JP2005218523A - 靴 - Google Patents

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Abstract

【課題】 水陸両用で使用でき、かつ、たとえ靴の内部が濡れても容易に乾かすことのできる靴を提供する。
【解決手段】 靴10は、靴底11の少なくとも一部がワイヤメッシュ構造である。
【選択図】 図1

Description

この発明は靴に関し、特に、内部が濡れても容易に乾きうる靴に関する。
従来の、靴底に通気部を設けた靴がたとえば下記特許文献1に開示されている。
特許文献1に開示された靴においては、合成樹脂を焼結し連続気孔を施したシート、または合成樹脂製の不織布に合成樹脂を含浸させたシートを靴底内に使用して外からの水や小石、汚れを通さず、靴内部の湿気や熱を放出する。
特開2000−166606号公報(段落番号0022)
従来の、通気部を設けた靴は上記のように構成されていた。外からの水や小石、汚れを通さないため、内部は濡れにくいかもしれないが、靴の内部に入った水の排除は困難であるという問題があった。
この発明は、上記のような課題に着目してなされたもので、水陸両用で使用でき、かつ、たとえ靴の内部が濡れても容易に乾かすことのできる靴を提供することを目的とする。
この発明にかかる靴は、靴底の少なくとも一部がメッシュ構造である。
靴底の少なくとも一部がメッシュ構造であるため、メッシュを介して水が自由に靴の内部と外部とを移動できる。したがって、水陸両用で使用でき、かつ、たとえ靴の内部が濡れても容易に乾かすことのできる靴を提供できる。
メッシュは金属、または強化プラスティックで構成されているのが好ましい。
また、靴には足の甲を覆う部分が設けられているのが好ましい。
さらに好ましくは、靴底の上には所定の厚さを有する立体構造を有するメッシュ層が設けられる。靴底の上に立体構造を有するメッシュ層が設けられるため、靴を水から出せば、水はメッシュ層に保持されるため、足本体は乾いた状態に保持できる。
さらに好ましくは、メッシュ層の上には中央が凸状に膨らんで湾曲している中敷きが載置される。中央が凸状に湾曲している中敷きは、靴を地面につけると凸部が足の裏によって押されて扁平状態にされ、靴を上げると元の凸部が回復する。凸状が形成された状態で水分を裏面の凹部に集め、扁平状態に押すことによって水を靴底のワイヤメッシュから外部へ放出する。すなわち、足を地面につけて歩くことによって、中敷きがポンプになり、靴の内部に存在する水を外部へ排出できる。
図1は、この発明の一実施形態にかかる、靴を幼児用の靴で具体化した場合の斜視図である。図1を参照して、幼児用靴10は、幼児の足の下に位置する靴底部11と、幼児の足の甲を覆う甲皮部12と、甲皮部12に連続し、幼児の足の甲の上部を覆う舌片部13と、甲皮部12に連続して、幼児の足の両側面を覆う側皮部14とを備える。
幼児用靴10は、側皮部14の上の一方端部から舌片部13に形成された空間を通って他方側の側皮部に延びる接続バンド17を備える。接続バンド17は側皮部14の上の一方端部に固定され、他方端部は、平面ファスナー18によって他方側の側皮部14に固定される。従って、他方側の側皮部の面ファスナー18を開くことによって、幼児の足を容易に靴10の内部へ挿入することができる。
なお、図1に示すように、靴10の甲皮部12、側皮部14ともにナイロン製のメッシュ状の布で構成されている。
次に靴10の内部について説明する。図2は、図1に示した幼児用靴10の靴底部11と、その上に設けられるメッシュ層15とを靴10の上から見た図であり、図3は靴底11をその裏面から見た図である。図2および図3を参照して、靴底部11の幼児の足の指が載置される位置、土踏まずの位置、土踏まずの下部および土踏まずの反対側の位置にワイヤメッシュで構成された通気部が設けられる。ここで、足の指のうち、親指以外の指が載置される位置21a〜21cおよび土踏まず24a〜24cの部分には比較的大きなワイヤメッシュが設けられ、足の親指の位置22や靴の先端部23、土踏まずの下部25および土踏まずの反対側の位置26には複数の小さなワイヤメッシュ21〜26が設けられる。また、足の指の載置される位置の少し下方に貫通穴27が設けられている。なお、メッシュのサイズは、小石や小さな異物が侵入しないような寸法に選ばれている。
また、図3を参照して、ワイヤメッシュ21〜26は、靴底11において、外部に直接接触しないよう、周りを凸部で囲まれた凹部に設けられている(図3において、メッシュを囲う線は凹部を表している)。
