JP2005199537A - プロファイル付きゴムシートの製造装置および製造方法 - Google Patents

プロファイル付きゴムシートの製造装置および製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】設備コストの低減を図り、プロファイル付きゴムシートの寸法精度を高め、併せて、プロファイルロールの交換装置コストの低減をもたらす。
【解決手段】周囲に所要の凹凸輪郭を付与した小径のプロファイルロール2をフレーム6に軸受け支持し、このプロファイルロール2と対をなす、プロファイルロール2より大径の駆動ロール3をフレーム6に支持するとともに、プロファイルロール2に接触して、それの、駆動ロール3からの逃げ変形を拘束するバックアップロール8を設けてなる。
【選択図】図2

Description

この発明は、所要の横断面輪郭形状を有するプロファイル付きゴムシートの製造装置および、その装置を用いたゴムシートの製造方法に関するものであり、とくには設備コストの低減、プロファイル付きゴムシートの寸法精度の向上等を実現するものである。
タイヤのインナーライナその他の形成に用いるゴムシートに所要の横断面輪郭形状を付与する、プロファイル付きゴムシートの製造装置としては、たとえば図6に部分断面略線側面図で示すように、押出機51の押し出しヘッド52の出口近傍に、相互に対をなすプロファイルスリーブ53と駆動ロール54とをともに水平に配設してなる、いわゆる2ローラヘッドがある。
これは、押出しヘッド52から押し出されたゴムを、プロファイルスリーブ53と、ギャップ調整ロールを兼ねる駆動ロール54との間へ直接的に供給して、それらの間で成形されるゴムシートにプロファイルスリーブ53の凹凸輪郭を転写することで、たとえば、図7に幅方向断面の半部を例示するような、プロファイル付きゴムシート55を製造するものである。
ところが、このような2ローラヘッドにあっては、たとえば、プロファイルスリーブ53および駆動ロール54のロール表面長さを1000〜1500mmとする場合に、それら両者の外径を、上記の長さの1/3以上とすることで、ゴムシートの圧延荷重に対する、プロファイルスリーブ53および駆動ロール54の撓み変形を抑制して、プロファイル付きゴムシート55の寸法精度を確保することとしているため、スリーブ53の外径が300mmを越えるほどの大径となることに加え、そのスリーブ53の内外周面を高い同軸度に仕上げることが必要になってスリーブコストが嵩む他、押出しヘッド53から押出されたゴムを所定の厚みまで圧延するに当っての、大径スリーブ53の、ゴムとの接触面積が必然的に大きくなることに起因して、所要の圧延荷重もまた大きくなり、装置全体の剛性増加が不可避となるので、設備コストが嵩むという問題があり、しかも、スリーブ53と、その内部に挿入するコアロール56との間には若干のクリアランスを確保することが必要となるため、そのクリアランスが、圧延精度の低下を余儀なくするという問題もあった。
加えて、この従来技術によるプロファイルスリーブ53の交換は、たとえば、図8(a)に略線を正面図で例示するように、ねじ機構57の作用によってそのスリーブ53の中心軸線方向に変位される爪部材58を、シリンダ59の作用によって、スリーブ53に設けた環状溝60内へ進入させた後、ねじ機構57をもって、その爪部材58をスリーブ53とともに、コアロール56の一端の開閉式の軸箱61側へ図8(a)に示すように変位させ、これにより、スリーブ53を、軸箱61の開放下で、噛み合いクラッチ62から離隔させるとともに、固定フレーム外に待機させたハンガ63に、それの中心穴を掛合させて移載させ、続いて、爪部材58を環状溝60から離脱させ、そしてこの一方で、次に使用されるプロファイルスリーブを、ハンガ63の使用下で、上述したところとは逆の操作によってコアロール56上に嵌め合わせることによって行われることになるので、ここでは、スリーブ53の交換のために、コアロール56をフレームに軸受け支持する軸箱の一方を開放するための機構や、スリーブ53を抜き差しするための機構や、スリーブ53を吊るためのハンガ63等が必要になって、スリーブ交換装置のコストもまた嵩むことになるという問題もあった。
