JP2005213858A - 選択取水設備 - Google Patents

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Abstract

【課題】 据付け性、開閉操作性、水密性が良く、昇降構造も簡単で製造コストを安価にできる選択取水設備を提供する。
【解決手段】 ダム湖等1の取水塔3の側壁3aに上下方向のスリット4が形成され、この側壁3aの上流側にスリット4を塞ぐ可撓性の遮水膜5が吊り下げられて、この遮水膜5と側壁3aとの間に、昇降装置28で側壁3aに沿って上下移動されながら遮水膜5を捲り上げる取水ゲート14が介設され、この取水ゲート14の側面と背面とに、側面から取水した水をスリット4を介して背面から取水塔3内に導水する取水口14c,14dが形成されている。
【選択図】 図1

Description

本発明は、取水水深を任意に選択できる選択取水設備に関する。
従来、選択取水設備としては、ダム湖やため池の堰堤に深さの異なる取水口を多段で形成して、各取水口の鋼製取水ゲートを開閉することで取水水深を選択するか、あるいは底部若しくは堰堤に固定されたテレスコープで上下できるシリンダー若しくは半円筒ゲートで必要な取水水深から取水を行うようにしたものが提案されている。
また、多段の遮水膜の昇降で取水水深を任意に選択できる遮水膜式選択取水設備も提案されている(例えば特許文献1参照)。
特開2002−275865号公報
しかしながら、前者の従来技術は、各取水口に重い鋼製取水ゲートを必要とするから、据付け性、開閉操作性が悪く、製造コストが高価になるという問題がある。
後者の従来技術は、多段の遮水膜の昇降構造が複雑で、遮水膜間の水密性も悪いという問題があった。
本発明は、上記問題を解消するためになされたもので、据付け性、開閉操作性、水密性が良く、昇降構造も簡単で製造コストを安価にできる選択取水設備を提供することを課題とするものである。
上記課題を解決するために、請求項1の発明は、ダム湖等の取水塔の側壁に上下方向のスリットが形成され、この側壁の上流側にスリットを塞ぐ可撓性の遮水膜が吊り下げられて、この遮水膜と側壁との間に、昇降装置で側壁に沿って上下移動されながら遮水膜を捲り上げる取水ゲートが介設され、この取水ゲートの側面と背面とに、側面から取水した水をスリットを介して背面から取水塔内に導水する取水口が形成されていることを特徴とする選択取水設備を提供するものである。
請求項2の発明は、請求項1記載の選択取水設備であって、上記取水塔の側壁は、上部が下流方向に傾斜する傾斜面に形成されて、上記遮水膜の下端には、遮水膜張設用ウエイトが取付けられていることを特徴とするものである。
請求項3の発明は、請求項1または2記載の選択取水設備であって、上記遮水膜には、スリット幅よりも長い捲れ防止材が取付けられていることを特徴とするものである。
請求項4の発明は、請求項1〜3のいずれか1項に記載の選択取水設備であって、上記遮水膜を水面上に引き上げ可能な巻取り装置が設けられていることを特徴とするものである。
請求項5の発明は、請求項1〜4のいずれか1項に記載の選択取水設備であって、上記取水ゲートは、側面視で三角筒状であることを特徴とするものである。
請求項6の発明は、請求項5記載の選択取水設備であって、上記取水ゲートに遮水膜のガイドローラが取付けられていることを特徴とするものである。
請求項7の発明は、請求項1〜4のいずれか1項に記載の選択取水設備であって、上記取水ゲートは、側面視で円筒状であって、上下移動方向に回転可能であることを特徴とするものである。
請求項1の発明によれば、取水塔の側壁に、スリットを塞ぐ可撓性の遮水膜を吊り下げ、この遮水膜と側壁との間に、側壁に沿って上下移動しながら遮水膜を捲り上げる取水ゲートを介設して、昇降装置で取水ゲートを所定の取水位置に移動させることにより、取水ゲートの側面取水口から取水されたダム湖等の水がスリットを介して背面取水口から取水塔内に導水されるようになる。
上記遮水膜は、水圧で側壁に水密に貼り付いてスリットを塞ぐとともに、取水ゲートは、遮水膜と側壁との間に潜り込んで、水圧で取水ゲートの前面側に遮水膜が水密に貼り付いているから、遮水膜と側壁および取水ゲートとの間の水密性が維持される。
そして、取水位置を変えるときに、昇降装置で取水ゲートを上移動若しくは下移動させると、水圧で遮水膜と側壁および取水ゲートとの間の水密性が維持された状態で、取水ゲートは、遮水膜を捲り上げながら上移動若しくは下移動するようになる。
このように、取水塔の側壁にスリットを塞ぐ遮水膜を吊り下げて、この遮水膜と側壁との間に比較的小型な1台の取水ゲートを設けるだけであるから、各取水口に重い鋼製取水ゲートを必要とする従来技術と比べて、据付け性や開閉操作性が良好になるとともに、製造コストも安価になる。
