JP2005201927A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2005201927A
JP2005201927A JP2004005044A JP2004005044A JP2005201927A JP 2005201927 A JP2005201927 A JP 2005201927A JP 2004005044 A JP2004005044 A JP 2004005044A JP 2004005044 A JP2004005044 A JP 2004005044A JP 2005201927 A JP2005201927 A JP 2005201927A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sheet
paper
image forming
unit
forming apparatus
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2004005044A
Other languages
English (en)
Inventor
Kenji Kato
健二 加藤
Hiroyuki Watanabe
裕之 渡辺
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Konica Minolta Business Technologies Inc
Original Assignee
Konica Minolta Business Technologies Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Konica Minolta Business Technologies Inc filed Critical Konica Minolta Business Technologies Inc
Priority to JP2004005044A priority Critical patent/JP2005201927A/ja
Publication of JP2005201927A publication Critical patent/JP2005201927A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Controlling Sheets Or Webs (AREA)
  • Sheets, Magazines, And Separation Thereof (AREA)
  • Paper Feeding For Electrophotography (AREA)
  • Control Or Security For Electrophotography (AREA)

Abstract

【課題】 用紙詰まりが発生したときに、廃棄する用紙を少なくするように構成した画像形成装置を提供すること。
【解決手段】 用紙収容部に積載された複数枚の用紙から1枚を分離し給紙する分離捌きローラを有する給紙手段と、当該分離捌きローラにクラッチ及びトルクリミッタを介して駆動を伝達する駆動手段と、画像形成動作を制御する制御手段とを有する画像形成装置において、前記制御手段が、用紙詰まりと判断し画像形成動作を中止した時に、前記分離捌きローラ部に用紙があることを認識した場合、前記クラッチを作動状態にすることを特徴とする画像形成装置。
【選択図】 図3

Description

本発明は、複写機、プリンタ、FAX等の画像形成装置に関し、特に、画像形成動作中止後の、廃棄用紙の低減に関する。
近年、複写機、プリンタ、FAX等の画像形成装置の多機能化の要求が高まり、その1つとして、原稿及び画像形成に用いられる用紙として、厚紙、薄紙、或いは、コート紙、OHP用紙等いろいろな用紙が用いられるようになってきた。
このため、用紙の種類が変わっても、用紙を安定して搬送出来る技術が必要であるが、その一つとして、用紙収容部から安定して用紙を給紙する以下のような技術が提案されている。
即ち、用紙収容部に積載された用紙から、送り出しローラで送り出し、給紙ローラと分離捌きローラからなる分離捌きローラ対で1枚を分離して給紙する構成の給紙装置において、送り出しローラの用紙への押圧力を可変に制御し、いろいろな用紙に対応するものである(例えば、特許文献1参照)。