この発明は、従来技術が抱えるこのような問題点を解決することを課題とするものであり、それの目的とするところは、プロファイルロールコストをも含む設備コストの低減を図るとともに、プロファイル付きゴムシートの寸法精度を高め、併せて、プロファイルロールの交換装置コストをもまた有利に低減させることができる、プロファイル付きゴムシートの製造装置および製造方法を提供するにある。
この発明に係る、プロファイル付きゴムシートの製造装置は、周囲に所要の凹凸輪郭を付与した小径のプロファイルロールの両端をフレームに軸受け支持するとともに、このプロファイルロールと対をなす、プロファイルロールより大径の駆動ロールの両端をもまたフレームに支持し、さらに、プロファイルロールに接触して、それの、駆動ロールからの逃げ変形を拘束するバックアップロールを設けたものである。
ここで、バックアップロールは、プロファイルロールの軸線方向に間隔をおいた複数個所に設けることが好ましく、より好ましくは、各バックアップロールの、駆動ロールに対する離隔限界位置の適宜の変更を可能とするストッパ機構等を設ける。
また好ましくは、プロファイルロールを直接的もしくは間接的に回転駆動する駆動手段を設ける。
そしてまた好ましくは、プロファイルロールの両端を、軸箱を介してフレームに支持する。
ここにおいてより好ましくは、プロファイルロールの最大外径を、駆動ロールの外径の1/3〜1/2の範囲とする。
この発明に係る、プロファイル付きゴムシートの製造方法は、バックアップロールで支持した、周面に凹凸輪郭を有する小径のプロファイルロールと、このプロファイルロールより大径の駆動ロールとの間へ、押出機から押し出されたゴムを直接的もしくは間接的に通過させて、形成されるゴムシートに、プロファイルロールの凹凸輪郭を転写するにある。
かかる方法において好ましくは、押出機から押し出されたゴムを、シーティングロールに通過させて、一旦ゴムシートを成形した後にプロファイルロールと駆動ロールとの間へ供給する。
この発明に係る装置では、たとえば、押出機から押し出されたゴム、カレンダーロールその他のシーティングロールで成形されたゴムシート等を、バックアップロールで支持されたプロファイルロールと、駆動ロールとの間へ、所定の圧延荷重の作用の下に供給し、それを、駆動ロールの回転に基いて、たとえば温水加熱されているそれらの両ロール間に通過させることにより、小径のプロファイルロールの、圧延荷重による撓み変形を、バックアップロールによって有効に拘束しつつ、形成されるゴムシートにプロファイルロールの凹凸輪郭を正確に転写することができ、製品としてのプロファイル付きゴムシートに、各種の高い寸法精度を付与することができる。
またこの装置では、その構造上、バックアップロールの作用の下に、プロファイルロールを、たとえば100mm程度にまで小径化することができ、加えて、小径プロファイルロールの、被圧延ゴムとの接触面積の低減に基いて圧延荷重を小さくして、構成各部の剛性の低下、軸受けの小径化等を実現することができるので、プロファイルロールのコストをも含めて設備コストを効果的に低減させることができる。
しかもここでは、凹凸輪郭を設けたプロファイルロールそれ自体を、フレームに直接的に軸受け支持することにより、従来技術におけるような、プロファイルスリーブ53とコアロール56との間の不要なクリアランスの発生を十分に防止することができるので、形成されるゴムシートの圧延精度の低下を有効に防止することができる。
さらにこの装置では、プロファイルロールが小径であることから、そのプロファイルロールの交換に際しては、たとえば油圧シリンダの作用下で、好ましくはその両端部の軸箱ごと、フレームの外側へ押出し変位させて、そこでロールの交換を行うことにより、ロール交換装置のコストをもまた十分低く抑えることができる。
なお、プロファイルロールのこのような交換作業を、たとえば、軸箱を乗せた車輪を、予め敷設したレール上に転動させることによって行うときは、特別な油圧シリンダ等を用いることなしに、手作業だけで容易に行うことができる。
