JP2005197574A - 多層配線板用基材およびその製造方法、多層配線板の製作方法 - Google Patents

多層配線板用基材およびその製造方法、多層配線板の製作方法 Download PDF

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Abstract

【課題】導電性ナノペーストを用いたIVHにおいて、高い信頼性のIVH層間接続が得られ、高歩留まりの高密度多層配線板を得ること。
【解決手段】 層間導通用にあけられたビアホール(穴23)の一方の側から当該ビアホール内に未硬化の導電性ナノペースト24を充填し、ホットプレート50等を用いてビアホールの他方の側からビアホール内に充填した導電性ナノペースト24を硬化させ、この硬化による導電性ナノペースト24の体積収縮分を補うように、ビアホールの一方の側からビアホール内に未硬化の導電性ナノペースト24を、少なくとも1回、追加充填する。
【選択図】 図2

Description

本発明は、多層配線板用基材およびその製造方法、多層配線板に関するもので、特に、導電ペーストによるIVH多層配線板用基材およびその製造方法、IVH多層配線板の製作方法に関する。
多層配線板として、各多層配線板用基材毎にビアホール(バイアホール)としとてあれられた貫通孔もしくは非貫通孔に、樹脂中に金属フィラーを分散させた導電性ペーストが充填され、導電性ペーストによるIVH(Interstitial Via Hole)によって層間導通(基板表裏導通)を行うビア・オン・ビアが可能な多層配線板が発表されている(たとえば、特許文献1、2)。
IVH多層配線板は、絶縁性基材の片面に銅箔等による導体回路を形成した片面プリント基板の導体回路とは反対側に、接着剤層を形成し、絶縁性基材と接着剤層を貫通した穴(ビアホール)を形成し、この穴に導電性ペーストを充填し、このようにして作成した片面回路基板(多層配線板用基材)を複数枚重ね合わせてプレスすることによって多層化したものである。
また、基板にあけられたビアホールに充填する導電性ペーストとして、導電性ナノペーストを用いた多層配線板がある(たとえば、特許文献3)。導電性ナノペーストは、平均粒径が1〜100nmである金属微粒子が、その表面を、当該金属微粒子に含まれる金属元素と配位可能な有機化合物で被覆されて液体中に安定に分散したペースト組成物であり、導電性ナノペーストを250℃以下の温度で焼結することにより得られる導通部を、配線板表裏面間を結ぶ方向の導通用孔部に形成する。
これらのIVHを有する多層配線板は、スルーホール型多層配線板に比べて、配線自由度が高く、配線の高密度化が可能である。導電性ペーストを充填させた後、硬化させてIVHを形成する方法は、めっきによってIVHを形成するものと比較して工程が簡単であり、多層配線板を高い歩留まりで、効率よく製造できる。
また、導電性ナノペーストを充填させた後、硬化させてIVHを形成する方法は金属結合により導通を保つため、金属フィラーの接触により導通を保つ樹脂中に金属フィラーを分散させた導電性ペーストと比較して信頼性の高い多層配線板を得ることができる。
しかしながら、樹脂中にμmサイズの金属フィラーを分散させたポリマ型の導電性ペーストによるIVHは、比抵抗が高く、導電性ペーストと銅箔等による回路パターンとの安定した低抵抗による導通状態を得ることが難しい。
これに対し、nmサイズの金属フィラーを溶剤成分中に分散させた導電性ナノペーストは、200℃程度の低温で金属フィラー同士が融着し、比抵抗が低いIVHを構成できるが、硬化時にペーストの溶剤成分が飛散し、硬化後の体積が減少する。このため、導電性ナノペーストによるIVHは、導電性ナノペースト硬化時の体積減少分の空洞がIVH内部に生じる。この問題により、導電性ナノペーストによるIVHは、導通接続性に関して信頼性に欠ける。