特開2003−201031号公報
しかしながら、特許文献1に示すように品種毎に送り出しローラの押圧力を可変に制御することにより、用紙収容部からの用紙の送り出しが安定しても、1枚に分離給紙する分離捌きローラ対の近傍や、その後の搬送路上で用紙詰まり(ジャム)を起こしてしまう恐れがある。
一般に、ジャムが発生すると、搬送路上にある用紙を全て取り除いた後、装置を再スタートするように構成されているため、以下に述べるように、使用可能な用紙まで除去してしまうことになる。
例えば、電子写真方式を用いた画像形成装置において、定着出口部でジャムが発生し、前記分離捌きローラ対に用紙が挟まれた状態で装置が停止している場合、その用紙を取り除くために用紙収容部のトレイを引き出すと、破れてしまう恐れがあるため、本体側面の扉を開いて分離捌きローラ対の下流側から挟まれた用紙を取り除いている。
一方、用紙収容部には、いろいろな品種やサイズの用紙に対処するために複数のトレイが用意されており、それぞれのトレイに対して、前述した給紙装置が設けられているが、装置の小型化やコストダウンの観点から、1つのモータで各給紙装置を選択的に駆動できるように、給紙ローラ、分離捌きローラにはクラッチが挿入されている。
このような構成においては、ジャムによる装置停止時には上記クラッチも解除するように制御されているため、分離捌きローラ対もフリーになるが、この状態で、本体側面の扉を開いて分離捌きローラ対に挟まれた用紙を取り除くと、トレイ上の次の用紙も密着力や静電気の影響により一緒に引き出されてしまい、使用できる用紙までも廃棄されてしまうことになる。
本発明は、このような問題に鑑みてなされたもので、その目的は、簡単な構成により、ジャム処理を行う場合、使用可能な用紙が無駄にならない画像形成装置を提供することにある。
本発明者らは、上述したように、給紙装置の分離捌きローラ対に用紙が挟まった状態で装置が停止した時に、分離捌きローラがフリーになってしまい、用紙を取り除く際に、用紙間の密着力や静電気により、それに続く使用可能な用紙までも一緒に引き出してしまうことに注目し、挟まれた用紙を取り除く時にも、分離捌きローラを作動状態にすることにより、使用可能な用紙を引き出すことを防止できると考え本発明に至った。
本発明の目的は、下記の構成により達成することが出来る。
(1)用紙収容部に積載された複数枚の用紙から1枚を分離し給紙する分離捌きローラを有する給紙手段と、当該分離捌きローラにクラッチ及びトルクリミッタを介して駆動を伝達する駆動手段と、画像形成動作を制御する制御手段とを有する画像形成装置において、前記制御手段が、用紙詰まりと判断し画像形成動作を中止した時に、前記分離捌きローラ部に用紙があることを認識した場合、前記クラッチを作動状態にすることを特徴とする画像形成装置。
(2)用紙収容部に積載された複数枚の用紙から1枚を分離し給紙する分離捌きローラを有する給紙手段と、当該分離捌きローラにクラッチ及びトルクリミッタを介して駆動を伝達する駆動手段と、画像形成動作を制御する制御手段と、画像形成装置に設けられた扉と、当該扉の開閉を検知する扉検知手段とを備えた画像形成装置において、前記制御手段が、用紙詰まりと判断し画像形成動作を中止した時に、前記分離捌きローラ部に用紙があることを認識した場合、前記扉の開信号により前記クラッチを作動状態にすることを特徴とする画像形成装置。
請求項1の発明によれば、制御手段が用紙詰まりが発生したと判断し、画像形成動作を中止した時に、分離捌きローラ部に用紙がある場合、分離捌きローラのクラッチを作動状態にしてトルクリミッタを働かせることにより、給紙ローラと分離捌きローラに挟まれていた用紙を取り除く際に、次の用紙が密着力や静電気で一緒に引きずり出されることがなくなり、使用可能な用紙を無駄に廃棄することを防止できる。
請求項2の発明によれば、使用可能な用紙を無駄に廃棄することが防止できるとともに、操作者が用紙詰まりを認知し、その処理のために装置本体に設けられた扉を開ける時に、分離捌きローラのクラッチを作動するように構成されているので、クラッチの発熱による劣化や無駄な電力消費を押さえることが出来る。
以下、本願発明の実施の形態の一例を説明する。なお、以下の発明の実施の形態における断定的な説明は、ベストモードを示すものであって、本発明の用語の意義や技術的範囲を限定するものではない。
