JP2005213252A - シリコーンワックス、シリコーン非含有ワックスおよび油類からなるヘアワックス製品 - Google Patents

シリコーンワックス、シリコーン非含有ワックスおよび油類からなるヘアワックス製品 Download PDF

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Abstract

【課題】 人間のヘアスタイルの処理またはセットのための固形状のヘアワックス製品を提供する。
【解決手段】 本発明は、少なくとも1種のシリコーン非含有ワックスと、少なくとも1種の、25℃で液体状の疎水性の油と、少なくとも1種の、20〜45℃の範囲の融点を有するシリコーンワックスとを含有する人間のヘアスタイルの処理またはセットのための固形状のヘアワックス製品に関する。好ましくはシリコーン非含有ワックスが炭化水素ワックスであり、油がシリコーン油であり、シリコーンワックスがアルキルメチル−ジメチルシロキサンである。
【選択図】 なし

Description

本発明の対象は、人間のヘアスタイルの処理またはセットのためのワックス製品である。このワックス製品は、室温で固形状のシリコーン非含有ワックスと、室温で液体状の油と、人間の体温付近の融点を有するシリコーンワックスとを含有する組成物を含む。
スタイリングワックス組成物は毛髪処理のための公知の製品である。この組成物は、特に短めから中位の長さの毛髪を流行に合わせて形を整え、ヘアスタイルに保持、立ち上げおよび固定化ならびに光沢を付与するために使用される。またヘアワックスによりヘアスタイルに輪郭や風合いを出すことができる。従来のヘアワックスは、通常、るつぼ状容器で供給され、次の作用原理に基づいている:製品塊状物は指で取り出される。ワックスが手の平で塗り広げられ、手の熱で溶解され、あるいは少なくとも非常に柔らかくなる。軟化または溶解によって、通常は固まるワックスを毛髪の中に取り込むことが可能になる。軟化または多少液体状の状態でワックスが毛髪の中に取り込まれる。毛髪の中でワックスが冷やされ、再びワックスの当初の硬さに戻る。その際にワックスが硬化し、形成されたヘアスタイルは安定性および保持ならびにしばしば軽くしっとりした外観をもたらす。現在提供されているような従来のヘアワックス製品は、一般的に疎水性の、シリコーンを含有しないワックス、脂肪類および油類をベースに構成されている。このヘアワックス製品は、たとえば植物性または動物性ワックス類、脂肪酸エステル類、脂肪アルコール類等のような疎水性物質を大きな割合で含有する。主成分および主作用物質は、たとえばオゾケライト、キャンデリラワックス、蜜蝋、カルナウバワックス等のような疎水性ワックス類である。この種の製品は、該製品が使用時に毛髪に所望の効果のほかに、比較的高い望ましくないべたつきを残す欠点を有する。
この課題は、手ですり込む際に軟化するまたは液体状の、滑らかな、べたつかないまたは可能な限りべたつきの少ないコンシステンシーにて溶解し、毛髪がこの製品を塗布した後で自然かつ可動性の状態にとどまり、巻き毛または個々の髪の束を強調できる固形状ヘアワックス製品を提供することにある。
さらに、この製品は容易に包装手段から取り出すことができ、容易に処理することができ、毛髪上で具合の良い使用性状を有し、特に良好な取込み性、良好な分布性と良好なヘアスタイル決定およびヘアスタイルに光沢、保持、固定化もしくは立ち上げを付与するべきである。
ところで、室温で固形状の、シリコーン非含有ワックス、室温で液体状の油化合物および人間の体温付近の融点を有するシリコーンワックスを含有する人間のヘアスタイルの処理またはセットのための固形状ヘアワックス製品によって上記要求が満たされることが見出された。従って本発明の対象は、
(A)少なくとも1種のシリコーン非含有ワックスと、
(B)少なくとも1種の、25℃で液体状の疎水性油と、
(C)少なくとも1種の、20〜45℃の範囲で融点を有するシリコーンワックス
とを含有する人間のヘアスタイルの処理またはセットのための固形状のワックス状コンシステンシーを有するヘアワックス製品である。
ワックス状のコンシステンシーは、針入度数(度量単位0.1mm、案内棒を含む試験重量25g、試験時間5秒、試験温度20℃;DIN51580に準ずる中空円錐体の形状)は、好ましくは10以上または10、特に10〜60、15〜55または25〜50になり、この製品は、好ましくは30℃より高いまたは30℃の、特に有利には40〜55℃の範囲にある固化点を有することを特徴とする。
本発明に係るヘアワックス製品は、ワックス状のコンシステンシーと、その粘着性の性状とによって個性的なヘアスタイル形成ならびに目的に応じた個々の毛髪の束の処理を可能にする。この製品塊状物は容易に毛髪に分配させることができる。処理した毛髪は優れた光沢と、セットしたヘアスタイルの高い形状安定性とを特徴とする。毛髪はこの場合過度の負担にさらされず、製品塊状物は容易に洗い落とすことができる。この製品は、従来の製品と比較して、処理した毛髪のべたつきが低減されることを特徴とする。
シリコーン非含有ワックス
