JP4828200B2 - 空気圧式駆動工具。 - Google Patents

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本発明は、圧縮空気により駆動するようにした手持ち式の鋸などの空気圧式駆動工具に関する。
この種の空気圧式往復動工具は、種々の構造のものが開発されてきている。(例えば、特許文献1、特許文献2参照)
これら従来の往復動工具では、駆動される工具のストローク長が一定で、調節できるようにはなっていない。
実公平4−2781 米国特許5,755,292
しかし、当該工具により加工する対象物や作業を行う場所などに応じて、ストローク長を調節可能にすることが望まれる。本発明は、このような点に鑑み、構造を複雑にしないでそのような調節が行えるようにした空気圧式駆動工具を提供することを目的とするものである。
すなわち、本発明は、
筒状のハウジングと、
該ハウジング内に該ハウジングの軸線方向で移動可能に設けられた第1ピストンと、
該第1ピストンの軸線方向前端側に移動可能に設けられた第2ピストンと、
該第2ピストンに駆動連結され、軸線方向前方に延び、工具を保持する工具保持部材と、
該第1ピストンを前方へ付勢する第1付勢手段と、
該第2ピストンを後方へ付勢する第2付勢手段と、
該第1及び第2ピストン間に圧縮空気を供給し、該圧縮空気により、該第1及び第2ピストンを、それぞれ、該第1及び第2付勢手段に抗して、後方及び前方へ駆動する圧縮空気供給路と、
該圧縮空気によって該第1及び第2ピストン間の空間が該軸線方向で拡張されたときに、該空間に連通されて、該空間から該圧縮空気を外部へ排出し、それにより該第1及び第2ピストンが該第1及び第2付勢手段によってそれぞれ前方及び後方へ戻されるようにするための排気口であって、第1及び第2ピストンが後方及び前方へ所定距離だけ駆動された時点で、開放されて該圧縮空気を外部へ排気するようになされた排気口と、
を有し、
開放されて圧縮空気を排出するときの該排気口の該軸線方向での位置を調節することにより、圧縮空気によって駆動される第1及び第2ピストンの駆動距離を調節することができるようにした空気圧式駆動工具を提供する。
すなわち、この空気圧式駆動工具においては、第1及び第2ピストン間の空間から圧縮空気を排出するときの排気口の軸線方向での位置を調節することにより、第1及び第2ピストンの駆動距離を調節することができる。
具体的には、
該第1及び第2ピストンの一方が軸線方向で延びる筒状部分を有し、
該排気口が該筒状部分に軸線方向に沿って所定間隔をあけて複数設けられ、
該筒状部分が該第1及び第2ピストンの他方の外周面と軸線方向で摺動可能に係合し、
第1及び第2ピストンに圧縮空気が供給されていない状態において、該排気口が該他方の外周面によって閉止され、
該第1及び第2ピストンの該一方の外周面に摺動係合する排気口閉止面を有し、第1及び第2ピストンに圧縮空気が供給されていない状態においては、該閉止面が該排気口から軸線方向で離れており、圧縮空気による第1及び第2ピストンの駆動に伴って該排気口が該排気口閉止面に向って移動するような位置に設定される排気口閉止部材であって、該軸線方向での設定位置を調節可能とされた排気口閉止部材を有し、
圧縮空気によって該第1及び第2ピストンがそれぞれ後方及び前方に駆動されて該他方のピストンの外周面が該排気口の所要数を閉止状態から開放状態にしたときに、該排気口閉止部材によって閉止されていない排気口から圧縮空気が外部へ排気されるのを許容するようにされ、
該排気口閉止部材の該設定位置によって、圧縮空気の外部への排気が許容されるときの該所要数が決定されるようにすることにより、第1及び第2ピストンの駆動距離を調節することができる
更に具体的には、
該ハウジングの外周面にねじ係合され、螺回されることにより該ハウジング上で該軸線方向に変位されるようにした筒状の調節部材であって、内周面に環状の溝が形成されている調節部材と、