まず、本発明に係わる分離捌きローラを有する給紙手段を備えた画像形成装置の実施の形態を図1を用いて説明する。
図1は画像形成装置本体A、画像読み取り装置B、自動原稿送り装置DFからなる画像形成装置Cの全体構成図である。
画像形成装置本体Aは、回転する像担持体1の周囲に、帯電手段2、像露光手段(画像書き込み部)3、現像手段4、転写手段5A、除電手段5B、及びクリーニング手段6を配置した画像形成手段を有する。画像形成手段は、帯電手段2によって像担持体1の表面に一様帯電を行った後に、像露光手段3のレーザビームによって原稿から読み取られた画像データに基づく露光走査を行って潜像を形成し、該潜像を現像手段4により反転現像して像担持体1の表面にトナー像を形成する。
一方、画像形成装置本体Aの中段に配置された給紙カセット7Aに積載された用紙Sは、第1給紙部Y1で一枚に分離され、第2給紙部(レジストローラ対)7Fで曲がりを修正され、所定のタイミングで転写位置へ送られる。
同様に、給紙カセット7B、大容量給紙トレイ7C、手差しユニット7Eに積載された用紙Sも、第1給紙部Y2、Y3、Y4から第2給紙部7Fを経由して転写位置へ送られる。
なお、給紙カセット7A、給紙カセット7B、大容量給紙トレイ7Cは、用紙Sを装填するために、図1の紙面手前方向に引き出し可能に構成されている。
転写位置において転写手段5Aにより前記トナー像が転写された用紙Sは、除電手段5Bにより像担持体1から分離された後、搬送ベルト5Dにより搬送され、定着手段8により加熱定着された後、排紙部9Aから排紙受け台10に排紙される。
用紙Sの両面に画像形成を行う場合には、定着手段8により加熱定着された用紙Sを、搬送路切り換え板9Bにより通常の排紙通路から分岐し、反転搬送部9Cでスイッチバックして表裏反転した後、再び画像形成部にて用紙Sの裏面に画像を形成し、定着手段8で定着し、排紙部9Aを経て排紙受け台10に排紙する。
一方、転写後、像担持体1の表面に残留している現像剤はクリーニング手段6により除去される。
画像形成装置本体Aの上部には、原稿移動型読み取り方式の自動原稿送り装置DFが設置されている。
給紙トレイ11上に積載された原稿束の最上層の原稿dは、第1給紙部Y5で一枚に分離された後、第2給紙部15で曲がりを修正され、所定のタイミングで搬送ドラム16へ送られる。原稿dは搬送ドラム16の外周面に沿って搬送され、読み取り位置17において画像読み取り装置Bにより原稿画像が読み取られる。
200は、画像形成装置Cの制御を行う制御手段、210は画像形成開始指示、用紙サイズ選択等の操作、画像形成状況、用紙詰まり位置等の各種表示を行う操作表示手段である。
221〜227は用紙搬送路上の用紙S、原稿dの詰まり(ジャム)を検知するためのフォトスイッチからなる用紙検知手段で、それぞれ、以下の場所に設置されている。
用紙検知手段221、222、223、224は、それぞれ第1給紙部Y1、Y2、Y3、Y4の分離捌きローラの近傍で、用紙搬送方向下流側に設置されている。
用紙検知手段225、226は、それぞれ、第2給紙部7Fの近傍で用紙搬送方向上流側、定着手段8の出口付近に設置されている。
用紙検知手段227は、自動原稿送り装置DFの第2給紙部15の近傍で、原稿搬送方向上流側に設置されている。
なお、用紙検知手段の設置場所は、これに拘ることなく、これら以外のジャムの可能性のある場所に設置しても良い。
次に、ジャムが発生したときに、詰まった用紙を取り除くための扉について、図2を用いて説明する。
図2は画像形成装置Cの外観図である。
301は、画像形成装置本体Aの図1における右側面に設けた給紙部扉で、第1給紙部Y1、Y2、Y3周辺におけるジャム処理を行うためのものであり、扉を開けたことを検知する扉検知手段301Aが装置本体側に設けられている。
同様に、302は、第2給紙部7F、転写手段5A、除電手段5B、定着手段8、搬送路切り換え板9Bを含む用紙搬送路上のジャム処理を行うための用紙搬送部扉、303は自動原稿送り装置DFの第2給紙部15周辺のジャム処理を行うための原稿搬送部扉である。
また、302A、303Aは上記各扉に対応する扉検知手段である。
次に、第1給紙部Y1〜Y5に配設されている給紙手段について説明を行うが、これらはほぼ同一構造をなしているので、大容量給紙トレイ7Cの第1給紙部Y3に用いられている給紙手段について、図3を用いて説明する。
