JP2002334391A - 連結型センサシステム - Google Patents

連結型センサシステム

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JP2002334391A JP2001139389A JP2001139389A JP2002334391A JP 2002334391 A JP2002334391 A JP 2002334391A JP 2001139389 A JP2001139389 A JP 2001139389A JP 2001139389 A JP2001139389 A JP 2001139389A JP 2002334391 A JP2002334391 A JP 2002334391A
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 光電センサの受光量レベルを、一定の条件で
正確にモニタする連結型センサシステムを提供する。 【解決手段】 各センサユニットは、隣接センサユニッ
ト間の信号伝達用コネクタ手段と、隣接センサユニット
間での双方向データ通信用の双方向通信手段と、物体検
知用投受光手段と、オン及び/又はオフ期間の受光量レ
ベルの代表値を生成して受光量現在値として適当な更新
タイミングで更新しつつ保持する受光量現在値生成保持
手段と、双方向通信手段を介して隣接する一方の側のセ
ンサユニットから受信した特定コマンドが自機を指定す
る時には、その時点で保持されている受光量現在値を当
該コマンドに対するレスポンスとして双方向通信手段を
介してコマンド到来側の隣接光電センサユニットへと返
送し、自機を指定するものではない時には当該コマンド
を双方向通信手段を介して隣接する他方の側の光電セン
サユニットへと送信するコマンド対応処理手段とを有す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、ファイバ型光電
センサ、近接センサ、超音波センサ等のヘッド分離型セ
ンサの本体ユニット(以下、『センサユニット』と称す
る)を制御盤内に密に隣接してコンパクトに収容するに
好適な連結型センサシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】連結型光電センサシステムを構成するフ
ァイバ型光電センサは、センサユニット(業界では『ア
ンプユニット』とも言う)と、このセンサユニットから
導出された光ファイバの先端に設けられたセンサヘッド
とを有する。
【0003】センサユニットは薄型ハウジングを有す
る。この薄型ハウジング内には、往路光ファイバに結合
される発光ダイオードを含む検出用投光系回路と、復路
光ファイバに結合されるフォトダイオードを含む検出用
受光系回路と、検出用受光系回路から得られる受光出力
を処理してON/OFFデータや光量データを生成する
信号処理回路等が含まれている。
【0004】センサユニットを構成する薄型ハウジング
は、通常、DINレール等の取付具を介して互いに密に
隣接して制御盤内に整列状態で装着される。各センサユ
ニットからは、スイッチング出力や光量データ等を導出
してプログラマブルコントローラ等に伝えるためのケー
ブルが引き出される。
【0005】センサユニットの連結台数は、16台、3
2台、64台と言ったように、多数台数に亘るのが普通
である。そのため、それらセンサユニットの個々から導
出される多数のケーブルをコンパクトに纏めて配線する
のは手間がかかる。
【0006】ひとつの解決策としては、相隣接するセン
サユニット同士を順次にコネクタ(電気コネクタ、光コ
ネクタ等)で結び、個々のセンサユニットから生成され
るON/OFFデータや光量データ等をバケツリレー方
式で順次にセンサユニット間で一方向へシリアルに伝送
して、センサユニット列の最端部に位置するセンサユニ
ットから取り出すように構成することが考えられる。
【0007】このような構成を採用すれば、個々のセン
サユニットから信号導出用のケーブルを引き出すのが不
要となり、配線を著しく簡素化することができる。伝送
方向を双方向とすれば、逆に、最端部のセンサユニット
から個々のセンサユニットに各種のコマンドやデータを
送り込むこともできる。
【0008】センサユニット列の一つ(例えば、最端部
に位置するセンサユニット)とFAシステムに多く採用
されるフィールドバスとの間に通信ユニット(『バスユ
ニット』等とも称する)を介在させれば、センサユニッ
ト列のバケツリレー通信並びにフィールドバス通信を順
に経由して、各センサユニットとフィールドバス上の他
の制御機器(例えば、プログラマブルコントローラ、他
の各種センサ)や上位パソコン等との間で直接的に双方
向データ通信を実現することもできる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】センサユニットとして
光電センサユニットを採用する場合、その基本的な機能
としては、物体検知光を投光する投光素子と物体検知光
を受光する受光素子とを有する物体検知用投受光手段が
必要とされる。物体検知出力として二値信号を生成する
ためには、受光量レベルと比較されるべき適切なしきい
値が必要とされる。このしきい値が不適切であれば、物
体検知動作に支障を来す。一方、しきい値が適切であっ
ても、投光素子や受光素子の劣化等により、投光強度や
受光信号強度が変動すれば、同様に物体検出に支障を来
す。
【0010】そのため、光電センサの動作信頼性を検証
するためには、受光量レベルのモニタが必要となる。よ
り具体的には、モニタが必要とされる場合、そのような
タイミングで、センサユニット列を構成する最端部のセ
ンサユニットに対しモニタ要求コマンドを送り込む。送
り込まれたモニタ要求コマンドは、センサユニット列間
においてバケツリレー方式で順次転送され、目的とする
センサユニットに取り込まれる。すると、モニタコマン
ドを取り込んだセンサユニットでは、適当なタイミング
で受光量レベルを読み取り、これをモニタ要求コマンド
に対するレスポンスとして、センサユニット列の受付側
端部に位置するセンサユニットへ向けて送り出す。する
と、この受光量レベルを含むレスポンスは、センサユニ
ット列間において順次バケツリレー方式で転送され、モ
ニタコマンド発行元へと転送される。
【0011】ところで、各センサユニットにおける受光
量レベルは、検知対象領域に物体の存在するON期間と
物体の存在しないOFF期間とでは大きく異なる。適切
なしきい値を判定するためには、ON期間および/また
はOFF期間における受光量レベルを適切にモニタせね
ばならない。
【0012】しかし、各センサユニットにおいて、いつ
の時点でON期間が生じ、またいつの時点でOFF期間
が生ずるかは予測できない。ON期間とOFF期間とが
例えば50%程度のデューティであれば予めモニタタイ
ミングを設定しても無理なくON期間又はOFF期間の
受光量レベルをモニタすることができる。一般の制御状
態を想定すると、物体の存在しないOFF期間に比べ、
