JP2005213831A - スライドドア開閉装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 ガイドレールの引き込み部の先端に配置されるプーリの車室内側への突出量を低減させてスライドドア開閉装置を備えた車両の車室を拡大させることである。
【解決手段】 スライドドア12を案内するガイドレール17には車両の内側に向けて曲がる引き込み部17bが設けられており、スライドドア12は引き込み部17bにより車両の内側に引き込まれて閉じられる。スライドドア12には車両前方側から閉側ワイヤ22bが接続されており、この閉側ワイヤ22bは引き込み部17bの先端側に設けられたプーリアッシー25を介してスライドアクチュエータ23に導かれている。プーリアッシー25は車体に固定されるプーリケース内にプーリを収容した構造となっており、プーリは回転軸が車両に水平に配置され、且つプーリ溝が引き込み部17bの延長線状に配置されるように車両の前後方向に対して傾斜した状態で縦置きされている。
【選択図】 図2

Description

本発明は、車両の側部に設けられたスライドドアを自動的に開閉するスライドドア開閉装置に関し、特に、スライドドアに接続されるワイヤの移動方向をスライドドアと駆動手段との間で変換するプーリを備えたものに関する。
従来から、ワゴン車やワンボックス車等の車両では、車両側部にスライド式に開閉するスライドドアを設け、車両側方からの乗降や荷物の積み降ろし等を容易に行い得るようにしたものが多く見られる。このようなスライドドアはローラアッシーを備えており、このローラアッシーが車両側部に固定されたガイドレールに案内されることにより車両のアウターパネルの外側に沿って車両前後方向に移動自在となっている。また、ガイドレールの全閉位置に対応する側には車両の内側に向けて曲がる引き込み部が設けられており、ローラアッシーが引き込み部に案内されることによりスライドドアは車両内側に引き込まれて閉じられるようになっている。
スライドドアは開閉時に必要とされる車両側方の開放スペースが小さくすむので、比較的大きな開口部に適用されることが多く、スライドドア自体が大型化する傾向にある。そのため、スライドドアの重量が増加し、女性や子供ではその開閉を自在に行うことが難しい場合もあった。特に坂道では、スライドドアの自重により容易に開けられないなどの問題点があった。そこで、ワンボックス車等のファミリーユースが増加している状況の下、女性や子供でも容易に開閉できるように、スライドドアを自動的に開閉するスライドドア開閉装置を搭載した車両が開発されている。
このようなスライドドア開閉装置としては、車両前方側と後方側からスライドドアのローラアッシーにワイヤを接続し、電動モータ等を駆動源とするスライドアクチュエータによりワイヤを軸方向に駆動してスライドドアを自動的に開閉させるようにしたものが知られている。たとえば、特許文献1に示される開閉装置では、ガイドレールの一端側にスライドアクチュエータにより回転駆動されるドラムを設けるとともに他端側に反転プーリを設け、ローラアッシーに接続したワイヤをドラムと反転プーリに掛け渡してガイドレールに沿って環状に配置するようにしている。これにより、ドラムが所定の方向に回転駆動されるとワイヤが作動してローラアッシーがワイヤに引かれてスライドドアは自動開閉動作する。また、スライドドアの開閉方向はドラムの回転方向により決まることになる。
しかしながら、開閉装置に用いられるスライドアクチュエータは電動モータ等の駆動源に加えて電動モータの出力を減速して出力する減速機構さらには電動モータとスライドドアとの間の動力伝達を断続するクラッチ機構などが設けられる場合が多く、このような場合、ガイドレールの端部にスライドアクチュエータを配置することがレイアウト上、困難な場合がある。
そこで、スライドアクチュエータを車両のアウターパネルの内側に配置し、スライドドアに接続されたワイヤをガイドレールの両端部に設けたプーリを介してスライドアクチュエータに接続するようにしたものが知られている。この場合、各プーリはその回転軸を鉛直方向に向けた状態でガイドレールの両端部に配置されており、ワイヤはスライドドアからガイドレールに沿って各プーリに案内されるとともにプーリによりその移動方向が変換されてスライドアクチュエータに案内されるようになっている。
