JP2005197375A - ケーブルガイド部材、及び画像形成装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】作業を行い易い場所でケーブルを取り付けることができ、組み付け性を向上させることができるケーブルガイド部材を提供する。
【解決手段】ケーブルの這い回しを規定するケーブルガイド部材10において、装置本体側に固定される取付部Aと、ケーブルを挿通する挿通路を備えたガイド部Bと、取付部とガイド部とを回動自在に軸支する回動軸Cと、を備え、ガイド部の先端にて装置本体側と係合する。ケーブルガイド部材10は低コストの硬質樹脂製であり、複線ケーブルの這い回し状態を規定することができる。
【選択図】図2
【解決手段】ケーブルの這い回しを規定するケーブルガイド部材10において、装置本体側に固定される取付部Aと、ケーブルを挿通する挿通路を備えたガイド部Bと、取付部とガイド部とを回動自在に軸支する回動軸Cと、を備え、ガイド部の先端にて装置本体側と係合する。ケーブルガイド部材10は低コストの硬質樹脂製であり、複線ケーブルの這い回し状態を規定することができる。
【選択図】図2
Description
本発明は、ケーブルの這い回しを規定するケーブルガイド部材及びそのケーブルガイド部材を備えた画像形成装置に関する。
各種の電子機器、例えば画像形成装置においては、内部に電力を必要とする種種の電子部品、ユニットを有しており、これらの部品、ユニットに対する電力供給のためのケーブルをガイドするケーブルガイド部材が組み込まれている。
従来の技術では、ハーネスなどのケーブルをケーブルガイド部材に取り付けるとき、周辺にある部品などと干渉してしまう場合があり、この場合、作業性が低下するのみならず、作業者の安全面においても問題がある。また、ケーブルが周辺の金属部材のエッジなどと接触すると、ケーブルが破損したり、リークが起きたりといった問題も起きてくる。
本発明は、作業を行い易い場所でケーブルを取り付けることができ、組み付け性を向上させることができるケーブルガイド部材及びそのケーブルガイド部材を備えた画像形成装置を提供することを目的とする。
本発明は、作業を行い易い場所でケーブルを取り付けることができ、組み付け性を向上させることができるケーブルガイド部材及びそのケーブルガイド部材を備えた画像形成装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、請求項1記載の発明は、ケーブルの這い回しを規定するケーブルガイド部材において、装置本体側に固定される取付部と、ケーブルを挿通する挿通路を備えたガイド部と、取付部とガイド部とを回動自在に軸支する回動軸と、を備え、前記ガイド部の先端にて装置本体側と係合することを特徴とする。
請求項2記載の発明は、硬質樹脂で形成される請求項1記載のケーブルガイド部材を主要な特徴とする。
請求項3記載の発明は、複線ケーブルの這い回しを規定することが可能である請求項1記載のケーブルガイド部材を主要な特徴とする。
請求項4記載の発明は、互い違いに配置されている複数個の突き出し形状部を備えた請求項1記載のケーブルガイド部材を主要な特徴とする。
請求項5記載の発明は、請求項1記載のケーブルガイド部材を備えた画像形成装置を最も主要な特徴とする。
請求項2記載の発明は、硬質樹脂で形成される請求項1記載のケーブルガイド部材を主要な特徴とする。
請求項3記載の発明は、複線ケーブルの這い回しを規定することが可能である請求項1記載のケーブルガイド部材を主要な特徴とする。
請求項4記載の発明は、互い違いに配置されている複数個の突き出し形状部を備えた請求項1記載のケーブルガイド部材を主要な特徴とする。
請求項5記載の発明は、請求項1記載のケーブルガイド部材を備えた画像形成装置を最も主要な特徴とする。
本発明によれば、ケーブルガイド部材に回転軸を設けることにより、作業を行い易い場所でケーブルガイド部材にケーブルを取り付けることを可能にし、組み付け性を向上させることが可能となる。
以下、本発明の実施の形態を図面に従って説明する。
図1(a)は本発明のケーブルガイド部材を適用する画像形成装置の要部構成を示す平面図、(b)はその要部側面図である。具体的には、画像(原稿)読み取り装置の構成を示す平面図である。なお、本発明は画像形成部を備えない単なる画像読取装置にも適用できる。
この画像読み取り装置は、図1(a)に示すように、前側と後側に夫々第1及び第2のレール1、2を備えている。外側に位置する一対の第1レール1は、第1走行体(第1スキャナ)1aを矢印で示す走査方向に進退自在にガイドし、内側に位置する一対の第2レール2は、第2走行体(第2スキャナ)2aを同方向にガイドする。第2レール2は、上面が平坦となっている。
符号3は、プーリ、ベルト等から成る駆動機構であり、第1、第2走行体1a、2aを夫々ガイドする手段である。
符号4は、レンズブロック等を支持する板部材である。
符号10は、本発明に係るケーブルガイド部材であり、このケーブルガイド部材10は、装置本体、即ち例えば、一方の第2レール2の内側に取り付けられる。
図1(a)は本発明のケーブルガイド部材を適用する画像形成装置の要部構成を示す平面図、(b)はその要部側面図である。具体的には、画像(原稿)読み取り装置の構成を示す平面図である。なお、本発明は画像形成部を備えない単なる画像読取装置にも適用できる。
