JP2005208022A - 検出センサ及びセンサシステム - Google Patents

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Masao Shimazaki
政男 嶋崎
Takayuki Ochiai
隆幸 落合
Chiharu Adachi
千治 足立
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Abstract

【課題】 設定項目を選ぶ際の不要項目の切り換え作業を大幅に減らす、若しくは無くすことにより操作手段の操作の煩雑さを解消し得る検出センサを提供する。
【解決手段】 検出センサ10は、複数の機能を備えた構成をなし、各機能にそれぞれ対応した複数の設定項目を選択的に表示可能な表示手段16と、作業者によって入力操作可能に構成される操作手段とを備え、この操作手段による入力操作に基づいて、複数の設定項目を一つずつあらかじめ決められた項目順通りに切り換えて表示手段16に表示するように構成されている。さらに、設定項目が不要項目か必要項目かを設定する設定手段を備えており、各機能の設定を行う際に、この設定手段による設定に基づき、不要項目とされる設定項目を飛ばすように切り換えて必要項目のみを表示手段16に表示するようになっている。
【選択図】 図1

Description

本発明は、検出センサ及びセンサシステムに関する。
光電センサ等の検出センサは、近年多機能化の傾向にあり、使用時に設定すべき設定項目が多くなりがちである。一方、このような検出センサでは、センサ本体の小型化の要求があるため、このような設定項目を表示する表示手段を小型化せざるを得ない。そのため、特許文献1のように、一つの表示手段に複数の設定項目を順番に切替表示する方法が用いられている。
特開2002−278684公報
ところで、上記のような検出センサは、一層の多機能化に伴って設定項目が増加しているため、表示手段に表示させるべき設定項目数が膨大となり、作業者は操作手段を操作して表示手段に表示させる設定項目を切り換える際に、膨大な数の設定項目を切替表示させないと所望の設定項目に至らないと言う問題がある。一般には、多くのアプリケーションに対応できるようにするため、検出センサに様々な設定項目が盛り込んであるものが多く、一つのアプリケーションに対しては全ての設定項目のうちの一部のみが使用され、多くの設定項目は不要となることが多い。
したがって、このような構成をなす検出センサの設定を行う作業者にとっては、不要な設定項目を数多く表示切換する作業を経て必要な設定項目を選び、設定作業をしなければならないため、作業として非常に煩雑で、操作性の低下を招きやすい。
一方、特許文献1では、全設定項目を表示させるモードと、使用頻度の高い一部項目のみを表示させるモードとで切り換えを行うといった技術が開示されている。しかしながら、使用頻度の高い項目はユーザによって異なり、無駄を極力省こうとして項目数を絞ると、多くのユーザにおいて必要な項目が欠如するといった問題が顕著となり、逆に項目数を増やすと、今度は多くのユーザで不要な項目が増えてしまい、全項目を切り換える構成と比べて不要項目を若干は減らせるものの、依然として不要項目が多かれ少なかれ残ってしまい、操作性の低下を解決することができない。
本発明は上記のような事情に基づいて完成されたものであって、複数機能を備える検出センサにおいて、各種機能設定を行う際に操作手段の操作によって表示手段に表示される設定項目を順次切り換え、所望の設定項目を表示手段に表示させた状態でその設定項目についての設定作業を行うものにおいて、設定項目を選ぶ際の不要項目の切り換え作業を大幅に減らす、若しくは無くすことにより操作手段の操作の煩雑さを解消し、もって設定作業を容易に行うことのできる検出センサを提供することを目的とする。
<請求項1の発明>
上記の目的を達成するための手段として、請求項1の発明では、複数の機能を備えた検出センサであって、
各機能にそれぞれ対応した複数の設定項目を選択的に表示可能な表示手段と、
作業者によって入力操作可能に構成される操作手段と、
前記複数の設定項目に関する設定情報を記憶する記憶手段と、
前記操作手段による入力操作に基づいて、前記複数の設定項目を一つずつあらかじめ決められた項目順通りに切り換えて前記表示手段に表示するよう制御を行う制御手段とを備え、
作業者による前記操作手段の操作に基づいて所定設定項目が前記表示手段に選択的に表示されることを条件として、その表示される設定項目に関する設定が可能となる検出センサにおいて、
前記設定項目のうち、必要項目を設定する設定手段を備え、
前記制御手段は、前記操作手段の操作に応じて、前記記憶手段に記憶される前記設定項目を切り換えて前記表示手段へ表示させる際に、前記設定手段における設定に基づき、前記必要項目とされた設定項目のみを順次切り換えて前記表示手段へ表示させるように制御を行うところに特徴を有する。
<請求項2の発明>
請求項2の発明は、請求項1に記載のものにおいて、前記設定手段は、前記記憶手段において、前記設定情報と共に前記設定項目の要否情報を記憶するようにして前記必要項目を設定し、
前記制御手段は、前記設定項目を切り換えて前記表示手段へ表示させる際に、前記記憶手段に記憶される前記要否情報に基づき、前記必要項目とされた設定項目のみを順次切り換えて前記表示手段へ表示させるように制御を行うところに特徴を有する。
<請求項3の発明>
請求項3の発明は請求項1又は請求項2に記載のものにおいて、前記設定手段は、
前記複数の設定項目に対してそれぞれ設定操作が行なわれた回数を計数するカウント手段と、
前記カウント手段における計数値があらかじめ決められた回数に達した設定項目を前記必須項目として選択する選択手段によって構成されているところに特徴を有する。
<請求項4の発明>
請求項4の発明は、請求項1ないし請求項3のいずれかに記載のものにおいて、前記必要項目とされた設定項目について、前記記憶手段に記憶されている前記要否情報をそれぞれ初期化するリセット手段が備えられているところに特徴を有する。
<請求項5の発明>
請求項5の発明は請求項1または請求項2に記載のものにおいて、
前記設定手段は作業者の前記操作手段における操作に基づいて前記設定項目を前記必要項目として設定するようにしたところに特徴を有する。
<請求項6の発明>
請求項6の発明は、請求項1ないし請求項5のいずれかに記載のものにおいて、前記必要項目のみを順次切り換えて前記表示手段に表示させる選択表示モードと、前記記憶手段に記憶されているすべての設定項目を順次切り換えて前記表示手段に表示させる全項目表示モードとを選択する表示項目切換手段を備え、
前記制御手段は、
前記選択表示モードに切換設定されているときには、前記必要項目のみを順次切り換えて前記表示手段へ表示させる一方、前記全項目表示モードに切換設定されているときには、前記記憶手段に記憶されているすべての設定項目を順次切り換えて前記表示手段に表示させるところに特徴を有する。
<請求項7の発明>
請求項7の発明は、請求項1ないし請求項6のいずれかに記載のものにおいて、前記設定項目は、関連するもの同士がまとめられて複数の設定メニューに分類され、
前記表示手段は、これら複数の設定メニューのうち1つを選択的に表示可能に構成され、
前記操作手段は、前記表示手段へ表示させる前記設定メニューを切り換える第一操作手段と、各設定メニューにおいて前記表示手段へ表示させる前記設定項目を切り換える第二操作手段とを備えるとともに、前記複数の設定メニューに分類される全設定項目のうち、前記必要項目のみで構成される設定メニューを追加設定する追加設定手段を備え、
前記設定手段は、前記必要項目を設定項目単位で設定可能に構成され、
前記制御手段は、
作業者による前記第一操作手段の操作に応じて、前記設定メニューをあらかじめ決められたメニュー順通りに切り換えて前記表示手段へ選択的に表示させると共に、
作業者による前記第二操作手段の操作に応じて、その選択的に表示された設定メニューに関する設定項目を前記項目順通りに切り換えて表示させるように制御を行い、その設定項目の表示の際に、前記設定手段における前記設定項目単位での設定に基づき、前記必要項目のみを順次切り換えて前記表示手段へ表示させる一方、
