JP2016096943A - 作業靴 - Google Patents

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Abstract

【課題】靴を脱がなくても靴内部に溜まった液体を短時間で排出可能とする一方で、異物の侵入による弊害を極力抑えることができる作業靴を提供する。
【解決手段】作業靴は、足が挿入され得る靴本体10と、靴本体10の外底面に設けられる靴底材20と、靴本体10内において靴底材20の上面20aに敷かれる中敷き30とを備える。靴底材20は、上面20aから底面20bまで貫通する排出孔25a等を有する。靴底材20及び中敷き30の間には、中敷き30の足長方向に対して直交する方向に延びると共に相互に所定間隔で形成された複数の凸部33によって排水用の空間(凹部34)が形成されている。作業靴内に溜まった水は、靴底材20及び中敷き30の間に形成された排水用の空間を通じて排出孔25a等まで流れ、排出孔25a等から外部に排出される。
【選択図】 図7

Description

この発明は河川など足元が水中にある状態で使用する作業靴に関するものである。
従来、河川など足元が水中にある状態で作業するときに使用する靴として、靴内部に水が入らないように長靴が用いられることが多い。
しかしながら、従来の長靴では、長靴の高さ以上の水深で作業した場合、水が靴内部に入り込んでしまう。このため、水中での作業の後、陸上で作業するような場合、靴内部に溜まった水を排出するためには、その都度、靴を脱ぐ必要がある。
そこで、靴を脱がなくても靴内部に溜まった水を排出できるようにするために、靴の底面などに水抜き穴を設けた靴が提案されている(特許文献1〜3)。
実開平6−24506号公報 特開2000−287704号公報 特開2006−158521号公報
特許文献1は、靴の中底に水抜き穴を設け、フェルト、スポンジなどからなる外底を設けることで、排水機能を持たせる一方で、外からの砂などの侵入を防ぐものである。
しかしながら、この構造では、中底を通過した水はフェルト、スポンジなどからなる外底を通過して排出されるため、排水に時間がかかる。
又、特許文献2は、靴底の土踏まず部に水抜き穴を設け、靴内部の水を排出しようとするものである。
しかしながら、この構造では、水抜き穴が比較的大きいため、プール等の水以外のものがない環境では問題ないが、河川など石、砂等が存在する環境では靴内部に異物が混入し、作業の弊害となる虞がある。
更に、特許文献3は、靴の踵部及び爪先部の周壁部に水抜き穴を設けて、靴を壁に立てかけて乾燥する時において、上記水抜き穴から靴内部に留まった水を排出しようとするものである。
しかしながら、この構造では、靴を壁に立てかけて乾燥することを前提としており、大量の水を排出することができない。このため、河川での作業等において大量の水が靴内部に浸入した場合は、排水に時間がかかる虞がある。
以上のように、従来、排水時間や、異物混入の点で課題が生じていた。
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたもので、靴を脱がなくても靴内部に溜まった液体を短時間で排出可能とする一方で、異物の侵入による弊害を極力抑えることができる作業靴を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するために、請求項1記載の発明は、足が挿入され得る靴本体と、靴本体の外底面に設けられ、上面から外方面まで貫通する排出孔を有する靴底材と、靴本体内において靴底材の上面に敷かれる中敷きとを備え、靴底材及び中敷きの間に排水用の空間が形成されているものである。
このように構成すると、足元が液中にある状態で作業した後、陸上に上がった場合等において、靴内部に溜まった液体が排出されるときに、液体が、靴底材及び中敷きの間に形成された排水用の空間を通じて排出孔まで流れ、排出孔から排出される。又、排出孔を介して外部から異物が侵入した場合でも、中敷きがあるため、異物が直接足に触れるのを極力回避できるようになる。
請求項2記載の発明は、請求項1記載の発明の構成において、空間は、中敷きの底面に設けられた突起部により形成されているものである。
このように構成すると、中敷きの底面に設けられた突起部の周りに空間を形成することができる。
請求項3記載の発明は、請求項2記載の発明の構成において、靴本体、靴底材及び中敷きの少なくともいずれか1つの表面は防水性を有するものである。