一方、車両の車室内側には、スライドアクチュエータを覆うようにインナートリムが配されており、各プーリやワイヤもこのインナートリムによって車室内側からは見えないようにされている。
特開2002−309851号公報
しかしながら、このような開閉装置では、プーリはワイヤをガイドレールに沿わせるように案内するためにガイドレールの案内方向の延長線上に隣接して配置されるので、車室内側に曲げられることにより車室内側に突出する引き込み部側に設けられるプーリは、引き込み部の先端部よりさらに車室内側に配置されることになる。そのため、引き込み部側に設けられるプーリは車室内側に大きく張り出すことになり、その分、インナートリムのプーリを覆う部分も車室内側に張り出して、車室内のスペースを狭める要因の1つになっていた。
本発明の目的は、ガイドレールの引き込み部の先端に配置されるプーリの車室内側への突出量を低減させてスライドドア開閉装置を備えた車両の車室を拡大させることにある。
本発明のスライドドア開閉装置は、車両の側部に設けられたスライドドアを自動的に開閉するスライドドア開閉装置であって、前記車両の前後方向に伸びる直線部と前記車両の内側に向けて曲がる引き込み部とを備え、前記スライドドアを移動自在に案内するガイドレールと、前記スライドドアに接続され、前記スライドドアとともに前記ガイドレールに沿って移動自在のワイヤと、前記ガイドレールに対して前記車両の内側に配置され、前記ワイヤを駆動して前記スライドドアを開閉させる駆動手段と、ほぼ水平な回転軸と前記引き込み部の延長線上に配置されるプーリ溝とを備え、前記スライドドアと前記駆動手段との間で前記ワイヤの移動方向を変換するプーリとを有することを特徴とする。
本発明のスライドドア開閉装置は、前記駆動手段側における前記ワイヤの引き出し方向を前記車両のほぼ上方側に向けたことを特徴とする。
本発明のスライドドア開閉装置は、前記プーリと前記駆動手段の間における前記ワイヤを覆うアウターケーシングを設けたことを特徴とする。
本発明のスライドドア開閉装置は、前記回転軸が固定されるケース本体と前記ケース本体に対して前記回転軸の軸方向から組み付けられるケース蓋体とからなるプーリケースに前記プーリを収容し、前記プーリに対して前記駆動手段とは反対側に前記ケース本体を配置するとともに、少なくとも前記ケース本体側において前記プーリケースを前記車両に固定したことを特徴とする。
本発明のスライドドア開閉装置は、前記ケース蓋体に形成される貫通孔に前記回転軸の先端部を挿通するとともに前記回転軸の先端部に固定手段を設けて前記ケース蓋体を前記ケース本体に固定したことを特徴とする。
本発明のスライドドア開閉装置は、前記プーリケースに前記車両の下方側に開口する水抜き孔を形成したことを特徴とする。
本発明のスライドドア開閉装置は、前記プーリケースの前記車両の内側に向く部分に、前記ケース本体と前記ケース蓋体とが前記プーリの径方向に重なる重合部を設けたことを特徴とする。
本発明のスライドドア開閉装置は、前記プーリケースの前記ガイドレール側に開口するワイヤ出入孔に前記プーリ溝の幅方向への前記ワイヤの移動を制限するガイド壁を設けたことを特徴とする。
本発明によれば、ガイドレールの引き込み部側に設けられるプーリは車両の前後方向に対して傾斜した状態で縦置きに配置されるので、プーリの車室内側への突出量は低減することになり、スライドドア開閉装置を用いた車両の車室を拡大させることができる。
また、本発明によれば、プーリに掛け渡されるワイヤを車両の上方に向けて引き出すことにより、車両のアウターパネル内に設けられる各種部材等を迂回させるようにワイヤを配置することが容易となる。
さらに、本発明によれば、プーリの回転軸が固定されるケース本体をプーリに対して駆動手段とは反対側において車両に固定するようにしたので、プーリに加わるワイヤの張力をプーリケースにより確実に支持して、このスライドドア開閉装置の耐久性を向上させることができる。
さらに、本発明によれば、ケース蓋体は回転軸の先端部に設けられる固定手段によりケース本体に固定されるので、簡単な構成で容易にプーリケースを組み立てることができる。
