JP3218094U - 靴 - Google Patents

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秀典 平澤
秀典 平澤
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株式会社ボニージャパン
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Abstract

【課題】使用者の転倒を防止すると供に、ストラップの破損を防止する靴を提供する。
【解決手段】靴1は、内側部と外側部に接続孔8を有するアッパー2と、アッパー2と連結された靴底と、一方の端部が内側部の接続孔8と接続され、他方の端部が外側部の接続孔8と接続され、アッパー2の甲部から靴底の踵部3Cまで回動可能なストラップ5とを備える。そして、この靴1は、アッパー2の内側部の一方の端部よりも下方には、靴幅方向Zに張り出した内側出っ張り部13が形成され、この内側出っ張り部13の靴幅方向Zの幅Wが一方の端部の厚みと同じ又は一方の端部の厚みよりも大きい構成をとる。
【選択図】図3

Description

本考案は、ストラップが取り付けられた靴に関し、歩いたり、走ったりする動作中に使用者が点等しにくいと供に、ストラップがはずれにくい靴に関するものである。
従来から、アッパーによって、足の甲部のみが覆われ、踵部が覆われていない靴が知られている(例えば、特許文献1)。特許文献1の靴は、靴底と、この靴底に連結され、足の甲部を覆うアッパーと、両端部がアッパーの左右に取り付けられ、アッパーの甲部から靴底の踵部にかけて自在に回動できるストラップとを備えている。この靴では、靴底に踵部まで回動させストラップによって、足の踵部が支持される。そのため、足の踵部が靴底よりも外側(後方)にずれることを防ぐことができる。なお、この靴では、アッパーの内側部及び外側部からストラップの端部が出っ張るように取り付けられている。
また、靴前方と後方の内側部及び外側部にストラップ取り付け部品が設けられた靴底と、このストラップ取り付け部品に通されたストラップとを備えるサンダル靴が知られている(例えば、特許文献2)。特許文献2のサンダル靴は、アッパーが設けられておらず、前方のストラップによって足の甲部を靴底に固定し、後方のストラップによって足の踵部を靴底に固定して、使用される。
米国特許第6993858号明細書 登録実用新案第3127130号公報
靴は、歩いたり、走ったりする動作中に、内側部同士が接触することがある。
そうすると、特許文献1に記載の靴は、アッパーの内側部からストラップの端部が出っ張るように取り付けられているため、片側のストラップの端部が、もう一方の端部にひっかかり、使用者が転倒してしまうおそれがある。また、ストラップの端部同士が繰り返し接触すると、ストラップが破損したり、外れたりするおそれがある。
特許文献2に記載のサンダル靴も内側部側にストラップ取り付け部品が出っ張っているため、ストラップ取り付け部品が破損するおそれがある。
そこで、本考案は、使用者の転倒を防止すると供に、ストラップの破損を防止できる靴を提供することを目的とする。
本考案に係る靴は、内側部と外側部に接続部を有するアッパーと、アッパーと連結された靴底と、一方の端部が内側部の接続部と接続され、他方の端部が外側部の接続部と接続され、アッパーの甲部から靴底の踵部まで回動可能なストラップとを備え、アッパーの内側部の一方の端部よりも下方には、靴幅方向に張り出した出っ張り部が形成され、出っ張り部の靴幅方向の幅が、一方の端部の厚みと同じ又は一方の端部の厚みよりも大きいことを特徴とする。
本考案に係る靴は、出っ張り部の側部は、下方に向けて、靴幅方向の幅が小さくなるように、湾曲して形成されていることを特徴とする。
本考案に係る靴は、アッパーの内側部の一方の端部よりも下方には、靴幅方向に張り出した出っ張り部が形成され、出っ張り部の靴幅方向の幅が、一方の端部の厚みと同じ又は一方の端部の厚みよりも大きく設計されているため、使用者の動作中に内側部のストラップの端部同士が接触することを回避できる。したがって、ストラップの端部同士が引っかからず、使用者が転倒することを防止することができる。さらに、ストラップの端部同士が接触しないため、ストラップの端部が破損することを防止できる。
本考案に係る靴は、出っ張り部の側部が下方に向けて、靴幅方向の幅が小さくなるように、湾曲して形成されている。出っ張り部が湾曲状に形成されていると、出っ張り部にもう一方の靴の出っ張り部が引っかかりにくくなり、使用者は円滑に動作することができる。