このように構成すると、水中で作業した場合でも、作業靴の少なくとも一部分が水を吸収しない。
請求項4記載の発明は、請求項2又は3記載の発明の構成において、排出孔は、靴底材の厚さ方向の断面視において上面から外方面にかけて先細りの形状を有するものである。
このように構成すると、外部から、石、砂等の異物が侵入しにくくなる。
請求項5記載の発明は、請求項2又は3記載の発明の構成において、排出孔は、靴底材の上面から底面まで略直線状に貫通し、靴底材の厚さ方向の断面視において靴底材の底面に対して傾斜した形状を有するものである。
このように構成すると、傾斜方向以外の方向から鋭利な突起物を踏んだ場合でも、突起物が靴底材で止まる可能性が高くなる。
請求項6記載の発明は、請求項2又は3記載の発明の構成において、排出孔は、靴底材の底面側の第1開口と、靴底材の上面側の第2開口とを略一定断面積で連通するように構成され、第1開口側から目視したとき、第2開口の少なくとも一部が視認できないような形状を有するものである。
このように構成すると、鋭利な突起物を踏んだ場合でも、突起物が第1開口から第2開口までの間で止まる可能性が更に高まる。
請求項7記載の発明は、請求項1から6のいずれかに記載の発明の構成において、中敷きは、周縁に切欠きを有しており、中敷きの切欠きを除く外郭形状は、靴本体の内側の形状に沿ったものである。
このように構成すると、作業靴への中敷きの納まりがよくなると共に、中敷きの装着感を損なわずに、靴底材側への液体の流路も確保できる。
請求項8記載の発明は、請求項2から6いずれかに記載の発明の構成において、突起部は、中敷きの足長方向に対して直交する方向に延びると共に相互に所定間隔で形成された複数の凸部を有するものである。
このように構成すると、中敷きの強度が向上する一方で、歩行動作に合わせて中敷きが屈曲しやすくなる。
請求項9記載の発明は、請求項8記載の発明の構成において、中敷きは、周縁であって、隣り合う2つの凸部の間の位置に切欠きを有しており、中敷きの切欠きを除く外郭形状は、靴本体の内側の形状に沿ったものである。
このように構成すると、作業靴への中敷きの納まりがよくなると共に、中敷きの装着感を損なわずに、靴底材側への液体の流路も確保できる。
請求項10記載の発明は、請求項8又は9記載の発明の構成において、中敷きでは、靴底材の排出孔が設けられる位置に対応する位置において、凸部が排出孔を防がないように切欠かれているものである。
このように構成すると、凸部が排水孔を塞ぐことを防ぐことができる。
請求項11記載の発明は、請求項8から10のいずれかに記載の発明の構成において、凸部は、凸部の各々の間のスペースを足長方向に連通する連通溝を有するものである。
このように構成すると、凸部の存在にかかわらず、足長方向に液体を移動させることができる。
以上説明したように、請求項1記載の発明は、液体が、靴底材及び中敷きの間に形成された排水用の空間を通じて排出孔まで流れ、排出孔から排出されるため、作業靴を脱がなくても靴内部に溜まった液体を速やかに排出することが可能となる。又、中敷きにより異物が直接足に触れるのを極力回避できるため、異物の侵入による弊害を極力抑えることができる。
請求項2記載の発明は、請求項1記載の発明の効果に加えて、中敷きの底面に設けられた突起部の周りに空間を形成することができるため、中敷きの底面に設けられた突起部の周りにおける空間の設定が容易となる。
請求項3記載の発明は、請求項2記載の発明の効果に加えて、水中で作業した場合でも、作業靴の少なくとも一部分が水を吸収しないため、陸上に上がり浮力が無くなったときに靴が不当に重くなることを防止することができる。
請求項4記載の発明は、請求項2又は3記載の効果に加えて、外部からの異物の侵入を抑えることができるため、安全性が向上するとともに、異物により履き心地が損なわれることを抑制することができる。
請求項5記載の発明は、請求項2又は3記載の効果に加えて、傾斜方向以外の方向から鋭利な突起物を踏んだ場合でも、突起物が靴底材で止まる可能性が高くなるため、踏み抜きに対する安全性が向上する。
請求項6記載の発明は、請求項2又は3記載の効果に加えて、鋭利な突起物を踏んだ場合でも、突起物が靴底材で止まる可能性が高くなるため、踏み抜きに対する安全性が更に向上する。
