JP2007207372A - スロットイン型ディスク装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】スロットイン型ディスク装置で、ディスク再生時のトラバースベースの微振動の発生を防止する。
【解決手段】ベース本体10に設けたトラバースベース30に、スピンドルモータ31とピックアップとピックアップを移動させる駆動手段33とを設ける。トラバースベース30をベース本体10側と蓋体側との間で変位させるカム機構をメインスライダー40とサブスライダー50にそれぞれ設け、メインスライダー40とサブスライダー50とを、スピンドルモータ31の側方に配置する。メインスライダー40を、カムレバー70によってサブスライダー50と連結し、カムレバー70は、メインスライダー40の移動によって動作し、サブスライダー50を移動させることによってトラバースベース30を変位させ、カムレバー70に弾性部材75を設け、ディスクの再生時には、弾性部材75がトラバースベース30に当接する。
【選択図】図1

Description

本発明は、CDやDVDなどのディスク状の記録媒体への記録、または再生を行うディスク装置に関し、特に外部からディスクを直接挿入し、または直接排出できるスロットイン型ディスク装置に関する。
従来のディスク装置は、トレイまたはターンテーブル上にディスクを載置し、このトレイやターンテーブルを装置本体内に装着するローディング方式が多く採用されているが、このようなローディング方式では、トレイやターンテーブルが必要な分、ディスク装置本体を薄型化するには限度があった。このため、最近では、ローディングモータによりレバー等でディスクを直接操作するスロットイン型ディスク装置が存在する(例えば特許文献1)。
しかしこのようなスロットイン型ディスク装置では、ディスクをこのディスク装置に挿入したり取り出したりする時に、トラバースベースに支持されたスピンドルモータを下降させて、挿入のための一定のクリアランスを設ける必要があるため、トラバースベースの昇降のための距離が装置の厚み方向に必要とされる。近年、パーソナルコンピュータの小型化に伴い、ディスク装置も小型化、薄型化が求められており、スロットイン方式のディスク装置で薄型化を図る場合、トラバースベースの昇降のための距離を必要最小限に押さえる必要がある。
このような技術的課題に対して本発明者らは、スピンドルモータをトラバースベースに対して、更に下方へ移動させることが可能な構成を既に提案している(特許文献2)。
特開2002−352498号公報 特願2004−257560号
しかし、特許文献2で提案した構成の場合、トラバースベースをベース本体側と蓋体側との間で変位させるカム機構には、摩擦抵抗による動作不良を発生させないために、通常クリアランスを設けている。
カム機構に、このようなクリアランスを設けることで、トラバースの変位動作を確実に行わせることができるが、特に偏重心が大きいディスクを高速回転させる場合には、このカム機構のクリアランスによって、トラバースベースに微振動が発生し、ディスク読み取りエラーが発生してしまうという課題がある。
そこで本発明は、スロットイン型ディスク装置で、ディスク再生時のトラバースベースの微振動の発生を防止することを目的とする。
請求項1記載の本発明のスロットイン型ディスク装置は、ディスクの再生時に、弾性部材がトラバースベースに当接することを特徴とする。
請求項2記載の本発明は、請求項1に記載のスロットイン型ディスク装置において、カムレバーに前記弾性部材を設けたことを特徴とする。
請求項3記載の本発明は、請求項2に記載のスロットイン型ディスク装置において、ベース本体と蓋体とからシャーシ外装を構成し、前記シャーシ外装のフロント面にディスクを直接挿入するディスク挿入口を形成し、前記ベース本体にトラバースベースを設け、前記トラバースベースにスピンドルモータとピックアップと当該ピックアップを移動させる駆動手段とを設け、前記トラバースベースを前記ベース本体側と前記蓋体側との間で変位させるカム機構を設け、前記カム機構を、メインスライダーとサブスライダーにそれぞれ設け、前記メインスライダーと前記サブスライダーとを、前記スピンドルモータの側方に位置するように設け、前記メインスライダーを、前記カムレバーによって前記サブスライダーと連結し、前記カムレバーは、前記メインスライダーの移動によって動作し、前記サブスライダーを移動させることによって前記トラバースベースを変位させることを特徴とする。