本考案に係る靴(左足用)の左側面図である。 本考案に係る靴(左足用)の右側面図である。 本考案に係る靴(左足用)の上面図である。 本考案に係る靴(左足用)の靴底の上面図である。 本考案に係る靴(左足用)の底面図である。
本実施形態に係る靴を、図1から図5を参照し、説明する。
本実施形態に係る靴は、左足用と右足用を合わせて使用される。左足用の靴と右足用の靴は、左右対象の構造を有している。そのため、本実施形態では、左足用の靴を例に説明し、右足用の靴の説明は省略する。
本実施形態に係る靴1は、図1及び図2に示したように、足の甲部からつま先部を覆うアッパー2と、アッパー2の下側に連結された靴底3と、円形状のリベット4によって、両端がアッパー2に連結されたストラップ5とを備えている。
この靴1は、例えば、幼稚園、小学校、中学校用の外履きや上履きとして、使用される。
なお、図面上、靴1の足長方向を前後方向X、靴1の高さ方向を上下方向Y、靴1の足幅方向を左右方向Zとする。
[アッパー2]
アッパー2は、足の上側を覆うものであり、樹脂製である。
このアッパー2は、靴底3と連結される垂直部2Aと、前足部(足囲からつま先までの部分)を覆う水平部2Bと、中足部の甲部を覆う傾斜部2C(甲部)と、中足部の側部の一部を覆う側部2Dとを有している。垂直部2Aは、アッパー2の前方、かつアッパー2と靴底3との境界部分である。側部2Dは、傾斜部2Cから後方にかけて傾斜して形成されている。そのため、靴1を履いた際、内くるぶしや外くるぶしを含む後足部が露出される。
垂直部2Aには、アッパー2の外側と内側とを貫通する半円状の貫通孔6が複数形成されている。具体的には、左右方向Zの左側に4つの貫通孔6A〜6D、前方に1つの貫通孔6E、左右方向Zの右側に3つの貫通孔6F〜6Hがそれぞれ形成されている。
水平部2B及び傾斜部2Cには、図3に示すように、アッパー2の外側と内側とを貫通する通気孔7が形成されている。この通気孔7は、楕円状であり、左右両側に2つずつ形成されている。左側に形成された通気孔7は長径方向が左後方向となるように形成されており、右側に形成された通気孔7は長径方向が右後方向となるように形成されている。
側部2Dの左右両側には、リベット4が挿入される円形状の接続孔8が形成されている(図2)。この接続孔8は、靴1において、接続部として機能する。
側部2Dの左右方向Zの右側(内側部)の接続孔8よりも下方に、内側出っ張り部13が形成されている。この出っ張り部13の靴幅方向の幅Wは、ストラップ5の端部の厚みと同じ、あるいは端部の厚みよりも大きく設計されている。また、側部2Dの左右方向Zの左側(外側部)の接続孔8よりも下方に、外側出っ張り部14が形成されている。
[靴底3]
靴底3は、足の下面を支持するものであり、樹脂製であり、アッパー2と同じ素材で構成されている。
この靴底3のおもて面3Aには、図4に示すように、複数の溝10(10Aから10C)が形成されている。この溝(溝部)10は、少なくとも貫通孔6を始端又は終端としている。
具体的には、溝10Aは、貫通孔6Aを始端、貫通孔6Hを終端として、形成されている。さらに、溝10Bは、貫通孔6Bを始端、垂直部2Aを終端、溝10Cは、貫通孔6Cを始端、貫通孔Gを終端として、それぞれ形成されている。溝10Aから溝10Cは、直線状に形成されている。また、前後方向Xに向けて、複数の溝13が形成され、踵部3Cには円環状の溝が形成されている。
また、靴底3のおもて面3Aには、滑り止めとしての円状の突起14が形成されている。さらに、前後方向Xに向けて、複数の溝15が形成され、踵部3Cには円環状の溝が形成され、靴底3のおもて面3Aには、滑り止めとしての円状の突起16が所定箇所に形成されている。
一方、靴底3のうら面3Bには、図5に示すように、靴底溝11が複数形成されている。一部の靴底溝11は、うら面3Bから靴底3の側面まで形成されている。これらの一部の底溝11は、アッパー2に向けて溝の幅が小さくなるように設計されている(図1及び図2)。
[ストラップ5]
ストラップ5は、樹脂製であり、アッパー2や靴底3と同じ素材で構成されている。スタラップ5の長さは、靴1のサイズによって、適宜決定され、ストラップ5の厚みは約3mmから6mmに設計されている。
