JP2005205931A - タイヤリム組立体 - Google Patents

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Abstract

【課題】 製作工数を低減させてもランフラット走行する際の荷重に耐え得るタイヤリム組立体を提供することを課題とする。
【解決手段】 タイヤリム組立体10は、リム12と、リム12に取付けられた空気入りタイヤ14と、空気入りタイヤの内側に設けられた中子16と、を有する。中子16は、内圧低下により空気入りタイヤ14が潰れると空気入りタイヤ14のトレッド部24内側を当接させて支えるリング状の支持部28と、リム12に設けられ、支持部28に係合して支えるリング状の係留部30と、を備えている。支持部28は、タイヤ幅方向両端部付近が内側に向けて曲げられてなるフランジ部29を備え、フランジ部29が係留部30の係留部外周面30Sに面接触している。これにより、係留部30に局部的に大きな押圧力が加えられることが回避されるため、フランジ部29を係留部30の内部にまで挿入しておく必要がない。
【選択図】 図1

Description

本発明は、中子を有するタイヤリム組立体に関する。
リムと、リムに組み付けられた中子と、空気入りタイヤと、を有するタイヤリム組立体が、パンク等の緊急走行時にランフラット走行する上で有用である。
このようなタイヤリム組立体では、中子として、タイヤ回転軸の方向からみてリング状のものをリムに組み付けている例が多い。この場合、リム側に形成されている中子端部はリング状であり(以下、中子のリム側の端部をリング端部という)、一般に、リング端部を保持して支える保持部がリムに設けられている。
例えば特許文献1に開示されたタイヤリム組立体200では、図21に示すように、リング端部202が曲げられずに保持部204に外周側から入り込み、保持部204に接着されている。
また、特許文献2に開示されたタイヤリム組立体210では、図22に示すように、リング端部202が中子外側に向けて曲げられた外方反転部212とされており、外方反転部212が保持部214の内部に入り込んでいる。
特表2001−519279号公報 PCT/EP99/03724
しかし、特許文献1に開示されたように、リング端部202が曲げられずにそのまま保持部204に入り込んでいる場合、ランフラット走行する際の荷重に耐えられないという問題があった。
また、特許文献2に開示されたように、リング端部212が中子外側に曲がっている場合、ランフラット走行する際の荷重に耐えられるようにするため保持部214の内部にまでリング端部212を挿入或いは接着加硫する必要がある。このため、組立工数が増大(すなわち製作工数が増大する)という問題があった。
本発明は、上記事実を考慮して、製作工数を低減させてもランフラット走行する際の荷重に耐え得るタイヤリム組立体を提供することを課題とする。
請求項1に記載の発明は、リムと、前記リムに取付けられた空気入りタイヤと、前記空気入りタイヤの内側に設けられた中子と、を有するタイヤリム組立体であって、前記中子は、板状部材で構成されてタイヤ幅方向両端部付近をそれぞれ内側に曲げてなるフランジ部を有すると共に、内圧低下により前記空気入りタイヤが潰れると前記空気入りタイヤのトレッド部内側を外周面に当接させて支えるリング状の支持部と、前記リムに設けられ、前記フランジ部に外周面でそれぞれ面接触して前記支持部を前記リムに支えさせるリング状の係留部と、を備えたことを特徴とする。
本明細書でタイヤ幅方向両端部付近とは、タイヤ幅方向両端を構成する板状部材端から、タイヤ断面高さの1/25〜1/6の範囲内のことをいう。
パンク等の内圧低下により空気入りタイヤが潰れると、空気入りタイヤのトレッド部内側が支持部の外周面に当接して支えられ、ランフラット走行可能となる。ここで、支持部を構成するフランジ部が係留部の外周面に面接触しているので、係留部に局部的に大きな押圧力が加えられることが回避される。従って、ランフラット走行する際の荷重が大きくても、フランジ部を係留部の内部にまで挿入しておく必要がない。
これにより、中子をリムに組込むための組立工数を大幅に低減させることができる。なお、フランジ部と係留部とは基本的には接着する必要はないが、強度向上等のためにのりや接着剤などで接着してもよい。
請求項2に記載の発明は、タイヤ幅方向の両外側から前記中子を支える外側リブが前記係留部に形成されていることを特徴とする。