前記追加設定手段にて追加設定された設定メニューにおいて、前記表示手段に前記必要項目を順次切り換えて表示させるようにしたところに特徴を有する。ところに特徴を有する。
<請求項8の発明>
請求項8の発明は、請求項7に記載のものにおいて、前記追加設定手段で追加設定された設定メニューに含まれる必要項目を当該設定メニューの下位層として前記記憶手段に記憶させる記憶制御手段をさらに備えるところに特徴を有する。
<請求項9の発明>
請求項9の発明は、請求項1ないし請求項6のいずれかに記載のものにおいて、前記設定項目は、関連するもの同士がまとめられて複数の設定メニューに分類され、
前記表示手段は、これら複数の設定メニューのうち1つを選択的に表示可能に構成され、
前記操作手段は、前記表示手段へ表示させる前記設定メニューを切り換える第一操作手段と、各設定メニューにおいて前記表示手段へ表示させる前記設定項目を切り換える第二操作手段とを備えた構成をなし、
前記設定手段は、前記必要項目を設定項目単位で設定可能に構成され、
前記制御手段は、
作業者による前記第一操作手段の操作に応じて、前記設定メニューをあらかじめ決められたメニュー順通りに切り換えて前記表示手段へ選択的に表示させると共に、
作業者による前記第二操作手段の操作に応じて、その選択的に表示された設定メニューに関する設定項目を前記項目順通りに切り換えて表示させるように制御を行い、その設定項目の表示の際に、前記設定手段における前記設定項目単位での設定に基づき、前記必要項目のみを順次切り換えて前記表示手段へ表示させるところに特徴を有する。
<請求項10の発明>
請求項10の発明は、請求項9に記載のものにおいて、前記設定手段は、前記必要項目を、設定項目単位及び設定メニュー単位で設定可能に構成されており、
前記制御手段は、
作業者による前記第一操作手段の操作に応じて、前記設定メニューをあらかじめ決められたメニュー順通りに切り換えて前記表示手段へ選択的に表示させると共に、そのメニュー表示の際に、前記設定手段における前記設定メニュー単位での設定に基づき、必要メニューのみを順次切り換えて前記表示手段に表示させ、
作業者による前記第二操作手段の操作に応じて、その選択的に表示された設定メニューに関する設定項目を、前記項目順通りに切り換えて表示させるように制御を行い、その設定項目の表示の際に、前記設定手段における前記設定項目単位での設定に基づき、前記必要項目のみを順次切り換えて前記表示手段へ表示させるところに特徴を有する。
<請求項11の発明>
請求項11の発明は、請求項9または請求項10に記載のものにおいて、前記複数の設定メニューに分類される全設定項目のうち、前記必要項目のみで構成される設定メニューを追加設定する追加設定手段を備え、
前記制御手段は、
前記追加設定手段にて追加設定された前記設定メニューにおいて、前記表示手段に前記必要項目を順次切り換えて表示させるようにしたところに特徴を有する。
<請求項12の発明>
請求項12の発明は、請求項11に記載のものにおいて、前記追加設定手段で追加設定された設定メニューに含まれる必要項目を当該設定メニューの下位層として前記記憶手段に記憶させる記憶制御手段をさらに備えるところに特徴を有する。
<請求項13の発明>
請求項13の発明は、請求項1ないし請求項6のいずれかに記載のものにおいて、前記設定項目は、関連するもの同士がまとめられて複数の設定メニューに分類され、
前記表示手段は、これら複数の設定メニューのうち1つを選択的に表示可能に構成され、
前記操作手段は、前記表示手段へ表示させる前記設定メニューを切り換える第一操作手段と、各設定メニューにおいて前記表示手段へ表示させる前記設定項目を切り換える第二操作手段とを備えた構成をなし、
前記設定手段は、前記必要項目を前記設定メニュー単位で設定可能に構成され、
前記制御手段は、
作業者による前記第一操作手段の操作に応じて、前記設定メニューをあらかじめ決められたメニュー順通りに切り換えて前記表示手段へ選択的に表示させると共に、そのメニュー表示の際に、前記設定手段における前記設定メニュー単位での設定に基づき、必要メニューのみを順次切り換えて前記表示手段に表示させ、
作業者による前記第二操作手段の操作に応じて、その選択的に表示された設定メニューに関する設定項目を、前記項目順通りに切り換えて前記表示手段へ表示させるところに特徴を有する。
<請求項14の発明>
請求項14の発明は、請求項1ないし請求項13のいずれかに記載のものにおいて、所定の検出領域へ光を照射する投光素子と、
前記投光素子から照射された光を受光する受光手段と、
前記受光手段の受光量に基づいて被検出物の検出を行う検出手段と、
前記投光素子の近傍に配置され、前記投光素子から照射される投光量を監視するモニタ用受光素子と、
前記モニタ用受光素子の受光量に基づいて前記投光素子から照射される投光量が所定量となるように前記投光素子を駆動するように構成される駆動制御手段とを有し、
前記設定項目として、少なくとも前記駆動制御手段を有効化するか無効化するか設定するための項目が備わっており、
前記無効化する設定がなされた場合に、前記駆動制御手段による前記投光素子に対する駆動制御を禁止する無効化手段を備えたところに特徴を有する。
<請求項15の発明>
請求項15の発明は、請求項1ないし請求項14のいずれかに記載のものにおいて、当該検出センサは、複数並んで隣接配置されることによってセンサシステムを構成するものであり、
当該検出センサの一方側に隣接配置された他の検出センサから送られてくる必要項目又は必要メニューに対応付けられた伝送信号を受信する受信手段と、
この受信手段で受信された前記伝送信号を、当該検出センサの他方側に隣接配置された他の検出センサへ送信する送信手段とを有し、
前記設定手段は、前記受信手段を備えて構成され、この受信手段にて受信された前記伝送信号に基づいて前記必要項目が設定項目単位又は設定メニュー単位で設定可能とされたところに特徴を有する。
<請求項16の発明>
請求項16の発明は、請求項15に記載の検出センサを複数用いるとともに、それら複数の検出センサが隣接配置されたセンサシステムであって、
前記複数の検出センサのうち、一端に配置される検出センサにおいて、前記設定手段は、所定の外部装置からの通信により前記必要項目又は前記必要メニューに対応付けられた伝送信号を受信すると共に、前記必要項目を設定項目単位又は設定メニュー又単位で設定可能に構成され、かつその一端に配置される検出センサの前記送信手段は、前記外部装置から通信された必要項目又は必要メニューに対応する前記伝送信号を他の検出センサに対して送信するところに特徴を有する。
<請求項1の発明>
請求項1の構成によれば、各種機能設定を行う際に操作手段の操作によって表示手段に表示される設定項目を順次切り換え、所望の設定項目を表示手段に表示させた状態でその設定項目についての設定作業を行うものにおいて、設定項目を選ぶ際の不要項目の切り換え作業を大幅に減らす、若しくは無くすことができて、操作手段の操作の煩雑さを解消でき、もって設定作業の容易化を効果的に達成しうる構成となる。
<請求項2の発明>
請求項2の構成によれば、設定項目が必要のものなのか、或いは不要のものかを要否情報を記憶することによって判断可能としており、このように一時的に要否情報を記憶することによって、不要項目に関する設定情報を完全に削除することなく必要項目の情報のみを抽出可能とすれば、新たな使用状況となった場合に、一時的に不要項目とした設定項目を必要項目として再設定可能となり、使用状況の変化に極めて対応しやすい構成となる。
<請求項3の発明>
請求項3の発明によれば、所定回数選択された設定項目については必要項目として自動的に選択されることとなるから、必要項目の設定作業が省略されて作業性が向上する。
<請求項4の発明>
例えば、必要項目に選択されている設定項目の中には設定操作が不要となった設定項目が存在する場合がある。このとき、請求項4の発明におけるリセット手段を用いて設定操作が不要となった必要項目の要否情報を書き換えて必要項目から除外するようにすれば、本来、必要項目として不要な設定項目を無用に必要項目として選択し続けることがなくなるから設定作業性の向上に寄与することとなる。
<請求項5の発明>