図5(a)、(b)は、絶縁性基材101にあけられたビアホール102に導電性ナノペースト103を充填し、導電性ナノペースト103を硬化、焼結して得たIVHの断面を模式的に示したものである。なお、図5(a)、(b)において、104は銅箔等による回路パターン部(導電性パターン部)を示している。
導電性ナノペースト103が、硬化、焼結する際に、溶剤成分が飛散し、絶縁性基材101の濡れ性が悪い場合には、導電性ナノペースト103は、図5(a)のように、体積減少を生じて凸形に硬化し、絶縁性基材表面101Aに対してIVH深さ方向に空間Hができる。これに対し。絶縁性基材101の濡れ性がよい場合には、導電性ナノペースト103は、図5(b)のように、ビアホール102の側壁に付着し、体積減少を生じて凹形に硬化し、やはり、絶縁性基材表面101Aに対してIVH深さ方向に空間Hができる。
このことに対し、図6に示されているように、ビアホール102に充填された1回目の導電性ナノペースト103Aを硬化させたのち、そのビアホール102に対して2回目の導電性ナノペースト103Bの充填を行い、2回目の導電性ナノペースト充填によって1回目の導電性ナノペースト103Aの硬化による体積減少を補い、IVH内部に空間Hが発生することを避けることが考えられる。しかし、この場合には、1回目に充填、硬化させた導体バルク(導電性ナノペースト103A)に対して2回目に充填、硬化させた導体バルク(導電性ナノペースト103B)は金属結合されず、この部分では接触のみにより導通を得ることになる。このため、IVHの導通抵抗が高くなり、導電性ナノペーストの特性を活かされなくなる。
特開平9−82835号公報 特開2002−353621号公報 特開2002−299833号公報
この発明が解決しようとする課題は、導電性ナノペーストを用いたIVHにおいて、高い信頼性のIVH層間接続が得られ、高歩留まりの高密度多層配線板を得ることである。
この発明による多層配線板用基材の製造方法は、層間導通用にあけられたビアホールの一方の側から当該ビアホール内に未硬化の導電ペーストを充填し、前記ビアホールの他方の側から前記ビアホール内に充填した前記導電ペーストを硬化させ、この硬化による前記導電ペーストの体積収縮分を補うように、前記ビアホールの一方の側から当該ビアホール内に未硬化の導電ペーストを、少なくとも1回、追加充填する。
この発明による多層配線板用基材の製造方法は、前記ビアホールに導電性ペーストを充填する充填速度より遅い硬化速度で前記導電性ナノペーストを硬化させ、前記ビアホール内に充填した前記導電ペーストの充填側が完全硬化する以前に、前記導電ペーストの追加充填を行う。
この発明による多層配線板用基材の製造方法は、前記導電ペーストとして、熱硬化型や、紫外線硬化型等、光硬化型の導電性ナノペーストを用いる。
導電性ナノペーストとして熱硬化型の導電性ナノペーストを使用した場合には、導電性ナノペーストを充填する側とは逆方向から加熱によって前記導電性ナノペーストを硬化させる。さらに、ビアホールにおける温度勾配を大きくするために、前記導電性ナノペーストを充填する側と同じ側を冷却してもよい。
また、前記導電ナノペーストとして光硬化型の導電性ナノペーストを使用する場合には、導電性ナノペーストを充填する側とは逆方向から光線を照射することによって前記導電性ナノペーストを硬化させる。
この発明による多層配線板用基材は、上述の発明による製造方法により製造された多層配線板用基材である。
この発明によるによる多層配線板の製作方法は、上述の発明による製造方法によって製造された少なくとも1枚の多層配線板用基材、他の多層配線板用基材とを積層し、その積層体を加熱加圧して多層配線板を製作する。