空気入りタイヤが潰れて中子の外周面でトレッド部内側を支える際、支持部に変形力が作用する。この変形力は、フランジ部がリムから外れる方向に移動しようとする力を生じさせる。請求項2に記載の発明では、タイヤ幅方向の両外側から外側リブによって中子を支えているので、フランジ部がリムから外れることを防止できる上、支持部の強度を上げることができる。
請求項3に記載の発明は、前記支持部の外周面側を経由して前記係留部同士を連結する連結手段が設けられたことを特徴とする。
これにより、係留部から支持部を更に外れ難くすることができる。
請求項4に記載の発明は、前記支持部が多数の開口部を有することを特徴とする。
これにより、支持部の強度を維持しつつ支持部の重量を低減させることができる。
請求項5に記載の発明は、前記支持部が網目状であることを特徴とする。
これにより、請求項4と同様、支持部の強度を維持しつつ支持部の重量を低減させることができる。
請求項6に記載の発明は、前記係留部に係合凸部が形成され、前記フランジ部には、前記係合凸部と係合する係合孔部が形成されていることを特徴とする。
これにより、係合力を更に高めることができる。係合凸部、係合凹部はそれぞれ複数設けられていてもよい。
本発明は上記構成としたので、製作工数を低減させてもランフラット走行する際の荷重に耐え得るタイヤリム組立体を実現させることができる。
以下、実施形態を挙げ、本発明の実施の形態について説明する。なお、第2実施形態以下では、既に説明した構成要素と同様のものには同じ符号を付してその説明を省略する。
[第1実施形態]
まず、第1実施形態について説明する。図1に示すように、第1実施形態に係るタイヤリム組立体10は、リム12と、リム12に取付けられた空気入りタイヤ14と、空気入りタイヤ14の内側に設けられた中子16と、を有する。
リム12は、空気入りタイヤ14のサイズに対応した標準リムである。本実施形態における空気入りタイヤ14は、一対のビード部18と、両ビード部18に跨がって延びるトロイド状のカーカス20と、カーカス20のクラウン部に位置する複数(本実施形態では2枚)のベルト層22と、ベルト層22の上部に形成されたトレッド部24とを備える。
中子16は、板状部材で構成されるリング状の支持部28と、リム12の外周面側に設けられて支持部28に係合するリング状の2つの係留部30と、を備えており、内圧低下により空気入りタイヤ14が潰れると空気入りタイヤ14のトレッド部24の内側が支持部28の外周面に当接し、係留部30を介してリム12に支えられるようになっている。
図1、図2に示すように、支持部28は、タイヤ幅方向両端部付近がそれぞれタイヤ幅方向Zの内側に向けて曲げられてなるフランジ部29を備えており、後述の外側リブ32のタイヤ幅方向内側に形成されている係留部外周面30Sにフランジ部29が面接触して支えられている。また、支持部28は、外周面側の幅方向中央位置に1本のリング状凹部28Dが形成されるように曲げ加工されている。なお、リング状凹部28Dは1本でなく複数本であってもよいが、リング加工工数の最小化とリング強度を確保する観点上、1本であることが好ましい。
支持部28の幅Bsは、ビード部18におけるタイヤ幅以下であり、支持部28の高さHs(係留部外周面30Sから支持部28の最外周までのタイヤ径方向距離)は、空気入りタイヤ14の高さHt(タイヤ断面高さのことであり、ビード部18の内周側端からトレッド部24の最外周までのタイヤ径方向距離)の3/4以下であることが好ましい。支持部28の内径は、リム径よりも10mm以上大きくされていることが好ましい。
支持部28の材質は、金属、強化プラスチック等、ランフラット走行時に車重を支えることができ、かつ、衝撃に耐え得る材質とされており、金属であることが多い。
係留部30の材質は、複数種であってもよい。例えば、リム12と接触する部分、空気入りタイヤ14と接触する部分、剛性を調整するための部分、及び、支持部28と接触する部分、でそれぞれ材質が異なってもよい。
係留部30は、タイヤ幅方向Zの両外側から支持部28を支える外側リブ32を有する。上記のフランジ部29を形成するために、支持部28のタイヤ幅方向両端部付近をタイヤ幅方向Zの内側に向けて曲げているので、タイヤ幅方向Zの両外側には、タイヤ回転軸Oの方向から見てリング状の角部29Eがそれぞれ形成されており、ランフラット走行時、外側リブ32が角部29Eを押圧して支えるようになっている。
各係留部30の幅Wは5mm以上であることが好ましく、内周面から係留部外周面までの高さHkは10mm以上であることが好ましい。なお、高さHkと支持部28の高さHsとの総和(Hs+Hk)が、空気入りタイヤ14の高さHtの80%未満であることが好ましい。