シリコーン非含有ワックスは、好ましくは10〜40重量%、特に15〜30重量%または15〜25重量%の量で使用される。このワックスは、好ましくは40℃より高いまたは55℃より高い固化点を有する。針入度数は、好ましくは2〜70、特に3〜40の範囲にある。好ましくは、針入度数40未満、特に有利には20未満を有する少なくとも1種のワックスを含有している。
好適なシリコーン非含有ワックスは、たとえば動物性ワックス類、植物性ワックス類、鉱物性ワックス類、合成ワックス類、ミクロ結晶性ワックス類、マクロ結晶性ワックス類、パラフィンワックス類、オゾケライト、モンタンワックス類、フィッシャートロプシュワックス類、ポリオレフィンワックス類(たとえばポリエチレン、ポリブテン等)、蜜蝋、ウールワックス(ラノリン)およびこれらの、たとえばウールワックスアルコール類、キャンデリラワックス、カルナウバワックス、日本蝋、硬化性脂肪類、脂肪酸エステルおよび脂肪酸グリセリドのような誘導体である。好ましい一実施形態は、シリコーン非含有ワックスとして炭化水素ワックス類、特に針入度数20未満を有する、たとえばオゾケライトまたはケレシンである。
液体状の疎水性の油類
液体状の疎水性の油類は、好ましくは20〜80重量%、特に30〜70重量%または40〜55重量%の量で使用される。この油類は25℃未満または25℃の融点と、好ましくは250℃より高い、特に300℃より高い沸点とを有する。そのため基本的に当業者に一般的に知られているあらゆる油を使用してよい。これは好ましくはシリコーン化合物である。好適なシリコーン油類は、たとえば線状ポリジメチルシロキサン類(ジメチコーン)、環状ポリジメチルシロキサン類(シクロメチコーン)、ヒドロキシ置換ポリジメチルシロキサン類(ジメチコノール)、アミノ置換シリコーン類(たとえばアモジメチコーン)および芳香族基置換シロキサン類(たとえば、フェニル化シリコーン、ポリフェニルメチルシロキサン、フェニルトリメチコーン)である。
付加的または択一的に疎水性のシリコーン非含有油類を使用してもよい。対象となるものは、植物性または動物性油類、鉱物性油類(パラフィヌム リクヴィドム)またはこれらの混合物である。好適であるのは、炭化水素油類たとえばパラフィン−またはイソパラフィン油類、スクアラン、脂肪酸およびポリオールからなる油類、特にトリグリセリドである。好適な植物性油類は、たとえばヒマワリ油、ココヤシ油、ヒマシ油、ラノリン油、ホホバ油、トウモロコシ油、大豆油である。
シリコーンワックス
シリコーンワックスは、好ましくは5〜40重量%、特に10〜25重量%または10〜20重量%の量で使用される。シリコーンワックスは20〜45℃の範囲、好ましくは25〜40℃または35℃までの範囲の融点を有する。
シリコーンワックスは、好ましくはアルキル−メチル−ジメチルシロキサン、特にアルキル基が少なくとも炭素原子数8、たとえば炭素原子数16〜20を有するものから選択されている。アルキル−メチル−ジメチルシロキサンは一般式
MeSiO−[Si(Me)R−O−]−[SiMe−O−]−SiMe
を有する(式中、Meはメチル基を表し、Rは、好ましくは炭素原子数8〜22を有するアルキル基を表し、xおよびyは0より大きい数である)。
好適な一実施形態はステアリルメチルジメチルシロキサン(INCI:ステアリルジメチコーン)を含有する。市販の製品は、たとえばAbil Wax 9800、DC 2503 Wax、SilCare 41M65、Silsoft W−18およびBelsil SDM 5055である。
乳化剤
好適な一実施形態において、本発明に係るヘアワックス製品は、付加的に少なくとも1種の乳化剤を含有する。乳化剤は、好ましくは0.1〜30重量%、0.5〜25重量%または3〜20重量%の量で含有されている。乳化剤は、非イオン性、アニオン性、カチオン性、両性または双性イオン性であってよく、非イオン性乳化剤が好ましい。好適な乳化剤は、たとえば以下のものである。
− 脂肪アルコール類のエトキシル化生成物、脂肪酸類、脂肪酸グリセリド類またはアルキルフェノール類、特にC8−〜C22−脂肪アルコール類への、C12−〜C22−脂肪酸類への、またはアルキル基中に炭素原子数8〜15を有するアルキルフェノール類への酸化エチレン2〜30モルおよび/または酸化プロピレン1〜5モルの付加生成物、
− グリセリンへの酸化エチレン1〜30モルの付加生成物のC12−〜C22−脂肪酸モノ−およびジエステル、
− ヒマシ油または硬化性(水素添加)ヒマシ油への酸化エチレン5〜60モルの付加生成物、
− C8−〜C22−脂肪アルコール類への酸化エチレン2〜30モルの付加生成物とリン酸のモノ−、ジ−および/またはトリエステル、
− 脂肪酸糖エステル、特にサッカロースと1個または2個のC8−〜C22−脂肪酸類とからなるエステル;たとえばINCI名称がサッカロースココエート、サッカロースジラウレート、サッカロースジステアレート、サッカロースラウレート、サッカロースミリステート、サッカロースオレエート、サッカロースパルミテート、サッカロースリシノレエート、サッカロースステアレートである化合物類、
− エトキシル化ソルビタン脂肪酸エステル、特にソルビタンと、1個、2個または3個のC8−〜C22−脂肪酸類と、エトキシル化率4〜20とからなるエステル;たとえばINCI名称がポリソルベートxである化合物(xはエトキシル化率を表す)、
