JP2005205514A - 空気圧式往復動工具。 - Google Patents

空気圧式往復動工具。 Download PDF

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Abstract

【課題】構造が簡単で、軽量化ができ、圧縮空気の給排気を円滑に行える圧縮空気式往復動工具を提供する。
【解決手段】固定シャフト18上を摺動可能の第1ピストン20と、第2ピストン22と、第1バネ26と、第2バネ28と、第1及び第2ピストン間に圧縮空気を供給する圧縮空気供給路30と、圧縮空気により第1及び第2ピストンが所定の間隔だけ離された時点で排気するための排気路34とを有する。圧縮空気供給路は、軸線方向部分36と、半径方向部分38と、圧縮空気導入路40とを有する。圧縮空気導入路は、半径方向部分38と連通されて上記第1及び第2ピストンの間に圧縮空気を供給し、第1及び第2ピストンが前後方向に向けて動かされて半径方向部分38との連通が遮断されることにより圧縮空気の供給を停止する。
【選択図】図1

Description

本発明は、圧縮空気により駆動するようにした手持ち式の鋸などの空気圧式往復動工具に関する。
この種の空気圧式往復動工具は、種々の構造のものが開発されてきている。(例えば、特許文献1、特許文献2参照)
しかし、それら従来の工具は、構造が複雑で、比較的重量もあり、また、空気消費量が大きいなどの問題があった。また、圧縮空気の給排気が円滑に行われず、当該工具の作動に支障を来たす虞もあった。
実公平4−2781 米国特許5,755,292
本発明は、上記の点に鑑み、構造が簡単で、重量が小さく、且つ、空気の給排気を円滑に行うことができる空気圧式往復動工具を提供することを目的とするものである。
すなわち、本発明は、
筒状のハウジングと、
該ハウジングの前端を閉止する前端部材と、
同ハウジングの後端を閉止する後端部材と、
ハウジングの閉止されている後端から当該ハウジングの軸線方向前方に延びる固定シャフトと、
該固定シャフトを挿通する孔を有し、同固定シャフトに沿って摺動可能にされた第1ピストンと、
第1ピストンの前端側に設けられた第2ピストンと、
該第2ピストンから上記前端部材を挿通して軸線方向前方に延び、前端に鋸等の工具を取り付ける工具取付け部材と、
上記第1ピストンを前方へ付勢する第1付勢手段と、
上記第2ピストンを後方へ付勢する第2付勢手段と、
上記後端部材から上記固定シャフトを通り、上記第1及び第2ピストン間に圧縮空気を供給する圧縮空気供給路と、
第1及び第2ピストンがそれらの間に供給された圧縮空気により、それぞれ、上記第1及び第2付勢手段に抗して、後方及び前方へ駆動され、第1及び第2ピストンが所定の間隔だけ離された時点で、該第1及び第2ピストン間に供給された圧縮空気を上記ハウジングの外部へ排気するための排気路と
を有し、
上記第1及び第2ピストンが、それらの間に圧縮空気が供給されることにより相互に離され、工具取付け部材に取り付けられた工具が前進位置となるようにしたピストン駆動位置と、上記排気路を通して圧縮空気が排気されることにより、相互に近接され、上記工具が後退位置となるようにしたピストン復帰位置との間で可動とされている、
ことを特徴とする空気圧式往復動工具を提供する。
この空気圧式往復動工具は、前述の従来の工具に比べて、その構造が簡単で、給排気を安定して行うことができ、また、重量も小さくすることができるので手持ちの工具として使いやすいものとなる。
具体的には、
上記圧縮空気供給路は、
上記固定シャフト内を前端に向けて延びる軸線方向部分と、
該軸線方向部分から半径方向に延び、当該固定シャフトの側面に開口する半径方向部分と、
上記第1ピストンの上記固定シャフトを挿通する上記孔の内壁面に開口して圧縮空気を受け入れるための圧縮空気入口凹部と、
該圧縮空気入口凹部に連通され、上記第1及び第2ピストンの間に圧縮空気を導入するための圧縮空気導入路と、
を有し、
第1及び第2ピストンが上記ピストン復帰位置とされたときに、上記圧縮空気入口凹部が上記半径方向部分と連通されて、圧縮空気が上記圧縮空気導入路を介して上記第1及び第2ピストンの間に供給され、
