JP2002239824A - 自動バリ取り装置およびそれに使用する工具保持装置 - Google Patents

自動バリ取り装置およびそれに使用する工具保持装置

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JP2002239824A JP2001033063A JP2001033063A JP2002239824A JP 2002239824 A JP2002239824 A JP 2002239824A JP 2001033063 A JP2001033063 A JP 2001033063A JP 2001033063 A JP2001033063 A JP 2001033063A JP 2002239824 A JP2002239824 A JP 2002239824A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】ワークのバリあるいは面取り部に多少のウネリ
があっても、そのウネリに追従してバリあるいは面取り
を確実に行うことができる自動バリ取り装置を提供す
る。 【解決手段】 バリまたは面取り部が存在するワーク表
面に沿って移動可能に設けられた工具保持手段THと、
工具保持手段に回転駆動可能に設けられた切削工具3
と、前記切削工具を嵌挿し切削工具の一部を露出しバリ
または面取り部に沿って移動できる倣いガイド部材4
と、この倣いガイド部材をバリまたは面取り部近傍のワ
ーク倣い基準面に所定圧力で押圧する押圧手段31と、
ワークに形成されているバリまたは面取り部に対して略
直角に切削工具を当てるように工具保持手段の向きを調
節する姿勢制御手段とを備え、前記倣いガイド部材の倣
い部がワークのワーク倣い基準面に押圧された状態で、
工具保持手段が向き調節されつつワーク表面のバリまた
は面取り部に沿って移動した場合に、切削工具がバリま
たは面取り部を設定位置まで切削するように構成したこ
とを特徴とする自動バリ取り装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ワークのバリを自
動的に切削する自動バリ取り装置に関するものであり、
さらに詳細には、ワークのバリ部分に多少のウネリがあ
っても、そのウネリに追従してバリを確実に切削できる
自動バリ取り装置およびそれに使用する工具保持装置に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】例えば、ブロー成形等によりプラスチッ
ク製のワーク(自動車のエアスポイラー等)を成形した
場合、使用した型の合わせ目からプラスチック材料がは
みだすことにより、ワーク表面には不必要な出っ張り
(バリ)が発生する。通常、バリは、先端部が尖ってお
り取扱い上危険であるとともに外観美観上からも問題が
あり、除去する必要がある。
【0003】従来、バリは、ワークを治具にセットした
後、作業者がナイフやカッターなどを用いてトリミング
(荒削り、ナラシ)し、その後サンドペーパーやグライ
ンダーを用いて荒取り・仕上げ作業を行って除去してい
る。しかしながら、上記バリ取り方法では、荒取り・仕
上げ作業に多大の時間を要し作業効率が非常に悪い。特
に、トリミングによるバリの除去量が場所によってばら
つきがあると、荒取り・仕上げ作業において当該ばらつ
きを解消しつつバリを除去していかなければならず、一
段と時間がかかる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】こうした不都合を解消
するために、プレス金型を用いてバリをカットしてトリ
ミングするバリ取り方法が採られることがある。このよ
うなバリ取り方法によると、バリの除去量が場所によっ
てばらつくことがなく、荒取り・仕上げ作業に要する時
間をある程度短縮することができる。しかし、プレス金
型の価格が高く、バリ取りコストの増大を招いてしまう
欠点を有する。また、トリミング後、サンドペーパーや
グラインダーを用いて荒取り・仕上げ作業を行うため、
大量に粉塵(プラスチック微粒子、サンドペーパ微粒
子)が発生し、作業者の身体に甚大な悪影響を及ぼす。
このような作業者への悪影響は、ナイフ等を用いてトリ