作業者側が任意に必要項目として選択したい設定項目がある場合には好適な構成である。
<請求項6の発明>
請求項6の構成によれば、選択表示モードに切り換えることにより、必要項目を表示手段に表示させることができる。これにより、必要な項目のみを表示させることができるから、作業者の設定作業の作業負担を低減させることができる。
<請求項7及び請求項11の発明>
請求項7及び請求項11の構成では、新しく設定メニューを追加設定することにより、必要項目を1まとめにし、この新しく設定された設定メニューが選択されたときには、これに含まれている必要項目を順次表示手段にて表示するようになっている。これにより、他の設定項目から独立して必要項目のみを即座に表示させることができるから設定作業の迅速化を図ることができる。
<請求項8及び請求項12の発明>
請求項8及び請求項12の構成では、必要項目を追加設定メニューとして1まとめにして記憶手段に記憶するようにしている。このようにすることで、特定の設定項目を頻繁に変更したい場合には好適な構成とされる。
仮に、必要項目のみを設定メニューと同階層に配して、これら設定メニューと並列的に必要項目を表示させた場合には、設定メニューと必要項目とが混在して表示させることとなるから、作業者側は、一の設定メニューを選択して下位層に入るべきなのか、それとも、必要項目を表示させ、その必要項目を表示させるべきなのか、と迷う場面が発生するはずである。そうすると、設定メニューと必要項目とは同階層で表示させるよりも、本発明のように必要項目はそれらを1まとめとして設定メニューの下位層に含め、設定項目・必要項目共にそれぞれの設定メニューから下位層に入るようにすれば、表示手順の統一が図れるから作業効率の向上につながる。
<請求項9の発明>
請求項9の構成によれば、設定項目のうち関連するもの同士がまとめられて複数の設定メニューに分類されるような構成のものにおいて、設定項目単位で要否を区別でき、きめ細かなカスタマイズが可能となる。
<請求項10の発明>
請求項10によれば、設定項目の上位階層である設定メニューごと要否を区別することができるので、設定メニューの下位階層の設定項目が全て不要である場合に、設定項目ごとに不要項目として設定する手間が省け、不要項目の設定作業を容易なものとすることが可能となる。
<請求項13の発明>
請求項13の構成によれば、設定メニュー単位及び設定項目単位のいずれでも不要項目を省くことができるので、不要項目を省く上での設定の自由度がより大きくなり、設定作業が極めて行いやすい構成となる。
<請求項14の発明>
請求項14の構成によれば、いわゆるAPC機能の有効、無効設定を行う設定項目を不要とする設定が可能となるため、高精度な検出を行うためにAPC制御が望まれる、或いは不可欠なアプリケーションにおいて有用な構成となる。即ち、「APC制御の無効化」という不要となる可能性の高い設定項目が不要設定可能とされることで、設定作業における煩雑さを効果的に解消し得る構成となる。
<請求項15の発明>
請求項15の構成によれば、複数の検出センサで同じ不要な設定項目の設定をする際に、各検出センサごとに設定する必要がないので、不要な設定項目の設定作業を大幅に容易なものとすることができる。
<請求項16の発明>
請求項16の構成によれば、外部通信によって設定用の情報を入力でき、かつ複数の検出センサの設定を一括して行うことができるセンサシステムが実現することとなり、これにより、不要項目の設定の労力が大幅に低減されることとなる。
さらに具体的には上記請求項に記載のものにおいて以下の構成を付加してもよい。
<構成1>
請求項1ないし請求項16に記載の検出センサ、若しくは請求項11に記載のセンサシステムにおいて、
必要項目を特定する必要項目特定情報及び/又は不要項目を特定する不要項目特定情報を前記記憶手段に記憶するようにして必要項目の設定を行うことができる。
なお、「不要項目を特定する不要項目特定情報を記憶手段に記憶する」ことにより必要項目の設定を行うようにした場合、不要項目でない設定項目が必要項目とされることとなり、これが表示手段に表示されることとなる。
また、必要項目特定情報として必要メニューを特定する情報を記憶してもよく、必要項目を設定項目毎に特定する情報を記憶してもよい。あるいは不要項目特定情報として不要メニューを特定する情報を記憶してもよく、不要項目を設定項目毎に特定する情報を記憶するようにしてもよい。
<構成2>
請求項1に記載の検出センサにおいて、
前記設定手段は、前記設定項目が不要項目である場合に前記記憶手段に記憶される当該不要項目の設定情報を削除し、必要項目のみの設定情報を残すようにして、前記必要項目を設定するように構成できる。
このようにすれば、不要項目を削除して用いたい場合に有用な構成となる。
<構成3>
請求項7に記載の検出センサにおいて、
前記制御手段は前記必要項目の設定順序に対応して前記選択表示モードにおける表示手段への表示順序を決定するところに特徴を有する。
これにより、作業者が行なった設定作業を学習し、その学習結果に基づいて表示させる順番を自動的に入れ替えられるから、作業者の作業負担を低減することができるという効果が得られる。
<構成4>
請求項7に記載の検出センサにおいて、
前記表示手段における前記必要項目の表示順序を各必要項目の選択頻度の高いものを先に表示させる表示制御手段を備えたところに特徴を有する。
これにより、作業者が行なった設定作業を学習し、その学習結果に基づいて表示させる順番を自動的に入れ替えられるから、作業者の作業負担を低減することができるという効果が得られる。
<構成5>
請求項9ないし請求項15に記載の検出センサ、若しくは請求項16に記載のセンサシステムにおいて、
前記操作手段による入力操作、又は当該検出センサの外部に設けられた装置からの外部入力により、前記設定項目が不要か否かを区別するための入力情報が、設定項目単位及び/又は設定メニュー単位で入力可能に構成されており、
前記設定手段は、この入力情報に基づき、必要メニューが識別可能となるメニュー要否識別情報、及び前記設定項目が必要項目かを項目単位で識別可能となる項目別要否識別情報の少なくともいずれかを前記設定項目の要否情報として前記記憶手段に記憶し、
前記制御手段は、前記記憶手段に記憶される前記メニュー要否識別情報及び前記項目別要否識別情報の少なくともいずれかに基づき、前記必要項目のみを順次切り換えて前記表示手段へ表示させるように制御を行うように構成できる。
このようにすれば、設定項目単位及び/又は設定メニュー単位で必要項目を設定できる好適構成となる。具体的には、メニュー要否識別情報のみを記憶する構成であってもよく、項目別要否識別情報のみを記憶する構成であってもよい。若しくは、メニュー要否識別情報及び項目別要否識別情報を両方記憶するようにしてもよい。
<実施形態1>
本発明の実施形態1を図1ないし図7を参照しつつ説明する。
図1は第1実施形態に係る検出センサを示し、図2には検出センサのブロック図を示している。また、図3には検出センサが複数隣接配置されて構成されるセンサシステムを示す。図1では、検出センサ10として複数の機能を備えたファイバセンサを例示しており、このファイバセンサは、各機能にそれぞれ対応した複数の設定項目を選択的に表示可能な表示手段16と、作業者によって入力操作可能に構成される操作手段(モードキー12及びスイッチ14)とを備えた構成をなしている。
検出センサ10は、図2に示すように、所定の検出領域へ光を照射する投光素子(投光手段22)と、投光素子から照射された光を受光する受光手段24と、受光手段24の受光量にもとづいて被検出物の検出を行う検出手段(CPU20)とを備えている。さらに、投光素子の近傍に配置され、投光素子から照射される投光量を監視するモニタ用受光素子23と、モニタ用受光素子23の受光量に基づいて投光素子から照射される投光量が所定量となるように投光素子を駆動する駆動制御手段(CPU20が駆動制御手段に相当)とを備えた構成をなしており、設定項目の一例として、駆動制御手段を有効化するか無効化するかのいずれかの設定を行うものが備わっている。駆動制御手段を無効化する設定がなされた場合には、投光素子に対する駆動制御手段による駆動制御を禁止するように制御を行う。なお、ここでは、CPU20がこの禁止制御を行う無効化手段に相当する。
