JP2008165838A - スロットイン型ディスク装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】薄型ドライブで省スペースを維持しつつ、振動を抑制することができるスロットイン型ディスク装置を提供すること。
【解決手段】スロットイン型ディスク装置は、ベース本体10と蓋体とからシャーシ外装を構成し、シャーシ外装のフロント面にディスクを直接挿入するディスク挿入口11を形成し、ベース本体10のフロント面側にはトラバースベース30が配置され、トラバースベース30の側方にスライダー50が配置され、トラバースベース30側のカムピン51Bとスライダー50側のカム溝51Aとの間でトラバースベース30を昇降させるカム機構51を構成し、トラバースベース30とスライダー50との間にはベース部材16が設けられ、ベース部材16に設けた縦溝16Bによってカムピン51Bを位置規制し、縦溝16Bを弾性部材16Aによって形成したことを特徴とする。
【選択図】 図1

Description

本発明は、CDやDVDなどのディスク状の記録媒体への記録、または再生を行うディスク装置に関し、特に外部からディスクを直接挿入し、または直接排出できるスロットイン型ディスク装置に関する。
従来のディスク装置は、トレイまたはターンテーブル上にディスクを載置し、このトレイやターンテーブルを装置本体内に装着するローディング方式が多く採用されているが、このようなローディング方式では、トレイやターンテーブルが必要な分、ディスク装置本体を薄型化するには限度があった。このため、最近では、ローディングモータによりレバー等でディスクを直接操作するスロットイン型ディスク装置が存在する(例えば特許文献1)。
特開2002−352498号公報
しかし、特許文献1の装置では、ディスク再生時にトラバースの昇降ピンをカムやガイド部材で保持しているが、昇降ピンは、カム等に対して摺接抵抗の発生しない状態を保つ必要があるため、一定のガタが存在し、振動に対して弱い構成であった。
また、トラバース昇降ピンの左右方向の振動については、トラバース昇降用カムが左右に移動するため、左右方向の位置規制をガイド部材に頼っている。ガイド部材は、板金などの非弾性部材を使用しているため、ディスク再生時に、振動が大きくなり、ピンと板金の間で振動が発生することがあった。
そこで本発明は、薄型ドライブで省スペースを維持しつつ、振動を抑制することができるスロットイン型ディスク装置を提供することを目的とする。
請求項1記載の本発明のスロットイン型ディスク装置は、ベース本体と蓋体とからシャーシ外装を構成し、前記シャーシ外装のフロント面にディスクを直接挿入するディスク挿入口を形成し、前記ベース本体のフロント面側にはトラバースベースが配置され、前記トラバースベースの側方にスライダーが配置され、前記トラバースベース側のカムピンと前記スライダー側のカム溝との間で前記トラバースベースを昇降させるカム機構を構成し、前記トラバースベースと前記スライダーとの間にはベース部材が設けられ、前記ベース部材に設けた縦溝によって前記カムピンを位置規制するスロットイン型ディスク装置であって、前記縦溝を弾性部材によって形成したことを特徴とする。
請求項2記載の本発明は、請求項1に記載のスロットイン型ディスク装置において、前記縦溝を、上端側に比べて下端側の溝幅を狭くしたことを特徴とする。
本発明によれば、トラバース昇降用のカムピンを弾性部材によってガイドすることで、特に左右方向の振動を有効に吸収することができる。
本発明の第1の実施の形態によるスロットイン型ディスク装置は、縦溝を弾性部材によって形成したものである。本実施の形態によれば、トラバース昇降用のカムピンを弾性部材によってガイドすることで、特に左右方向の振動を有効に吸収することができる。
本発明の第2の実施の形態は、第1の実施の形態によるスロットイン型ディスク装置において、縦溝を、上端側に比べて下端側の溝幅を狭くしたものである。本実施の形態によれば、ディスク再生位置では左右方向の振動を吸収させ、ディスク再生位置以外のポジションでは、トラバース昇降用のカムピンの径よりも縦溝の幅を大きくすることでトラバース昇降の負荷を減らすことができる。
以下本発明の一実施例によるディスク装置について説明する。
図1は本実施例によるディスク装置のベース本体の平面図、図2は同装置の要部拡大斜視図、図3は同装置に用いる部品の要部斜視図、図4は図3の要部側面図である。
本実施例によるディスク装置は、ベース本体と蓋体とからシャーシ外装が構成され、このシャーシ外装のフロント面にベゼルが装着される。また本実施例によるディスク装置は、ベゼルに設けたディスク挿入口からディスクを直接挿入するスロットイン型ディスク装置である。
