JP2005211481A - 医療用複室容器 - Google Patents

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真 岩池
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稔 本田
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Abstract

【課題】 混合状態で変質等保存性の悪い薬剤や薬液を使用直前に無菌混合させるために複数の区画室で構成される医療用複室容器において、一連の投与作業の過程で薬剤の混合状態や保存状態等を視覚的に確認可能とし、また医療従事者が薬剤混合の際に複数の室を連通させて初めてバッグスタンドの係止部に掛け吊るすことを可能として本来混合すべき薬剤を混合させずに患者に投与したり、外観の変化した薬剤をそのままで混合するような医療事故原因のおそれがなく、また複数の区画室の連通時にはカバー材のような剥離片等の廃棄材料が一切逸散することのない医療用複室容器を提供する。
【解決手段】 カバーシート52の遮光部52aの周縁部における弱シール部4dの接合によって上部区画室5の前面を被覆させ、該上部区画室5より上部においては複室容器の本体に溶着部3bにより一体的に接合させるとともに、上記カバーシート52を前記上部区画室5前面を上方からこの複室容器が吊り下げられる方向に遮光部52aを跨ぐように配設させ、遮光部52aに延設された突設部52bにハンガー孔52cを形成させる。
【選択図】 図2

Description

本発明は、医療用薬剤バッグとして好適に採用される複室容器とその使用方法に関し、詳しくは使用までは複数の薬剤を混合しうる複数室が形成された容器とし、医療従事者が薬剤混合の際に複数の室を連通させて初めてバッグスタンドの係止部に掛け吊るすことを可能とするとともに薬剤の混合状態や保存状態を視覚的に確認可能とし、しかも連通時において一切剥離片等の廃棄材料が逸散することのない医療用の複室容器に関する。
たとえば従来より、混合した状態では変質などによって保存性が悪くなる薬剤や薬液を使用直前に無菌混合させるべく、医療用複室容器が用いられている。これは、容易に剥離可能な弱シール部によって区画される複数の室内に複数の内容物を別々に保存しておき、使用の直前に容器を手で圧縮するなどして弱シール部を剥離させ、複数の室を連通させて内容物を無菌状態で混合あるいは溶解させるというものである。
そして、上記の複室容器を用いるに際しても、薬剤の種類によっては長時間にわたって光に晒されると劣化するものがありこれを防ぐ目的や、あるいはまた固形や粉・粒状等の薬剤を湿気から防ぐ目的で、上記区画された室に収容する際当該区画室がアルミ箔製等の機能性のカバーシートにより被覆された薬剤バッグが用いられることがある。
このようなカバーシートにより被覆された区画室を有する医療用薬剤バッグは、例えば特許文献1に開示されているように、剥離可能な弱接着部分によって、バッグの本体内が薬液収容室と光変異性の薬剤や乾燥状態を保たねばならない固形や粉・粒状等の薬剤等を収容する薬剤収容室とに区画されている。そして、この薬剤収容室を構成する内壁は透明な可撓性フィルム層で構成され、その内壁内の薬剤を遮光あるいは水分の侵入に対し遮断するために当該室を被覆する着色フィルムやアルミ加工フィルム等遮光・水分不透過性のカバーシートが、バッグ本体の薬剤収容室の区画前面に剥離可能に取付けられている。
そして通常、上記薬剤バッグの使用時には上記薬液収容室を押圧して加圧させ、これによって生じる液圧を利用して上記弱シール部を剥離させることで薬液収容室と薬剤収容室とを連通させて薬液と薬剤とを混合させる。続いて、バッグ本体に形成されたハンガー孔がバッグスタンドの係止部に掛け吊るされるとともに、混合された薬剤を注入するためのチューブ等が薬剤バッグのポートに接続されて患者への投与が開始される。一方、上記の一連の作業に加え適正な状態の薬剤を投与するために、上記カバーシートを剥離した後はその下層に位置していた透明な可撓性フィルム層からなるフロントシートを通して、薬剤の混合状態や保存状態などを視覚的に確認することとしている。
意匠登録第1016887号公報