表示手段16は4桁の7セグメントLED16A〜16Dによって構成されている。さらに、この操作手段による入力操作に基づいて、複数の設定項目を一つずつあらかじめ決められた項目順通りに切り換えて表示手段16に表示するよう制御を行う制御手段を備えており、具体的には図2に示すCPU20がこの制御手段に相当する。また、この検出センサ10は、作業者による操作手段の操作に基づいて特定機能に対応する設定項目が表示手段16に選択的に表示される(図5参照)ことを条件として、その表示される設定項目に関する設定が可能となるように構成されるものである。
さらに、本実施形態において、設定項目は、関連するもの同士がまとめられて複数の設定メニューに分類されており、表示手段16は、これら複数の設定メニューのうち1つを選択的に表示可能に構成されている。設定メニューは、設定項目群として構成される。そして、操作手段は、表示手段16へ表示させる設定メニューを切り換える第一操作手段と、各設定メニューにおいて表示手段16へ表示させる設定項目を切り換える第二操作手段とを備えた構成とすることができ、これら第1操作手段と第2操作手段は互いに異なる操作手段によって構成してもよく、同一の操作手段をこれら第1及び第2操作手段に兼用していもよい。本実施形態では、第1操作手段及び第2操作手段が共にスイッチ14によって構成されている。より具体的には、スイッチ14は押すことによる第一入力形態、左右(プラス側又はマイナス側)に倒すことによる第二入力形態が可能となっており、スイッチ14を押すことにより第一操作手段として機能し、スイッチ14を左右に倒すことにより第二操作手段として機能するようになっている。
(基本設定)
また、検出センサ10では、各種設定が可能に構成されており、図4に示す基本設定と図5に示す詳細設定処理とに分けられる。基本設定処理は、RUN状態(即ち通常検出状態)においてモードキー12を押すことにより処理が開始され、まず通常検出状態からTEACH状態(ティーチングモード)に切り替わる。その後、モードキー12を押すごとに、「ADJ」(アジャスト設定)→「L/D ON」(L/D ON設定)→「TIMER」(タイマ動作設定)→「PRO」(詳細設定)→「MAS」(マスク設定)→「RUN」(通常検出状態)と切り替わるようになっている。基本設定の状態は、18A〜18Gのランプにて表示されるようになっている。具体的な処理の流れの一例としては図6に示すようなフローチャートのようなものが挙げられ、本実施形態では、各設定モードがランプ18A〜18Gに表示された状態で所定の操作を行うと、モード毎の処理が可能となる。
(マスク処理)
次にマスク処理について説明する。
本実施形態では、操作手段による入力操作、又は当該検出センサ10の外部に設けられた装置からの外部入力により、設定項目が不要か否かを区別する入力情報が、設定項目単位、及び設定メニュー単位で入力可能に構成されている。そして、設定手段は、この入力情報に基づき、各設定メニューを必要メニューと不要メニューとに識別するメニュー要否識別情報と、各設定項目を必要項目と不要項目とに項目単位で識別する項目別要否識別情報とを要否情報として記憶手段(ここでは図2に示すメモリ32)に記憶するように構成されている。メニュー要否識別情報は、必要メニューを特定する情報として構成してもよく、不要メニューを特定する情報として構成してもよい。或いは両方の情報を備えた構成としてもよい。また、項目別要否識別情報は、必要項目を設定項目毎に特定する情報として構成してもよく、不要項目を設定項目毎に特定する情報として構成してもよい。或いは、項目別要否識別情報において、所定の設定めメニューの設定項目が全て必要項目或いは不要項目を示すものである場合にその設定メニューを必要メニュー或いは不要メニューと識別するようにしてもよい(この場合項目別要否識別情報がメニュー要否識別情報を兼ねることとなる)。いずれにしても、これらメニュー要否識別情報及び項目別要否識別情報がメモリ32に記憶されるように設定がなされる。
そして、作業者による第一操作手段の操作に応じて、設定メニューをあらかじめ決められたメニュー順通りに切り換えて表示手段16へ選択的に表示させると共に、そのメニュー表示の際に、記憶手段(メモリ32)に記憶されるメニュー要否識別情報に基づき、必要メニュとされる設定メニューのみを順次切り換えて(ここでは、不要メニューとされる設定メニューを飛ばすように切り換えて)表示手段に表示させる。さらに、作業者による第二操作手段の操作に応じて、その選択的に表示された設定メニューに関する設定項目を、項目順通りに切り換えて表示させるように制御を行い、その設定項目の表示の際に、記憶手段(メモリ32)に記憶される項目別要否識別情報に基づき、必要項目のみを順次切り換えて(ここでは不要項目とされる設定項目を飛ばすように切り換えて)表示手段へ表示させる。
本実施形態では、図4に示すマスクモードにおいて、必要項目(或いは不要項目)の設定を設定項目単位又は設定メニュー単位で設定が可能となっている。当該マスクモードにおいて、設定の仕方は大きく分けて2通りあり、操作手段たるスイッチ14を使用して行う設定と、図3に概念的に示すような、外部装置100又は隣接する他の検出センサからの通信により行う外部設定とが可能となっている。
具体的には以下の通りに行うことができる。
図6のS210に示すマスクモードにおいて、スイッチ14を+側へ倒すと、そのたびに操作手段による操作設定(即ちスイッチ14による設定)と外部入力による外部設定(外部装置100又は他の検出センサからの設定)の間で切り替わるようになっている。具体的には例えば表示手段16において操作設定の場合の表示情報「MAS1」と、外部設定の場合の表示情報「MAS2]を切り換えるように制御を行うようにできる。そして、操作設定においてスイッチ14をプッシュすると、コード番号が表示される。最初は「1」と表示される。この状態では、「PRO1」をマスクする(削除する)か否かの設定が可能となる。コード番号は、例えば図7に示すように、設定メニュー及び設定項目に対応付けて設定することができる。
最初は「1」が緑色で表示されてマスクしない状態を表し、この状態でスイッチ14がプッシュされると、表示色が赤色に変わり、マスクすることが選択される(即ち、PRO1の設定メニューをマスクする情報がメモリ32に記憶される)。スイッチ14をプッシュするたびに表示が緑色と赤色とで切り替わるように構成され、マスクをするときは表示が赤色となるようにし、その状態でスイッチ14を+側に倒すと表示が「2」に切り替わり、次のコードに対応する設定(即ちPRO2の設定)が可能となる。同様にして順次設定することとなる。
図4にはマスク可能な機能とコードの対応例を示す。本実施形態では、マスク設定可能な機能は16あり、コード「15」の設定が終了すると、マスク機能の設定は終了するようになっている。ここではコード「15」の設定後、スイッチ14を+側へ倒すと、通信の実行について設定可能となる。具体的には、コード「15」の設定後、スイッチ14を+側へ倒すと「COPY」と表示され、その状態でスイッチ14をプッシュすると、「OFF」と表示が切り替わる。
「COPY」は上記設定した各マスク設定情報を他のセンサユニットにもコピーしたい場合に用いることができ、送信手段28及び受信手段26による通信機能(例えば、投光素子及び受光素子を利用した光通信)を利用して他のセンサユニットにもコピー可能となる。自器だけの設定にとどめたい場合は、「OFF」を選択する。そして、スイッチ14を+側へ倒すと、上記設定が終了し、最初のコード「1」の設定に戻る。全ての設定を終了するときはスイッチ14を2秒以上押すと、マスク設定を終了する。通信設定されている場合は、自器のマスク設定処理だけでなく、送信手段28から上記設定情報の送信処理が行われる。受信した検出センサは設定情報に基づいてマスク設定すると共に送信手段28から次のセンサユニットへ送信する。
(外部設定)