ここで、バックアップロールを、小径のプロファイルロールの軸線方向に間隔をおいた複数個所、たとえば三個所に設ける場合には、プロファイルロールの全長にわたって延在する一本のバックアップロールを設ける場合に比し、所期したバックアップ機能を十分に発揮させてなお、バックアップロールコストを有利に低減させることができる。
この場合にあって、各バックアップロールの、駆動ロールに対する離隔限界位置の適宜の変更を可能とする、各々独立した、または共通のストッパ機構、駆動手段等を設けたときは、バックアップロールを、プロファイルロールと駆動ロールとの間の離隔量を特定するギャップ調整ロールとしても機能させることができる。
なお、プロファイルロールを直接的または間接的に回転駆動する駆動手段を設け、駆動ロールに加えてプロファイルロールをもまた駆動することとしたときは、プロファイル付きの製品ゴムシートへの反りの発生を有効に防止することができ、また、その製品ゴムシートに発生した反りを、両ロールへの周速差の付与をもって消去することができる。
またここで、プロファイルロールの両端を、軸箱を介してフレームに支持したときは、前述したように、プロファイルロールの交換作業を簡易なものとすることができ、そして、そのプロファイルロールの最大外径を、駆動ロールの外径の1/3〜1/2の範囲としたときは、上記の交換作業をより簡易なものとするとともに、ロールコストを一層低減させることができる。
さらに、この発明にかかる方法では、所期した通りの横断面輪郭形状を有する製品ゴムシートを高い寸法精度で製造することができ、このことは、カレンダーロールその他のシーティングロールによって予めシート状に成形されたゴムを、プロファイルロールと駆動ロールとの間へ供給する場合にとくに顕著である。しかもこの場合には、プロファイルロールと駆動ロールとによるゴムの圧下率を有利に低減できるので、そこでの圧延荷動をより一層低減できる利点もある。
図1は、この発明に係る装置の実施の形態を示す部分断面略線側面図であり、図2はその装置の略線正面図である。
図中1は、押出機の押出しヘッドを示し、ここでは、この押出しヘッド1の、口金の近傍に、相互に対をなす小径のプロファイルロール2および、プロファイルロール2より大径の駆動ロール3のそれぞれを水平に配置して、それらのロール2、3の両端部を、軸受けを内蔵したそれぞれの軸箱4、5を介して門形固定フレーム6の柱状部分7に支持する。
ここで、プロファイルロール2の軸箱4は、そのプロファイルロール2の、駆動ロール3に対する接近および離隔変位を許容するべく、図2の柱状部分7に、上下方向に長く形成した長孔7a内に上下動可能に配設するとともに、柱状部分7の少なくとも一方側へプロファイルロール2と一体的に抜き差し可能にその柱状部分7に配設する。
図中4aは、プロファイルロール2の後述する回転駆動系とは反対側の軸箱4に一体的に設けたロック付きストッパを示し、このストッパ4aは、柱状部材7に対するプロファイルロール2の軸線方向位置を特定するとともに、そのプロファイルロール2の、駆動系から離隔する方向への抜き出しを許容するべくも機能する。
周囲に所要の凹凸輪郭を付与したプロファイルロール2は、その最大外径を駆動ロール3の外径の1/3〜1/2とすることができ、このように小径とした場合の、プロファイルロール2の、圧延荷重の作用に起因する撓み変形を抑制するべく、図に示すところでは、プロファイルロール2の、駆動ロール3とは反対側に、三個のバックアップロール8を相互に等しい間隔をおいて配設し、それらの各バックアップロール8の、図の上下方向位置を、たとえば、ねじ機構圧下装置9の作用によって特定することで、プロファイルロール2の変形を、バックアップロール8の周面と、プロファイルロール2の周面との当接をもって拘束する。
これらの各バックアップロール8は、それの中心軸線が、ロール2、3の中心軸線を含む垂直面内でそれらと平行となる姿勢で、門形固定フレーム6の梁状部分10に昇降ヨーク11を介して取付けられており、上記のねじ機構圧下装置9は、直接的にはこの昇降ヨーク11の昇降変位をもたらす。