しかしながら、上記特許文献1の薬剤バッグを使用する場合、上記視覚的な確認を必要としているにもかかわらず、例えば使用者の慣れに伴いあるいはまた余計な廃棄片となるカバーシートの分離をきらってカバーシートの剥離が省略されたり、煩雑時には使用者がカバーシートの剥離を失念してしまうこともあり、このような場合には上記薬剤収容室内の薬剤を視覚的に確認することもなく一連の投与作業を行うこととなる結果、本来は混合すべき薬剤を混合させないままの状態で患者に投与してしまったり、外観の変化した薬剤をそのまま混合して患者に投与してしまうというおそれがあるなど、重大な医療事故原因となることも懸念された。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、一連の投与作業を行う過程においてカバーシートの剥離を確実に行なわせしめることによって薬剤の混合状態や保存状態等を視覚的に確認でき、もって混合された薬剤を適切に投与できるような薬剤バッグを提供することを目的とし、かつ一連の投与作業が終了するまでは途中でカバーシートの様な剥離された廃棄片が発生せず、よって余計なゴミ処分を医療操作中に考えなくてもよいような構成を提案するものである。
本発明者らは、上記課題を解決するために種々鋭意検討した結果、カバーシートを薬剤バッグ本体と一体化させた構成とし、かつカバーシートの先端部にこの薬剤バッグを掛け吊るすためのハンガー孔を形成させておき、このカバーシートを薬剤バッグ本体から剥離した状態でなければ薬剤バッグをバッグスタンドに掛け吊るせないようにし、したがってカバーシートを剥離させて上記弱シール部を剥離させ、分割されていた複数室を連通させて内容物を無菌状態で混合あるいは溶解させるという一連の操作として行わざるをえないようにすることで、医療従事者に混合操作を確実に行わしめるような形態とし、上記課題を解決する医療用複室容器を提供できることを見出した。
すなわち、本発明医療用複室容器は、表面が合成樹脂製フィルムで形成された対向するフィルムの一部を熱溶着して形成される容器を剥離可能な弱シール部により複数の室に区画させて複数の室を形成し、前記弱シール部に隣接する上記区画室の室内圧力を高めることによりその弱シール部を剥離させることで区画されていた複数の室の連通がなされる形態の複室容器において、前記複室に区画された室の少なくとも一の区画室を被覆するカバーシートとして形成された一部が遮蔽部となされてその区画室の前面の周縁部に剥離可能に接合され、このカバーシートを剥離した際には上記一の区画室内が視認可能となされ、上記カバーシートは上記一の区画室の前面より上部においてこの複室容器の本体に一体的に接合されるとともに、上記カバーシートはそれが被覆する上記一の区画室の前面を上方から複室容器が吊り下げられる方向に沿って跨ぐように配設され、前記遮蔽部に延設された突設部にハンガー孔が形成されてなるものである。
またそこにおいて、本発明医療用複室容器は、カバーシートは複室容器の本体に対し、上記一の区画室のカバーシートが被覆されるその区画室前面の上縁部あるいはその区画室を構成する前面に対向する裏面側に形成されるリアシートの上端部において、強シール部が形成されて一体的に固着されてなるものである。
あるいはまたそこで、本発明医療用複室容器は、カバーシートは上記一の区画室を構成するカバーシートが被覆される上記一の区画室の前面に対向する裏面側に形成されたリアシートが、その対向される前面側に形成されるフィルムとの間で施された熱溶着部分よりさらに上部へと延設されて一体的に形成されており、その延設部分がこの複室容器の最上部にて折り返されて上記一の区画室の前面を上方からこの複室容器が吊り下げられる方向に沿って跨ぐように配設されてなるものである。
本発明に係る複室容器では、複数室の連通前にカバーシート(実施例の遮光シート)はそのシート自体が被覆する区画室の前面を上方からこの複室容器が吊り下げられる方向に沿って跨ぐように配設され、カバーシート(遮光シート)の一部である遮蔽部から延設された突設部にハンガー孔が形成されており、遮蔽部を剥離させぬままではこの複室容器をバッグスタンド等の係止部に掛け吊るすことはできず、しかも遮蔽部が形成されたカバーシートを剥離させるという操作は容器に形成された弱シール部を剥離させることによって区画されていた複数の室の連通がなされるという、連通操作が一連の投与という作業過程に組み込まれ必須の事項となっていることから、カバーシートの剥離を失念してしまって薬剤収容室内の薬剤を視覚的に確認することもなく本来は混合すべき薬剤を混合させないままの状態で患者に投与してしまったり、外観の変化した薬剤をそのまま混合させ患者に投与してしまうことが起こり得ないものとなり、重大事故回避にきわめて効果的である。また、カバーシートは複室容器の本体に一体的に形成されているため、その剥離後は遮蔽部に延設された突設部に形成されたハンガー孔の部分をバッグスタンド等の係止部に掛け吊るして用いられ、この複室容器を使い終わるまではカバーシートが廃棄片として捨てられることもなく、医療操作の途中でゴミが発生せず余計なゴミ処分が不要である。