この画像読み取り装置は、図1(a)に示すように、前側と後側に夫々第1及び第2のレール1、2を備えている。外側に位置する一対の第1レール1は、第1走行体(第1スキャナ)1aを矢印で示す走査方向に進退自在にガイドし、内側に位置する一対の第2レール2は、第2走行体(第2スキャナ)2aを同方向にガイドする。第2レール2は、上面が平坦となっている。
符号3は、プーリ、ベルト等から成る駆動機構であり、第1、第2走行体1a、2aを夫々ガイドする手段である。
符号4は、レンズブロック等を支持する板部材である。
符号10は、本発明に係るケーブルガイド部材であり、このケーブルガイド部材10は、装置本体、即ち例えば、一方の第2レール2の内側に取り付けられる。
図2(a)は本発明の一実施の形態に係るケーブルガイド部材の外観斜視図である。ケーブルガイド部材10は低コストの硬質樹脂製であり、複線ケーブルの這い回し状態を規定することが可能である。このケーブルガイド部材10は、装置本体側に取り付けられる取付部Aと、ケーブルを挿通するL字型(形状の限定はない)の挿通路B1を備えたガイド部Bと、取付部Aとガイド部Bとを回動自在に軸支する回動軸Cと、を備えている。
取付部Aは、例えば回動軸Cと連結したベース11から2枚の係止板12を所定の間隔を隔てて平行に突出させた構成を備え、各係止板12の先端には係止突起が設けられている。各係止板12は、第2レール2の内側板に設けた穴から挿入されて、先端の係止突起により内部の被係止部2bに係止されて脱落不能に固定される。
ガイド部Bは、一端を回動軸Cによって支持された平面形状がL字型の第1の側板15と、第1の側板15と対向配置された平面形状がL字型の第2の側板16と、第1及び第2の側板15、16の下端縁を連結する底板17とを備え、これら15、16、17によってケーブルの挿通路B1を形成している。
なお、各部材の形状、挿通路の形状は、図示のものに限らず種々変形可能である。
また、各側板15、16の上端縁間には、両者間を連設する、或いは庇状の突出片18が配置され、ケーブルの脱落を防止する。庇状の突出片18を設ける場合には、各側板15、16から互い違いに突出させるのが好ましい。
また、各側板15、16の先端には、係止突起19を設ける。
第2、及び第1レール2、1には、夫々対応する位置に同形状の開口2A、1Aを設け、ケーブルガイド部材10の先端部分B2が各開口2A、1A内に嵌合したときに、各係止突起19が、開口1Aの内周縁或いは、図3に示した被係止部2bと同様な被係止部と係止されるように構成する。
本発明によれば、ケーブルガイド部材10の内側の挿通路B1内に、ハーネスなどのケーブルを通すことで、ケーブルの位置を規定し、意図に即した(任意の経路での)ケーブルの這い回しを行うことができる。
更に、本発明では、ケーブルガイド部材10に回転軸Cを設けることで、ケーブルガイド部材10を部分的に回転させ、干渉する恐れのある周辺部品を回避した状態でケーブル取り付け作業を行うことが可能となる。また、ケーブルガイド部材10にケーブルを取り付けた後に、回転軸Cを支点にケーブルガイド部材のガイド部Bを回転させながら相手部材(第1レールの開口1A)に係止突起19を嵌合させることで、容易にケーブルガイド部材10の位置を固定することが可能となる。さらに、ケーブルガイド部材10に複数個の突出片18を配置することで、ケーブルがケーブルガイド部材10から外れにくくなる。
取付部Aは、例えば回動軸Cと連結したベース11から2枚の係止板12を所定の間隔を隔てて平行に突出させた構成を備え、各係止板12の先端には係止突起が設けられている。各係止板12は、第2レール2の内側板に設けた穴から挿入されて、先端の係止突起により内部の被係止部2bに係止されて脱落不能に固定される。
ガイド部Bは、一端を回動軸Cによって支持された平面形状がL字型の第1の側板15と、第1の側板15と対向配置された平面形状がL字型の第2の側板16と、第1及び第2の側板15、16の下端縁を連結する底板17とを備え、これら15、16、17によってケーブルの挿通路B1を形成している。
なお、各部材の形状、挿通路の形状は、図示のものに限らず種々変形可能である。
また、各側板15、16の上端縁間には、両者間を連設する、或いは庇状の突出片18が配置され、ケーブルの脱落を防止する。庇状の突出片18を設ける場合には、各側板15、16から互い違いに突出させるのが好ましい。
また、各側板15、16の先端には、係止突起19を設ける。
第2、及び第1レール2、1には、夫々対応する位置に同形状の開口2A、1Aを設け、ケーブルガイド部材10の先端部分B2が各開口2A、1A内に嵌合したときに、各係止突起19が、開口1Aの内周縁或いは、図3に示した被係止部2bと同様な被係止部と係止されるように構成する。
本発明によれば、ケーブルガイド部材10の内側の挿通路B1内に、ハーネスなどのケーブルを通すことで、ケーブルの位置を規定し、意図に即した(任意の経路での)ケーブルの這い回しを行うことができる。
更に、本発明では、ケーブルガイド部材10に回転軸Cを設けることで、ケーブルガイド部材10を部分的に回転させ、干渉する恐れのある周辺部品を回避した状態でケーブル取り付け作業を行うことが可能となる。また、ケーブルガイド部材10にケーブルを取り付けた後に、回転軸Cを支点にケーブルガイド部材のガイド部Bを回転させながら相手部材(第1レールの開口1A)に係止突起19を嵌合させることで、容易にケーブルガイド部材10の位置を固定することが可能となる。さらに、ケーブルガイド部材10に複数個の突出片18を配置することで、ケーブルがケーブルガイド部材10から外れにくくなる。