物体の存在するON期間は著しく短い。
【0013】このことからすると、各センサユニットに
おいて、モニタコマンドに応答して、正確にON期間お
よび/またはOFF期間の受光量レベルをサンプルする
ことはかなり困難である。
【0014】本発明者等は、センサユニットにおけるO
N期間および/またはOFF期間の受光量レベルを正確
に一定の条件でモニタできれば、そのモニタされたデー
タを様々な制御の目的に利用できるという着想を得た。
例えば、投受光光学系が一定であっても、検出されるべ
き物体が大小異なれば、受光量レベルは変動する。その
ため、一定の条件でサンプルされた受光量レベルに基づ
き、逆に検出対象物体の大きさや距離を判定し、その判
定結果を用いて制御システムを構成することもできる。
【0015】この発明は、上述の技術的背景に鑑みなさ
れたものであり、その目的とするところは、光電センサ
における受光量レベルを、一定の条件で正確にモニタす
ることを可能とした連結型センサシステムを提供するこ
とにある。
【0016】この発明の他の目的とするところは、光電
センサのみならず、超音波センサやインパルスセンサ等
のように、放射体を媒介として検出動作を行うセンサに
おいて、ON期間および/またはOFF期間における放
射受取強度レベルを一定の条件下において正確にモニタ
することを可能とした連結型センサシステムの提供を目
的とするところにある。
【0017】この発明の他の目的とするところは、その
ような連結センサシステムの実現に好適な要素技術を提
供することにある。
【0018】この発明のさらに他の目的並びに作用効果
については、以下の明細書の記載を参照することによ
り、当業者であれば容易に理解されるであろう。
【0019】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めの連結型センサシステムは、互いに密に隣接して配置
されると共にコネクタ手段を介して隣接するもの同士で
信号伝達可能に結合され、隣接するもの同士でバケツリ
レー方式でデータの受け渡しを行う複数台のセンサユニ
ットを有する。
【0020】センサユニットの各々には、各側のコネク
タ手段と、双方向通信手段と、物体検知用投受光手段
と、受光量現在値生成保持手段と、コマンド対応処理手
段と、が設けられる。
【0021】各側のコネクタ手段は、隣接するセンサユ
ニットとの間における信号の伝達を可能とする。
【0022】双方向通信手段は、各側のコネクタ手段を
介して隣接するセンサユニットとの間で双方向にデータ
通信を可能とする。
【0023】物体検知用投受光手段は、物体検知光を投
光する投光素子と、物体検知光を受光する受光素子とを
有する。
【0024】受光量現在値生成保持手段は、ON期間お
よび/またはOFF期間の代表値を生成すると共に、こ
れを受光量現在値として適当な更新タイミングを以って
更新させつつ保持する。ここで、『受光量レベルの代表
値』としては、様々な値を採用することができる。例え
ば、受光量レベルの平均値や最大値や最小値を代表値と
することができる。
【0025】コマンド対応処理手段は、双方向通信手段
を介して隣接する一方の側のセンサユニットから受信し
た特定コマンドの内容が自機を指定するものであるとき
にはその時点で保持されている受光量現在値を当該コマ
ンドに対するレスポンスとして、双方向通信手段を介し
てコマンド到来側の隣接センサユニットへと返送する一
方、自機を指定するものでないときには、当該コマンド
を双方向通信手段を介して隣接する他方の側のセンサユ
ニットへと送信する。
【0026】このような構成によれば、センサユニット
の側で常時一定の条件下において受光量レベルをサンプ
ルし、しかも受光量現在値として適当な更新タイミング
を以って更新させつつ、保持しているため、いついかな
る時点でモニタコマンドが到来しても、正確に条件の揃
った受光量レベルをコマンドに対するレスポンスとして
コマンド発行元へと返送することができる。
【0027】本発明の好ましい実施の形態においては、
受光量レベルの代表値が、受光量レベルのピークホール
ド値又はボトムホールド値であってもよい。
【0028】このような構成によれば、それらのピーク
ホールド値又はボトムホールド値は、検出環境下におい
て安定しているため、信頼性の高い受光量レベルをモニ
タすることが可能となる。
【0029】このとき、明状態オン方式のセンサにおい
ては、受光量レベルの代表値が受光量レベルのピークホ
ールド値とされ、かつ暗状態オン方式のセンサにおいて
は、受光量レベルの代表値が受光量レベルのボトムホー
ルド値とすることが好ましい。
【0030】又、好ましい実施の形態においては、明状
態オン方式による動作モードと暗状態オン方式による動
作モードとを併有し、モード切替設定器の設定状態によ
り、それらのモードのいずれかが選択的に実行され、か
つモード切替器の設定状態に応じてピークホールド処理
又はボトムホールド処理の選択が自動的に行われるよう
にしてもよい。
【0031】又、好ましい実施の形態においては、受光
量現在値の更新タイミングが、オン期間からオフ期間へ
と切り替わるタイミングとしてもよい。
【0032】本発明連結型センサシステムのセンサユニ
ットは、コネクタ手段と、双方向通信手段と、物体検知
用投受光手段と、受光量現在値生成保持手段と、コマン
ド対応処理手段と、を有する。
【0033】各側のコネクタ手段は、隣接するセンサユ
ニットとの間における信号の伝達を可能とする。
【0034】双方向通信手段は、各側のコネクタ手段を
介して隣接するセンサユニットとの間で双方向にデータ
通信を可能とする。
【0035】物体検知用当受光手段は、物体検知光を投
光する投光素子と物体検知光を受光する受光素子とを有
する。
【0036】受光量現在値生成保持手段は、オン期間お
よび/またはオフ期間の受光量レベルの代表値を生成す
ると共に、これを受光量現在値として適当な更新タイミ
ングをもって更新させつつ保持する。
【0037】コマンド対応処理手段は、双方向通信手段
を介して隣接する一方の側のコネクタ手段を経由して受
信した特定コマンドの内容が自機を指定するものである
ときには、その時点で保持されている受光量現在値を当
該コマンドに対するレスポンスとして、双方向通信手段
を介してコマンド到来側のコネクタ手段へと返送する一
方、自機を指定するものではないときには、当該コマン
ドを双方向通信手段を介して隣接する他方の側のコネク
タ手段へと送信する。
【0038】本発明センサユニットの好ましい実施の形
態においては、受光量レベルの代表値が、受光量レベル
のピークホールド値又はボトムホールド値であってもよ
い。
【0039】本発明センサユニットの好ましい実施の形
態においては、明状態オン方式のセンサにおいては、受
光量レベルの代表値が受光量レベルのピークホールド値
とされ、かつ暗状態オン方式のセンサにおいては、受光
量レベルの代表値が受光量レベルのボトムホールド値と
されるようにしてもよい。
【0040】本発明センサユニットの好ましい実施の形
態においては、明状態オン方式による動作モードと暗状