当該検出センサは、図3に示すように、複数並んで隣接配置されることによりセンサシステムを構成されており、図2に示すように検出センサの一方側に隣接配置された他の検出センサから送られてくる不要な設定項目又は不要な設定メニューに対応付けられた伝送信号を受信する受信手段を備えた構成をなしている。そして、この受信手段で受信された伝送信号を、当該検出センサの他方側に隣接配置された他の検出センサへ送信する送信手段とを有しており、設定手段は、受信手段を備えて構成され、この受信手段にて受信された伝送信号に基づいて不要項目が設定項目単位又は設定メニュー単位で設定可能とされている。
そして、図3のセンサシステムにおいては、複数の検出センサのうち、一端に配置される検出センサにおいて、外部からの通信に基いて不要項目を設定項目単位又は設定メニュー単位で設定可能に構成されており、かつその一端に配置される検出センサの送信手段は、外部からの通信に基づいて設定された不要な設定項目又は不要な設定メニューに対応する伝送信号を、隣接配置された他の検出センサに対して送信するように構成されている。
このような外部設定は具体的には以下のように行うことができる。
「MAS2」でスイッチ14をプッシュすると、外部設定項目に入る。表示手段16には、「no」と表示され、設定入力待ち状態となる。外部設定に際しては、例えば外部の制御機器(外部装置100)からRS−232Cを利用して外部入力手段30を用いて上記設定データを入力する。データが入力されると表示手段には「OK」と表示される。スイッチ14を+側へ倒すと、上記と同様に通信設定ができる。全ての設定を終了するときはスイッチ14を2秒以上押す。
図4に記載したマスク設定できる機能については、あくまでも一例であって、例えば、コードを増やして図2に示されている設定項目を全て個別にマスクできるようにしてもよいし、設定メニューのみをマスクできるように設定しても良い。これを説明すると、例えば高精度な検出を行うためには、投光量の安定化が需要である。そのため、投光量を安定化させるいわゆるAPC機能を搭載しているが、検出内容によってはこの機能は不要である。そのため、新たな機能として、APC機能の有効/無効を設定可能とするものである。 この機能は例えば、PRO1のシフトと応答時間切換の間に挿入され、マスクされない場合は、シフト→APC機能→応答時間切換となり、マスクされると、シフト→応答時間切換となる。 高精度な検出のみで使用するユーザはAPC機能をマスクすると、PRO1モードにおいて、シフト→応答時間切換となるので、操作手段の操作の煩雑さが低下できることとなる。無効化手段としては、例えばメモリ32に無効化するか否かの情報を記憶可能に構成し、無効化する情報が記憶されている場合には、駆動制御手段は駆動を行わないようにすることができる。
次に詳細設定処理について説明する。
詳細設定は図4に示す「PRO」モードにおいて行うことができ、図6のS18、S190に示すように、各種設定処理が選択された場合に実行される。制御手段は、操作手段の操作に応じて、設定項目を切り換えて表示手段へ表示させる際に、記憶手段に記憶される要否情報に基づき、不要項目とされる設定項目を飛ばすように切り換えて表示手段へ表示させるように制御を行う。具体的には図5に示すように、「PROモード」において、スイッチ14を+側へ1回倒すごとに、「PRO1」→「PRO2」→「PRO3]→「PRO4」→「PRO5」→「PRO1」と切り替わるようになっている。
例えば、「PRO1」においてスイッチ14をプッシュすると、応答時間切換に切り替わり、応答時間切換を行いたいときはこの状態でもう一度スイッチ14を押すと設定画面に切り替わって応答時間が設定可能となる。他の設定をしたいときは、先の応答時間切換状態からスイッチ14を+側へ倒すと、その回数によって、応答時間切換→タイマ設定→ヒステリシス→スタビリティ→シフト→応答時間切換と順次切り替わることとなる。そして、所望の状態でスイッチ14をプッシュすると、その設定が行えることとなる。設定が終わった状態で、モードキーを2秒以上押し続けるとRUN状態に復帰して通常検出を再開することとなる。モードキーを何回か押してモードをRUNモードに戻すこともできる。
<実施形態2>
実施形態2について図8ないし図12を参照して説明する。尚、上記実施形態1と同一部分には同一符号を付して重複する説明を省略するとともに、同一の作用・効果の説明についても省略することとする。
本実施形態では、モードキー12の押圧操作により「ADJ」→「L/D ON」→「TIMER」→「PRO」→「MAS」→「PIC」(PICKUP:追加設定)→「RUN」とメニューが切り換えられるようになっている(図9 参照)。即ち、「MAS」と「RUN」との間に「PIC」が追加されているところが実施形態1と相違している。
(ピックアップ処理)
本実施形態では、実施形態1と同様に、操作手段による入力操作又は検出センサ10の外部に設けられた装置からの外部入力により、設定項目が必要か否かを区別する入力情報が設定項目単位及び設定メニュー単位で入力可能に構成されている。そして、必要項目として設定された設定メニュー内の設定項目又は個別に設定された設定項目は追加設定メニュー「Pro6」として1まとめとされて、記憶手段たるメモリ32に記憶されるように構成されている。
作業者による第一操作手段の操作に応じて、設定メニューをあらかじめ決められたメニュー順通りに切り換えて表示手段16へ選択的に表示させると共に、そのメニュー表示の際に、メモリ32に記憶されるメニュー要否識別情報に基づき、追加設定メニューに含まれる必要項目を表示手段に表示させる。さらに、作業者による第二操作手段の操作に応じて、選択的に表示された追加設定メニューに関する必要項目を、項目順通りに切り換えて表示させるように制御を行い、その必要項目の表示の際に、必要項目のみを順次切り換えて表示手段へ表示させる。
本実施形態では、図9に示すピックアップモードにおいて、必要項目の設定を設定項目単位又は設定メニュー単位で入力可能となっている。このピックアップモードにおいて、設定の仕方は2通りあり、操作手段たるスイッチ14を使用して行なう方法と、図3に概念的に示すような外部装置10又は隣接する他の検出センサからの通信により他の検出センサからの通信により行う外部設定とが可能となっている。
図11のS230のピックアップ処理において、スイッチ14を+側へ倒すと、その度に操作手段による設定操作(即ちスイッチ14による設定)と外部入力による外部設定(外部装置100又は他の検出センサからの設定)の間で切り換わるようになっている。具体的には、表示手段16においてスイッチ14を押圧操作すると、表示情報「PIC1」と、外部設定の場合の表示情報「PIC2」を切り換えるように制御を行なうことができる。そして、操作設定においてスイッチ14を押圧操作すると、コード番号が表示され、最初は「1」と表示される。この状態では、「PRO1」に含まれる設定項目すべてをピックアップするか否かの設定が可能となる。コード番号は例えば図12に示すように、設定メニュー及び設定項目に対応付けて設定することができる。
最初は「1」が緑色で表示されてピックアップしない状態を表し、この状態でスイッチ14が押圧操作されると、表示色が赤色に変わり、ピックアップすることが選択される(即ち、PRO1の設定メニューをピックアップする情報がメモリ32に記憶される)。スイッチ14を押圧操作するたびに表示が緑色と赤色とで切り替わるように構成され、ピックアップするときは表示が赤色となるようにし、その状態でスイッチ14を+側に倒すと表示が「2」に切り替わり、次のコードに対応する設定(即ちPRO2の設定)が可能となる。同様にして順次設定することとなる。
「COPY」は上記設定した各ピックアップ設定情報を他のセンサユニットにもコピーしたい場合に用いることができ、送信手段28及び受信手段26による通信機能(例えば、投光素子及び受光素子を利用した光通信)を利用して他の検出センサにもコピー可能となる。自器だけの設定にとどめたい場合は、「OFF」を選択する。そして、スイッチ14を+側へ倒すと、上記設定が終了し、最初のコード「1」の設定に戻る。全ての設定を終了するときはスイッチ14を2秒以上押すと、ピックアップ設定を終了する。通信設定されている場合は、自器のピックアップ設定処理だけでなく、送信手段28から上記設定情報の送信処理が行われる。受信した検出センサは設定情報に基づいてピックアップ設定するとともに送信手段28から次の検出センサへ送信する。
(外部設定)