− ポリグリセリル脂肪酸エステル、特に1個、2個またはそれ以上のC8−〜C22−脂肪酸類と、好ましくはグリセリル単位2〜20を有するポリグリセリンとからなるポリグリセリル脂肪エステルである。
乳化剤は室温で液体状または固形状のコンシステンシーを有してよい。特別の一実施形態において、乳化剤はワックス状のコンシステンシーと、25℃以上の滴点とを有する。
毛髪固定ポリマー
好ましい一実施形態において、本発明に係るヘアワックス製品は付加的に少なくとも1種の毛髪固定ポリマーを含有する。毛髪固定ポリマーは、好ましくは0〜15重量%、0.1〜10重量%または0.5〜5重量%の量で含有されている。
好適な毛髪固定ポリマーは、特に国際化粧品成分事典・ハンドブック、第9版、2920〜2921頁に機能「毛髪固定剤」に記載されたポリマー類である。
毛髪固定ポリマーは、アニオン性、カチオン性、双性イオン性、非イオン性および両性ポリマー性から選択されていてよい。これは天然または合成ポリマー性としてよい。合成ポリマー性とは、純合成の非天然由来であるようなポリマー類、特にエチレン性不飽和モノマー類からなるラジカル重合または重縮合によって製造可能であるポリマー類である。天然ポリマー類とは、後から化学的または物理的に改質できる天然由来のポリマー類である。好ましくは特に担体溶媒、特に水、アルコールまたは水/アルコール混合物中に、担体溶媒中で溶解または均一な分散形態で存在するために充分な溶解性または分散性を有するようなポリマー類である。毛髪固定ポリマー類とは、本発明により使用する際に0.01〜5%含有水性の、アルコール性または水性−アルコール性の溶液、あるいは分散液中に毛髪上にポリマーフィルムを析出し、毛髪を固定することができるようなポリマー類である。
好適な非イオン性ポリマー類は、次のモノマーの少なくとも1種から構成されるホモ−またはコポリマーである:ビニルラクタム類、特にビニルピロリドンおよびビニルカプロラクタム、たとえば酢酸ビニルのようなビニルエステル類、ビニルアルコール類、アクリルアミド類、メタクリルアミド類、アルキルアクリルアミド類、ジアルキルアクリルアミド類、アルキルメタクリルアミド類、ジアルキルメタクリルアミド類、ジアルキルアミノアルキルメタクリルアミド類、ジアルキルアミノアルキルアクリルアミド類、アクリル酸アルキル類、メタクリル酸アルキル類、プロピレングリコールまたはエチレングリコールにおいて、前記モノマーのアルキル基は、好ましくはC1−〜C7−アルキル基、特に有利にはC1−〜C3−アルキル基である。好適には、たとえばビニルカプロラクタム、ビニルピロリドンまたはN−ビニルホルムアミドのホモポリマー類である。その他の好適な合成フィルム形成性、非イオン性、毛髪固定ポリマー類は、たとえばビニルピロリドンおよび酢酸ビニルからなるコポリマー類、ビニルピロリドン、酢酸ビニルおよびプロピオン酸ビニルからなる三元重合体類、ポリアクリルアミド;ポリビニルアルコール類ならびにポリエチレングリコール/ポリプロピレングリコールコポリマー類である。特に有利には、ポリビニルピロリドン、ポリビニルカプロラクタムおよび少なくとも1種の別の非イオン性モノマーを有するコポリマー類、特にポリビニルピロリドン/酢酸ビニルコポリマーである。
好適なアニオン性毛髪固定ポリマー類は、たとえば必要な場合酸基を含有しない、コモノマー類で共重合化された酸基を含有するモノマー単位からなる合成ホモ−またはコポリマー類である。酸基は、好ましくは−COOH、−SOH、−OSOH、−OPOHおよび−OPOから選択されていて、これらの中ではカルボン酸基が好ましい。酸基は非中和化、一部または全部中和化されて存在してよい。これらの酸基は、好ましくは50〜100%まで、アニオン性もしくは中和化形態で存在する。中和剤として化粧品用途に好適な有機または無機塩基を使用してよい。塩基の例は、たとえばアミノメチルプロパノール(AMP)、トリエタノールアミン、モノエタノールアミンまたはテトラヒドロキシプロピルエチレンジアミンおよびアンモニアのようなアミノアルコール、NaOHおよびその他である。好適なモノマー類は、不飽和のラジカル重合可能の、少なくとも1種の酸基をもつ化合物類、特にカルボキシビニルモノマー類である。好適な酸基を含有するモノマー類は、たとえばアクリル酸、メタクリル酸、クロトン酸、マレイン酸もしくは無水マレイン酸またはこれらのモノエステルである。
酸基で置換されないコモノマー類は、たとえばアクリルアミド、メタクリルアミド、アルキル−およびジアルキルアクリルアミド、アルキル−およびジアルキルメタクリルアミド、アクリル酸アルキル、メタクリル酸アルキル、ビニルカプロラクトン、ビニルピロリドン、ビニルエステル、ビニルアルコール、プロピレングリコールまたはエチレングリコール、たとえばジアルキルアミノアルキルアクリレート、ジアルキルアミノアルキルメタクリレート、モノアルキルアミノアルキルアクリレートおよびモノアルキルアミノアルキルメタクリレートのようなアミン置換ビニルモノマー類であり、前記モノマー類のアルキル基は、好ましくはC1−〜C7−アルキル基、特に有利にはC1−〜C3−アルキル基である。