態オン方式による動作モードとを併有し、モード切替設
定器の設定状態により、それらのモードのいずれかが選
択的に実行され、かつモード切替器の設定状態に応じて
ピークホールド値又はボトムホールド値の選択が自動的
に行われるようにしてもよい。
【0041】本発明センサユニットの好ましい実施の形
態においては、受光量現在値の更新タイミングが、オン
期間からオフ期間へと切り替わるタイミングであっても
よい。
【0042】本発明の放射媒介型センサは、放射送出手
段と、放射受取手段と、物体検知出力生成手段と、受取
強度現在値生成保持手段と、受取強度現在値を表示およ
び/または出力する手段と、を有する。
【0043】放射送出手段は、検知対象領域に向けて
光、超音波、電磁波等の放射を送出する。
【0044】放射受取手段は、放射送出手段から送出さ
れたのち、検知対象領域を経由して到来する放射を受け
取る。
【0045】放射受取手段は、受け取られた放射強度を
基準値と比較してオンオフ信号である物体検知出力を生
成する。
【0046】受取強度現在値生成保持手段は、物体検知
出力生成手段と、オン期間および/またはオフ期間の放
射受取強度レベルの代表値を生成すると共に、これを受
取強度現在値として適当な更新タイミングをもって更新
させつつ保持する。
【0047】受取強度現在値を表示および/または出力
する手段は、受取強度現在値生成保持手段に保持された
受取強度現在値を表示および/または出力する。
【0048】本発明放射媒介型センサの好ましい実施の
形態においては、放射受取強度レベルの代表値がピーク
ホールド値又はボトムホールド値であってもよい。
【0049】本発明放射媒介型センサの好ましい実施の
形態においては、受取強度現在値の更新タイミングが、
オン期間からオフ期間へと切り替わるタイミングであっ
てもよい。
【0050】
【発明の実施の形態】以下に、この発明に係る連結型セ
ンサシステム、並びに、それを構成するセンサユニッ
ト、通信ユニットの一実施形態を添付図面を参照しなが
ら詳細に説明する。
【0051】本発明のセンサシステムの一実施形態を示
す斜視図が図1に示されている。同図に示される連結型
センサシステムは、ファイバ型光電センサシステムを構
成している。
【0052】すなわち、このセンサシステムは、16台
のセンサユニットSU1〜SU16と、1台のバスユニ
ット(本発明の通信ユニットに相当)BUとを、互いに
密に隣接して、DINレール1を介して1列に連装して
構成されている。尚、DINレール1は、例えば制御盤
内の機器取付面に装着されている。
【0053】センサユニットSU1〜SU16のそれぞ
れは、連装方向へ幅の薄い略矩形のハウジングを有す
る。図示例では、このハウジングの下面側には、DIN
レール1に嵌め込まれる凹部が、また上面側には表示部
2と操作部3とが設けられている。表示部2は図では4
個の7セグメント表示器で構成されている。又、操作部
3は、図示を省略したが、マイクロタイプの押しボタン
スイッチや、DIPスイッチ等で構成される。これらの
表示部2や操作部3は、各センサユニットの状態を表示
したり、設定操作等のために使用される。
【0054】センサユニットSU1〜SU16の各ハウ
ジング後面側には往路光ファイバ4aと復路光ファイバ
4bとが引き出されている。これらの光ファイバの先端
5a,5bには、投光口と受光口とが形成されている。
これらの投光口と受光口とを向かい合わせに位置決めす
れば、透過型光電センサが構成される。これらの投光口
と受光口とをほぼ平行に位置決めして、対象物体へ対向
させれば、反射型の光電センサが構成される。
【0055】センサユニットSU1〜SU16の電気的
なハードウェア構成については後に詳細に説明するが、
要するに、それらのハウジング内には図において直立状
態に姿勢を保たれる回路基板が内蔵される。この回路基
板上には、検出用投光系回路と、検出用受光系回路と、
信号処理回路とが搭載される。検出用投光系回路には投
光用のLEDが内蔵される。検出用の受光系回路には受
光用のフォトダイオードが内蔵される。信号処理回路に
は、受光系回路から得られる受光出力をA/D変換して
サンプリングしたり、受光出力を二値化してON/OF
Fデータを生成する二値化回路等が内蔵される。こうし
て得られた、受光光量データやON/OFFデータは、
後に詳細に説明するように、相隣接するセンサユニット
間でコネクタ手段を介してバケツリレー方式で受け渡さ
れ、最終的にセンサユニット列の最端部に位置するセン
サユニットSU1へと運ばれ、ここからバスユニットB
Uを介して、フィールドバス上のプログラマブルコント
ローラ(PLC)や上位コンピュータ等へと送出され
る。
【0056】後に詳細に説明するが、センサユニットS
U1〜SU16の各ハウジング内には、図において直立
状態に姿勢を保たれた回路基板が支持される。この回路
基板の両面には、一対の投受光素子で構成される光コネ
クタが設けられる。一方、これら光コネクタと対向する
ハウジング両側面には、投受光用窓が開口形成される。
従って、相隣接するセンサユニットは、この光通信用窓
を介して、相互に信号伝達を行う。
【0057】次に、バスユニットBUの構成について説
明する。バスユニットBUは、図ではセンサユニットS
U1〜SU16よりもやや幅広に描かれている。バスユ
ニットBUの機能は、後に詳細に説明するが、センサユ
ニット列SU1〜SU16と、FAシステム用のフィー
ルドバスとの間にあって、両者間におけるプロトコル変
換を担うものである。すなわち、このセンサシステムに
おいては、相隣接するセンサユニット間においては、後
述する光通信プロトコルを介して、双方向データ通信が
行われる。これに対して、バスユニットBUが接続され
るフィールドバス上においては、フィールドバスプロト
コルを用いて双方向データ伝送が行われる。尚、このフ
ィールドバスの代表的なものとしては、ASI,DEV
ICENet,Profibus等が挙げられる。フィ
ールドバスには一般的にPLCやFAパソコン等が接続
される。
【0058】そのため、バスユニットBUでは、光通信
プロトコルとフィールドバスプロトコルとの変換を行う
ことによって、フィールドバス上のPLCや上位パソコ
ンと本発明のセンサ列システムSU1〜SU16との双
方向データ通信を可能とするのである。
【0059】バスユニットBUのハウジングの下面側に
は、センサユニットSU1〜SU16のハウジングと同
様にして、DINレール1に装着するための凹部が形成
され、またその上面側には、モバイルコンソールユニッ
ト(以下、単に『モバコン』と言う)MCを接続するた
めのコネクタ503が形成されている。
【0060】バスユニットBUのハウジングの前面側に
は、後述するスイッチ回路505を構成するDIPスイ
ッチ505aと、後述する表示回路506を構成するL
EDランプ506aが取り付けられている。加えて、バ
スユニットBUのハウジングの前面側には、フィールド
バスプロトコルにてデータ伝送を行うケーブル13が引
き出されている。このケーブル13が、フィールドバス
