JP2005216640A - 固体電解質型燃料電池及びセラミックス基板 - Google Patents
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Abstract
【課題】本発明の課題は、電池構成を簡易にすることが可能であるとともに、電池性能を向上させることができる固体電解質型燃料電池及びこの固体電解質型燃料電池に利用可能なセラミックス基板を提供することにある。
【解決手段】片面に固体電解質膜12が形成されたセラミックス基板11、21と、固体電解質膜12上に配置された酸素側電極膜15と、酸素側電極膜15の外側に配置された酸素側集電体16と、を有することを特徴とする固体電解質型燃料電池であり、前記セラミックス基板としては、櫛歯構造のセラミックス基板11またはハニカム構造のセラミックス基板21が好ましい。
【選択図】図1
【解決手段】片面に固体電解質膜12が形成されたセラミックス基板11、21と、固体電解質膜12上に配置された酸素側電極膜15と、酸素側電極膜15の外側に配置された酸素側集電体16と、を有することを特徴とする固体電解質型燃料電池であり、前記セラミックス基板としては、櫛歯構造のセラミックス基板11またはハニカム構造のセラミックス基板21が好ましい。
【選択図】図1
Description
本発明は、平板型の固体電解質型燃料電池及びこの固体電解質型燃料電池に使用されるセラミックス基板に関する。
燃料電池には電解質に利用される材料の違いにより固体高分子型、リン酸型、溶融炭酸塩型、固体電解質型などがある。このうち固体電解質型燃料電池(SOFC)は、そのスタック構造の違いより平板型と円筒型とが知られている。平板型の固体電解質型燃料電池は、一般に、固体電解質膜の両面にそれぞれ燃料側電極膜と酸素側電極膜を設けた3層構造の単セルを、ガスセパレータを介して複数積層した構造となっている。
従来のセルでは、固体電荷質膜が強度メンバーとなっており、この電解質膜に酸素側電極膜と燃料側電極膜とが形成されていた。電気伝導度の小さな固体電解質膜を強度メンバーとした場合、セルの抵抗が大きくなる問題があった。固体電解質膜の厚みを薄くする試みもなされているが、100μm未満の厚みではセルが簡単に破損してしまう問題があった。
本発明はこのような実情に鑑みなされたものであり、その課題は、電池構成を簡易にすることが可能であるとともに、電池性能を向上させることができる固体電解質型燃料電池及びこの固体電解質型燃料電池に利用可能なセラミックス基板を提供することにある。
上記課題を解決するため、本発明の第1の態様に係る固体電解質型燃料電池の発明は、片面に固体電解質膜が形成されたセラミックス基板と、前記固体電解質膜上に配置された酸素側電極膜と、前記酸素側電極膜の外側に配置された酸素側集電体と、を有することを特徴とする。
この特徴によれば、固体電解質膜をセラミックス基板上に設けることにより電池構成をより簡易なものとすることができるとともに、構成部材数が低減することによるコストダウンを図ることができる。
また、固体電解質膜がセラミックス基板上に設けられているため、固体電解質膜の破損などの虞を回避しつつ該固体電解質膜の膜厚を薄く構成することができ、電池全体での電気的抵抗を低減することができる。
また、本発明の第2の態様に係る固体電解質型燃料電池の発明は、前記第1の態様において、前記セラミックス基板が前記固体電解質膜の非形成面に、燃料ガスの流通方向に沿って溝が構成された櫛歯構造であることを特徴とする。この特徴によれば、セラミックス基板を櫛歯構造とすることにより、燃料ガスの流通経路を確保した上で、燃料ガスの透過性を向上させることができる。
また、本発明の第3の態様に係る固体電解質型燃料電池の発明は、前記第1の態様において、前記セラミックス基板が燃料ガスの流通方向に沿って中空ガス流路が構成されたハニカム構造であることを特徴とする。この特徴によれば、セラミックス基板をハニカム構造とすることにより、燃料ガスの流通経路を確保した上で、燃料ガスの透過性を向上させることができる。
