JP2005209786A - 半導体装置およびその製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 ガラス基板などの上に半導体層が形成設けられた薄膜トランジスタを形成する場合に有用な半導体装置およびその製造方法に関する。
【解決手段】 本発明の半導体装置は、半導体層26を単結晶化する際の起点となる第1溝部22aと、アライメントの際の照準となり、該第1溝部22aと比して大きい幅を有する第2溝部22bとが設けられた絶縁層20と、
前記絶縁層20の上方に設けられた半導体層26と、を含む。
【選択図】 図1

Description

本発明は、半導体装置およびその製造方法に関する。
従来、薄膜トランジスタは、非晶質シリコン膜などを用いて、チャネル形成領域等の活性領域を形成している。また、多結晶シリコン層を用いて活性領域を形成した薄膜トランジスタも実用化されている。多結晶シリコン膜を用いることにより、非晶質シリコン層を用いた場合と比して移動度などの電気特性が向上し、薄膜トランジスタの性能を向上させることができる。
また、薄膜トランジスタの性能を向上させるために、大きな結晶粒からなる半導体膜を形成し、この穴を結晶成長の起点として半導体膜の単結晶化を行なうことにより、大粒径のシリコンの結晶粒を形成する技術が提案されている。このような技術は、特許文献1に記載されており、たとえば、基板上に微細な穴(凹部)を形成し、この穴を結晶成長の起点として半導体膜の結晶化を行なうことにより、大粒径のシリコンの結晶粒を形成することができるという技術である。
特開平11−87243号公報
上述の技術により、トランジスタの活性領域となる半導体層を形成すると、起点となる凹部からそれぞれ半導体層が単結晶化され、結果として島状に単結晶半導体層間の境界が生じることとなる。このような、単結晶半導体層間の境界がトランジスタの活性領域(チャネル領域)に組み込まれることにより、特性の劣化や、信頼性の向上を十分に図れないことがある。
本発明の目的は、ガラス基板などの上に半導体層が形成設けられた薄膜トランジスタを形成する場合に有用な半導体装置およびその製造方法に関する。
本発明の半導体装置は、半導体層を単結晶化する際の起点となる第1溝部と、アライメントの際の照準となり、該第1溝部と比して大きい幅を有する第2溝部とが設けられた絶縁層と、
前記絶縁層の上方に設けられた半導体層と、を含む。
本発明の半導体装置によれば、同一の絶縁層上にMISトランジスタなどの素子を構成する各種層のパターニング位置を確定するための基準となるアライメントマークと、半導体層を結晶化する際の起点となる溝部とが設けられている。そのため、溝部とその上方に形成される半導体素子のための各層との位置関係の制御が容易に行なわれ、所望の領域に半導体素子が設けられた半導体装置を提供することができる。その結果、特性および信頼性の向上が図られた半導体装置を提供することができる。
本発明の半導体装置は、さらに下記の態様をとることができる。
本発明の半導体装置において、少なくとも、前記第1溝部が設けられている前記絶縁層の上方の半導体層は、単結晶化されていることができる。この態様によれば、少なくとも活性領域となる半導体層を単結晶化することが可能となり、高速で動作することが可能な薄膜トランジスタを含む半導体装置を製造することが可能となる。
本発明の半導体装置において、少なくとも、前記第2溝部が設けられている前記絶縁層の上方の半導体層は、非晶質もしくは多結晶質であることができる。この態様によれば、アライメントの際の照準となる第2溝部には、単結晶半導体層の境界が形成されないこととなる。そのため、平坦な面に十分な段差を有する第2溝部を形成することができる。その結果、後の工程で形成される各種層のパターンの合わせ精度を向上させることができる。
本発明の半導体装置において、前記第1溝部が設けられている前記絶縁層上の半導体層に設けられたMISトランジスタと、
前記MISトランジスタが形成される領域を画定するための素子分離領域と、を含み、
前記MISトランジスタが形成される領域には、単結晶半導体層の境界が存在しないものであることができる。