該軸線方向に沿って該ハウジングを半径方向で貫通するように設けられた調節孔と、
該排気口閉止部材に固定されて該調節孔を通して半径方向に延び該環状の溝に摺動係合されたピンと
を有し、該調節部材を螺回することにより該排気口閉止部材の該軸線方向での設定位置を調節することができるようにする。
また、別の実施形態においては、
ハウジングの外周面にねじ係合され、螺回されることにより該ハウジング上で該軸線方向に変位されるようにした筒状の調節部材であって、内周面から半径方向に突出するピンを有する調節部材と、
該調節部材がハウジング上で螺回されるときに、該ピンの動きを許容するために該ハウジングを半径方向で貫通するように形成された調節孔と、
該排気口閉止部材に形成され、該調節孔を通された該ピンに摺動係合される環状の溝と
を有し、該調節部材を螺回することにより、該ピンを介して、該排気口閉止部材の該軸線方向での設定位置を調節する。
更に別の具体例では、
該第1及び第2ピストンの外周面に摺動可能とされ、該軸線方向での位置を調節可能とされた筒状部材であって、該排気口が半径方向で貫通するように設けられた筒状部材を有し、
該排気口は、該第1及び第2ピストン間に圧縮空気が供給されていない状態において該第1及び第2ピストンの一方の外周面によって閉止されるようにしたものとされる。
この場合は、該筒状部材の軸線方向での位置を調節することにより、第1及び第2ピストンの駆動距離を調節することができる。
本発明によれば、圧縮空気により駆動される第1及び第2ピストンの駆動距離を、作業対象物や作業場所などに応じて調節することができ、従って、より適正な作業を行うことが可能となる。
本発明を鋸に適用した場合の空気圧式駆動往復動工具の実施形態を添付図面に基づき詳細に説明する。
図1乃至図3と図4及び図5とは、同じく空気圧式駆動往復動工具10において、往復動ストローク長の設定を変えた2つの例を示している。
この往復動工具10は、筒状のハウジング12と、該ハウジングの後端から当該ハウジングの軸線方向前方に延びる固定シャフト14と、該固定シャフト14に沿って摺動可能にされた筒状の第1ピストン18と、該第1ピストンの前端側に設けられた第2ピストン20と、該第2ピストン20に連結され、該ハウジング12の前端を挿通して軸線方向前方に延び、前端に工具(図示せず)を保持する工具保持部材22とを有する。
第1ピストン18は、第1付勢手段(コイルバネ)24により前方へ付勢されており、第2ピストン20は第2付勢手段(コイルバネ)26により後方へ付勢されている。図1及び図4に示す圧縮空気が導入されない状態においては、第1及び第2ピストン18,20は、これら第1及び第2付勢手段24,26により相互に近づいた状態とされる。
固定シャフト14は、ハウジング12の後端を閉止している後端部材28に固定されており、該後端部材28内を延びて、図示しないコンプレッサに連通されている圧縮空気導入路30から圧縮空気を受け入れて、第1及び第2ピストン18,20間に供給する圧縮空気供給路32を有している。圧縮空気供給路32内には、該圧縮空気供給路32を閉じる閉止位置(図3,図5)と、該閉止位置よりも該ハウジングの後端側で該圧縮空気供給路32を開く開放位置(図1,図4)との間で変位可能なボール状の弁体34が設けられており、該弁体34は圧縮空気供給路32内に設けた圧縮バネ36によって、閉止位置に付勢されている。これに対して、該第2ピストン20に固定された工具保持部材22は、その後端が圧縮空気供給路32に整合されて第2ピストン20よりも後方へ突出しており、第1及び第2ピストン18,20の動きに伴って弁体34の開閉を操作する弁開閉操作部38とされている。
第2ピストン20は後方に延びる筒状壁20aを有しており、第1ピストン18が該筒状壁20aに挿入されて摺動可能とされている。該筒状壁20aには直径方向で貫通する第1乃至第4排気口20b−1〜20b−4が相互に軸線方向で間隔をあけられて設けられている。圧縮空気供給路32を通して、第1及び第2ピストン18,20の間に圧縮空気が供給されると、該第1及び第2ピストン18,20は、それぞれ、該第1及び第2付勢手段24,26に抗して、後方及び前方へ駆動されるが(図2)、該駆動が進むにつれて第1排気口20b−1から第2,第3,第4排気口20b−2〜20b−4と順に第1及び第2ピストン18,20間の空間に連通されるようになっている(図3,図5)。
