JP2005212014A - 旋削装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 時間及びコストがかかることなく、ワークに小径の凹曲面を形成可能とする、簡単な構成の旋削装置を提供するを提供する。
【解決手段】 回転するワークWを非回転状態のバイト10で切削し、ワークWに小径の凹曲面を形成することで、小型レンズ用金型を製造する旋削装置Sであって、ワークWとバイト10の前逃げ面との間が大きくなるように、バイト10を傾ける回転テーブル21(傾斜手段)を備えたことを特徴とする旋削装置Sである。
【選択図】 図1

Description

本発明は、ワークを回転させて切削する旋削装置に関する。
光通信のコネクタ用レンズ、CCD(Charge-coupled device)のレンズ等、直径約0.1mm(φ0.1mm)程度の大きさの光学素子用の小型レンズは、一般に、鉄、鋼、炭素鋼等からなる金型を使用して製造されている。すなわち、直径が約0.1mmの凹曲面が形成された金型を使用して、前記小型レンズは製造されている。
このような金型を製造する第1の方法としては、フライカット切削、ラスター加工とも称され、片刃の小径ボールエンドミルを回転させてワーク(型)を加工する方法が知られている。また、第2の方法としては、回転する砥石をワークに対して斜めに押し当てて、ワークを加工する方法が知られている。第3の方法としては、回転するワークを非回転状態のバイト(切削工具)に押し当てて、ワークを加工する方法(旋削方法)が知られている。第4の方法としては電鋳方法が知られている。
また、このような金型成形の技術に関連して、ダイヤモンド工具の円弧状の先端部の半径を所定範囲とし、折損のおそれを回避しつつ、高精度な成形面を型に形成可能とした「ダイヤモンド工具」が提案されている(特許文献1参照)。
特開2003−62707号公報(段落番号0055〜0062、図3)
しかしながら、第1の方法では、ボールエンドミルは一般に単結晶のダイヤモンドからなり、さらにボールエンドミルの回転軸と円弧状の刃先の曲率中心とが一致しなければならず、ボールエンドミルの製作が困難であるため、ボールエンドミル自体が高価であり、その上長納期であるという問題があった。また、ボールエンドミルを繰り返して使用する場合には、その刃先を再研磨しなければならず手間がかかり、再研磨の回数は数回に限られ、この再研磨は非常に困難であった。
さらに、そもそもボールエンドミルによる加工は、ワークを断続的に複数回切削する断続切削である上、ワークに形成する凹曲面の形状に応じて、ボールエンドミルを断続的に走査しなければならなく、ワークに形成された凹曲面の平滑性が悪化し良好な光学面が得られにくいという問題があった。また、このように断続的に走査するため、加工に時間がかかる上、加工中にワークの温度が変化してしまい、形成した凹曲面が歪んでしまうおそれもあった。
また、第2の方法では、良好な光学面を得るためには目の細かい砥石を使用しなければならないが、目の細かい砥石を使用すると、加工量が微量になってしまい、加工時間が長くなるという問題があった。この加工時間の長時間化によって、第1の方法と同様にワークの温度が変化するおそれもあった。
さらにまた、このような小径の凹曲面を形成する場合、切削加工と研削加工では、凹曲面の面粗度、加工精度において、切削加工の方が優れており、研削加工において切削加工面以上の精度を期待するには困難であった。
さらに、第3の方法では、一般に、バイトの先端に切刃となるスローアウェイチップ(以下、チップと略称する)を装着したバイトが使用される。このチップには、図5(a)に示すように、チップ11と回転するワークWと摩擦を低減させるべく、すくい面11aの反対側に、第1前逃げ面11b、第2前逃げ面11c等が形成されている。そして、チップ11は、固有の第1前逃げ角α1、第2前逃げ角β1、逃げ幅L1を有している。なお、図5(a)は、従来の旋削状況を拡大して示す拡大図であり、図5(b)はさらに旋削が進行した図である。
