JP2005206271A - エレベータ運行管理システム - Google Patents

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Abstract

【課題】 エレベータ利用者の待ち時間を削減することを課題とする。
【解決手段】 本発明に係るエレベータ運行管理システムは、個々に複数のかごを備えた複数本のシャフトを有するシングルシャフトマルチカーエレベータのエレベータ運行管理システムにおいて、
新規乗り場呼びを割り当てられたかごが上記新規乗り場呼びの呼び対象階に移動することによって発生すると予測される、同一シャフト内の他かごの停止時間を用いてペナルティ値を算出するペナルティ演算手段と、
上記ペナルティ値を利用し、上記新規乗り場呼びに割り当てるかごを決定する割り当てかご決定手段とを含むことを特徴とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、エレベータ運行管理システムに関するものであり、特に、個々に複数のかごを備える複数のエレベータシャフトを有するエレベータ運行管理システムに関する。
個々に複数のかごを備える複数のエレベータシャフト(以下、「シャフト」と称する。)を有する、シングルシャフトマルチカーエレベータシステムと呼ばれるエレベータ運行管理システムとして、特許文献1のものがある。これは、同一シャフトに存在する複数のかご同士の衝突を回避するために、衝突する可能性があるかごを衝突の可能性がない階(退避階)に退避させるエレベータ運行管理システムである。また、衝突する可能性があるかごの停止時間または退避時間を考慮し、新規呼びに割り当てるかごを決定するエレベータ運行管理システムとして、特許文献2のものがある。
特開2000−81542公報 特開2000−226164公報
しかしながら、上記エレベータ運行管理システムは、新規呼びを割り当てたかごがその新規呼びを実行するために移動する際に、他のかごを退避させた後、退避階で長時間停止させることがある。そのため、例えば、新規乗り場呼びをエレベータ運行管理システムに登録したエレベータ利用者(かごに乗載するために乗り場呼び登録した者)以外の他のエレベータ利用者(他のかご内にいる者や他のかごに乗載するために乗り場呼び登録した者)をかご内や乗り場で長時間待たせる(待機させる)可能性があり、その結果、不快感やかご内で長時間待たせる場合には不安感を与えることがある。
そこで、本発明は、全てのエレベータ利用者に不快感や不安感を与えることがないよう、エレベータ利用者のかご内待機時間や乗り場待機時間を削減してエレベータを運行するエレベータ運行管理システムを提供することを課題とする。
上記課題を解決するエレベータ運行管理システムは、
個々に複数のかごを備えた複数本のシャフトを有するシングルシャフトマルチカーエレベータのエレベータ運行管理システムにおいて、
新規乗り場呼びを割り当てられたかごが上記新規乗り場呼びの呼び対象階に移動することによって発生すると予測される、同一シャフト内の他かごの停止時間を用いてペナルティ値を算出するペナルティ演算手段と、
上記ペナルティ値を利用し、上記新規乗り場呼びに割り当てるかごを決定する割り当てかご決定手段とを含むことを特徴とする。
本発明よれば、全てのエレベータ利用者に不快感や不安感を与えることがないよう、エレベータ利用者のかご内待機時間や乗り場待機時間を削減することができる。
実施の形態1.
