方向となるように構成してもよい。
第1水平ローラ29と第1保持部57との間隙幅S1は、第2水平ローラ30と第2保持部58との間隙幅S2よりも狭くしてもよい。この場合には、第1水平ローラ29が第1保持部57に当接したときに、この当接部を支点として支持部材26を前内側に向かって移動させるように回動させることができ、上記実施形態と同様にドア閉じスイッチ34が切れない方向に作用させることができる。
本発明の実施形態に係る車両用プラグドア装置の全体構成を示す側面図である。 前記車両用プラグドア装置に設けられている上側ドアレールを示す上面図である。 前記車両用プラグドア装置に設けられている上側ドアレールを示す側面図である。 戸先側ドアレールを拡大して示す上面図である。 戸先側ドアレールに戸車、水平ローラが収納された状態を示す側面図である。 ドアレール本体の斜視図である。 下側ドアレールの上面図である。
符号の説明
12 側壁
15 乗降口
17 ドア
21 戸先側ドアレール(上側ドアレール)
22 戸尻側ドアレール(下側ドアレール)
23 下側ドアレール
23b 内壁部
23d 外壁部
25 上側ドアハンガー
26 支持部材
29 第1水平ローラ
30 第2水平ローラ
45 直線レール部
46 斜めレール部
41c 外壁部
41d 上内壁部(内壁部の一例)
50 切欠き部
57 第1保持部
57a 受け面
58 第2保持部
58a 受け面
62 水平ローラ
64 保持部
64a 受け面

Claims (10)

  1. 車体側壁に設けられた乗降口を開閉するドアのドアレールがこの乗降口の上下に設けられており、このドアレールは車体側壁に沿って延びる直線レール部と、この直線レール部の閉じ側端部に繋がり且つ直線レール部からドア閉じ位置へ向かうに従って車体外側へ向かう斜めレール部とを備え、前記ドアに垂直軸回りに回転自在に支持された水平ローラが前記ドアレールの外壁部と内壁部との間に設けられている車両用プラグドア装置において、
    前記ドアレールには、前記斜めレール部内の前記内壁部に切欠き部を形成する一方、前記ドアが車体外側から押圧されて変位したときには前記ドア閉じ位置において前記斜めレール部に沿って前記ドアが移動しないように前記水平ローラを保持する保持部が前記切欠き部が形成されたところに設けられていることを特徴とする車両用プラグドア装置。
  2. 前記保持部は、前記ドアの変位によって前記水平ローラが当接する受け面を有し、
    前記受け面は、前記車体側壁と平行な方向に延びるか、または前記ドア閉じ位置に向かうに従って車体内側に向かう方向に延びていることを特徴とする請求項1に記載の車両用プラグドア装置。
  3. 前記ドアレールは、前記外壁部を有するドアレール本体と、このドアレール本体とは別体の押え部材とによって構成され、
    前記押え部材に前記保持部が設けられて、前記閉じ位置にあるときの水平ローラが前記ドアレール本体の外壁部と前記保持部との間に配置されていることを特徴とする請求項2に記載の車両用プラグドア装置。
  4. 前記押え部材は、撓み変形可能な板状体によって構成され、
    前記保持部は、前記水平ローラによる押圧力を受けたときに前記受け面が前記ドア閉じ位置に向かうに従って車体内側に向かう方向に延びるように変形することを特徴とする請求項3に記載の車両用プラグドア装置。
  5. 前記切欠き部は、前記押え部材が取り外された状態のときに前記水平ローラを挿入可能な大きさに構成されていることを特徴とする請求項3又は4に記載の車両用プラグドア装置。
  6. 前記保持部は、前記斜めレール部の内壁部のうち前記ドア閉じ位置側の端部を車体内側に折り曲げた形状に構成されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の車両用プラグドア装置。
  7. 前記水平ローラは、前記ドアレールに沿って2つ並んで設けられ、
    前記保持部として、一方の水平ローラに対応した第1保持部と、他方の水平ローラに対応した第2保持部とが設けられていることを特徴とする請求項1から6の何れか1項に記載の車両用プラグドア装置。
  8. 前記両水平ローラは、ドアハンガーに水平面内を回動可能に設けられた支持部材にそれぞれ回転自在に支持されており、
    前記一方の水平ローラと前記第1保持部との間隔幅と、前記他方の水平ローラと前記第2保持部との間隔幅とが、異なる幅に設定されていることを特徴とする請求項7に記載の車両用プラグドア装置。
  9. 前記水平ローラが前記ドアレールの外壁部に沿って転動するようなドア取り付け状態に設定されていることを特徴とする請求項1から8の何れか1項に記載の車両用プラグドア装置。
  10. 前記水平ローラと前記保持部との間は、前記ドア閉じ位置において車体外側から押圧されていないときには、間隙が形成されていることを特徴とする請求項1から9の何れか1項に記載の車両用プラグドア装置。
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