以下、本発明の複室容器を添付図面に示す好適な実施例に基づいて詳細に説明する。
これら実施形態の複室容器は、光変異性の粉末薬剤(液剤)と溶解液との2種類の薬剤(ここでは溶解液や希釈液等を含めた広い概念で用いる)を混合するものについて説明をするが、混合する薬剤やその性質、種類等はこれらに限定するものではない。すなわち、混合する薬剤の中に液剤、遮蔽すべき薬剤が含まれていればよく、例えば光変異性の液剤と、粉末もしくは固形の薬剤、または希釈液としての液剤等とを混合するものであってもよく、また混合する薬剤も3種類以上であってもよい。ここで、遮蔽される薬剤として、光に晒されると変異する光変異性の薬剤はもちろんのこと、酸化、吸湿、水分蒸散を防止する目的からアルミシート等の機能シートにより被覆されるような薬剤も含まれる。
図1は本発明に係る複室容器の一実施形態例を示す正面図である。また、図2は、そのA−A線断面図であり、図3は図1の実施形態例のカバーシートを弱シール部から剥がしその遮蔽部分から延設された部分に形成されたハンガー孔を吊り具に懸下させた状態でのA−A線断面図である。また、図4〜6は、複室容器の他の一実施形態例を示すそれぞれ正面図、A−A線断面図、図3と同様ハンガー孔を吊り具に懸下させた状態でのA−A線断面図である。さらに、図7〜9は、上記実施形態例の部分拡大図であり、図7は図2,図5におけるB部分〔容易に剥離可能な弱シール部により区画された複数室の連結部〕を表し、図8は図2におけるC部分〔上部区画室の上端部〕の実施形態の(a),(b)の二例であり、図9は図5におけるC部分〔上部区画室の上端部〕の実施形態例を表す。
図1〜3、図4〜6それぞれの実施形態例において複室容器1は、正面視略縦長方形状のバッグ本体2と、このバッグ本体2の下部に設けられたポート2aとを備える。
そしてバッグ本体2は、その内部空間が図7に示すように弱シール部4a,4bにより中間空室9を隔てて上下二つの区画室5,7に区画され、上部区画室5には光変異性固形薬剤を収容し得るものとなされている一方、下部区画室7には上記固形薬剤を溶解させるための溶解液を収容しうるものとなされている。すなわち、このバッグ本体2は、上部区画室5を構成する上部収容容器6と、下部区画室7を構成する下部収容容器8とを備え、予め別体として形成されたこれらの収容容器6,8が各区画室5,7を連通させることができるような状態で連結されている。〔詳細は後述〕
なお、区画室の数やバッグ本体2内の配置態様等は特に限定されることなく、混合しようとする薬剤の種類やその態様等を考慮して適宜設定される。また、排出口の数や位置、形状も、複室容器内で調製される薬液の種類や用途に応じて適宜変更はなされる。
上部収容容器6は、正面視略方形状を呈する可撓性容器であり、上記上部区画室5内に水分、酸素と光を透過しないように構成されている。この上部収容容器6は、少なくとも一層の遮光層を含むリアシート50と、このリアシート50の前面に配設されたフロントシート51とがその周縁部において溶着により接合されて袋状に形成されている。
リアシート50は光を遮断する遮光層とフロントシート51と強固に溶着し得る熱可塑性樹脂からなる表層とを含む積層シートにより構成される。本実施形態例では、フロントシート51に面する側(内面)にポリエチレン、ポリプロピレンまたはこれらの混合物等の熱可塑性樹脂からなるフロントシート51と強固に溶着可能な溶着層、次いでアルミが蒸着されたPET(ポリエチレンテレフタレート)やナイロンあるいはアルミ箔などからなる遮光層、そして最外層にはPETやナイロン等からなる補強層が積層されている。
そして、上記遮光層によって上部区画室5に収容された薬剤がリアシート50を通して光に晒されるのを防止しており、したがってこのリアシート50を通し上部区画室5内を視認することができないものとなっている。なお、本実施形態例では、この遮光層は水分および酸素も透過しないように構成されている。