好適なアニオン性ポリマーは、特にアクリル酸−またはメタクリル酸エステル類、アクリルアミド類、メタクリルアミド類およびビニルピロリドンから選択されたモノマー類を有するアクリル酸またはメタクリル酸のコポリマー、クロトン酸のホモポリマーならびにビニルエステル類、アクリル酸−およびメタクリル酸エステル類、アクリルアミド類およびメタクリルアミド類から選択されるモノマー類を有するクロトン酸のコポリマーである。好適な天然ポリマーは、たとえばシェラックである。有利なアニオン性ポリマー類は網状化または非網状化酢酸ビニル/クロトン酸コポリマー類である。同様に好ましいのは、ビニルメチルエーテルと無水マレイン酸との間で部分エステル化されたコポリマー類である。その他の有利な非イオン性ポリマー類は、たとえばアクリル酸、アクリル酸アルキルおよびNアルキルアクリルアミドからなる三元重合体、特にアクリル酸/アクリル酸エチル/N−t−ブチルアクリルアミド三元重合体または酢酸ビニル、クロトン酸塩およびアルカノン酸ビニルからなる三元重合体、特に酢酸ビニル/クロトン酸塩/ネオデカン酸ビニルコポリマー類である;アクリル酸またはメタクリル酸またはアクリル−またはメタクリル酸アルキルエステルからなるコポリマー類において、アルキル基は、好ましくは炭素原子数1〜7ならびにスルホン酸ポリスチレンを含有する。
好適な毛髪固定の両性または双性イオン性ポリマー類は、酸性またはアニオン性基のほかに、別の官能基として、塩基性またはカチオン性基、特に第1、第2、第3または第4アミン基を含有するポリマー類である。双性イオン性ポリマー類は、第4アミン基も酸基も有する少なくとも1種のモノマーから構成されるポリマー類または第4アミン基を有する少なくとも1種の第1モノマーと、酸基を有する少なくとも1種の第2モノマーとから構成されるポリマー類である。両性ポリマー類は、たとえば酸基を有する少なくとも1種のモノマーと、塩基性アミン基を有する少なくとも1種の別のモノマーとから構成されている。これらの例は、アルキルアクリルアミド(特にオクチルアクリルアミド)、アルキルアミノアルキルメタクリレート(特にt−ブチルアミノエチルメタクリレート)と、アクリル酸、メタクリル酸またはこれらのC1−〜C4−アルキルエステルから選択される2個またはそれ以上のモノマー類とから形成されたコポリマー類であり、少なくとも1種のモノマー酸基を有し、これらは、たとえば商品名Amphomer(登録商標)またはAmphomer(登録商標)LV−71にて入手できる。
その他の好適なポリマー類は、アクリル酸、アクリル酸メチルおよびメタクリルアミドプロピルトリメチルアンモニウムクロリド(INCI名称:ポリクアテルニウム−47)のコポリマー類、アクリルアミドプロピルトリメチルアンモニウムクロリドおよびアクリル酸塩からなるコポリマー類またはアクリルアミド、アクリルアミドプロピルトリメチルアンモニウムクロリド、2−アミドプロピルアクリルアミドスルホネートおよびジメチルアミノプロピルアミン(INCI名称:ポリクアテルニウム−43)からなるコポリマー類である。INCI名称メタクリロイルエチルベタイン/アクリル酸塩コポリマーのもとに知られている、たとえばメタクリロイルエチルベタインとアクリル酸の2個またはそれ以上のモノマー類またはこれらの単純なエステル類からなるコポリマー類のようなベタイン基をもつモノマー類を有するポリマー類も好適である。
好適なカチオン性ポリマー類は、好ましく第4アミン基を含有する。カチオン性ポリマー類は、ホモ−またはコポリマー類であってよく、第4窒素基はポリマー鎖の中にまたは好ましくは置換基として1個またはそれ以上のモノマー類のいずれかに含有されている。アンモニウム基を含有するモノマー類は非カチオン性モノマー類で共重合化してよい。好適なカチオン性モノマー類は、少なくとも1種のカチオン性基をもつ不飽和のラジカル重合可能の化合物類、特に、たとえばトリアルキルメタクリルオキシアルキルアンモニウム、トリアルキルアクリルオキシアルキルアンモニウム、ジアルキルジアリルアンモニウムのようなアンモニウム置換ビニルモノマー類およびピリジニウム、イミダゾリウムのような環状のカチオン性窒素を含有する基をもつ第4ビニルアンモニウムモノマーまたは第4ピロリドン類、たとえばアルキルビニルイミダゾリウム、アルキルビニルピリジニウム、またはアルキルビニルピロリドン塩である。これらのモノマー類のアルキル基は、好ましくは、たとえばC1−〜C7−アルキル基、特に有利にはC1−〜C3−アルキル基のような低アルキル基である。アンモニウム基を含有するモノマー類は、非カチオン性モノマー類で共重合化されていてよい。好適なコモノマー類は、たとえばアクリルアミド、メタクリルアミド、アルキル−およびジアルキルアクリルアミド、アルキル−およびジアルキルメタクリルアミド、アクリル酸アルキル、メタクリル酸アルキル、ビニルカプロラクトン、ビニルカプロラクタム、ビニルピロリドン、ビニルエステル、たとえば酢酸ビニル、ビニルアルコール、プロピレングリコールまたはエチレングリコールであり、これらのモノマー類のアルキル基類は、好ましくはC1−〜C7−またはC1−〜C3−アルキル基類である。