図1は、本発明係る実施の形態1のエレベータ運行管理システム10の概略的構成図である。エレベータ運行管理システム10は、運行制御装置12と、乗り場制御装置14と、かご制御装置16から構成される。乗り場制御装置14は、全ての乗り場(1F〜mF)に設けられた乗り場呼び登録装置18からの、エレベータ利用者(以下、「利用者」と称する。)が入力した乗り場呼び情報を収集管理し、運行制御装置12に送信する。かご制御装置16は、全てのかご(C1〜Cn)を駆動制御するとともに、全てまたは一部のかご内の利用者によってかご内の行先呼び登録装置20に入力される行先呼び情報や全てのかごの運行情報(現在位置や進行方向)を収集管理し、運行制御装置12に送信する。
ここで、本発明に係るエレベータ運行管理システムを説明するにあたり、本明細書内において、「乗り場呼び(情報)」は、乗戴予定の利用者(乗戴予定者)に呼び出されたかごが乗戴予定者を載せるために行かなければならない乗り場(乗り場呼び対象階)を示す情報を言う。また、「行先呼び(情報)」は、かご内の利用者(乗員)が降りる予定である階、乗員が存在するかごが乗員を降ろすために行かなければならない乗り場(行先呼び対象階)を示す情報を言う。したがって、かごは、乗り場呼び情報または行先呼び情報の少なくとも一方の情報を割り当てられ、その情報に基づいて移動される。以下、本明細書内において、「呼び(情報)」と表現されることがあるが、これは、特に乗り場呼び情報と行先階情報とを区別する必要がない場合、または両方ある場合に用いられる。また、乗り場呼び対象階と行先呼び対象階を合わせて、「呼び対象階」と称する。
運行制御装置12は、乗り場制御装置14とかご制御装置16に対して双方向に情報を伝送できる通信インターフェース22を有する。また、通信インターフェース22と接続された、新規乗り場呼びの呼び対象階に到着可能な複数の候補かご(以下、「候補かご」と称する。)を、エレベータ運行管理システム10が保有する全てのかごから選択評価し、それぞれの候補かごに対し、新規乗り場呼びを割り当てることの適当性を示す評価値(以下、「割り当て評価値」と称する。)を算出する候補かご評価演算部24と、候補かご評価演算部24の評価結果(割り当て評価値)に基づいて、候補かごの中から新規乗り場呼びに割り当てるかごを決定する割り当てかご決定手段26と、利用者のかご内待機時間または乗り場待機時間を削減する利用者待機時間削減部28とを有する。
候補かご評価演算部24は、全てのかごそれぞれに対し、実行可能な呼びの呼び対象階(到着可能な階)に到着するのに必要な到着時間を算出する到着時間演算手段30を有する。
利用者待機時間削減部28は、候補かご評価演算部24が新規呼びに割り当てる候補かごを評価する際に使用される候補かごの割り当て評価値に加えるまたは代換する、新規乗り場呼びを割り当てられたかごが上記新規乗り場呼びの呼び対象階に移動することによって発生すると予測される、同一シャフト内の他かごの停止時間を用いてペナルティ値を算出するペナルティ演算手段32から構成される。言い換えると、ペナルティ演算手段32は、利用者待機時間を増加させる可能性がある候補かごを、割り当てかご決定手段26が新規乗り場呼びを割り当てるかごと決定しないように、割り当てかご決定手段26が決定する際に利用する候補かごの割り当て評価値に課すペナルティ(値)を算出する。
以下、実施の形態1のエレベータ運行管理システム10において、新規乗り場呼びに割り当てるかごを決定するプロセスを、簡単なエレベータシステム、具体的には、図2に示すような、2つのシャフトを有し、それぞれに2つのかごを備え、6階構造の(1〜6Fの乗り場を有する)建物に使用されるエレベータシステムを参照しながら、図3のプロセスフロー図に沿って説明する。当然ながら、本発明のエレベータ運行管理システムは、ここで挙げられる図2のエレベータシステム以外にも実施可能であり、これに限定されるわけではない。
まず、図2に示すエレベータシステム100について説明する。エレベータシステム100は、2つのシャフトS1、S2を有し、シャフトS1は、下かごC1と上かごC2とを有する。また、シャフトS2は、下かごC3と上かごC4とを有する。また、各乗り場(階)には、UPボタン110とDOWNボタン112によって乗り場呼び情報が入力される乗り場呼び登録装置18が設けられている。図示されていないが、各かごC1、C2、C3、C4内には行先呼び登録装置20が設けられている。