この発明によれば、ビアホールに対する導電ペーストの充填側とは反対側から、方向性をもって導電ペーストを硬化させるから、ビアホール内に既に充填された先の導電ペーストの充填側が完全硬化する以前に、導電ペーストの追加充填を行うことができ、先に充填された導電ペーストとつぎに充填された導電ペーストとが硬化境界面を有する層状ではなく、すべての金属成分が金属結合したIVHを形成することができる。
これにより、空洞欠陥がなく、導通抵抗が低いIVHを構成でき、高い信頼性のIVH層間接続が得られ、高歩留まりの高密度多層配線板を得ることができる。
本発明の実施形態を以下に示す。
図1(a)〜(e)、図2(f)〜(h)は本発明による多層配線板用基材の製造方法の一つの実施形態を模式的に示している。
図1(a)に示されているように、先ず、片面に導電性金属層12を設けた絶縁性基材11として、汎用の片面銅張りポリイミド基材10を用意する。
これは、基板の耐熱性、誘電特性を考慮し、絶縁性基材11としてポリイミドを選んだもので、もちろん、ガラスクロス、ガラスマット、合成繊維などの基材と熱硬化性樹脂からなる銅張りフェノール基板、銅張り紙エポキシ基板、銅張り紙ポリエステル基板、銅張りガラスエポキシ基板、銅張りガラスポリイミド基板などを使用してもよい。
また、基材を組み合わせない形として、銅張りポリエステル基板、銅張りポリエーテルイミド基板、銅張り液晶ポリマー基板などを使用してもよい。
片面銅張りポリイミド基材10の銅箔面にエッチングレジストをラミネートし、配線パターンを露光、現像した。その後、塩化第2銅浴にて露出している銅をエッチングする。次いで、エッチングレジストを除去し、図1(b)に示されているように、絶縁性基材11の片面に銅箔による回路パターン部21を有する片面回路基板(片面プリント配線板)20とする。
次に、図1(c)に示されているように、片面回路基板20のポリイミド側(絶縁性基材11側)に、接着層22として熱可塑性ポリイミドを熱プレス機によって、貼り合わせる。
接着層22としては、熱可塑性ポリイミドの他に、フェノール樹脂、フェノキシ樹脂、ポリイミド樹脂、キシレン樹脂もしくはこれらの2種類以上の混合樹脂、ポリエーテルイミド樹脂、液晶ポリマー、ポリアミド樹脂なども使用することができる。
次に、図1(d)に示されているように、層間接続したい任意の位置に、接着層22側からレーザを照射し、接着層22と絶縁性基材11のみを貫通して銅箔(回路パターン部21)に接する穴(ビアホール)23を形成する。
次に、図1(e)に示されているように、接着層22に印刷マスク51を載せ、回路パターン部21側からホットプレート50を用いて、180℃程度で加熱しながら、未硬化の導電性ナノペースト24として熱硬化性の銀ナノペーストを、スキージ板52を用いた印刷法により印刷マスク51の側から穴23の全体に充填させる。
これにより、穴23に充填された導電性ナノペースト24は、回路パターン部21の側から印刷マスク51の側へ方向性をもって硬化する。なお、図において、符号aは焼結硬化した導電性ナノペーストを、符号bは未硬化の導電性ナノペーストを各々示す。
導電性ナノペースト24を方向性をもって硬化させる方法は、ホットプレート50により回路パターン部21の側を加熱する方法だけではなく、誘導コイルなどにより銅箔(回路パターン部21)のみを誘導加熱する方法でもよい。
このとき、穴23に充填された導電性ナノペースト24が印刷中に全て硬化しないように、導電性ナノペースト24を印刷、充填する側から冷却した窒素ガス52を吹き付けるなどの方法で、基板厚さ方向に大きい温度勾配を持たせることが望ましい。冷却する方法としては、冷却した窒素ガスを吹き付ける方法だけではなく、印刷マスク51を冷却する方法でもよい。