第4アミン基を有するカチオン性ポリマー類は、たとえばCTFA化粧品成分事典に名称ポリクアテルニウムのもとに記載されている、メチルビニルイミダゾリウムクロリド/ビニルピロリドンコポリマー(ポリクアテルニウム−16)または四元化ビニルピロリドン/ジメチルアミノエチルメタクリレートコポリマー(ポリクアテルニウム−11)ならびに、たとえば四元化末端基(クアテルニウム−80)を有するシリコーンポリマーのような四元化シリコーンポリマーもしくは−オルゴマー類のようなポリマー類である。カチオン性ポリマー類の中で、たとえば商品名Gafquat(登録商標)755NおよびGafquat(登録商標)734で販売されているビニルピロリドン/ジメチルアミノエチルメタクリレートメトサルフェートコポリマーが好適である。その他のカチオン性ポリマー類は、たとえば商品名LUVIQUAT(登録商標)HM550で販売されている、ポリビニルピロリドンおよびイミダゾールイミンメトクロリドからなるコポリマー類、商品名Merquat(登録商標)Plus3300で販売されているジメチルジアリルアンモニウムクロリド、アクリル酸ナトリウムおよびアクリルアミドからなる三元重合体、商品名Gaffix(登録商標)VC713で販売されている、ビニルピロリドン、ジメチルアミノエチルメタクリレートおよびビニルカプロラクタムからなる三元重合体および商品名Gafquat(登録商標)HS100で販売されている、ビニルピロリドン/メタクリルアミドプロピルトリメチルアンモニウムクロリドコポリマーである。
天然ポリマーから誘導される好適なカチオン性ポリマー類は、ポリサッカライドのカチオン性誘導体、たとえばセルロース、デンプンまたはグアールのカチオン性誘導体である。さらにキトサンまたはキトサン誘導体が好適である。カチオン性ポリサッカライドは下記の一般式:
G−O−B−N
を有する。Gはアンヒドログルコース残基、たとえばデンプン−またはセルロースアンヒドログルコースである。Bは二価化合物基、たとえばアルキレン、オキシアルキレン、ポリオキシアルキレンまたはヒドロキシアルキレンである;R1、R2およびR3は、互いに独立してそれぞれ炭素原子数18までを有するアルキル、アリール、アルキルアリール、アリールアルキル、アルコキシアルキルまたはアルコキシアリールであり、R、RおよびR中の炭素原子の総数は、好ましくは最大20である;Xは通常の反対イオンX、たとえばハロゲン、酢酸塩、リン酸塩、硝酸塩または硫酸アルキル、好ましくは塩化物である。カチオン性セルロースは、Amerchol社の名称ポリマーJRで販売されており、INCI名称はポリクアテルニウム−10である。その他のカチオン性セルロースは、INCI名称ポリクアテルニウム−24をもち、Amerchol社の商品名ポリマーLM−200で販売されている。好適なカチオン性グアール誘導体は、商品名Jaguar(登録商標)Rで販売されており、INCI名称はグアールヒドロキシプロピルトリモニウムクロリドである。特に有利なカチオン活性物質は、キトサン、キトサン塩およびキトサン誘導体である。キトサンは全部または一部脱アセチル化キトサンである。キトサンの分子量は広範囲なスペクトル、たとえば2万〜約500万g/molにわたって分布していてよい。好適なものは、たとえば分子量3万〜7万g/molを有する低分子キトサンである。しかしながら好ましくは、分子量は10万g/mol以上、特に有利には20万〜70万g/molである。脱アセチル化率は、好ましくは10〜99%、特に有利には60〜99%になる。好ましいキトサン塩は、たとえばAmerchol社、米国の名称Kytamer(登録商標)PCで販売されているシトソニウムピロリドンカルボキシレートである。含有されるキトサンは約20万〜30万g/molの分子量を有し、70〜85%まで脱アセチル化されている。キトサン誘導体として、四元化、アルキル化またはヒドロキシアルキル化された誘導体、たとえばヒドロキシエチル−、ヒドロキシプロピル−またはヒドロキシブチルキトサンが考慮される。キトサン類またはキトサン誘導体は、好ましくは中和化または部分中和化した形態で存在する。キトサンまたはキトサン誘導体の中和率は、自由塩基基の数を基準として、好ましくは少なくとも50%、特に有利には70および100%の間である。中和剤として基本的に全ての化粧品親和性のある無機または有機酸、たとえばギ酸、リンゴ酸、乳酸、ピロリドンカルボン酸、塩酸等を使用してよく、これらの中でピロリドンカルボン酸および乳酸が特に好ましい。
顔料
好ましい一実施形態において、本発明に係るヘアワックス製品は、付加的に少なくとも1種の顔料を含有する。これは製品塊状物または毛髪に色効果を付与する有色顔料としてよく、あるいは製品塊状物または毛髪に光沢効果を付与する光沢効果顔料としてよい。色−または光沢効果は、好ましくは一時的である。すなわち、これらの効果は次の洗髪まで保たれ、普通のシャンプーによる毛髪の洗浄によって再び除去することができる。顔料は製品塊状物中に不溶性の形態で存在し、0.01〜25重量%、特に有利には5〜15重量%の量で含有されてよい。
顔料は、好ましくはナノ顔料ではなく、ミクロ顔料である。有利な粒径は1〜200μm、特に3〜150μm、特に有利には10〜100μmである。