この態様によれば、MISトランジスタが形成される領域には、単結晶半導体層の境界が存在しない。そのため、MISトランジスタ形成時の各種パターニング工程において、の合わせ精度を向上させることができ、より、信頼性の高い半導体装置を製造することができる。
本発明の半導体装置において、前記第1溝部は、前記素子分離領域を介して向合う位置に設けられ、該素子分離領域と該第1溝部との距離は、ほぼ同一であることができる。
本発明の半導体装置の製造方法は、
(a)半導体層の単結晶化の際の起点となる複数の第1溝部と、アライメントの際の照準となり該第1溝部と比して大きい幅を有する第2溝部とを絶縁層に形成する工程と、
(b)前記絶縁層の上方に、半導体層を形成する工程と、
(c)少なくとも前記第1溝部が形成された前記絶縁層の上方の半導体層を単結晶化することを含む。
本発明の半導体装置の製造方法によれば、半導体層の結晶化の際の起点となる第1溝部と、同一の絶縁層上に各種素子を構成する各種層のパターニング位置を確定(アライメント)するための基準となる第2溝部とを同一の絶縁層上に形成する。そのため、絶縁層に形成される溝部と、半導体層上の形成される素子の位置関係の制御を容易に行なうことができる。また、半導体層を単結晶化した後に、島状に単結晶間に境界が生じることとなる。このような単結晶間の境界の凹凸が光を乱反射し、パターニングの際の合わせ精度を損ねることがある。しかし、本発明の半導体装置の製造方法によれば、表面が平坦な面に、十分な深さのアライメントマークを形成することで、そのような問題を回避することができる。その結果、特性および信頼性の向上が図られた半導体装置を製造する方法を提供することができる。
本発明の半導体装置の製造方法は、さらに下記の態様をとることができる。
本発明の半導体装置の製造方法において、前記(b)の前に、少なくとも前記第1溝部の内面に他の絶縁層を形成する工程を含むことができる。
本発明の半導体装置の製造方法において、前記第1溝部を含む前記絶縁層の上方の半導体層に形成されるMISトランジスタ領域を画定する素子分離領域を形成する工程と、
前記MISトランジスタを形成する工程と、をさらに含み、
前記素子分離領域の形成は、単結晶半導体層の境界を含む領域の前記半導体層を除去することを含むことができる。
本発明の半導体装置の製造方法において、前記第1溝部は、前記素子分離領域を介して向合う位置に設けられ、該第1溝部と、該素子分離領域との距離は、ほぼ同一であることができる。
1.半導体装置
以下に、本実施の形態にかかる半導体装置の構造について図1を参照しながら説明する。図1(A)は、たとえば、MISトランジスタなどの半導体素子が形成される素子領域10Aの構造を模式的に示す断面図であり、図1(B)は、アライメントの際の照準となるアライメントマークが形成されるアライメントマーク領域10Bの構造を模式的に示す断面図である。
まず、素子領域10Aについて説明する。
図1(A),(B)に示されるように、本実施の形態の半導体装置は、基体10の上に絶縁層20が設けられている。素子領域10Aの絶縁層20には、所定の間隔をおいて半導体層を単結晶化する際の起点となる第1溝部22aが設けられている。一方、アライメントマーク領域10Bには、アライメントの際の照準となる第2溝部22bが設けられている。第2溝部22bは、半導体素子を形成する各種層のパターニングの際に位置を合わせる基準となる。第2溝部は22bは、第1溝部22aと比して大きい幅を有する。
絶縁層20の上には、他の絶縁層24が形成されている。絶縁層24は、特に、第1溝部22aの幅をより小さくするために設けられている。半導体層を単結晶化する際、良好に単結晶化をさせるためには、第1溝部22aの幅が小さいことが好ましい。しかし、通常のパターニングでは、単結晶化の際の起点とするには十分に微細な溝を形成することが困難な場合がある。そのため、上述のように、第1溝部22aの内面に絶縁層を形成することで、第1溝部22aの幅を狭くすることができるのである。