ミングする上記バリ取り方法を実施した場合にも当然生
じる。
【0005】また、上記したバリ取り方法の他に、ロボ
ットにバリ取り用の切削工具を装着し、当該ロボットを
ティーチングした位置データ等に基づき駆動制御して、
ワーク表面のバリを切削工具で除去するバリ取り方法が
ある。このバリ取り方法を採用すれば、粉塵の発生を大
幅に減少させることができる。しかし、ワークの熱収縮
の度合いやワークに対する治具の取付誤差などによっ
て、バリが存在するワーク表面部分の位置(座標)はば
らつくことがあり、そのため、ロボットをティーチング
した位置データ等に基づき駆動制御しても、バリが存在
するワーク表面部分を正確に切削するのは困難で、切削
し過ぎたり、あるいは逆に切削不足でバリの除去が不十
分となるなどの不具合が発生しやすい。
【0006】そこで、ロボットに装着された切削工具を
バネやエア圧などを用いてワーク表面のバリ近傍に押し
付けつつ当該バリを切削するバリ取り装置が開発されて
いる。この装置によれば、上記した改良前のバリ取り方
法に比べて、バリが存在するワーク表面部分を切削し過
ぎたりバリの除去が不十分となる度合いは減少する。
【0007】しかし、バリ切削時に切削工具にかかる抵
抗の変動の影響を受けやすく、バリを正確に設定位置ま
で切削できないことが多い。例えば、バリの先端部が波
打つような形状である場合、この波打ち形状に倣って切
削工具がバリを切削してしまい、切削後の箇所が波打つ
ことになる。また、切削工具の姿勢によっては当該工具
重量の影響を受けて、当該切削工具がバリと接触する圧
力が過度に増大し、切削工具のワーク表面への食い込み
等が発生する。
【0008】このような問題を解消するために、本発明
者は粉塵の発生を防止しつつワークに存在するバリを迅
速かつ正確に除去できる自動バリ取り装置を提案した
(特許第3020060号)。この自動バリ取り装置
は、「バリが存在するワーク表面に沿って移動可能に設
けられた工具保持手段と、工具保持手段に軸線を中心と
して回転駆動可能に設けられた回転工具と、工具保持手
段に回転工具と所定の位置関係をもってワーク表面側へ
突出するように設けられた倣いガイド部材と、この倣い
ガイド部材をバリ近傍のワーク倣い基準面に所定圧力で
押圧する押圧手段と、倣いガイド部材とワーク倣い基準
面との接触点と回転工具の軸線とを結ぶ連結線が当該接
触点におけるワーク倣い基準面の法線と合致するように
工具保持手段の向きを調節する姿勢制御手段とを備え、
倣いガイド部材がワーク倣い基準面に接触した状態で、
工具保持手段が向き調節されつつワーク表面のバリに沿
って移動した場合に、回転工具がバリを設定位置まで切
削するように構成したこと」を特徴とするものであり、
この装置によれば、ワーク倣い基準面に倣いつつ回転工
具によってバリを切削することができる。この際、バリ
の切削は、倣いガイド部材とワーク倣い基準面との接触
点と回転工具の軸線とを結ぶ連結線が当該接触点におけ
るワーク倣い基準面の法線と合致した状態で行われるの
で、当該ワーク倣い基準面と回転工具との距離を常に一
定とした状態でバリを設定位置まで切削できる。したが
って、バリを、その形状に左右されず、かつワークの熱
変形が大きい場合でも迅速かつ正確に除去できる。ま
た、粉塵の発生も防止することができ作業者への悪影響
も一掃できるという効果を奏する。
【0009】しかしながら、その後本発明者等のさらな
る研究の結果、上記自動バリ取り装置では、倣いガイド
部材がワーク倣い基準面に押圧されるように、即ち、ワ
ーク倣い基準面に対して垂直方向に移動できるだけの構
成であるために、バリ部分あるいは面取り部が上下方向
にウネっているような場合には、倣いガイドがバリある
いは面取り部のウネリに追従することができず、バリあ
るいは面取り部を正確に切削することができず、バリあ
るいは面取り部がワークに残ってしまうという不都合が
発生することが判明した。そこで、本発明では、倣いガ
イド部材がワーク倣い基準面に対して押圧されながら、
かつ、バリあるいは面取り部のウネリに追従できるよう
バリあるいは面取り部の面に対して上下方向にも移動で
きるように構成した自動バリ取り装置およびそれに使用
する工具保持装置を提供し、これによって上記問題点を