また、本発明の第4の態様に係る固体電解質型燃料電池の発明は、前記第1の態様から前記第3の態様のいずれかの態様において、前記固体電解質膜の膜厚が10〜100μmであることを特徴とする。固体電解質膜の膜厚を10〜100μmとすることにより、電気抵抗を低減させることができ、電池性能を向上させることができる。
また、本発明の第5の態様に係るセラミックス基板の発明は、前記第1の態様から前記第4の態様のいずれかの態様に記載されているセラミックス基板であることを特徴とする。
本発明によれば電池構成をより簡易なものとすることができ、構成部材数が低減することによるコストダウンを図ることが可能である。また、固体電解質膜の膜厚を薄く構成することができるので、電池性能を向上させることができる。
以下、図面を参照しつつ本発明に係る固体電解質型燃料電池及びこの固体電解質型燃料電池に使用されるセラミックス基板について説明する。
図1はセラミックス基板が櫛歯構造である本発明の第1実施形態に係る固体電解質型燃料電池10の断面構成図であり、図2は該第1実施形態に係る固体電解質型燃料電池10の要部拡大断面構成図である。また、図3はセラミックス基板がハニカム構造である本発明の第2実施形態に係る固体電解質型燃料電池20であり、図4は該第2実施形態に係る固体電解質型燃料電池20の要部拡大断面構成図である。
本発明に係る固体電解質型燃料電池10、20は、いわゆる平板型の固体電解質型燃料電池(SOFC)であり、図示するように、燃料ガス流路を有し、片面に固体電解質膜12が形成されたセラミックス基板11、21(以下、片面に固体電解質膜12が形成されたセラミックス基板11、21を「セラミックス2層体13、23」という。)と、固体電解質膜12上に配置された酸素側電極膜15とからなる支持膜型セルと、酸素側電極膜15の外側に配置された酸素側集電体16とからなる一単位を、ガスセパレータ18を介して複数積層した構造となっている。これらの各構成部材は電気的接触抵抗を極力低減するために、ある程度の力で押圧されている。
セラミックス2層体13、23は、セラミックス基板11、21の片面に固体電解質膜12の薄膜が形成された構成となっている。すなわち、セラミックス基板11、21は固体電解質膜12の支持体としての機能をも有するものである。セラミックス基板としては後述するように、櫛歯構造のセラミックス基板11(図1及び図2参照)、またはハニカム構造のセラミックス基板21(図3及び図4参照)を用いることが好ましい。
このように、セラミックス2層体13、23においては固体電解質膜12がセラミックス基板11、21上に形成されているので、機械的強度を保ちつつ固体電解質膜12の膜厚を薄く構成することができる。固体電解質膜12の膜厚を薄く構成することにより、電気抵抗を低減させて電池性能を向上させることができる。また、従来の電池構成において必要であった燃料側電極膜及び燃料側集電体の機能をセラミックス基板11、21に集約することが可能となり、構成部材数を低減させることができる。その結果、電池構成を簡易なものとすることができ、コストダウンを図ることができる。
セラミックス基板11、21の材料としては、ニッケル(酸化物を含む。以下同じ。)とYSZ(イットリア安定化ジルコニア)からなるNi+YSZや、ニッケルとアルミナとYSZからなるNi+Al2O3+YSZを主成分とする多孔質セラミックスが好適に用いられる。Ni+YSZとしては、例えばニッケル含有量が30〜60体積%、好ましくは30〜50体積%であるものが好適である。また、Ni+Al2O3+YSZとしては、例えばニッケル含有量が30〜60体積%、アルミナ含有量が30〜40体積%、残りがYSZからなるものが好適である。
セラミックス基板は、例えば以下のように製造することができる。粒径0.1〜100μm、好ましくは0.1〜10μmに粉砕したセラミックス基板の構成材料であるNi+YSZに対し、必要に応じてバインダーとして例えば1〜10重量%のメチルセルロースを、可塑剤として例えば1〜10重量%のグリセリンを添加し、さらに例えば5〜20重量%の水を添加し、混合、混練して粘土状とする。この粘土状物を押し出し成形して櫛歯型またはハニカム型のセラミックス基板グリーンを成形し、これを1300〜1500℃、好ましくは1350〜1450℃の温度で、例えば1〜10時間、好ましくは3〜5時間焼成することによって櫛歯構造のセラミックス基板11(図1及び図2参照)またはハニカム構造のセラミックス基板21(図3及び図4参照)が得られる。Ni+Al2O3+YSZをセラミックス基板の構成材料とする場合も、上記と同様にして製造することができる。