導電性ナノペースト24は、銀ナノペーストだけではなく、金、銅、白金、パラジウム、ロジウム、オスミウム、ルテニウム、イリジウム、鉄、錫、亜鉛、コバルト、ニッケル、クロム、チタン、タンタル、タングステン、インジウム、珪素の中で少なくとも1種類の金属微粒子、もしくは2種類以上の金属からなる合金の微粒子が、その表面を当該金属微粒子に含まれる金属元素と配位可能な有機化合物で被覆されて液体中に安定に分散した形態のペーストでもよい。
次に、図2(f)、(g)に示されているように、上述の1回目の充填による穴23内の導電性ナノペースト24の充填側(印刷マスク51の側)が完全硬化する以前に、スキージ板52を用いた印刷法により印刷マスク51の側から穴23の全体に充填させる導電性ナノペースト24を追加充填する。
この穴23に対する導電性ナノペースト24に充填する充填速度は、1回目の充填による穴23内の導電性ナノペースト24の充填側(印刷マスク51の側)が完全硬化する以前に、導電性ナノペースト24が追加充填されるよう、穴23内の導電性ナノペースト24の硬化速度より速い速度で行う。
換言すると、穴23に導電性ナノペースト24を充填する充填速度より遅い硬化速度で導電性ナノペースト24を硬化させる。
これにより、穴(ビアホール)23内に既に充填された先の導電性ナノペースト24の充填側が完全硬化する以前に、導電性ナノペースト24の追加充填を行うことができ、図2(h)に示されているように、先に充填された導電性ナノペースト24とつぎに充填された導電性ナノペースト24とが硬化境界面を有する層状ではなく、硬化した導電性ナノペースト24による導体バルク26のすべての金属成分が金属結合したIVHが形成される。これにより、空洞欠陥がなく、導通抵抗が低いIVHが構成される。
この実施形態では、印刷後に硬化する分の導電性ナノペースト24の体積収縮により、接着層面22Aに対して導体バルクに凹みができることのないように、導電性ナノペースト24の印刷は、図示されているように、印刷マスク51を介して行い、図2(h)に示されているように、印刷マスク51を取り外した状態では、硬化した導電性ナノペースト24による導体バルク26を接着層面22Aに対して高さ10μm程度の突起26Aを形成させた。
なお、導電性ナノペースト24の追加充填の回数は、1回だけでなく、空洞ができないIVH形成のために、必要に応じて、2回、3回と、複数回、繰り返し行われてもよい。
また、導電性ナノペースト24の印刷、充填には、メタルマスクを用いた印刷法やマスキングフイルムを用いた印刷法や、ディスペンサーまたはインクジェットによる充填法も適用できる。
図3(a)に示されているように、こうして得られた片面回路基板30を複数枚用意し、一番下に回路形成のみを行った片面回路基板40を配置し、導体バルク突起部26Aが下に向くように並べて、位置合わせ積層する。
図3(b)に示されているように、その後、位置合わせ積層した複数枚の片面回路基板30、40を熱プレス機にて加熱加圧する。
これにより、接着層22によって貼り合わせられたIVHによる多層配線板45が得られる。この多層配線板45では、硬化した導電性ナノペースト24による導体バルク26と銅箔による回路パターン部材21との導通接続は、単なる接触でなく、導体バルク26の金属成分が回路パターン部材21に融着することにより行われる。
これにより、IVHの導体バルク26と銅箔による回路パターン部材21とが安定した低抵抗による導通状態になり、空洞欠陥がなく、導通抵抗が低い、高い信頼性のIVH層間接続が得られ、高歩留まりの高密度多層配線板を得ることができる。
この発明で用いられる導電性ナノペーストとしては、熱硬化型のものに限られることはなく、紫外線硬化型等の光硬化型の導電性ナノペースト、つまり、感光性の導電性ナノペーストを用いることもできる。
図5は紫外線硬化型の導電性ナノペースト25を用いた実施形態を示している。この場合には、穴23は、接着層22、絶縁性基材11、回路パターン部21を貫通する貫通孔として穴あけを行い、回路パターン部21の側から、穴23の導電性ナノペースト25に紫外線54を照射し、導電性ナノペースト25は、回路パターン部21の側から印刷マスク51の側へ方向性をもって硬化させる。