したがって、このようなチップ11では、図5(b)に示すように、第1前逃げ面11bと第2前逃げ面11cの境目がワークWに接触するため、深さが「L1×tanα1」以上の凹曲面を形成できないという問題があった。この問題を解決するには、第1前逃げ角α1を大きくしたり、逃げ幅L1を小さくすることが考えられるが、チップ11の剛性が低下してしまうため不可能であった。因みに、単結晶ダイヤモンドからなるチップ11であっても、剛性が低下するため、第1前逃げ角α1を20°以上にすることは、一般になされていない。
さらにまた、第4の方法では、時間及びコストがかかる上に、電鋳の得率も100%でないという問題があった。
そこで、本発明は、時間及びコストがかかることなく、ワークに小径の凹曲面を形成可能とする、簡単な構成の旋削装置を提供することを課題とする。
前記課題を解決するための手段として第1の発明は、回転するワークを非回転状態のバイトで切削し、前記ワークに小径の凹曲面を形成することで、小型レンズ用金型を製造する旋削装置であって、前記ワークと前記バイトの前逃げ面との間が大きくなるように、前記ワーク及び前記バイトの少なくとも一方を傾ける傾斜手段を備えたことを特徴とする旋削装置である。
このような旋削装置によれば、傾斜手段によって、ワーク及びバイトの少なくとも一方を、ワークとバイトの前逃げ面との間が大きくなるように傾けるため、旋削中にバイトの前逃げ面がワークに接触することなく、ワークを切削し、小径の凹曲面を形成して、小型レンズ用の金型を製造することができる。
第2の発明は、回転するワークを非回転状態のバイトで切削し、前記ワークに小径の凹曲面を形成することで、小型レンズ用金型を製造する旋削方法であって、前記ワークと前記バイトの前逃げ面との間が大きくなるように、前記ワーク及び前記バイトの少なくとも一方を傾ける第1工程と、回転するワークを前記バイトで切削する第2工程と、を有することを特徴とする旋削方法である。
このような旋削方法によれば、ワーク及びバイトの少なくとも一方を、ワークとバイトの前逃げ面との間が大きくなるように傾けるため(第1工程)、旋削中にバイトの前逃げ面がワークに接触することなく、ワークを切削することができる(第2工程)。
本発明によれば、時間及びコストがかかることなく、ワークに小径の凹曲面を形成可能とする、簡単な構成の旋削装置を提供することができる。
以下、本発明の一実施形態について、図1から図4を適宜参照して説明する。
参照する図面において、図1は、本実施形態に係る旋削装置の全体斜視図である。図2は、図1に示すチップを拡大して示す斜視図である。図3は、図1に示す旋削装置による旋削状況を部分的に拡大して示す斜視図である。図4(a)は、本実施形態に係る旋削方法の旋削初期段階を示し、(b)はさらに旋削が進行した段階を示す。
<旋削装置の構成>
図1に示すように、本実施形態に係る旋削装置Sは、バイト10を有するツール部Saと、円柱状のワークWが取り付けられるヘッド部Sbを備えて構成されており、ワークWの端面Wa(以下、ワーク端面という。旋削面、切削面ともいわれる)に凹曲面Wbを形成し(図3参照)、例えば直径0.1mmの小径レンズを製造するための小径レンズ用金型を製造する装置である。
以下、各部の詳細について述べる。
[ツール部]
ツール部Saは、主として、チップ11を有するバイト10と、このバイト10が着脱自在に取り付けられる回転テーブル21(傾斜手段)を備えて構成されている。
(バイト)
バイト10は、チップ11と、このチップ11が着脱自在に取り付けられるシャンク13(チップホルダ、バイト本体とも言われる)とから主に構成されている。