図3は、給紙手段を含む第1給紙部Y3の要部断面図である。
大容量給紙トレイ7Cは、底板7C1、箱状の用紙保持板7C2等で構成されており、底板7C1は駆動モータ(不図示)により昇降可能に構成されている。
底板7C1に積載された用紙Sは、前記駆動モータの作動により上昇し、最上部の用紙Sがセンサ(不図示)により検知されると所定位置で停止するように制御される。
給紙手段400は、送り出しローラ401、給紙ローラ402、分離捌きローラ403等で構成されている。
404は揺動部材で、給紙ローラ402が固定された給紙ローラ軸402Aに回動可能に保持されると共に、送り出しローラ401が固定された送り出しローラ軸401Aを回動可能に保持する。
405は、送り出しローラ401を上昇下降させるソレノイドで、ソレノイドのアクチュエータ406は揺動部材404に固定されたピン407に遊嵌している。
アクチュエータ406が上昇位置では、送り出しローラ401は積載された用紙Sから離れており、下降位置では、送り出しローラ401が用紙Sに当接している。
408は押し当て部材で、分離捌きローラ403に固定された分離捌きローラ軸403Aを回動可能に保持すると共に、画像形成装置の本体に固定された固定軸409に回動可能に保持されている。
410は圧縮バネで、押し当て部材408を付勢して、分離捌きローラ403を給紙ローラ402に所定の圧力で押し当てている。
414は用紙Sが給紙ローラ402により送り出された後の用紙搬送路の一部を形成する外側ガイド板で、給紙部扉301(図2参照)に固定されており、給紙ローラ402と分離捌きローラ403に用紙Sが挟まった状態で装置が停止したときに、給紙扉301を開くことにより、挟まった用紙Sを引き出しやすいように構成されている。
223は、前述した用紙検知手段で、用紙搬送方向に見て分離捌きローラ403の下流側で、かつ、その近傍に設けられている。
次に、図4を用いて給紙手段の各ローラを駆動する駆動手段について説明する。
図4は、駆動手段420の駆動系統図である。
給紙モータ421の回転は、歯車を介し、減速されて中間軸426に伝えられ、更に、中間軸426からタイミングベルト427を介して第1給紙部Y1、Y2、Y3に伝えられるが、駆動手段の構造は同一であるので、第1給紙部Y3の駆動手段420について説明するものとする。
なお、第1給紙部Y1、Y2、Y3のうちどの給紙手段へ駆動を伝達するかは、操作表示手段210からの入力により制御手段200を介して選択される。
中間軸426の回転は、歯車を介して給紙ローラ軸402A上に装着された第1クラッチ422に伝えられ、当該クラッチが作動状態にある場合には、その回転が給紙ローラ軸402Aに伝えられる。更に、給紙ローラ軸402Aの回転は、給紙ローラ軸402A、送り出しローラ軸401Aに固定されたプーリ402B、401Bに巻回しされたベルト425により、送り出しローラ401に伝えられる。
また、中間軸426の回転は、歯車を介して第2クラッチ軸423A上に装着された第2クラッチ423に伝えら、当該クラッチが作動状態にある場合には、その回転がトルクリミッタ424及び歯車を介して分離捌きローラ403に伝えられる。
分離捌きローラ403は、給紙ローラ402に直接接触している場合、或いは、これらのローラ間に用紙Sが1枚挟まれた状態では、トルクリミッタ424が限界トルクを越えて滑り、給紙ローラ402に従動して回転する。
用紙Sが2枚以上送り込まれた場合には、前記限界トルクが用紙S間の摩擦に打ち勝って、下側の用紙Sが分離捌きローラ403により上流側に戻され、下側の用紙Sが送り出されるのを防止している。
送り出しローラ401、給紙ローラ402、及び、給紙ローラ402から離間した状態での分離捌きローラ403の回転方向は、図3の矢印で示す方向である。
ここで、給紙手段400の動作について説明する。
操作表示手段210からの入力を受け、制御手段200により、画像形成動作がスタートし、選択したトレイに対応する給紙手段が作動を開始する。
即ち、給紙モータ421が回転を開始し、送り出しローラ401、給紙ローラ402、分離捌きローラ403が回転を開始すると共に、ソレノイド405の作動によりアクチュエータ406が下降し、送り出しローラ401が積載された用紙Sに当接する。この結果、最上部の用紙Sが送り出される。
送り出された用紙Sの先端が用紙検知手段223に検知されると、ソレノイド405がアクチュエータ406を引き上げ、送り出しローラ401を用紙Sから離間させる。