請求項4記載の本発明は、請求項3に記載のスロットイン型ディスク装置において、前記カムレバーの回転軸が前記スピンドルモータの回転軸と平行であり、前記カムレバーの回転によって、前記弾性部材が前記トラバースベースの側面に当接することを特徴とする。
請求項5記載の本発明は、請求項3に記載のスロットイン型ディスク装置において、前記トラバースベースの変位動作時には、前記弾性部材は前記トラバースベースから離間していることを特徴とする。
請求項6記載の本発明は、請求項1に記載のスロットイン型ディスク装置において、前記弾性部材を、スピンドルモータを中心にピックアップが稼動する反対側に設けたことを特徴とする。
本発明によれば、偏重心が大きいディスクを高速回転させた場合であっても、トラバースベースの微振動発生を無くし、安定してディスク読み取りを行うことができる。
本発明の第1の実施の形態によるスロットイン型ディスク装置は、ディスクの再生時に、弾性部材がトラバースベースに当接するものである。本実施の形態によれば、トラバースベースの再生時の微振動を防止することができるとともに、トラバースベースの変位動作に影響を与えることがない。
本発明の第2の実施の形態は、第1の実施の形態によるスロットイン型ディスク装置において、カムレバーに弾性部材を設けたものである。本実施の形態によれば、カムレバーの動作を利用するために、ディスクの再生時にのみ弾性部材をトラバースに当接することができ、トラバースベースの再生時の微振動を防止することができるとともに、トラバースベースの変位動作に影響を与えることがない。
本発明の第3の実施の形態は、第2の実施の形態によるスロットイン型ディスク装置において、ベース本体と蓋体とからシャーシ外装を構成し、シャーシ外装のフロント面にディスクを直接挿入するディスク挿入口を形成し、ベース本体にトラバースベースを設け、トラバースベースにスピンドルモータとピックアップと当該ピックアップを移動させる駆動手段とを設け、トラバースベースをベース本体側と蓋体側との間で変位させるカム機構を設け、カム機構を、メインスライダーとサブスライダーにそれぞれ設け、メインスライダーとサブスライダーとを、スピンドルモータの側方に位置するように設け、メインスライダーを、カムレバーによってサブスライダーと連結し、カムレバーは、メインスライダーの移動によって動作し、サブスライダーを移動させることによってトラバースベースを変位させるものである。本実施の形態によれば、カムレバーの動作を利用するために、ディスクの再生時にのみ弾性部材をトラバースに当接することができ、トラバースベースの再生時の微振動を防止することができるとともに、トラバースベースの変位動作に影響を与えることがない。
本発明の第4の実施の形態は、第3の実施の形態によるスロットイン型ディスク装置において、カムレバーの回転軸がスピンドルモータの回転軸と平行であり、カムレバーの回転によって、弾性部材がトラバースベースの側面に当接するものである。本実施の形態によれば、トラバースベースの側面から弾性部材を当接させることで、カム機構に設けているクリアランスに対して効果が高い。
本発明の第5の実施の形態は、第3の実施の形態によるスロットイン型ディスク装置において、トラバースベースの変位動作時には、弾性部材はトラバースベースから離間しているものである。本実施の形態によれば、トラバースベースの変位動作に影響を与えることがない。
本発明の第6の実施の形態は、第1の実施の形態によるスロットイン型ディスク装置において、弾性部材をスピンドルモータを中心にピックアップが稼動する反対側に設けたものである。
以下本発明の一実施例によるディスク装置について説明する。
図1は本実施例によるディスク装置のベース本体の平面図である。
本実施例によるディスク装置は、ベース本体と蓋体とからシャーシ外装が構成され、このシャーシ外装のフロント面にベゼルが装着される。また本実施例によるディスク装置は、ベゼルに設けたディスク挿入口からディスクを直接挿入するスロットイン型ディスク装置である。
図1に示すように、ディスクへの記録再生機能やディスクのローディング機能を行う各部品は、ベース本体10に装着される。
ベース本体10は、深底部10Aと浅底部10Bが形成され、浅底部10Bによってフロント面からリア面に至るウイング部が形成されている。
ベース本体10のフロント側にはディスクを直接挿入するディスク挿入口11を形成し、ベース本体10のリア面の端部にはコネクタ12を配設している。ベース本体10のディスク挿入口11側にはトラバースベース30が配置され、ベース本体10のコネクタ12側にはリアベース13が配置されている。トラバースベース30とリアベース13とは互いが重ならないように配置されている。リアベース13のベース本体10面側にはプリント基板14が設けられている。