本実施形態で使用するチップ11は、一般の規格に準拠して製造された既製品である。チップ11は、図2に示すように、外形が略船状を呈しており、ワークWが押し当てられる先端側が先細になっている。また、チップ11は、その先端に半円状の切刃を有している工具である。半円状の切刃の半径は、ワークWに形成する凹曲面Wbの大きさによって設定され、例えば、開口の直径が0.1mmの凹曲面Wbを形成するときには、半径0.03〜0.05mmの半径の切刃を有するチップ11が選択される。
なお、図2では形状をわかりやすく説明するため、チップ11のすくい面11aが紙面上方となるように描いているが、本実施形態では図1に示すように、チップ11は、すくい面11aが水平方向を向くように、シャンク13に取り付けられる。
また、図2に示すように、チップ11の上方にはすくい面11aが形成されており、チップ11の先端側にはワークWとの摩擦を避けるべく、第1前逃げ面11b及び第2前逃げ面11cが段違いで形成されている。さらに、チップ11の先端部の両側には、横逃げ面がそれぞれ形成されている。ここで、一般に第1前逃げ面11bは、チップ11の製作上、一般に、円錐周面の一部を呈する。
チップ11のすくい角(Rake angle)は0に設定されている(図5(a)参照)。すなわち、チップ11は、本実施形態における切削方向(ワークWの回転方向)に直角な法線方向が、すくい面11a上となるように、一般の規格に準拠して製造されたものである。ここで、本実施形態において、切削方向に直角な法線方向が、すくい面11a上となるように、チップ11を押し当てた場合を、正規に押し当てた場合とする。
さらに、正規に押し当てた場合における、前記ワークWの回転方向(切削方向)と、チップ11の第1前逃げ面11bとの間に形成される第1前逃げ角(Relief angle)はα1であり、第2前逃げ角はβ1である(図4、図5参照)。
ただし、後記するように本実施形態では、ワークWに対しチップ11を傾けるため、ワークWとチップ11との間に形成される真のすくい角、真の逃げ角等は、前記した正規に押し当てた場合を想定するチップ11に固有のすくい角(0)、第1前逃げ角(α1)から変化することになり、後記するように回転テーブル21を所定角度にて回転させることによって、自由に設定可能となっている。
さらに、チップ11の基端部には、ボルト孔11hが穿設されており、図示しないボルトによって、チップ11はシャンク13に着脱自在に取り付けられる。ただし、シャンク13へのチップ11の取付方法は、前記ボルトに限られず、その他ロウ付け等であってもよい。
図1に戻って説明を続ける。シャンク13は、本実施形態では略逆L字形を呈するアームであり、その一端部側でチップ11を保持するチップ保持部(チップポケットとも称される)を有すると共に、シャンク13の他端部側は回転テーブル21に、ボルト等の取付手段によって着脱自在に取り付けられている。
また、シャンク13は、一端部側に取り付けられたチップ11の先端が、回転テーブル21の回転軸線21A上となるように設定されている。これにより、回転テーブル21を回転させても、チップ11の先端位置は変動しないため、チップ11とワークWとの位置合わせが容易となっている。
(回転テーブル)
回転テーブル21(傾斜手段)は、ベースとなる旋盤のベッド(図示しない)に回転自在に取り付けられている。したがって、回転テーブル21を所定角度回転させることで、チップ11の第1前逃げ面11bとワークWとの間に形成される角度(以下、これを真の第1前逃げ角という)を適宜変更可能となっている(図4(a)参照)。すなわち、この真の第1前逃げ角が大きくなるように、ワークWに対してバイト10を傾けることが可能である。
[ヘッド部]
ヘッド部Sbは、ワークWが取り付けられる部分であると共に、取り付けられたワークWを回転させながら、ツール部Saに対する相対位置を変化させ、回転するワークWをチップ11に押し当てて旋削するための部分であって、移動ステージ31と、ワークWを回転させるためのチャック32を備えて構成されている。