さらに、本発明によれば、プーリケースの内部に侵入した水は水抜き孔から排出されるので、プーリケース内から車室内側への水の噴出を防止することができる。
さらに、本発明によれば、プーリケースの車室内側に向く部分にはケース本体とケース蓋体とがプーリの軸方向に重ねられているので、プーリケース内に侵入した水が車室内側へ漏れ出すあるいは噴出することを防止することができる。
さらに、本発明によれば、作動するワイヤがプーリに対して回転軸の軸方向に移動した場合であっても、プーリケースのワイヤ挿通孔に設けられたガイド壁によりワイヤのプーリからの離脱が抑制されるので、このスライドドア開閉装置の作動信頼性を高めることができる。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。
図1は本発明の一実施の形態であるスライドドア開閉装置を備えた車両の一部を示す説明図であり、この車両11の側部にはスライドドア12が設けられ、車体13の側部に形成された開口13aはこのスライドドア12により開閉されるようになっている。そして、車室14内に設けられたセカンドシート15やサードシート16への乗降や荷物の積み降ろし等を行う際には、スライドドア12は全開位置にまで開けて使用される。
スライドドア12はローラアッシー12aを有しており、このローラアッシー12aが車両11の側部に固定されたガイドレール17に案内されることにより、図中実線で示す全閉位置と一点鎖線で示す全開位置との間で車両前後方向に移動自在、つまり、開閉自在となっている。
ガイドレール17は車両11の上下方向の略中央部において車体13のアウターパネルの外側に固定されており、車両11の前後方向に直線状に伸びる直線部17aにおいてローラアッシー12aつまりスライドドア12を車体13の外側に沿って車両前後方向に移動自在に案内するようになっている。また、ガイドレール17の開口13a側つまりローラアッシー12aの全閉位置に対応する側は車両11の内側に向けて曲がる引き込み部17bとなっており、ローラアッシー12aが引き込み部17bに案内されることにより、スライドドア12は車両11の内側に引き込まれて閉じられるようになっている。
なお、図示はしないが、ローラアッシー12aは図示する部位(センター部)以外にスライドドア12の前端部の上下部分(アッパー部・ロア部)にも設けられており、これらに対応して車体13の開口13aの上下部位にもアッパー部・ロア部に対応するガイドレールが設けられ、スライドドア12は車体13に計3カ所において支持されるようになっている。
この車両11にはスライドドア開閉装置21が設けられており、このスライドドア開閉装置21によりスライドドア12を自動的に開閉することができるようになっている。
図2は図1に示すスライドドア開閉装置の詳細を示す斜視図であり、図3は図2に示すスライドアクチュエータの詳細を示す一部切り欠き断面図である。
図2に示すように、スライドドア開閉装置21(以下、開閉装置21とする)は車両11の後方側からローラアッシー12aつまりスライドドア12に接続される開側ワイヤ22aと車両11の前方側からローラアッシー12aつまりスライドドア12に接続される閉側ワイヤ22bとを有しており、これらのワイヤ22a,22bが駆動手段としてのスライドアクチュエータ23に駆動されることによりスライドドア12が自動的に開閉するようになっている。
開側ワイヤ22aはローラアッシー12aからガイドレール17に沿って車両11の後方側に導かれ、閉側ワイヤ22bはローラアッシー12aからガイドレール17に沿って車両11の前方側に導かれており、それぞれのワイヤ22a,22bはローラアッシー12aつまりスライドドア12とともにガイドレール17に沿って長手方向に移動自在となっている。
一方、スライドアクチュエータ23はガイドレール17に対して車両11の内側つまり車体13のアウターパネルの内側であり、且つガイドレール17の長手方向のほぼ中央部に配置されている。