ストラップ5は、バンド状であり、両側に円形の端部5A,5Bを有している。そして、これらの端部5A,5Bには、リベット4が挿入される円形状のリベット挿入孔12が形成されている(図1及び図2)。このストラップ5は、アッパー2に回動可能に取り付けられる。具体的には、ストラップ5は、湾曲させ、リベット挿入孔12とアッパー2の接続孔8とを重ね合わせ、重ね合わされた孔にリベット4が挿入され、アッパー2の側部2Dの左側及び右側に取り付けられる。
ストラップ5は、アッパー2の傾斜部2C(甲部)の上端から靴底3の後端の踵部3Cまで自在に回動できる。ストラップ5を踵部3Cまで回動させた状態で使用した場合、ストラップ5は使用者の踵部を支持するため、使用者の足は、靴1から抜け出しづらくなる。一方、ストラップ5を傾斜部2Cの上端まで回動させた場合、靴1は、サンダル仕様として使用できる。
次に、本実施形態に係る靴1の作用効果について、説明する。
本実施形態に係る靴1は、側部2Dの左右方向Zの右側(内側部)の接続孔8よりも下方に、内側出っ張り部13が形成され、この内側出っ張り部13の靴幅方向の幅Wは、ストラップ5の端部5Aの厚みと同じ、あるいは端部5Aの厚みよりも大きく設計されている。そうすると、ストラップ5の端部5Aにもう一方の靴が接触せずに、使用者は歩いたり、走ったりすることができる。
したがって、使用者が歩いたり、走ったりしているときに、転倒することが防止されると供に、端部5Aが破損することが防止される。
さらに、本実施形態に係る靴1は、内側出っ張り部13の側部が下方に向けて、靴幅方向の幅Wが小さくなるように、湾曲して形成されている。このように、内側出っ張り部13の側部が湾曲状に形成されていると、内側出っ張り部13にもう一方の靴の出っ張り部が引っかかりにくくなる。そのため、靴1の使用者は円滑に動作することができる。
本実施形態に係る靴1では、靴底3のおもて面3Aの前方に複数の溝10が形成され、この溝10は線状に形成されている。そのため、溝10は、滑り止めとしての役割を担う。そうすると、これらの溝10によって、歩いたり、走ったりしているときに、使用者の足に力が加わった場合や外力が加わった場合でも、足が滑り、足の位置がずれることを防止できる。
また、溝10は、貫通孔6とそれぞれ繋がっているため、靴1の内部に水が侵入した場合、水が溝10を流れ、貫通孔6から靴1の外部に排出される。そのため、靴1の内部に水が溜まることが防止され、使用者に違和感を生じさせることを回避できる共に、靴1の内部の衛生状態が悪くなることを防止できる。水が浸入していない場合、溝10及び貫通孔6を介して、靴1の内部に空気が流入又は流出される。そのため、足うらの通気性を確保でき、靴1の内部の衛生状態が悪くなることを防止できる。
本実施形態に係る靴1のアッパー2には、複数の通気孔7が形成されており、この通気孔7を介して、靴1の外部の空気が内部に流入したり、内部の空気が外部に流出したりする。そのため、靴1の内部の通気性を確保でき、靴1の内部の衛生状態が悪くなることを防止できる。
以上、本実施形態について説明したが、これ以外にも、本考案の主旨を逸脱しない限り、上記実施の形態で挙げた構成を取捨選択したり、他の構成に適宜変更することが可能である。
1 靴
2 アッパー
2A 垂直部
2B 水平部
2C 傾斜部
2D 側部
3 靴底
3A おもて面
3B うら面
3C 踵部
4 リベット
5 ストラップ
5A,5B 端部
6 貫通孔
6A〜6H 貫通孔
7 通気孔
8 接続孔(接続部)
10 溝(溝部)
10A〜10C 溝(溝部)
11 靴底溝
12 リベット挿入孔
13 内側出っ張り部
14 外側出っ張り部
15 溝
16 突起
W 幅
X 前後方向(足長方向)
Y 上下方向(高さ方向)
Z 左右方向(靴幅方向)

Claims (2)

  1. 内側部と外側部に接続部を有するアッパーと、前記アッパーと連結された靴底と、一方の端部が前記内側部の接続部と接続され、他方の端部が前記外側部の接続部と接続され、前記アッパーの甲部から前記靴底の踵部まで回動可能なストラップと、を備える靴であって、
    前記アッパーの内側部の前記一方の端部よりも下方には、靴幅方向に張り出した出っ張り部が形成され、
    前記出っ張り部の前記靴幅方向の幅が、前記一方の端部の厚みと同じ又は前記一方の端部の厚みよりも大きい、
    ことを特徴とする靴。
  2. 前記出っ張り部の側部は、下方に向けて、前記靴幅方向の幅が小さくなるように湾曲して形成されている、
    ことを特徴とする請求項1に記載の靴。
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