ハウジング12の内周面と、第2ピストン20の外周面との間には、筒状の排気口閉止部材44が設けられており、ハウジング12の軸線方向で変位可能とされている。該排気口閉止部材44には連結ピン50が固定されており、該連結ピン50は、ハウジング12にその軸線方向で延びるように形成されている貫通長孔46を貫通してハウジング12の外周面上に取り付けられた筒状の調節部材52の環状溝53に摺動係合されている。該調節スリーブ52は、ハウジング12の外周面上にネジ係合されており、該ハウジング12上で螺回することにより、連結ピン50を介して排気口閉止部材44をハウジング12の軸線方向で変位調節可能とされている。具体的には、図1では、連結ピン50が貫通長孔46の左端に位置するように排気口閉止部材44が設定されており、図4では、連結ピン50が図1の場合よりも右よりの位置となるように排気口閉止部材44が設定されている。
すなわち、上記2つの設定位置においては、排気口閉止部材44の第1及び第2ピストン18,20に対する相対的位置が異なっており、換言すれば、排気口閉止部材44の第2ピストン20の外周面と摺動係合している排気口閉止面45の排気口20b−1〜20b−4に対する軸線方向位置が異なっている。このような排気口閉止部材44の位置調節により、当該往復動工具10における動作において、以下のような違いが生じる。
上述したように図1及び図4の状態の往復動工具10に対して圧縮空気が導入されると、第1及び第2ピストン18,20は相互に離れるように移動し、その移動が進むに従って、第1排気口20b−1から第2,第3,第4排気口20b−2〜20b−4と順に第1及び第2ピストン18,20間の空間に連通されるようになっている。一方、第2ピストン20は所定距離以上前方へ駆動されると、排気口閉止部材44が第1排気口20b−1から第2,第3,第4排気口20b−2〜20b−4と順に閉止するようになっている。
これに対して、排気口閉止部材44が図1に示す如き最も左側の位置に設定される場合には、第1排気口20b−1が該排気口閉止部材44の閉止面45によって閉止するまでに要する第2ピストン20の前方(左方)への移動距離は、排気口閉止部材44が図1に示す位置より右側に設定される場合よりも長くなる。このため、図1に示す例では、圧縮空気の導入による第1及び第2ピストン18,20の駆動を行うと、排気口閉止部材44の閉止面45による第1排気口20b−1の閉止が行われる前に、第1ピストン18の外周面による第1排気口20b−1の閉止状態が開放状態となり、従って、この時点で、第1及び第2ピストン18,20間に供給された圧縮空気は外部に排気されるようになっている。また、それとほぼ同時に、弁体34が閉止位置となるようにされている。
従って、図1に示す例では、第1及び第2ピストン18,20の駆動は、第1排気口20b−1が開放された時点で終了し(図3)、該第1及び第2ピストン18,20は、第1及び第2付勢手段24,26により、図1の状態にもどされるようになっている。
これに対し、図4に示す例では、排気口閉止部材44が図1の場合よりも右寄りに設定されているために、第1排気口20b−1が第1ピストン18により開放された時点で、排気口閉止部材44による閉止が行われ(図示せず)、更に、圧縮空気による駆動が進んで(第1及び第2ピストン18,20の相対的変位速度、従って、排気口20b−1〜20b−4に対する第1ピストンの相対的変位速度が、排気口閉止部材44に対する第1ピストン20の相対的変位速度の2倍であるため)、排気口閉止部材44による第3排気口20b−3の閉止が行われた時点で、第4排気口20b−4が開放されるようになっており(図5)、その時点では、弁体34は閉止位置となるようにされる。すなわち、図4の設定条件では、第2ピストン20の前方への駆動距離が図1の場合に比べて大きく(排気口の長さと排気口と排気口との間の長さとを足したものの数で3個分大きく)、従って、該第2ピストン20に連結されている工具のストローク長も長くなるようになっている。