図3に示すセンサシステムにおいては、複数の検出センサのうち、一端に配置される検出センサ10において、外部からの通信に基いて必要項目を設定項目単位又は設定メニュー単位で設定可能に構成されており、かつその一端に配置される検出センサ10の送信手段は、外部からの通信に基づいて設定された不要な設定項目又は不要な設定メニューに対応する伝送信号を、隣接配置された他の検出センサ10に対して送信するように構成されている。
このような外部設定は具体的には以下のように行うことができる。
「PIC2」でスイッチ14を押圧操作すると、外部設定項目に入る。表示手段16には、「no」と表示され、設定入力待ち状態となる。外部設定に際しては、例えば外部の制御機器(外部装置100)からRS−232Cを利用して外部入力手段30を用いて上記設定データを入力する。データが入力されると表示手段には「OK」と表示される。スイッチ14を+側へ倒すと、上記と同様に通信設定ができる。全ての設定を終了するときはスイッチ14を2秒以上押圧する。
図12に記載したピックアップ設定できる機能については、あくまでも一例であって、例えば、コードを増やして図12に示されている設定項目を全て個別にピックアップできるようにしてもよいし、設定メニューのみをピックアップできるように設定しても良い。
尚、上記実施形態により、モードキー12が表示項目切換手段に相当し、CPU20が追加設定手段及び記憶制御手段に相当することは明らかである。
また、本実施形態では、上記構成3のような構成とすることもできる。
即ち、上記「PIC」モードにおいて設定された必要項目を「Pro6」にて順次表示させる際に、当該「PIC」モードにて必要項目として設定された順番で表示手段に順次表示させる構成である。
図12において、例えばコード番号を「12」→「6」→「13」の順番で選択し、設定操作した場合、「Pro6」において表示手段に表示される設定項目の順番は図10に示すように上記の設定操作が行なわれた順番で順次表示されることとなる。
このようにすれば、作業者が必要項目を表示させる順番を任意に設定することが可能となり、例えば予め設定作業の頻度の見当がついている場合には、その頻度が高い順番に設定操作を行なうようにすれば、設定作業における作業効率を高めることができる。
また、上記構成4のような構成としても良い。
即ち、制御手段は、上記「PIC」モードにて設定された各必要項目について設定操作された回数を計数し、この計数値を記憶手段に記憶する。そして、必要項目を「Pro6」にて順次表示させる際に上記の計数値を参照し、その値の大きい順で必須項目を表示手段に順次表示させるようにしている。
これにより、作業者が行なった設定作業を学習し、その学習結果に基づいて表示させる順番を自動的に入れ替えられるから、作業者の作業負担を低減することができるという効果が得られる。
本実施形態によれば、選択表示モードに切り換えることにより、必要項目を表示手段に表示させることができる。これにより、必要な項目のみを表示させることができるから、作業者の設定作業の作業負担を低減させることができる。
また、抽出設定メニューを追加設定することにより、必要項目を1まとめにし、この抽出設定メニューが選択されたときには、これに含まれている必要項目を順次表示手段にて表示するようになっている。これにより、他の設定項目から独立して必要項目のみを即座に表示させることができるから設定作業の迅速化を図ることができる。
さらに、必要項目を追加設定メニューとして1まとめにして記憶手段に記憶するようにしている。このようにすることで、特定の設定項目を頻繁に変更したい場合には好適な構成とされる。
<実施形態3>
本実施形態の検出センサについて図13ないし図15を参照して説明する。尚、上記実施形態と同一の部分については同一の符号を付して重複する説明を省略する。
本実施形態における検出センサは上記実施形態における検出センサに所謂学習機能を付加したものである。
本実施形態では、上記実施形態2と同様にモードキー12の押圧操作により「ADJ」→「L/D ON」→「TIMER」→「PRO」→「MAS」→「PIC」(PICKUP:追加設定)→「RUN」とメニューが切り換えられるようになっている(図9参照)。
本実施形態では、設定メニューとしてPro0〜Pro5が設けられており、制御手段による学習機能によって必要項目と判断された設定項目が設定メニュー「Pro0」としてひとまとめにされて記憶手段たるメモリ32に記憶されるように構成されている。また、設定メニュー「Pro0」には、この設定メニューに登録されている設定項目を必要項目から除外するCLEAR(クリア)項目があらかじめ登録されている。
CPU20には、各設定項目毎に操作手段にて選択された設定項目の選択回数をカウントするカウント機能が備えられており、メモリ32には各設定項目毎の選択回数を記憶するための領域が確保されている。
上記実施形態と同様に、作業者による第一操作手段の操作に応じて、設定メニューをあらかじめ決められたメニュー順通りに切り換えて表示手段16へ選択的に表示させると共に、そのメニュー表示の際に、メモリ32に記憶されるメニュー要否識別情報に基づき、追加設定メニューに含まれる必要項目を表示手段に表示させる。さらに、作業者による第二操作手段の操作に応じて、選択的に表示された追加設定メニューに関する必要項目を、項目順通りに切り換えて表示させるように制御を行い、その必要項目の表示の際に、必要項目のみを順次切り換えて表示手段へ表示させる。
また、設定項目の選択の仕方は上述したように、操作手段たるスイッチ14を使用して行なう方法の他に、図3に概念的に示すような外部装置10又は隣接する他の検出センサからの通信により他の検出センサからの通信により行う外部設定とが可能となっている。
<CPUの学習機能>
図14のフローチャートに示すように、設定メニューを選択し、選択した設定メニューの下位層に包含されている設定項目のうち、ある設定項目「α」(α:設定項目の名称)を選択すると(ステップS1)、CPU20は設定項目「α」の選択回数mをカウントする(ステップS2)。選択回数mが所定の値nに達しない場合には(ステップS3で「N」)、メモリ32に記憶されている設定項目「α」に関する選択回数mを書き換える(ステップS4)。一方、選択回数mが所定の値nに達していると判断した場合には(ステップS3で「Y」)、その設定項目「α」を必要項目として、即ち、Pro0の下位層として登録する(ステップS5)。
尚、所定の値nは作業者側で任意に変更することができるようにしてもよいし、CPUのプログラミングによって固定値としてもよい。
<具体例>
まず、モードキー12の押圧操作により「Pro」モードを選択し、スイッチ14を押圧操作する。そして、スイッチ14の傾倒操作によって表示手段に「Pro1」を表示させ押圧操作によって「Pro1」を選択する。さらに、スイッチ14の傾倒操作を行なうことにより図15に示す設定項目が順次表示手段に表示され、所望の設定項目が表示されたところでスイッチ14を押圧操作によって選択し、傾倒操作を行なうことによりその設定項目の設定を変更する。
例えば、設定項目「SPED」を選択した場合には、CPU20によって選択回数がカウントされる。「SPED」ははじめて選択されたので、選択回数は「1」となる。この選択回数「1」は所定の値「1」と一致しているから、CPU20はこの設定項目「SPED」を「Pro0」に登録する。
上記と同様の動作により、「Pro1」内の設定項目「DELY」、「ECO」を選択すると、これらの設定項目が「Pro0」に登録されることとなる。
上記「Pro0」に登録されている設定項目のうち、設定変更の必要がなくなった設定項目「SPED」を必要項目から除外したい場合には以下の手順によってこれを必要項目から除外することができる。
まず、モードキー12の押圧操作ににより「Pro」モードを選択し、スイッチ14を押圧操作する。そして、スイッチ14の傾倒操作によって表示手段に「Pro0」を表示させ押圧操作によって「Pro0」を選択する。さらに、スイッチ14の傾倒操作を行なうことにより図13に示す設定項目が順次表示手段に表示され、所望の設定項目「CLR」(クリア)が表示されたところでスイッチ14を押圧操作によって選択する。