トラバースベース30は、スピンドルモータ31とピックアップ32とピックアップ32を移動させる駆動手段33とを保持している。スピンドルモータ31はトラバースベース30の一端側に設けられ、ピックアップ32はトラバースベース30の一端側から他端側までを移動可能に設けられている。またピックアップ32は停止時にはトラバースベース30の他端側、すなわちベース本体10の外周側に配置される。
トラバースベース30において、スピンドルモータ31がベース本体10の中央部に位置し、またピックアップ32の往復動範囲がスピンドルモータ31よりもディスク挿入口11側に位置し、またピックアップ32の往復移動方向がディスクの挿入方向と異なるように配設されている。ここで、ピックアップ32の往復移動方向とディスクの挿入方向とは、45度の角度としている。
トラバースベース30は、一対のインシュレータ34A、34Bによってベース本体10に支持されている。
一対のインシュレータ34A、34Bは、スピンドルモータ31の位置よりもピックアップ32の静止位置側に配設している。本実施例では、インシュレータ34Aはディスク挿入口11の内側近傍の一端側に、インシュレータ34Bはディスク挿入口11の内側近傍の中央部に設けている。インシュレータ34A、34Bは、弾性材料からなるダンパー機構を備えている。トラバースベース30は、インシュレータ34A、34Bを支点として、スピンドルモータ31側をベース本体10と近接離間させるように動作する。
以下に、カム機構を備えたメインスライダー40とサブスライダー50について説明する。トラバースベース30を変位させるカム機構は、メインスライダー40とサブスライダー50にそれぞれ設けている。ここで、メインスライダー40とサブスライダー50とは、スピンドルモータ31の側方に位置するように配設されている。メインスライダー40は、その一端がシャーシ本体10のフロント面側、その他端がシャーシ本体10のリア面側となる方向に配設されている。また、サブスライダー50は、トラバースベース30とリアベース13との間に、メインスライダー40と直交する方向に配設されている。
トラバースベース30を変位させるカム機構は、第1のカム機構41と第2のカム機構51によって構成される。第1のカム機構41は、メインスライダー40のスピンドルモータ31側の面に、第2のカム機構51は、サブスライダー50のスピンドルモータ31側の面にそれぞれ設けられている。
なお、メインスライダー40とトラバースベース30との間にはベース部材15が設けられ、サブスライダー50とトラバースベース30との間にはベース部材16が設けられている。ここでベース部材15とベース部材16はベース本体10に固定され、ベース部材15に設けた縦溝によってトラバースベース30のカムピンを位置規制し、ベース部材16に設けた縦溝によってトラバースベース30のカムピンを位置規制している。
ここで、ベース部材16とサブスライダー50とは、第3のカム機構(図示せず)によって連結している。そしてこの第3のカム機構は、第2のカム機構51によってトラバースベース30をベース本体10に対して離間する方向に移動させる時に、サブスライダー50をベース本体10に対して離間する方向に移動させる機能を備えている。
メインスライダー40の一端側にはローディングモータ60が配設されている。ローディングモータ60の駆動軸とメインスライダー40の一端側とは歯車機構61を介して連結されている。
このローディングモータ60の駆動によってメインスライダー40を長手方向に摺動させることができる。またメインスライダー40は、カムレバー70によってサブスライダー50と連結している。
カムレバー70は、回動支点71、ピン72、ピン73、及びピン74を有している。ピン72、73はメインスライダー40の上面に設けたカム溝と係合し、ピン74でサブスライダー50の上面に設けたカム溝と係合し、カムレバー70は、回動支点71を軸として回動する。
カムレバー70は、回動支点71とピン74との間に弾性部材75を設けている。この弾性部材75は、スピンドルモータ31を中心にピックアップ32が稼動する反対側に設けている。サブスライダー50の移動によってトラバースベース30が変位動作している時には、弾性部材75はトラバースベース30から離間している。
以上説明した、コネクタ12、トラバースベース30、リアベース13、プリント基板14、インシュレータ34A、34B、メインスライダー40、サブスライダー50、及びローディングモータ60は、ベース本体10の深底部10Aに設けられ、これらの部材と蓋体との間に、ディスク挿入空間を形成する。