開閉装置21は、それぞれガイドレール17の長手方向の両端部に位置する一対のプーリアッシー24,25を有しており、各ワイヤ22a,22bは対応するプーリアッシー24,25によりその移動方向が変換されるとともに車体13のアウターパネルの内外に案内されるようになっている。そして、アウターパネルの内側に案内された開側ワイヤ22aは車両11の後方側からスライドアクチュエータ23に導かれ、アウターパネルの内側に案内された閉側ワイヤ22bは車両11の前方側からスライドアクチュエータ23に導かれている。なお、プーリアッシー24,25の詳細については後述する。
図3に示すように、スライドアクチュエータ23には外周面に図示しない2本のワイヤ案内溝が螺旋状に形成されたドラム26が設けられており、スライドアクチュエータ23に導かれた各ワイヤ22a,22bは対応するワイヤ案内溝においてドラム26に互いに逆向きに複数回巻き付けられている。また、スライドアクチュエータ23にはその駆動源として電動モータ27が設けられており、ドラム26は図示しない減速機構等を介して電動モータ27により回転駆動されるようになっている。この電動モータ27としては所謂ブラシ付き直流モータが用いられており、その作動制御は制御装置28により行われるようになっている。制御装置28としては図示しないCPUやメモリ等を備えた所謂マイクロコンピュータとしての機能を有するものが用いられ、図示しないスライドドア開閉スイッチからの指令信号に応じて車両11に搭載されたバッテリ等の電源から所定の方向の直流電流を電動モータ27に供給して電動モータ27を正逆回転させるようになっている。
また、ドラム26と電動モータ27の間には図示しないクラッチ機構が設けられており、スライドドア12が手動で開閉操作されるときには、このクラッチ機構によりドラム26と電動モータ27の間の動力伝達を遮断することができるようになっている。
図示するスライドアクチュエータ23では、クラッチ機構としては摩擦式の電磁クラッチが用いられているが、他の形式のクラッチ機構を用いるようにしてもよい。
スライドアクチュエータ23と各プーリアッシー24,25との間にはアウターケーシング31,32が設けられており、プーリアッシー24,25とスライドアクチュエータ23の間における各ワイヤ22a,22bはそれぞれアウターケーシング31,32に挿通されてこれに覆われている。このアウターケーシング31,32は可撓性を有する樹脂材料等によりチューブ状に形成されたアウターチューブ31a,32aとこれの端部に装着される金属製のスライドキャップ31b,32bとを有しており、その一端はそれぞれプーリアッシー24,25に固定され、スライドキャップ31b,32bはスライドアクチュエータ23のアクチュエータケース23aに軸方向に移動自在に支持されている。また、アクチュエータケース23aの内部にはスプリング33が設けられており、スライドキャップ31b,32bはスプリング33によりアクチュエータケース23aから押し出される方向に付勢されている。したがって、アウターケーシング31,32はスプリング33のバネ力によりプーリアッシー24,25とスライドアクチュエータ23との間で湾曲されることになり、これに合わせてプーリアッシー24,25とスライドアクチュエータ23との間における各ワイヤ22a,22bも湾曲する。つまり、プーリアッシー24,25とスライドアクチュエータ23との間におけるワイヤ22a,22bの経路はアウターケーシング31,32により迂回され、これによりワイヤ22a,22bに所定の張力が付与されることになる。
このような構造により、制御装置28からの指令により電動モータ27が作動を開始すると、開側ワイヤ22aもしくは閉側ワイヤ22bのいずれか一方がドラムに巻き取られてスライドドア12は開側ワイヤ22aもしくは閉側ワイヤ22bに引かれながら開閉動作するようになっている。このように、スライドドア12はスライドアクチュエータ23により各ワイヤ22a,22bを駆動することにより自動的に開閉されるようになっており、その開閉方向は電動モータ27の回転方向により決まるようになっている。
図4は図2に示すプーリアッシーの詳細を示す断面図であり、図5は図4に示すA−A線に沿う断面図である。また、図6は図5に示すA−A線に沿う断面図であり、図7は図4に示すプーリの配置状態を示す説明図である。
