JP2005212890A - 小分け容器 - Google Patents

小分け容器 Download PDF

Info

Publication number
JP2005212890A
JP2005212890A JP2004025656A JP2004025656A JP2005212890A JP 2005212890 A JP2005212890 A JP 2005212890A JP 2004025656 A JP2004025656 A JP 2004025656A JP 2004025656 A JP2004025656 A JP 2004025656A JP 2005212890 A JP2005212890 A JP 2005212890A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
flange portion
portions
flange
separation line
dividing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2004025656A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2005212890A5 (ja
Inventor
Michio Ota
道生 大田
Koshi Ota
幸志 大田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Otsuka Packaging Industries Co Ltd
Original Assignee
Otsuka Packaging Industries Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Otsuka Packaging Industries Co Ltd filed Critical Otsuka Packaging Industries Co Ltd
Priority to JP2004025656A priority Critical patent/JP2005212890A/ja
Publication of JP2005212890A publication Critical patent/JP2005212890A/ja
Publication of JP2005212890A5 publication Critical patent/JP2005212890A5/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Containers Having Bodies Formed In One Piece (AREA)

Abstract

【課題】 フランジ部の撓みや折れ曲がりを防止するとともに、分離線によるフランジ部の分離を容易に行うことのできる小分け容器を提供する。
【解決手段】 カップ状に形成された2個の収容部1と、これら収容部の上部開口周縁を連結するフランジ部3と、フランジ部3に形成され両収容部1を分離するための分離線7とを備えた小分け容器であって、フランジ部3には、収容部1の開口周縁に沿って並び、分離線7と交差する複数の凹部5が形成されており、分離線7は、収容部1の開口周縁に沿ってフランジ部3を分断する分断部71と、この分断部71によって分断されたフランジ部3を繋ぎ止める複数の接続部72とで構成され、分離線7において凹部5を通過する部分は切断部71で構成されている。
【選択図】 図2