また、図2に示されているエレベータシステム100の状態は、新規乗り場呼び3F―Uが登録された、3Fの乗り場呼び登録装置18のUPボタン110(図中、黒三角で示している)が押された時点の状態である。このとき、シャフトS1において、下かごC1は3Fの行先呼びが割り当てられた状態で1Fに停止しており、一方、上かごC2は6Fの行先呼びが割り当てられた状態で上方向(6Fがある方向)に移動しており、5Fを通過中である。また、シャフトS2においては、下かごC3が4Fの行先呼びが割り当てられた状態で1Fに停止しており、一方、上かごC4が2Fの行先呼びが割り当てられた状態で下方向(1Fがある方向)に移動しており、4Fを通過中である。なお、移動中のかごには、その進行方向を示した矢印が付されている。
エレベータシステム100のエレベータ運行管理システム10が有する運行ルールにおいて、下かごC1、C3が到着可能な乗り場は1〜4Fに、上かごC2、C4が到着可能な乗り場は2〜6Fに設定されている。共通の乗り場2〜4Fにおいて、UPボタンによって乗り場呼び情報が入力された場合には、上かごC2、C4が割り当てられ、一方、DOWNボタンの場合には、下かごC1、C3が割り当てられる。また、下かごC1、C3は、呼び情報を割り当てられていない場合、または、これら情報に基づく運行が完了した場合、1Fに移動し、新たな呼びが割り当てられるまで待機する。一方、上かごC2、C4は、呼び情報を割り当てられていない場合、または、これら情報に基づく運行が完了した場合、5Fに移動し、新たな呼びが割り当てられるまで待機する。これらのかごが待機する階を待機階と称する。
また、エレベータシステム100のエレベータ運行管理システム10は、共通の乗り場2〜4Fで、上かごと下かごが衝突する可能性が生じないように、上かごまたは下かごを退避させるルール(退避ルール)を有する。エレベータシステム100の退避ルールにおいて、被判定かご(判定されて退避または進行を実施されるかご)が共通の乗り場2〜4Fに移動する前に、判定対象かご(被判定かごの退避または進行を決定付けるかご)が共通の乗り場2〜4Fに存在するか否かを調べる。存在しない場合、被判定かごは、2〜4Fに進行できる。存在する場合、判定対象かごの進行方向、停止している場合にはこれから進行する方向(予定進行方向)を調べる。判定対象かごの進行方向と、被判定かごの予定進行方向が一致する場合、衝突する可能性がないため、被判定かごは2〜4Fに進行できる。進行方向が一致しない場合、判定対象かごの進行方向が、被判定かごの予定進行方向に一致するまで、共通の乗り場2〜4Fから退避している。
退避ルールを含む運行ルールは、エレベータシステムが有する固有のルールであって、エレベータシステムによって異なることは言うまでもない。運行ルールには、従来技術と同じルールを使用し、また、退避ルールは同一出願人による特許文献1の特開2000−81542公報に詳しく述べられているため、ここでは、詳細に説明しない。
ここからは、一例として、登録された新規乗り場呼びに割り当てるかごを決定するプロセスを説明する。
ステップ210において、乗り場呼び登録装置18に新規乗り場呼び情報が入力され、通信インターフェース22を介して運行制御装置12に登録される(図3参照)。図2のエレベータシステム100では、新規乗り場呼び情報は、3FのUPボタンで入力されたものである。
ステップ220において、運行制御装置12の到着時間演算手段28は、運行管理する全てのかご(C1〜Cn)に対し、新規乗り場呼び情報の登録後に、新たな呼び情報が割り当てられると仮定し、その仮定の呼び(仮定呼び)の呼び対象階に到着するのに必要とする新規乗り場呼び情報が登録されてからの到着時間を算出する。この到着時間は、かごが実行可能な呼び全てについて求められ、また、最小の到着時間が求められる。
また、到着時間の算出は、新規乗り場呼び情報の登録前に割り当てられた呼び情報に基づく運行を優先的に実行するとともに、その運行を大きく妨げないように、仮定呼び情報に対応して運行することを前提として実施される。運行を大きく妨げないとは、例を挙げると、1Fに位置して3Fの行先呼びが割り当てられているかご(1Fから3Fに向かう利用者を有するかご)に、2FのUPボタンで入力された乗り場呼び(2F−U)が割り当てられた(2Fの乗り場にいる利用者が2Fより上に移動するためにかごを呼んでいる)場合、2F―Uの乗り場呼びを達成してから(乗戴予定者を2Fで載せてから)、3Fの乗り場呼びを達成する(3Fに到着する。)。このように、既に呼びが割り当てられているかごに別の呼びが割り当てられたときの、かごに割り当てられた複数の呼びの最適な実行順序を決定する方法は、従来から種々存在しており、それらの方法を用いる。