解決することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】このため、本発明が採用
した技術解決手段は、バリまたは面取り部が存在するワ
ーク表面に沿って移動可能に設けられた工具保持手段
と、工具保持手段に回転駆動可能に設けられた切削工具
と、前記切削工具を嵌挿し切削工具の一部を露出しバリ
または面取り部に沿って移動できる倣いガイド部材と、
この倣いガイド部材をバリまたは面取り部近傍のワーク
倣い基準面に所定圧力で押圧する押圧手段と、ワークに
形成されているバリまたは面取り部に対して略直角に切
削工具を当てるように工具保持手段の向きを調節する姿
勢制御手段とを備え、前記倣いガイド部材の倣い部がワ
ークのワーク倣い基準面に押圧された状態で、工具保持
手段が向き調節されつつワーク表面のバリまたは面取り
部に沿って移動した場合に、切削工具がバリまたは面取
り部を設定位置まで切削するように構成したことを特徴
とする自動バリ取り装置である。また、前記倣いガイド
部材には切粉を吸引する吸引ダクトを配置したことを特
徴とする自動バリ取り装置である。また、工具保持装置
の本体に回転駆動可能に設けられた切削工具と、前記切
削工具を嵌挿し切削工具の一部を露出する露出部を備え
た倣いガイド部材と、前記倣いガイド部材をバリまたは
面取り部に沿って移動する移動手段と、この倣いガイド
部材をバリまたは面取り部近傍のワーク倣い基準面に所
定圧力で押圧する押圧手段とを備え、前記倣いガイド部
材がワークに形成された倣い基準面に押圧された状態
で、ワーク表面のバリまたは面取り部に沿って移動しつ
つワークに形成されたバリまたは面取り部を切削できる
ことを特徴とする工具保持装置である。また、工具保持
装置の本体に回転駆動可能に設けられた切削工具と、前
記切削工具を嵌挿し切削工具の一部を露出することがで
きる倣いガイド部材と、前記倣いガイド部材をバリまた
は面取り部のウネリに沿って切削工具の軸方向に移動す
る移動手段と、この倣いガイド部材をバリまたは面取り
部近傍のワーク倣い基準面に所定圧力で押圧する押圧手
段とを備え、前記倣いガイド部材がワークの倣い基準面
に押圧された状態で、ワーク表面のバリまたは面取り部
のウネリに沿って上下に移動しつつワークに形成された
バリまたは面取り部を切削できることを特徴とする工具
保持装置である。また、前記倣いガイド部材は円筒状に
形成され、その一部に切削工具を露出する露出部を備
え、前記露出部または露出部に形成した逃げ部の作用に
より、倣いガイド部材がワーク倣い基準面に当接しつ
つ、バリまたは面取り部のウネリに追従できることを特
徴とする工具保持装置である。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を、図面
を参照しながら説明すると、図1は、工具保持手段(工
具保持装置)を装着する6軸多関節ロボットの側面図、
図2は同ロボットに工具保持手段を装着した状態の要部
拡大側面図、図3は図2中のA−A断面図、図4は同工
具保持手段の正面図、図5は工具保持手段とワークとの
位置関係を説明する図、図6は切削工具の説明図であ
る。
【0012】本発明に係る自動バリ取り装置は、工具保
持手段の向きを調節する姿勢制御手段を備えた6軸多関
節ロボットRと、このロボットに装着される工具保持手
段THを備えている。
【0013】6軸多関節ロボットRは図1に示すような
外観を有する公知のロボットであり、6軸多関節ロボッ
トのアームは、6軸(S軸,L軸,U軸,R軸,B軸,
T軸)方向に移動可能とされている。この6軸多関節ロ
ボットは、その本体内に工具保持手段の姿勢制御手段を
内蔵しており、ワークWの位置データ等をティーチング
可能であり、倣いガイド部材(後述する)内に嵌挿され
ている切削工具をバリが存在するワーク表面からの距離
を一定に保ちつつ移動可能とされている。より詳細に
は、姿勢制御手段は、図5に示すように、倣いガイド部
材としてのツールホルダ4の倣い部Tgがワークの倣い
基準面Wsに当接するように、またワークのバリが逃げ
部4bに入るように工具保持手段THの向きを調節する
手段であり、ここでは6軸多関節ロボットの制御部が、
ティーチングによって読み取ったワーク倣い基準面Ws
の位置データ等に基き工具保持手段の向きを調節する。