係留部30の材質は、ウレタンゴム等のゴムや発泡体等、リム組みが可能なようにタイヤ幅方向Zにスライド移動可能である材質とされており、ゴムであることが多い。
以下、本実施形態のタイヤリム組立体10の作用について説明する。
パンク等の内圧低下により空気入りタイヤ14が潰れると、空気入りタイヤ14のトレッド部24の内側が支持部28の外周面に当接して支えられ、ランフラット走行可能となる。ここで、フランジ部29が係留部外周面30Sに面接触しているので、係留部30に局部的に大きな押圧力が加えられることが回避される。
従って、中子16が支えることができる押圧力を高くしても、フランジ部29を係留部30の内部にまで挿入する必要がなく、また、フランジ部29と係留部30とを接着する必要がない。これにより、中子16をリム12に組込むための組立工数を大幅に低減させることができる。
また、空気入りタイヤ14が潰れて中子16の外周面でトレッド部24の内側を支える際、支持部28に変形力が作用する。この変形力によって、2つの角部29Eは、互いに離れる方向(タイヤ幅方向Zの外側方向)に移動する力を受ける。本実施形態では、係留部30に外側リブ32が形成されているので、角部29Eのこの移動を抑えることができる。これにより、フランジ部29がリムから外れることを防止でき、しかも支持部28の強度を上げることができる。
[第2実施形態]
次に、第2実施形態について説明する。図3に示すように、本実施形態では、中子46は支持部28と係留部40とで構成されており、第1実施形態に比べ、係留部40の形状が異なる。
すなわち、係留部40は、フランジ部29の移動をタイヤ幅方向内側から規制する内側リブ42を更に有する。
これにより、支持部28と係留部40とが外れ難い。
[第3実施形態]
次に、第3実施形態について説明する。図4に示すように、本実施形態では、第1実施形態に比べ、中子56を構成する支持部58と係留部50とがより強固に係合している。
すなわち、係留部外周面50S上には係合凸部52が形成され、支持部58を構成するフランジ部59には、係合凸部52に係合する係合孔部54が形成されている。
これにより、係留部外周面50S上の設定位置からフランジ部59が回転移動することを防止でき、支持部58と係留部50とが外れ難い。
なお、図5に示すように、係合凸部52の頭部52Tの径が基部52Bの径よりも大きい場合、係合孔部54が、頭部52Tを通過させる径にされた貫通孔部54Pと、基部52Bの径と同等の幅で貫通孔部54Pから互いに近づく方向へ延びる抜止め防止孔部54Gと、で形成されていてもよい。これにより、支持部と係留部とが更に外れ難い。
[第4実施形態]
次に、第4実施形態について説明する。図6に示すように、本実施形態では、第3実施形態に比べ、更に、タイヤ幅方向内側に向けて延び出す係合凸部62が外側リブ33に形成されると共に、係合凸部62に係合する係合孔部64が支持部57に形成されている。
これにより、第3実施形態に比べ、支持部と係留部とが更に外れ難い。
[第5実施形態]
次に、第5実施形態について説明する。図7に示すように、中子76は支持部78と係留部70とで構成される。本実施形態では、第1実施形態に比べ、係留部70の係留部外周面70Sから突出する係合凸部72が設けられ、支持部78を構成するフランジ部79には、係合凸部72に係合する係合孔部74が形成されている。
第3実施形態とは異なり、係合凸部72は係留部70とは別部材で構成されており、係合凸部72の基部72Bが係留部70に埋め込まれている。
これにより、第1実施形態に比べ、支持部78と係留部70とが外れ難い。
[第6実施形態]
次に、第6実施形態について説明する。図8に示すように、本実施形態では、第5実施形態に比べ、係合凸部72を保持する保持部79が、中子を構成する係留部80に埋め込まれている。保持部79は、係留部80や係合凸部72とは別部材で構成されている。
これにより、第5実施形態に比べ、係合凸部72が係留部80から抜け難くなる。また、係合凸部72から大きな応力が係留部80に及ばされることを回避でき、耐久性を向上させることができる。
[第7実施形態]
次に、第7実施形態について説明する。図9に示すように、本実施形態では、第1実施形態に比べ、中子を構成する支持部88の形状が異なる。すなわち、支持部88には、第1実施形態のような凹部28D(図1、図2参照)が形成されておらず、断面形状が簡易な湾曲凸状にされている。