さらに、到着時間は、すべてのかごの移動速度や利用者乗降時のかご停止時間、かごが有する扉の開閉時間は一定とし、図2のエレベータシステム100においては、かごが1F間移動するのに要する時間(1F間移動時間)を10秒(s)、扉の開閉時間と利用者乗降時の停止時間を合わせて乗降停止時間10秒として算出している。当然ながら、これらの時間は様々な値に設定可能であり、また、厳密に言えば、かごの加速時間や減速時間、乗員数によって変化されるが、本発明の要旨から外れ、加えて説明が複雑となるため、ここでは、1F間移動時間と乗降停止時間を、複数のかご間で共通とするとともに一定として設定している。
この実行可能な呼びの呼び対象階への到着時間は、複数種類求められる。まず、同一シャフト内に存在する他のかごの運行による影響を無視、すなわち、同一シャフト内に他のかごが存在しないものとみなして求める、第1の到着時間T1(Om、Cn)を求める。
Omは呼びを示し、Cnはかごを示す。例えば、かごC1が3Fの仮定行先呼びを割り当てされている場合、その仮定行先呼びの呼び対象階への達成時間は、T1(3F、C1)で表される。また、かごC1が3Fの仮定乗り場呼びを割り当てされている場合、例えば、かごC1が3FのDOWNボタンによって入力されたとする仮定乗り場呼びを割り当てされている場合、T1(3F―D、C1)と表される。
ステップ220において、図2のエレベータシステム100の、到着時間演算手段30によって算出された第1の到着時間T1(Om、Cn)は、図4(a)の表で示される。
図4(a)の表は、かごCn(各C1、C2、C3、C4)に対する、新規乗り場呼び情報が登録された時点からの、それぞれが実行可能な呼びOmの呼び対象階に到達する最小の第1の到着時間T1(Om、Cn)を示している。下かごC1、C3について説明すると、実行可能な行先呼びは1F、2F、3F、4Fであり、実行可能な乗り場呼びは、4F−D、3F−D、2F−Dである。実行不可能な呼びの到着時間には、「−」印を付している。上かごC2、C4の実行可能な行先呼びは、2F、3F、4F、5F,6Fであり、実行可能な乗り場呼びは、2F−U、3F―U、4F−U、5F−U、6F−D、5F−Dである。同様に、実行不可能な呼びの到着時間には「−」印を付している。到着時間は、特許文献2の特開2000−226164公報に記載されているように各階の各方向での到着時間でも良い。また、特定の呼びや特定の階に対する到着時間に重み付けをして算出しても良い。
到着時間の求め方は同一出願人による特許文献2の特開2000−226164公報に詳しく説明されているため、ここでは、簡単に説明する。下かごC1は、図4(a)の表左から説明すると、1Fの行先呼びの呼び対象階1Fに到着するのに要する第1の到着時間T1(1F、C1)は、0秒であり、2Fの行先呼びの呼び対象階2Fの第1の到着時間T1(2F、C1)は1F間移動時間の10秒であり、T1(3F、C1)は20秒、T1(4F、C1)は3Fで発生する停止時間10秒が加わり40秒である。
新規乗り場呼び3F−Uが登録された時点において、かごC1には2F、4Fの行先呼びは割り当てられていないが、3Fの行先よびを入力した利用者が行先呼びを2F、4Fに変更する可能性があり、この可能性を考慮して2F、4Fの行先呼びの呼び対象階到着時間を算出している。本実施形態において、到着時間は、新規乗り場呼びが登録された時点で、かごに行先呼びを割り当てられている場合、すなわち、利用者がかご内に存在する場合には、乗員が行先呼びを変更するとみなす。また、行先呼びが割り当てられてない場合、その時点で存在している乗り場でかごに乗った利用者が行先呼びを登録したと仮定して求める。この到着時間、すなわち最小の到着時間の求め方はこれに限定されるわけでなく、従来から様々な求め方があり、それらの方法を使用している。
続いて、T1(4F−D、C1)は40秒、T1(3F−D、C1)は20秒、T1(2F−D、C1)は20秒であり、同様にして、かごC2、C3,C4の第1の到着時間が求められる。
次に、到着演算手段30は、第1の到着時間T1(Om、Cn)が同一シャフト内の他かごを無視して算出したものであるため、他かごが存在し、新規乗り場呼びが登録された時点において他かごと衝突する可能性がある場合には、かごが退避するのに要する時間を考慮して修正した修正第1の到着時間T1c(Om、Cn)を求める。
