JP2005192441A - 魚釣用リ−ル - Google Patents
魚釣用リ−ル Download PDFInfo
- Publication number
- JP2005192441A JP2005192441A JP2004000023A JP2004000023A JP2005192441A JP 2005192441 A JP2005192441 A JP 2005192441A JP 2004000023 A JP2004000023 A JP 2004000023A JP 2004000023 A JP2004000023 A JP 2004000023A JP 2005192441 A JP2005192441 A JP 2005192441A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- transmission gear
- outer periphery
- gear
- elastic member
- reel
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Abstract
【解決手段】 駆動軸3の外周一側には駆動歯車3′が固定され、駆動軸3の外周他側に歯車3aが形成されてリ−ル本体1内の側壁面に軸筒からなる支持部1dが形成されて伝達歯車9が軸承され、伝達歯車9の歯部9aは駆動軸3外周に形成された伝達歯車3aに噛合されている。
伝達歯車3aの外周には歯底3bより深い底部3cの周溝3dが形成されて周溝3dの中に、Oリングからなる弾性部材18が巻着固定されて弾性部材18の外周は歯底3bより高く、伝達歯車3aに噛合される伝達歯車9の歯部9aの歯先9bが弾性部材18の外周に幾分食い込むように接触可能に構成されている。
【選択図】 図5
Description
1.歯車による伝達機構は、
a.歯車の噛み合い調整(バックラッシュ調整)を確実に行わないと、振動が発生(ガタ付き)や回転不良(回転が重くなる)等の不具合が生じる。
b.複数の歯車を組合せて使用する場合、各歯車間のバックラッシュ量が積み重な り、最終的に入力体(ハンドル)と出力体(回転体:スピニングリ−ルのロ−タ・ 両軸受型リ−ルのスプ−ル等)とのガタが大きくなる。
c.長期間に渡って使用すると、歯車の摩耗によるバックラッシュ量の増大、摩耗粉 塵などの影響による回転不良の発生が生じる。
と言った不具合を生じ改善の余地が残されていた。
2.そこで、このようなバックラッシュ現象(歯車同士の噛合時の空動き)を押える技術 として、複数のギヤを重合し、一方をバネ付勢して他方の歯車に噛合させることでバ ックラッシュを除去する構成が、特許文献1で見られるように知られている。
リ−ル本体1内の側壁面に軸筒からなる支持部1dが形成されて伝達歯車9が回転自在に軸承されると共に、側壁面に形成されたリブからなる環状の台部1e上に載せられている。
伝達歯車9の歯部9aは、駆動軸3外周に形成された伝達歯車3aに噛合されている。
伝達歯車3aの外周には、歯底3bより深い底部3cの周溝3dが形成されて周溝3dの中にOリングからなる弾性部材18が巻着固定されている。
弾性部材18の外周は歯底3bより高く、伝達歯車3aに噛合される伝達歯車9の歯部9aの歯先9bが弾性部材18の外周に幾分食い込むように接触可能に構成されている。
リ−ル本体1と蓋体2に取り付けられた軸受10、11で駆動軸3が軸承されている。
駆動軸3の外周一側には駆動歯車3′が一体的に形成され、駆動軸3のリ−ル本体1側の外周他側に歯車3aが一体的に形成されている。
リ−ル本体1の前部には軸受12で回転軸筒4が回転自在に軸受されると共に前側に突出されている。
軸受12より前側の回転軸筒4の外周に逆転防止爪車13とロ−タ4の中心軸筒4aが嵌合されてナット14で固定されている。
回転軸筒4の中心孔4cには先端にスプ−ル6が取り付けられたスプ−ル軸7が前後往復動可能に摺動自在に挿入され、スプ−ル軸7の後端の回り止め部7aに摺動体8がビス15で取り付けられている。
リ−ル本体1内の側壁面に軸筒からなる支持部1dが形成されて伝達歯車9が軸承されると共に、側壁面に形成されたリブからなる環状の台部1e上に載せられている。
伝達歯車9の歯部9aは駆動軸3外周に形成された伝達歯車3aに噛合されている。
駆動軸3にはハンドル3″が左右交換自在に螺合され、ハンドル3″にはハンドルア−ム16が折り畳み可能に連結されて端部にハンドルツマミ17が回転自在に軸承されている。
伝達歯車3aの外周には歯底3bより深い底部3cの周溝3dが形成されて周溝3dの中にOリングからなる弾性部材18が巻着固定されている。