第1及び第2ピストンが上記ピストン駆動位置に向けて動かされ、同ピストン駆動位置に至る前に、上記圧縮空気入口凹部が上記半径方向部分から遮断されて上記第1及び第2ピストンの間への圧縮空気の供給が遮断されると共に、上記第1及び第2ピストン間に供給された圧縮空気が上記排気路から上記ハウジングの外部へ排気されるようにすることができる。
上記圧縮空気導入路は、上記圧縮空気入口凹部から第1ピストン内を前方に延びるように設けることができるが、上記固定シャフトに設けて、上記第1ピストンが上記復帰位置から上記駆動位置に向けての所定の動きの範囲において、上記圧縮空気入口凹部に連通されるようにすることもできる。
より具体的には、上記第2ピストンが上記第1ピストンの外周面と摺動する内周面とを有する筒状部分を備え、該筒状部分には、上記第1及び第2のピストンが上記ピストン駆動位置に向けて駆動される途中で、上記第1及び第2ピストン間に供給された圧縮空気が排気されるようにする排気路が設けられるようにすることができる。
また、別の具体例としては、
上記固定シャフトが上記第1ピストンを貫通し、
上記第2ピストンが該固定シャフトの前端部分を摺動可能に受け入れる孔を有し、
上記圧縮空気供給路が、
上記固定シャフト内を上記前端部分まで延びる軸線方向部分と、
上記第2ピストンの上記固定シャフトを受け入れる上記孔の内壁面に開口して圧縮空気を受け入れるための圧縮空気入口凹部と、
該圧縮空気入口凹部に連通され、上記第1及び第2ピストンの間に圧縮空気を導入するための圧縮空気導入路と、
を有し、
第1及び第2ピストンが上記ピストン復帰位置とされたときに、上記圧縮空気入口凹部が上記圧縮空気供給路と連通されて、圧縮空気が上記圧縮空気導入路を介して上記第1及び第2ピストンの間に供給され、
第1及び第2ピストンが上記ピストン駆動位置に向けて動かされ、同ピストン駆動位置に至る前に、上記圧縮空気入口凹部が上記軸線方向部分から遮断されて上記第1及び第2ピストンの間への圧縮空気の供給が遮断されると共に、上記第1及び第2ピストン間に供給された圧縮空気が上記排気路から上記ハウジングの外部へ排気されるようにされる。
上記圧縮空気入口凹部は、必ずしも上記孔の周壁に設けられるものとは限らず、孔の前端にその延長として設けることもできる。
この場合、上記圧縮空気導入路が、
上記軸線方向部分から半径方向に延び、上記固定シャフトの側面に開口する半径方向部分、及び、
上記圧縮空気入口凹部から第2ピストン内を後方に延びるように設けられるようにすることができる。
そして、上記圧縮空気導入路が、上記固定シャフトに設け、上記第2ピストンが上記復帰位置から上記駆動位置に向けての所定の動きの範囲において、上記圧縮空気入口凹部に連通されるようにすることができる。
具体的には、上記第1ピストンが上記第2ピストンの外周面と摺動する内周面を有する筒状部分を備え、該筒状部分には、上記第1及び第2のピストンが上記ピストン駆動位置に向けて駆動される途中で、上記第1及び第2ピストン間に供給された圧縮空気が排気されるようにする排気路が設けられるようなものとすることができる。
更に別の具体例としては、
上記圧縮空気供給路が、
上記固定シャフト内を軸線方向に延び同固定シャフトの前端に開口しており、
上記第2ピストンが、該ピストンの後端から延び、上記固定シャフトの前端に設けられた上記圧縮空気供給路の開口を通って延びる開口開閉部材を有し、
第1及び第2ピストンが上記ピストン復帰位置とされたときに、圧縮空気が上記圧縮空気供給路の開口を介して上記第1及び第2ピストンの間に供給され、
第1及び第2ピストンが上記ピストン駆動位置に向けて動かされ、同ピストン駆動位置に至る前に、上記圧縮空気供給路の開口が上記開口開閉部材により遮断されて上記第1及び第2ピストンの間への圧縮空気の供給が遮断されると共に、上記第1及び第2ピストン間に供給された圧縮空気が上記排気路から上記ハウジングの外部へ排気されるようにされるものとすることもできる。
以上の如き往復動工具において、
上記固定シャフトの周囲にネジ係合された付勢力調整部材を有し、
上記第1付勢手段が、上記固定シャフトの周りで該付勢力調整部材と上記第1ピストンとの間に設定されているコイルバネとされ、
該付勢力調整部材を固定シャフト上で回動することにより、同固定シャフト上での軸線方向位置を調整し、当該第1付勢手段の上記第1ピストンに対する付勢力を調整することができるようにすることもできる。