図2のエレベータシステム100において、新規乗り場呼び3F−Uが登録された時点で衝突する可能性があるのは、シャフトS2内のかごC3とC4である。エレベータシステム100の退避ルールに基づいて、下かごC3は、上かごC4が共通階2〜4Fに存在し、また行先呼び2Fの呼び対象階2Fに下に向かって移動しているため、1Fで待機している。下かごC3が移動可能となるのは、新規乗り場呼び3F−Uが登録された時間から30秒後、上かごC4が行先呼び2Fの呼び対象階2Fに到着して利用者を降ろした後である。したがって、下かごC1が行先呼び2Fの呼び対象階2Fに到着するには、40秒を要する。これらを考慮して、算出された修正第1の到着時間T1c(Om、Cn)を図4(b)の表に示す。
続いて、新規乗り場呼びが実行可能な複数の候補かごを、候補かご評価演算部24が選択する。図2のエレベータシステム100において、新規呼び3F−Uが実行可能な候補かごは、C2、C4である。
この選択された複数の候補かごの一つに、新規乗り場呼びが割り当てられると仮定し、第2の到着時間を求める。この第2の到着時間は、第1の到着時間T1(Om、Cn)と同様に、同一シャフト内の他かごを無視して求め、T2(Om、Cn、Cns)で表すこととする。Cnsは候補かごを示している。例えば、候補かごC2が新規乗り場呼びに割り当てられると仮定したときの、かごC1が呼び4Fの呼び対象階4Fに到着するのに要する第2の到着時間はT2(4F、C1、C2s)で表される。
図2のエレベータシステム100の第2の到着時間T2(Om、Cn、Cns)は、図4(c)、図4(d)の表に示すとおりである。図4(c)の表は、新規乗り場呼び3F−Uを割り当てられたかごがC2である場合の第2の到着時間T2(Om、Cn、C2s)を示しており、一方、図4(d)の表は、かごC4である場合の第2の到着時間T2(Om、Cn、C4s)を示している。ここで、図4(d)の表のT2(Om、Cn、C4s)において、特にかごC3、C4の修正第2の到着時間に端数が生じているが、これは、新規乗り場呼び3F−Uを登録した、3Fで乗戴した利用者が、4〜6F中、どこで降りるかわからないため、4〜6Fの全てで降りると仮定し、そのときに要する停止時間10秒を4〜6Fに3等分してそれぞれに加算した結果である。このことは、同一出願人による上記特許文献2の特開2000−226164公報に詳しく記載されているため、ここでは詳しく説明しない。
さらに、この第2の到着時間T2(Om、Cn、Cns)に関しても、修正第1の到着時間T1c(Om、Cn)を求めたように、他かごが存在し、新規呼びが登録された時点において他かごと衝突する可能性がある場合にかごが退避するのに要する時間を考慮して修正した修正第2の到着時間T2c(Om、Cn、Cns)を求める。新規乗り場呼び3F−Uを割り当てられたかごがC2である場合の修正第2の到着時間T2c(Om、Cn、C2s)を図4(e)に、C4である場合の修正第2の到着時間T2c(Om、Cn、C4s)を図4(f)に示す。
次に、ステップ230において、ペナルティ演算手段34が、ステップ220で到着時間演算手段28が求めた4つの到着時間(第1、修正第1、第2、修正第2の到着時間)を用いて、新規乗り場呼び登録時に発生すると予測される全かごの停止時間を算出する。それには、新規乗り場呼びを割り当てる候補かごが新規乗り場呼びの呼び対象階に移動することによって生じると予測される、新規呼びを割り当てる候補かご以外の同一シャフト内の他のかごの停止時間も含まれる。停止時間は、数1で表すことができ、停止時間Ts(Om、Cn、Cns)は、修正第2の到着時間T2c(Om、Cn、Cns)と第2の到着時間T2(Om、Cn)の差から求めることができる。例えば、新規乗り場呼びにかごC2が割り当てることによって生じると予測される、呼び4Fの呼び対象階4Fに向かう予定のかごC1の停止時間は、Th(4F、C1、C2s)で表される。
〔数1〕
Figure 2005206271
続いて、ステップ240において、この停止時間Th(Om、Cn、Cns)を用いて、候補かごの割り当て評価値に課す、数2のペナルティ値P(Cns)を求める。これは、候補かごCnsが新規乗り場呼びに割り当てられることによって生じると予測される、新規乗り場呼び登録後の未来(新規乗り場呼び登録後に登録された呼びの呼び対象階の到着時間)も考慮した、全かごの停止時間の和を示すものである。言い換えると、ペナルティ値P(Cns)が大きい候補かごCnsは、新規乗り場呼びが割り当てられてその呼び対象階に移動することによって他のかごを長時間停止させる可能性があるため、新規乗り場呼びを割り当てるのは好ましくない。図2のエレベータシステム100において、候補かごC2のペナルティ値P(C2s)は、180であり、一方、候補かごC4のペナルティ値P(C4s)は、223.33である。