スイッチ14を傾倒操作すると、「Pro0」に登録されている必要項目が順次表示されるから、「SPED」が表示されたところで、スイッチ14を押圧操作する。そうすると、設定項目「SPED」が「Pro0」から除外されて、以降は「Pro0」内の必要項目として表示されなくなる。
「COPY」は上記設定変更した設定情報を他のセンサユニットにもコピーしたい場合に用いることができ、送信手段28及び受信手段26による通信機能(例えば、投光素子及び受光素子を利用した光通信)を利用して他の検出センサにもコピー可能となる。自器だけの設定変更にとどめたい場合は、「OFF」を選択する。そして、スイッチ14を+側へ倒すと、上記設定変更が終了し、最初のコード「1」の設定に戻る。全ての設定を終了するときはスイッチ14を2秒以上押すと、設定を終了する。通信設定されている場合は、自器の設定変更処理だけでなく、送信手段28から上記設定情報の送信処理が行われる。受信した検出センサは設定情報に基づいて設定変更するとともに送信手段28から次の検出センサへ送信する。
(外部設定)
図3に示すセンサシステムにおいては、複数の検出センサのうち、一端に配置される検出センサ10において、外部からの通信に基いて上記の設定変更が可能となるように構成されており、かつその一端に配置される検出センサ10の送信手段は、外部からの通信に基づいて設定された伝送信号を、隣接配置された他の検出センサ10に対して送信するように構成されている。
このような外部設定は具体的には以下のように行うことができる。
「PIC2」でスイッチ14を押圧操作すると、外部設定項目に入る。表示手段16には、「no」と表示され、設定入力待ち状態となる。外部設定に際しては、例えば外部の制御機器(外部装置100)からRS−232Cを利用して外部入力手段30を用いて上記設定データを入力する。データが入力されると表示手段には「OK」と表示される。スイッチ14を+側へ倒すと、上記と同様に通信設定ができる。全ての設定を終了するときはスイッチ14を2秒以上押圧する。
本実施形態によれば、所定回数選択された設定項目については必要項目として自動的に選択されることとなるから、必要項目の設定作業が省略されて作業性が向上する。
例えば、必要項目に選択されている設定項目の中で設定操作が不要となった設定項目が存在するときには、その必要項目を除外することが出来るから、必要項目として不要な設定項目を無用に必要項目として選択し続けることがなく、設定作業性の向上に寄与することとなる。
<他の実施形態>
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれ、さらに、下記以外にも要旨を逸脱しない範囲内で種々変更して実施することができる。
(1)上記実施形態では、設定項目を設定メニュー単位及び設定項目単位の両方においてマスク可能な構成を例示したが、設定メニュー単位でマスク可能とせずに、項目単位のみでマスクするようにしてもよい。逆に項目単位でマスク可能とせずに設定メニュー単位のみでマスクするようにしてもよい。
(2)上記実施形態では、複数の検出センサを隣接配置して送受信を行い、設定情報をコピーする構成を例示したが、単独の検出センサのみで構成してもよい。
(3)上記実施形態では、設定項目群と、いずれかの設定項目群に属する各設定項目との2層構成を例示したが、3層以上の構成としてもよい。この場合、例えば、設定項目を第1層とし、この設定項目をまとめた分類を第2層とし、さらにこれら第2層を関連するもの同士でまとめて第3層を構成するようにしてもよい。このような多層構成とした場合、各層においてそれぞれマスク可能とすることができる。
(4)上記実施形態では、要否情報をメモリに記憶することにより設定を行っていたが、このようにせずに、設定項目が不要項目である場合には、記憶手段(メモリ)に記憶される当該不要項目の設定情報を削除し、必要項目のみの設定情報を残すようにして、設定項目が不要項目か必要項目かを設定するようにしてもよい。或いは、設定メニューが不要メニューである場合に、その不要メニューを削除(例えば、その不要メニューにおける設定項目を全て削除)するように設定を行ってもよい。
実施形態1に係る検出センサの要部を例示する正面図 実施形態1に係る検出センサのハードウエア構成を例示するブロック図 図1の検出センサを複数用いて構成されるセンサシステムを例示する概念図 基本設定処理について概念的に説明する説明図 設定メニュー及び設定項目を表示態様と共に説明する説明図 基本設定処理の流れの一例を示すフローチャート マスク設定の対象項目例を概念的に示す説明図 実施形態2に係る検出センサの要部を例示する正面図 基本設定処理について概念的に説明する説明図 設定メニュー及び設定項目を表示態様と共に説明する説明図 基本設定処理の流れの一例を示すフローチャート ピックアップ設定の対象項目例を概念的に示す説明図 実施形態3に係る検出センサにおいて設定メニュー及び設定項目を説明する説明図 制御手段の学習機能を示すフローチャート 設定メニュー及び設定項目を示した概念図
符号の説明
1…センサシステム
10…検出センサ
12…モードキー
14…スイッチ(操作手段、第一操作手段、第二操作手段)
16…表示手段
20…CPU(設定手段、制御手段、検出手段、駆動制御手段、無効化手段)
22…投光手段(投光素子)
23…モニタ用受光手段(モニタ用受光素子)
24…受光手段
26…受信手段
28…送信手段
32…メモリ(記憶手段)
100…外部装置

Claims (16)

  1. 複数の機能を備えた検出センサであって、
    各機能にそれぞれ対応した複数の設定項目を選択的に表示可能な表示手段と、
    作業者によって入力操作可能に構成される操作手段と、
    前記複数の設定項目に関する設定情報を記憶する記憶手段と、
    前記操作手段による入力操作に基づいて、前記複数の設定項目を一つずつあらかじめ決められた項目順通りに切り換えて前記表示手段に表示するよう制御を行う制御手段とを備え、
    作業者による前記操作手段の操作に基づいて所定設定項目が前記表示手段に選択的に表示されることを条件として、その表示される設定項目に関する設定が可能となる検出センサにおいて、
    前記設定項目のうち、必要項目を設定する設定手段を備え、
    前記制御手段は、前記操作手段の操作に応じて、前記記憶手段に記憶される前記設定項目を切り換えて前記表示手段へ表示させる際に、前記設定手段における設定に基づき、前記必要項目とされた設定項目のみを順次切り換えて前記表示手段へ表示させるように制御を行うことを特徴とする検出センサ。
  2. 前記設定手段は、前記記憶手段において、前記設定情報と共に前記設定項目の要否情報を記憶するようにして前記必要項目を設定し、
    前記制御手段は、前記設定項目を切り換えて前記表示手段へ表示させる際に、前記記憶手段に記憶される前記要否情報に基づき、前記必要項目とされた設定項目のみを順次切り換えて前記表示手段へ表示させるように制御を行うことを特徴とする請求項1に記載の検出センサ。
  3. 前記設定手段は、
    前記複数の設定項目に対してそれぞれ設定操作が行なわれた回数を計数するカウント手段と、
    前記カウント手段における計数値があらかじめ決められた回数に達した設定項目を前記必須項目として選択する選択手段によって構成されていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の検出センサ。
  4. 前記必要項目とされた設定項目について、前記記憶手段に記憶されている前記要否情報をそれぞれ初期化するリセット手段が備えられていることを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれかに記載の検出センサ。
  5. 前記設定手段は作業者の前記操作手段における操作に基づいて前記設定項目を前記必要項目として設定するようにしたことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の検出センサ。
  6. 前記必要項目のみを順次切り換えて前記表示手段に表示させる選択表示モードと、前記記憶手段に記憶されているすべての設定項目を順次切り換えて前記表示手段に表示させる全項目表示モードとを選択する表示項目切換手段を備え、