移動ステージ31は、例えば、前記旋盤のベッドに固定されたガイドレールにガイドされつつ、サーボ機構等を有するNC等の移動ステージ制御装置(図示しない)によって、3次元方向に極めて精密に制御可能となっている。つまり、図1の座標軸に示すように、ヘッド部Sbの主線軸に平行な前後方向のZ軸と、このZ軸に直交するX軸及びY軸とに、移動ステージ31が移動自在となっている。
チャック32は、ワークWが取り付けられる部分であり、例えば図示しない複数のジョー(爪またはコレットとも言う)によって、ワークWの外周面を把持することで、ワークWを所定位置に保持可能となっている。また、減圧することでワークWを吸い付けて、ワークWを所定位置に保持する真空チャックを使用することもできる。さらに、チャック32は、移動ステージ31に回転自在に取り付けられていると共に、図示しない駆動モータ等によって所定速度で回転可能となっている。
<旋削装置の動作及び旋削方法>
続いて、旋削装置Sの動作と共に旋削方法について説明する。
本実施形態に係る旋削方法は、回転テーブル21を回転させ、ワークWと第1前逃げ面11bとの間が大きくなるようにバイト10を傾ける第1工程と、この傾けたバイト10に回転するワークWを押し当て、ワークWを旋削する第2工程を有している。
以下、各工程について詳細に説明する。
(第1工程)
ワークWをチップ11に押し当てた場合を想定し、回転テーブル21をθ回転させて、バイト10を、円柱状のワークWのワーク端面Waに対してθ傾ける。さらに説明すると、チップ11にワークWが押し当てられたときに、第1前逃げ面11bとワーク端面Waとの間に形成される真の第1前逃げ角α2(図4(a)参照)は、チップ11に固有の第1前逃げ角α1よりもθ大きくなる。また、第2前逃げ面11cとワーク端面Waとの間に形成される真の第2前逃げ角β2も、チップ11に固有の第2前逃げ角β1よりθ大きくなる。
すなわち、回転テーブル21をθ回転させることにより、すくい面11aとワーク端面Waとの間の角度(すくい角)はθ小さくなる。
ここで、回転テーブル21を回転させる角度は、チップ11の逃げ幅L1、刃物角、ワークWに形成する凹曲面Mの直径、深さ等に応じて適宜変更し、旋削中にチップ11の第1前逃げ面11bと第2逃げ角面11cとの境目が、ワークWに接触しないように設定する。また、チップ11の先端は、回転テーブル21の回転軸線21A上に配置しているため、回転テーブル21を回転させても、チップ11の先端位置がずれることはない。
回転テーブル21の回転に並行して、チャック32にワークWを取り付ける。次いで、チャック32に接続する駆動モータ(図示しない)を駆動させ、チャック32及びワークWを所定速度で回転させる。
(第2工程)
そして、ワークWを回転させたまま、移動ステージ31を例えばNC等の移動ステージ制御装置(図示しない)によって、3次元方向に極めて精密に制御し、ワークWをチップ11に押し当てて旋削する。さらに、移動ステージ制御装置(図示しない)によって、移動ステージ31を3次元方向に所定に制御することにより、ワークWに所定の凹曲面Wbを形成することができる。
すなわち、従来のボールエンドミルを使用し走査した場合のように、断続的な切削ではないため、凹曲面Wbの表面粗さは小さくなる。また、NC等の移動ステージ制御装置で制御するため、加工時間も極めて早くなる。
ここで、この旋削において、チップ11は第1前逃げ面11bとワークWのワーク端面Waとの間が大きくなるように傾けられているため、従来のように、第1前逃げ面11bと第2前逃げ面11cの間の境目が、ワークWに接触することもない。すなわち、チップ11を傾けることによって、チップ11の逃げ幅L1に基づく「L1×tanα1」以上の深さの凹曲面MをワークWに形成することができる。
すなわち、既製のチップを使用し、コストをかけることなく、ワークWに凹曲面Wbを形成することができる。
このように本実施形態に係る旋削装置S及び旋削方法によれば、一般の規格に準拠したチップ11を有するバイト10を使用しつつ、ワークWに小径の凹曲面を形成することができる。