Description

本発明は、カップ状に形成された複数の収容部と、これら収容部の上部開口周縁を連結するフランジ部と、当該フランジ部に形成され前記収容部を分離するための分離線とを備えた小分け容器に関する。
この種の小分け容器は、冷凍食品、お菓子等を個別に収容するためのものであり、例えば特許文献1及び特許文献2に示すものがある。これらの容器では、隣接する収容部を結ぶ平坦なフランジ部上に、分離線が形成されている。この分離線は、隣接する収容部を分断する切断部と、この切断部を複数箇所で繋ぐ接続部とで構成されるものであり、このような分離線によって隣接する収容部同士の分離を容易にしている。
実開昭63−128915号公報 実開平2−102319号公報
ところが、上記のような容器では、分離線に沿ってフランジ部が撓んだり、折れ曲がることがあり、食品等の収容物の運搬中にフランジ部が折れ曲がると、容器のみならず、収容物が損傷するおそれがあった。また、消費者が容器の取り扱う際にも、隣接する収容部の一方を持ち上げると、フランジ部が撓んで他方の収容部に配置された収容物が落下するおそれがあった。
これを解決するために、分離線における接続部の数を多くすることも考えられるが、このようにすると、収容部を切り離しにくくなるという問題がある。
本発明は、上記問題を解決するためになされたものであり、フランジ部の撓みや折れ曲がりを防止するとともに、分離線によるフランジ部の分離を容易に行うことのできる小分け容器を提供することを目的とする。
本発明は、上記問題を解決するためになされたものであり、カップ状に形成された複数の収容部と、これら収容部の上部開口周縁を連結するフランジ部と、当該フランジ部に形成され前記収容部を分離するための分離線とを備えた小分け容器であって、前記フランジ部には、前記収容部の開口周縁に沿って並び、前記分離線と交差する複数の凹部又は凸部が形成されており、前記分離線は、前記収容部の開口周縁に沿って前記フランジを分断する分断部と、当該分断部によって分断されたフランジ部を繋ぎ止める複数の接続部で構成され、前記分離線において前記凹部又は凸部を通過する部分は前記切断部で構成されている。
この構成によれば、フランジ部上で分離線が通過する位置に、複数の凹部又は凸部が形成されているため、これら凹部又は凸部によってフランジ部が撓んだり折れ曲がったりするのが妨げられる。例えば、凹部を形成すれば、フランジ部が下方への撓む際に、分離線が通過する凹部の断面同士が当接して撓みに抗するため、撓みを防止することができる。一方、凸部を形成すれば、同様にして上方への撓みを防止することができる。その結果、運搬中の収容物の損傷や落下を防止することができる。さらに、分離線のうち、切断部を繋ぎ止める接続部は、凹部又は凸部には形成されておらず、それ以外のフランジ部にのみ形成されている。これにより、分離線全体に占める接続部の割合が小さくなるため、収容部の切り離しを容易に行うことができる。
上記小分けトレーにおいて、凹部又は凸部は、隣接する収容部間でフランジ部の全幅に亘って形成されていることが好ましい。こうすることで、フランジ部の曲げ強度を向上することができ、フランジ部の撓みや折れ曲がりをさらに防止することができる。
なお、上記フランジ部には、凹部のみ、又は凸部のみを設けることができるほか、凹部及び凸部が交互に並ぶようにすることができる。このようにすると、フランジ部が上方及び下方の両方へ撓むのを防止することができる。
本発明の小分け容器によれば、フランジ部の撓みや折れ曲がりを防止するとともに、分離線によるフランジ部の分離を容易に行うことのできる。
以下、本発明に係る小分け容器の一実施形態について図面を参照しつつ説明する。図1は、本実施形態に係る医療用複室容器の斜視図である。
図1に示すように、この小分け容器は、プラスチックによって形成され、食品等の収容物を収容する2個の収容部1を有している。各収容部1は平面視矩形のカップ状に形成され、その上部開口の周縁にフランジ部3が形成されている。そして、このフランジ部3を介して両収容部1は連結されている。なお、この容器は、後述するように、切り離し可能なプラスチック材料、例えばポリエチレン、ポリプロピレン等によって形成することができる。
図2は、図1のフランジ部を拡大した斜視図である。同図に示すように、両周容部1を連結するフランジ部3には、収容部1の開口周縁に沿って所定間隔ごとに並ぶ複数の凹部5が形成されている。この凹部5は、断面矩形状に形成され、フランジ部3の全幅(収容部の並ぶ方向)に亘って、両収容部1を連結するように形成されている。また、両収容部1を連結するフランジ部3には、これら収容部1を分離するための分離線7が形成されている。分離線7は、収容部1の開口周縁と平行に上記凹部5を通過するように形成されており、フランジ部3を分断する分断部(切り込み)71と、この分断部71によって分断されたフランジ部3を繋ぎ止める複数の接続部72とで構成されている。また、分離線7における接続部72は、凹部5を通過する位置には形成されておらず、各凹部5の間の平坦部31に少なくとも1つ以上形成されている。
このような小分け容器は、食品を収容した2個の収容部1を連結した状態で使用することもできるし、分離線7に沿って両収容部1を切り離した状態で使用することもできる。
以上のように、本実施形態によれば、フランジ部3上で分離線7が通過する位置に、複数の凹部5が形成されているため、これら凹部5によってフランジ部3が下方へ撓んだり折れ曲がったりするのが妨げられる。例えば、両収容部1に食品を収容した状態で一方の収容部1を持ち上げた場合、フランジ部3には他方の収容部1が下方に傾斜する方向に曲げモーメントが作用するが、このとき、フランジ部3では、図3に示すように、分離線7と平行な凹部5の断面同士が当接して曲げモーメントXに対して抗するため、フランジ部3の曲げが規制され、収容部1が撓んで下方へ傾斜するのを防止することができる。したがって、収容部1の傾斜によって食品が落下する等の事故を防止することができる。
特に、上記のように、フランジ部3の全幅に亘って凹部を形成すると、分離線7と垂直な方向に延びるように凹部5が形成されるため、フランジ部3の曲げ強度が向上し、その撓みをより確実に防止することができる。
図4は、一方の収容部1を上方に折り曲げた様子を示す図であるが、同図に示すように、凹部5を通過する分離線には、接続部72が形成されておらず、上記平坦部31にのみ形成されている。このように、分離線7全体に占める接続部72の割合が少ないため、収容部1の切り離しを容易に行うことができる。
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、その趣旨を逸脱しない限りにおいて種々の変更が可能である。例えば、上記実施形態では、フランジ部3に凹部5を形成しているが、凸部を形成してもよい。このように凸部を形成するとフランジ部の上方への撓みや折れ曲がりを防止することができる。また、図5に示すように、凹部5と凸部6とが交互に並ぶように形成してもよい。このようにすると、フランジ部3の上方及び下方の両方に対する撓みや折れ曲がりを防止することができる。
また、凹部5又は凸部6の断面形状(収容部側から見たときの断面)は、上記のような矩形状に限定されるものではなく、種々の形状が可能である。例えば、図6に示すように、半円形状(図6(a))、断面台形状(図6(b))、V字形状(図6(c))等に形成することができる。なお、このことは、図6(d)〜(e)に示すように、フランジ部に凸部を形成した場合も同様である。
さらに、上記実施形態では、フランジ部3の全幅に亘って凹部5又は凸部を形成しているが、フランジ部3の幅方向の一部に形成することもできる。例えば、図7に示すように、半球面状の凸部6をフランジ部3の幅方向の一部に形成することもできる。このとき、上記実施形態と同様に、この凸部6を通過する分離線7には接続部が形成されておらず、平坦部31にのみ接続部72が形成されている。なお、凸部でなく、半球面状の凹部を形成することもできる。また、半球面状に限らず、矩形状の凹部や凸部を形成することもできる。
なお、上記実施形態では、上記のように2つの収容部を連結しているが、これに限定されるものではなく、3つ以上の収容部を連結してもよく、これら収容部の間のフランジ部に上記のような凹部又は凸部と、分離線とが形成されていればよい。
本発明に係る小分け容器の一実施形態を示す斜視図である。 図1の一部拡大図である。 図1の一部断面図である。 図1の小分け容器を折り曲げた様子を示す図である。 本発明に係る小分け容器の他の例の一部を示す斜視図である。 本発明に係る凹部及び凸部の他の例を示す断面図である。 本発明に係る小分け容器の他の例の一部を示す斜視図である。
符号の説明
1 収容部
3 フランジ部
5 凹部
7 分離線
71 分断部
72 接続部