〔数2〕
Figure 2005206271
また、新たなペナルティ値として、特定の呼びの呼び対象階へ移動する際に生じるかごの停止時間を強調したものがある。例えば、特定の呼びとは呼び対象階が1Fのものであり、1F(階)は乗降する利用者が一般的に多い。これを考慮する場合、まず、数3で示されるp(Om、Cns)を求める。例えば、候補かごC2が新規乗り場呼びに割り当てられ、特定の呼び対象階1Fへ移動する際に生じる他のかご全ての総停止時間は、p(1F,C2s)または、p(1F−U、C2s)で表される。

〔数3〕
Figure 2005206271
数3で示されるp(Om、Cns)を用いた、1Fの呼び対象階へ移動する際に生じる他のかご全ての総停止時間を強調した新たなペナルティ値P1(Cns)は、数4で示される。これは、1Fの呼び対象階へ移動する際に生じる停止時間を2倍にして強調したものである。ここでは、2倍としているが、例えば、2乗しても良い。このペナルティ値P1(Cns)を用いることによって、1Fに移動するまたは1Fから移動するかごを長時間停止させる可能性がある候補かごが、新規乗り場呼びに割り当てるかごとして決定されなくなる。
〔数4〕
Figure 2005206271
ペナルティ値P(Cns)やP1(Cns)に限定するわけでなく、停止時間を用いたペナルティ値は、様々な式で表すことができる。例えば、数5に示すようなペナルティ値P2でも良い。
〔数5〕
Figure 2005206271
候補かごそれぞれのペナルティ値を求めた後、ステップ250において、候補かご評価演算部24が、候補かごそれぞれの割り当て評価値を求める。割り当て評価値V(Cns)は、数6に示す式で求められる。これは、候補かごCnsが新規乗り場呼びに割り当てられてその呼び対象階に移動することによって増加した、全かごの増加運行時間(移動時間や停止時間)の和である。言い換えると、割り当て評価値V(Cns)が大きい候補かごは、新規乗り場呼びが割り当てられてその呼び対象階に移動することによって他のかごの運行時間を増加させる可能性があるため、新規乗り場呼びを割り当てるのは好ましくない。図2のエレベータシステム100において、割り当て評価地V(C2)は30であり、V(C4)は116.64である。
〔数6〕
Figure 2005206271
また、停止時間を強調した評価値は、評価値V(Cns)とペナルティ値の和で求めることができる。例えば、停止時間強調割り当て評価値V2(Cns)は、数7で示すように表される。このV2(Cns)を候補かごの評価に用いると、他かごの運行時間を増加させ、加えて停止時間を増加させる候補かごの割り当て評価値は大きくなる。ペナルティ値に、P1(Cns)やP2(Cns)を用いることも可能である。図2のエレベータシステム100において、V2(C2)は210、V2(C4)は339.96である。
〔数7〕
Figure 2005206271
ステップ260において、割り当てかご決定手段26が、候補かご評価演算部24の評価結果、候補かごの割り当て評価値を比較して、新規乗り場呼びを割り当てるかごを決定する。本形態においては、停止時間を強調した割り当て評価値V2の値が小さい候補かごを、新規乗り場呼び割り当てかごとする。図2のエレベータシステム100においては、割り当て評価値V2(Cns)が小さいかごC2に決定される。
割り当てかご決定手段26は、ステップ270において決定した割り当てかごの情報を、通信インターフェース22を介してかご制御装置16に登録する。その結果、かご制御装置16は、新規乗り場呼びの対象階に、決定されたかごを移動させる。図2のエレベータシステム100においては、かごC2を新規乗り場呼び3F−Uの呼び対象階3Fに移動させる。
本発明に係る、新規乗り場呼びを割り当てられた候補かごがその呼び対象階に移動することによって生じると予測される、他かごの停止時間を用いたペナルティ値を、候補かごの評価に利用する(候補かごの割り当て評価値に加える)ことによって、他かごを長時間停止させないかごに新規乗り場呼びが割り当てられるため、利用者の待機時間が減少し、その待機による不快感も解消される。
実施の形態2.