請求項7記載の発明は、請求項1から6のいずれかに記載の効果に加えて、作業靴への中敷きの納まりがよくなると共に、中敷きの装着感を損なわずに、靴底材側への液体の流路も確保できるため、歩きやすさが向上すると共に、液体の排出性能も維持できる。
請求項8記載の発明は、請求項2から6いずれかに記載の効果に加えて、中敷きの強度が向上する一方で、歩行動作に合わせて中敷きが屈曲しやすくなるため、作業靴を履いての歩行しやすさを損なわずに中敷きの強度を向上させることができる。
請求項9記載の発明は、請求項8記載の発明の効果に加えて、作業靴への中敷きの納まりがよくなると共に、中敷きの装着感を損なわずに、靴底材側への液体の流路も確保できるため、歩きやすさが向上すると共に、液体の排出性能も維持できる。
請求項10記載の発明は、請求項8又は9記載の効果に加えて、凸部が排水孔を塞ぐことを防ぐことができるため、排水性の低下を防ぐことができる。
請求項11記載の発明は、請求項8から10のいずれかに記載の効果に加えて、凸部の存在にかかわらず、足長方向に液体を移動させることができるため、排水性能を向上させることができる。
この発明の第1の実施の形態による作業靴の外観を示す斜視図である。 図1に示したII−IIラインの概略端面図である。 図1に示した作業靴の底面の外観を示す底面図である。 図2に示した中敷きの上面の外観を示す平面図である。 図2に示した中敷きの底面の外観を示す底面図である。 図5に示した中敷きのVI−VIラインの模式的な拡大断面図である。 図1に示したVII−VIIラインの模式的断面図である。 図2に示した“X”部分の拡大図である。 この発明の第2の実施の形態による作業靴の構造を示す概略部分断面図であって、図2の“Y”部分に対応するものである。 この発明の第3の実施の形態による中敷きの構造を示す底面図である。 この発明の第4の実施の形態による中敷きの構造を示す底面図である。 この発明の第5の実施の形態による中敷きの構造を示す底面図である。 図7に示した排出孔の好ましい変形例を示す模式図である。
図1は、この発明の第1の実施の形態による作業靴の外観を示す斜視図であり、図2は、図1に示したII−IIラインの概略端面図であり、図3は、図1に示した作業靴の底面の外観を示す底面図である。
まず、図1を参照して、作業靴1は、足が挿入され得る靴本体10と、靴本体10の外底面に設けられる靴底材20とから構成されている。尚、以下の説明では、靴本体10として、右足用のものを例示しているが、左足用のものについては靴本体10と左右対称に構成することができる。
靴本体10は、胴筒部11と、甲部12と、踵部13とから構成されている。又、靴本体10及び靴底材20はゴム部材(例えば、天然ゴム(NR)、スチレンブタジエンゴム(SBR)、クロロプレンゴム(CR)等)により構成されており、靴本体10及び靴底材20の外側表面及び内側表面は防水性を有する。
次に、図2を参照して、靴底材20は、本底部21及び中底部22から構成されており、靴底材20すなわち本底部21及び中底部22を、直線状に、且つ、底面20bに対して垂直に貫き、靴底材20の上面20aから底面20bまで貫通する排出孔25を有する。
又、靴本体10内において靴底材20の上面20aに中敷き30が敷かれている。尚、中敷き30の具体的な構造については後述する。
次に、図3を参照して、靴底材20の排出孔25の位置についてより詳細に説明する。本底部21の前足部41の中央部42には、突起部27が所定の間隔で設けられている。又、親指サイド部43には、陸部44a及び溝部44bからなるトレッド部44が形成されており、小指サイド部45には、陸部46a及び溝部46bからなるトレッド部46が形成されている。
又、中央部42の突起部27が設けられていないスペースにおいて、排出孔25g〜25jが設けられている。又、親指サイド部43のトレッド部44の溝部44bに排出孔25a〜25cが設けられ、小指サイド部45のトレッド部46の溝部46bに排出孔25d〜25fが設けられている。
このように、排出孔25a〜25jは、靴底材20の底面20b(すなわち作業靴1の底面)が、地面に設置されたときに、地面と当接しない突起部の周辺部や、溝部に設けられている。このため、靴底材20の底面20b(すなわち作業靴1の底面)が、地面に接したときに、排出孔25a〜25jが塞がれないような構造になっている。
後足部48には陸部49a及び溝部49bからなるトレッド部49が形成されている。トレッド部49の溝部49bには、排出孔25k〜25nが設けられている。