フロントシート51は、その周縁部においてリアシート50と溶着し得る熱可塑性樹脂からなる最内層を含む積層シートであって、このフロントシート51を通し上部区画室5内を視認することができるように、透明シート(半透明、着色透明シートを含む)として構成されている。本実施形態例では、リアシート50に面する側(内面)にポリエチレン、ポリプロピレンまたはこれらの混合物等の熱可塑性樹脂からなるリアシート50の前述した内面側層と強固に溶着可能な溶着層、シリカやアルミナが蒸着されたPETやナイロンあるいはEVOH(エチレンビニルアルコール共重合体)等からなる水分および酸素を透過しないよう構成されたバリア層、次いでPETやナイロン等からなる補強層、そして最外層には後述するカバーシート52が弱溶着可能となされたポリエチレン、ポリプロピレン、PET等からなる弱溶着層が積層されている。ここで、上記フロントシート51の溶着層は、前記リアシート50の溶着層と相溶性ある熱可塑性樹脂が用いられ、各シート50,51を相互に強固に溶着(強シール)することができるものとなされている。
次に、上記リアシート50とフロントシート51との接合部の詳細構造を、図7を参照しながら説明する。〔図2,5中のB部分の拡大詳細図〕
上部収容容器6の上端部および左右側縁部では、両シート50,51の内面同志が溶着され強固に接合されている。一方、上部収容容器6の下端部においては、図7のように、弱シール用シート40がその下端部が各シート50,51の下端部間に突き出る状態にて介設され、この弱シール用シート40の上端部においては両シート50,51のそれぞれの内面が該弱シール用シート40を介して弱溶着により接合されている。すなわち、上記上部収容容器6の下端部においては弱シール用シート40との間部分に弱シール部4aが形成され、この弱シール部4aは上下区画室5,7の少なくともいずれか一方の室内圧を高めることにより剥離可能な程度の溶着部(弱シール部)として構成されている。具体的には、この弱シール用シート40は、リアシート50およびフロントシート51の内側に面した層を構成する熱可塑性樹脂と相溶性の小さい熱可塑性樹脂により形成されている。例えば、からリアシート50およびフロントシート51の内面層にポリエチレン系の合成樹脂が採用されている場合には、弱シール用シート40としてポリエチレンおよびこれとは相溶性のない熱可塑性樹脂、例えばポリプロピレン等が必要とする剥離強度が得られるように適度に配合率を調製された混合物が採用される。
また、上部収容容器6は、さらに上記フロントシート51の前面に上部区画室5を被覆する態様で剥離可能に接合されたカバーシート52を備えている。
カバーシート52は、光を遮断する遮光層と、上記フロントシート51に面する側にはフロントシート51の最外層を構成する熱可塑性樹脂と相溶性の小さい熱可塑性樹脂からなる最内層とを含む積層シートにより構成される。本実施形態例では、カバーシート52は、フロントシート51に面する最内層側から順に、上記最内層として弱シール部層と、アルミが蒸着されたPET(ポリエチレンテレフタレート)やナイロンあるいはアルミ箔等からなる遮光層、PETやナイロン等からなる補強層とが積層されて構成されている。そして、上記弱シール部層を構成する熱可塑性樹脂としては、フロントシート51の最外層を構成する熱可塑性樹脂と相溶性の小さい熱可塑性樹脂、例えばフロントシート51の最外層がポリエチレンからなる場合は、ポリプロピレン、あるいはポリプロピレンが適宜割合にブレンドされたポリエチレン等が用いられ、カバーシート52を弱シールによって接合されたフロントシート51の表層面から、比較的容易に剥離可能な状態で接合されている。
さらに、上記カバーシート52(遮光シート)のフロントシート51への接合に関し、図1〜3,7,8を参照しながら説明する。なお、この実施形態例ではカバーシート52をフロントシート51の表層面に弱シールにより接合された場合により説明するが、これら両シート51,52の具体的接合構造はこれに限定されるものではなく、例えばカバーシート52とフロントシート51との少なくともいずれか一方の接合面に粘着層を設け、この粘着層を介して剥離可能に接合されるものであってもよい。