なお、押し出し成形されたセラミックス基板グリーンは、次工程の焼成工程において収縮するので、成形時の押出口金の各部寸法としてあらかじめ収縮率を加味した寸法を選択することが好ましい。
ここで、図1及び図2を参照しつつ櫛歯構造のセラミックス基板について説明する。櫛歯構造のセラミックス基板11は、固体電解質膜12の非形成面に、燃料ガスの流通方向に沿って複数の溝14が平行に形成された燃料ガス流路を有している。櫛歯構造のセラミックス基板11の凸部分11a(すなわち、土手部分)の厚みは0.5〜5mm程度とすることができる。凸部分11aの厚みが厚すぎると材料コストの増加や電極反応に消費されない不必要なガス量の増加をもたらし、燃料電池の性能が低下してしまう。凸部分11aの厚みが薄すぎると機械的強度が低下してしまう。
凹部分11b(すなわち、溝14の底部分)の厚みは0.25〜2.5mm程度とすることができる。凹部分11bの厚みが厚すぎると燃料ガスの供給不良を生じやすく、燃料電池の性能が低下してしまう。凹部分11bの厚みが薄すぎると機械的強度が低下してしまう。
溝14の幅は0.5〜5mm程度とすることができ、1〜3mm程度であるとより好ましい。溝幅が狭すぎると成形不良を生じやすいとともに、燃料ガスの供給不良が生じやすい。溝幅が広すぎると機械的強度が低下してしまう。
櫛歯構造のセラミックス基板11の気孔率は50〜60%程度であることが好ましい。気孔率が低すぎるとガス透過性が低下し、固体電解質膜12に充分な燃料ガスを供給することができなくなり、電極反応の効率が低下してしまう。気孔率が高すぎると機械的強度が低下してしまうとともに、電気抵抗が増加してしまう。
次に、図3及び図4を参照しつつハニカム構造のセラミックス基板について説明する。ハニカム構造のセラミックス基板21は、燃料ガスの流通方向に沿って複数の中空ガス流路24が平行に形成された燃料ガス流路を有している。中空ガス流路24は、例えばセラミックス基板21の一端面から対向する他端面に達する貫通孔として形成することができる。
ハニカム構造のセラミックス基板21の厚みは1〜5mm程度とすることが好ましい。セラミックス基板21の厚みが厚すぎると材料コストの増加や電極反応に消費されない不必要なガス量の増加をもたらし、燃料電池の性能が低下してしまう。セラミックス基板21の厚みが薄すぎると中空ガス流路24の断面積を小さく構成しなくてはならなくなり、成形不良を生じやすいとともに、燃料ガスの供給不良が発生しやすくなる。
中空ガス流路24の断面形状は、例えば正方形または長方形とすることができ、その一辺の長さが0.5〜3mm程度であることが好ましい。中空ガス流路24の断面積が大きすぎるとセラミックス基板21の機械的強度が低下してしまう。中空ガス流路24の断面積が小さすぎると燃料ガスの供給が不十分となり、供給不良を生じやすくなってしまう。
中空ガス流路間の間隔は0.5〜3mm程度であることが好ましい。間隔が広すぎるとセラミックス基板21の中空ガス流路断面積が小さくなって燃料ガスの供給不良が生じやすくなる。間隔が狭すぎると機械的強度が低下してしまう。
また、ハニカム構造のセラミックス基板21においては、中空ガス流路24が構成される箇所において固体電解質膜12が構成される側の厚みを反対側より薄く構成することが好ましい。すなわち、固体電解質膜12が形成される面側に中空ガス流路24が偏倚した構成であることが好ましい。このような構成とすることによりセラミックス基板21の機械的強度を保ちつつ、ガス透過性をより向上させて電池性能を向上させることができる。このような構成における固体電解質膜12が構成される側の厚みは0.1〜3mm程度とすることができる。