そして、前述の実施形態と同様に、1回目の充填による穴23内の導電性ナノペースト25の充填側(印刷マスク51の側)が完全硬化する以前に、スキージ板52を用いた印刷法により印刷マスク51の側から穴23の全体に充填させる導電性ナノペースト25を追加充填する。
これにより、この実施形態でも、先に充填された導電性ナノペースト25とつぎに充填された導電性ナノペースト25とが硬化境界面を有する層状ではなく、硬化した導電性ナノペースト25による導体バルクのすべての金属成分が金属結合し、空洞欠陥がなく、導通抵抗が低いIVHが構成される。
(a)〜(e)は本発明による多層配線板用基材の製造方法の一つの実施形態の前半の工程を模式的に示す工程図である。 (f)〜(h)は本発明による多層配線板用基材の製造方法の一つの実施形態の後半の工程を模式的に示す工程図である。 (a)、(b)はおよびそれを用いた本発明による多層配線板の製造方法の一つの実施形態の工程を模式的に示す工程図である。 本発明による多層配線板用基材の製造方法の他の実施形態の工程を模式的に示す工程図である。 (a)、(b)は各々導電性ナノペーストの硬化状態を示す説明図である。 追加充填された導電性ナノペーストによるIVH構造を示す説明図である。
符号の説明
10 片面銅張りポリイミド基材
11 絶縁性基材
12 導電性金属層
20 片面回路基板
21 回路パターン部
22 接着層
23 穴(ビアホール)
24 導電性ナノペースト
a 焼結硬化した導電性ナノペースト
b 未硬化の導電性ナノペースト
25 導電性ナノペースト
30、40 片面回路基板
45 多層配線板
50 ホットプレート
51 印刷用マスク
52 スキージ板
53 冷却した窒素ガス
54 紫外線

Claims (8)

  1. 層間導通用にあけられたビアホールの一方の側から当該ビアホール内に未硬化の導電ペーストを充填し、前記ビアホールの他方の側から前記ビアホール内に充填した前記導電ペーストを硬化させ、この硬化による前記導電ペーストの体積収縮分を補うように、前記ビアホールの一方の側から当該ビアホール内に未硬化の導電ペーストを、少なくとも1回、追加充填する多層配線板用基材の製造方法。
  2. 前記ビアホールに導電性ペーストを充填する充填速度より遅い硬化速度で前記導電性ナノペーストを硬化させ、前記ビアホール内に充填した前記導電ペーストの充填側が完全硬化する以前に、前記導電ペーストの追加充填を行う請求項1記載の多層配線板用基材の製造方法。
  3. 前記導電ペーストとして導電性ナノペーストを用いる請求項1または2記載の多層配線板用基材の製造方法。
  4. 前記導電性ナノペーストとして熱硬化型の導電性ナノペーストを使用し、導電性ナノペーストを充填する側とは逆方向から加熱によって前記導電性ナノペーストを硬化させる請求項3記載の多層配線板用基材の製造方法。
  5. 前記導電性ナノペーストを充填する側と同じ側を冷却する請求項4記載の多層配線板用基材の製造方法。
  6. 前記導電ナノペーストとして光硬化型の導電性ナノペーストを使用し、導電性ナノペーストを充填する側とは逆方向から光線を照射することによって前記導電性ナノペーストを硬化させる請求項3記載の多層配線板用基材の製造方法。
  7. 請求項1〜6の何れか1項記載の製造方法により製造された多層配線板用基材。
  8. 請求項1〜6の何れか1項記載の製造方法によって製造された少なくとも1枚の多層配線板用基材と、他の多層配線板用基材とを積層し、その積層体を加熱加圧して多層配線板を製作する多層配線板の製作方法。
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