上のPLCや他のセンサさらには上位パソコン等へ接続
される。
【0061】バスユニットBUの電気的なハードウェア
構成については後に詳細に説明するが、要するに、フィ
ールドバスとの接続を行うためのネットワーク通信回路
と、センサユニット列SU1〜SU16との接続を行う
ための光通信回路とフィールドバスプロトコルと光通信
プロトコルとのプロトコル変換を行うプロトコル変換処
理部とを含んでいる。
【0062】次に、モバコンMCは、持ち歩き可能なハ
ンディタイプの操作器である。このモバコンMCを用い
て、センサユニット列SU1〜SU16に対して各種の
データを設定したり、それらセンサユニット列SU1〜
SU16からON/OFFデータや各種の設定データ等
を読み出して表示することを可能としている。すなわ
ち、この連結型センサシステムにおいては、バスユニッ
トBUを介してセンサユニット列SU1〜SU16とフ
ィールドバス上のPLCや上位パソコンとの間のデータ
交信を行うと共に、センサユニット列SU1〜SU16
とモバコンMCとの間においても、光通信プロトコルを
使用して、データの送受信が行えるようになっている。
【0063】次に、本発明システムを含むFAネットワ
ークの一例を示す図が図2に示されている。同図に示さ
れるように、図1に示される連結型センサシステムは、
バスユニットBUを介してフィールドバスに接続され、
同時にバスユニットBUを介してモバコンMCにも接続
される。尚、図においてSUはセンサユニット、BUは
バスユニット、MCはモバイルコンソール(モバコン)
である。
【0064】従って、このようなFAネットワークによ
れば、センサユニット列SU,SU…とPLC等との間
で、バスユニットBUのプロトコル変換機能を利用し
て、互いにデータの送受信を行い、センサユニット列S
U,SU…からのON/OFFデータを、PLCが受け
取ることによって、所望のシーケンス制御等が実行され
る。又、必要な場合には、PLCや上位パソコン等か
ら、逆にバスユニットBUを経由してセンサユニット列
SU,SU…に設定データ等を送り込むことによって、
各センサユニット(この例では、ファイバ型光電セン
サ)の動作特性を任意に設定することができる。
【0065】しかも、図1の斜視図からも明らかなよう
に、個々のセンサユニットSU1〜SU16のハウジン
グには、個々にON/OFFデータを導出するための信
号ケーブルが存在しないため、16点,32点,64点
等といったように、多数のセンサユニットを制御盤内に
装着する場合にも、配線が著しく簡素化され、システム
全体をコンパクトに収容することが可能となる。
【0066】次に、センサユニットの電気的構成を概略
的に示すブロック図が図3に示されている。先に説明し
たように、センサユニットSUに内蔵される回路基板上
には、計測用回路(A)と、右側通信用回路(B1)
と、左側通信用回路(B2)と、出力系回路(400)
と、操作部(本発明の明状態オン方式と暗状態オン方式
との切替設定手段としてのDIPスイッチを含む)3
と、表示部2と、それらの回路を統括制御するCPU1
00とを備えている。
【0067】CPU100はマイクロプロセッサを主体
として構成され、規定のシステムプログラムに従って、
計測用回路(A)、右側通信用回路(B1)、左側通信
用回路(B2)、並びに、出力系回路(400)等を適
宜に制御するものである。このCPU100内には、生
成された受光量レベルの代表値を受光量現在値として記
憶保持するための不揮発性メモリ100aが含まれてお
り、後述するホールド処理並びに受光量データ取得処理
が実行されると、取得された受光量のピークおおよび/
またはボトムホールド値がこの不揮発性メモリ100a
に記憶される。
【0068】計測用回路(A)は、さらに、投光系回路
300と、投光系回路300で駆動され、周期的にパル
ス光を送出するLED320と、透過又は反射して到来
するパルス光を受光するフォトダイオード330と、フ
ォトダイオードの出力を処理する受光系回路310とを
備えている。
【0069】投光系回路300には、所定周期並びに所
定ゲインをもって投光用駆動パルスを生成する機能が内
蔵される。そして、この投光用駆動パルスによって、L
ED320が駆動され、LED320から生ずる光は、
往路光ファイバ4aへと導入される。
【0070】一方、受光系回路312は、復路光ファイ
バ4bの出射光を受けるフォトダイオード330の出力
電気パルスを、同期検波技法を用いてサンプリングする
と共に、これを適当なゲインで増幅並びに波形整形さら
にはA/D変換する機能が内蔵されている。
【0071】CPU100では、受光系回路310から
得られた受光データをそのまま受光光量データとして、
或いは適当なしきい値を基準として二値化して、オンオ
フデータに変換した後、出力系回路400を介して外部
へ導出することが可能となっている。尚、受光系回路3
10から得られる受光データは、本発明の受光量現在値
生成処理のために利用される。
【0072】尚、図1に示されるセンサユニットSU1
〜SU16の場合、個々のセンサユニットからON/O
FFデータを導出しない構成とされているが、この出力
系回路400を備えておけば、必要により個々のセンサ
ユニットから従前通りにON/OFFデータを出力させ
ることができる。
【0073】言うまでもないことであるが、バスユニッ
トBUを使用して、フィールドバスとセンサユニット列
との間で、ON/OFFデータの送受信を行う場合に
は、上述の受光光量データやON/OFFデータは、出
力系回路400へ与えられる代わりに、CPU100内
における所定のメモリに記憶され、後述する通信回路
(B1,B2)を経由して、隣接するセンサユニットへ
と受け渡される。送信フォーマットについては、任意の
フォーマットを採用できる。例えば、センサユニット列
を構成するユニット接続台数が16台の場合、1送信フ
レームのデータビット数を8ビットとして、2回の送信
フレームに分割して、16台のユニットのデータをシリ
アル伝送することができる。
【0074】次に、通信用回路について説明する。右側
通信用回路(B1)は、投光系回路210と、投光系回
路210の出力で駆動されるLED18と、隣接ユニッ
トSU13からの光信号を受光するフォトダイオード1
9と、フォトダイオード19の出力を処理する受光系回
路220とを備えている。
【0075】同様にして、左側通信用回路(B2)は、
投光系回路240と、投光系回路240の出力で駆動さ
れるLED18と、隣接ユニットSU11から到来する
光信号を受光するフォトダイオード19と、フォトダイ
オード19の出力信号を処理する受光系回路230とを
備えている。
【0076】これら左右の通信用回路(B1,B2)
は、CPU100によって統括制御される。尚、後に詳
細に説明する本発明のコマンド対応処理はこのCPU1
00のシステムプログラムによって規定されるものであ
る。
【0077】次に、バスユニットの電気的構成を概略的
に示すブロック図が図4に示されている。同図に示され
