JP2005193486A - 画像形成装置、画像形成システム、コンピュータプログラム及び記録媒体 - Google Patents

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Abstract


【課題】 リミットレス印刷を実行する際、給紙トレイに用紙を補給するタイミングを示し、用紙切れの可能性を最小限に抑える。
【解決手段】 複数段の給紙トレイを備え、各給紙トレイにセットされた用紙のサイズ等の用紙情報を管理し、該用紙情報によって給紙トレイを選択し、選択した給紙トレイから給紙を行う制御手段を備えたプリンタにおいて、選択された給紙トレイの用紙が無くなった場合に順次切替る給紙トレイを表示部に表示する。
【選択図】 図3

Description

本発明は、印刷ジョブ中に使用している給紙トレイに用紙が無くなった場合、同サイズの用紙がセットされた別の給紙トレイから給紙する画像形成装置、その画像形成装置を備えた画像形成システム、前記給紙を実行させるためのコンピュータプログラム及びこのコンピュータプログラムを記録した記録媒体に関する。
画像形成装置としてのプリンタにおいて、ホストコンピュータ等からの印刷データとともに送られてくる印刷ジョブのジョブ情報に指定された用紙サイズや用紙種類に従い、印刷実行時に指定の用紙を用いて印刷するものが提供されている。一方、プリンタも、コピーやファクシミリの機能も備えた複合機或いは高速プリンタでは、多段の給紙トレイを備え、同一サイズの用紙を複数の給紙トレイにセットして、大量の印刷に対応できるようにしたものも提供されている。また、印刷出力すべきデータ量に基づいて必要とする用紙の量を計数して、給紙トレイにセットされている用紙の枚数が不足している場合は不足をユーザに知らせるようにしたプリンタも提供されている。
一方、多段の給紙トレイを備えたプリンタにおいては、用紙が不足した場合に同一サイズの用紙がセットされた別の給紙トレイに自動的に切替るようにした「用紙無し自動給紙トレイ切替(リミットレス給紙)」が、例えば特許文献1および2に開示され、これにより、用紙切れによって印刷を中断するようなことのない「リミットレス印刷』が可能になった。また、特許文献3には、給紙トレイの一時的な変更や復帰を通して、本来使用したい給紙トレイへの用紙の補給を印刷ジョブの停止無しに行えるようにすることが開示されている。
特開平9−81344号公報 特開2001−199577号公報 特開2000−168977号公報
しかしながら、従来の多段給紙トレイを備えたプリンタにおいては、現使用の給紙トレイの用紙が無くなった場合、自動的に同一用紙サイズの給紙トレイに切替るため、切替る給紙トレイに用紙が十分にセットされているかが判明せず、新しい給紙トレイに切替えても、直ぐに用紙切れを起こす可能性がある。
本発明はこのような従来技術の実情に鑑みてなされたもので、その目的は、リミットレス印刷を実行する際、、給紙トレイに用紙を補給するタイミングを示し、用紙切れの可能性を最小限に抑えることにある。
前記目的を達成するため、第1の手段は、複数段の給紙トレイを備え、各給紙トレイにセットされた用紙のサイズ等の用紙情報を管理し、該用紙情報によって給紙トレイを選択し、選択した前記給紙トレイから給紙を行う制御手段を備えたプリンタにおいて、前記制御手段は、前記選択された給紙トレイの用紙が無くなった場合に順次切替る給紙トレイを予め表示部に表示させることを特徴としている。
第2の手段は、第1の手段において、前記制御手段が、前記順次切替るトレイに対し、進行中の印刷に影響なく用紙補給が可能な給紙トレイを識別し、用紙補給が可能であることを前記表示部に表示させることを特徴としている。
第3の手段は、第1または第2の手段において前記制御手段が、操作部からの指示により、現在使用している前記給紙トレイを前記表示部表示されている前記給紙トレイへ一時的に切替えることを特徴としている。
第4の手段は、第1ないし第3の手段において、印刷情報を記憶する外部記憶手段を更に備え、前記制御手段は現在選択されている前記給紙トレイを、外部記憶装置に設ける仮想トレイで仮想印刷するため一時的に前記仮想トレイに切替えることを特徴としている。