これにより、支持部80の形状を簡素にすることができる。
[第8実施形態]
次に、第8実施形態について説明する。図10に示すように、本実施形態では、第1実施形態に比べ、外側リブ32(図1参照)を形成することに代えて、支持部28の外周面側を経由して係留部90同士を連結する連結部材92が設けられている。
連結部材92は、伸縮、変形が可能な素材で構成される。
これにより、係留部から支持部を更に外れ難くすることができる。
なお、連結部材92は、支持部28を全周にわたって覆う部材であってもよいし、バンド式やバイアス式で連結する部材であってもよい。
[第9実施形態]
次に、第9実施形態について説明する。図11に示すように、本実施形態では、第8実施形態に比べ、フランジ部29と係留部90との間に緩衝材94が設けられている。
これにより、ランフラット走行時に生じる衝撃を和らげることができる。
[第10実施形態]
次に、第10実施形態について説明する。図12に示すように、本実施形態では、第1実施形態に比べ、支持部28の外周面側を経由して係留部30同士を連結する連結部材102が更に設けられている。
これにより、第9実施形態に比べ、外側リブ32が設けられているので、係留部30の強度が高い。
連結部材102を連結させる形態としては、図13に示すように、連結部材102が外側リブ32にタイヤ径方向外側から挿入されて保持されていてもよいし、図14に示すように、係留部とは別部材である保持部材104、106、108を設けて連結部材102を連結させてもよい。
[第11実施形態]
次に、第11実施形態について説明する。図15に示すように、本実施形態では、第1実施形態に比べ、中子を構成する係留部の構成が異なる。
すなわち、係留部110は、リング状の係留部本体111と、係留部本体111のタイヤ幅方向外側に貼り付けられたリング状の帯部112と、係留部本体111の外周面側に貼り付けられたリング状の外周側緩衝部118と、で構成される。帯部112は、外周側緩衝部118よりもタイヤ径方向外側へ延び出しているリング状の外側リブ部112Rを形成しており、支持部28の角部29Eが帯部112に当接して支えられるようになっている。
これにより、空気入りタイヤの内面に設けられているインナーライナとの密着が防止され、長期間にわたって低内圧走行を実施していなくても、中子の機能が損なわれない。
[第12実施形態]
次に、第12実施形態について説明する。図16に示すように、本実施形態では、第11実施形態に比べ、係留部本体111のタイヤ径方向内側に内周側緩衝部119を設けている。
これにより、更に緩衝効果を高めることができる。
なお、図17に示すように、内周側緩衝部119は、帯部112のタイヤ径方向内側に当接する形状にされていてもよい。
[第13実施形態]
次に、第13実施形態について説明する。本実施形態では、第1実施形態に比べ、支持部の構成が異なっており、図18に示すように、支持部138は多数の開口部136を有する。
これにより、支持部138の強度を維持しつつ支持部138の重量を低減させることができる。
[第14実施形態]
次に、第14実施形態について説明する。本実施形態では、第1実施形態に比べ、支持部の構成が異なっており、図19に示すように、支持部148はメッシュ状にされている。
これにより、支持部148の強度を維持しつつ支持部148の重量を低減させることができる。
[第15実施形態]
次に、第15実施形態について説明する。本実施形態では、第1実施形態に比べ、支持部の構成が異なっている。
すなわち、図20に示すように、支持部158は複数の支持部構成部材160、162をフランジ結合することにより形成されており、各支持部構成部材には結合のためのフランジ部164、166が形成されている。
本実施形態でタイヤリム組立体を組立てるには、リムに組み付ける際に支持部構成部材同士をボルト168等で結合する。
本実施形態により、中子をタイヤに装入する際、リム組みの作業性が改善される。
以上、実施形態を挙げて本発明の実施の形態を説明したが、これらの実施形態は一例であり、要旨を逸脱しない範囲内で種々変更して実施できる。また、本発明の権利範囲が上記実施形態に限定されないことは言うまでもない。