前述のように、この開閉装置21には一対のプーリアッシー24,25が設けられているが、本発明はガイドレール17の引き込み部17b側に配置されるプーリアッシー25に適用されるので、以下にはプーリアッシー25の詳細についてのみ説明する。
図4に示すように、ガイドレール17の車両前方側の端部つまり引き込み部17bの先端部に設けられるプーリアッシー25は図4中では破線で示すプーリ34とプーリ34を収容するプーリケース35とを有しており、車体13のアウターパネルに形成された開口部13bに配置されている。
図5,図6に示すように、プーリ34は樹脂材料により円盤状に形成されており、その軸心に設けられた回転軸36により回転自在に支持されている。また、プーリ34の外周には断面V字状のプーリ溝34aが形成されており、閉側ワイヤ22bはこのプーリ溝34aに掛け渡されるようになっている。これにより、閉側ワイヤ22bが作動すると、これに伴ってプーリ34が回転軸36を中心として回転して、スライドドア12とスライドアクチュエータ23との間で閉側ワイヤ22bの移動方向が変換される。
図7に示すように、この開閉装置21では、プーリ34はその回転軸36の軸方向が車両11の上下方向に直交し、且つ引き込み部17bの延長線に対して直角な方向を向くように配置されている。つまり、プーリ34は、その回転軸36の軸方向が車両11に水平であり、且つプーリ溝34aが引き込み部17bの延長線上に配置されるように車両11の前後方向に対して角度αだけ傾斜するように縦置きで配置されている。これにより、同径のプーリを車両11に垂直な回転軸により支持した場合に比べて、車両前後方向に傾斜している分だけプーリ34の車室14の内側への突出量は低減することになり、その分、プーリ34が配置される部分における車室14の幅方向寸法が拡大されることになる。この場合、プーリアッシー25とスライドアクチュエータ23との間におけるワイヤ22bはアウターケーシング32に覆われてその移動経路が制限されて所定の張力が付与された状態となっているので、プーリ34を縦置きしてもワイヤ22bの張力はプーリ34に対して径方向の内側(回転軸側)に作用してワイヤ22bはプーリ34に係合する。
このように、この開閉装置21では、プーリ34は車両11の内側に曲げて形成された引き込み部17bの延長線とプーリ溝34aの方向が一致するように車両前後方向に対して傾斜した状態で縦置きに配置されるので、プーリ34の車室内側への突出量が低減し、この開閉装置21を備えた車両11の車室14を拡大することができる。
図8は図4に示すプーリアッシーの分解斜視図であり、図9は図5に示すB−B線に沿う断面図であり、図10は図5に示すC−C線に沿う断面図である。
一方、図8に示すように、プーリ34を収容するプーリケース35はそれぞれ樹脂により形成されるケース本体41とケース蓋体42から成っており、これらを組み合わせることによりケース状に形成されるようになっている。
ケース本体41はプーリ34に対して車両11の前方側つまりスライドアクチュエータ23とは反対側に配置されており、その内部にはプーリ収容部41aが形成されている。図6からも解るように、回転軸36はプーリ収容部41aの軸心に位置するようにケース本体41にその一方の先端部36aにおいて固定されており、ケース蓋体42はケース本体41に対して回転軸36の軸方向から組み付けられてプーリ収容部41aを閉塞するようになっている。これにより、プーリ34はケース本体41に固定された回転軸36に回転自在に支持された状態でプーリ収容部41aに収容されるようになっている。
ケース蓋体42には貫通孔42aが設けられており、ケース蓋体42をケース本体41に組み付けたときには回転軸36の他方の先端部36bは貫通孔42aに挿通されるようになっている。図6に示すように、貫通孔42aを貫通した回転軸36の先端部36bには、かしめ加工等により貫通孔42aより大径な円盤状の係止部36cが設けられ、ケース蓋体42は固定手段としての係止部36cにより回転軸36に支持された状態でケース本体41に固定されている。これにより、ケース蓋体42をケース本体41に固定するためのボルトやナット等の締結部材が不要となり、また、ケース本体41やケース蓋体42にボルト挿通孔等を設ける必要が無い。なお、図6に示す符号43は貫通孔42aと係止部36cとの間に設けられるワッシャである。