顔料は使用溶媒中で実質的に不溶性の着色剤であり、無機性または有機性であってよい。また無機−有機混合顔料も可能である。無機顔料が好ましい。無機顔料の利点は、これらの優れた耐光性、耐候性および耐熱性である。無機顔料は、たとえば白亜、黄土、アンバー、緑土、焼シエナ土または黒鉛から製造される天然由来としてよい。顔料は、たとえば二酸化チタンまたは酸化スズのような白色顔料、たとえば黒酸化鉄のような黒色顔料、たとえばウルトラマリンまたは赤酸化鉄のような色付顔料、光沢顔料、金属効果顔料、真珠光沢顔料ならびに蛍光−または燐光顔料としてよく、好ましくは1種の顔料は1種の有色の非白色顔料である。好適であるのは、金属酸化物、−ハイドロオキサイドおよび−水酸化物、混合相顔料、含硫黄ケイ酸塩、金属硫化物、錯金属シアン化物、金属硫酸塩、−クロム酸塩および−モリブデン酸塩ならびに金属自体(ブロンズ顔料)としてよい。好適であるのは、特に二酸化チタン(CI 77891)、黒酸化鉄(CI 77499)、黄酸化鉄(CI 77492)、赤および褐酸化鉄(CI 77491)、マンガンバイオレット(CI 77742)、ウルトラマリン(ナトリウム−硫ケイ酸アルミニウム、CI 77007、顔料ブルー29)、水酸化クロム(CI 77289)、藍鉄鉱(フェリックフェロシアニド、CI 77510)、カルミン(コキニール)である。
特に有利には、二酸化チタンまたはオキシ塩化ビスマスのような金属酸化物またはオキシ塩化金属ならびに必要な場合はその他の、酸化鉄、藍鉄鉱、ウルトラマリン、カルミン等のような着色物質でコーティングされたマイカ−もしくはグリマーベースの真珠光沢−および着色顔料であり、色は層厚の変化によって決定することができる。この種の顔料は、たとえばメルク社ドイツの商品名Rona(登録商標)、Colorona(登録商標)、Dichrona(登録商標)およびTimiron(登録商標)で販売されている。
有機顔料は、たとえば天然顔料イカ墨、比黄、骨炭、カッセルブラウン、インディゴ、クロロフィルおよびその他の植物性顔料である。合成有機顔料は、たとえばアゾ顔料、アンタルキノイド、インディゴイド、ジオキサジン−、キナクリドン−、フタロシアニン−、イソインドリノン−、ペリレン−およびペリノン−、金属錯体−、アルカリブルーおよびジケトピロロピロール顔料である。
本発明に係るヘアワックス製品は、顔料の代替としてまたは付加的に溶解した色素を含有してもよい。
本発明に係るヘアワックス製品は、好ましくは本質的に水を含まない。すなわちこの製品は全く水を含まず、または最大10重量%までまたは5重量%未満の少量の水のみを含有する。
付加的に、好適な疎水性の、シリコーン非含有軟質ワックス状物質を、たとえば0.1〜10重量%の量で使用してもよい。これらの軟質ワックス状物質の固化点は、通常約25℃〜40℃以下の範囲にあり、たとえば半固形状パラフィン、特にINCI名称ペトラトムをもつ製品、たとえばワセリンである。これは石油から得た炭化水素の半固形状混合物である。
添加物
上記内容物質に付加して前記組成物は別の添加物を含有してよい:
− 1価または多価C1−〜C4−アルコール類のような溶剤、特に15重量%まで、好ましくは0.1〜8重量%の量のエタノール、イソプロパノール、グリセリンまたはグリコール、
− 6重量%まで、好ましくは0.1〜4重量%の量の溶解した化粧用着色剤、
− 2重量%まで、好ましくは0.01〜1重量%または0.2〜0.5重量%の量の香料−および香気物質、
− 1重量%まで、好ましくは0.01〜0.5重量%の量の保存剤、特にパラヒドロキシ安息香酸エステル、安息香酸、サリシル酸、ソルビン酸、マンデル酸、ポリヘキサメチレン−ビグアニド−ヒドロクロリドまたはイソチアゾリノン誘導体、
− 5重量%まで、好ましくは0.01〜4重量%または0.1〜0.5重量%の量の、たとえばベタイン、パンテノール、メントール、ビタミンまたは類似の物質のようなヘアケア添加物、
− 5重量%まで、好ましくは0.01〜4重量%の量の光保護物質、UV−フィルター等。
好ましい実施形態
好ましい一実施形態は、
(A)動物性ワックス類、植物性ワックス類、鉱物性ワックス類、合成ワックス類、ミクロ結晶性ワックス類、マクロ結晶性ワックス類、パラフィンワックス類、オゾケライト、モンタンワックス類、フィッシャートロプシュワックス類、ポリオレフィンワックス類、蜜蝋、ウールワックス、ウールワックスアルコール類、キャンデリラワックス、カルナウバワックス、日本蝋、硬化性脂肪類、脂肪酸エステル類および脂肪酸グリセリド類から選ばれる、少なくとも1種のシリコーン非含有ワックス10〜40重量%、
(B)線状ポリジメチルシロキサン類、環状ポリジメチルシロキサン類、ヒドロキシ置換ポリジメチルシロキサン類、アミノ置換シリコーン類および芳香族基置換シロキサン類から選ばれる、少なくとも1種の、25℃で液体状のシリコーン化合物20〜80重量%、
(C)アルキルメチル−ジメチルシロキサン類(アルキル基が少なくとも炭素原子数8を有する)から選ばれる20〜45℃の範囲の融点を有する少なくとも1種のシリコーンワックス5〜40重量%、
(D)少なくとも1種の乳化剤0.1〜30重量%、
(E)少なくとも1種の毛髪固定ポリマー0〜15重量%、
(F)水0〜10重量%