送り出された用紙Sの後端が検知手段223に検知されると、ソレノイド405の作動により送り出しローラ401が用紙Sに当接し、2枚目の用紙を給紙する。上述した動作が指定した枚数繰り返される。
次に、上述のように構成された画像形成装置の制御構成について、図5を用いて説明する。
図5は画像形成装置の制御ブロック図である。
制御手段200は、各種の制御手順を実行するCPU、制御手順やデータを記憶するメモリ(ROM、RAM)等で構成されており、画像形成装置Cの制御を行う。
操作表示手段210はタッチパネル等で構成されており、制御手段200と電気的に結合されている。
用紙検知手段221〜227、扉検知手段301A〜303Aの各検知信号は制御手段200に入力される。
駆動手段420は制御手段200からの制御命令に基づいて給紙手段400を駆動する。
以上述べた構成の下で、大容量トレイ7Cが選択されていた場合、画像形成動作中に、用紙検知手段223、225、226、227のいずれかの検知信号により、制御手段200がジャムと判断した場合は、画像形成動作を中止するとともに、給紙モータ421が停止し、クラッチ422、423が解除される。この時に、用紙検知手段223が用紙Sを検知していた場合は、ジャム処理のため給紙部扉301を開くと、扉検知手段301Aの扉開信号を受け制御手段200はクラッチ423を作動状態にする。
ここで、用紙検知手段223が用紙Sを検知しているということは、ほとんどの場合、用紙Sが給紙ローラ402と分離捌きローラ403に挟まれていることを意味している。
挟まれた用紙Sを取り除くため給紙部扉301を開いて、分離捌きローラ403の下流側から取り除くときに、上述のように、クラッチ423が作動しているためトルクリミッタ424が働き、挟まれた用紙Sの下にある用紙Sが密着力や静電気で引きずられて引き出されることが防止される。
この結果、挟まれた用紙だけが廃棄され、使用可能な用紙が無駄に廃棄されることがなくなる。
本実施の形態では、ジャムの発生により画像形成動作を中止したときに、検知手段223が用紙Sを検知した場合、給紙部扉301を開くことにより第2クラッチ423を作動するように制御しているが、画像形成動作を中止したときに、第2クラッチ423を作動状態にするよう制御してもよい。
次に、図6を用いて、1例として、図1に示す画像形成装置の用紙搬送路上でジャムが発生したときのジャム処理手順について説明する。
図6は、ジャム処理手順を示すフローチャート図である。
先ず、操作表示手段210からの操作により、画像形成動作が開始される。
画像形成動作中に用紙搬送路上で、用紙検知手段221〜227の検知信号に基づいて、制御手段200によりジャムが発生したと判断されると、画像形成動作が中止され、ジャム処理のプログラムがスタートする。
なお、ジャム発生は、検知手段221〜227が所定時間以上、用紙S、又は、原稿dを検知し続けるか、或いは、所定のタイミングから所定時間以上検知しなかった場合、制御手段200により判断される。
ジャムが発生し、画像形成動作が中止されると、用紙検知手段221、222、223が用紙Sを検知しているかどうか判断し(S1)、検知(ON)している場合は、操作表示手段210に、ジャム箇所、扉301及びその他の該当する扉を表示する(S2)。
操作者が操作表示手段210の表示に従い給紙部扉301を開けたかどうか、即ち、扉検知手段301Aが作動(ON)したかどうか判断し(S3)、ONの場合には、第2クラッチ423を作動する(S4)。OFFの場合には、ステップS3に戻る。
続いて、操作者は、該当する箇所のジャム処理を行うが、これに伴い、給紙ローラ402と分離捌きローラ403に挟まれた用紙Sが引き出されたかどうか、即ち、用紙検出手段221、222、223がOFFになったかどうか判断し(S5)、OFFになると、第2クラッチ423が解除される(S6)。
更に、制御手段200は、ジャム処理作業が終了したかどうか、即ち、全ての用紙検知手段がOFFになったかどうか、全ての扉が閉められたかどうか確認する。制御手段200がジャム処理終了を確認したかどうか判断し(S7)、確認されれば、操作表示手段210のジャムに関する表示を消去し(S8)、ジャム処理作業を終了する。
ステップS1で、用紙検知手段221、222、223がOFFの場合は、操作表示部210に、ジャム箇所、扉302又は303が表示される(S9)。