以下、本発明にかかる空気圧式往復動工具の実施形態を添付図面に基づき詳細に説明する。
図1及び図2に示すように、本発明にかかる空気圧式往復動工具10は、筒状のハウジング12と、該ハウジングの前端を閉止する前端部材14と、同ハウジングの後端を閉止する後端部材16と、ハウジングの閉止されている後端から当該ハウジングの軸線方向前方に延びる固定シャフト18と、該固定シャフト18に沿って摺動可能に設けられた第1ピストン20と、該第1ピストン20の前端側に設けられた第2ピストン22と、該第2ピストン22から前端部材14を挿通して軸線方向前方に延びて前端に(鋸などの)工具Tを取り付ける工具取付け部材24と、第1ピストン20を前方へ付勢する第1バネ26と、第2ピストン22を後方へ付勢する第2バネ28と、後端部材16から固定シャフト18を通り、第1及び第2ピストン20,22間に圧縮空気を供給する圧縮空気供給路30と、該圧縮空気供給路30を開閉するバルブ32と、第1及び第2ピストン20,22がそれらの間に供給された圧縮空気により、それぞれ、上記第1及び第2バネ26,28に抗して、後方及び前方へ駆動され、第1及び第2ピストン20,22が所定の間隔だけ離された時点で、該第1及び第2ピストン20,22間に供給された圧縮空気を上記ハウジング12の外部へ排気するための排気路34と、を有する。
第1及び第2ピストン20,22は、それらの間に供給される上記圧縮空気により相互に離され、第2ピストン22に取り付けられた工具Tが所定の前進位置となるようにしたピストン駆動位置(図2)と、排気路34を通して圧縮空気が排気されることにより、第1及び第2バネ26,28によって相互に近接され、工具Tが後退位置となるようにしたピストン復帰位置との間で可動とされている。(図1は、当該圧縮空気式往復動工具10が作動されていない状態、すなわち、圧縮空気が全く存在しない状態にあり、第1及び第2ピストン20,22は、軸線方向で相互に当接された状態となっているが、当該圧縮空気式往復動工具10の作動中における上記ピストン復帰位置においては、第1及び第2ピストン20,22間にある程度の圧縮空気が残るので、それらが直接当接する状態とはならない。)
圧縮空気供給路30は、固定シャフト18内を前端に向けて延びる軸線方向部分36と、 該軸線方向部分36の先端部分から半径方向に延び、当該固定シャフト18の側面に開口する半径方向部分38と、第1ピストン20内をその後端側から前端まで延びる圧縮空気導入路40を有する。第1及び第2ピストン20,22がピストン復帰位置とされたときには、圧縮空気導入路40が半径方向部分38と連通されて第1及び第2ピストン20,22の間に圧縮空気を供給するようになっている。また、第1及び第2ピストン20,22がピストン駆動位置(図2)に向けて動かされる行程においては、同ピストン駆動位置(図2)に至る前に、圧縮空気導入路40が半径方向部分38から遮断されて第1及び第2ピストン20,22の間への圧縮空気の供給が遮断されるようになっている。後述するように、このときに、第1及び第2ピストン20,22間に供給された圧縮空気は、排気路34からハウジング12の外部へ排気されるようになされている。
図示した例では、第1ピストン20は、固定シャフト18を挿通している貫通孔42と、該貫通孔の内壁面に開口し、同貫通孔を囲むように環状に形成された圧縮空気入口凹部44とを有し、上記圧縮空気導入路40は、圧縮空気入口凹部44から当該第1ピストン20内を軸線方向に延びるようにして複数形成されている(図面においては2つの圧縮空気導入路40が示されているが、周方向で所定間隔あけて3以上設けることができる)。
また、図示の例では、第2ピストン22は、ハウジング12の内壁面との間に空間を有する外周面22−1及び第1ピストン20の外周面と摺動する内周面22−2を有する筒状部分22−3と、該筒状部分の端部を閉じて第1ピストンに対向する円板状部分22−4とを有している。筒状部分には、同筒状部分の後端縁22−5から前方に延びるノッチ22−6が周方向で適宜の間隔をあけて複数(図面では2個のみ示す)形成され、第1及び第2のピストン20,22が、ピストン駆動位置(図2)に向けて駆動される途中で、第1及び第2ピストン20,22間に供給された圧縮空気を当該ノッチ22−6を通して排気路34から排気するようなっている。上記ノッチ22−6に換えて内周面に複数の溝あるいは孔を形成させてもよい。また、円板状部分22−4の前端面中央からは前方に延びる伸張部分22−7が形成されており、該伸張部分の前端に工具取付け部材46が固定されており、その先端に工具Tを固定するための固定部材48が取り付けられている。図中、50は、固定部材48に工具Tの後端を固定するためのビス、52は工具Tの両側に設定されて鋸の取付け基端部分を保護するための(金属線材を折り曲げて形成された)保護部材を示す。これらに関しては、広く知られているところであり、詳細な説明は省略する。
