JP2005216393A - ディスクプレーヤ - Google Patents

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Abstract

【課題】 外部から大きな衝撃が加わった場合にも、メカニズムデッキ17を回動可能に支持するための軸片32がメインシャーシ1上の拘持から解除される虞のないディスクプレーヤを提供する。
【解決手段】 本発明に係るディスクプレーヤは、メインシャーシ1上にメカニズムデッキ17とチャッキングプーリ12とを具え、メカニズムデッキ17の両側部には一対の軸片32、32が外向きに突設されて、各軸片32がメインシャーシ1上に回転可能に支持されている。メインシャーシ1には、メカニズムデッキ17の軸片32を受け止める軸受け片と、軸受け片に対して接近離間する方向の弾性を有する拘持部材6とが設けられると共に、軸片32を拘持部材6による拘持位置まで挿入するための挿入路が形成され、拘持部材6の弾性変形は、軸片32の拘持が解除されることのない範囲に規制されている。
【選択図】 図2

Description

本発明は、CDプレーヤやDVDプレーヤ等のディスクプレーヤに関するものである。
ディスクプレーヤにおいては、図10に示す如く、メインシャーシ(10)上に、ターンテーブル(41)、ピックアップ装置(42)、ピックアップ移送機構(9)等を搭載したメカニズムシャーシ(40)が配備されており、該メカニズムシャーシ(40)のターンテーブル(41)側の端部に突設したカムフォロワー(46)を、メインシャーシ(10)上のカム部材(50)によって昇降駆動することにより、メカニズムシャーシ(40)をメインシャーシ(10)上の支軸(47)を中心として回動させ、ターンテーブル(41)上のディスクをチャッキングプーリ(図示省略)に押し付けて、ターンテーブル(41)上にディスクをチャックすることが行なわれる。
メカニズムシャーシ(40)を回動可能に支持するための構造として、図11に示す如くメカニズムシャーシ(40)に昇降駆動部材(30)を取り付けてメカニズムデッキを構成し、該昇降駆動部材(30)に、前記カムフォロワー(46)を突設すると共に、カムフォロワー(46)の突設方向とは直交する向きに軸片(48)を突設する一方、メインシャーシ(10)には軸受け片(16)を形成して、該軸受け片(16)によって軸片(48)を回転可能に受け止めると共に、弾性アーム(71)を有するフック状の拘持部材(7)によって軸片(48)を軸受け片(16)上に回転可能に拘持することが行なわれている(特許文献1参照)。
図12(a)は、メインシャーシ(10)の軸受け片(16)と拘持部材(7)の間に軸片(48)が拘持されている状態を示しており、弾性アーム(71)の弾性復帰力によって拘持部材(7)が軸片(48)を軸受け片(16)に向かって押圧している。この結果、軸片(48)は軸受け片(16)と拘持部材(7)の間に上下方向のガタツキなく保持される。
尚、拘持部材(7)は弾性アーム(71)によって距離Gだけ後退方向に弾性変位が可能となっており、組立工程においては、軸片(48)を拘持部材(7)の上方位置から垂直下方に押し下げることによって、図12(a)に示す拘持状態を得る。
図11及び図12(a)に示す構造によれば、重心の偏った粗悪なディスクが装着された場合に該ディスクの高速回転に伴って振動が発生したとしても、軸片(48)が軸受け片(16)と拘持部材(7)の間に拘持されているので、前記振動に伴って昇降駆動部材(30)にガタツキが生じことはなく、昇降駆動部材(30)のガタツキによる異音の発生が抑制される。
特開2003−196951号公報[G11B25/04]