カバーシート52はフロントシート51の前面に上部区画室5を被覆する態様で剥離可能に接合されたものであり、本発明を適用した実施形態例の一つとして表した図1,2に表したように、カバーシート52(実施形態例では遮光シート)は、上部区画室5の前面を被覆する略方形状の遮光部52aを有しており、図1に表すようにその左〜下〜右縁部にかけて弱シール部4dにより接合されるとともに、上記上部区画室5より上部においては強シール部3bが形成されてこの複室容器の本体に一体的に接合されている。さらに、上記カバーシート52は、前記上部区画室5の前面を上方からこの複室容器が吊り下げられる方向に沿ってその略方形状の上部区画室5の前面を跨ぐように配設され、また遮光部52aから先に延設された突設部52bにはハンガー孔52cが形成されている。
ここにおいて、突設部52bは上記カバーシート52(遮光シート)をフロントシート51の表面から剥離する際に指先で掴んで引っ張るために形成されたもので、図7に表すようにフロントシート51の表面に弱シール部4dを介して剥離可能に接合された、前記カバーシート52(遮光シート)の遮光部52aから先へと延設されて複室容器の手前側(図の左側)に突出可能となされ、そしてこのカバーシート52の剥離後には図3のようにカバーシート52部分を展開して突設部52bに形成されたハンガー孔52cにより、輸液スタンド等の懸下具に吊り下げられて用いられるようになっている。
なお、突設部52bの形状は図1に描かれた半円形状のものには限定されることなく、例えば遮光部52aの幅のまま延設されたものでもよくてカバーシート52を剥離の際に掴み易いものであればよく、またハンガー孔52cの形状についても懸下具に容易に吊り下げ可能なものであればよく、特に限定されることないのはいうまでもない。
そして、カバーシート52が強シール部3bを介して複室容器の本体に一体的に接合された部分について、図8によって説明する。〔図2中のC部分の拡大詳細図〕
図8は、カバーシート52の上端が上部区画室5を構成するフロントシート51の前面上端で溶着接合された場合;(a)、カバーシート52の上端が上部区画室5を構成する前面側のフロントシート51に対向する裏面側の部分を構成するリアシート50(本実施形態例では裏面の遮光シート)の上端で溶着接合された場合;(b)の、二つの実施形態例を表している。ここで、リアシート50とフロントシート51との接合については既に前述したように両シート50,51の内面同志が溶着部3aにおいて強固に溶着され接合されているが、両シート50,51の表層に互いに相溶性ある熱可塑性樹脂を用い強固に溶着(強シール)するという具体的接合構造はすでに詳述したのでここでは省略する。
また、接合形態を表層樹脂同志の強固な溶着(強シール)による以外にも同様の効果が得られるものについても本発明は適用され、例えば接着によって強固に接合された状態のような接合構造が含まれ、接合の具体的形態としては溶着に限定されるものでなく、要はカバーシートが一体的に接合されればよい。
カバーシート52は、図7に示すようにフロントシート51の前面に対して弱シール部4dにより接合され、その弱シール部4dは図1に表すようにフロントシート51の左〜下〜右縁部にかけて接合されており、これについてはそれぞれのシートの表面の最外層を構成する熱可塑性樹脂を互いに相溶性の小さい熱可塑性樹脂とすることでなされるということを詳述してきた。しかし、このカバーシート52は同時に、図8の(a),(b)に表すように、(a)の場合カバーシート52の上端が上部区画室5を構成するフロントシート51の前面上端で溶着接合され、あるいはまた(b)においてはカバーシート52の上端が上部区画室5を構成する前面側のフロントシート51に対向する裏面側を構成するリアシート50の上端で溶着接合されるというものでもある。このように相反する態様を共に満足させる方法として、カバーシート52の上端縁部にだけこのカバーシート52のフロントシート51の前面やリアシート50のフロントシート51内側に対向する裏面側と相溶性のある樹脂で構成させる他、カバーシート52の上端部とフロントシート51,リアシート50の裏面側の双方を接着できる接着剤を用いて接合させ、あるいはプレス等の加工による凹凸加工による組織的に物理的な接合状態を加工する方法等が可能である。より具体的には、例えばカバーシート52の縁部分だけは、シート材料成形段階で部分的に相溶性を低下させる目的で混合していた材料〔ポリエチレン材料にポリプロピレン材料を混合させる等〕の配合比率を変化させたり、強固に溶着接合させる部分には相溶性の良い表面層が形成されたシート材料を予めラミネートさせておく等の方法が採用される。