弾性部材18の外周は歯底3bより高く、伝達歯車3aに噛合される伝達歯車9の歯部9aの歯先9bが弾性部材18の外周に幾分食い込むように接触可能に構成されている。
一対のベ−ル支持腕5f、5gの先端部外側に一方のベ−ル支持部材19と他方のベ−ル支持部材20がビス21、22で釣糸巻取位置と釣糸放出位置に反転自在に軸承されている。
一方のベ−ル支持部材19には釣糸案内ロ−ラ23の取付部24が取り付けられている。
他方のベ−ル支持部材20と釣糸案内ロ−ラ23の取付部24の間にベ−ル25が取り付けられている。
スプ−ル6に巻回された釣糸26は釣糸案内ロ−ラ23で案内されて引き出される。
スプ−ル軸7の先端小径部7bの外周には回り止め部7cと、小径部7bの先端にネジ部7dが形成されている。
ネジ部7dには押圧部材27のナット28が螺合される。
本体部8aの伝達歯車9側の側面には図4、図5のように縦方向の案内溝8cが形成され、突出部8bに横向きの回り止め透孔8dが形成されている。
更に突出部8bには回り止め透孔8dと直交するビス孔8eが形成されてビス15が挿入されている。
中心の軸孔9bにリ−ル本体1内の軸筒からなる支持部1dが挿入されてワッシャ29を挾んでビス30で抜け止めされている。
伝達歯車9の係合突部9cは摺動体8の案内溝8cに挿入されている。
駆動歯車3′が回転されると、駆動軸3が回転されて伝達歯車3aが回転され、伝達歯車9が回転される。
伝達歯車9の回転で摺動体8の案内溝8cに係合する係合突部9cで、回転運動が直線往復動に変換されてスプ−ル軸7とスプ−ル6が前後方向に直線往復動される。
即ち、ハンドル3″の回転が、伝達歯車3aと伝達歯車9の噛合い及び偏芯された係合突部9cと摺動体8の案内溝8cとの係合により、スプ−ル軸7とスプ−ル6が直線往復運動に変換される。
又、歯車噛合以外の摺動体8の案内溝8cに係合された伝達歯車9の係合突部9cと案内溝8cの間に、若干の隙間があってオシレ−ト機構の変換動作時にガタ付きや異音を発生することがあるが、このガタ付きや異音は本出願人が提案した特願2002−349528号を実施することで解決される。
尚、弾性部材18を、伝達歯車9の歯底面に周溝を形成して巻着し、伝達歯車3aの歯先に接触するように構成しても良い。
ピニオンからなる伝達歯車4bの外周には歯底より深い底部4dの周溝4eが形成されて周溝4eの中に、Oリングからなる弾性部材18が巻着固定されている。
弾性部材18の外周は歯底より高く、ピニオンからなる伝達歯車4bに噛合される駆動歯車からなる伝達歯車3′の歯部3eの歯先3fが弾性部材18の外周に幾分食い込むように接触可能に構成されている。
他の構成は前記第1実施例と略同一である。
駆動歯車からなる伝達歯車3′の歯部3eに円周溝を形成して底部にOリングからなる弾性部材を装着固定し、弾性部材にピニオンからなる伝達歯車4bの歯先が接触するように構成してもよい。
電動リ−ルに実施してもよい。
3、3′ 支軸
3a、3′、4b、9 伝達歯車
3f、9b 歯先
18 弾性部材
Claims (1)
- リ−ル本体に設けられた駆動機構を構成する伝達歯車を回転してスプ−ルに釣糸を巻回する如く成した魚釣用リ−ルにおいて、前記伝達歯車の互いに噛合する何れか一方の歯車の歯底に、他方の歯車の歯先が接触可能な弾性部材が設けられていることを特徴とする魚釣用リ−ル。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004000023A JP2005192441A (ja) | 2004-01-05 | 2004-01-05 | 魚釣用リ−ル |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004000023A JP2005192441A (ja) | 2004-01-05 | 2004-01-05 | 魚釣用リ−ル |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2005192441A true JP2005192441A (ja) | 2005-07-21 |
Family
ID=34815986
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2004000023A Pending JP2005192441A (ja) | 2004-01-05 | 2004-01-05 | 魚釣用リ−ル |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2005192441A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007189954A (ja) * | 2006-01-19 | 2007-08-02 | Daiwa Seiko Inc | 魚釣用スピニングリール |