しかしながら、図11及び図12(a)に示す構造においては、ディスクプレーヤの輸送時等に外部から大きな衝撃が加わった場合、図12(b)に示す如く弾性アーム(71)が大きく弾性変形して、拘持部材(7)による軸片(48)の拘持が解除される虞があり、これによって昇降駆動部材がメインシャーシから外れてしまう問題があった。
そこで本発明の目的は、外部から大きな衝撃が加わった場合にも、メカニズムデッキを回動可能に支持するための軸片がメインシャーシ上の拘持部材による拘持から解除される虞のない、ディスクプレーヤを提供することである。
本発明に係るディスクプレーヤにおいては、メインシャーシ(1)上に、ターンテーブル(41)及びピックアップ装置(42)を搭載したメカニズムデッキ(17)と、ターンテーブル(41)上にディスクを保持するためのチャッキングプーリ(12)とが配備されている。又、メカニズムデッキ(17)の両側部には一対の軸片(32)(32)が外向きに突設されて、各軸片(32)がメインシャーシ(1)上に回転可能に支持されている。
メインシャーシ(1)には、メカニズムデッキ(17)の軸片(32)を回転可能に受け止める軸受け片(15)と、軸受け片(15)に対して接近離間する方向の弾性を有して軸受け片(15)に接近する方向の弾性復帰力によって軸片(32)を軸受け片(15)上に回転可能に拘持する拘持部材(6)とが設けられると共に、軸片(32)を軸受け片(15)と拘持部材(6)の間の拘持位置まで挿入するための挿入路(61)が形成され、前記拘持部材(6)の軸受け片(15)から離間する方向(後退方向)の弾性変形は、軸片(32)の拘持が解除されることのない範囲に規制されている。
上記本発明のディスクプレーヤの組立工程においては、メカニズムデッキ(17)の軸片(32)をメインシャーシ(1)の挿入路(61)に沿って押し進め、軸受け片(15)と拘持部材(6)の間の拘持位置まで挿入する。
ここで、拘持部材(6)に、前記拘持位置へ向けて軸片(32)の移動を案内するためのガイド面(62)を形成しておけば、軸受け片(15)の挿入に伴って拘持部材(6)が後退方向に僅かに弾性変形し、軸片(32)は拘持位置にて保持されることになる。
上記本発明のディスクプレーヤにおいては、メカニズムデッキ(17)に突設された軸片(32)が、メインシャーシ(1)上の軸受け片(15)と拘持部材(6)の間に拘持されており、該軸片(32)は、拘持部材(6)の軸受け片(16)に接近する方向の弾性復帰力によって軸受け片(15)上に回転可能に押圧保持されている。
従って、重心が偏った粗悪なディスクがターンテーブル(41)上にチャックされて該ディスクの高速回転に伴って振動が発生したとしても、メカニズムデッキ(17)にガタツキが発生することはなく、異音の発生が抑制される。
又、外部から大きな衝撃が加わって拘持部材(6)が後退方向に弾性変位したとしても、拘持部材(6)の弾性変形は、軸片(32)の拘持が解除されることのない範囲に規制されているので、軸片(32)の拘持が解除される虞はない。
具体的構成において、メカニズムデッキ(17)は、ターンテーブル(41)及びピックアップ装置(42)が配備されたメカニズムシャーシ(4)と、メカニズムシャーシ(4)のターンテーブル(41)側の端部に係合する昇降駆動部材(3)とから構成され、該昇降駆動部材(3)に前記一対の軸片(32)(32)が突設されている。
該具体的構成においては、昇降駆動部材(3)を軸片(32)(32)回りに回転駆動することにより、メカニズムシャーシ(4)が回動することになる。
他の具体的構成において、メカニズムシャーシ(4)は、ターンテーブル(41)側の端部が昇降駆動部材(3)上に弾性支持されると共に、ターンテーブル(41)とは反対側の端部がメインシャーシ(1)上に弾性支持されている。