なお、排気口から排気された圧縮空気は、ハウジング12と固定シャフト14の間の内部空間40及び後端部材28に形成されている排気通路42を介してハウジング外部に排出されるようになっている。
図6は、空気式駆動工具の別の実施形態を示している。この工具の構成は基本的には、上述した実施形態のもの同じであり、同じ機能をなす構成要素には同じ参照番号を付して示してある。この工具では、第1及び第2ピストンの外周面と摺動する内周面を有する筒状部材60を軸線方向位置に調節可能に設定し、該筒状部材60に1個の排気口62を設け、圧縮空気による駆動が行われない状態では、該排気口62が第1及び第2ピストン18,20のいずれか(図示の例では第1ピストン)の外周面によって閉止されるようにし、圧縮空気により該第1及び第2ピストン18,20が所定長だけ駆動されたときに該排気口62が開放されて圧縮空気が排気されるようにしたものとすることができる。
この実施形態においても、筒状部材60の軸線方向での位置を調節することにより、第1及び第2ピストンの駆動距離を調節することができる。
以上、本発明の実施形態につき説明したが、本発明はこの実施例に限定されるものではなく、特許請求の範囲に規定した本発明の範囲内で種々変更できるものである。例えば、ピン50は排気口閉止部材44に固定する例を示したが、該ピンを調節部材52の方に固定して、半径方向に延びるようにし、その半径方向内端を、排気口閉止部材44に設けた環状溝に摺動係合させるようにして、調節部材52を回動することにより、排気口閉止部材の軸線方向での位置を調節するようにすることができる。また、排気口を設けた筒状部を第2ピストン20に設けた例を示したが、この筒状部を第1ピストン18に設けるようにすることができる。
本発明に係る空気式往復動工具の縦断面図であり、圧縮空気による駆動が行われていないときの第1の設定状態を示す図である。 図1の工具の縦断面図であり、圧縮空気による駆動が開始された状態を示す。 図1の工具の縦断面図であり、圧縮空気の供給が終了し、該圧縮空気の排気が行われる状態を示す。 図1と同じ工具において、圧縮空気による駆動が行われていないときの第2の設定状態を示す図である。 図4の設定状態における工具の縦断面図であり、圧縮空気の供給が終了し、該圧縮空気の排気が行われる状態を示す。 本発明に係る空気式駆動工具の他の実施形態を示す縦断面図である。
符号の説明
空気圧式駆動往復動工具 10
ハウジング 12
固定シャフト 14
第1ピストン 18
第2ピストン 20
筒状壁 20a
第1乃至第4排気口 20b−1〜20b-4
工具保持部材 22
第1付勢手段(コイルバネ) 24
第2付勢手段(コイルバネ) 26
後端部材 28
圧縮空気導入路 30
圧縮空気供給路 32
弁体 34
圧縮バネ 36
弁開閉操作部 38
ハウジング内部空間 40
排気通路 42
排気口閉止部材 44
排気口閉止面 45
貫通長孔(調節孔) 46
連結ピン(ピン) 50
調節スリーブ(調節部材) 52
環状溝 53
筒状部材 60
排気口 62

Claims (4)

  1. 筒状のハウジングと、
    該ハウジング内に該ハウジングの軸線方向で移動可能に設けられた第1ピストンと、
    該第1ピストンの軸線方向前端側に移動可能に設けられた第2ピストンと、
    該第2ピストンに駆動連結され、軸線方向前方に延び、工具を保持する工具保持部材と、
    該第1ピストンを前方へ付勢する第1付勢手段と、
    該第2ピストンを後方へ付勢する第2付勢手段と、