以上、図1〜3,7,8のように、カバーシート52がフロントシート51の前面に上部区画室5を被覆する態様で剥離可能に接合されるとともに、カバーシート52が強シール部3bを介して複室容器の本体に一体的に接合された形態として、複室容器の本体材料とは別途準備させたカバーシート52をその本体に強固な溶着(強シール)により一体的に接合させる方法によって詳述してきたが、本発明ではさらにカバーシート52を本体と別体として構成することなく、リアシート50をそのまま延設させたもので前述してきたカバーシート52の働きをもたせる様な構成によっても、本発明の目的は達成できる。
すなわち、図4〜6の実施形態例においては、上部区画室5を構成する裏面側に形成されたリアシート50がその対向される前面側に形成されるフィルムとの間で施された熱溶着部分よりもさらに上部へとそのまま延設されて一体的に形成され、その延設部分がこの複室容器の最上部にて折り返され、上記上部区画室5の前面を上方からこの複室容器が吊り下げられる方向に沿って跨ぐように配設されて、前記カバーシート52としての機能を併せ持たされた構成となされたものである。すなわち、図4,5,6の基本構成では先の実施形態例の図1,2,3のそれぞれに対応する基本的態様が基本であり、図中C部分の構成だけを異にするものであるので、図9のその部分の拡大詳細図によって以下に説明する。
図9において、フロントシート51の上端はそのフロントシート51に対向する裏面側の部分を構成して上部区画室5を形成するリアシート50(本実施形態例では裏面の遮光シート)の内面に対して溶着部3aにおいて溶着接合されており、このリアシート50はその熱溶着部分よりもさらに上部へとそのまま延設されて一体的に形成されたもので構成されている。そして、そのリアシート50の延設された延設部分自体も遮光シートとして機能しており、その延設部分がこの複室容器の最上部にて折り返され、前記上部区画室5前面を上方からこの複室容器が吊り下げられる方向に沿って跨ぐように配設されている。そしてこのリアシート50の前記複室容器の最上部にて折り返されて上部区画室5の前面に配設された延設部分は、上部区画室5の前面を構成するフロントシート51の前面上にその上部区画室5を被覆する態様で剥離可能に接合されている。ここで、リアシート50の延設部分は、図1,2,3に詳述した第一の実施形態例の場合と同様、図4〜5に表される如く上部区画室5の前面を被覆する遮光部52aを有しており、その周縁を弱シール部4dにより上部区画室5の前面に接合されており、この略方形状の上部区画室5を上方からこの複室容器が吊り下げられる方向に沿ってその上部区画室5の前面を跨ぐように配設され、遮光部52aから先に延設された突設部52bにはハンガー孔52cが形成されている。
ここで、この実施形態例においても前述したように、リアシート50はフロントシート51の内面に対しては溶着部3aにおいて溶着接合により強固に固着されている一方で、フロントシート51の外面に対しては弱シール部4cにおいて剥離可能に接合されるという相反する態様を共に満足させ得る構成となされていなければならない。その具体的方法としては、このリアシート50がこの複室容器の最上部にて折り返されさらに延設されている部分の表層をフロントシート51の前面と相溶性の低い樹脂で構成させる様な素材をシート材料成形段階で部分的に相溶性を低下させる目的で混合させた材料〔ポリエチレン材料にポリプロピレン材料を混合させる等〕の配合比率を変化させたり、相溶性の低い表面層が形成されたシート材料を予めラミネートさせておく方法等が可能な他、弱シール部を前述した粘着性接着剤による剥離可能な接合とする方法等が適用される。一方、溶着部3aをリアシート50の内面とフロントシート51の内面の双方を接着できる接着剤を用いて接合させ、あるいはプレス等の加工による凹凸加工による組織的に物理的接合状態を加工する方法等も採用可能である。
上述してきた、図1,2,3の本発明第一の実施形態例、および図4,5,6の本発明第二の実施形態例において、下部収容容器8の態様は同じ構成となされ、上部収容容器6との接合部分は図7に表したものである。すなわち、下部収容容器8は、正面視略方形状を呈する可撓性容器であり、上記下部区画室7内に液剤を収容し得るように構成されている。この下部収容容器8は、熱可塑性剛性樹脂を含む筒状のシートの上下端部が溶着により接合されて袋状に形成され、その下端縁の略中央部には円筒状の上記ポート2aが下部区画室7に接続された状態で設けられている。