後端部材16は、ハウジング12の後端開口を閉止してハウジング内に延びており、該後端部材16の後端面にはパッキン54を介して給気部材56が固定されている。該供給部材は、図示しない圧縮空気源(エアコンプレッサ)に連通される給気口30−1から軸線方向に延びバルブ32を介して、当該給気部材56の前端面に至る供給路部分30−2を有しており、該給気路部分はパッキン54に形成された貫通孔30−3を介して後端部材16に形成された凹部30−4に連通され、該凹部30−4が固定シャフト18内の軸線方向部分36に連通されており、これらと上記軸線方向部分36、半径方向部分38、圧縮空気導入路40、圧縮空気入口凹部44が圧縮空気供給路30を形成している。給気部材56には、バルブ操作レバー60が枢着されており、該操作レバーに枢着されバネ付勢されているストッパー62を図1の位置から時計方向に回動して、同バルブ操作レバー60を時計方向に枢動させることにより、バルブ32を押し上げて、当該圧縮空気供給路30を開くようになっている。
図示のように、固定シャフト18の外周面にはオネジ18−1が形成されており、該オネジにはナット状のバネ調整部材64がネジ係合されている。該バネ調整部材64は、固定シャフト18上で回転されることにより軸線方向で変位し、該バネ調整部材64と第1ピストン20との間に設定されている第1バネ26の第1ピストン20に対するバネ力を調整するようになっている。図3に示すように、バネ調整部材64は、ハウジングに回転可能に取り付けられている調整用歯車66と噛合されており、該調整用歯車66を回転することにより調整されるようになっている。該調整によって第2ピストンの前後往復距離を可変でき、工具Tのストローク長を調整できる。
この圧縮空気式往復動工具10を作動させるには、バルブ操作レバー60を上記のようにして時計方向に回動し、バルブ32を押し上げて圧縮空気供給路30を介して第1及び第2ピストン20,22間に圧縮空気を供給する。第1及び第2ピストン20、22はこの圧縮空気により、それぞれ、後方及び前方に瞬間的に駆動されて相互に離れる。この場合、第2バネ28のバネ力を第1バネ26よりも小さいものに設定しておき、第2ピストン22が第1ピストン20に比べて大きく前方へ駆動されるようにする。第1及び第2ピストン20,22が、図1に示す位置から図2に示すピストン駆動位置に向って相互に離れていくと、第1ピストンの前端縁20−1が第2ピストン22に形成したノッチ22−6の前端よりも後方位置となり、その時点で、第1及び第2ピストン間に供給された圧縮空気は同ノッチ22−6を通して排気路34から当該往復動工具の外部へ排気される。それとほぼ同時に、固定シャフト18の圧縮空気供給路30の半径方向部分38は、第1ピストン20の内周面によって閉止され、同第1ピストン20に形成されている圧縮空気入口凹部44との連通が遮断され、圧縮空気の供給は停止される。第1及び第2は、そのような状態になっても慣性により、それぞれ、後方及び前方に動くが、図2に示すピストン駆動位置に達した後は、第1及び第2バネ26,28によって、それぞれ、前方及び後方へ押し戻される。押し戻された第1ピストンの圧縮空気入口凹部44とシャフト18の半径方向部分38とが再び連通し第1及び第2ピストンとが後方及び前方に駆動することとなり工具Tが往復を繰り返す。
以上、本発明の実施形態につき説明したが、本発明はこの実施例に限定されるものではなく、特許請求の範囲に規定した本発明の範囲内で種々変更できるものである。
本発明に係る圧縮空気式往復動工具の縦断面図であり、作動されていない状態を示す。 図1と同様の図面であるが、当該圧縮空気式往復動工具が作動されて、先端に取り付けた鋸等の工具を最も前端位置まで駆動した状態を示す。 図1におけるIII-III線断面図であり、圧縮空気式往復動工具における第1バネを調整するための機構を示す。