第5の手段は、第1ないし第4の手段において、前記制御手段が、切替った給紙トレイによっても全てが印刷できない場合は、自動的に前記外部記憶装置に設ける前記仮想トレイの仮想用紙に仮想印刷し、仮想排紙トレイに排紙することを特徴としている。
第6の手段は、第2ないし第5の手段において、前記制御手段が、前記給紙トレイが切替ったとき、直前の給紙トレイを用いて印刷した枚数を前記表示部の該当給紙トレイの表示に添字表示させることを特徴としている。
第7の手段は、第4または第5の手段において、前記制御手段が、前記仮想印字された用紙の枚数を前記表示部に表示することを特徴としている。
第8の手段に係る画像形成システムは、第1ないし第7の手段の画像形成装置と、印刷ジョブのコマンドを送信するホスト装置とから構成されることを特徴としている。
第9の手段に係るコンピュータプログラムは、データ処理を開始した後、リミットレス印刷かどうかを判定する第1の手順と、前記判定でリミットレス印刷であったとき、印刷開始時の給紙トレイサイズと同サイズのトレイがあるかどうかを判定する第2の手順と、同サイズのトレイがあったとき、印刷開始時の給紙トレイから切り換え、切り替え予定順に表示部に表示する第3の手順とを含んでいることを特徴とする。
第10の手段は、第9の手段において、前記第3の手順を実行した後、現給紙トレイ以外の切り替え対象トレイは用紙補給可能である旨表示する第4の手順をさらに含んでいることを特徴とする。
第11の手段は、第10の手段において、前記第4の手順を実行した後、現給紙トレイを一時切替えるか否かを判定する第6の手順をさらに含んでいることを特徴とする。
第12の手段は、第11の手段に係るコンピュータプログラムがコンピュータによって読み取られ、実行可能に記録媒体に記録されていることを特徴とする。
以上のように本発明によれば、現在の給紙トレイが用紙無しになったときには順次切替わる給紙トレイを予めパネルに表示し、これにより該当するトレイに用紙を補給するタイミングが分かり、用紙供給を的確に行うことが可能となる。その結果、リミットレス印刷を実行する場合、用紙切れの可能性を最小限に抑えることができる。
以下、本発明を実施するための最良の形態について図面を参照して説明する。
図1は本実施例におけるプリンタ(画像形成)システムの機能ブロック図、図2は本実施例におけるプリンタが所有する給紙トレイを説明するための図、図3は本プリンタシステムの動作を説明するフローチャート、図4は操作パネルの表示部を示す図である。
このプリンタシステムは、図1に示すように、基本的にホストコンピュータ等のホストマシン1と、このホストマシン1からの印刷データを受け取り印刷するプリンタ2とから構成される。ホストマシン1には印刷条件の設定や印刷データ等を記憶するハードディスク装置(以下、HDDと称する)3が接続されている。
プリンタ2は、その時設定されている制御モードおよびホストマシン1からの制御コードに従ってホストマシン1からの印字データをビデオデータに変換して印刷するための制御機構であるコントローラ4と、プリンタ2のステータス表示、モード、印刷条件等を変更するためのスイッチ部や後述のような表示を行う表示部などを備えた操作パネル5と、用紙不足の際に印刷できなかった印字データをそのページデータ等とともに記憶する仮想給紙トレイや仮想排紙トレイの役をする外部記憶装置であるHDD6と、コントローラ4からのビデオ信号と制御情報に基づいて像担持体である感光体上に静電作像し、複数の給紙カセットで構成された給紙部より用紙を給紙して画像を形成するプリンタエンジン7と、メイン電源8とから構成されている。なお、プリンタエンジン7は従来より周知のものが使用されるので、その詳細な構造の図示及び説明は省略する。
コントローラ4は、コントローラ4はその時設定されている制御モードおよびホストマシン1からの制御コードに従ってホストマシン1からの印字データをビデオデータに変換してプリンタエンジンへ出力する制御機構の総称で、CPU11、RAM12、NV−RAM13、プログラムROM14、フォントROM15、ホストインターフェイス(以下、インターフェイスをI/Fと称する)16、パネルI/F17、エンジンI/F18、ディスクI/F19、ネットワークI/F20を少なくともその要素として含むモジュールによって構成されている。