排出孔25a〜25f、25k〜25nは、直径約3mmに設定し、排出孔25g〜25jは、直径約4mmに設定している。尚、以下の説明において、特に、排出孔25a〜25jのそれぞれを区別する必要がない場合には、単に、排出孔25と表記する。
図4は、図2に示した中敷きの上面の外観を示す平面図であり、図5は、図2に示した中敷きの底面の外観を示す底面図である。図6は、図5に示した中敷きのVI−VIラインの模式的な拡大断面図である。
これらの図を参照して、中敷き30は、図4において二点鎖線にて示す靴本体10の内側表面15の大きさより一回り小さい類似形状を有し、上面側となる第1部材31と、第1部材31と同一の外郭形状を有し、底面側となる第2部材32とが貼り合わされて構成されている。第1部材31及び第2部材32は、ゴム等(例えば、天然ゴム(NR)、スチレンブタジエンゴム(SBR)、クロロプレンゴム(CR)等)の可撓性樹脂から構成されており、中敷き30の少なくとも表面は防水性を有する。
第1部材31の厚さT1は、約1mmであり、第2部材32の厚さT2は、約5mmに設定している。
第2部材32は、突起部として、中敷き30の足長方向に対して直交する方向に延びると共に相互に所定間隔で形成された複数の凸部33が設けられている。
凸部33の高さHは、約3mmに設定し、足長方向の幅W1は、約4mmに設定している。又、凸部33の間に設けられる凹部34の足長方向の幅W2は、約3mmに設定している。
尚、図5において、2点鎖線で示した円は、中敷き30を靴底材20の上面20aに敷いたときに、図3において示した排出孔25a〜25jのそれぞれに対応する位置を示している。
図7は、図1に示したVII−VIIラインの模式的断面図であり、図8は、図2に示した“X”部分の拡大図である。
これらの図を参照して、作業靴1の排水機能について説明する。作業靴1の内部において、図7の2点鎖線で示すレベルまで水(液体)が溜まっている場合、上述の通り、靴本体10の内側表面15と中敷き30の外縁との間にはスペースが設けられているため、点線矢印に示すように、このスペースから、第2部材32の凸部34の間に設けられた凹部34にかけて水が流入する。
そして、凹部34に流入した水は、実線矢印に示すように、靴底部材20に設けられている排出孔25a、25g又は25dを通って、靴底材20の上面20aから底面20bにかけて排出される。
以上のように、中敷き30の底面には突起部としての凸部が設けられている。靴底材20及び中敷き30の間には、凸部33及び凹部34によって排水用の空間が形成される。このような凸部33によって中敷き30の底面に空間を設定することが容易となる。
このため、水(液体)が、靴底材20及び中敷き30の間に形成された上記排水用の空間を通じて排出孔25まで流れ、排出孔25から排出されるため、作業靴1を脱がなくても靴内部に溜まった水を速やかに排出することが可能となる。又、仮に、排出孔25を通じて、異物が作業靴1内部に侵入したとしても、中敷き30があることで、異物が直接足に触れるのを極力回避できるため、異物の侵入による弊害を極力抑えることができる。
又、靴本体10、靴底材20及び中敷き30の表面は防水性を有しているため、水中で作業した場合でも、作業靴1が水を吸収しない。このため、作業後に陸上に上がり浮力が無くなったときに作業靴1が不当に重くなることを防止することができる。
又、複数の凸部33は、中敷き30の足長方向に対して直交する方向に延びると共に相互に所定間隔で形成されているため、中敷き30の強度が向上する一方で、歩行動作に合わせて中敷き30が屈曲しやすくなる。このため、作業靴1を履いての歩行がしやすさを損なわずに中敷き30の強度を向上させることができる。
図9は、この発明の第2の実施の形態による作業靴の構造を示す概略部分断面図であって、図2の“Y”部分に対応するものである。
尚、説明に当たっては、基本的には第1の実施の形態によるものと同一であるため、その相違点を中心に説明する。
図9を参照して、この実施の形態による作業靴1にあっては、靴底材20において、貫通孔25が、作業靴1の後方に向かって、靴底材20の上面20aに対して傾斜して中底22を貫通し本底部21の途中まで貫き、そこから傾斜が大きくなる向きに屈曲して本底部21の側面に至る構成となっている。