以上、本発明の好適な実施形態について一例を説明したが、本発明は前記実施形態に限定されず、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、その他に例えば以下のような適宜な変更が可能である。
前記した実施形態では、バイト10を傾ける傾斜手段として回転テーブル21を使用したが、バイト10を傾ける方法はこれに限定されず、その他に例えば、シャンク13を旋盤のベッド(図示しない)に回転自在に取り付けてもよい。
またその他、シャンク13を2分割すると共に、この2分割したシャンクを回動自在に連結し、連結したシャンクを適宜屈曲させることでチップ11を傾けてもよく、この場合はバイトが部分的に傾けられたことになるが、本発明の技術的範囲に属することは言うまでもない。
前記した実施形態では、バイト10側を傾けるとしたが、本発明ではこれに限定されず、その他に例えば、移動ステージ31を鉛直方向の軸(図1に示すY軸と平行な軸)周りに回動自在に構成し、ワークWをバイト10に対して傾けてもよいし、バイト10及びワークWの両方を相互に傾ける構成としてもよい。
前記した実施形態では、第1前逃げ面11bと第2前逃げ面11cを角度違いで有するチップ11を例に挙げて説明したが、チップ11の形状はこれに限定されず、その他に例えば第2前逃げ面11cを有しないチップであってもよい。
また、前記した実施形態では、チップ11とシャンク13とを備えるバイト10を例として説明したが、バイト構成はこれに限定されず、その他に例えばチップ及びシャンクが一体的に成形されたバイトであってもよい。さらに、バイト10が取り付けられる刃物台を備えてもよい。
前記した実施形態では、すくい面11aが水平方向(すくい面11aが水平面と垂直)を向くようにチップ11を回転テーブル21に設置し、前記第1工程において、回転テーブル21を回転させることで、チップ11をワークWに対して傾斜させるとしたが、チップ11とワークWと相対的に傾斜させる手段はこれに限定されず、その他に例えば、すくい面11aが回転テーブル21と平行(つまり、すくい面11aが水平面と平行)となるようにチップ11を設置し、移動ステージ31を図1に示すX軸と平行な回動軸(水平方向に平行な軸)周りに回動可能に構成してもよい。このように構成した場合には、回転テーブル21を回転させずに、移動ステージ31を前記回動軸周りに、所定角度にて回動させることによって、ワークWをチップ11に対して傾斜させることができる。
本実施形態に係る旋削装置の全体構成図である。 図1に示すチップの斜視図である。 本実施形態に係る旋削装置による旋削状況を拡大して示す斜視図である。 (a)、(b)共に、本実施形態に係る旋削状況を拡大して示す拡大図であり、(a)はチップがワークに当接した旋削初期段階を示し、(b)はさらに旋削が進行した段階を示す。 (a)、(b)共に、従来の旋削状況を拡大して示す拡大図であり、(a)はチップがワークに当接した旋削初期段階を示し、(b)はさらに旋削が進行した段階を示す。
符号の説明
10 バイト
11 チップ
11a すくい面
11b 第1前逃げ面
11c 第2前逃げ面
13 シャンク
21 回転テーブル(傾斜手段)
L1 逃げ幅
S 旋削装置
W ワーク
α1 第1前逃げ角
α2 真の第1前逃げ角
β1 第2前逃げ角
β2 真の第2前逃げ角

Claims (1)

  1. 回転するワークを非回転状態のバイトで切削し、前記ワークに小径の凹曲面を形成することで、小型レンズ用金型を製造する旋削装置であって、
    前記ワークと前記バイトの前逃げ面との間が大きくなるように、前記ワーク及び前記バイトの少なくとも一方を傾ける傾斜手段を備えたことを特徴とする旋削装置。

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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