CPU11は、本コントローラ4の全体の制御を司る汎用CPUで構成し得る制御プロセッサで、プログラムROM14のプログラム内容に従ってデータ処理をするとともに、蓄積データやデータフローの管理、蓄積ジョブの管理等も行う。RAM12はCPU11のワーク領域、ホストマシン1からのデータ受信バッファ、また処理後のイメージ展開領域に使用される。NV−RAM13は電源のON/OFFに関わらずデータを保持できる不揮発性メモリである。プログラムROM14はプログラムを保持しているメモリであり、フォントROM15は印字の時に使用される数種の書体を保持しているメモリである。
ホストI/F16はホストマシン1とプリンタ2との間でデータの授受を行うためのものであり、パネルI/F17は操作パネル5への表示やキー操作の受付処理を行う。エンジンI/F18はコントローラ4とプリンタエンジン7への制御信号とエンジン7からコントローラ4へのステータス信号を送受信したり、コントローラ4で展開した画像データを実際にプリンタエンジン7で印刷出力するためのI/Fである。ディスクI/F19はHDD6との間で印刷データの授受を行うためのものであり、ネットワークI/F20はLANもしくはインターネット接続のためのI/Fである。
この第1実施例におけるプリンタ2には、図2に示すように、第1ないし第4給紙トレイ21〜24が設けられている。第1ないし第3給紙トレイ21、22、23にはA4の用紙がセットされ、第4給紙トレイ24にはB5の用紙がセットされているものとする。第1ないし第3給紙トレイ21、22、23は優先順位も第1、第2そして第3給紙トレイであるとする。また、各給紙トレイ21〜24には、従来の給紙トレイと同様に、セットされた用紙のサイズを検知するサイズ検知素子および用紙の有無を検知する用紙検知素子が設けられ、各給紙トレイ21〜24にセットされている用紙のサイズや用紙の有無の情報をCPU11に送り出すようになっている。
上述のような構成において、操作パネル5上のフローリミットレス印刷を設定するボタン(図示しない)を操作して、フローリミットレス印刷を設定すると、図3のフローチャートに示すように、CPU11はホストマシン1からの印字データを受け取り、印刷のためのデータ処理を開始する(ステップS101)。次いで、リミットレス印刷か否かをチェックし(ステップS102)、リミットレス印刷の場合は、印刷開始と同サイズ用紙のトレイが存在するか否かをチェックする(ステップS103)。ここでは用紙サイズはA4とすると、A4サイズの給紙トレイは第1ないし第3給紙トレイ21〜23であり、給紙トレイが存在することになるので、給紙を開始する給紙トレイ21そして、切り替え対象給紙トレイが第2及び第3給紙トレイ22、23となることを操作パネル5の表示部に表示し(ステップS104)、終了する。なお、ステップS102においてリミットレス印刷でない場合、ステップS103において同サイズの給紙トレイがない場合も終了となる。
したがって、操作パネル5の表示部51には、図4に示すように、「リミットレス印刷中」と表示し、切替え対象給紙トレイを給紙を開始する給紙トレイは赤で示し、次順の給紙トレイは青で示すことを表示するとともに、給紙開始字に使用する第1給紙トレイ21を表す「トレイ1」を赤線で、第1トレイ21の用紙が終わったときは、第2給紙トレイ22そして第3給紙トレイ23の用紙が給紙されることを表すため、「トレイ2」、「トレイ3」が青線で表示される。このようにして、印刷中に切替え対象の給紙トレイの存在を表示することができ、且つ切替る給紙トレイをパネル表示するので、大量一括印刷など複数のトレイに用紙を補給したい場合などに印刷情報として有効である。
図5は本プリンタシステムの第2実施例の動作を説明するフローチャート、図6は第2実施例の動作時における表示パネルを示す図である。第2実施例の構成は上述した第1実施例と同様であり、その制御処理のみが図5に示すように異なり、表示部51の表示も図6に示すように異なるものである。