絶縁層24の上には、半導体層26が設けられている。素子領域10Aの半導体層26は、単結晶化されており、たとえば、単結晶シリコン層である。一方、アライメントマーク領域10Bの半導体層26は非晶質もしくは多結晶質の半導体層であり、たとえば、アモルファスシリコン層である。すなわち、少なくともMISトランジスタのチャネル領域などの活性領域となる箇所が単結晶化されていればよい。
素子領域10Aの半導体層26は、素子分離領域28により分離されて素子形成領域が画定されている。このとき、素子分離領域28は、素子分離領域28を介して向合う位置に設けられている複数の第1溝部22aとの距離が、それぞれほぼ同一となるような位置に設けられている。すなわち、図1(A)において、一の第1溝部22aと素子分離領域28との距離xと、他の第1溝部22aと素子分離領域28との距離yとがほぼ等しくなるように設けられている。
素子領域10Aの半導体層部には、薄膜トランジスタであるMOSトランジスタ100が形成されている。MOSトランジスタ100は、半導体層26の上に設けられたゲート絶縁層30と、ゲート絶縁層30の上に設けられたゲート電極32と、ゲート電極32の側面に設けられたサイドウォール絶縁層36と、半導体層26に設けられたソース領域およびドレイン領域34およびエクステンション領域38とを含む。
次に、アライメントマーク領域10Bについて説明する。なお、以下の説明では、素子領域10Aと共通する構成については詳細な説明を省略し、異なる箇所について説明する。
素子領域10Aと同様に、基体10の上に絶縁層20が設けられ、この絶縁層20には、アライメントの際の照準となる第2溝部22bが形成されている。第2溝部22bは、素子領域10Aの第1溝部22bと同じ深さを有し、第1溝部22aと比して大きい幅を有する。
絶縁層20の上には、絶縁層24および半導体層26が設けられている。半導体層26には、第3溝部22cを設けることができる。第3溝部22cは、第2溝部22bと同様にアライメントの際の照準とすることができ、素子領域10Aの素子分離領域28と同様の深さを有する。
半導体層26の上に、絶縁層40および導電層42が設けられている。絶縁層40は、素子領域10Aのゲート絶縁層30と同一の工程で形成されることができる。導電層42は、素子領域10Aのゲート電極32の形成と同一の工程で形成されることができる。導電層42には、第4溝部22dが設けられている。第4溝部22dは、ゲート電極のパターニングの際に同時に形成されることができる。
本実施の形態の半導体装置によれば、同一の絶縁層20上にMISトランジスタなどの素子を構成する各種層のパターニング位置を確定するための基準となる第2溝部22bと、半導体層を単結晶化する際の起点となる第1溝部22aとが設けられている。そのため、第1溝部22aと、その上方に形成される半導体素子の位置関係の制御が容易に行なわれ、所望の領域に半導体素子が設けられた半導体装置を提供することができる。その結果、特性および信頼性の向上が図られた半導体装置を提供することができる。
2.半導体装置の製造方法
次に本実施の形態にかかる半導体装置の製造方法について、図2〜7を参照しながら説明する。各図において、(A)は、素子領域10Aについての製造工程を模式的に示す断面図であり、(B)は、アライメントマーク領域10Bについての製造工程を模式的に示す断面図である。
(1)図2に示すように、たとえばガラス基板などの基体10の上に絶縁層20を形成する。
(2)次に、図3に示すように、素子領域10Aにおいては、単結晶化の際の起点となる第1溝部22aを、アライメントマーク領域10Bにおいては、アライメントの際の照準となる第2溝部22bを形成する。本工程は、たとえば、公知のリソグラフィ及びエッチング技術により行なわれる。第2溝部22bは、第1溝部22aと比して大きい幅を有する。
(3)次に、図4に示すように、絶縁層20の上に絶縁層24を形成する。絶縁層24は、公知の一般的な手法により形成することができる。この絶縁層24は、第1溝部22aの幅を制御することを目的として形成されるものである。半導体層の単結晶化の起点となる溝は、たとえば、0.1〜0.3μmほどの微細な溝であることが好ましい。しかし、半導体層の単結晶化の起点とするに好ましい幅の溝をパターニングにより形成することは困難なことがある。そのような場合には、本実施の形態のように、ある程度の幅を有する溝の内壁に絶縁層を形成することで、所望の幅の溝を得ることができる。