操作者は、この表示に従い、該当する扉を開いてジャム処理作業を行う。
この後、前述したステップS7、S8に進み、ジャム処理作業が終了する。
以上述べたように、ジャムが発生し、分離捌きローラ部に設けた用紙検知手段により用紙が検知された場合、分離捌きローラのクラッチを作動状態にしてトルクリミッタを働かせることにより、給紙ローラと分離捌きローラに挟まれていた用紙を取り除く際に、次の用紙が密着力や静電気で一緒に引きずり出されることがなくなり、使用可能な用紙を無駄に廃棄することを防止できる。
また、給紙部扉を開いたときに、クラッチを作動させるように構成することにより、クラッチの発熱による劣化や無駄な電力消費を押さえることが出来る。
画像形成装置Cの全体構成図。 画像形成装置Cの外観図。 給紙手段を含む第1給紙部Y3の要部断面図。 駆動手段の駆動系統図。 画像形成装置の制御ブロック図。 ジャム処理手順を示すフローチャート図。
符号の説明
A 画像形成装置本体
B 画像読み取り装置
C 画像形成装置
DF 自動原稿送り装置
Y1〜Y5 第1給紙部
200 制御手段
210 操作表示手段
221〜227 用紙検知手段
301 給紙部扉
302 用紙搬送部扉
303 原稿搬送部扉
301A〜303A 扉検知手段
400 給紙手段
401 送り出しローラ
402 給紙ローラ
403 分離捌きローラ
420 駆動手段
421 給紙モータ
422 第1クラッチ
423 第2クラッチ
424 トルクリミッタ

Claims (2)

  1. 用紙収容部に積載された複数枚の用紙から1枚を分離し給紙する分離捌きローラを有する給紙手段と、当該分離捌きローラにクラッチ及びトルクリミッタを介して駆動を伝達する駆動手段と、画像形成動作を制御する制御手段とを有する画像形成装置において、前記制御手段が、用紙詰まりと判断し画像形成動作を中止した時に、前記分離捌きローラ部に用紙があることを認識した場合、前記クラッチを作動状態にすることを特徴とする画像形成装置。
  2. 用紙収容部に積載された複数枚の用紙から1枚を分離し給紙する分離捌きローラを有する給紙手段と、当該分離捌きローラにクラッチ及びトルクリミッタを介して駆動を伝達する駆動手段と、画像形成動作を制御する制御手段と、画像形成装置に設けられた扉と、当該扉の開閉を検知する扉検知手段とを備えた画像形成装置において、前記制御手段が、用紙詰まりと判断し画像形成動作を中止した時に、前記分離捌きローラ部に用紙があることを認識した場合、前記扉の開信号により前記クラッチを作動状態にすることを特徴とする画像形成装置。
JP2004005044A 2004-01-13 2004-01-13 画像形成装置 Pending JP2005201927A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004005044A JP2005201927A (ja) 2004-01-13 2004-01-13 画像形成装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004005044A JP2005201927A (ja) 2004-01-13 2004-01-13 画像形成装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2005201927A true JP2005201927A (ja) 2005-07-28

Family

ID=34819477

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004005044A Pending JP2005201927A (ja) 2004-01-13 2004-01-13 画像形成装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2005201927A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008116735A (ja) * 2006-11-06 2008-05-22 Fuji Xerox Co Ltd 画像形成装置
JP2009069596A (ja) * 2007-09-14 2009-04-02 Kyocera Mita Corp 駆動ユニットおよび画像形成装置