次に、ディスクを挿入するときにディスクを支持するガイド部材と、ディスクを挿入するときに動作するレバー部材について説明する。
図2はディスクを保持した状態を示す本装置の平面図である。
深底部10Aのディスク挿入口11近傍の一端側には、所定長さの第1のディスクガイド17が設けられている。この第1のディスクガイド17は、ディスク挿入側から見た断面が、「コ」の字状の溝を有している。この溝によってディスクは支持される。
一方、ディスク挿入口11側の浅底部10Bには、引き込みレバー80が設けられ、この引き込みレバー80の可動側端部に第2のディスクガイド81を備えている。第2のディスクガイド81は、円筒状のローラで構成され、引き込みレバー80の可動側端部に回動自在に設けられている。また、第2のディスクガイド81のローラ外周には溝が形成され、この溝によってディスクは支持される。
引き込みレバー80は、可動側端部が固定側端部よりもディスク挿入口11側で動作するように配置され、固定側端部に回動支点82を有している。
引き込みレバー80は、サブレバー90によって動作する。
サブレバー90は、可動側の一端に凸部91を備え、他端側に回動支点92を備えている。サブレバー90の凸部91は、引き込みレバー80の長溝内を摺動する。また、サブレバー90の回動支点92は、メインスライダー40上に位置している。なお、回動支点92は、メインスライダー40とは連動せず、ベース本体10に固定されている。またサブレバー90の回動支点92よりも凸部91側の下面には、ピン93を備えている。このピン93は、メインスライダー40の上面に設けられたカム溝内を摺動する。従って、サブレバー90は、メインスライダー40の移動にともなって角度が変更され、このサブレバー90の角度の変更によって引き込みレバー80の旋回角度を変更する。すなわち、サブレバー90の動作によって、引き込みレバー80の第2のディスクガイド81がスピンドルモータ31に近接離間するように動作する。
ベース本体10の引き込みレバー80と異なる側部には、排出レバー100が設けられている。この排出レバー100の一端側の可動側端部にはガイド101が設けられている。また、排出レバー100の他端側には、回動支点102が設けられている。また、排出レバー100の可動側端部には、ガイド101よりもリア面側に当接部103が設けられている。また、排出レバー100には、弾性体104が設けられている。この弾性体104の一端は排出レバー100に固定されており、他端はリアベース13に固定されている。当接部103は、リア面側に引き込まれた場合に、リアベース13の当接部13Aと当接する。また排出レバー100は、弾性体104の弾性力によってディスク挿入口11側に引き出される。なお、排出レバー100は、リンクアーム105を介してメインスライダー40と連動して動作する。
また、排出レバー100と同じ側のベース本体10の側部には、ガイドレバー180が設けられている。ガイドレバー180は、リア面側を回動支点181とし、可動側にガイド182を備えている。このガイドレバー180は、弾性体によってガイド182側がディスク側に突出するように付勢されている。また、このガイドレバー180は、リンクアーム105を介してメインスライダー40と連動し、このメインスライダー40の動きに応じて、ガイド182側がディスクから離間するように動作する。
ベース本体10のリア面側には規制レバー110が設けられている。この規制レバー110は、リア面側端部を回動支点111とし、可動側端部にガイド112を備えている。この規制レバー110は、弾性体によってガイド112側が常にフロント側に突出するように付勢されている。また、この規制レバー110は所定位置でリミットスイッチを動作させる。すなわち、ディスクが所定位置まで挿入されると、リミットスイッチがオフし、ローディングモータ60を駆動する。このローディングモータ60の駆動によって、メインスライダー40が摺動する。
また、ベース本体10のフロント側には、フロントガイダー21が設けられている。フロントガイダー21は、ディスク挿入口11の一端側であって、引き込みレバー80とディスク挿入口11との間に配置されている。またこのフロントガイダー21は、ローディングモータ60や歯車機構、メインスライダー40の一部を覆うように、これらの部材よりも蓋体側に設けられている。
以下にカムレバーの動作について説明する。
図3は図1の状態の要部斜視図、図4は図2の状態の要部斜視図である。