具体的には、上記下部収容容器8は、透明なシート(半透明、着色透明シートを含む)を通して内部が視認可能に構成され、その側面に内容量を示す目盛り等が印刷されている(図示せず)。この下部収容容器8を形成する透明な筒状のシートは、ポリプロピレンやポリエチレン等の熱可塑性樹脂により形成されている。なお、上記下部収容容器8を形成する透明な筒状シートは、上記素材からなる単層構造のものに限定されるものではなく、複層構造のもの、例えば最内層から順にポリエチレン等の熱可塑性樹脂からなる内面層、シリカゲルが蒸着されたPET等からなるバリア層、ポリエチレン等の熱可塑性樹脂からなる外面層が積層されて構成されているようなものなど、様々な機能性シートが広く適用される。
この筒状の透明シートからなる下部収容容器8の構造は、下端部においてはポート2aを差し込んだ状態で溶着により強固にされている一方、上端部においては図7に表したように、前述上部収容容器6の下端縁から突出する弱シール用シート40の下端部を介した状態で溶着により接合されている。すなわち、下部収容容器8の上端開口部に弱シール用シート40の下端部が挿入されるとともに、リアシート50とフロントシート51との間に下部収容容器8の上端部が挟み込まれ、この状態で重ね合わせ部分において溶着部3cによって上部収容容器6と下部収容容器8とが連結される。また、このとき、弱シール用シート40の下端部が上記筒状の透明シートに溶着されて弱シール部4bが形成される。そしてこの弱シール部4bも、区画室5,7の室内圧力を高めることによって剥離可能に構成されている。なお、この下部収容容器8についても、それを構成する前後の各シートと弱シール用シート40を介した接続態様が、強固に接合された溶着部3cと弱シール部4bとの組み合わせからなる構成については、すでに前述した上部収容容器6を構成するリアシート50とフロントシート51との弱シール用シート40を介した接合部の構造を図7によって詳述した、それら各シートの表面素材同志の相溶性の強弱によって調節する点等については同じ構成原理によるものであるので、ここでは詳述を省略する。
最後に、以上のように構成された複室容器の使用方法について説明する。
まず、複室容器1の上部区画室5の前面に被覆されたカバーシート52を剥離する。
すなわち、カバーシート52の遮蔽部52aに延設されてフロントシート51前面には接合されていない突設部52bを手で掴んで上方に引っ張ると、遮蔽部52aの左〜下〜右縁部にかけて形成された弱シール部4d〔第一の実施形態例の場合、第二の実施形態例の場合には上縁部の4cを含む全周〕によってフロントシート51前面に接合されていた遮蔽部52aが剥離するので、このカバーシート52を区画室5の上部においてこの複室容器本体に一体的に接合された溶着部3b〔第一の実施形態例の場合、第二の実施形態例の場合には溶着部3a〕の手前まで剥がすと、フロントシート51の全面が露出されその透明シートを通して上部区画室5に収容されている薬剤の保存状態を視覚的に確認する。そして、遮蔽部52aの剥離にともないその突設部52bに形成されたハンガー孔52cがこの複室容器1の上部に位置することとなるので、したがってそのハンガー孔52cをバッグスタンドなどの係止部に掛け吊るすことができるようになる。
次に、その複室容器1の下部収容容器8を手で押圧すると、下部区画室7の室内圧力が高まり、これにより弱シール部4a,4bが剥離して上下区画室5,7が連通した状態となる。この状態で複室容器1を上下に振りあるいは揉みほぐすなどして両区画室5,7に収容されている薬剤を混合させる。これによって、上部区画室5に収容された薬剤と下部区画室7に収容された溶解液とにより、患者に投与する混合薬剤の調製がなされる。
この状態においても、カバーシート52の遮蔽部52aが剥離されフロントシート51の全面は露出されており、下部収容容器8と併せてそれら透明シートを通して各薬剤の混合状態を複室容器1の全体にわたって確実な確認作業を行うことができ、溶け残っている薬剤が無いかなどの異常を容易に確認することができる。