符号の説明
10 圧縮空気式往復動工具
12 ハウジング
14 前端部材
16 後端部材
18 固定シャフト
20 第1ピストン
20−1 第1ピストンの前端縁
22 第2ピストン
22−1 外周面
22−2 内周面
22−3 筒状部分
22−4 円板状部分
22−5 後端縁
22−6 ノッチ
22−7 伸張部分
24 工具取付け部材
26 第1バネ(第1付勢手段)
28 第2バネ(第2付勢手段)
30 圧縮空気供給路
30−1 給気口
30−2 供給路部分
30−3 貫通孔
30−4 凹部
32 バルブ
34 排気路
36 軸線方向部分
38 半径方向部分
40 圧縮空気導入路
42 貫通孔
44 圧縮空気入口凹部
46 工具取付け部材
48 固定部材
50 ビス
52 (鋸の)保護部材
54 パッキン
56 給気部材
60 バルブ操作レバー
62 ストッパー
64 バネ調整部材
66 調整用歯車

Claims (11)

  1. 筒状のハウジングと、
    該ハウジングの前端を閉止する前端部材と、
    同ハウジングの後端を閉止する後端部材と、
    ハウジングの閉止されている後端から当該ハウジングの軸線方向前方に延びる固定シャフトと、
    該固定シャフトを挿通する孔を有し、同固定シャフトに沿って摺動可能にされた第1ピストンと、
    第1ピストンの前端側に設けられた第2ピストンと、
    該第2ピストンから上記前端部材を挿通して軸線方向前方に延び、前端に鋸等の工具を取り付ける工具取付け部材と、
    上記第1ピストンを前方へ付勢する第1付勢手段と、
    上記第2ピストンを後方へ付勢する第2付勢手段と、
    上記後端部材から上記固定シャフトを通り、上記第1及び第2ピストン間に圧縮空気を供給する圧縮空気供給路と、
    第1及び第2ピストンがそれらの間に供給された圧縮空気により、それぞれ、上記第1及び第2付勢手段に抗して、後方及び前方へ駆動され、第1及び第2ピストンが所定の間隔だけ離された時点で、該第1及び第2ピストン間に供給された圧縮空気を上記ハウジングの外部へ排気するための排気路と
    を有し、
    上記第1及び第2ピストンが、それらの間に圧縮空気が供給されることにより相互に離され、工具取付け部材に取り付けられた工具が前進位置となるようにしたピストン駆動位置と、上記排気路を通して圧縮空気が排気されることにより、相互に近接され、上記工具が後退位置となるようにしたピストン復帰位置との間で可動とされている、
    ことを特徴とする往復動工具。
  2. 上記圧縮空気供給路が、
    上記固定シャフト内を前端に向けて延びる軸線方向部分と、
    該軸線方向部分から半径方向に延び、当該固定シャフトの側面に開口する半径方向部分と、
    上記第1ピストンの上記固定シャフトを挿通する上記孔の内壁面に開口して圧縮空気を受け入れるための圧縮空気入口凹部と、
    該圧縮空気入口凹部に連通され、上記第1及び第2ピストンの間に圧縮空気を導入するための圧縮空気導入路と、
    を有し、
    第1及び第2ピストンが上記ピストン復帰位置とされたときに、上記圧縮空気入口凹部が上記半径方向部分と連通されて、圧縮空気が上記圧縮空気導入路を介して上記第1及び第2ピストンの間に供給され、
    第1及び第2ピストンが上記ピストン駆動位置に向けて動かされ、同ピストン駆動位置に至る前に、上記圧縮空気入口凹部が上記半径方向部分から遮断されて上記第1及び第2ピストンの間への圧縮空気の供給が遮断されると共に、上記第1及び第2ピストン間に供給された圧縮空気が上記排気路から上記ハウジングの外部へ排気されるようになされている
    ことを特徴とする請求項1に記載の空気圧式往復動工具。
  3. 上記圧縮空気導入路が、上記圧縮空気入口凹部から第1ピストン内を前方に延びるように設けられていることを特徴とする請求項2に記載の空気式往復動工具。
  4. 上記圧縮空気導入路が、上記固定シャフトに設けられ、上記第1ピストンが上記復帰位置から上記駆動位置に向けての所定の動きの範囲において、上記圧縮空気入口凹部に連通されるようになされていることを特徴とする請求項2に記載の空気式往復動工具。