JP2018154471A (ja) * 2017-03-17 2018-10-04 キヤノン株式会社 画像形成装置及び給送装置

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09502289A (ja) * 1994-06-17 1997-03-04 オプティッシェ.ウエルケ.ゲー.ローデンストック 眼鏡ヒンジ
JP2002296547A (ja) * 2000-10-11 2002-10-09 Koji Nagayoshi 眼鏡のテンプル連結構造
JP2003215506A (ja) * 2002-01-21 2003-07-30 Koji Nagayoshi 眼鏡のテンプル連結構造

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09502289A (ja) * 1994-06-17 1997-03-04 オプティッシェ.ウエルケ.ゲー.ローデンストック 眼鏡ヒンジ
JP2002296547A (ja) * 2000-10-11 2002-10-09 Koji Nagayoshi 眼鏡のテンプル連結構造
JP2003215506A (ja) * 2002-01-21 2003-07-30 Koji Nagayoshi 眼鏡のテンプル連結構造

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008116735A (ja) * 2006-11-06 2008-05-22 Fuji Xerox Co Ltd 画像形成装置
JP2009069596A (ja) * 2007-09-14 2009-04-02 Kyocera Mita Corp 駆動ユニットおよび画像形成装置
JP2018154471A (ja) * 2017-03-17 2018-10-04 キヤノン株式会社 画像形成装置及び給送装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4217566B2 (ja) シート処理装置および画像形成装置
JP4428302B2 (ja) シート材供給装置
JP6991828B2 (ja) シート給送装置
JP2008280121A (ja) シート給送装置、画像読取装置及び画像形成装置
JP4007277B2 (ja) 画像形成装置
JP4859235B2 (ja) 画像形成装置及び画像形成装置における残留シート検出方法
US10358306B2 (en) Sheet feed device and image forming apparatus including the same
JP2003137450A (ja) 画像形成装置
JP2005201927A (ja) 画像形成装置
JP3802902B2 (ja) 原稿読取装置、及び画像処理システム装置
US11708234B2 (en) Sheet conveying device and image forming apparatus incorporating the sheet conveying device
JP2008105790A (ja) シート給送装置及び画像形成装置
JP2008268641A (ja) 画像形成装置
JP6635808B2 (ja) シート供給装置及びそれを備えた画像形成装置
JP2007076865A (ja) シート処理装置と画像形成装置
JP3636269B2 (ja) 自動原稿搬送装置および原稿搬送方法
US20100054833A1 (en) Document feeder and image forming apparatus including the same
JP7425988B2 (ja) 画像形成装置
JP7333009B2 (ja) シート搬送装置及び画像形成装置
JP2003063673A (ja) 用紙搬送装置および画像形成装置
JP2006264880A (ja) 画像形成装置
JP2006111390A (ja) 画像形成装置
JP2008265914A (ja) 給紙装置及びこれを備えた画像形成装置
JP2006168892A (ja) 給紙装置及び画像形成装置
JP2007153486A (ja) 画像形成装置及び画像形成方法