JP2005187114A - 真空処理装置 - Google Patents

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洋次 瀧澤
Katsufumi Minoda
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Abstract

【課題】 基板の両面に対する種々の真空処理の要求に対して柔軟に応えることができ、しかも装置構成が簡潔な真空処理装置を提供することを目的とする。
【解決手段】 被処理物(W)を真空処理する真空処理装置であって、大気よりも減圧された雰囲気を維持可能なメインチャンバ(10)と、これに付設され前記被処理物に真空処理を施す真空処理部(20)と、前記メインチャンバ内に収容され、被処理物を前記真空処理部により真空処理される位置に搬送する回転搬送機構(40)と、前記回転搬送機構に載置された前記被処理物の表裏を反転可能な反転機構(50)と、を備え、前記反転機構により前記真空処理の前後あるいは途中において前記被処理物を反転させることにより前記被処理物の表面側と裏面側とをそれぞれ真空処理可能とする真空処理装置を提供する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、真空処理装置に関し、基板の両面に対して、薄膜の形成や表面改質あるいはエッチングなどの各種の真空処理を円滑に行うことができる真空処理装置に関する。
近年、真空中における薄膜形成、エッチングあるいは表面改質などの様々な処理技術が急速に発達し、幅広い産業分野において各種の真空処理が採用されつつある。これらの用途のうちで、薄膜堆積やエッチングなどの処理を、基板の両面に対して行う必要がある場合がある。
このようなものとしては、例えば、水晶板の両面に電極を形成する必要がある水晶振動子その他の各種電子部品、あるいは、基板の両面に記録層を設けた各種記録媒体などを挙げることができる。
従来、このような用途においては、スパッタソースなどの真空処理手段を対向配置した真空処理装置が用いられてきた(例えば、特許文献1)
図13は、このような従来の真空処理装置の要部構成を表す概念図である。すなわち、同図(a)及び(b)は、真空処理装置のメインチャンバの全体構成を表し、同図(a)は同図(b)のy−y線断面図、同図(b)は同図(a)のx−x線断面図である。
この装置の場合、真空チャンバ110の対向面に、スパッタソース120A、120Bがそれぞれ設けられ、これらの間に基板140が配置される。つまり、一対のスパッタソース120A及びBを稼働させることにより、基板140の両面に同時に薄膜を堆積することができる。
特開平5−295538号公報
しかし、図13に例示したような従来の真空処理装置の場合、2台のスパッタソース120A、120Bを設けるために、装置構成が大がかりかつ複雑となり、コストも高くなるという問題があった。
また、2台のスパッタソース120A、120Bを設けることにより、故障やメンテナンスの手間の倍増し、スパッタターゲットの交換や清掃、保守、維持などの手間が増えるという問題もあった。
またさらに、ある基板に対しては、その表面と裏面とに同一の処理を施し、またある基板に対しては、その表面と裏面とで異なる処理を施したいような要求に対する柔軟性に欠けるという問題もあった。
一方、このような装置の場合、スパッタリングの対称性を確保するため、いわゆる「縦型」の装置構成を採用することが望ましく、このためには、図示したように基板140を「立てた」状態で搬送する必要が生ずる。しかし、このように基板を立てた状態で搬送、保持することは容易でなく、真空中での保持、移動機構が複雑になりやすいという問題もあった。
本発明は、かかる課題の認識に基づいてなされたものであり、その目的は、基板の両面に対する種々の真空処理の要求に対して柔軟に応えることができ、しかも装置構成が簡潔な真空処理装置を提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明の真空処理装置は、被処理物を真空処理する真空処理装置であって、大気よりも減圧された雰囲気を維持可能なメインチャンバと、前記メインチャンバに付設され前記被処理物に真空処理を施す真空処理部と、前記メインチャンバ内に収容され、被処理物を前記真空処理部により真空処理される位置に搬送する回転搬送機構と、前記回転搬送機構に載置された前記被処理物の表裏を反転可能な反転機構と、を備え、
前記反転機構により前記真空処理の前後あるいは途中において前記被処理物を反転させることにより前記被処理物の表面側と裏面側とをそれぞれ真空処理可能としたことを特徴とする。
上記構成によれば、簡潔な装置構成で被処理物の両面に真空処理を施すことができる。
ここで、前記反転機構は、前記真空処理部により真空処理される位置とは異なる位置において、前記被処理物の表裏を反転させることができる。
または、前記反転機構は、前記真空処理部により前記被処理物が真空処理される位置においてその被処理物の表裏を反転させることもできる。
また、前記真空処理部により真空処理される位置において、前記被処理物を前記真空処理部に向けて上昇させる上昇機構をさらに備えたものとすることもできる。
また、前記反転機構は、前記真空処理部により真空処理される位置において、前記被処理物を前記真空処理部に向けて上昇させつつ前記反転させるようにしてもよい。
また、前記反転機構は、前記真空処理の間、前記被処理物を前記真空処理部により真空処理される位置において前記真空処理部に対して斜めに傾斜させた状態に保持することもできる。