るように、バスユニットBUに内蔵された回路基板上に
は、CPU500と、光通信回路501と、ネットワー
ク通信回路502と、モバコン接続コネクタ503と、
モバコン検知回路504と、スイッチ回路(DIPスイ
ッチを含む)505と、表示回路(LEDを含む)50
6と、不揮発性メモリ507と、センサ電源ON/OF
F回路508と、通信方向切替回路509とが搭載され
ている。
【0078】光通信回路501は、隣接するセンサユニ
ットSU1との間で双方向光通信を行うための回路であ
る。この光通信回路501で隣接センサユニットSU1
から受信した信号は、CPU500に取り込まれる。
【0079】一方、光通信回路501を介して隣接セン
サユニットSU1へと送り出すべきデータとしては、2
系統のデータが可能とされている。第1の系統のデータ
は、CPU500から生成されるデータである。第2の
系統のデータは、ケーブル12、モバコン接続コネクタ
503を経由してモバコンMCから導入されたデータで
ある。これら2系統のデータは、通信方向切替回路50
9を介して択一的に光通信回路501へと送り出され
る。
【0080】この通信方向切替回路509の制御は、モ
バコン検知回路504の出力に基づき、CPU500に
よって制御される。すなわち、モバコンコネクタ503
に対してケーブル12が接続されているとき、これをモ
バコン検知回路504が検知して、通信方向切替回路5
09は、モバコンデータ側へと切り替えられる。これに
対して、モバコン接続コネクタ503に対し、ケーブル
12が接続されていなければ、モバコン検知回路504
の出力に基づき、CPU500では通信方向切替回路5
09をCPU側へと切り替える。
【0081】ネットワーク通信回路502は、フィール
ドバスとの接続を行って、必要なデータを双方向に伝送
するように機能する。このネットワーク通信回路502
の制御は、CPU500によって行われる。
【0082】すなわち、ネットワーク通信回路502を
介してフィールドバスから取り込まれたデータは、CP
U500を経由した後、通信方向切替回路509並びに
光通信回路501を経由して、センサユニット列を構成
する隣接センサユニットSU1へと送り出される。一
方、光通信回路501を介して隣接センサユニットSU
1から取り込まれたデータは、CPU500を経由し
て、ネットワーク通信回路502を介し、フィールドバ
ス上へと送り出される。更に、ケーブル12並びにモバ
コン接続コネクタ503を介して、モバコンMCから導
入されたデータは、通信方向切替回路509並びに光通
信回路501を介して、隣接センサユニットSU1へと
送り出される。
【0083】その結果、バスユニットBUのプロトコル
変換機能を介することにより、フィールドバス上のPL
Cや上位パソコンと、センサユニット列SU1〜SU1
6上のセンサユニットとの間において、双方向にデータ
伝送を行いつつ、個々のセンサユニットSU1〜SU1
6からON/OFFデータをPLCや上位パソコンへ吸
い上げたり、逆に、PLCや上位パソコンから各種の設
定情報を、センサユニット列SU1〜SU16上の個々
のセンサユニット或いは特定のセンサユニットへと送り
込むことが可能となされている。
【0084】次に、本発明の要部である、受光量現在値
生成保持のための処理について説明する。
【0085】バスユニットBU並びに一連のセンサユニ
ット内の投受光素子の配置を模式的に示す断面図が図5
に示されている。
【0086】同図において、BUはバスユニット、SU
1〜SU4はセンサユニット、17は回路基板、18は
投光素子、19は受光素子、8は右側通信用窓、9は左
側通信用窓、14はバスユニットの通信用窓である。
【0087】このように、バスユニットBU並びにセン
サユニットSU1〜SU4の一方又は双方の側面には、
投受光用の窓が開口形成されており、これらの窓8,
9,14を介して、隣接するセンサユニット間或いはセ
ンサユニットとバスユニットとの間において、光通信が
可能となされている。
【0088】図6には、センサユニット列のアドレス割
付態様の一例が示されている。同図に示されるように、
この例にあっては、センサユニット列は16台のセンサ
ユニットSU1〜SU16から構成されており、一方フ
ィールドバス上には上位パソコン900、2台のPLC
901,902が接続されている。そして、それらフィ
ールドバス上の上位パソコン900並びに2台のPLC
901,902と、センサユニット列SU1〜SU16
との間では、バスユニットBUを介して双方向データ通
信が可能となされている。又、バスユニットBUにはケ
ーブル12を介してモバコンMCが接続されている。そ
して、このモバコンMCの操作によって、センサユニッ
ト列SU1〜SU16に対して各種のデータの設定や逆
にセンサユニット側のデータを吸い上げてモバコンに表
示させることが可能とされている。尚、先に説明したよ
うに、センサユニット列を構成する相隣接するセンサユ
ニットの相互間においては、バケツリレー方式により、
データ伝送が行われる。
【0089】センサユニット側で実行されるON時受光
量モニタ処理のフローチャートが図7に示されている。
同図において、電源投入により処理が開始されると、ま
ずライトオン方式(明状態ON方式;LON)である
か、又はダークオン方式(暗状態ON方式;DON)で
あるかの判断が行われる(ステップ700)。
【0090】ここで、『ライトオン方式(LON)』と
は、物体の存在する状態のほうが物体の存在しない状態
に比べて、受光量レベルが高い方式を意味し、『ダーク
オン方式(DON)』とは、物体の物体の存在する状態
のほうが物体の存在しない状態に比べて、受光量レベル
が低い方式を意味する。
【0091】ライトオン方式(LON)と判定されると
(ステップ700『LON』)、その後OFF状態の期
間中(ステップ702『OFF』)、受光量データの取
得が繰り返し実行される(ステップ701)。
【0092】この状態において、物体検知出力がOFF
状態からON状態へと切り替わると(ステップ702
『ON』)、ピークホールド処理を実行しつつ(ステッ
プ703)、受光量データを繰り返し取得する処理が
(ステップ704)、その後、ON状態からOFF状態
へと切り替わるまで(ステップ705『ON』)、実行
される(ステップ703,704)。
【0093】その後、再び物体検知出力がON状態から
OFF状態へと切り替わると(ステップ705『OF
F』)、それまでホールドされたピーク値はON時デー
タとして更新される(ステップ706)。
【0094】これに対して、電源投入直後の判定処理に
おいて、ダークオン方式であると判定されると(ステッ
プ707『DON』)、その後、OFF状態の期間中
(ステップ712『OFF』)、受光量データの取得が
繰り返し行われる(ステップ711)。
【0095】その後、物体検知出力がOFF状態からO
N状態へと切り替わると(ステップ712『ON』)、
ボトムホールド処理を繰り返しつつ(ステップ71
3)、受光量データを取得する処理(ステップ714)