該具体的構成によれば、メカニズムシャーシ(4)に対して加振力が作用しても、前記弾性支持によって振動が吸収されるので、ピックアップ装置(42)による信号読み取り動作が正常に行なわれる。
更に具体的な構成において、メインシャーシ(1)には、前記挿入路(61)に沿って軸受け片(15)と拘持部材(6)の間の拘持位置に向かって移動する軸片(32)の後方位置に、該拘持位置と対向する壁面(14)が形成され、昇降駆動部材(3)には、該拘持位置の軸片(32)の近傍位置から前記壁面(14)に向かって突出する突片(33)が設けられている。
該具体的構成によれば、軸片(32)を挿入路(61)に沿って押し進めて、メインシャーシ(1)にメカニズムデッキ(17)を組み立てる作業において、軸片(32)が拘持位置の直前まで移動した状態からメカニズムデッキ(17)を不用意に後退移動させたとして、突片(33)がメインシャーシ(1)の壁面(14)に当接して、それ以上の後退が阻止されるので、その状態から再びメカニズムデッキ(17)を軸片(32)の拘持位置へ向けて押し進めればよく、作業性が良好である。
本発明に係るディスクプレーヤにおいては、外部から大きな衝撃が加わった場合にも、メカニズムデッキを回動可能に支持するための軸片がメインシャーシ上の拘持部材による拘持から解除される虞はない。
以下、本発明の一実施形態につき、図面に沿って具体的に説明する。
本発明に係るディスクプレーヤにおいては、図1に示す如く、メインシャーシ(1)上にトレイ(2)が往復移動可能に支持されると共に、メインシャーシ(1)に一体成型されたプーリ支持部材(11)にはチャッキングプーリ(12)が回転可能に取り付けられている。尚、以下の説明では、トレイ(2)の排出方向(図1の左下方向)を「前方」、トレイ(2)の収容方向(図1の右上方向)を「後方」とする。
メインシャーシ(1)は、図3に示す如く枠状に形成されて中央に開口部(18)を有し、開口部(18)の前方位置には駆動機構(8)が配備されると共に、開口部(18)の後方両端部には、一対のボス(13)(13)が上向きに突設されている。
メインシャーシ(1)の開口部(18)には図1及び図2に示す如くメカニズムデッキ(17)が昇降可能に配備され、駆動機構(8)によって、トレイ(2)が往復駆動されると共に、メカニズムデッキ(17)が昇降駆動される。
メカニズムデッキ(17)は、図3に示すメカニズムシャーシ(4)と昇降駆動部材(3)から構成され、メカニズムシャーシ(4)には、ターンテーブル(41)、ピックアップ装置(42)、ピックアップ移送機構(9)等が搭載され、ピックアップ装置(42)は、一対のガイドシャフト(43)(43)によって往復移動を案内されている。又、メカニズムシャーシ(4)の四隅には、後述の如くメカニズムシャーシ(4)を弾性支持するための弾性部材(44)が配備されている。
昇降駆動部材(3)は合成樹脂製であって、メカニズムシャーシ(4)のターンテーブル(41)側の端部が設置されるべきフロント部(35)と、該フロント部(35)の両端部に突設されたアーム部(36)(36)とから構成されている。
図5に示す如く、昇降駆動部材(3)のフロント部(35)には、一対のカムフォロワー(31)(31)が前方へ向けて突設され、両アーム部(36)(36)の先端部には一対の軸片(32)(32)が外向きに突設されている。又、両アーム部(36)(36)の軸片(32)(32)の近傍にはそれぞれ突片(33)が後方へ向けて突設されている。更に、昇降駆動部材(3)のフロント部(35)には、その両端部に一対のボス(34)(34)が上向きに突設されている。
メカニズムシャーシ(4)の四隅に配備された4つの弾性部材(44)はそれぞれ図4に示す如く円筒状に形成されて、後方の2つの弾性部材(44)の中央孔にはメインシャーシ(1)上のボス(13)が貫通し、該ボス(13)の頭部にはビス(45)がねじ込まれて、弾性部材(44)の抜け止めが施されている。これによって、メカニズムシャーシ(4)の後方端部がメインシャーシ(1)上に弾性支持されることになる。