また、前記反転機構は、前記真空処理の間、前記真空処理部により真空処理される位置において前記真空処理部に対して前記被処理物の表裏が連続的あるいは間欠的に入れ替わるように回転させることもできる。
なお、本願明細書において、「真空処理」とは、大気よりも減圧の雰囲気において被処理物に実施されるあらゆる処理を意味し、例えば、成膜、エッチング、表面加工、表面改質、評価などの各種の処理を含むものである。
成膜としては、例えば、蒸着、スパッタリング、化学気相堆積(Chemical Vapor Deposition:CVD)、イオンプレーティングなどを挙げることができる。
エッチング・表面加工としては、反応性イオンエッチング(Reactive Ion Etching:RIE)、化学ドライエッチング(Chemical Dry Etching:CDE)、イオンミリング(Ion Milling)、プラズマエッチング、収束イオンビームエッチング(Focused Ion Beam ecthing:FIB)、反応性イオンビームエッチングなどを挙げることができる。
表面改質としては、例えば、プラズマ照射処理、イオン打ち込み、電子線照射処理、真空加熱処理などを挙げることができる。
評価としては、被処理物の表面を清浄に維持する必要がある各種の評価や、被処理物に電子線を照射する評価、あるいは被処理物から放出される電子線を検出する評価、イオンビームを用いる評価などを挙げることができる。具体的には、例えば、オージェ電子分光分析、2次イオン質量分析(SIMS)、電子エネルギー損失分光(ELS)ESCA、X線光電子分光(XPS)、紫外線光電子分光(UPS)、X線プローブマイクロ分析(XMA)、イオン後方散乱、高速電子線回折(HEED)、低速電子線回折(LEED)、透過型あるいは走査型の電子顕微鏡観察(TEM、SEM)などを挙げることができる。
本発明は、以下に説明する効果を奏する。
まず、本発明によれば、真空処理部と、反転機構と、これらの間で基板を搬送する回転搬送機構と、を設けることにより、基板の表面と裏面とにそれぞれ所望の真空処理を施すことができる。
また、本発明によれば、ひとつのプロセス室のみで基板の両面に対する真空処理を行うことができ、従来の装置と比較して装置構成を簡略とし、装置コストを大幅に下げることができる。
また、本発明によれば、基板を水平にした状態で搬送できるため、搬送機構を簡略化し、基板の形状や大きさを変えた場合にも柔軟に対応できるという点で有利である。
また、本発明によれば、基板の表面と裏面とに同一の真空処理を行う場合や、基板の表面と裏面とで異なる真空処理を行う場合などの各種の要求に柔軟に対応することができる。
またさらに、本発明によれば、基板を斜めに傾斜させた状態で真空処理を行うことも可能となり、また基板を連続的あるいは簡潔的に回転させた状態で真空処理を行うことも可能となる。
以上説明したように、本発明によれば、シンプルな装置構成により連続的かつ柔軟に基板の両面に対する真空処理を実施できるようになり、産業上のメリットは多大である。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しつつ詳細に説明する。
図1は、本発明の実施の形態にかかる真空処理装置の要部平面構成を概念的に例示する模式図である。
本発明の真空処理装置は、メインチャンバ10の中に、プロセス室(真空処理部)20A、20Bと基板反転機構50とがそれぞれ設けられ、基板W1〜W4は、回転搬送機構40によりこれらにそれぞれ搬送可能とされている。
プロセス室20A、20Bは、薄膜堆積、エッチング、プラズマ処理、表面改質、物性測定などの各種の真空処理を施す役割を有する。
基板反転機構50は、基板W1〜W4を180度反転させて表面と裏面とをひっくり返す役割を有する。
回転搬送機構40は、基板W1〜W4を載せ、それぞれを所定のプロセス室あるいは反転機構に搬送する役割を有する。
なお、図1においては、2つのプロセス室20A、20Bと1つの反転機構50と4つの基板W1〜W4を有する真空処理装置を例示したが、本発明はこれには限定されず、それぞれの数は適宜変更可能である。
その動作について説明すると、以下の如くである。すなわち、まず、メインチャンバ10は、図示しない排気口を介して、ターボ分子ポンプ、クライオ・ポンプ、油拡散ポンプなどの真空排気系により所定の真空度まで排気可能とされている。
そして、基板W1〜W4は、例えば、図示しないロードロック機構によりメインチャンバ10の中に導入され、回転搬送機構40の上の所定位置(例えば、W1の位置)に配置される。このためには、図示しないロードロック・チャンバや基板搬送機構などを適宜設けることができる。
回転搬送機構40の上に配置された基板は、矢印Rの方向(あるいはその逆方向)に順次回転搬送され、例えば、プロセス室20Aにおいてまずその表面側に薄膜堆積などの真空処理が施される。しかる後に、その基板は、基板反転機構50に回転搬送され、ここで、反転されて表面と裏面とが入れ替わる。
次に、この基板はプロセス室20Bに回転搬送され、ここで裏面側に真空処理が施される。あるいは、この基板をプロセス室20Aに戻して裏面側に同様の真空処理を施すこともできる。
このようにして表面と裏面とに所定の真空処理が施された基板は、例えば、図1のW1の位置に再び回転搬送され、ここで図示しない基板搬送機構により取り出される。
以上説明したように、本実施形態によれば、プロセス室と、基板反転機構と、これらの間で基板を搬送する回転搬送機構と、を設けることにより、基板の表面と裏面とにそれぞれ所望の真空処理を施すことができる。
本発明の最も簡潔な構成としては、プロセス室としてひとつのプロセス室20Aのみを有する構成を挙げることができる。この場合、両面処理のためのシーケンスは以下に例示した如くである。