なお、この実施形態では、姿勢制御手段は、上記した6
軸多関節ロボットの制御部から形成されているが、バリ
取り或いは面取りを行うワークの形状によっては他の形
態の多関節ロボットを使用することもでき、さらには専
用機を使用することも可能である。
【0014】図2〜図4において、6軸多関節ロボット
に取付られる工具保持手段THは、切削工具3と、切削
工具を嵌挿しその一部を露出するとともにワークのバリ
あるいは面取り部に沿って移動する倣いガイド部材4
と、倣いガイド部材4に形成した倣い部Tgをワーク倣
い基準面Wsに押圧する押圧手段31とを備えており、
前記6軸多関節ロボットに装着された状態で前記姿勢制
御手段により、バリあるいは面取り部をワーク倣い基準
面Wsにそって切削する。即ち、図5に示すように倣い
ガイド部材4の倣い部Tgがワーク倣い基準面Wsに所
定の押圧力で当接しつづけるように工具保持手段の向き
を調節し、ワーク表面の面取り部あるいはバリWbに沿
って移動した場合に、切削工具3がバリWbあるいは面
取り部を切削して除去する(この切削状況についての詳
細は後述する)。
【0015】以下、工具保持手段等の各構成要素につい
て説明する。工具保持手段THは、図1に示す6軸多関
節ロボットのアーム21の先端部に着脱自在に装着され
る。図2〜図5において、工具保持手段THに設けたモ
ータ1の出力軸のチャック2に、切削工具3が取付られ
て、切削工具3はその軸線を中心に回転駆動可能に構成
されている。ここでは切削工具3はエンドミルであり、
モータ1により高速で回転可能になっており、エンドミ
ル周囲に形成した刃によりバリを切削することができ
る。なお、上記切削工具としては図6(イ)、(ロ)に
示すようなエンドミル及びルータービットを、また、エ
ンドミルの代わりに同(ハ)に示すようなTスロットカ
ッターなどを使用することができる。
【0016】前記切削工具3は図5、図6に示すように
倣いガイド部材としてのツールホルダ4内に嵌挿されて
いる。ツールホルダ4は円筒状をしており、その端部に
鍔5が形成され、その鍔5がホルダ固定部材6に固定さ
れる(図4参照)。ホルダ固定部材6は図4に示すよう
にホルダ固定部材6の両端に立設した2本のガイト支柱
7、8を備えており、ガイド支柱7、8は支持部材9、
10に対して図中上下方向に摺動自在に保持されてい
る。ガイド支柱7、8は切削工具3の回転軸線と平行に
立設されており、またガイド支柱7、8の周囲には、ガ
イド支柱7、8を支持部材9、10に対して弾力的に保
持する上下スプリング11、12が設けられ、これらに
よって倣いガイド部材の移動手段が構成されている。そ
してこの構成により、切削工具に対してツールホルダ4
が上下に位置を変えることができる。なお、ガイド支柱
は2本に限定することなく、切削工具3を正確に出力軸
に対して平行に上下にガイドできるものであれば、場合
によっては1本または複数本で構成することが可能であ
る。またスプリングも倣いガイド部材が切削工具に軸に
そって移動できるように弾力支持できるものであれば、
上記例に限定されない。
【0017】つづいてツールホルダの構成を説明すると
ツールホルダ4には切削工具を露出させるために、ま
た、ワークに形成されたバリに対応して、露出部として
の切欠凹部が形成されており、その切欠凹部の形状によ
って種々の形態が考えられる。以下、図7〜図11を参
照して種々のツールホルダ4の構成について説明する。
図7に示すツールホルダはVカットツールホルダであ
り、Vカットツールホルダでは、切削工具3はこのツー
ルホルダに形成した倣い部Tgを形成するテーパーカッ
ト部(露出部)4aから一部が露出するようになってい
る。テーパーカット部4aの最奥部にはバリを削りとる
ための面取り逃げ部4bが形成されている。このVカッ
トツールホルダでは図に示す面取り前のワークに対して
面取りを行う場合、ツールホルダの倣い部Tgがワーク
の倣い基準面Wsに当接するように押し付けながら面取
りを行い、最終的には図に示すような面取り形状とす
る。面取り時には、ワークの倣い基準面Wsにツールホ
ルダの倣い部Tgが当接することで、面取り深さが制御
される。このVカットツールホルダは、樹脂、アルミ、
銅、鉄等のプレス後、成形後に発生するエッジ部を面取