が、ON状態の期間中(ステップ715『ON』)、繰
り返し実行される(ステップ713,714)。
【0096】その後、ON状態からOFF状態への切替
が行われると(ステップ715『OFF』)、それまで
ホールドされたボトム値をON時データとして更新する
処理が実行される(ステップ716)。
【0097】このように、図7に示される実施形態によ
れば、電源投入直後ダークオンと判定された場合には
(ステップ700『LON』)、OFF状態においては
単なる受光量データ取得処理(ステップ701)が、ま
たON状態においてはピークホールド処理が実行される
(ステップ703)。
【0098】これに対して、電源投入直後にダークオン
方式であると判定されると(ステップ700『DO
N』)、OFF状態においては単なる受光量データ取得
処理が(ステップ711)、またON状態においてはボ
トムホールド処理(ステップ713)が実行される。
【0099】そして、このようにして得られたピークホ
ールド値は受光量現在値データとして更新され(ステッ
プ706)、またボトムホールド値は受光量現在値デー
タとして更新される(ステップ716)。
【0100】次に、センサユニット側で実行されるOF
F時受光量モニタ処理のフローチャートが図8に示され
ている。同図において、電源投入により処理が開始され
ると、まずライトオン方式かダークオン方式かの判定が
行われる(ステップ800)。
【0101】ここで、ライトオン方式と判定されると
(ステップ800『LON』)、その後ON状態が継続
する期間中(ステップ802『ON』)、受光量データ
の取得が繰り返し実行される(ステップ801)。
【0102】その後、ON状態からOFF状態への切替
が行われると(ステップ802『OFF』)、その後ピ
ークホールド処理(ステップ803)を実行しつつ、受
光量データの取得処理(ステップ804)がOFF期間
の継続中(ステップ805『OFF』)、繰り返し実行
される(ステップ803,804)。
【0103】その後、OFF状態からON状態への切替
が行われると(ステップ805『ON』)、それまでホ
ールドされたピーク値はOFF時データとして更新され
る(ステップ806)。
【0104】これに対して、電源投入直後にダークオン
方式であると判定されると(ステップ800『DO
N』)、その後、ON状態が継続する期間中(ステップ
812『ON』)、受光量データの取得が繰り返し実行
される(ステップ811)。
【0105】その後、ON状態からOFF状態への切替
が行われると(ステップ812『OFF』)、ボトムホ
ールド処理(ステップ813)を実行しつつ、受光量デ
ータを取得する処理が(ステップ814)、OFF状態
の継続する期間中(ステップ815『OFF』、繰り返
し実行される(ステップ813,814)。
【0106】その後、OFF状態からON状態への切替
が行われると(ステップ815『ON』)、それまでホ
ールドされたボトム値がOFF時データとして更新され
る(ステップ816)。
【0107】このように、図8のフローチャートに示さ
れる実施形態によれば、電源投入直後にライトオン方式
であると判定されると(ステップ800『LON』)、
ON期間においては単なる受光量データ取得処理が(ス
テップ801)、OFF状態においてはピークホールド
処理を実行しつつ受光量データの取得処理が実行される
(ステップ803,804)。
【0108】そして、OFF状態からON状態への復帰
のたびに、それまでホールドされたピーク値がOFF時
データとして更新される(ステップ806)。
【0109】これに対して、電源投入直後にダークオン
方式であると判定されると(ステップ800『DO
N』)、ON状態においては受光量データ取得処理が
(ステップ811)が、またOFF状態においてはボト
ムホールド処理を実行しつつ(ステップ813)、受光
量データの取得処理が実行される(ステップ814)。
そして、OFF状態からON状態への切り替わりのたび
に、それまでホールドされたボトム値がOFF時データ
として更新される(ステップ816)。
【0110】尚、こうして得られたON時データやOF
F時データは、受光量現在値データとして、図3に示さ
れるCPU100内の不揮発性メモリ100aに保持さ
れ、後述するモニタ要求コマンドの到来を待機すること
となる。
【0111】次に、ON時ピークホールド処理を説明す
る図が図9に示されている。尚、図9に示されるグラフ
は、ライトオン方式に対応したものである。ダークオン
方式の場合、受光量波形の極性は反転することは言うま
でもない。
【0112】図においては、第N周期におけるON期間
でのピーク値と第N+1周期におけるON期間でのピー
ク値がそれぞれピークホールド処理により保持される。
こうして保持されたピークホールド値は、ON期間とO
FF期間との切替タイミングにおいて、図示しないメモ
リに保持される。そのため、図のグラフにおいては、第
N周期におけるON期間とOFF期間との切替タイミン
グにおいて、ON期間(第N周期)でのピークホールド
値に更新され、さらに第N+1周期におけるON期間と
OFF期間との境界タイミングにおいて、ON期間(第
N+1周期)でのピークホールド値への更新が行われて
いる。言うまでもないが、それらON時ピークホールド
値は、CPU100内のメモリ100aに保持される。
尚、CPUの電源がOFFされた場合、ピークホールド
値の保存が不要であれば、不揮発性メモリではなくRA
M等の単なる揮発性メモリに変更してもよい。
【0113】次に、OFF時ボトムホールド処理を説明
するための図が図10に示されている。同図に示される
グラフにおいても、ライトオン方式に対応するものであ
り、ダークオン方式の場合にはグラフの極性が反転す
る。
【0114】このグラフにおいては、第N周期における
OFF期間でのボトム値と第N+1周期のOFF期間の
ボトム値がホールドされている。そして、第N周期のO
FF期間でホールドされたボトムホールド値は、第N周
期のON期間からOFF期間への切替タイミングにおい
てON時ボトムホールド値として保存され、同様に第N
+1周期のOFF期間でのボトム値がボトムホールド値
として保存される。そして、第N+1周期のON期間か
らOFF期間への切替タイミングにおいてボトムホール
ド値として保存される。
【0115】次に、センサユニット側で実行される受光
量モニタコマンド対応処理のフローチャートが図12に
示されている。このフローチャートは、センサユニット
において、なんらかのコマンドが受信されたことによっ
て起動される。図では示されていないが、センサユニッ
トのそれぞれにおいては、到来したコマンドが自機宛の
ものか他機宛のものかの判断処理を行い、他機宛のもの
については隣接する他機へと転送する処理を行い、自機
宛のものについては図12に示されるコマンド対応処理
を実行するのである。同図においてコマンド受信により
処理が開始されると、まずコマンド解析処理が実行され
る(ステップ1201)。
【0116】ここでコマンド解析の結果受光量モニタコ