Claims (3)

  1. カップ状に形成された複数の収容部と、これら収容部の上部開口周縁を連結するフランジ部と、当該フランジ部に形成され前記収容部を分離するための分離線とを備えた小分け容器であって、
    前記フランジ部には、前記収容部の開口周縁に沿って並び、前記分離線と交差する複数の凹部又は凸部が形成されており、
    前記分離線は、前記収容部の開口周縁に沿って前記フランジ部を分断する分断部と、当該分断部によって分断されたフランジ部を繋ぎ止める複数の接続部とで構成され、前記分離線において前記凹部又は凸部を通過する部分は前記切断部によって構成されている、小分け容器。
  2. 前記凹部又は凸部は、隣接する収容部間で前記フランジ部の全幅に亘って形成されている、請求項1に記載の小分け容器。
  3. 前記フランジ部には、前記凹部及び凸部が交互に並んでいる、請求項1または2に記載の小分け容器。
JP2004025656A 2004-02-02 2004-02-02 小分け容器 Pending JP2005212890A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004025656A JP2005212890A (ja) 2004-02-02 2004-02-02 小分け容器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004025656A JP2005212890A (ja) 2004-02-02 2004-02-02 小分け容器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2005212890A true JP2005212890A (ja) 2005-08-11
JP2005212890A5 JP2005212890A5 (ja) 2007-01-25

Family

ID=34907979

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004025656A Pending JP2005212890A (ja) 2004-02-02 2004-02-02 小分け容器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2005212890A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008056331A (ja) * 2006-09-04 2008-03-13 Chuo Kagaku Co Ltd ライン状の切目が設けられてなるプラスチック製品

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008056331A (ja) * 2006-09-04 2008-03-13 Chuo Kagaku Co Ltd ライン状の切目が設けられてなるプラスチック製品

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20100065461A1 (en) Stackable container with interlocking arrangement
JP2010516581A (ja) ボトル等のための展開可能な容器
US11117709B2 (en) Modular container system having an interior dividable into compartments of variable size
EP2228309B1 (en) Sausage tray
US20160280413A1 (en) Container with detachable compartments
RU2620045C2 (ru) Контейнер для хранения и транспортировки
RU2598287C2 (ru) Складной ящик
JP2012017136A (ja) 食材用容器及び食材が収容された食材用容器
JP2005212890A (ja) 小分け容器
EP1746031A1 (en) Multiple package
JP4169227B2 (ja) 簡単に小分けできる食品用トレー
JP5205178B2 (ja) 連結容器
JPH10157720A (ja) 成形容器
JP4587907B2 (ja) 複数用収納容器
JP4568025B2 (ja) ボトル用トレー
JP4577749B2 (ja) 缶用トレー
JP6967817B1 (ja) 組立式用容器
RU2575085C2 (ru) Ящик
KR200429167Y1 (ko) 체결부가 형성된 일회용 포장용기
JP3210115U (ja) 発泡樹脂容器、包装容器及び包装済食品と発泡樹脂容器との組立体
JPS5850782Y2 (ja) 長イモ用容器
JP5198184B2 (ja) 分割可能な連結容器
JP3092115U (ja) 冷凍食品用パッケージ
JP4944511B2 (ja) 発泡容器
JP3202236U (ja) 商品陳列具

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20061201

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20061201

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20090817

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090826

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20100106