又、前方の2つの弾性部材(44)の中央孔には図3に示す昇降駆動部材(3)上のボス(34)が貫通し、同様にしてメカニズムシャーシ(4)の前方端部が昇降駆動部材(3)上に弾性支持されることになる。
メインシャーシ(1)には、図3に示す如く昇降駆動部材(3)の前方位置に、駆動機構(8)によって左右に往復駆動されるカム部材(5)が配備される。該カム部材(5)には、昇降駆動部材(3)の一対のカムフォロワー(31)(31)が係合する一対のカム溝(51)(51)が開設されており、カム部材(5)の往復移動によって昇降駆動部材(3)のカムフォロワー(31)(31)が昇降駆動される。
又、メインシャーシ(1)には、昇降駆動部材(3)の両アーム部(36)(36)の先端部との対向位置に、それぞれ軸片(32)を回転可能に支持するための軸受け片(15)と拘持部材(6)が形成されている。
軸受け片(15)は、図6に示す如く前後方向に伸びる垂直壁によって形成される。一方、拘持部材(6)はフック状に形成され、鉛直方向に立ち上がる弾性アーム(64)を具えて、軸受け片(15)に対して接近離間する方向に弾性変位が可能である。軸受け片(15)と拘持部材(6)の間には、前記軸片(32)が回転可能に拘持される。
又、メインシャーシ(1)には、前記軸片(32)を軸受け片(15)と拘持部材(6)の間の拘持位置まで挿入するための挿入路(61)が形成されている。該挿入路(61)は、鉛直部とこれに続く水平部から構成される。
尚、軸受け片(15)の弾性変形による拘持部材(6)の軸受け片(15)から離間する方向の弾性変位量は、軸受け片(15)と拘持部材(6)による軸片(32)の拘持が解除されることのない大きさHに規制されている。
本発明に係るディスクプレーヤの組立工程においては、先ず、図3に示すメカニズムシャーシ(4)の前方の2つの弾性部材(44)(44)を昇降駆動部材(3)の2つのボス(34)(34)に嵌合せしめて、メカニズムシャーシ(4)に昇降駆動部材(3)を取り付ける。
次に、図7(a)及び図8(a)に示す如く、昇降駆動部材(3)及びメカニズムシャーシ(4)を斜めの姿勢に傾斜させて、軸片(32)を挿入路(61)の上方位置から下方へ押し下げて、軸片(32)を挿入路(61)に挿入する。
その後、図7(b)及び図8(b)に示す如く、昇降駆動部材(3)及びメカニズムシャーシ(4)を水平姿勢に向けて回転させながら、軸片(32)を更に挿入路(61)の奥方へ押し進める。
そして、図7(c)及び図8(c)に示す如く、昇降駆動部材(3)及びメカニズムシャーシ(4)を更に水平姿勢に近づけながら前方へ移動させ、カムフォロワー(31)をカム部材(5)のカム溝に嵌入せしめると共に、軸片(32)を軸受け片(15)と拘持部材(6)の間に押し込む。
尚、メインシャーシ(1)には、図6の如く、前記軸片(32)の挿入路(61)への挿入操作を容易にするためのガイド面(63)が形成されている。又、拘持部材(6)には、前記軸片(32)の拘持位置への押し込み操作を容易にするためのガイド面(62)が形成されている。
この様にして、昇降駆動部材(3)のカムフォロワー(31)(31)をカム部材(5)のカム溝(51)に嵌入せしめると共に、軸片(32)を軸受け片(15)と拘持部材(6)の間の拘持位置に押し込み、同時に、図3に示す後方の2つの弾性部材(44)(44)をメインシャーシ(1)の後方の2つのボス(13)(13)に嵌合せしめる。
この結果、軸片(32)は、図9(a)に示す如く軸受け片(15)と拘持部材(6)によって拘持される。このとき、弾性アーム(64)は、軸片(32)の押し込みに伴って僅かに軸受け片(15)から離間する方向に弾性変形しており、その弾性復帰力によって軸片(32)が軸受け片(15)上に押し付けられる。