CN104145894A (zh) * | 2014-07-29 | 2014-11-19 | 徐帮奇 | 同向偏心变速绕线盘 |
GB2569010A (en) * | 2017-10-06 | 2019-06-05 | Shimano Kk | Rotation transmission mechanism and spinning reel for fishing having the same |
-
2004
- 2004-01-05 JP JP2004000023A patent/JP2005192441A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007189954A (ja) * | 2006-01-19 | 2007-08-02 | Daiwa Seiko Inc | 魚釣用スピニングリール |
CN104145894A (zh) * | 2014-07-29 | 2014-11-19 | 徐帮奇 | 同向偏心变速绕线盘 |
GB2569010A (en) * | 2017-10-06 | 2019-06-05 | Shimano Kk | Rotation transmission mechanism and spinning reel for fishing having the same |
GB2569010B (en) * | 2017-10-06 | 2020-01-08 | Shimano Kk | Rotation transmission mechanism and spinning reel for fishing having the same |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
TW201511673A (zh) | 釣魚用紡車式捲線器 | |
TW201524350A (zh) | 雙軸承捲線器 | |
US20190166817A1 (en) | Gear mechanism for a fishing reel | |
JP2019068752A (ja) | 回転伝達機構、及びそれを備えた魚釣用スピニングリール | |
JP2005192441A (ja) | 魚釣用リ−ル | |
JP4187911B2 (ja) | 魚釣用リール | |
JP2010279259A (ja) | スピニングリールのドラグつまみ | |
JP3998061B2 (ja) | 魚釣用スピニングリール | |
JP6029479B2 (ja) | 魚釣用スピニングリール | |
JP3996531B2 (ja) | 魚釣用リ−ル | |
JP2004065119A (ja) | 魚釣用スピニングリ−ル | |
JP2013027318A (ja) | 魚釣用電動リール | |
JP4909955B2 (ja) | 魚釣用電動リール | |
JP2010124800A (ja) | 魚釣用リ−ル | |
JP2019037165A (ja) | 魚釣用電動リール | |
CN112005979A (zh) | 钓鱼用绕线轮 | |
JP2001095438A (ja) | 魚釣用リ−ル | |
JP2007252324A (ja) | 魚釣用スピニングリ−ル | |
JP4375805B2 (ja) | 魚釣用リール | |
JP3936882B2 (ja) | 魚釣用電動リール | |
JP2004049151A (ja) | 魚釣用リール | |
JP4409417B2 (ja) | 魚釣用電動リール | |
JP2001346484A (ja) | 魚釣用スピニングリ−ル | |
JP3895619B2 (ja) | 魚釣用リール | |
JP2002142625A (ja) | 魚釣用リ−ル |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20060215 |
|
A977 | Report on retrieval |
Effective date: 20080111 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20080122 |
|
A521 | Written amendment |
Effective date: 20080222 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20080624 |