JP2010035721A - 遊技機の配線処理構造及びこれを備えた遊技機 - Google Patents

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Abstract

【課題】給電される電気部品を具備した可動体の移動に支障がなく、省スペースでも配線の処理が確実に行える遊技機の配線処理構造を提供する。
【解決手段】配線処理部材24は、固定部材22に可動可能に取り付けられる可動ベース部25と該可動ベース部25に一体成形された結束部26とを具備し、結束部26により接続配線23が中途位置で可動ベース部25に結束され、可動体20の変位に伴う接続配線23の移動を可動ベース部25の可動範囲で規制する。
【選択図】図4

Description

本発明は、遊技機の配線処理構造及びこれを備えた遊技機に関する。
パチンコ機などの遊技機には、外枠に対して開閉可能に設けられた内枠に遊技盤が着脱可能に組み付けられている。内枠には前面枠が開閉可能に設けられている。
遊技盤の遊技領域においては、可変表示装置(液晶表示装置)の周囲に様々な役物が設けられている。例えば遊技状態に応じて発光する可動体が遊技領域内で移動することで視覚的に変化をもたせて、遊技者の注目を引くことで演出効果を高めた様々な遊技機用役物が提案されている。具体的には、表示状態が変化する可変表示装置のほかに位置変化する補助表示装置が設けられていたり(特許文献1)、発光手段を備えた第一可動装飾体に連繋する第一昇降部材と発光手段を備えた第二可動装飾体に連繋する第二昇降部材とが各々昇降することによって、発光する第一,第二可動装飾体が開閉動作したりするようになっている(特許文献2)。
上述した補助表示装置や昇降部材などの可動体には発光手段が設けられており、該発光手段へ給電するケーブルが配線接続されている。可動体の移動に伴って発光手段に接続するケーブルが屈伸するようになっているが、該ケーブルが撓んで可動体と干渉したり他の部材と接触して擦れたりするのを避けるため、様々な配線処理が施されている。
例えば、特許文献1の配線処理は、ケーブルを保持するケーブル保持機構がケーブルの屈伸に応じて可動するようになっている。ケーブルが撓んでくるとケーブル保持機構が回動軸を中心に所定方向へ回転するか或いはケーブルの途中を保持するケーブル保持部材がガイドレールに沿ってスライドしてケーブルの余裕分を逃がすようになっている。
また、特許文献2の配線処理は、第一,第二昇降部材が最も下降した位置で配線コードが弛まないように配線バンドにより固定することで、その後の第一,第二昇降部材の変位により配線コードが撓んで第一,第二昇降部材の移動の妨げとならないようになっている。
特許第4068522号公報 特開2007−175174号公報
しかしながら、上述した特許文献1の配線処理構造は、可動体の移動に伴うケーブルの屈伸に応じてケーブル保持機構が回転するのでケーブルに対して大きな負荷となる。また、常時ケーブルと保持機構等が接触している状態にあるので、ケーブルが擦れて被膜が剥がれ易く、ケーブルが曲げられ、断線する。
また、特許文献2の配線処理構造は、配線コードの先端側が第一昇降部材又は第二昇降部材と保持手段によって保持されたまま垂れ下がった状態で昇降するため、可動体が一旦上昇位置へ移動した後、再度下降位置へ戻る際に配線コードの途中に設けられている配線バンド(配線保持手段)が元の位置(移動前の位置)に戻るという保証はない。
本発明の目的は、給電される電気部品を具備した可動体の移動に支障がなく、省スペースでも配線処理が確実に行える遊技機の配線処理構造及びこれを用いた遊技機を提供することにある。
本発明は上記目的を達成するため、次の構成を備えたことを特徴とする。