斯くして、図2に示す様にメインシャーシ(1)に対してメカニズムデッキ(17)が昇降駆動可能に組み立てられることになる。
上記ディスクプレーヤにおいて、トレイ(2)上にディスクを載置して、ローディング開始指令を与えると、駆動機構(8)が起動して、先ずトレイ(2)が水平方向に駆動され、トレイ(2)上のディスクがターンテーブル(41)の上方位置まで搬送される。
次に、駆動機構(8)によってカム部材(5)が水平方向に駆動され、これによってカムフォロワー(31)が上向きに駆動され、メカニズムデッキ(17)が下降端から上昇端まで上昇して、ターンテーブル(41)によってディスクが持ち上げられ、更に該ディスクがチャッキングプーリ(12)に押し付けられて、チャックが完了する。
尚、メカニズムデッキ(17)の昇降動作において、昇降駆動部材(3)は軸片(32)(32)を中心として上下に回動し、メカニズムシャーシ(4)は、後方の2つの弾性部材(44)(44)を支点として、上下に回動することになる。
ディスクのチャックが完了した後、ターンテーブル(41)が高速で回転すると共に、ピックアップ装置(42)がディスク半径方向に搬送されて、ディスクから信号が読み出され、或いはディスクに信号が書き込まれる。
この過程でメカニズムシャーシ(4)に加わる振動は4つの弾性部材(44)によって吸収されることになる。
上記本発明のディスクプレーヤによれば、図9(a)に示す如く弾性アーム(64)の弾性復帰力によって拘持部材(6)が軸片(32)を軸受け片(15)上に押圧保持しているので、重心が偏った粗悪なディスクがターンテーブル(41)上に設置されて該ディスクの高速回転に伴って振動が発生したとしても、昇降駆動部材(3)にガタツキが生じることはなく、異音の発生が抑制される。
又、外部から大きな衝撃が加わって図9(b)の如く弾性アーム(64)が弾性変形したとしても、該弾性アーム(64)の弾性変形量は、軸受け片(15)と拘持部材(6)による軸片(32)の拘持が解除されることのない大きさHに規制されているので、軸片(32)の拘持が完全に解除されることはなく、その後の弾性アーム(64)の弾性復帰によって、軸片(32)は軸受け片(15)と拘持部材(6)により再びガタツキのない状態(図9(a))に拘持されることになる。
又、図7及び図8に示す組立工程において、図8(b)に示す如く軸片(32)が拘持位置の直前まで移動した状態からメカニズムシャーシ(4)を不用意に後退移動させたとして、突片(33)が、その後方に形成されているメインシャーシ(1)の壁面(14)に当接して、それ以上の後退が阻止されるので、その状態から再びメカニズムシャーシ(4)を軸片(32)の拘持位置へ向けて水平に押し進めればよく、作業性が良好である。
更に又、メカニズムデッキ(17)を斜めに傾斜させてメインシャーシ(1)に組み込むことから、プーリ支持部材(11)が邪魔にならないため、プーリ支持部材(11)をメインシャーシ(1)に一体成型することが可能となっており、これによって部品点数の削減が実現されている。
尚、本発明の各部構成は上記実施形態に限らず、特許請求の範囲に記載の技術的範囲内で種々の変形が可能である。例えば、メカニズムデッキ(17)は、メカニズムシャーシ(4)と昇降駆動部材(3)の組立構造に限らず、メカニズムシャーシ(4)に対して直接にカムフォロワー(31)及び軸片(32)を突設した構造を採用することも可能である。