ハニカム構造のセラミックス基板21の骨格部分の気孔率は30〜60%程度であることが好ましい。気孔率が低すぎるとガス透過性が低下し、固体電解質膜12に充分な燃料ガスを供給することができなくなり、電極反応の効率が低下してしまう。気孔率が高すぎると機械的強度が低下してしまうとともに、電気抵抗が増加してしまう。
固体電解質膜12の材料としては、例えばイットリアで安定化したジルコニア(YSZ)が好適に用いられる。
固体電解質膜12はセラミックス基板の片面に薄膜として形成される。櫛歯構造のセラミックス基板11である場合(図1及び図2参照)には溝14が設けられていない面(すなわち、平たい面)に、ハニカム構造のセラミックス基板21である場合(図3及び図4参照)にはどちらか一方の面に固体電解質膜12が形成される。固体電解質膜12の膜厚は5〜300μm程度とすることができ、10〜100μm程度であると好ましく、20〜40μm程度であるとより好ましい。固体電解質膜12の膜厚が上記範囲であると、電気抵抗を低減させることができ、もって電池性能を向上させることができる。
固体電解質膜12の形成方法としては、セラミックス基板上に緻密で均一な膜を形成することができれば特に限定されないが、例えば固体電解質膜の構成材料であるYSZを溶剤に分散または溶解させた溶液にセラミックス基板を浸すことにより膜形成を行う浸漬法(ディッピング法)や、スクリーン印刷法、スプレー法、スピンコート法、スラリーコート法などにより実施することができる。
酸素側電極膜15はセラミックス2層体13、23の固体電解質膜12上に配置される。酸素側電極膜15の材料としては、例えばランタン−ストロンチウム−マンガナイトや、ランタン−ストロンチウム−チタン−コバルタイトを主成分とする多孔質セラミックスが好適に用いられる。ランタン−ストロンチウム−マンガナイトとしては、例えば一般式が(La0.85Sr0.15)MnO3であるものが好適である。なお、酸素側電極膜15は固体電解質膜12上に薄膜として一体に形成される。
酸素側集電体16は酸素側電極膜15の外側に配置されており、酸素側電極膜15との当接面に酸素含有ガスの流通方向に沿って複数の溝が平行に形成された酸素含有ガス流路を有する櫛歯構造に構成されている。なお、酸素側集電体16の形状は櫛歯構造に限定されるものではなく、例えば酸素含有ガスの流通方向に沿って複数の中空ガス流路が平行に形成された酸素含有ガス流路を有するハニカム構造とすることもできる。
酸素側集電体16の材料としては、例えばランタン−ストロンチウム−マンガナイトや、ランタン−ストロンチウム−チタン−コバルタイトを主成分とするセラミックスが好適に用いられる。ランタン−ストロンチウム−マンガナイトとしては、例えば一般式が(La0.85Sr0.15)MnO3であるものが好適である。
酸素側集電体16は、例えば以下のように製造することができる。粒径0.1〜100μm、好ましくは0.1〜10μmに粉砕した酸素側集電体の構成材料であるランタン−ストロンチウム−マンガナイトに対し、必要に応じてバインダーとして例えば1〜10重量%のメチルセルロースを、可塑剤として例えば1〜10重量%のグリセリンを添加し、さらに例えば5〜20重量%の水を添加し、混合、混練して粘土状とする。この粘土状物を押し出し成形して酸素側集電体グリーンを成形し、これを1300〜1500℃、好ましくは1350〜1450℃の温度で、例えば1〜10時間、好ましくは3〜5時間焼成することによって酸素側集電体16が得られる。ランタン−ストロンチウム−チタン−コバルタイトを酸素側集電体の構成材料とする場合も、上記と同様にして製造することができる。
なお、押し出し成形された酸素側集電体グリーンは、次工程の焼成工程において収縮するので、成形時の押出口金の各部寸法としてあらかじめ収縮率を加味した寸法を選択することが好ましい。