(4)次に、図5に示すように、絶縁層24の上に半導体層26を形成する。半導体層26としては、たとえば、アモルファスシリコン層などを挙げることができる。アモルファスシリコン層の形成は、たとえば、CVD法、LPCVD法などにより行なうことができる。このアモルファスシリコン層に代えて多結晶質のシリコン層でもよい。
(5)次に、図6に示すように、レーザー照射を行ない、単結晶化を行なう。このとき、素子領域10Aにのみレーザー照射を行ない、アライメントマーク領域10Bに対してはレーザー照射は行なわない。このように、素子領域10Aにのみレーザー照射を選択的に行なうため、アライメントマーク領域10Bには、単結晶半導体層の島状の欠陥が生じない。よって、アライメントマーク領域10Bの半導体層26は平坦な表面を有し、十分な段差を有する第2溝部22bを形成することができるのである。このレーザー照射は、たとえば、XeClエキシマレーザーを用いて行なうことができる。
(6)次に、図7に示すように、素子領域10Aにおいて、MOSトランジスタ形成領域を画定するための素子分離領域28の形成を行なう。このとき、アライメントマーク領域10Bにおいては、第3溝部22cが素子分離領域28の形成と同一の工程で形成される。第3溝部22cは、第2溝部22bと同様に、各種層をパターニングする際に照準として用いることができる。素子分離領域28および第3溝部22cの形成は、一般的なリソグラフィおよびエッチング技術により行なわれる。
(7)次に、図1に示すように、素子領域10AにおいてMOSトランジスタ100を形成する。MOSトランジスタ100の形成は、公知の一般的な形成方法により行なうことができる。以下に、MOSトランジスタ100の形成方法の一例について述べる。
まず、半導体層26の上に、ゲート絶縁層30として、たとえば、酸化シリコン層を形成する。ゲート絶縁層30の形成方法として、熱酸化法、CVD法などを挙げることができる。このとき、アライメントマーク領域10Bでは、このゲート絶縁層30のための絶縁層の形成と同一の工程で、絶縁層40が形成される。
ついで、ゲート電極32となる導電層(図示せず)を形成する。導電層の形成は、公知の一般的な技術により行なうことができる。そして、この導電層をパターニングすることによりゲート電極32が形成される。このとき、アライメントマーク領域10Bでは、ゲート電極32のための導電層の形成と同一の工程で導電層42が形成され、導電層をパターニングしてゲート電極32を形成する工程と同一の工程で、導電層42に第4溝部22dを形成することができる。
ついで、素子領域10Aでは、ゲート電極32をマスクとして、半導体層26に不純物を導入し、必要に応じて拡散処理を行なうことにより、エクステンション領域38が形成される。その後、ゲート電極32の側面にサイドウォール絶縁層36を形成する。サイドウォール絶縁層36の形成は、基板の全面に絶縁層(図示せず)を形成した後、異方性エッチングを施すことにより行われる。ついで、公知の技術により半導体層26に不純物を導入し、必要に応じて拡散処理を行なうことにより、ソース/ドレイン領域となる不純物層34を形成する。このようにして、素子領域10Aには、MOSトランジスタ100が形成される。
上述のようにして、本実施の形態にかかる半導体装置が製造される。
本実施の形態の半導体装置の製造方法によれば、半導体層26の単結晶化の際の起点となる第1溝部22aと、各種層のパターニング位置を確定するための基準となる第2溝部22bとを同一の絶縁層20上に形成する。そのため、絶縁層20に形成される第1溝部22aと、半導体層26に形成される半導体素子(MOSトランジスタ)との位置関係の制御を容易に行なうことができる。