を含有するヘアワックス製品である。
製造方法
本発明に係るヘアワックス製品は、固形状ワックス成分を溶解し、通常の、非揮発性内容物質と混合することによって製造してよい。それに続き冷却し、硬化する直前に、必要な場合は易揮発性添加物を加え、混合する。まだ流動性の塊状物は硬化する前に所望の包装たとえば樹脂製るつぼ状容器の中へ充填する。
使用方法
また本発明の目的は、毛髪処理のための本発明に係る固形状組成物の使用ならびに本発明に係るヘアワックス製品が使用状態で提供され、組成物が毛髪に塗布され、ヘアスタイルがセットされる毛髪処理のための方法である。
この製品は、好ましくは乾燥した毛髪に使用される。髪の長さに応じて、たとえばほぼエンドウ豆の大きさからほぼハーゼルナッツの大きさまで変化させてよい量が指で取り出される。ワックスは、手の平にすりつけて、手の熱と摩擦によって生じるせん断力で溶解され、または少なくとも強く軟化する。軟化したまたは多少液体状の状態でワックスが毛髪に刷り込まれ、所望のヘアスタイルにセットされる。毛髪の束にアクセントをつけるために、別々の毛髪の束または巻き毛を個別に処理してもよい。毛髪の中でワックスが硬化し、形成したヘアスタイルに安定性、光沢、風合いおよび保持をもたらす。
本発明に係るヘアワックス製品は、ワックス状のコンシステンシーと、その粘着性の性状とによって個性的なヘアスタイル形成ならびに目的に応じた個々の毛髪の束の処理を可能にする。この製品塊状物は容易に毛髪に分配させることができる。処理した毛髪は優れた光沢と、セットしたヘアスタイルの高い形状安定性とを特徴とする。毛髪はこの場合過度の負担にさらされず、製品塊状物は容易に洗い落とすことができる。この製品は、従来の製品と比較して、処理した毛髪のべたつきが低減されることを特徴とする。
以下の実施例は、本発明の目的をより詳しく説明するものである。
実施例1
20g 炭化水素ワックス(オゾケライト)
48g シリコーン油類(ジメチルポリシロキサン、フェニルトリメチコーン、
ジメチコノール)
15g 融点約30℃を有するアルキル改質シリコーンワックス
(ステアリルジメチコーン)
適量の 香料
実施例2
20g 炭化水素ワックス(ケレシン)
48g シリコーン油類(ジメチルポリシロキサン、フェニルトリメチコーン、
ジメチコノール)
15g 融点約30℃を有するアルキル改質シリコーンワックス
(ステアリルジメチコーン)
16g 乳化剤
適量の 香料
実施例3
Figure 2005213252
これらの組成物の内容物質は、上昇した温度で溶解され、互いに混合され、樹脂製るつぼ状容器の中に充填され、冷却させられる。
本発明に係る組成物Aは、その使用性質に関して手触りによる感覚的な検査によって本発明によらない対照組成物Bと比較される。組成物Aで処理した毛髪は、組成物Bで処理した毛髪よりも明らかにべたつきが少ない。
本発明に係る組成物は、良好な分散性、髪の中への良好な刷り込み性、良好な洗い落とし性、毛髪の良好な構造および光沢、抗縮れ毛効果、毛髪の天然保持、毛髪の滑らかなつかみ性、巻き毛の良好なスタイリング性および個々の毛髪の束の良好なアクセント付与性を特徴とする。

Claims (16)

  1. 人間のヘアスタイルの処理またはセットのための固形状ヘアワックス製品であって、下記の成分(A)〜(C):
    (A)少なくとも1種のシリコーン非含有ワックスと、
    (B)少なくとも1種の、25℃で液体状の疎水性油と、
    (C)少なくとも1種の、20〜45℃の範囲の融点を有するシリコーンワックス
    を含有することを特徴とするヘアワックス製品。
  2. 前記のシリコーン非含有ワックスが、40℃以上の固化点を有し、しかも、動物性ワックス類、植物性ワックス類、鉱物性ワックス類、合成ワックス類、ミクロ結晶性ワックス類、マクロ結晶性ワックス類、パラフィンワックス類、オゾケライト、モンタンワックス類、フィッシャートロプシュワックス類、ポリオレフィンワックス類、蜜蝋、ウールワックス、ウールワックスアルコール類、キャンデリラワックス、カルナウバワックス、日本蝋、硬化性脂肪類、脂肪酸エステル類および脂肪酸グリセリド類から選ばれることを特徴とする請求項1記載のヘアワックス製品。
  3. 前記のシリコーン非含有ワックスが炭化水素ワックスであることを特徴とする請求項2記載のヘアワックス製品。
  4. 前記の疎水性の油が、線状ポリジメチルシロキサン類、環状ポリジメチルシロキサン類、ヒドロキシ置換ポリジメチルシロキサン類、アミノ置換シリコーン類および芳香族基置換シロキサン類から選ばれる、液体状のシリコーン化合物であることを特徴とする上記請求項のいずれか一項記載のヘアワックス製品。
  5. 前記のシリコーンワックスが20〜40℃の範囲の融点を有し、アルキルメチル−ジメチルシロキサン類から選択され、アルキル基が少なくとも炭素原子数8を有することを特徴とする上記請求項のいずれか一項記載のヘアワックス製品。
  6. 前記のシリコーンワックスがステアリルメチル−ジメチルシロキサンであることを特徴とする請求項6記載のヘアワックス製品。
  7. 更に少なくとも1種の乳化剤(D)を含有することを特徴とする上記請求項のいずれか一項記載のヘアワックス製品。