ガスセパレータ18はセラミックス2層体13、23と酸素側電極膜15と酸素側集電体16とを内部に包み込む箱型となっている。ガスセパレータ18は、例えば電気絶縁性物質から構成することができ、具体的にはマグネシア(MgO)とスピネル(MgAl2O4)を主成分とする、一体成形された緻密質焼結体から構成することができる。マグネシアとスピネルとの混合比は30/70〜70/30に調整することができ、40/60〜50/50に調整することが好ましい。混合比を上記範囲とすることにより、燃料電池を構成する他の構成部材との熱膨張率を整合させることができる。ガスセパレータ18に形成された電気流路用貫通孔に嵌め込められる電子流路材19としては、例えばLaCrO3系導電性セラミックスを用いることができる。
このような構成の平板型の固体電解質型燃料電池スタックにおいて、燃料ガスの一例である水素は燃料ガス流路に流入し、その一部がセラミックス基板を透過する。一方、酸素含有ガスの一例である空気は酸素含有ガス流路に流入し、その一部が酸素側電極膜に供給される。そして、所定温度(〜1000℃)において電極反応が生じ、電気エネルギーが発生する。発生した電気エネルギーは回収、利用される。
本発明は、燃料電池の一形態である平板型の固体電解質型燃料電池及びこの固体電解質型燃料電池に使用されるセラミックス基板として利用可能である。
10、20 固体電解質型燃料電池
11、21 セラミックス基板
12 固体電解質膜
13、23 セラミックス2層体
14 溝
15 酸素側電極膜
16 酸素側集電体
18 ガスセパレータ
19 電子流路材
24 中空ガス流路
11、21 セラミックス基板
12 固体電解質膜
13、23 セラミックス2層体
14 溝
15 酸素側電極膜
16 酸素側集電体
18 ガスセパレータ
19 電子流路材
24 中空ガス流路
Claims (5)
- 片面に固体電解質膜が形成されたセラミックス基板と、前記固体電解質膜上に配置された酸素側電極膜と、前記酸素側電極膜の外側に配置された酸素側集電体と、を有することを特徴とする、固体電解質型燃料電池。
- 請求項1において、前記セラミックス基板が前記固体電解質膜の非形成面に、燃料ガスの流通方向に沿って溝が構成された櫛歯構造であることを特徴とする、固体電解質型燃料電池。
- 請求項1において、前記セラミックス基板が燃料ガスの流通方向に沿って中空ガス流路が構成されたハニカム構造であることを特徴とする、固体電解質型燃料電池。
- 請求項1から請求項3のいずれか一項において、前記固体電解質膜の膜厚が10〜100μmであることを特徴とする、固体電解質型燃料電池。
- 請求項1から請求項4のいずれか一項に記載されているセラミックス基板。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004020770A JP2005216640A (ja) | 2004-01-29 | 2004-01-29 | 固体電解質型燃料電池及びセラミックス基板 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2004020770A JP2005216640A (ja) | 2004-01-29 | 2004-01-29 | 固体電解質型燃料電池及びセラミックス基板 |
Publications (1)
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JP2005216640A true JP2005216640A (ja) | 2005-08-11 |
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Family Applications (1)
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JP2004020770A Pending JP2005216640A (ja) | 2004-01-29 | 2004-01-29 | 固体電解質型燃料電池及びセラミックス基板 |
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2004
- 2004-01-29 JP JP2004020770A patent/JP2005216640A/ja active Pending
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