さらにここでは、各昇降ヨーク11、ひいては、バックアップロール8の昇降変位をもたらすべく、たとえば、モータ12をねじ機構圧下装置9に駆動連結する。
これによれば、昇降ヨーク11およびバックアップロール8の昇降位置の特定に基き、そのバックアップロール8で、プロファイルロール2の、駆動ロール3からの離隔限界位置を特定することにより、バックアップロール8を、両ロール2、3間のギャップ調整ロールとしても機能させることができる。
ところで、この装置では、プロファイルロール2および駆動ロール3の両者をともに、それぞれのカップリング14、15および減速機16、17を介してそれぞれのモータ18、19に連結する。従ってここでは、プロファイルロール2をモータ18をもって直接的に所要の速度で回転駆動することができる。
このように構成してなる装置によれば、押出しヘッド1から押出されたゴムを、たとえば、温水による温度コントロール下にあって、それぞれが所要の速度で回転駆動されているプロファイルロール2と、駆動ロール3との間へ直接的に供給してそれらの間に通過させることにより、プロファイルロール2の凹凸輪郭形状が正確に転写された製品ゴムシート20を製造することができる。
このようにして製造されたゴムシート20は、圧延荷重の作用に起因するプロファイルロール2の撓み変形が、それぞれのバックアップロール8によって十分に拘束されることおよび、プロファイルロール2と駆動ロール3との間のギャップが、それらのバックアップロール8によって正確に特定されることにより、常に高い寸法精度を有することになる。
このようにして、プロファイルロール2の凹凸輪郭形状によって特定される、所要長さのプロファイル付きゴムシートを製造した後は、プロファイルロールの交換を行って同様の圧延作業を行うことになるが、この装置におけるプロファイルロールの交換に当っては、たとえば、プロファイルロール2を、ストッパ付きの軸箱4側へ抜き出して、カップリング14の位置で駆動側から分離した後、そのロール2を、それぞれの軸箱4に設けた車輪と、両柱状部材7に掛け渡して敷設したレールとの掛合下で、人手によって抜き出すことで、門形固定フレーム6から取り出し、しかる後、所要のプロファイルロールを逆の操作をもって固定フレーム6に嵌め込み固定することで、その交換を、大掛かりな交換装置を必要とすることなく、短時間のうちに簡単に行うことができる。
従って、従来技術に比して、交換装置のコストを低減できるのみならず、作業能率を大きく向上させることも可能となる。
図3は、他の実施形態を示す部分断面略線側面図であり、この装置はとくに、バックアップロール8を、プロファイルロール2の斜め前後に二列に配設して、大きな圧延荷重の作用に対する、ロール2の撓み抑制機能をより高めた点、および、各列のバックアップロール8を回転駆動することで、それらと摩擦係合するプロファイルロール2の間接的な回転駆動を可能とした点で、図1および2に示すものと相違する。
これによれば、プロファイルロール2とモータとの直接的な連結が不要となるので、プロファイルロール2の交換作業を一層簡易にかつ迅速に行うことが可能となる。
図4は、さらに他の実施形態を示す図であり、これは、押出しヘッド1の口金の近傍に、たとえば温水による温度調節の下で回転駆動される一対のシーティングロール21をギャップ調整可能に配設し、また、これらのシーティングロール21からわずかに離隔した位置に、相互に対をなす、先に述べたと同様のプロファイルロール2および駆動ロール3のそれぞれを、図では水平面内での対向姿勢で配設して、それらの両者を、図示しないそれぞれのモータに駆動連結し、さらに、プロファイルロール2の斜め上下に、それと接触するバックアップロール8を二列に配設したものである。
この装置によれば、押出しヘッド1から押出されたゴムを、シーティングロール21によって予めゴムシート22とし、次いで、このゴムシート22をプロファイルロール2と駆動ロール3との間に通道させることによって所定のプロファイル付きの製品ゴムシート20を製造することができ、この場合は、ゴムシート22を予め形成することで、ロール2、3によるゴムの圧延圧下率を有効に低減させて、プロファイルロール2が小径であることと相俟って、圧延荷重を一層低減させることができる他、製品ゴムシート20の寸法精度をより向上させることができる。