図1に示すように、ディスクへの記録再生機能やディスクのローディング機能を行う各部品は、ベース本体10に装着される。
ベース本体10のフロント側にはディスクを直接挿入するディスク挿入口11を形成し、ベース本体10のリア面の端部にはコネクタ12を配設している。ベース本体10のディスク挿入口11側にはトラバースベース30が配置され、ベース本体10のコネクタ12側にはリアベース13が配置されている。トラバースベース30とリアベース13とは互いが重ならないように配置されている。リアベース13のベース本体10面側にはプリント基板14が設けられている。
トラバースベース30は、スピンドルモータ31とピックアップ32とピックアップ32を移動させる駆動手段33とを保持している。スピンドルモータ31はトラバースベース30の一端側に設けられ、ピックアップ32はトラバースベース30の一端側から他端側までを移動可能に設けられている。またピックアップ32はスタンバイ時にはトラバースベース30の他端側、すなわちベース本体10の外周側に配置される。
トラバースベース30において、スピンドルモータ31がベース本体10の中央部に位置し、またピックアップ32の往復移動範囲がスピンドルモータ31よりもディスク挿入口11側に位置し、またピックアップ32の往復移動方向がディスクの挿入方向と異なるように配設されている。ここで、ピックアップ32の往復移動方向とディスクの挿入方向とは、40〜45度の角度としている。
トラバースベース30は、一対のインシュレータ34A、34Bによってベース本体10に支持されている。
一対のインシュレータ34A、34Bは、スピンドルモータ31の位置よりもピックアップ32の静止位置側に配設している。本実施例では、インシュレータ34Aはディスク挿入口11の内側近傍の一端側に、インシュレータ34Bはディスク挿入口11の内側近傍の中央部に設けている。インシュレータ34A、34Bは、弾性材料からなるダンパー機構を備えている。トラバースベース30は、インシュレータ34A、34Bを支点として、スピンドルモータ31側をベース本体10と近接離間させるように動作する。
以下に、カム機構を備えたメインスライダー40とサブスライダー50について説明する。トラバースベース30を変位させるカム機構は、メインスライダー40とサブスライダー50にそれぞれ設けている。ここで、メインスライダー40とサブスライダー50とは、スピンドルモータ31の側方に位置するように配設されている。メインスライダー40は、その一端がシャーシ本体10のフロント面側、その他端がシャーシ本体10のリア面側となる方向に配設されている。また、サブスライダー50は、トラバースベース30とリアベース13との間に、メインスライダー40と直交する方向に配設されている。
トラバースベース30を変位させるカム機構は、第1のカム機構41と第2のカム機構51によって構成される。第1のカム機構41は、メインスライダー40のスピンドルモータ31側の面に、第2のカム機構51は、サブスライダー50のスピンドルモータ31側の面にそれぞれ設けられている。
なお、メインスライダー40とトラバースベース30との間にはベース部材15が設けられ、サブスライダー50とトラバースベース30との間にはベース部材16が設けられている。ここでベース部材15とベース部材16はベース本体10に固定されている。ベース部材15に設けた縦溝(図示せず)によってトラバースベース30のカムピン(図示せず)を位置規制している。
メインスライダー40の一端側にはローディングモータ60が配設されている。ローディングモータ60の駆動軸とメインスライダー40の一端側とは歯車機構を介して連結されている。
このローディングモータ60の駆動によってメインスライダー40を長手方向に摺動させることができる。またメインスライダー40は、カムレバー70によってサブスライダー50と連結している。
カムレバー70は、回動支点71、ピン72、ピン73、及びピン74を有している。ピン72、73はメインスライダー40の上面に設けたカム溝と係合し、ピン74はサブスライダー50の上面に設けたカム溝と係合し、カムレバー70は、回動支点71を軸として回動する。
以下にカムレバーの動作について説明する。
ピン73がメインスライダー40のカム溝と係合している間は、カムレバー70は回動しない。この状態はスタンバイ状態である。ディスクがローディングされた後にもしばらくはこの状態であり、トラバースベース30はベース本体10に近接した状態にある。
ディスクの中心がスピンドルモータ31の上方に位置した時点で、ピン73はメインスライダー40のカム溝から外れ、カムレバー70は回動を始める。