このように構成すると、靴底材20の底面が地面に接する領域よりも外側に水を排出することができるため、排出された水によりトレッド部46、49の陸部46a、49aが濡れて滑りやすくなることを抑制することができる。又、底面20bに排出孔25の開口の一端が露出しないため、踏み抜きに対する安全性が向上する。
図10は、この発明の第3の実施の形態による中敷きの構造を示す底面図である。
尚、説明に当たっては、基本的には第1の実施の形態によるものと同一であるため、その相違点を中心に説明する。
図を参照して、この実施の形態による中敷き30にあっては、第1部材31及び第2部材32の周縁であって、第2部材32において隣り合う2つの凸部33の間の位置(すなわち、凹部34がある位置)に切欠き部35を有している。
又、中敷き30の切欠き部35を除く外郭形状は、2点鎖線にて示す靴本体10の内側表面15の形状に沿ったものである。
このように構成すると、靴底材20側への液体の流路が切欠き部35によって確保できるため、中敷き30において足裏が触れるような位置に上記のような流路確保ための穴などを設けなくてもすむ。又、作業靴への中敷き30の納まりがよくなり、作業靴内で中敷き30がズレるのを防止することができる。よって、液体の排出性能も維持できると共に、中敷き30の装着感も損なわず、歩きやすさが向上する。
図11は、この発明の第4の実施の形態による中敷きの構造を示す底面図である。
尚、説明に当たっては、基本的には第1の実施の形態によるものと同一であるため、その相違点を中心に説明する。
図を参照して、この実施形態による中敷き30にあっては、以下の2点を変更している。
第1に、靴底材30の排出孔25が設けられる位置に対応する位置(同図において2点鎖線にて示している)において、凸部33が排出孔25を防がないように、凸部33を切欠いた切欠き部36を有している。
より具体的には、同図において2点鎖線にて示す位置の周囲を切欠いて切欠き部36を形成している。
このように構成すると、凸部33が排水孔35を塞ぐことを防ぐことができるため、排水性の低下を防ぐことができる。
第2に、凸部33は、凸部33の各々の間のスペースを足長方向に連通する連通溝37を有する。
このように構成すると、凸部33の存在にかかわらず、足長方向に水を移動させることができるため、排水性能を向上させることができる。
図12は、この発明の第5の実施の形態による中敷きの構造を示す底面図である。
尚、説明に当たっては、基本的には第1の実施の形態によるものと同一であるため、その相違点を中心に説明する。
図を参照して、この実施形態による中敷き30にあっては、第1の実施の形態と凸部の形状が異なる。すなわち、靴底材20及び中敷き30の間に排水用の空間を形成するために、中敷きの底面に垂直な方向であって中敷きの上面から底面に向かう方向先細りの円錐台形状の凸部38を所定間隔にて配置している。
尚、靴底材30の排出孔25が設けられる位置に対応する位置(同図において2点鎖線にて示している)においては、凸部38により排出孔25が塞がれないようにするため、このような凸部38を設けていない。
このように構成すると、凸部38の間を自在に水が移動するため、排水性能が向上する。又、中敷き30が屈曲しやすい方向に限定がないため、動きやすさが向上する。
尚、上記の各実施の形態では、特定の寸法・形状の作業靴1について示したが、これに限られない。特に、靴底材20の排出孔25の寸法や、中敷き30の凸部33及び凹部34の寸法は、靴本体10、靴底材20及び中敷き30の寸法・形状や、求められる防水性能の観点から任意に設定することができる。
又、上記の各実施の形態では、靴本体10、靴底材20及び中敷き30の表面が防水性を有する構成であったが、これに限られない。靴本体10、靴底材20及び中敷き30の少なくともいずれか1つの表面が防水性を有する構成であってもよい。例えば、中敷き30に防水性がなく、靴本体10及び靴底材20だけに防水性がある構成であってもよい。
更に、上記の各実施の形態では、靴本体10が、胴部11を有する構成であったが、胴部11を有していない短靴であっても構わない。又、靴底材20が、本底部21及び中底部22の2つの部材から構成されていたが、1つの部材から構成されていてもよいし、3つ以上の部材から構成されていてもよい。中敷き30が、第1部材31及び第2部材32の2つの部材から構成されていたが、1つの部材から構成されていてもよいし、3つ以上の部材から構成されていてもよい。