マンド以外の他のコマンド対応処理であると判定される
と(ステップ1202NO)、当該他のコマンド対応処
理が実行される。
【0117】これに対して、コマンド解析の結果(ステ
ップ1201)、それが受光量モニタコマンドであると
判定されると(ステップ1202YES)、さらに当該
受光量モニタコマンドの種別が判定される(ステップ1
203)。
【0118】この実施形態においては、受光量モニタコ
マンドとして、ON時ピークコマンドとOFF時ボトム
コマンドとピーク&ボトムコマンドとの3種類のコマン
ドが用意されている。
【0119】ここで、ON時ピーク処理と判定される
と、ピークホールド値読出処理が(ステップ120
4)、OFF時ボトム処理と判定されると、ボトムホー
ルド値読出処理が(ステップ1206)、ピーク&ボト
ム処理と判定されると、ピーク&ボトム値読出処理(ス
テップ1205)、がそれぞれ実行され、該当するデー
タがメモリから読み出される。
【0120】その後、読み出されたピークホールド値、
ボトムホールド値、ピーク&ボトム値は、コマンドに対
するレスポンスとして生成され(ステップ1207)、
コマンド発行元であるモバイルコンソールMCやネット
ワークを介して接続された上位パソコン等へ宛てて送信
される(ステップ1208)。
【0121】図では示されていないが、こうして送信さ
れたレスポンスは、バケツリレー方式で隣接するセンサ
ユニット間を順次に受け渡され、最終的にセンサユニッ
ト列の端部に位置するセンサユニットSU1からモバコ
ンMCへと、又はバスユニットBUを経由してネットワ
ーク上の上位パソコンやPLC等へと送信される。
【0122】そのため、モバコンMCやネットワーク上
の上位パソコン等から受光量レベルモニタ要求コマンド
を特定のセンサユニットに宛てて送信すれば、図12の
フローチャートで説明した処理が実行される結果、予め
図7又は図8のフローチャートで示される処理により保
存された受光量現在値データが、レスポンスとしてコマ
ンド発行元であるモバコンMCやネットワーク上の上位
パソコン等へと返送される。
【0123】ここで、重要な点は、従前のコマンド並び
にレスポンス処理においては、センサユニット側でコマ
ンドを受信した時点において、受光量データの保存処理
を実行していたため、コマンドを受信した時点がたまた
まON期間に該当すれば目的とするON時受光量データ
を取得できるものの、そのような良好なタイミングに合
致する確率は極めて低く、そのためモニタデータの信頼
性が低かったのに対し、本発明方式によれば、コマンド
の到来を待つことなく、センサユニットが自発的にON
期間又はOFF期間の受光量データを保存しているた
め、受光量レベルモニタコマンドが到来した時点がいつ
であろうとも、要求されるON期間若しくはOFF期間
の受光量データを正確にモニタすることができるのであ
る。
【0124】従って、この実施形態によれば、従前のモ
ニタ要求コマンドを使用した例とは異なり、目的とする
ON期間又はOFF期間の受光量レベルを誤りなく正確
に取得することができ、取得データの信頼性が著しく向
上する。そのため、こうしてえら得たモニタコマンド
は、単にON/OFFデータスイッチングのためのしき
い値の調整のみならず、受光量レベルそのものが検知物
体の大きさや距離をも代表するため、これに基づき各種
のフィードバック制御等も実現することができる。
【0125】尚、以上の実施形態においては、本発明を
光電センサに応用したが、本発明の応用はこれに限定さ
れるものではない。例えば、センサユニットとして近接
センサユニットや超音波センサユニット等を使用し、超
音波受信強度や電磁波受信強度を予めON期間とOFF
期間とに分けてセンサユニット側で自発的に生成保存し
ておくことによって、同様なモニタ要求に対応させるこ
とができる。
【0126】又、以上の実施形態においては、本発明を
連結型センサシステムにおけるセンサユニットに応用し
たが、単独の光電センサ、超音波センサ、電磁波センサ
等でも、常時ON期間又はOFF期間の受信強度を保存
しておくことにより、同様な目的を達成できることは言
うまでもない。
【0127】図11には、受光量モニタコマンドの到来
タイミングとON/OFFタイミングとの関係が示され
ている。図のように、OFF期間に比べON期間が著し
く短い場合、受光量モニタコマンドの到来するタイミン
グはON期間並びにOFF期間に対してまちまちとな
る。このような場合においても、本発明においては、O
N期間並びにOFF期間の受信強度レベルを保存してお
くため、このような受光量モニタの到来タイミングの不
規則性に対しても誤りなくON時並びにOFF時受信強
度レベルを正確に返送することができる。
【0128】
【発明の効果】以上の説明で明らかなように、本発明に
よれば、光電センサにおける受光量レベルを、一定の条
件で正確にモニタすることを可能とした連結型センサシ
ステムを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のセンサシステムの一実施形態を示す斜
視図である。
【図2】本発明システムを含むFAネットワークの一例
を示す図である。
【図3】センサユニットの電気的構成を概略的に示すブ
ロック図である。
【図4】バスユニットの電気的構成を概略的に示すブロ
ック図である。
【図5】バスユニット並びに一連のセンサユニットの投
受光素子の配置を模式的に示す断面図である。
【図6】センサユニットのアドレス割付を示す図であ
る。
【図7】センサユニット側で実行されるON時受光量モ
ニタ処理のフローチャートである。
【図8】センサユニット側で実行されるOFF時受光量
モニタ処理のフローチャートである。
【図9】ON時ピークホールド処理を説明する図であ
る。
【図10】OFF時ボトムホールド処理を説明する図で
ある。
【図11】受光量モニタコマンドの到来タイミングとO
N/OFFタイミングとの関係を説明する図である。
【図12】センサユニット側で実行される受光量モニタ
コマンド対応処理のフローチャートである。
【符号の説明】
1 DINレール 2 表示部 3 ダークオン方式/ライトオン方式切替のためのDI
Pスイッチを含む操作部 4a 往路光ファイバ 4b 復路光ファイバ 5a 往路光ファイバの先端 5b 復路光ファイバの先端 6 表示部 7 操作部 8 右側通信用窓 9 左側通信用窓 17 回路基板 18 投光素子 19 受光素子 100 CPU 100a 不揮発性メモリ 210 投光系回路 220 受光系回路 230 受光系回路 240 投光系回路 300 投光系回路 310 受光系回路 320 LED 330 PD 400 出力系回路 500 CPU 501 光通信回路 502 ネットワーク通信回路 503 モバコン接続コネクタ 504 モバコン検知回路 505 DIPスイッチを含むスイッチ回路 506 表示回路 507 不揮発性メモリ 508 センサ電源ON/OFF回路 509 通信方向切替回路 900 上位パソコン 901,902 PLC SU1〜SU16 センサユニット MC モバイルコンソールユニット BU バスユニット(通信ユニット)