このように、この開閉装置21では、ケース本体41に固定された回転軸36の先端部36bをケース蓋体42の貫通孔42aに挿通し、この回転軸36の先端部36bに固定手段を設けてケース蓋体42をケース本体41に固定するようにしたので、簡単な構成で容易にプーリケース35を組み立てることができる。
なお、図示する場合には、ケース本体41に固定される回転軸36の先端部36bを加工して係止部36cを設けることによりケース蓋体42をケース本体41に固定するようにしているが、これに限らず、たとえば回転軸36の先端部36bにプッシュナットを填め込んで固定するなど、他の固定手段を用いるようにしてもよい。
ケース本体41にはプーリ34に対してスライドアクチュエータ23とは反対側に向けて張り出す取付部41bが設けられており、図4に示すように、ケース本体41はこの取付部41bに形成された取付孔41cにおいてボルト44とナット45とにより車両内側から車体13のアウターパネルに固定されている。つまり、このプーリアッシー25は、回転軸36が固定されたケース本体41をプーリ34に対してスライドアクチュエータ23とは反対側に配置するとともに、少なくともケース本体41において車体13のアウターパネルに固定されている。これにより、プーリアッシー25は、プーリ34に加わるワイヤ22bの張力の方向とは反対側において車体13に固定されることになるので、ワイヤ22bからプーリ34や回転軸36を介してケース本体41に伝達される張力に対するプーリアッシー25の取り付け強度が増して、この開閉装置21の耐久性が向上することになる。
このように、この開閉装置21では、回転軸36が固定されるケース本体41をプーリ34に対してスライドアクチュエータ23とは反対側に配置するとともに、プーリケース35を少なくともケース本体41側において車体13に固定するようにしたので、プーリアッシー25のワイヤ22bの張力に対する耐性を高めて、この開閉装置21の耐久性を向上させることができる。
なお、図示する場合にはケース蓋体42にも取付部42bが設けられており、プーリアッシー25はこの取付部42bに形成された取付孔42cにおいても車体13のアウターパネルに固定されるようになっている。これにより、車体13に対してプーリアッシー25をさらに強固に固定するようにしている。
図5に示すように、プーリケース35には車体13のアウターパネル外側あるいは内側に向けて開口する2つのワイヤ出入孔51,52が形成されており、閉側ワイヤ22bはこれらのワイヤ出入孔51,52からプーリ収容部41a内に案内されている。また、このプーリケース35の開口部13bに対向する側にはワイヤ出入孔51を囲うようにゴム製のカバー53が取り付けられており、このカバー53によりプーリケース35と開口部13bとの間からの水や埃等の侵入が防止されるようになっている。
図示する場合では、ガイドレール17側に向けて開口するワイヤ出入孔51は車両11にほぼ水平な方向であってガイドレール17の引き込み部17bの延長線上に沿う方向に形成されている。これに対して、車体13のアウターパネルの内側に開口するワイヤ出入孔52は車両11のほぼ上側に向けて形成されており、スライドアクチュエータ23側におけるワイヤ22bは車両11に縦置きされたプーリ34により車両11のほぼ上方側に引き出されるようになっている。これにより、プーリ34とスライドアクチュエータ23との間におけるワイヤ22bの配置を、たとえば車両11のサードシート16の窓枠下部のデッドスペースに配置するなど、車体13のアウターパネル内側に配置される各種の部材を迂回させるようにワイヤ22bを配置することが容易となる。
このように、この開閉装置21では、スライドアクチュエータ23側のワイヤ22bをプーリ34を介して車両11の上方側に引き出すようにしたので、車体13のアウターパネル内側に配置される各種の部材を迂回させるようにワイヤ22bを配置させることができ、これにより、この開閉装置21の設置の自由度を向上させることができる。