  8. 前記の乳化剤(D)が、
    a)エトキシル化脂肪アルコール類、エトキシル化脂肪酸類、エトキシル化脂肪酸グリセリド類またはエトキシル化アルキルフェノール類、
    b)グリセリンへの酸化エチレン1〜30モルの付加生成物のC12−〜C22−脂肪酸モノ−およびジエステル類、
    c)ヒマシ油または硬化性(水素添加)ヒマシ油への酸化エチレン5〜60モルの付加生成物類、
    d)C8−〜C22−脂肪アルコール類への酸化エチレン2〜30モルの付加生成物とリン酸のモノ−、ジ−およびトリエステル類、
    e)脂肪酸糖エステル類、
    f)エトキシル化ソルビタン脂肪酸エステル類、
    g)ポリグリセリル脂肪酸エステル類、
    から、またはこれらの乳化剤の混合物から選ばれることを特徴とする請求項7記載のワックス製品。
  9. 前記のヘアワックス製品が水を含まないか、あるいは、水を最大10重量%含有することを特徴とする上記請求項のいずれか一項記載のヘアワックス製品。
  10. 前記のヘアワックス製品が、更に少なくとも1種の毛髪固定ポリマー(E)を含有することを特徴とする、上記請求項のいずれか一項記載のヘアワックス製品。
  11. 前記の毛髪固定ポリマー(E)が、
    − ビニルラクタム類、ビニルエステル類、ビニルアルコール類、アクリルアミド類、メタクリルアミド類、アルキルアクリルアミド類、ジアルキルアクリルアミド類、アルキルメタクリルアミド類、ジアルキルメタクリルアミド類、ジアルキルアミノアルキルメタクリルアミド類、ジアルキルアミノアルキルアクリルアミド類、アクリル酸アルキル類、メタクリル酸アルキル類、プロピレングリコールまたはエチレングリコールから選ばれる、少なくとも1種のモノマーから構成されるポリマー類、
    − アクリル酸、メタクリル酸、クロトン酸、マレイン酸、無水マレイン酸、マレイン酸のモノエステル類から選ばれる、少なくとも1種のモノマーから構成されるポリマー類、
    − トリアルキルメタクリルオキシアルキルアンモニウム、トリアルキルアクリルオキシアルキルアンモニウム、ジアルキルジアリルアンモニウム、アルキルビニルイミダゾリウム、アルキルビニルピリジニウムまたはアルキルビニルピロリドンから選ばれる、少なくとも1種のモノマーから構成されるポリマー類、
    − 酸基を有する少なくとも1種のモノマーと、塩基性アミン基を有する少なくとも1種の別のモノマーとから構成されるポリマー類、
    − 第4アミン基も酸基も有する少なくとも1種のモノマーから構成されるポリマー類または第4アミン基を有する少なくとも1種の第1モノマーと、酸基を有する少なくとも1種の第2モノマーとから構成されるポリマー類、
    から選ばれることを特徴とする請求項10記載のヘアワックス製品。
  12. 下記の成分(A)〜(F):
    (A)動物性ワックス類、植物性ワックス類、鉱物性ワックス類、合成ワックス類、ミクロ結晶性ワックス類、マクロ結晶性ワックス類、パラフィンワックス類、オゾケライト、モンタンワックス類、フィッシャートロプシュワックス類、ポリオレフィンワックス類、蜜蝋、ウールワックス、ウールワックスアルコール類、キャンデリラワックス、カルナウバワックス、日本蝋、硬化性脂肪類、脂肪酸エステル類および脂肪酸グリセリド類から選ばれる、少なくとも1種のシリコーン非含有ワックス10〜40重量%、
    (B)線状ポリジメチルシロキサン類、環状ポリジメチルシロキサン類、ヒドロキシ置換ポリジメチルシロキサン類、アミノ置換シリコーン類および芳香族基置換シロキサン類から選ばれる、少なくとも1種の、25℃で液体状のシリコーン化合物20〜80重量%、
    (C)アルキル基が少なくとも炭素原子数8であるアルキルメチル−ジメチルシロキサン類から選ばれる、20〜45℃の範囲の融点を有する少なくとも1種のシリコーンワックス5〜40重量%、
    (D)少なくとも1種の乳化剤0.1〜30重量%、
    (E)少なくとも1種の毛髪固定ポリマー0〜15重量%、
    (F)水0〜10重量%
    を含有することを特徴とする上記請求項のいずれか一項記載のヘアワックス製品。
  13. 前記固化点が30℃より高いかまたは30℃であり、針入度数が20℃において10〜60の範囲にあることを特徴とする上記請求項のいずれか一項記載のヘアワックス製品。
  14. 更に少なくとも1種の顔料を含有することを特徴とする上記請求項のいずれか一項記載のヘアワックス製品。
  15. 下記の成分(A)〜(C):
    (A)少なくとも1種のシリコーン非含有ワックスと、
    (B)少なくとも1種の、25℃で液体状の疎水性の油と、
    (C)少なくとも1種の、20〜45℃の範囲の融点を有するシリコーンワックス
    を含有する固形状組成物の、毛髪処理への使用。
  16. − 前記請求項1〜14のいずれか一項に記載のヘアワックス製品を予め調製し、
    − このようにして得られた調合物を毛髪上に塗布し、そして、
    − ヘアスタイルをセットすることを特徴とする毛髪処理方法。
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