りするのに適している。次に図8はスリットツールホル
ダである。スリットツールホルダは軸方向に所定長さに
渡って、かつ、端部まで連続して形成した切削工具の露
出部を備え、その露出部に切削工具軸と平行な倣い部T
gを備えている。また、所定高さ位置に倣い部Tgから
奥にむかってスリット状のバリの逃げ部4bが形成され
ている。このスリットツールホルダでは図に示すような
ワーク側面に立設しているバリを切削する際に、このバ
リ部分を前記スリット状のバリの逃げ部4bに入れなが
ら切削工具で切削する。この時バリを切削したワークの
倣い基準面Wsにツールホルダの倣い部Tgが当たり、
これによって、切削工具によって必要以上にワーク側面
を切削することを防止している。このスリットホルダ
は、樹脂、アルミ等の成形後に発生するバリに適してい
る。次に図9は深部ツールホルダである。深部ツールホ
ルダは先端部に切削工具露出部を備えており、この露出
部に倣い部Tgが形成されており、さらにこの倣い部に
はワークの面取り部に形成されるスリット状のバリの逃
げ部4bが形成されている。この深部ツールホルダは図
に示すような深さのある部位の面取りを行うのに適して
おり、バリ部分を前記スリット状のバリの逃げ部4bに
入れながら切削工具の端面で切削する。バリ切削時には
図に示すようにワークの倣い基準面Wsにツールホルダ
の倣い部Tgが当たり、これによって、切削工具によっ
て必要以上にワーク面取りを行うことを防止している。
この深部ツールホルダは深部の面取り及びバリ取りに適
しており、ホルダを垂直にして刃物のVカット部で切削
を行う。図10はオープンツールホルダである。オープ
ンツールホルダはツールホルダの進行方向に対して斜め
に大きく切りとった切削工具露出用の開口部を形成して
おり、この開口部の後部にはスリット状のバリ逃げ部4
bが形成されている。このオープンツールホルダはバリ
を切削しながら倣い部Tgがワークの倣い基準面Wsに
当接することになり、ワーク側面を削りとることを防止
している。このオープンツールホルダは樹脂、アルミ、
等の成形後に発生するバリ取り加工に適している。図1
1はテーパーツールホルダである。テーパーツールホル
ダは下方に向けて斜めに大きく切りとった切削工具露出
用の開口部(露出部)を有している。このオープンツー
ルホルダは切削工具の高さを変えることにより、面取り
幅を調整することが可能である。ところで、上記図7〜
図10に示したツールホルダは、面取り部やバリがうね
っていいても、ツールホルダに形成した倣い部Tgある
いは逃げ部4bの作用によってそのうねりに追従して
(詳細は後述する)ツールホルダが上下することで、常
に安定してバリ取り、面取りを行うことができる。な
お、ツールホルダは上記形状に限定されることなく、バ
リに合わせて種々の形状に変更できることは当然であ
る。さらに、バリ逃げ部4bの形状もテーパー状、スリ
ット状に限定されることなく他の形状とすることも可能
である。
【0018】上記したモータ1、切削工具3、ホルダ固
定部材6、ガイト支柱7、8、支持部材9、10および
倣いガイド部材(ツールホルダ)4等は、図2に示すよ
うに工具保持手段THの本体15に押圧手段31を介し
て装着されている。
【0019】押圧手段31は、倣いガイド部材4をバリ
Wb端部およびワーク倣い基準面に対して所定圧力で押
圧する手段である。この実施形態では、押圧手段31
は、エア圧を利用して図2中左右方向に移動自在かつワ
ーク表面に倣いガイド部材4を押圧可能なエアスライド
テーブル32と、エアスライドテーブル32にエアを供
給するエア供給手段(図示省略)等とから形成されてい
る。
【0020】次に、図8に示すスリットツールホルダを
使用してワーク面にウネッて形成されているバリを切削
する状況について説明する。まず、工具保持手段TH
は、バリWbが存在するワーク表面に沿って移動可能に
6軸多関節ロボットに支持されている。この実施形態で
は、ワークWは、図12に示すように、型16を用いて
ブロー成形されたプラスチック製の自動車用エアスポイ
ラとされている。バリWbはワークの周囲に形成され、
また(B)に示すように上下にうねって形成されてい
る。このワークWは、本装置により、後述する態様でバ