    該第1及び第2ピストン間に圧縮空気を供給し、該圧縮空気により、該第1及び第2ピストンを、それぞれ、該第1及び第2付勢手段に抗して、後方及び前方へ駆動する圧縮空気供給路と、
    該第1及び第2ピストン間に供給された該圧縮空気を外部へ排出し、それにより該第1及び第2ピストンが該第1及び第2付勢手段によってそれぞれ前方及び後方へ戻されるようにするための排気口であって、第1及び第2ピストンが後方及び前方へ所定距離だけ駆動された時点で、開放されて該圧縮空気を外部へ排気するようになされた排気口と、
    を有し、
    開放されて圧縮空気を排出するときの該排気口の該軸線方向での位置を調節することにより、圧縮空気によって駆動される第1及び第2ピストンの駆動距離を調節することができるようにした空気圧式駆動工具であって、
    該第1及び第2ピストンの一方が軸線方向で延びる筒状部分を有し、
    該排気口が該筒状部分に軸線方向に沿って所定間隔をあけて複数設けられ、
    該筒状部分が該第1及び第2ピストンの他方の外周面と軸線方向で摺動可能に係合し、
    第1及び第2ピストンに圧縮空気が供給されていない状態において、該排気口の全てが該他方の外周面によって閉止され、
    該第1及び第2ピストンの該一方の外周面に摺動係合する排気口閉止面を有し、第1及び第2ピストンに圧縮空気が供給されていない状態においては、該閉止面が該排気口から軸線方向で離れており、圧縮空気による第1及び第2ピストンの駆動に伴って該排気口が該排気口閉止面に向って移動するような位置に設定される排気口閉止部材であって、該軸線方向での設定位置を調節可能とされた排気口閉止部材を有し、
    圧縮空気によって該第1及び第2ピストンがそれぞれ後方及び前方に駆動されて該他方のピストンの外周面が該排気口の所要数を閉止状態から開放状態にしたときに、該排気口閉止部材によって閉止されていない排気口から圧縮空気が外部へ排気されるのを許容するようにされ、
    該排気口閉止部材の該設定位置によって、圧縮空気の外部への排気が許容されるときの該所要数が決定されるようにした
    ことを特徴とする空気圧式駆動工具。
  2. 該ハウジングの外周面にねじ係合され、螺回されることにより該ハウジング上で該軸線方向に変位されるようにした筒状の調節部材であって、内周面に環状の溝が形成されている調節部材と、
    該軸線方向に沿って設けられ該ハウジングを半径方向で貫通するようにされた調節孔と、
    該排気口閉止部材に固定されて該調節孔を通して半径方向に延び該環状の溝に摺動係合されたピンと
    を有し、該調節部材を螺回することにより、該ピンを介して、該排気口閉止部材の該軸線方向での設定位置を調節することができるようにした
    ことを特徴とする請求項に記載の空気圧式駆動装置。
  3. 該ハウジングの外周面にねじ係合され、螺回されることにより該ハウジング上で該軸線方向に変位されるようにした筒状の調節部材であって、内周面から半径方向に突出するピンを有する調節部材と、
    該調節部材がハウジング上で螺回されるときに、該ピンの動きを許容するために該ハウジングを半径方向で貫通するように形成された調節孔と、
    該排気口閉止部材に形成され、該調節孔を通された該ピンに摺動係合される環状の溝と
    を有し、該調節部材を螺回することにより、該ピンを介して、該排気口閉止部材の該軸線方向での設定位置を調節することができるようにした
    ことを特徴とする請求項に記載の空気圧式駆動装置。
  4. 該第1及び第2ピストンの外周面に摺動可能とされ、該軸線方向での位置を調節可能とされた筒状部材であって、該排気口が半径方向で貫通するように設けられた筒状部材を有し、
    該排気口は、該第1及び第2ピストン間に圧縮空気が供給されていない状態において該第1及び第2ピストンの一方の外周面によって閉止されるようになされていることを特徴とする請求項1に記載の空気圧式駆動装置。
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