遊技機の固定部材に固定された配線基板と、前記遊技機の所定箇所に設けられ、給電される電気部品を具備し駆動源によって所定範囲で変位する可動体と、前記配線基板と可動体との間に配線され前記電気部品に給電する接続配線と、前記可動体の変位に伴う前記接続配線の配線処理を行う配線処理部材と、を備え、前記配線処理部材は、前記固定部材に可動可能に取り付けられる可動ベース部と該可動ベース部に一体成形された結束部とを具備し、前記結束部により前記接続配線が中途位置で前記可動ベース部に結束され、前記可動体の変位に伴う接続配線の移動を前記可動ベース部の可動範囲で規制することを特徴とする。
また、前記結束部は前記可動ベース部の所定部位に可撓性を有する帯状の第1,第2の結束部が所定間隔をあけて一体成形されており、一方の結束部の先端側を他方の結束部に形成された挿入係止部に係止することにより前記接続配線が可動ベース部に結束されることを特徴とする。
また、前記固定部材と前記可動ベース部とは、いずれか一方に設けられた突起部とその突起部が挿入される他方に設けられた孔との嵌め合いにより可動可能に組み付けられていることを特徴とする。
また、前記可動ベース部には、該可動ベース部の板厚より幅広に形成された配線受け部が形成され、該配線受け部に結束された接続配線が受け止められることを特徴とする。
また、前記配線受け部には、結束部によって結束された接続配線のばらつきを規制する規制部が形成されていることを特徴とする。
また、遊技機においては、遊技状態に応じて変位可能に設けられる可動体に上述したいずれかの配線処理構造を備えたことを特徴とする。
上述した遊技機の配線処理構造を用いれば、接続配線の移動により発生する張力の変化や撓みの発生を可動ベース部の可動範囲で吸収して接続配線を所定方向へ確実に誘導することができる。よって、配線長の長短や可動体の変位量に応じた配線処理をコンパクトなスペースで行うことができ、可動体に応じて配線処理部材を交換するだけで汎用性のある配線処理が行なえる。
特に、可動ベース部と一体成形された結束部により接続配線が中途位置で結束されるので、配線処理に要する部品点数が少なく接続配線の結束を含めた組み付け作業が簡素化できる。
また、可動ベース部の所定部位に一体成形された可撓性を有する帯状の第1の結束部と第2の結束部とを互いに係止することにより接続配線が結束されるので、接続配線の結束作業が容易に行なえる。また、可動ベース部に対する第1の結束部と第2の結束部の成形位置を変えることで、可動軸と交差する向き若しくは平行に接続配線を結束できるので、配線処理部材の固定部材への組み付け位置の自由度を高めることができる。
また、固定部材と可動ベース部とは、いずれか一方に設けられた突起部とその突起部が挿入される他方に設けられた孔との嵌め合いにより可動可能に組み付けられているので、突起部と孔(円弧,長円,矩形など)の形状を選択して変更するだけで、可動ベース部の可動範囲を変えることができる。これにより、配線に無理な負荷をかけることなく配線数,配線長や配線の撓み量、更には可動体の変位量に応じた適切な配線処理動作が可能となる。
また、可動ベース部の板厚より幅広に形成された配線受け部が形成され、該配線受け部に結束された接続配線が受け止められてガイドされるので、接続配線と可動ベース部との接触や摩擦に起因する断線から保護することができる。
また、配線受け部には、結束された接続配線のばらつきを規制する規制部が形成されていると、当該規制部により結束された接続配線の配線方向に交差する方向へのばらつき(広がり)を防止することができる。
更には、可動体に上述したいずれかの配線処理構造を備えた遊技機においては、省スペースであっても可動体の変位に応じた配線処理が行えるので、接続配線が撓んだり絡まったり他の部材と擦れたりすることがなくなる。よって、遊技機の耐久性が向上するとともに、遊技者の興趣が尽きない多彩な演出を行なうことができる。
以下、本発明の実施形態について図面を参照しながら具体的に説明する。