図5は、図2に示すところに対し、駆動ロール3とプロファイルロール2との上下関係を逆転させたものである。
図中23、24はそれぞれ、プロファイルロール2用の各軸箱4に設けた車輪および、それぞれの柱状部材7に水平に掛け渡されて車輪23と掛合するレールを示し、ここでの、それぞれのバックアップロール8の作用に基く、プロファイルロール2と駆動ロール3との間のギャップの調整は、上記の車輪23とレール24との掛合位置を限界として、車輪23の、レール24からの浮き上がり姿勢の下にて行われることになる。
また、図5(a)中25は、プロファイルロール2に温度調節用の温水の循環をもたらす温水カプラを示し、そして26は、プロファイルロール2の、カップリング14からの、図5(c)に示すような抜き出し変位をもたらす連結分離プッシャを示す。
なお、図5(a)のb−b線に沿う略線側面図において、5aは、駆動ロール3の軸箱5に一体的に設けたロック付きストッパを示し、これらのストッパもまた、軸箱4に設けたロック付きストッパ4aと同様に機能する。
このように構成してなる装置によってもまた、前述したところと同様に、設備コストの十分なる低減をもたらすとともに、プロファイル付きゴムシートの寸法精度を大きく高めることができ、しかも、プロファイルロールの交換設置コストを効果的に低減させることができる。
この発明に係る装置の実施形態を示す部分断面略線側面図である。 図1の略線正面図である。 他の実施形態を示す図1と同様の図である。 さらに他の実施形態を示す図1と同様の図である。 他の実施形態を示す図である。 従来技術を示す図1と同様の図である。 プロファイル付きゴムシートの幅方向断面をその半部について示す図である。 従来装置を示す略線正面図である。
符号の説明
1 押出しヘッド
2 プロファイルロール
3 駆動ロール
4、5 軸箱
4a、5a ロック付きストッパ
6 固定フレーム
7 柱状部分
8 バックアップロール
9 ねじ機構圧下装置
10 梁状部分
11 昇降ヨーク
12、18、19 モータ
14、15 カップリング
16、17 減速機
20 製品ゴムシート
21 シーティングロール
22 ゴムシート
23 車輪
24 レール
25 温水カプラ
26 連結分離プッシャ

Claims (7)

  1. 周囲に所要の凹凸輪郭を付与した小径のプロファイルロールをフレームに軸受け支持し、このプロファイルロールと対をなす、プロファイルロールより大径の駆動ロールをフレームに支持するとともに、プロファイルロールに接触して、それの、駆動ロールからの逃げ変形を拘束するバックアップロールを設けてなるプロファイル付きゴムシートの製造装置。
  2. バックアップロールを、プロファイルロールの軸線方向に間隔をおいた複数箇所に配設してなる請求項1に記載のプロファイル付きゴムシートの製造装置。
  3. プロファイルロールを直接的もしくは間接的に回転駆動する駆動手段を設けてなる請求項1もしくは2に記載のプロファイル付きゴムシートの製造装置。
  4. プロファイルロールを、軸箱を介してフレームに支持してなる請求項1〜3のいずれかに記載のプロファイル付きゴムシートの製造装置。
  5. プロファイルロールの最大外径を、駆動ロールの外径の1/3〜1/2の範囲としてなる請求項1〜4のいずれかに記載のプロファイル付きゴムシートの製造装置。
  6. バックアップロールに支持された小径のプロファイルロールと、このプロファイルロールより大径の駆動ロールとの間へ、押出機から押し出されたゴムを直接的もしくは間接的に通過させて、形成されるゴムシートにプロファイルロールの凹凸輪郭を転写するプロファイル付きゴムシートの製造方法。
  7. 押出機から押し出されたゴムを、シーティングロールに通過させた後にプロファイルロールと駆動ロールとの間へ供給する請求項6に記載のプロファイル付きゴムシートの製造方法。
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