更に、上記第1の実施の形態では、靴底材20の排出孔25a〜25f、25k〜25nの直径は、中敷き30の凸部33の足長方向の幅W1とほぼ同じであったが、靴底材20の排出孔25a〜25f、25k〜25nの直径を、中敷き30の凸部33の足長方向の幅W1よりも大きく設定しても構わない。このように構成すると、凸部33が、排出孔25a〜25f、25k〜25nの開口部分全体を塞ぐことがなくなるため、排水性能が向上する。
更に、上記第1〜第4の実施の形態では、複数の凸部33は、中敷き30の足長方向に対して直交する方向に延びる構成であったが、これに限られない。複数の凸部33は、中敷き30の足長方向に対して直交する方向以外の方向に延びる構成であってもよく、又、途中で屈曲又は湾曲していても構わない。
更に、上記の各実施の形態では、中敷き30の底面に特定形状の凸部33、38を設ける構造について説明したが、これに限られない。靴底材20及び中敷き30の間に排水用の空間が形成できるような突起部であれば、任意の構造を採用することができる。
このように構成すると、中敷き30の底面に設けられた突起部の周りに空間を形成することができるため、中敷き30の底面に設けられた突起部の周りにおける空間の設定が容易となる。又、突起部は、中敷き30の底面側ではなく、靴底材20の上面側に設けてもよく、更に言えば、中敷き30の底面及び靴底材20の上面の両方に設けてもよい。
更に、上記第5の実施の形態では、中敷き30の底面に、中敷きの上面から底面に向かう方向に先細りの円錐台形状の凸部38を設ける構成であったが、これに限られない。凸部38は、円錐形状であってもよいし、円筒形状であってもよい。
更に、上記第1の実施の形態では、排出孔25は、靴底材20の底面に対して垂直に、且つ、直線状の構造であったが、これに限られない。排出孔25の好ましい変形例について図13を用いて説明する。
図13の(a)〜(f)は、それぞれ、図7に示した排出孔の好ましい変形例を示す模式図である。
図を参照して、まず、(a)に示すように、排出孔25は、靴底材20の厚さ方向の断面視において上面20aから底面20bにかけて先細りの形状を有していてもよい。
このように構成すると、外部からの異物の侵入を抑えることができるため、安全性が向上するとともに、異物により履き心地が損なわれることを抑制することができる。尚、これとは反対に、排出孔25は、靴底材20の厚さ方向の断面視において上面20aから底面20bにかけて末広がりの形状を有していてもよい。このように構成すると、外部から異物が侵入した場合、排出孔25に異物が溜まることを防ぐことができる。
次に、(b)に示すように、排出孔25は、靴底材20の上面20aから底面20bまで略直線状に貫通し、靴底材20の厚さ方向の断面視において靴底材20の底面20bに対して傾斜した形状を有していてもよい。
このように構成すると、傾斜方向以外の方向から鋭利な突起物を踏んだ場合、突起物が靴底材20で止まる可能性が高くなるため、踏み抜きに対する安全性が向上する。
次に、(c)に示すように、排出孔25は、靴底材20の厚さ方向の断面視において上面20aから底面20bにかけて、途中まで先細りの形状であって、途中からは末広がりの形状を有していてもよい。
このように構成すると、外部から異物が入りにくくなる。又、排出孔25は、靴底材20の底面20b側の第1開口側から目視したとき、靴底材20の上面20a側の第2開口の少なくとも一部が視認できないような形状となる。このため、排出孔25の側壁の一部によって上記目視に死角が生じる。
このように構成すると、鋭利な直線状の突起物を踏んだ場合でも、突起物が死角を生じさせる側壁の一部によって靴底材20で止まる可能性が高くなるため、踏み抜きに対する安全性が向上する。
次に、(d)に示すように、排出孔25は、靴底材20の上面20aから底面20bにかけて、途中で屈曲した形状を有していてもよい。
更に、(e)に示すように、排出孔25は、靴底材20の上面20aから底面20bにかけて、靴底材20の厚さ方向の断面視において湾曲した形状を有していてもよい。
更に、(f)に示すように、排出孔25は、靴底材20の上面20aから底面20bにかけて、靴底材20の厚さ方向の断面視においてクランク型となる形状を有していてもよい。
以上の(d)〜(f)に示したように、排出孔25は、靴底材20の底面20b側の第1開口と、靴底材20の上面20a側の第2開口とを略一定断面積で連通するように構成され、第1開口側から目視したとき、第2開口の少なくとも一部が視認できないような形状を有していてもよい。このようにして、排出孔25は、排出孔25の側壁の一部によって上記目視に死角が生じるような形状を有していてもよい。