図1を参照して本実施形態に係る遊技機の概略構成について説明する。本実施形態では遊技機の一例としてパチンコ機を例示して説明するものとする。パチンコ機1は、外枠2と遊技盤3が設けられた内枠(図示せず)と、該内枠を覆う前面枠4を備えている。図示しない内枠は、ヒンジ5により外枠2に対して開閉可能に取り付けられている。また前面枠4は内枠に対して開閉可能に取り付けられている(ヒンジ部図示せず)。前面枠4の中央部には遊技者が遊技盤3を透視できる窓部6が設けられている。該窓部6の周囲には装飾部7a,7bやスピーカー(図示せず)などが設けられる。
また、前面枠4の窓部6の下方には貸球や賞球を貯留し図示しない発射装置へ球を誘導する上球受け皿9aが設けられ、その下方に上球受け皿9aの余剰球を貯留する下球受け皿9b、下球受け皿9bの左側にタバコの吸殻を収容する灰皿10、下球受け皿9bの右側に遊技盤3に遊技球を打ち出すための発射ハンドル11が各々設けられている。
遊技盤3の遊技領域内には、中央部に図柄表示装置(液晶表示装置)8を備えたセンター役物12が設けられ、その周囲には図示しない釘、スルーチャッカー13、風車14、電動チューリップ15、アタッカー16、レール17、サイドランプ18などの盤面部品やアウト口19などが設けられている。
センター役物12の構造物には、図柄表示装置8が配置される前方空間部Sに遊技状態に応じて可動体20が上方位置から画面前方の下方位置まで移動可能に設けられている。可動体20には例えばLED20bなどの電気部品が設けられており該電気部品に給電する接続配線23が接続されている(図4(a)参照)。
図4(a)において、配線基板21は、パチンコ機1(具体的には遊技盤3の後方に設けられる保護カバー;図1参照)の固定部材22に固定されている。配線基板21には、可動体20を移動させるモータ、ソレノイドなどに給電する接続配線を接続するコネクタや制御回路などが設けられている。可動体20と配線基板21とはコネクタ20aとコネクタ21aを介して接続配線23により電気的に接続され、可動体20の電気部品に給電されるようになっている。可動体20は、例えば入賞口への入賞やリーチなどの遊技状態に応じて、図柄表示装置8の前方空間部SにLED20bを発光(点滅)しながら上下方向に所定範囲で変位する(図1参照)。
図4(a),(b)において、配線処理部材24は、可動体20の変位に伴う接続配線23の配線処理を行う。具体的には、配線処理部材24は、固定部材22に可動可能に取り付けられる可動ベース部25と該可動ベース部25の自由端側に一体成形された結束部26とを具備している。接続配線23は中途位置で結束部26により可動ベース部25に結束されて、可動体20の変位に伴う接続配線23の移動を可動ベース部25の可動範囲で規制するようになっている。
また、図3において固定部材22にはボス(突起部)27が突設されている。図2において、可動ベース部25にはボス27(図3参照)が挿入される貫通孔25aが形成されている。また、可動ベース部25の自由端側には、結束部26が一体成形されている。
具体的には、図2において、可動ベース部25は所定の厚さを有する板部材により形成され、その自由端側は板部材の板厚より幅広に形成された配線受け部25bが設けられている。配線受け部25bには後述するように結束された接続配線23が受け止められる。これにより、接続配線23と可動ベース部25との接触や摩擦に起因する断線から保護することができる。
結束部26は、可撓性を有する帯状の第1の結束部26a及び第2の結束部26bが配線受け部25bに長手方向及び板厚方向(可動ベース部25の厚み方向)に所定間隔をあけて配線受け部25bの対角位置に一体成形されている。第1の結束部26aは先端が先細り状で片面にローレット部が形成された帯状部材であり、第2の結束部26bは帯状部材の先端部に係止爪26eを有する挿入孔26cが形成された挿入係止部26dが設けられている。図2において、挿入係止部26dは第1の結束部26aに向けて延設され、第1の結束部26aが結束される位置に係止爪26eを有する挿入孔26cが形成されている。