  5. 上記第2ピストンが上記第1ピストンの外周面と摺動する内周面とを有する筒状部分を備え、該筒状部分には、上記第1及び第2のピストンが上記ピストン駆動位置に向けて駆動される途中で、上記第1及び第2ピストン間に供給された圧縮空気が排気されるようにする排気路が設けられていることを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の空気圧式往復動工具。
  6. 上記固定シャフトが上記第1ピストンを貫通し、
    上記第2ピストンが該固定シャフトの前端部分を摺動可能に受け入れる孔を有し、
    上記圧縮空気供給路が、
    上記固定シャフト内を上記前端部分まで延びる軸線方向部分と、
    上記第2ピストンの上記固定シャフトを受け入れる上記孔の内壁面に開口して圧縮空気を受け入れるための圧縮空気入口凹部と、
    該圧縮空気入口凹部に連通され、上記第1及び第2ピストンの間に圧縮空気を導入するための圧縮空気導入路と、
    を有し、
    第1及び第2ピストンが上記ピストン復帰位置とされたときに、上記圧縮空気入口凹部が上記圧縮空気供給路と連通されて、圧縮空気が上記圧縮空気導入路を介して上記第1及び第2ピストンの間に供給され、
    第1及び第2ピストンが上記ピストン駆動位置に向けて動かされ、同ピストン駆動位置に至る前に、上記圧縮空気入口凹部が上記軸線方向部分から遮断されて上記第1及び第2ピストンの間への圧縮空気の供給が遮断されると共に、上記第1及び第2ピストン間に供給された圧縮空気が上記排気路から上記ハウジングの外部へ排気されるようになされている
    ことを特徴とする請求項1に記載の空気圧式往復動工具。
  7. 上記圧縮空気導入路が、
    上記軸線方向部分から半径方向に延び、上記固定シャフトの側面に開口する半径方向部分、及び、
    上記圧縮空気入口凹部から第2ピストン内を後方に延びるように設けられていることを特徴とする請求項6に記載の空気式往復動工具。
  8. 上記圧縮空気導入路が、上記固定シャフトに設けられ、上記第2ピストンが上記復帰位置から上記駆動位置に向けての所定の動きの範囲において、上記圧縮空気入口凹部に連通されるようになされていることを特徴とする請求項7に記載の空気式往復動工具。
  9. 上記第1ピストンが上記第2ピストンの外周面と摺動する内周面を有する筒状部分を備え、該筒状部分には、上記第1及び第2のピストンが上記ピストン駆動位置に向けて駆動される途中で、上記第1及び第2ピストン間に供給された圧縮空気が排気されるようにする排気路が設けられていることを特徴とする請求項6乃至9のいずれかに記載の空気圧式往復動工具。
  10. 上記圧縮空気供給路が、
    上記固定シャフト内を軸線方向に延び同固定シャフトの前端に開口しており、
    上記第2ピストンが、該ピストンの後端から延び、上記固定シャフトの前端に設けられた上記圧縮空気供給路の開口を通って延びる開口開閉部材を有し、
    第1及び第2ピストンが上記ピストン復帰位置とされたときに、圧縮空気が上記圧縮空気供給路の開口を介して上記第1及び第2ピストンの間に供給され、
    第1及び第2ピストンが上記ピストン駆動位置に向けて動かされ、同ピストン駆動位置に至る前に、上記圧縮空気供給路の開口が上記開口開閉部材により遮断されて上記第1及び第2ピストンの間への圧縮空気の供給が遮断されると共に、上記第1及び第2ピストン間に供給された圧縮空気が上記排気路から上記ハウジングの外部へ排気されるようになされている
    ことを特徴とする請求項1に記載の往復動工具。
  11. 上記固定シャフトの周囲にネジ係合された付勢力調整部材を有し、
    上記第1付勢手段が、上記固定シャフトの周りで該付勢力調整部材と上記第1ピストンとの間に設定されているコイルバネとされ、
    該付勢力調整部材を固定シャフト上で回動することにより、同固定シャフト上での軸線方向位置を調整し、当該第1付勢手段の上記第1ピストンに対する付勢力を調整するようにしたことを特徴とする請求項1乃至10のいずれかに記載の空気圧式往復動工具。


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