すなわち、本実施例は、上述した実施例において、切替えによって順次使用される給紙トレイに対して用紙補給の可否を表示部51に表示するようにしたものである。この実施例においては、CPU11はホストマシン1からの印字データを受け取り、印刷のためのデータ処理を開始し(ステップS201)、リミットレス印刷か否かをチェックする(ステップS202)。リミットレス印刷の場合は、印刷開始と同サイズ用紙のトレイが存在するか否かをチェックし(ステップS203)、同サイズの給紙トレイは存在する場合は、給紙を開始する給紙トレイ21そして、切り替え対象給紙トレイが第2及び第3給紙トレイ22、23となることを操作パネル5の表示部51に表示し(ステップS204)、表示部51の表示において現給紙トレイ21以外の切替え対象給紙トレイ22、23は用紙の補給が可能であることを識別表示し(ステップS205)、終了する。なお、ステップS202においてリミットレス印刷でない場合、ステップS203において同サイズの給紙トレイがない場合も終了となる。これにより、パネル表示した給紙トレイの中で、今後切替わる予定でかつ現在は給紙中ではない給紙トレイをユーザに容易に識別させることができ、誤って給紙中のトレイを空けて無用なジャムを未然に防止することができ、同時に今後切替わる前に用紙の補給を安全に行うタイミングを提供することができる。
その他、特に説明しない各部は前述の第1実施例と同等に構成され、同等に機能する。
図7は本プリンタシステムの第3実施例の動作を説明するフローチャートである。この第3実施例においても、その構成は上述した第1実施例と同様であり、その制御処理のみが図7に示すように異なるものである。第3実施例においては、一旦印刷がスタートした後でも現在選択されてる給紙トレイに対して用紙補給を行うことを可能にし、大量一括印刷システムのケースで印刷起動後に、プリンタを離れる間際に用紙を補給を行いたいその場で容易に(気軽に)パネル操作で給紙トレイの切替えを行えるようにしている。
すなわち、CPU11はホストマシン1からの印字データを受け取り、印刷のためのデータ処理を開始し(ステップS301)、リミットレス印刷か否かをチェックし(ステップS302)、リミットレス印刷の場合は、印刷開始と同サイズ用紙のトレイが存在するか否かをチェックする(ステップS303)。同サイズの給紙トレイは存在する場合は、給紙を開始する給紙トレイ21そして、切り替え対象給紙トレイが第2及び第3給紙トレイ22、23となることを操作パネル5の表示部51に表示し(ステップS304)、表示部51の表示において現給紙トレイ21以外の切替え対象給紙トレイ22、23は用紙の補給が可能であることを識別表示する(ステップS305)。次に、現給紙トレイを一時切替えるか否かをチェックする(ステップS306)。現給紙トレイを一時切替える場合は、操作パネル5からの指示に従い、切替え対象の給紙トレイを指定し(ステップS307)、給紙トレイの切替えを実行し(ステップS308)、終了する。ステップS302においてリミットレス印刷でない場合、S303において同サイズの給紙トレイがない場合、S306において現給紙トレイを一時切替えない場合も終了となる。このように、実施例2では、どうしても現在給紙中のトレイに用紙補給したい一時的なケースを容易に可能とすることができる。
その他、特に説明しない各部は前述の第1実施例と同等に構成され、同等に機能する。
図8は本プリンタシステムの第4実施例の動作を説明するフローチャートである。この第4実施例においても、その構成は上述した実施例と同様であり、その制御処理のみが図8に示すように異なるものである。第3実施例においては、トレイ切替えにおいても、現状の印刷処理は継続することを目的に、原則的に用紙なしにならない仮想的な給紙トレイを用意し、見掛け上は印刷中断をしないようにしている。
第3実施例と同様に、CPU11はホストマシン1からの印字データを受け取り、印刷のためのデータ処理を開始し(ステップS401)、リミットレス印刷か否かをチェックし(ステップS402)、リミットレス印刷の場合は、印刷開始と同サイズ用紙のトレイが存在するか否かをチェックする(ステップS403)。同サイズの給紙トレイは存在する場合は、給紙を開始する給紙トレイ21そして、切り替え対象給紙トレイが第2及び第3給紙トレイ22、23となることを操作パネル5の表示部51に表示し(ステップS404)、表示部51の表示において現給紙トレイ21以外の切替え対象給紙トレイ22、23は用紙の補給が可能であることを識別表示する(ステップS405)。次に、現給紙トレイを一時切替えるか否かをチェックする(ステップS406)。現給紙トレイを一時切替える場合は、仮想給紙トレイを選択するか否かをチェックし(ステップS407)、仮想給紙トレイを選択する場合は仮想排紙先への印刷を行う切替え対象トレイを指定する(ステップS408)。すなわち、仮想給紙トレイとしてHDD6の領域を指定するとともに、HDD6のどの領域に排紙するかを設定する。