このように、靴底11の全面にわたって分散してワイヤメッシュが設けられているため、外部から水が靴10の内部に入っても、容易に排水される。また、金属のメッシュであるため、岩や石その他の危険な異物が外部から侵入することもない。
なお、ここでメッシュは金属メッシュであると説明したが、強化プラスティック等の所定の強度を有する材料を使用できる。
次にメッシュ層15について説明する。メッシュ層15は、立体構造を有するナイロン製で、所定の厚さを有し、通気性とクッション性を備えている。メッシュ層15が靴底11の上に設けられているため、幼児が靴を履いて水の中に入っても、その後乾いた空間へ移動すれば、水はメッシュ層15の所定の厚みを有する空間に入り、靴底11に設けられたワイヤメッシュ21、22等から排出される。したがって、乾いた空間においては、幼児の足の裏はナイロンのメッシュ層15の表面に接して、靴底11の水に接触しない。したがって、幼児は不快感を感ずることなく水中と陸上とを交互に歩くことができる。
次に靴10の中敷きについて説明する。図4は靴10の内部に載置される中敷き30を示す図であり、(A)は表側(幼児の足が載置される側)を示し、(B)は裏側(メッシュ層15に面する側)を示し(C)は図4(A)におけるC−Cで示す部分の断面図である。中敷きは、ナイロンのような撥水性と復元力を有する材料で形成されるのが好ましい。
図4(B)を参照して、中敷き30の裏面には、その周辺部を囲うように設けられた溝32および横方向平行な複数の溝33が設けられ、その溝に沿って複数の小さい貫通穴31が設けられている。
図4(C)に示すように、中敷き30は中央に凸状に膨らんで湾曲しており、幼児が足を中敷き30の上に置くと凸状部は幼児の足によって押されて扁平となる。一方、幼児が足を上げると、幼児の体重が中敷き30にかからないため、中敷きの復元力によって元の凸状に戻る。すなわち、この中敷き30は、幼児がこれを靴10の内部に載置した状態で歩くと、凸状と扁平形状を繰り返し、それによって、ポンプの作用を行い、メッシュ層15のメッシュ空間に水が滞留していても、これを中敷き30の凸状の裏面の凹部に集め、このポンプ作用で靴内部の水はワイヤメッシュ21−26を介して外部へ排出される。
また、中敷き30の表面には、幼児の足の親指と親指に隣接する指との間に小さく隆起して延びている縦隆起部と、親指の付け根の下および隣接する指の付け根の下にまで延びている横隆起部とからなる逆T字形状の隆起部34を備えている。
なお、中敷き30には、幼児の足の土踏まずに当たる土踏まず用隆起部を有してもよい。そうすれば、この隆起部により土踏まずの形成が促進される。
以上のように、この実施の形態によれば、幼児は好きな水たまりへ安心して入って水遊びができるとともに、そのように楽しく遊びながら、正しい歩行が身に付くという効果が得られる。
なお、上記実施の形態では、幼児の靴の左足用についてのみ説明したが、右足用も同様である。
また、上記実施の形態では、靴底の一部にのみメッシュを設けた例について説明したが、これに限らず、全面をメッシュとしてもよい。
上記実施の形態においては、足の甲を覆う通常の靴について説明したが、これに限らず、スリッパの形状であってもよい。
また、上記実施の形態では、幼児の靴についてのみ説明したが、これに限らず、一般の大人の靴についても適用できるのはいうまでもない。
以上、図面を参照してこの発明の実施形態を説明したが、この発明は、図示した実施形態のものに限定されない。図示された実施形態に対して、この発明と同一の範囲内において、あるいは均等の範囲内において、種々の修正や変形を加えることが可能である。
この発明にかかる、靴は、靴底の一部にワイヤメッシュを設けたため、靴の内部へ水が入っても容易に排水されるため、水陸両用の靴として有利に利用される。
この発明の一実施の形態にかかる靴を示す斜視図である。 靴底の構成を示す図である。 靴底を外部から見た図である。 中敷きを示す図である。
符号の説明
10 幼児用靴、11靴底、12 甲皮部、13 舌片部、14 側皮部、15 メッシュ層、17 接続バンド、21−26 ワイヤメッシュ。

Claims (5)

  1. 靴底の少なくとも一部をメッシュ構造とした、靴。
  2. 前記メッシュは金属で構成されている、請求項1に記載の靴。
  3. 前記靴は、足の甲を覆う部分を含む、請求項1または2に記載の靴。
  4. 前記靴底の上には所定の厚さを有し、立体構造を有するメッシュ層が設けられる、請求項1から3のいずれかに記載の靴。
  5. 前記メッシュ層の上には、中央に凸状に膨らんで湾曲している中敷きが載置される、請求項1から4のいずれかに記載の靴。
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