また、多段の遮水膜を必要とする従来技術と比べて、常時は遮水膜を昇降させないので、遮水膜と側壁および取水ゲートとの間の水密性が良好であるとともに、昇降構造が簡単になって製造コストも安価になる。
上記取水ゲートは、取水塔に設置した昇降装置のロープ等で上下移動させることができ、取水ゲートを水面上に引き上げることができるから、取水ゲートの保守点検が水面上で容易に行える。
請求項2の発明によれば、取水塔の側壁を傾斜面を形成したから、遮水膜張設用ウエイトで張設されることと相俟って、遮水膜が水圧で側壁に水密に貼り付いて、スリットを確実に塞ぐことができる。
請求項3の発明によれば、遮水膜に捲れ防止材を取付けたから、遮水膜が水圧でスリットから取水塔内に引き込まれることを防止できる。
請求項4の発明によれば、遮水膜を水面上に引き上げ可能な巻取り装置を設けたから、遮水膜の保守点検が水面上で容易に行える。
請求項5の発明によれば、取水ゲートを三角筒状とすれば、上下移動方向に傾斜部が形成されるから、遮水膜をスムーズに捲り上げながら取水ゲートが上下移動するようになる。
請求項6の発明によれば、取水ゲートに遮水膜のガイドローラを取付けると、遮水膜をよりスムーズに捲り上げることができる。
請求項7の発明によれば、取水ゲートを円筒状として回転可能とすれば、遮水膜をスムーズに捲り上げながら取水ゲートが上下移動するようになる。
以下、本発明を実施するための最良の形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。
図1及び図2に示すように、ダム湖等1にはコンクリート製の堤体2が設置されて、この堤体2のダム湖側の前面(上流側)には、中空直方体形状で前方に突出した取水塔3が設けられ、この取水塔3の前面側壁3aには、上下方向のスリット4が形成されている。上記取水塔3の前面側壁3aは、上部が下流方向に傾斜する傾斜面に形成されている。
この前面側壁3aの上流側には、スリット4を塞ぐためにスリット幅W〔図3(b)参照〕よりも広幅な縦長長方形状の遮水膜5が吊り下げられている。この遮水膜5は可撓性のゴム等で成形されている。
上記遮水膜5は、上端5aは、上記取水塔3の上部に設置された巻き取り装置6のドラム6aに連結されるとともに、下端5bには、遮水膜張設用ウエイト7が取付けられている。
また、遮水膜5には、上下方向に一定の間隔で、上記スリット幅Wよりも長く水平方向に延在する捲れ防止材8が取付けられている。この捲れ防止材8は、撓みにくい細径棒材であって、遮水膜5の前面に固定されている。
この遮水膜5の背面が対向する取水塔3のスリット4の両側の前面側壁3aには、図6に示すように、遮水膜5の吊り下げ方向に沿って延在する当たり板9が固定されている。この当たり板9は、例えばステンレス鋼板製であって、遮水膜5がコンクリート製の前面側壁3aに直接擦れないようにするためのものである。
上記取水塔3のスリット4の両側の前面側壁3aには、図5に示すように、平面視でI字状で、上記遮水膜5の吊り下げ方向に沿って延在するローラレール11の後部が埋設され、このローラレール11の前部には、遮水膜5の端部に接近する幅規制部11aが設けられている。この幅規制部11aは、遮水膜5の幅方向移動を規制するものである。
また、上記取水塔3のスリット4の両側の前面側壁3aの背面側の内壁3bには、平面視でH字状で、上記遮水膜5の吊り下げ方向に沿って延在するガイドローラレール12が固定されている。
上記取水塔3の前面側壁3aと遮水膜5の間には、図3(a)および図4(b)に示すように、側面視で三角筒状の取水ゲート14が介設されている。この取水ゲート14は、概ね二等辺三角形状であって、上傾斜部14aと下傾斜部14bとが形成されて、各頂点は丸められている。
上記取水ゲート14の両側面には側面取水口14cがそれぞれ形成されて、各側面取水口14cには、ゴミの流入を阻止するバースクリーン15が取付けられている。
上記取水ゲート14の底面には上記スリット4内に遊嵌する取水短管14eが取付けられ、この取水短管14eに背面取水(流出)口14dが形成されている。
そして、図3(a)に矢印aで示すように、取水ゲート14の側面取水口14cから取水した水をスリット4を介して背面取水(流出)口14dから取水塔3内に導水するようになる。この取水塔3内に導水された水は、図1に示すように、取水塔3内の底部の放流管16から外部に放流されるようになる。なお、取水塔3のスリット4が遮水膜5で塞がれて気密になるために、取水塔3内に外部空気cを導入するための給気管17が設けられている。