ステップS406において現給紙トレイを一時切替えない場合は、リミットレス印刷の対象給紙トレイの全ての用紙が印刷データを印刷できる枚数あるか否かをチェックし(ステップS409)、用紙が足りない場合はステップS408に進み仮想給紙トレイであるHDD6に一時記憶させ、足りる場合は給紙トレイの制御を終了する。ステップS407において、仮想給紙トレイを選択しない場合は、リミットレス印刷の対象給紙トレイへ切替える(ステップS410)。
このようにして、リミットレス給紙を対象トレイすべてに切替えて印刷しても、印刷ページが多く「用紙なし」になるような場合でも、ホストマシン1の開放のために仮想トレイに切替えて、ページ作成処理を継続させているので、大量一括印刷においては搭載用紙枚数を超える印刷の場合でも、ホストマシン1側の開放を早めることができる。
その他、特に説明しない各部は前述の第1実施例と同等に構成され、同等に機能する。
図9は本プリンタシステムの第5実施例の動作を説明するフローチャートである。この第5実施例は、リミットレス印刷中のユーザへ提供する情報として、また大量一括印刷における印刷情報として給紙トレイが切替わった際に、直前の給紙トレイでの印刷枚数をパネル表示することで、印刷経過情報を提供するようにしている。すなわち、リミットレス印刷中は、各給紙トレイから印刷した枚数を操作パネル5の表示部51に表示するようにしている。この動作は、ステップS102,S202,S302において、リミットレス印刷か否かをチェックした後に行われる。ここでは図3のステップS102を例にとって説明する。リミットレス印刷か否かをチェックし(ステップS102)、リミットレス印刷の場合は印刷開始ともに印刷枚数をCPU11はカウントする(ステップS501)。現給紙トレイの用紙が無くなったか否かを次にチェックし(ステップS502)、用紙がなくなった場合は、切替え予定順の給紙トレイにしたがって給紙トレイを切替え(ステップS503)、表示部51に表示されている直前に使用した給紙トレイの表示部分に、添字で「印刷枚数」を表示する。これにより、パネル表示したリミットレス給紙トレイから、実際に印刷した枚数を表示することで、大量一括印刷などに対して印刷経過情報として提供することができる。
その他、特に説明しない各部は前述の第1実施例と同等に構成され、同等に機能する。
図10は本プリンタシステムの第6実施例の動作を説明するフローチャートである。第4実施例における仮想の給紙トレイや排紙トレイで行った印刷は、プリンタ2が保持していることになり、印刷には何枚用紙が必要であるかが判明しない。そこでこの第6実施例では、第4実施例に、仮想給紙トレイや仮想排紙トレイにある印刷データに必要な用紙の枚数を表示する手順を加えている。すなわち、図8のステップS409において、リミットレス印刷の対象給紙トレイの全ての用紙が印刷データを印刷できる枚数あるか否かをチェックする際に、対象給紙トレイの総枚数が印刷枚数より小さい場合には、仮想給紙トレイへ切替え(ステップS601)、次いで仮想排紙トレイへの印刷開始とともにそのページ数(仮想印字する仮想用紙のページ数)をCPU11はカウントし(ステップS602)、全ての印刷が終了したか否かをチェックする(ステップS603)。全ての印刷が終了した場合はこの手順を終了とし、印刷が終了していない場合は再びステップS602に戻す。これにより、印刷終了枚数の情報をCPU11は得ることができ、印刷終了言う枚数を表示部51に表示することができる。実施例3における仮想的な印刷ページに対して、印刷終了までの必要な用紙枚数を明示することができ、用紙の補給する目安を提供することができる。