実施の形態2に係る本発明のエレベータ運行管理システム310を図5に示す。エレベータ運行管理システム310は、運行制御装置312と、乗り場制御装置314と、かご制御装置316から構成される。乗り場制御装置314とかご制御装置316は、実施の形態1のエレベータ運行管理システムの乗り場制御装置14とかご制御装置16と同じであるため説明を省略する。
運行制御装置312は、乗り場制御装置314とかご制御装置316に対して双方向に情報を伝送できる通信インターフェース322を有する。また、通信インターフェース322と接続された、複数のかごの戸を開閉させる戸開閉制御部334と、利用者のかご内待機時間または乗り場待機時間を削減する利用者待機時間削減部328とを有する。
利用者待機時間削減部328は、利用者がかご内に待機する時間、同一シャフト内の他かごの運行によって所定の時間停止しているまたは所定の時間停止させられる可能性があるかご内で利用者が待たされる(閉じ込められる)時間を削減するための戸開閉制御手段336から構成される。戸開閉制御手段336が戸の開閉のタイミングを戸開閉制御部334に指示することにより、戸開閉制御部334が戸開閉を実施する。ここで、所定の時間とは、利用者の待ち時間(待機時間)とみなすことができ、また、待機時間は、かごの停止時間である。この停止時間は、例えば、実施の形態1においてペナルティ値Pを求めたときに使用した停止時間と同等の方法で求めることができる。しかしながら、実施の形態1の停止時間は新規乗り場呼び発生時からの時間であるが、実施の形態2の停止時間は単に停止し始めたときからの時間も含む。
利用者待機時間削減部328の戸開閉制御手段336による戸開閉制御部334の動作を、図6に示す戸開閉プロセスを示すプロセスフローを参照しながら説明する。ここで、戸開閉処理されるかごを「被処理かご」と、同一シャフト内に存在し、被処理かごに実施される戸開閉処理を決定付ける、原因であるかごを「相手かご」と称することとする。
被処理かごがある乗り場に到着すると、戸開閉制御手段336は、被処理かご内に利用者が存在しないことを確認する(ステップ410)。被処理かご内の利用者の存在は、例えば、かごに設けられたかご内乗載総重量を測定する重量センサによって検出される。利用者が被処理かご内に存在する場合、戸開閉制御部334に戸を開かせて利用者をかごから降ろす(ステップ450)。
被処理かご内に利用者が存在しない場合、戸開閉制御手段336は、同一シャフト内の相手かごの運行状態を確認する(ステップ420)。確認後、ステップ430において、被処理かごが、相手かごの運行によって所定の時間停止されない又は所定の時間停止される可能性がない場合、戸開閉制御部334に戸を開かせて被処理かご内に利用者が乗載するのを待つ(ステップ450)。
ステップ430において、被処理かごが相手かごの運行によって所定の時間停止される又は所定の時間停止される可能性がある場合、被処理かご内に新たな利用者が乗載しないように戸を閉じたままで一定時間待機する(ステップ440)。これにより、新たな利用者が停止している被処理かご内で長時間、被処理かごが運行可能となるまで待たされることがなくなる。一定時間後、ステップ410に戻る。
また、ステップ410〜450は、かご内に利用者が存在し、相手かごの運行によって利用者が降りる予定の階(乗り場)以外のある階で停止された被処理かごの場合、戸を開き利用者を降ろすこともできる。これにより、利用者を被処理かごに閉じ込めた状態で停止時間分待たせることがなくなる。その結果、停止時間分閉じ込められることによって発生する被処理かご内の利用者の不安感が解消される。
次に、戸開閉制御手段336は、戸が開いた状態で乗り場で停止している被処理かご内が満員であること確認する(ステップ460)。確認は、かご内の行先呼び登録装置に行先呼びが登録されることと重量センサによって行われる。満員である場合、戸を閉じる(ステップ500)。
満員でない場合、相手かごの運行状態を確認する(ステップ470)。確認後、ステップ480において、被処理かごが、相手かごの運行によって所定の時間停止されない又は所定の時間停止される可能性がない場合、戸を閉じる(ステップ500)。
ステップ480において、被処理かごが、相手かごの運行によって所定の時間停止される又は所定の時間停止される可能性がある場合、戸を開いた状態で新たな利用者の乗載を待ちながら一定時間待機する(ステップ490)。一定時間後、ステップ460に戻る。
ステップ500において戸が閉じた被処理かごは、かご制御装置316によって移動される。
実施の形態2の改良形態として、戸開閉制御部と戸開閉制御手段を有する利用者待機時間削減部をかご制御装置内に設けてもよい。図7に示す実施の形態2の改良形態のかご制御装置516は、戸開閉制御部534と、戸開閉制御手段536を備える利用者待機時間削減部528とを有し、通信インターフェース522を介して乗り場制御装置514に接続される。これにより、乗り場制御装置514から乗り場呼び登録を確認できるため、エレベータシステムの全かごの乗り場呼び割り当て状態がわかり、その状態とかご制御装置516が得る全かごの運行状態から相手かごの運行状態がわかる。その結果、戸開閉処理されるかごの、相手かごの運行によって停止される停止時間がわかり、戸開閉制御手段536は、停止時間に応じて、戸の開閉のタイミングを制御できる。
実施の形態3.