リ取りがなされる。
【0021】図8に示すように、倣いガイド部材を構成
するツールホルダの逃げ部4bに入れられ、この状態で
工具保持手段THが向き調節されつつワーク表面のバリ
Wbに沿って移動し、切削工具がバリWbを設定位置ま
で切削する。
【0022】この際、ツールホルダ4の倣い部Tgは常
に押圧手段31によりワーク倣い基準面Wsに押圧さ
れ、さらにスリット状の逃げ部4bの上下面とバリの上
下面とが当接することで、図13に示すようにツールホ
ルダ4がバリWbのウネリにそってスプリング11、1
2を撓めながら切削工具3に対して上下方向に移動す
る。即ち、ワークに形成されているバリWbにウネリが
有る場合、ツールホルダ4に形成したスリット4bの上
下面がバリWbの上下面に当接しながら、バリWbのウ
ネリに沿って上下方向に移動する。またツールホルダ4
の倣い部Tgは押圧手段31により常にワーク倣い基準
面に所定の力で押圧されるため(図8参照)、バリWb
にウネリがあっても、常に正確にバリWbを切削するこ
とができる。したがって、バリWbを、その形状、ウネ
リに左右されず、かつワークWの熱収縮量が大きい場合
でも迅速かつ正確に除去できる。なお、他のツールホル
ダも倣い部がワークの倣い基準面に当接されるので、上
記と同様に面取り部あるいはバリにウネリがあっても確
実にバリ、面取りを行うことができる。
【0023】つづいて、第2実施形態の説明をする。上
述した実施形態では、切削工具により切削した切粉はそ
のまま周囲に飛散させていたが、第2実施形態ではこの
切粉を吸引手段で吸引し、切粉が飛散せぬ対策をとって
いる。図14において、倣いガイド部材4の後方(バリ
Wbと反対側)には切粉吸引ダクト17の吸引口17a
が配置され、切削と同時に発生した切粉を吸引できるよ
うにしている。このようにすることで、切粉が作業場に
飛散することがなくなり作業場の環境悪化を防止するこ
とができる。なお切粉吸引ダクト、吸引手段は公知の部
材を使用して適宜構成することができる。
【0024】以上本発明に係る自動バリ取り装置を説明
してきたが、ワークWとしてプラスチック製の自動車用
エアスポイラを選定したが、これに限定されるものでは
なく、例えば金属材料製のワークのバリ取りにも使用で
きる。また、ツールホルダ、ツールホルダの固定構造、
押圧手段等は設計時において同様の機能を達成できる他
の構成を採用できることは当然である。また工具保持手
段の形状も図に示したものに限定することなく、同様の
機能を達成できる形状であれば設計時において任意に形
状を変更することもできる。また、本発明の精神または
主要な特徴から逸脱することなく、他のいかなる形でも
実施できる。そのため、前述の実施形態はあらゆる点で
単なる例示にすぎず限定的に解釈してはならない。
【0025】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
切削工具と倣いガイド部材とが装着された工具保持手段
THと、倣いガイド部材をワーク倣い基準面に押圧する
押圧手段と、ワーク表面のバリを切削できるように工具
保持手段THの向きを調節する姿勢制御手段とを備えて
いるので、倣いガイド部材がワークのバリに沿って移動
し常に一定の状態でバリを切削できる。したがって、バ
リを、その形状に左右されず、かつワークの熱収縮量が
大きい場合でも迅速かつ正確に除去できる。また、バリ
を切削して除去するので切粉の発生も防止することがで
き、作業者への悪影響も一掃できる。特に、バリに上下
方向のウネリがあってもバリに沿って倣いガイド部材が
バリに対して上下に移動するため、ウネリに関わらずバ
リを正確に切削することができる。また、ツールホルダ
ニ形成した倣い部の作用によりワークの倣い基準面を切
削する等の不都合が解消される。さらに、バリ切削時に
発生する切粉を吸引することにより、作業場の環境悪化
を防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】工具保持手段(工具保持装置)を装着する6軸
多関節ロボットの側面図である。。
【図2】同ロボットに工具保持手段を装着した状態の要
部拡大側面図である。
【図3】図2中のA−A断面図である。
【図4】同工具保持手段の正面図である。