図1(b)において、複数の板が並列した状態で第1、第2レール1、2が形成されている場合、各開口2A、1A内にハーネスなどのケーブルを通過させようとした場合、途中の穴2Aの縁部に、コネクタなどが接触し易く、ケーブルを通すことが困難である。そこで、ケーブルガイド部材に設けた係止突起19が、複数枚にまたがる金属板のうち、最奥部の金属板1の開口1Aと係合できるようにすることで、容易に開口1Aの内側をケーブルが通過できるようになり、且つ、ケーブルと開口1Aのエッジ部との接触を回避することが可能となる。
本発明では、ケーブルガイド部材に回転軸を設けることにより、作業を行い易い場所でケーブルガイド部材にケーブルを取り付けることを可能にし、組み付け性を向上させることが可能となる。
またケーブルガイド部材を硬質樹脂で形成することにより、低コスト化を図ることが可能となる。
またケーブルが複線である場合も、作業を行い易い場所でケーブルガイド部材にケーブルを取り付けることが可能となる。
また互い違いに突出片を設けることにより、取り付けたケーブルがケーブルガイド部材から外れにくくなる。
本発明では、ケーブルガイド部材に回転軸を設けることにより、作業を行い易い場所でケーブルガイド部材にケーブルを取り付けることを可能にし、組み付け性を向上させることが可能となる。
またケーブルガイド部材を硬質樹脂で形成することにより、低コスト化を図ることが可能となる。
またケーブルが複線である場合も、作業を行い易い場所でケーブルガイド部材にケーブルを取り付けることが可能となる。
また互い違いに突出片を設けることにより、取り付けたケーブルがケーブルガイド部材から外れにくくなる。
1 第1レール、1a 第1走行体(第1スキャナ)、1A 開口、2 第2レール、2a 第2走行体(第2スキャナ)、2b 被係止部、2A 開口、3 駆動機構、4 板部材、10 ケーブルガイド部材、A 取付部、B ガイド部、B1 挿通路、C 回動軸、11 ベース、12 係止板、15 第1の側板、16 第2の側板、17 底板、18 突出片、19 係止突起。
Claims (5)
- ケーブルの這い回しを規定するケーブルガイド部材において、
装置本体側に固定される取付部と、ケーブルを挿通する挿通路を備えたガイド部と、取付部とガイド部とを回動自在に軸支する回動軸と、を備え、
前記ガイド部の先端にて装置本体側と係合することを特徴とするケーブルガイド部材。 - 硬質樹脂で形成されることを特徴とする請求項1記載のケーブルガイド部材。
- 前記挿通路によって複線ケーブルの這い回し状態を規定することが可能であることを特徴とする請求項1記載のケーブルガイド部材。
- 前記ガイド部の適所に、ケーブルの脱落を防止するために、複数個の突出片を互い違いに配置したことを特徴とする請求項1記載のケーブルガイド部材。
- 請求項1、2、又は3に記載のケーブルガイド部材を備えたことを特徴とする画像形成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004000671A JP2005197375A (ja) | 2004-01-05 | 2004-01-05 | ケーブルガイド部材、及び画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2004000671A JP2005197375A (ja) | 2004-01-05 | 2004-01-05 | ケーブルガイド部材、及び画像形成装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2005197375A true JP2005197375A (ja) | 2005-07-21 |
Family
ID=34816389
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2004000671A Pending JP2005197375A (ja) | 2004-01-05 | 2004-01-05 | ケーブルガイド部材、及び画像形成装置 |
Country Status (1)
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JP (1) | JP2005197375A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014016433A (ja) * | 2012-07-06 | 2014-01-30 | Brother Ind Ltd | 画像読取装置 |
-
2004
- 2004-01-05 JP JP2004000671A patent/JP2005197375A/ja active Pending
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JP2014016433A (ja) * | 2012-07-06 | 2014-01-30 | Brother Ind Ltd | 画像読取装置 |
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