実施の形態3のエレベータ運行管理システム610は、実施の形態1と実施の形態2を組み合わせたものである。図8に示すように、エレベータ運行管理システム610の利用者待機時間削減部628は、ペナルティ演算手段632と戸開閉制御手段634とから構成される。利用者待機時間削減部628がペナルティ演算手段632と戸開閉制御手段634とから構成される効果は、実施の形態1の効果と実施の形態2の効果を組み合わせたものであり、具体的にいえば、利用者のかご内待機時間および乗り場待機時間が削減され、それによる不快感および不安感が解消される。
実施の形態1に係るエレベータ運行管理システムの概略図である。 実施の形態1に係るエレベータ運行管理システムが使用されるエレベータシステムの概略図である。 割り当てかごを決定登録するプロセスを示すプロセスフローである。 全かごに対する全呼びの呼び対象階に到着する時間を示す表を複数表す図である。 実施の形態2に係るエレベータ運行管理システムの概略図である。 戸開閉制御手段が行う戸開閉のプロセスを示すプロセスフロー図である。 実施の形態2に係るエレベータ運行管理システムから改良されたかご制御装置の概略図を示す図である。 実施の形態3に係るエレベータ運行管理システムの概略図である。
符号の説明
10 エレベータ運行管理システム、 12 運行制御装置、 14 乗り場制御装置、 16 かご制御装置、 18 乗り場呼び登録装置、 20 行先呼び登録装置、 22 通信インターフェース、 24 候補かご評価演算部、 26 割り当てかご決定手段、 28 利用者待機時間削減部、 30 到着時間演算手段、 32 ペナルティ演算手段、
100 エレベータシステム、 110 UPボタン、 112 DOWNボタン
310 エレベータ運行管理システム、 312 運行制御装置、 314 乗り場制御装置、 316 かご制御装置、 322 通信インターフェース、 328 利用者待機時間削減部、 334 戸開閉制御部、 336 戸開閉制御手段、
610 エレベータ運行管理システム
Cn かご、 Om 呼び、 Cns 候補かご
T1(Om、Cn) 第1の到着時間、T1c(Om、Cn) 修正第1の到着時間
T2(Om、Cn、Cns) 第2の到着時間、 T2c(Om、Cn、Cns) 修正第2の到着時間、
P(Cns) ペナルティ値、 V(Cns) 割り当て評価値

Claims (3)

  1. 個々に複数のかごを備えた複数本のシャフトを有するシングルシャフトマルチカーエレベータのエレベータ運行管理システムにおいて、
    新規乗り場呼びを割り当てられたかごが上記新規乗り場呼びの呼び対象階に移動することによって発生すると予測される、同一シャフト内の他かごの停止時間を用いてペナルティ値を算出するペナルティ演算手段と、
    上記ペナルティ値を利用し、上記新規乗り場呼びに割り当てるかごを決定する割り当てかご決定手段とを含むことを特徴とするエレベータ運行管理システム。
  2. 個々に複数のかごを備えた複数本のシャフトを有するシングルシャフトマルチカーエレベータのエレベータ運行管理システムにおいて、
    同一シャフトのかごの運行によって所定の時間停止されている又は所定の時間停止される可能性があるかごの戸開閉を、上記所定の時間に応じて制御する戸開閉制御手段を含むことを特徴とするエレベータ運行管理システム。
  3. 個々に複数のかごを備えた複数本のシャフトを有するシングルシャフトマルチカーエレベータのエレベータ運行管理システムにおいて、
    新規乗り場呼びを割り当てられたかごが上記新規乗り場呼びの呼び対象階に移動することによって発生すると予測される、同一シャフト内の他かごの停止時間を用いてペナルティ値を算出するペナルティ演算手段と、
    上記ペナルティ値を用いて上記新規乗り場呼びに割り当てるかごを決定する割り当てかご決定手段と、
    同一シャフトのかごの運行によって所定の時間停止されている又は所定の時間停止される可能性があるかごの戸開閉を、上記所定の時間に応じて制御する戸開閉制御手段を含むことを特徴とするエレベータ運行管理システム。
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