【図5】工具保持手段とワークとの位置関係を説明する
図である。
【図6】ツールホルダ内に収納する切削工具の説明図で
ある。
【図7】Vカットツールホルダの側断面図、A−A断面
図である。
【図8】スリットツールホルダの側断面図、A−A断面
図である。
【図9】深部ツールホルダの側断面図、A−A断面図で
ある。
【図10】オープンツールホルダの側断面図、A−A断
面図である。
【図11】テーパーツールホルダの側断面図、A−A断
面図である。
【図12】ウネリのあるバリを有するワークの説明図で
ある。
【図13】ウネリのあるバリを切削する状況の説明図で
ある。
【図14】第2実施形態に係る自動バリ取り装置の要部
側面図である。
【符号の説明】
1 モータ 2 チャック 3 切削工具 4 倣いガイド部材 4b 逃げ部 5 鍔 6 ホルダ固定部材 7、8 ガイド支柱 9、10 支持部材 11、12 上下スプリング 17 吸引ダクト 21 アーム 31 押圧手段 32 エアスライドテーブル R 6軸多関節ロボット TH 工具保持手段

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】バリまたは面取り部が存在するワーク表面
    に沿って移動可能に設けられた工具保持手段と、工具保
    持手段に回転駆動可能に設けられた切削工具と、前記切
    削工具を嵌挿し切削工具の一部を露出しバリまたは面取
    り部に沿って移動できる倣いガイド部材と、この倣いガ
    イド部材をバリまたは面取り部近傍のワーク倣い基準面
    に所定圧力で押圧する押圧手段と、ワークに形成されて
    いるバリまたは面取り部に対して略直角に切削工具を当
    てるように工具保持手段の向きを調節する姿勢制御手段
    とを備え、前記倣いガイド部材の倣い部がワークのワー
    ク倣い基準面に押圧された状態で、工具保持手段が向き
    調節されつつワーク表面のバリまたは面取り部に沿って
    移動した場合に、切削工具がバリまたは面取り部を設定
    位置まで切削するように構成したことを特徴とする自動
    バリ取り装置。
  2. 【請求項2】前記倣いガイド部材には切粉を吸引する吸
    引ダクトを配置したことを特徴とする請求項1に記載の
    自動バリ取り装置。
  3. 【請求項3】工具保持装置の本体に回転駆動可能に設け
    られた切削工具と、前記切削工具を嵌挿し切削工具の一
    部を露出する露出部を備えた倣いガイド部材と、前記倣
    いガイド部材をバリまたは面取り部に沿って移動する移
    動手段と、この倣いガイド部材をバリまたは面取り部近
    傍のワーク倣い基準面に所定圧力で押圧する押圧手段と
    を備え、前記倣いガイド部材がワークに形成された倣い
    基準面に押圧された状態で、ワーク表面のバリまたは面
    取り部に沿って移動しつつワークに形成されたバリまた
    は面取り部を切削できることを特徴とする工具保持装
    置。
  4. 【請求項4】工具保持装置の本体に回転駆動可能に設け
    られた切削工具と、前記切削工具を嵌挿し切削工具の一
    部を露出することができる倣いガイド部材と、前記倣い
    ガイド部材をバリまたは面取り部のウネリに沿って切削
    工具の軸方向に移動する移動手段と、この倣いガイド部
    材をバリまたは面取り部近傍のワーク倣い基準面に所定
    圧力で押圧する押圧手段とを備え、前記倣いガイド部材
    がワークの倣い基準面に押圧された状態で、ワーク表面
    のバリまたは面取り部のウネリに沿って上下に移動しつ
    つワークに形成されたバリまたは面取り部を切削できる
    ことを特徴とする工具保持装置。
  5. 【請求項5】前記倣いガイド部材は円筒状に形成され、
    その一部に切削工具を露出する露出部を備え、前記露出
    部または露出部に形成した逃げ部の作用により、倣いガ
    イド部材がワーク倣い基準面に当接しつつ、バリまたは
    面取り部のウネリに追従できることを特徴とする請求項
    4に記載の工具保持装置。
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