結束部26の結束は、第2の結束部26bを湾曲させて挿入係止部26dの挿入孔26cに第1の結束部26aを挿入し、係止爪26eが第1の結束部26aのローレット部に係止することにより結束部26をリング状に縮径させて接続配線23を可動ベース部25に結束することができる(図4(a)(b)参照)。これにより、配線受け部25b全体で接続配線23を受け止めることができ、接触や摩擦に起因する断線から保護することができる。
尚、第1の結束部26aの先端側に挿入係止部26dを設け、第2の結束部26bを先細りした帯状部材に形成して第1の結束部26aを湾曲させて挿入係止部26dと第2の結束部26bを係止するようにしてもよいし、第1,第2の結束部26a,26bを互いに湾曲させて係止することで接続配線23を結束するようにしてもよい。また、結束部26の長さは、結束する接続配線23の結束数によって変更することができる。また、第1,第2の結束部26a,26bどうしを所定間隔あけてかつ長さを異ならせて配置することにより、射出成形時のアンダーカット部をなくして安価に一体成形することができる。
更に、図8乃至図13に結束部26の他の形態について説明する。図8において、挿入係止部26dが可動ベース部25に設けられている。また、帯状の第1の結束部26aが配線受け部25bの板厚方向一端側中央部に突設されている。図9において、接続配線23を配線受け部25bに押さえつつ第1の結束部26aが配線受け部25bを跨いで先端側を挿入係止部26dと係止することにより、接続配線23を配線受け部25bに沿って結束されている。
また、図8,図9は、第1の結束部26aと挿入係止部26dが1箇所に設けられていたが、図10に示すように複数箇所に設けられていてもよい。図10において、可動ベース部25に挿入係止部26dが所定間隔をおいて2箇所に設けられ、配線受け部25bの板厚方向一端側に帯状の第1の結束部26aが所定間隔をおいて2箇所に突設されている。このような構成にすることにより、接続配線23を配線処理部材24に安定して固定でき、より確実な配線処理が行える。
また、図11において、帯状の第1の結束部26aが配線受け部25bの板厚方向一端側中央部に突設されている。挿入係止部26dは配線受け部25bを板厚方向他端側に延設した鍔部25cに設けられている。図12において、接続配線23を配線受け部25bに押さえつつ第1の結束部26aが配線受け部25bを跨いで先端側を鍔部25cに形成された挿入係止部26dと係止することにより、接続配線23を配線受け部25bに沿って結束されている。
また、図11,図12は、第1の結束部26aと挿入係止部26dが1箇所に設けられていたが、図13に示すように複数箇所に設けられていてもよい。図13において、配線受け部25bを板厚方向他端側に延設した鍔部25cには挿入係止部26dが所定間隔をおいて2箇所に設けられ、配線受け部25bの板厚方向一端側に帯状の第1の結束部26aが所定間隔をおいて2箇所に突設されている。このような構成にすることにより、接続配線23を配線処理部材24に安定して固定でき、より確実な配線処理が行える。
以上のように配線受け部25b(鍔部25c)又は可動ベース部25に挿入係止部26dを設ける構成にすることにより、配線受け部25b,鍔部25c又は可動ベース部25は十分な剛性があり安定した形態をしているため、片手で接続配線23を配線受け部25bに押さえながら第1の結束部26aを挿入係止部26dと係止して接続配線23を結束することができ、作業効率を向上させることができる。
また、図3において、可動ベース部25は、貫通孔25aに固定部材22に突設されたボス27を挿入して回動可能(正逆いずれの方向にも回転可能)に組み付けられ、貫通孔25aより露出するボス孔27aに、止めねじ28を座金付で嵌め込んで抜け止めされる。尚、可動取付部25は、止めねじ28を用いることなく突起部(ボス27)の先端に他の部品を当接させて抜け止めされていてもよい。また、可動ベース部25に突起部が設けられ固定部材22側に設けられた孔と回動可能に嵌め合う構造でもよい。