ピン73がメインスライダー40のカム溝と係合している間は、カムレバー70は回動しない。この状態のカムレバー70は図1及び図3の状態である。この状態はスタンバイ状態である。ディスクがローディングされた後もしばらくはこの状態であり、トラバースベース30はベース本体10に近接した状態にある。
ディスクの中心がスピンドルモータ31の上方に位置したタイミングで、ピン73はメインスライダー40のカム溝から外れ、カムレバー70は回動を始める。
メインスライダー40は、カムレバー70のピン72が摺動する溝を有し、カムレバー70の動作によって第1のカム機構41をメインスライダー40と同一の方向に移動させる。カムレバー70の回動によって、サブスライダー50を移動させ、サブスライダー50を移動させることによって第2のカム機構51を動作させる。
すなわち、カムレバー70の回動によって、第1のカム機構41及び第2のカム機構51は、所定距離だけ移動し、トラバースベース30が変位動作する。
このトラバースベース30の変位動作の段階では、弾性部材75はトラバースベース30から離間している。そしてチャッキング動作が終了した段階で、カムレバー70の回動は終了し、この終了時点、または終了の手前の状態で弾性部材75はトラバースベース30に当接し、トラバースベース30を側面から押圧することになる。
図2及び図4では、弾性部材75がトラバースベース30に当接した状態を示している。
以上のように本実施例によれば、カムレバー70の動作を利用するために、ディスクの再生時にのみ弾性部材75をトラバースベース30に当接することができ、トラバースベース30の再生時の微振動を防止することができるとともに、トラバースベース30の変位動作に影響を与えることがない。
本発明は、CD、DVD等のディスク状記録媒体の記録または再生を行うディスク装置において、ディスクを確実にスピンドルモータに装着させるためのトラバースベースの移動を最小限に制限しても、ディスクの確実な自動装着操作が可能となるスペースを確保することが可能となり、家庭用映像機器やコンピュータの周辺装置として用いられる薄型化の必要なディスク装置に利用できる。
本発明の一実施例によるディスク装置のベース本体の概略平面図 同ディスク装置のディスクを保持した状態を示す平面図 図1の要部斜視図 図2の要部斜視図
符号の説明
10 ベース本体
11 ディスク挿入口
30 トラバースベース
31 スピンドルモータ
40 メインスライダー
41 第1のカム機構
50 サブスライダー
51 第2のカム機構
70 カムレバー
75 弾性部材

Claims (6)

  1. ディスクの再生時に、弾性部材がトラバースベースに当接することを特徴とするスロットイン型ディスク装置。
  2. カムレバーに前記弾性部材を設けたことを特徴とする請求項1に記載のスロットイン型ディスク装置。
  3. ベース本体と蓋体とからシャーシ外装を構成し、
    前記シャーシ外装のフロント面にディスクを直接挿入するディスク挿入口を形成し、
    前記ベース本体にトラバースベースを設け、
    前記トラバースベースにスピンドルモータとピックアップと当該ピックアップを移動させる駆動手段とを設け、
    前記トラバースベースを前記ベース本体側と前記蓋体側との間で変位させるカム機構を設け、
    前記カム機構を、メインスライダーとサブスライダーにそれぞれ設け、
    前記メインスライダーと前記サブスライダーとを、前記スピンドルモータの側方に位置するように設け、
    前記メインスライダーを、前記カムレバーによって前記サブスライダーと連結し、
    前記カムレバーは、前記メインスライダーの移動によって動作し、前記サブスライダーを移動させることによって前記トラバースベースを変位させることを特徴とする請求項2に記載のスロットイン型ディスク装置。
  4. 前記カムレバーの回転軸が前記スピンドルモータの回転軸と平行であり、前記カムレバーの回転によって、前記弾性部材が前記トラバースベースの側面に当接することを特徴とする請求項3に記載のスロットイン型ディスク装置。
  5. 前記トラバースベースの変位動作時には、前記弾性部材は前記トラバースベースから離間していることを特徴とする請求項3に記載のスロットイン型ディスク装置。
  6. 前記弾性部材を、スピンドルモータを中心にピックアップが稼動する反対側に設けたことを特徴とする請求項1に記載のスロットイン型ディスク装置。
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