上記取水塔3内の上部には修理用ゲート19が設けられ、この修理用ゲート19は、下降時に上記放流管16の入口16aを閉じて、放流管16に設けられた放流ゲート等を修理するときに使用するものである。
上記取水ゲート14の上傾斜部14aの上端両側と下傾斜部14bの下端両側とには、上記ローラレール11を転動可能な主ローラ21がそれぞれ取付けられるとともに、上記ローラレール11を外側からオーバーハングするように平面視でコ字状のガイドプレート22がそれぞれ取付けられている。これにより、取水ゲート14は、ガイドプレート22で前後方向および幅方向を規制された状態で、主ローラ21がローラレール11に沿って上下移動されるようになる。
また、取水ゲート14の取水短管14eの両側には、上記ガイドローラレール12の側面を転動可能なガイドローラ20がそれぞれ取付けられて、取水短管14eは、ガイドローラレール12で幅方向を規制された状態で、ガイドローラ20がガイドローラレール12に沿って上下移動されるようになる。
上記取水ゲート14の頂部と上傾斜部14aと下傾斜部14bとには、図4(b)および図7に示すように、遮水膜5の背面に接触して、遮水膜5をガイドするガイドローラ23がそれぞれ回転自在に取付けられている。
図7に示すように、上記取水ゲート14の上傾斜部14aの左右のガイドプレート22には、リフティングビーム25のテンションロッド26がそれぞれ連結され、このリフティングビーム25のシーブ25aには、図4(b)のようにプーリ27が取付けられている。
図1のように、上記取水塔3の上部に昇降装置28が設置され、この昇降装置28のドラム28aに巻き付けられたロープ29が上記プーリ27に巻き掛けられて、このロープ29の端部29aが取水塔3の上部に係止されている。
そして、昇降装置28のドラム28aを正転させてロープ29を緩めると、自重によってリフティングビーム25とともに取水ゲート14が遮水膜5を捲り上げながら下移動D(図1の矢印参照)するとともに、ドラム28aを逆転させてロープ29を巻き取ると、リフティングビーム25とともに取水ゲート14が遮水膜5を捲り上げながら上移動U(図1の矢印参照)するようになる。
上記のように選択取水設備を構成すれば、取水塔3の前面側壁3aにスリット4を塞ぐ可撓性の遮水膜5を吊り下げて、この遮水膜5と前面側壁3aとの間に取水ゲート14を介設して、昇降装置28で取水ゲート14を上下移動させると、取水ゲート14は遮水膜5を捲り上げながら前面側壁3aのローラレール11に沿って上下移動するようになる。
そして、取水ゲート14を所定の取水位置〔図1は常水位NWLの位置、図4(a)は最低水位LWLの位置、その他、常水位NWLと最低水位LWLとの間の任意の位置〕に移動させると、取水ゲート14の側面取水口14cから取水されたダム湖等の水が取水短管14eの背面取水(流出)口14dからスリット4を介して取水塔3内に導水されて、放流管16から外部に放流されるようになる。
上記遮水膜5は、水圧で前面側壁3aに水密に貼り付いてスリット4を塞ぐとともに、取水ゲート14は、遮水膜5と前面側壁3aとの間に潜り込んで、水圧で取水ゲート14の前面側に遮水膜5が水密に貼り付いているから、遮水膜5と前面側壁3aおよび取水ゲート14との間の水密性が維持される。なお、取水ゲート14の上下部分と遮水膜5との間に、三角コーナー状の隙間T〔図4(b)参照〕が生じるが、この隙間Tは、側面取水口14cの一部として機能させているので、この隙間Tにもゴミの流入を阻止するバースクリーン等を取付けるようにしても良い。
そして、取水位置を変えるときに、昇降装置28で取水ゲート14を上移動若しくは下移動させると、水圧で遮水膜5と前面側壁3aおよび取水ゲート14との間の水密性が維持された状態で、取水ゲート14は、遮水膜5を捲り上げながら上移動若しくは下移動するようになる。
このように、取水塔3の前面側壁3aにスリット4を塞ぐ遮水膜5を吊り下げて、この遮水膜5と前面側壁3aとの間に比較的小型な1台の取水ゲート14を設けるだけであるから、据付け性や開閉操作性が良好になるとともに、製造コストも安価になる。
また、常時は遮水膜5を昇降させないので、遮水膜5と前面側壁3aおよび取水ゲート14との間の水密性が良好であるとともに、昇降構造が簡単になって製造コストも安価になる。
さらに、取水ゲート14は、取水塔3に設置した昇降装置28のロープ29で上下移動させることができ、取水ゲート14を水面上に引き上げることができるから、取水ゲート14の保守点検が水面上で容易に行える。
また、取水塔3の前面側壁3aに傾斜部を形成したから、遮水膜張設用ウエイト7で張設されることと相俟って、遮水膜5が水圧で前面側壁3aに水密に貼り付いて、スリット4を確実に塞ぐことができる。
さらに、遮水膜5に捲れ防止材8を取付けたから、遮水膜5が水圧でスリット4から取水塔3内に引き込まれることを防止できる。