本発明の第1実施例におけるプリンタシステムの機能ブロック図である。 第1実施例におけるプリンタが所有する給紙トレイを説明するための図である。 本プリンタシステムの動作を説明するフローチャートである。 操作パネルの表示部を示す図である。 本プリンタシステムの第2実施例の動作を説明するフローチャートである。 実施例1の動作時における表示パネルを示す図である。 本プリンタシステムの第3実施例の動作を説明するフローチャートである。 本プリンタシステムの第4実施例の動作を説明するフローチャートである。 本プリンタシステムの第5実施例の動作を説明するフローチャートである。 本プリンタシステムの第6実施例の動作を説明するフローチャートである。
符号の説明
1 ホストマシン
2 プリンタ
4 コントローラ
5 操作パネル
6 HDD
7 プリンタエンジン
11 CPU
12 RAM
13 NV−RAM
14 プログラムROM
15 フォントROM
51 表示部

Claims (12)

  1. 複数段の給紙トレイを備え、各給紙トレイにセットされた用紙のサイズ等の用紙情報を管理し、該用紙情報によって給紙トレイを選択し、選択した前記給紙トレイから給紙を行う制御手段を備えた画像形成装置において、
    前記制御手段は、前記選択された給紙トレイの用紙が無くなった場合に順次切替える給紙トレイを予め表示部に表示させることを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記制御手段は、前記順次切替る給紙トレイに対し、進行中の印刷に影響なく用紙補給が可能な給紙トレイを識別し、用紙補給が可能であることを前記表示部に表示させることを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  3. 前記制御手段は、操作部からの指示により、現在使用している前記給紙トレイを前記表示部に表示されている前記給紙トレイへ一時的に切替えることを特徴とする請求項1または2に記載の画像形成装置。
  4. 印刷情報を記憶する外部記憶手段を更に備え、前記制御手段は現在選択されている前記給紙トレイを、外部記憶装置に設ける仮想トレイの仮想用紙に仮想印刷するため一時的に前記仮想トレイに切替えることを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  5. 前記制御手段は、切替った給紙トレイによっても全てが印刷できない場合は、自動的に前記外部記憶装置に仮想印刷し、仮想印刷された仮想用紙を仮想排紙トレイに排紙することを特徴とする請求項1ないし4のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  6. 前記制御手段は、前記給紙トレイが切替ったとき、直前の給紙トレイを用いて印刷した枚数を前記表示部の該当給紙トレイの表示に添字表示させることを特徴とする請求項2ないし5のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  7. 前記制御手段は、前記仮想印字された仮想用紙の枚数を前記表示部に表示させることを特徴とする請求項4または5記載の画像形成装置。
  8. 請求項1ないし7のいずれか1項に記載の画像形成装置と、印刷ジョブのコマンドを送信するホスト装置とから構成されることを特徴とする画像形成システム。
  9. データ処理を開始した後、リミットレス印刷かどうかを判定する第1の手順と、
    前記判定でリミットレス印刷であったとき、印刷開始時の給紙トレイサイズと同サイズのトレイがあるかどうかを判定する第2の手順と、
    同サイズのトレイがあったとき、印刷開始時の給紙トレイから切り換え、切り替え予定順に表示部に表示する第3の手順と、
    を含んでいることを特徴とするコンピュータプログラム。
  10. 前記第3の手順を実行した後、現給紙トレイ以外の切り替え対象トレイは用紙補給可能である旨表示する第4の手順をさらに含んでいることを特徴とする請求項9記載のコンピュータプログラム。
  11. 前記第4の手順を実行した後、現給紙トレイを一時切替えるか否かを判定する第6の手順をさらに含んでいることを特徴とする請求項10記載のコンピュータプログラム。
  12. 請求項11記載のコンピュータプログラムがコンピュータによって読み取られ、実行可能に記録されていることを特徴とする記録媒体。
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