    前記制御手段は、
    前記選択表示モードに切換設定されているときには、前記必要項目のみを順次切り換えて前記表示手段へ表示させる一方、前記全項目表示モードに切換設定されているときには、前記記憶手段に記憶されているすべての設定項目を順次切り換えて前記表示手段に表示させることを特徴とする請求項1ないし請求項5のいずれかに記載の検出センサ。
  7. 前記設定項目は、関連するもの同士がまとめられて複数の設定メニューに分類され、
    前記表示手段は、これら複数の設定メニューのうち1つを選択的に表示可能に構成され、
    前記操作手段は、前記表示手段へ表示させる前記設定メニューを切り換える第一操作手段と、各設定メニューにおいて前記表示手段へ表示させる前記設定項目を切り換える第二操作手段とを備えるとともに、前記複数の設定メニューに分類される全設定項目のうち、前記必要項目のみで構成される設定メニューを追加設定する追加設定手段を備え、
    前記設定手段は、前記必要項目を設定項目単位で設定可能に構成され、
    前記制御手段は、
    作業者による前記第一操作手段の操作に応じて、前記設定メニューをあらかじめ決められたメニュー順通りに切り換えて前記表示手段へ選択的に表示させると共に、
    作業者による前記第二操作手段の操作に応じて、その選択的に表示された設定メニューに関する設定項目を前記項目順通りに切り換えて表示させるように制御を行い、その設定項目の表示の際に、前記設定手段における前記設定項目単位での設定に基づき、前記必要項目のみを順次切り換えて前記表示手段へ表示させる一方、
    前記追加設定手段にて追加設定された設定メニューにおいて、前記表示手段に前記必要項目を順次切り換えて表示させるようにしたことを特徴とする請求項1ないし請求項6のいずれかに記載の検出センサ。
  8. 前記追加設定手段で追加設定された設定メニューに含まれる必要項目を当該設定メニューの下位層として前記記憶手段に記憶させる記憶制御手段をさらに備えることを特徴とする請求項7に記載の検出センサ。
  9. 前記設定項目は、関連するもの同士がまとめられて複数の設定メニューに分類され、
    前記表示手段は、これら複数の設定メニューのうち1つを選択的に表示可能に構成され、
    前記操作手段は、前記表示手段へ表示させる前記設定メニューを切り換える第一操作手段と、各設定メニューにおいて前記表示手段へ表示させる前記設定項目を切り換える第二操作手段とを備えた構成をなし、
    前記設定手段は、前記必要項目を設定項目単位で設定可能に構成され、
    前記制御手段は、
    作業者による前記第一操作手段の操作に応じて、前記設定メニューをあらかじめ決められたメニュー順通りに切り換えて前記表示手段へ選択的に表示させると共に、
    作業者による前記第二操作手段の操作に応じて、その選択的に表示された設定メニューに関する設定項目を前記項目順通りに切り換えて表示させるように制御を行い、その設定項目の表示の際に、前記設定手段における前記設定項目単位での設定に基づき、前記必要項目のみを順次切り換えて前記表示手段へ表示させることを特徴とする請求項1ないし請求項6のいずれかに記載の検出センサ。
  10. 前記設定手段は、前記必要項目を、設定項目単位及び設定メニュー単位で設定可能に構成されており、
    前記制御手段は、
    作業者による前記第一操作手段の操作に応じて、前記設定メニューをあらかじめ決められたメニュー順通りに切り換えて前記表示手段へ選択的に表示させると共に、そのメニュー表示の際に、前記設定手段における前記設定メニュー単位での設定に基づき、必要メニューのみを順次切り換えて前記表示手段に表示させ、
    作業者による前記第二操作手段の操作に応じて、その選択的に表示された設定メニューに関する設定項目を、前記項目順通りに切り換えて表示させるように制御を行い、その設定項目の表示の際に、前記設定手段における前記設定項目単位での設定に基づき、前記必要項目のみを順次切り換えて前記表示手段へ表示させることを特徴とする請求項9に記載の検出センサ。
  11. 前記複数の設定メニューに分類される全設定項目のうち、前記必要項目のみで構成される設定メニューを追加設定する追加設定手段を備え、
    前記制御手段は、
    前記追加設定手段にて追加設定された前記設定メニューにおいて、前記表示手段に前記必要項目を順次切り換えて表示させるようにしたことを特徴とする請求項9又は請求項10に記載の検出センサ。
  12. 前記追加設定手段で追加設定された設定メニューに含まれる必要項目を当該設定メニューの下位層として前記記憶手段に記憶させる記憶制御手段をさらに備えることを特徴とする請求項11に記載の検出センサ。
  13. 前記設定項目は、関連するもの同士がまとめられて複数の設定メニューに分類され、
    前記表示手段は、これら複数の設定メニューのうち1つを選択的に表示可能に構成され、
    前記操作手段は、前記表示手段へ表示させる前記設定メニューを切り換える第一操作手段と、各設定メニューにおいて前記表示手段へ表示させる前記設定項目を切り換える第二操作手段とを備えた構成をなし、
    前記設定手段は、前記必要項目を前記設定メニュー単位で設定可能に構成され、
    前記制御手段は、
    作業者による前記第一操作手段の操作に応じて、前記設定メニューをあらかじめ決められたメニュー順通りに切り換えて前記表示手段へ選択的に表示させると共に、そのメニュー表示の際に、前記設定手段における前記設定メニュー単位での設定に基づき、必要メニューのみを順次切り換えて前記表示手段に表示させ、
    作業者による前記第二操作手段の操作に応じて、その選択的に表示された設定メニューに関する設定項目を、前記項目順通りに切り換えて前記表示手段へ表示させることを特徴とする請求項1ないし請求項6のいずれかに記載の検出センサ。
  14. 所定の検出領域へ光を照射する投光素子と、
    前記投光素子から照射された光を受光する受光手段と、
    前記受光手段の受光量に基づいて被検出物の検出を行う検出手段と、
    前記投光素子の近傍に配置され、前記投光素子から照射される投光量を監視するモニタ用受光素子と、
    前記モニタ用受光素子の受光量に基づいて前記投光素子から照射される投光量が所定量となるように前記投光素子を駆動するように構成される駆動制御手段とを有し、
    前記設定項目として、少なくとも前記駆動制御手段を有効化するか無効化するか設定するための項目が備わっており、
    前記無効化する設定がなされた場合に、前記駆動制御手段による前記投光素子に対する駆動制御を禁止する無効化手段を備えたこと特徴とする請求項1ないし請求項13のいずれかに記載の検出センサ。
  15. 当該検出センサは、複数並んで隣接配置されることによってセンサシステムを構成するものであり、
    当該検出センサの一方側に隣接配置された他の検出センサから送られてくる必要項目又は必要メニューに対応付けられた伝送信号を受信する受信手段と、
    この受信手段で受信された前記伝送信号を、当該検出センサの他方側に隣接配置された他の検出センサへ送信する送信手段とを有し、
    前記設定手段は、前記受信手段を備えて構成され、この受信手段にて受信された前記伝送信号に基づいて前記必要項目が設定項目単位又は設定メニュー単位で設定可能とされたことを特徴とする請求項1ないし請求項14のいずれかに記載の検出センサ。
  16. 請求項15に記載の検出センサを複数用いるとともに、それら複数の検出センサが隣接配置されたセンサシステムであって、
    前記複数の検出センサのうち、一端に配置される検出センサにおいて、前記設定手段は、所定の外部装置からの通信により前記必要項目又は前記必要メニューに対応付けられた伝送信号を受信すると共に、前記必要項目を設定項目単位又は設定メニュー又単位で設定可能に構成され、かつその一端に配置される検出センサの前記送信手段は、前記外部装置から通信された必要項目又は必要メニューに対応する前記伝送信号を他の検出センサに対して送信することを特徴とするセンサシステム。
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