そして、溶解・混合が正常になされたことを確認の後、前記ハンガー孔52cをバッグスタンドなどの係止部にこの混合薬剤を調製済みの複室容器1を掛け吊るし、混合された薬剤を注入するためのチューブ等がポート2aに接続されて患者への投与が開始される。やがて投与が終了して複室容器が空になると、薬剤注入用のチューブ等から外され、前記バッグスタンド等の係止部に掛け吊るされていた複室容器1のハンガー孔52cが外されて使い終わった複室容器は廃棄処分される。ここで初めて、上記カバーシート52は本体の空容器とともに廃棄処分されることになるため、上述した薬剤混合のための連通時など治療・処置の最中においては一切カバーシート52の如き剥離片等の廃棄材料が逸散することがないわけである。
以上、本発明が効果的に採用される複室容器の実施形態例として、光変異性の粉末等の固形の薬剤とその溶解液の混合調製の場合について、遮蔽部を遮光性あるカバーシートに形成させた場合によって光に晒されると変異する光変異性の薬剤の場合について説明してきたが、収容された薬剤と遮蔽するのは光だけに特定されるわけではなく、酸化、吸湿、水分蒸散を防止する目的から例えばアルミシートや透明不透湿性シート等の機能シートにより被覆されるような薬剤の場合にも本発明は適用される。なおまた、上述の実施形態例のような2種類の薬剤の混合・溶解だけでなく、混合される薬剤も3種類以上であっても本発明は適用される。
本発明に係る複室容器の一実施形態例を示す正面図である。 図1の実施形態例のA−A線断面図である。 図1の実施形態例の複室容器を吊り具に懸下させた状態でのA−A線断面図である。 本発明に係る複室容器の他の一実施形態例を示す正面図である。 図4の実施形態例のA−A線断面図である。 図4の実施形態例の複室容器を吊り具に懸下させた状態でのA−A線断面図である。 図2,5の実施形態例の部分拡大図である。 図2の実施形態例の部分拡大図である。 図5の実施形態例の部分拡大図である。
符号の説明
1 複室容器
2 バッグ本体
2a ポート
3a,3b 溶着部
3c 溶着部
4a,4b 弱シール部
4c,4d 弱シール部
5 上部区画室
6 上部収容容器
7 下部区画室
8 下部収容容器
50 リアシート(遮光シート)
51 フロントシート
52 カバーシート(遮光シート)
52a 遮蔽部(遮光部)
52b 突設部
52c ハンガー孔

Claims (3)

  1. 表面が合成樹脂製フィルムで形成された対向するフィルムの一部を熱溶着して形成される容器を剥離可能な弱シール部により複数の室に区画させて複数の室を形成し、前記弱シール部に隣接する上記区画室の室内圧力を高めることによりその弱シール部を剥離させることで区画されていた複数の室の連通がなされる形態の複室容器において、前記複室に区画された室の少なくとも一の区画室を被覆するカバーシートとして形成された一部が遮蔽部となされてその区画室の前面の周縁部に剥離可能に接合され、このカバーシートを剥離した際には上記一の区画室内が視認可能となされ、上記カバーシートは上記一の区画室の前面より上部においてこの複室容器の本体に一体的に接合されるとともに、上記カバーシートはそれが被覆する上記一の区画室の前面を上方から複室容器が吊り下げられる方向に沿って跨ぐように配設され、前記遮蔽部に延設された突設部にハンガー孔が形成されてなる医療用複室容器。
  2. カバーシートは複室容器の本体に対し、上記一の区画室のカバーシートが被覆されるその区画室前面の上縁部あるいはその区画室を構成する前面に対向する裏面側に形成されるリアシートの上端部において、強シール部が形成されて一体的に固着されてなる請求項1に記載の医療用複室容器。
  3. カバーシートは上記一の区画室を構成するカバーシートが被覆される上記一の区画室の前面に対向する裏面側に形成されたリアシートが、その対向される前面側に形成されるフィルムとの間で施された熱溶着部分よりさらに上部へと延設されて一体的に形成されており、その延設部分がこの複室容器の最上部にて折り返されて上記一の区画室の前面を上方からこの複室容器が吊り下げられる方向に沿って跨ぐように配設されてなる請求項1に記載の医療用複室容器。
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CN102423283A (zh) * 2011-10-19 2012-04-25 重庆莱美药业股份有限公司 带混药嘴的双阀盖及其输液软瓶

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