図4(a)は可動体20が上位置にある状態を示す。接続配線23は、可動軸(ボス27;図3参照)と交差する向きに可動ベース部25の配線受け部25bに沿って結束されている。可動体20と配線基板21とを接続する接続配線23は、配線処理部材24によって左斜め上方に向けてガイドされている。このとき可動ベース25は、垂下した位置を中立位置とすればかかる中立位置よりボス27(図3参照)を中心として所定量時計回り方向へ回転した状態にある。
図4(b)において、可動体20が下位置へ移動すると、比較的張力が作用していた接続配線23に余裕ができて撓みが生ずる。この接続配線23の撓み分は、配線処理部材24の移動により吸収される。即ち、可動ベース部25はボス27(図3参照)を中心として中立位置より反時計回り方向へ所定量回転した状態にある。
よって、配線長の長短や可動体の変位量に応じた配線処理をコンパクトなスペースで行うことができ、可動体20に応じて配線処理部材24を交換するだけで汎用性のある配線処理が行なえる。
特に、可動ベース部25と一体成形された結束部26により接続配線23が中途位置で結束されるので、配線処理に要する部品点数が少なく接続配線23の結束を含めた組み付け作業が簡素化できる。
次に、配線処理部材24の他例について図5を参照して説明する。
図5において、可動ベース部25の自由端側には板厚が幅広(厚い)に形成された配線受け部25bが設けられている。また、配線受け部25bには、結束部26によって結束された接続配線23のばらつきを規制する規制部(リブ)29が接続配線23に沿った形で形成されている。このリブ29の高さは、結束部26によって束ねられる配線数(ピン数)に応じて変更するのが好ましい。
図5において、接続配線23が結束部26により可動ベース部25に結束されると当該結束部がリブ29間に形成される配線受け部25bに受け止めされるようになっている。これにより、結束された接続配線23の配線方向に交差する方向へのばらつき(広がり)を防止することができる。
次に配線処理部材24の他例について図6及び図7を参照して説明する。
配線処理部材24の基本的な構成は、図2と同様である。図7において、可動ベース部25に対する第1の結束部26aと第2の結束部26bの成形位置が変更されている。即ち、図2は結束部26が可動軸(ボス27;図3参照)と交差する向きに接続配線23を結束するようになっていたが、図6では可動軸と平行に接続配線23を結束できるように配線受け部25bに第1の結束部26aと第2の結束部26bとが一体成形されている。
図7において、第2の結束部26bを湾曲させて挿入係止部26dの挿入孔26cに第1の結束部26aを挿入して係止することにより結束部26がリング状に縮径して接続配線23が可動ベース部25の配線受け部25bに沿って結束される。このとき接続配線23は、可動軸(ボス部27;図3参照)と平行となる向きで可動ベース部25の配線受け部25bに沿って結束されている。
これにより、配線スペースや固定部材22の形状に応じて配線処理部材24を選択することで、固定部材22(図4(a)参照)への組み付け位置の自由度を高めることができる。
尚、固定部材22と可動ベース部25とは、ボス27と貫通孔25aの嵌め合いにより連繋していたがこれに限定されることなく、突起部と孔(円弧,長円,矩形など)の形状を選択して変更するだけで、可動ベース部25の可動範囲を変えることができる。これにより、配線に無理な負荷をかけることなく配線数,配線長や配線の撓み量、更には可動体の変位量に応じた適切な配線処理動作が可能となる。
例えば貫通孔25aが長孔形状に形成されており、回動に加えてスライド(直線)運動するようになっていてもよいし、可動取付部25に突起部が設けられ固定部材22側に孔が設けられて回動可能かつスライド可能に嵌め合う構造でもよい。
また、貫通孔25aが矩形孔状に形成され、ボス部27の形態も角柱状に形成されており、スライド(直線)運動するようになっていてもよいし、可動取付部25に突起部が設けられ固定部材22側に孔が設けられてスライド可能に嵌め合う構造でもよい。