図8に示すように、ケース蓋体42には、ケース本体41に設けられたプーリ収容部41aを形成するほぼ円筒状の外周壁41dの外径より大径の係合壁42dが設けられている。この係合壁42dはプーリケース35の車両11の内側を向く部分に対応する位置に設けられており、図5に示すように、ケース蓋体42をケース本体41に組み合わせたときにはケース本体41の外周壁41dの外側に重なるようになっている。つまり、この係合壁42dと外周壁41dとによりプーリケース35の車両11の内側を向く部分にはケース本体41とケース蓋体42とがプーリ34の径方向に重なる重合部54が設けられ、この重合部54によりケース本体41とケース蓋体42との合わせ面の密閉度を高めるようになっている。したがって、開口部13b側に開口するワイヤ出入孔51に洗車機等による高圧の水が掛けられた場合であっても、ケース本体41とケース蓋体42との合わせ面から車室内側へ水が直接噴射されることが防止される。
また、図5に示すように、プーリケース35にはプーリ収容部41aに連通するとともに車両11の下方側に開口する水抜き孔55が設けられている。この水抜き孔55はケース本体41とケース蓋体42との合わせ面においてそれぞれの部材に形成される半円形の切り欠きにより形成され、ケース本体41とケース蓋体42とを組み合わせたときに円形の孔として形成されるようになっている。そして、この水抜き孔55によりプーリ収容部41a内に侵入した水がプーリケース35の外部に排出されるようになっている。したがって、プーリ収容部41aに侵入した水は順次水抜き孔55から排出されることになり、プーリ収容部41a内の水圧が高まることが防止され、プーリケース35から車室内側への水漏れがさらに確実に防止されることになる。
このように、この開閉装置21では、プーリケース35に重合部54や水抜き孔55を設けたので、プーリケース35から車室内側への水漏れや水の噴出を防止することができる。
図9、図10に示すように、ガイドレール17側に開口するワイヤ出入孔51には一対のガイド壁56a,56bが設けられている。これらのガイド壁56a,56bは一方がケース本体41に設けられ、他方がケース蓋体42に設けられており、ケース本体41とケース蓋体42が組み付けられたときに互いに対向してワイヤ出入孔51の回転軸36の軸方向に向く幅寸法を狭めるようになっている。この場合、互いのガイド壁56a,56bの間隔はプーリ34の厚み寸法より狭くされており、これによりワイヤ22bがプーリ溝34aに対して傾斜しても、プーリ溝34aから外れる前にワイヤ22bがガイド壁56a,56bに接触してそれ以上の傾斜が制限されることになる。したがって、ガイドレール17に案内されるローラアッシー12aの位置が変化することによりワイヤ22bがプーリ溝34aに対して傾斜した場合であっても、ワイヤ22bの傾斜はガイド壁56a,56bにより所定の範囲に制限されてワイヤ22bのプーリ溝34aからの離脱が防止される。また、ガイド壁56a,56bはワイヤ出入孔51の上下方向つまりプーリ溝34aに沿う方向の寸法は規制していないので、ローラアッシー12aの位置が変化することにより生じるワイヤ22bのプーリ溝34aに沿う方向の傾斜はガイド壁56a,56bによっては制限されない。
このように、この開閉装置21では、ガイドレール17に向けて開口するワイヤ出入孔51にプーリ34の軸方向の厚み寸法より狭い間隔で対向するガイド壁56a,56bを設けたので、ワイヤ22bがプーリ溝34aに対して傾斜した場合であってもワイヤ22bのプーリ34からの離脱を防止して、この開閉装置21の作動信頼性を高めることができる。
本発明は前記実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能であることはいうまでもない。たとえば、前記実施の形態においては、開閉装置21は車両11の右側側部に設けられたスライドドア12を開閉駆動するものとしているが、これに限らず、車両11の左側側部に設けられたスライドドアや、両側側部に設けられたスライドドアを自動的に開閉するものであってもよい。