フロントページの続き Fターム(参考) 2F073 AA22 AB07 AB12 BB02 BC04 CC01 CC05 CC07 CD11 FF08 GG01 GG08 5G055 AB01 AC01 AG00 5J050 AA01 BB17 BB18 CC12 EE31 EE39 FF04 FF10 5K048 AA11 BA23 DA05 DA06 DA08 DB02 EB01 EB02 EB10 HA05 HA07

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 互いに密に隣接して配置されると共にコ
    ネクタ手段を介して隣接するもの同士で信号伝達可能に
    結合され、隣接するもの同士でバケツリレー方式でデー
    タの受け渡しを行う複数台のセンサユニットを有し、 センサユニットの各々には、 隣接するセンサユニットとの間における信号の伝達を可
    能とするための各側のコネクタ手段と、 各側のコネクタ手段を介して隣接するセンサユニットと
    の間で双方向にデータ通信を可能とするための双方向通
    信手段と、 物体検知光を投光する投光素子と物体検知光を受光する
    受光素子とを有する物体検知用投受光手段と、 オン期間および/またはオフ期間の受光量レベルの代表
    値を生成すると共に、これを受光量現在値として適当な
    更新タイミングをもって更新させつつ保持する受光量現
    在値生成保持手段と、 双方向通信手段を介して隣接する一方の側のセンサユニ
    ットから受信した特定コマンドの内容が自機を指定する
    ものであるときには、その時点で保持されている受光量
    現在値を当該コマンドに対するレスポンスとして、双方
    向通信手段を介してコマンド到来側の隣接光電センサユ
    ニットへと返送する一方、自機を指定するものではない
    ときには、当該コマンドを双方向通信手段を介して隣接
    する他方の側の光電センサユニットへと送信するコマン
    ド対応処理手段と、が設けられている連結型センサシス
    テム。
  2. 【請求項2】 受光量レベルの代表値が、受光量レベル
    のピークホールド値又はボトムホールド値である、請求
    項1に記載の連結型センサユニット。
  3. 【請求項3】 明状態オン方式のセンサにおいては、受
    光量レベルの代表値が受光量レベルのピークホールド値
    とされ、かつ暗状態オン方式のセンサにおいては、受光
    量レベルの代表値が受光量レベルのボトムホールド値と
    される、請求項1に記載の連結型センサシステム。
  4. 【請求項4】 明状態オン方式による動作モードと暗状
    態オン方式による動作モードとを併有し、モード切替設
    定器の設定状態により、それらのモードのいずれかが選
    択的に実行され、かつモード切替器の設定状態に応じて
    ピークホールド処理又はボトムホールド処理の選択が自
    動的に行われる、請求項3に記載の連結型センサシステ
    ム。
  5. 【請求項5】 受光量現在値の更新タイミングが、オン
    期間からオフ期間へと切り替わるタイミングである、請
    求項1に記載の連結型センサユニット。
  6. 【請求項6】 隣接するセンサユニットとの間における
    信号の伝達を可能とするための各側のコネクタ手段と、 各側のコネクタ手段を介して隣接するセンサユニットと
    の間で双方向にデータ通信を可能とするための双方向通
    信手段と、 物体検知光を投光する投光素子と物体検知光を受光する
    受光素子とを有する物体検知用投受光手段と、 オン期間および/またはオフ期間の受光量レベルの代表
    値を生成すると共に、これを受光量現在値として適当な
    更新タイミングをもって更新させつつ保持する受光量現
    在値生成保持手段と、 双方向通信手段を介して隣接する一方の側のコネクタ手
    段を経由して受信した特定コマンドの内容が自機を指定
    するものであるときには、その時点で保持されている受
    光量現在値を当該コマンドに対するレスポンスとして、
    双方向通信手段を介してコマンド到来側のコネクタ手段
    へと返送する一方、自機を指定するものではないときに
    は、当該コマンドを双方向通信手段を介して隣接する他
    方の側のコネクタ手段へと送信するコマンド対応処理手
    段と、 を具備する連結型センサシステムのセンサユニット。
  7. 【請求項7】 受光量レベルの代表値が、受光量レベル
    のピークホールド値又はボトムホールド値である、請求
    項6に記載の連結型センサシステムのセンサユニット。
  8. 【請求項8】 明状態オン方式のセンサにおいては、受
    光量レベルの代表値が受光量レベルのピークホールド値
    とされ、かつ暗状態オン方式のセンサにおいては、受光
    量レベルの代表値が受光量レベルのボトムホールド値と
    される、請求項6に記載の連結型センサシステムのセン
    サユニット。
  9. 【請求項9】 明状態オン方式による動作モードと暗状
    態オン方式による動作モードとを併有し、モード切替設
    定器の設定状態により、それらのモードのいずれかが選
    択的に実行され、かつモード切替器の設定状態に応じて
    ピークホールド値又はボトムホールド値の選択が自動的
    に行われる、請求項8に記載の連結型センサシステム。
  10. 【請求項10】 受光量現在値の更新タイミングが、オ
    ン期間からオフ期間へと切り替わるタイミングである、
    請求項6に記載の連結型センサユニット。
  11. 【請求項11】 検知対象領域に向けて光、超音波、電
    磁波等の放射を送出する放射送出手段と、 放射送出手段から送出されたのち、検知対象領域を経由
    して到来する放射を受け取る放射受取手段と、 受け取られた放射強度を基準値と比較してオンオフ信号
    である物体検知出力を生成する物体検知出力生成手段
    と、 オン期間および/またはオフ期間の放射受取強度レベル
    の代表値を生成すると共に、これを受取強度現在値とし
    て適当な更新タイミングをもって更新させつつ保持する
    受取強度現在値生成保持手段と、 受取強度現在値生成保持手段に保持された受取強度現在
    値を表示および/または出力する手段とを具備する放射
    媒介型センサ。
  12. 【請求項12】 放射受取強度レベルの代表値がピーク
    ホールド値又はボトムホールド値である、請求項11に
    記載の放射媒介型センサ。
  13. 【請求項13】 受取強度現在値の更新タイミングが、
    オン期間からオフ期間へと切り替わるタイミングであ
    る、請求項12に記載の放射媒介型センサ。
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