尚、上記発明実施の形態では、可動体20が上下動する場合について例示したが、これに限らず回転運動や回転と往復動の組み合わせでも良く、或いは開閉するものであってもよい等様々な動作をする可動体20について適用することができる。
また、遊技機の一例としてパチンコ機について説明したが、他に例えばアレンジボール遊技機、パチスロ遊技機、雀球遊技機等の他の遊技機に設けられる可動体の配線処理構造にも適用できる。
遊技機の正面図である。 配線処理部材の正面図、右側面図、底面図、斜視図である。 配線処理部材の分解斜視図である。 配線処理部材の可動体の変位前後における配線処理動作を説明する状態図である。 他例に係る配線処理部材の結束状態の斜視図である。 他例に係る配線処理部材の正面図、右側面図、底面図、斜視図である。 図6の配線処理部材の結束状態の斜視図である。 他例に係る配線処理部材の正面図、右側面図である。 図8の配線処理部材の矢印A−A断面図、結束状態の断面図である。 図8の他例に係る配線処理部材の斜視図、結束状態の斜視図である。 他例に係る配線処理部材の正面図、左側面図、底面図である。 図10の配線処理部材の矢印A−A断面図、結束状態の断面図である。 図11の他例に係る配線処理部材の斜視図、結束状態の斜視図である。
符号の説明
S 前方空間部
1 遊技機
2 外枠
3 遊技盤
4 前面枠
5 ヒンジ
6 窓部
7a,7b 装飾部
8 図柄表示装置
9a 上球受け皿
9b 下球受け皿
10 灰皿
11 発射ハンドル
12 センター役物
13 スルーチャッカー
14 風車
15 電動チューリップ
16 アタッカー
17 レール
18 サイドランプ
19 アウト口
20 可動体
21 配線基板
20a,21a コネクタ
20b LED
22 固定部材
23 接続配線
24 配線処理部材
25 可動ベース部
25a 貫通孔
25b 配線受け部
25c 鍔部
26 結束部
26a 第1の結束部
26b 第2の結束部
26c 挿入孔
26d 挿入係止部
26e 係止爪
27 ボス(突起部)
27a ボス孔
28 止めねじ
29 規制部(リブ)

Claims (6)

  1. 遊技機の固定部材に固定された配線基板と、
    前記遊技機の所定箇所に設けられ、給電される電気部品を具備し駆動源によって所定範囲で変位する可動体と、
    前記配線基板と可動体との間に配線され前記電気部品に給電する接続配線と、
    前記可動体の変位に伴う前記接続配線の配線処理を行う配線処理部材と、を備え、
    前記配線処理部材は、前記固定部材に可動可能に取り付けられる可動ベース部と該可動ベース部に一体成形された結束部とを具備し、前記結束部により前記接続配線が中途位置で前記可動ベース部に結束され、前記可動体の変位に伴う接続配線の移動を前記可動ベース部の可動範囲で規制することを特徴とする遊技機の配線処理構造。
  2. 前記結束部は前記可動ベース部の所定部位に可撓性を有する帯状の第1,第2の結束部が所定間隔をあけて一体成形されており、一方の結束部の先端側を他方の結束部に形成された挿入係止部に係止することにより前記接続配線が可動ベース部に結束される請求項1記載の遊技機の配線処理構造。
  3. 前記固定部材と前記可動ベース部とは、いずれか一方に設けられた突起部とその突起部が挿入される他方に設けられた孔との嵌め合いにより可動可能に組み付けられていることを特徴とする請求項1又は2記載の遊技機の配線処理構造。
  4. 前記可動ベース部には、該可動ベース部の板厚より幅広に形成された配線受け部が形成され、該配線受け部に結束された接続配線が受け止められる請求項1乃至3のいずれかに記載の遊技機の配線処理構造。
  5. 前記配線受け部には、結束部によって結束された接続配線のばらつきを規制する規制部が形成されている請求項4記載の遊技機の配線処理構造。
  6. 遊技状態に応じて変位可能に設けられる可動体に請求項1乃至5のいずれか1項に記載の配線処理構造を備えた遊技機。
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