本発明の一実施の形態であるスライドドア開閉装置を備えた車両の一部を示す説明図である。 図1に示すスライドドア開閉装置の詳細を示す斜視図である。 図2に示すスライドアクチュエータの詳細を示す一部切り欠き断面図である。 図2に示すプーリアッシーの詳細を示す断面図である。 図4に示すA−A線に沿う断面図である。 図5に示すA−A線に沿う断面図である。 図4に示すプーリの配置状態を示す説明図である。 図4に示すプーリアッシーの分解斜視図である。 図5に示すB−B線に沿う断面図である。 図5に示すC−C線に沿う断面図である。
符号の説明
11 車両
12 スライドドア
12a ローラアッシー
13 車体
13a 開口
13b 開口部
14 車室
15 セカンドシート
16 サードシート
17 ガイドレール
17a 直線部
17b 引き込み部
21 スライドドア開閉装置
22a 開側ワイヤ
22b 閉側ワイヤ
23 スライドアクチュエータ
23a アクチュエータケース
24,25 プーリアッシー
26 ドラム
27 電動モータ
28 制御装置
31,32 アウターケーシング
31a,32a アウターチューブ
31b,32b スライドキャップ
33 スプリング
34 プーリ
34a プーリ溝
35 プーリケース
36 回転軸
36a 先端部
36b 先端部
36c 係止部
41 ケース本体
41a プーリ収容部
41b 取付部
41c 取付孔
41d 外周壁
42 ケース蓋体
42a 貫通孔
42b 取付部
42c 取付孔
42d 係合壁
43 ワッシャ
44 ボルト
45 ナット
51,52 ワイヤ出入孔
53 カバー
54 重合部
55 水抜き孔
56a,56b ガイド壁
α 角度

Claims (8)

  1. 車両の側部に設けられたスライドドアを自動的に開閉するスライドドア開閉装置であって、
    前記車両の前後方向に伸びる直線部と前記車両の内側に向けて曲がる引き込み部とを備え、前記スライドドアを移動自在に案内するガイドレールと、
    前記スライドドアに接続され、前記スライドドアとともに前記ガイドレールに沿って移動自在のワイヤと、
    前記ガイドレールに対して前記車両の内側に配置され、前記ワイヤを駆動して前記スライドドアを開閉させる駆動手段と、
    ほぼ水平な回転軸と前記引き込み部の延長線上に配置されるプーリ溝とを備え、前記スライドドアと前記駆動手段との間で前記ワイヤの移動方向を変換するプーリとを有することを特徴とするスライドドア開閉装置。
  2. 請求項1記載のスライドドア開閉装置において、前記駆動手段側における前記ワイヤの引き出し方向を前記車両のほぼ上方側に向けたことを特徴とするスライドドア開閉装置。
  3. 請求項1または2記載のスライドドア開閉装置において、前記プーリと前記駆動手段の間における前記ワイヤを覆うアウターケーシングを設けたことを特徴とするスライドドア開閉装置。
  4. 請求項1〜3のいずれか1項に記載のスライドドア開閉装置において、前記回転軸が固定されるケース本体と前記ケース本体に対して前記回転軸の軸方向から組み付けられるケース蓋体とからなるプーリケースに前記プーリを収容し、前記プーリに対して前記駆動手段とは反対側に前記ケース本体を配置するとともに、少なくとも前記ケース本体側において前記プーリケースを前記車両に固定したことを特徴とするスライドドア開閉装置。
  5. 請求項4記載のスライドドア開閉装置において、前記ケース蓋体に形成される貫通孔に前記回転軸の先端部を挿通するとともに前記回転軸の先端部に固定手段を設けて前記ケース蓋体を前記ケース本体に固定したことを特徴とするスライドドア開閉装置。
  6. 請求項4または5記載のスライドドア開閉装置において、前記プーリケースに前記車両の下方側に開口する水抜き孔を形成したことを特徴とするスライドドア開閉装置。
  7. 請求項4〜6のいずれか1項に記載のスライドドア開閉装置において、前記プーリケースの前記車両の内側に向く部分に、前記ケース本体と前記ケース蓋体とが前記プーリの径方向に重なる重合部を設けたことを特徴とするスライドドア開閉装置。
  8. 請求項4〜7のいずれか1項に記載のスライドドア開閉装置において、前記プーリケースの前記ガイドレール側に開口するワイヤ出入孔に前記プーリ溝の幅方向への前記ワイヤの移動を制限するガイド壁を設けたことを特徴とするスライドドア開閉装置。

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