第1実施形態に係るタイヤリム組立体の幅方向断面図である。 第1実施形態に係るタイヤリム組立体の中子を構成する支持体の部分斜視図である。 第2実施形態に係るタイヤリム組立体の中子のタイヤ幅方向断面図である。 第3実施形態に係るタイヤリム組立体の中子のタイヤ幅方向断面図である。 図5(A)及び(B)は、それぞれ、第3実施形態の変形例に係るタイヤリム組立体の中子のタイヤ幅方向断面図、及び、矢視5B−5Bの部分平面断面図である。 第4実施形態に係るタイヤリム組立体の中子のタイヤ幅方向断面図である。 第5実施形態に係るタイヤリム組立体の中子のタイヤ幅方向断面図である。 第6実施形態に係るタイヤリム組立体の中子のタイヤ幅方向断面図である。 第7実施形態に係るタイヤリム組立体の中子のタイヤ幅方向断面図である。 第8実施形態に係るタイヤリム組立体の中子のタイヤ幅方向断面図である。 第9実施形態に係るタイヤリム組立体の中子のタイヤ幅方向断面図である。 第10実施形態に係るタイヤリム組立体の中子のタイヤ幅方向断面図である。 第10実施形態の変形例に係るタイヤリム組立体の中子のタイヤ幅方向断面図である。 第10実施形態の変形例に係るタイヤリム組立体の中子のタイヤ幅方向断面図である。 第11実施形態に係るタイヤリム組立体の中子を構成する係留部を示すタイヤ幅方向断面図である。 第12実施形態に係るタイヤリム組立体の中子を構成する係留部を示すタイヤ幅方向断面図である。 第12実施形態に係るタイヤリム組立体の中子を構成する係留部の変形例を示すタイヤ幅方向断面図である。 第13実施形態に係るタイヤリム組立体の中子を構成する支持体の部分斜視図である。 第14実施形態に係るタイヤリム組立体の中子を構成する支持体の部分斜視図である。 第15実施形態に係るタイヤリム組立体の中子を構成する支持体のタイヤ径方向の部分側面断面図である。 従来のタイヤリム組立体の幅方向部分断面図である。 従来のタイヤリム組立体の幅方向部分断面図である。
符号の説明
10 タイヤリム組立体
12 リム
14 空気入りタイヤ
16 中子
24 トレッド部
28 支持部
29 フランジ部
30 係留部
30S 係留部外周面
32 外側リブ
33 外側リブ
40 係留部
46 中子
50 係留部
50S 係留部外周面
52 係合凸部
54 係合孔部
56 中子
57 支持部
58 支持部
59 フランジ部
62 係合凸部
64 係合孔部
70 係留部
70S 係留部外周面
72 係合凸部
74 係合孔部
76 中子
78 支持部
79 フランジ部
80 係留部
88 支持部
90 係留部
92 連結部材
102 連結部材
110 係留部
136 開口部
138 支持部
148 支持部
158 支持部
200 タイヤリム組立体
210 タイヤリム組立体

Claims (6)

  1. リムと、前記リムに取付けられた空気入りタイヤと、前記空気入りタイヤの内側に設けられた中子と、を有するタイヤリム組立体であって、
    前記中子は、板状部材で構成されてタイヤ幅方向両端部付近をそれぞれ内側に曲げてなるフランジ部を有すると共に、内圧低下により前記空気入りタイヤが潰れると前記空気入りタイヤのトレッド部内側を外周面に当接させて支えるリング状の支持部と、
    前記リムに設けられ、前記フランジ部に外周面でそれぞれ面接触して前記支持部を前記リムに支えさせるリング状の係留部と、を備えたことを特徴とするタイヤリム組立体。
  2. 前記係留部には、前記支持部のタイヤ幅方向両端部付近をタイヤ幅方向外側から支える外側リブが形成されていることを特徴とする請求項1に記載のタイヤリム組立体。
  3. 前記支持部の外周面側を経由して前記係留部同士を連結する連結手段が設けられたことを特徴とする請求項1又は2に記載のタイヤリム組立体。
  4. 前記支持部が多数の開口部を有することを特徴とする請求項1〜3のうち何れか1項に記載のタイヤリム組立体。
  5. 前記支持部が網目状であることを特徴とする請求項1〜3のうち何れか1項に記載のタイヤリム組立体。
  6. 前記係留部に係合凸部が形成され、前記フランジ部には、前記係合凸部と係合する係合孔部が形成されていることを特徴とする請求項1〜5のうち何れか1項に記載のタイヤリム組立体。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2007026785A1 (ja) * 2005-09-01 2007-03-08 Bridgestone Corporation 支持体
JP2008195337A (ja) * 2007-02-15 2008-08-28 Bridgestone Corp ランフラット用支持体および空気入りランフラットタイヤ

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