また、遮水膜5を水面上に引き上げ可能な巻取り装置6を設けたから、遮水膜5の保守点検が水面上で容易に行える。
さらに、取水ゲート14を三角筒状としたから、上下移動方向に傾斜部14a,14bが形成されるので、遮水膜5をスムーズに捲り上げながら取水ゲート14が上下移動するようになる。
また、取水ゲート14の傾斜部14a,14bに遮水膜5のガイドローラ23を取付けたから、遮水膜5の滑りが良くなって、遮水膜5をよりスムーズに捲り上げることができる。
上記実施形態では、取水ゲート14は、三角筒状であったが、図8、図9に示す変形例のように、左右のガイドプレート22に、側面視で三角形状に立ち上げたプレート30を設けるとともに、この各プレート30に、円筒状の取水ゲート14´の支持軸部34を回転自在に嵌合して、この取水ゲート14´を上記取水塔3の前面側壁3aと遮水膜5との間に介設させるようにしても良い。
この場合、取水ゲート14´の両側面に、バースクリーン15を取付けた側面取水口14cがそれぞれ形成されるとともに、取水ゲート14´の外周面に、背面取水(流出)口14dが形成されて、矢印bで示すように、取水ゲート14´の側面取水口14cおよび遮水膜5で覆われない背面取水(流出)口14dから取水した水を、遮水膜5で覆われた背面取水(流出)口14dからスリット4を介して取水塔3内に導水するようになる。
このように、取水ゲート14´を円筒状として、上下移動方向に回転できるようにすれば、取水ゲート14´の回転で遮水膜5をスムーズに捲り上げながら取水ゲート14´が上下移動するようになる。
上記実施形態では、昇降装置28で取水ゲート14,14´を上下移動させるようにしたが、図10に示すように、取水ゲート14,14´に昇降装置としてのフロート31を取付けて、水位(水面)NWL等の変動に応じて取水ゲート14,14´を上下移動させれば、無動力で表層水の取水が可能になる。
選択取水設備の側面断面図である。 選択取水設備の正面図である。 (a)は図2のA−A線拡大断面図、(b)は図2のB−B線拡大断面図である。 (a)は最低水位位置の取水ゲートの側面断面図、(b)は取水ゲートの拡大側面図である。 主ローラとガイドローラのガイド構造の断面図である。 (a)は当たり板の平面断面図、(b)は(a)の正面図である。 取水ゲートの斜視図である。 変形例の取水ゲートであり、(a)は平面断面図、(b)は正面図である。 変形例の取水ゲートの側面図である。 フロートを取付けた取水ゲートの拡大側面図である。
符号の説明
1 ダム湖等
2 堤体
3 取水塔
3a 前面側壁
4 スリット
5 遮水膜
5a 上端
5b 下端
6 巻き取り装置
7 遮水膜張設用ウエイト
8 捲れ防止材
14 取水ゲート
14´ 取水ゲート
14a 上傾斜部
14b 下傾斜部
14c 側面取水口
14d 背面取水口
14e 取水短管
23 ガイドローラ
28 昇降装置
31 フロート(昇降装置)

Claims (7)

  1. ダム湖等の取水塔の側壁に上下方向のスリットが形成され、この側壁の上流側にスリットを塞ぐ可撓性の遮水膜が吊り下げられて、この遮水膜と側壁との間に、昇降装置で側壁に沿って上下移動されながら遮水膜を捲り上げる取水ゲートが介設され、この取水ゲートの側面と背面とに、側面から取水した水をスリットを介して背面から取水塔内に導水する取水口が形成されていることを特徴とする選択取水設備。
  2. 上記取水塔の側壁は、上部が下流方向に傾斜する傾斜面に形成されて、上記遮水膜の下端には、遮水膜張設用ウエイトが取付けられていることを特徴とする請求項1記載の選択取水設備。
  3. 上記遮水膜には、スリット幅よりも長い捲れ防止材が取付けられていることを特徴とする請求項1または2記載の選択取水設備。
  4. 上記遮水膜を水面上に引き上げ可能な巻取り装置が設けられていることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の選択取水設備。
  5. 上記取水ゲートは、側面視で三角筒状であることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の選択取水設備。
  6. 上記取水ゲートに遮水膜のガイドローラが取付けられていることを特徴とする請求項5記載の選択取水設備。
  7. 上記取水ゲートは、側面視で円筒状であって、上下移動方向に回転可能であることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の選択取水設備。
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