本発明に係るディスクプレーヤの外観を示す斜視図である。 トレイを省略した該ディスクプレーヤの斜視図である。 該ディスクプレーヤの分解斜視図である。 メカニズムシャーシの弾性支持構造を示す断面図である。 昇降駆動部材の斜視図である。 軸受け片及び拘持部材の斜視図である。 メインシャーシにメカニズムデッキを組み込む工程を示す一連の側面図である。 同上の工程の要部を拡大して示す一連の側面図である。 軸受け片と拘持部材による軸片の拘持構造とその動作を説明する断面図である。 従来のディスクプレーヤの平面図である。 従来のディスクプレーヤにおける軸受け片及び拘持部材の斜視図である。 従来のディスクプレーヤにおける軸受け片と拘持部材による軸片の拘持構造とその動作を説明する断面図である。
符号の説明
(1) メインシャーシ
(12) チャッキングプーリ
(15) 軸受け片
(17) メカニズムデッキ
(2) トレイ
(3) 昇降駆動部材
(31) カムフォロワー
(32) 軸片
(33) 突片
(4) メカニズムシャーシ
(41) ターンテーブル
(42) ピックアップ装置
(5) カム部材
(6) 拘持部材
(61) 挿入路
(64) 弾性アーム

Claims (5)

  1. メインシャーシ(1)上に、ターンテーブル(41)及びピックアップ装置(42)を搭載したメカニズムデッキ(17)と、ターンテーブル(41)上にディスクを保持するためのチャッキングプーリ(12)とが配備され、メカニズムデッキ(17)の両側部には一対の軸片(32)(32)が外向きに突設されて、各軸片(32)がメインシャーシ(1)上に回転可能に支持され、メカニズムデッキ(17)をターンテーブル(41)の回転軸と直交する軸を中心として回動させることにより、ターンテーブル(41)上のディスクをチャッキングプーリ(12)に押し付けてチャックするディスクプレーヤにおいて、メインシャーシ(1)には、メカニズムデッキ(17)の軸片(32)を回転可能に受け止める軸受け片(15)と、軸受け片(15)に対して接近離間する方向の弾性を有して軸受け片(15)に接近する方向の弾性復帰力によって軸片(32)を軸受け片(15)上に回転可能に拘持する拘持部材(6)とが設けられると共に、軸片(32)を軸受け片(15)と拘持部材(6)の間の拘持位置まで挿入するための挿入路(61)が形成され、前記拘持部材(6)の軸受け片(15)から離間する方向の弾性変形は、軸片(32)の拘持が解除されることのない範囲に規制されていることを特徴とするディスクプレーヤ。
  2. メカニズムデッキ(17)は、ターンテーブル(41)及びピックアップ装置(42)が配備されたメカニズムシャーシ(4)と、メカニズムシャーシ(4)のターンテーブル(41)側の端部に係合する昇降駆動部材(3)とから構成され、該昇降駆動部材(3)に前記一対の軸片(32)(32)が突設され、該昇降駆動部材(3)を軸片(32)(32)回りに回転駆動することにより、メカニズムシャーシ(4)を回動させる請求項1に記載のディスクプレーヤ。
  3. メカニズムシャーシ(4)は、ターンテーブル(41)側の端部が昇降駆動部材(3)上に弾性支持されると共に、ターンテーブル(41)とは反対側の端部がメインシャーシ(1)上に弾性支持されている請求項2に記載のディスクプレーヤ。
  4. メインシャーシ(1)には、前記挿入路(61)に沿って軸受け片(15)と拘持部材(6)の間の拘持位置に向かって移動する軸片(32)の後方位置に、該拘持位置と対向する壁面(14)が形成され、昇降駆動部材(3)には、該拘持位置の軸片(32)の近傍位置から前記壁面(14)に向かって突出する突片(33)が設けられている請求項2又は請求項3に記載のディスクプレーヤ。
  5. 拘持部材(6)には、前記拘持位置へ向けて軸片(32)の移動を案内するためのガイド面(62)が形成されている請求項1乃至請求項4の何れかに記載のディスクプレーヤ。
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