このように構成すると、上記(c)と同様の効果が得られる。
更に、上記の各実施の形態及び上記変形例に示す排出孔25を、靴底材25において組み合わせて設けることができ、排出孔25を設ける場所に応じて、排出孔25の形状を変更してもよい。
更に、上記の各実施の形態では、特定形状の排出孔25について示したが、排出孔25は、靴底材20の上面20aから外方面までを貫通するものであれば任意の形状のものを採用することができる。
更に、上記の各実施の形態では、特定の位置に設けた排出孔25について示したが、排出孔25は、靴底材20の上面20aから外方面までを貫通するものであれば任意の位置に設けることができる。例えば、排出孔25を、靴底材のつま先部分に設けてもよい。
更に、上記第3の実施の形態は、第1の実施の形態の構成に基づき説明したが、これに限られず、任意の中敷き30に適用することができる。すなわち、任意の中敷きにおいて、中敷きの周縁に切欠きを有しており、中敷きの切欠きを除く外郭形状は、靴本体の内側の形状に沿ったものとすることができる。
更に、上記第3の実施形態では、図10に示したように、中敷き30の周縁の凹部34がある位置に、全周に亘って切欠き部35を設けていたが、切欠き部35は、周縁の一部のみに設けても構わない。
このように構成すると、作業靴への中敷きの納まりがよくなると共に、中敷きの装着感を損なわずに、靴底材側への水(液体)の流路も確保できる。
更に、上記第4の実施の形態では、切欠き部36及び連通溝37の両方を備える構成であったが、これに限られず、いずれか一方を省略することも可能である。
1…作業靴
10…靴本体
20…靴底材
20a…上面
20b…底面
25(25a〜25n)…排出孔
30…中敷き
33…凸部
34…凹部
35…切欠き部
36…切欠き部
37…連通溝
38…凸部
尚、各図中同一符号は同一又は相当部分を示す。

Claims (11)

  1. 足が挿入され得る靴本体と、
    前記靴本体の外底面に設けられ、上面から外方面まで貫通する排出孔を有する靴底材と、
    前記靴本体内において前記靴底材の上面に敷かれる中敷きとを備え、
    前記靴底材及び前記中敷きの間に排水用の空間が形成されている、作業靴。
  2. 前記空間は、前記中敷きの底面に設けられた突起部により形成されている、請求項1記載の作業靴。
  3. 前記靴本体、前記靴底材及び前記中敷きの少なくともいずれか1つの表面は防水性を有する、請求項2記載の作業靴。
  4. 前記排出孔は、前記靴底材の厚さ方向の断面視において前記上面から前記外方面にかけて先細りの形状を有する、請求項2又は3記載の作業靴。
  5. 前記排出孔は、前記靴底材の前記上面から底面まで略直線状に貫通し、前記靴底材の厚さ方向の断面視において前記靴底材の前記底面に対して傾斜した形状を有する、請求項2又は3記載の作業靴。
  6. 前記排出孔は、前記靴底材の底面側の第1開口と、前記靴底材の上面側の第2開口とを略一定断面積で連通するように構成され、
    前記第1開口側から目視したとき、前記第2開口の少なくとも一部が視認できないような形状を有する、請求項2又は3記載の作業靴。
  7. 前記中敷きは、周縁に切欠きを有しており、
    前記中敷きの前記切欠きを除く外郭形状は、前記靴本体の内側の形状に沿ったものである、請求項1から6のいずれかに記載の作業靴。
  8. 前記突起部は、中敷きの足長方向に対して直交する方向に延びると共に相互に所定間隔で形成された複数の凸部を有する、請求項2から6いずれかに記載の作業靴。
  9. 前記中敷きは、周縁であって、隣り合う2つの前記凸部の間の位置に切欠きを有しており、
    前記中敷きの前記切欠きを除く外郭形状は、前記靴本体の内側の形状に沿ったものである、請求項8記載の作業靴。
  10. 前記中敷きでは、前記靴底材の前記排出孔が設けられる位置に対応する位置において、前記凸部が前記排出孔を防がないように切欠かれている、請求項8又は9記載の作業靴。
  11. 前記凸部は、前記凸部の各々の間のスペースを足長方向に連通する連通溝を有する、請求項8から10のいずれかに記載の作業靴。
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