また、本実施の形態にかかる半導体装置の製造方法に記載した方法で単結晶化された半導体層26を絶縁層上に形成する場合には、島状に単結晶間の境界が生じることとなる。このような単結晶間の境界の凹凸は、フォトリソグラフィ工程で光を乱反射し、パターニングの際の合わせ精度を損ねることがある。しかし、本実施の形態の半導体装置の製造方法によれば、表面が平坦な面に、十分な深さのアライメントマークを形成することで、そのような問題を回避することができる。その結果、特性および信頼性の向上が図られた半導体装置を製造することができる。
本実施の形態の半導体装置およびその製造方法は、特に薄膜トランジスタや、3次元状にトランジスタが集積された半導体装置に適用する場合に有用であり、信頼性が高く、かつ特性(高速動作性など)が向上した半導体装置を提供することができる。
本実施の形態にかかる半導体装置を模式的に示す断面図。 本実施の形態の半導体装置の製造工程を模式的に示す断面図。 本実施の形態の半導体装置の製造工程を模式的に示す断面図。 本実施の形態の半導体装置の製造工程を模式的に示す断面図。 本実施の形態の半導体装置の製造工程を模式的に示す断面図。 本実施の形態の半導体装置の製造工程を模式的に示す断面図。 本実施の形態の半導体装置の製造工程を模式的に示す断面図。
符号の説明
10 基体、 20 絶縁層、 22a〜d 第1〜第4溝部、 24 絶縁層、 26 半導体層、 28 素子分離領域、 30 ゲート絶縁層、 32 ゲート電極、 34 不純物層(ソース領域およびドレイン領域)、 36 サイドウォール絶縁層、 38 エクステンション領域、 40 絶縁層、 42 導電層 100 MOSトランジスタ

Claims (9)

  1. 半導体層を単結晶化する際の起点となる第1溝部と、アライメントの際の照準となり、該第1溝部と比して大きい幅を有する第2溝部とが設けられた絶縁層と、
    前記絶縁層の上方に設けられた半導体層と、を含む、半導体装置。
  2. 請求項1において、
    少なくとも前記第1溝部が設けられている前記絶縁層の上方の半導体層は、単結晶化されている、半導体装置。
  3. 請求項1または2において、
    少なくとも前記第2溝部が設けられている前記絶縁層の上方の半導体層は、非晶質もしくは多結晶質である、半導体装置。
  4. 請求項1〜3のいずれかにおいて、
    前記第1溝部が設けられている前記絶縁層上の半導体層に設けられたMISトランジスタと、
    前記MISトランジスタが形成される領域を画定するための素子分離領域と、を含み、
    前記MISトランジスタが形成される領域には、単結晶半導体層の境界が存在しない、半導体装置。
  5. 請求項1〜4のいずれかにおいて、
    前記第1溝部は、前記素子分離領域を介して向合う位置に設けられ、該素子分離領域と該第1溝部との距離は、ほぼ同一である、半導体装置。
  6. (a)半導体層の単結晶化の際の起点となる複数の第1溝部と、アライメントの際の照準となり、該第1溝部と比して大きい幅を有する第2溝部とを絶縁層に形成する工程と、
    (b)前記絶縁層の上方に、半導体層を形成する工程と、
    (c)少なくとも前記第1溝部が形成された前記絶縁層の上方の半導体層を単結晶化することを含む、半導体装置の製造方法。
  7. 請求項6において、
    前記(b)の前に、少なくとも前記第1溝部の内面に他の絶縁層を形成する工程を含む、半導体装置の製造方法。
  8. 請求項6または7において、
    前記第1溝部を含む前記絶縁層の上方の半導体層に形成されるMISトランジスタ領域を画定する素子分離領域を形成する工程と、
    前記MISトランジスタを形成する工程と、をさらに含み、
    前記素子分離領域の形成は、単結晶半導体層の境界を含む領域の前記半導体層を除去することを含む、半導体装置の製造方法。
  9. 請求項6〜8のいずれかにおいて、
    前記第1溝部は、前記素子分離領域を介して向合う位置に設けられ、該第1溝部と、該素子分離領域との距離は、ほぼ同一である、半導体装置の製造方法。
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