メインスライダー40は、カムレバー70のピン72が摺動する溝を有し、カムレバー70の動作によって第1のカム機構41をメインスライダー40と同一の方向に移動させる。カムレバー70の回動によって、サブスライダー50を移動させ、サブスライダー50を移動させることによって第2のカム機構51を動作させる。
すなわち、カムレバー70の回動によって、第1のカム機構41及び第2のカム機構51は、所定距離だけ移動し、トラバースベース30が変位動作する。
そしてチャッキング動作が終了した時点で、カムレバー70の回動は終了する。
以上説明した、コネクタ12、トラバースベース30、リアベース13、プリント基板14、インシュレータ34A、34B、メインスライダー40、サブスライダー50、及びローディングモータ60は、ベース本体10に設けられ、これらの部材と蓋体との間に、ディスク挿入空間を形成する。
次に、図2から図4を用いて、サブスライダー50におけるカム機構を説明する。
第2のカム機構51は、サブスライダー50の側面に設けたカム溝51Aと、トラバースベース30のカムピン51Bによって構成されている。なお、ベース部材16には、弾性部材16Aが装着され、この弾性部材16Aによって縦溝16Bが形成されている。そして、このベース部材16に設けた弾性部材16Aの縦溝16Bによってトラバースベース30のカムピン51Bを位置規制している。なお、縦溝16Bは、下端側において上端側に比べて溝幅が狭く構成され、カムピン51Bが縦溝16Bの下部に位置する時に、縦溝16Bによって挟持される。ここで、ベース部材16とサブスライダー50とは、第3のカム機構52によって連結している。第3のカム機構52は、サブスライダー50側面に設けたカム溝52Aとベース部材16に取り付けたカムピン52Bによって構成されている。そしてこの第3のカム機構52は、第2のカム機構51によってトラバースベース30をベース本体10に対して離間する方向に移動させる時に、サブスライダー50をベース本体10に対して離間する方向に移動させるものである。
なお、本実施例においては、ベース部材16に対して弾性部材16Aを装着した場合で説明したが、ベース部材15に対しても同様に縦溝を有する弾性部材を用いることが好ましい。
以上のように、本実施例によれば、トラバース昇降用のカムピン51Bを弾性部材16Aによってガイドすることで、特に左右方向の振動を有効に吸収することができる。特に弾性部材16Aは、ディスク再生位置では、トラバース昇降用のカムピン51Bのピン径よりも狭い幅の溝でガイドすることによって、左右方向の振動を吸収させ、ディスク再生位置以外のポジションでは、トラバース昇降用のカムピン51Bの径よりも縦溝16Bの幅を大きくすることでトラバース昇降の負荷を減らすことができる。このように本実施例による弾性部材16Aは、効果的に装置の振動を抑えることができ、また薄型(小型)で構成できるため、装置の薄型化を図ることができる。
本発明は、CD、DVD等のディスク状記録媒体の記録または再生を行うディスク装置において、特に家庭用映像機器やコンピュータの周辺装置として用いられる薄型化の必要なディスク装置に利用できる。
本実施例によるディスク装置のベース本体の平面図 同装置の要部拡大斜視図 同装置に用いる部品の要部斜視図 図3の要部側面図
符号の説明
10 ベース本体
11 ディスク挿入口
15,16 ベース部材
16A 弾性部材
16B 縦溝
30 トラバースベース
40 メインスライダー
50 サブスライダー
41,51 カム機構
51A,52A カム溝
51B,52B カムピン

Claims (2)

  1. ベース本体と蓋体とからシャーシ外装を構成し、
    前記シャーシ外装のフロント面にディスクを直接挿入するディスク挿入口を形成し、
    前記ベース本体のフロント面側にはトラバースベースが配置され、
    前記トラバースベースの側方にスライダーが配置され、
    前記トラバースベース側のカムピンと前記スライダー側のカム溝との間で前記トラバースベースを昇降させるカム機構を構成し、
    前記トラバースベースと前記スライダーとの間にはベース部材が設けられ、
    前記ベース部材に設けた縦溝によって前記カムピンを位置規制するスロットイン型ディスク装置であって、
    前記縦溝を弾性部材によって形成したことを特徴とするスロットイン型ディスク装置。
  2. 前記縦溝を、上端側に比べて下端側の溝幅を狭くしたことを特徴とする請求項1に記載のスロットイン型ディスク装置。
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