回転搬送機構40への基板の搬送

プロセス室20Aにおける表面側の真空処理

基板反転機構50における基板の反転動作

プロセス室20Aにおける裏面側の真空処理

回転搬送機構40からの基板の取り出し

つまり、ひとつのプロセス室のみで基板の両面に対する真空処理を行うことができる。この点で、図13に例示した従来の装置と比較して装置構成を簡略とし、装置コストを大幅に下げることができる。
また一方、例えば図1に表した具体例の場合、2つのプロセス室20A及び20Bにおいて同一の真空処理を実行可能とした場合、以下のシーケンスが可能となる。

回転搬送機構40への基板の搬送

プロセス室20Aにおける表面側の真空処理

基板反転機構50における基板の反転動作

プロセス室20Bにおける裏面側の真空処理

回転搬送機構40からの基板の取り出し

つまり、回転搬送機構40から処理済みの基板を取り出し、同時に未処理の基板を送り込む動作を順次繰り返すことにより、基板の表面及び裏面に対する同一の真空処理を連続的に実行することができる。
このようにした場合、図13に例示した従来の装置と比べると、基板を水平にした状態で搬送できるため、搬送機構を簡略化し、基板の形状や大きさを変えた場合にも柔軟に対応できるという点で有利である。
また一方、本実施形態において、プロセス室20Aと20Bとでそれぞれ異なる真空処理を施すこととすると、さらに柔軟な対応が可能となる。例えば、基板の表面と裏面とに同一の真空処理を行いたい場合には、以下のシーケンスで処理を実行することができる。

回転搬送機構40への基板の搬送

プロセス室20A(20B)における表面側の真空処理

基板反転機構50における基板の反転動作

プロセス室20A(20B)における裏面側の真空処理

回転搬送機構40からの基板の取り出し

一方、基板の表面と裏面とで異なる真空処理を実行させたい場合には、以下のシーケンスによればよい。

回転搬送機構40への基板の搬送

プロセス室20Aにおける表面側の真空処理

基板反転機構50における基板の反転動作

プロセス室20Bにおける裏面側の真空処理

回転搬送機構40からの基板の取り出し

つまり、シーケンスを適宜変更することにより、基板の表面と裏面とに同一の真空処理を施すこともできるし、異なる真空処理を実行することもできる。
またさらに、基板の同一面に対してプロセス室20Aと20Bとによる処理を重ねることもできる。具体的には、以下のシーケンスを挙げることができる。

回転搬送機構40への基板の搬送

プロセス室20Aにおける表面側の真空処理

プロセス室20Bにおける裏面側の真空処理

基板反転機構50における基板の反転動作

プロセス室20Aにおける表面側の真空処理

プロセス室20Bにおける裏面側の真空処理

回転搬送機構40からの基板の取り出し

例えば、プロセス室20Aにおいては材料Aを堆積し、プロセス室20Bにおいては材料Bを堆積可能とした場合、上記シーケンスに従えば、基板の両面に材料Aの層と材料Bの層とを積層させることができる。
または、プロセス室Aにおいてエッチングやクリーニングなどの前処理を実行させ、プロセス室Bにおいて薄膜の堆積などの処理を実行させる場合にも、上記シーケンスに従えば、前処理と薄膜堆積とをそれぞれ基板の表面と裏面に対して実行させることができる。
このように、本実施形態によれば、基板反転機構50により基板を適宜反転させて所定のプロセス室に搬送し真空処理を実行させることにより、基板の表面と裏面とに、それぞれ所望の真空処理を施すことができる。
次に、基板反転機構50の具体例について説明する。
図2は、基板反転機構50の第1の具体例を表す平面図である。
また、図3(a)は、その要部を表すx−x線断面図であり、同図(b)はその平面図である。これらの図については、図1と同様の要素には同一の符号を付して詳細な説明は省略する。
本具体例においては、基板W1〜W4は、基板ホルダ30に設置される。基板ホルダ30には、シャフト33の周りに回転可能な一対の支持体32、32が設けられ、基板W1〜W4は、この支持体32、32に保持された状態で、基板ホルダ30に配置される。
基板反転機構50は、チャンバ10の側壁に設けられた回転導入端子54とその回転軸に接続された結合部52を有する。真空処理装置の回転搬送機構40が回転すると、基板ホルダのシャフト33は図3(b)の矢印Aの方向に移動し、その先端33Aが結合部52Aに設けられたスリット内に入り込んだ状態となる。この状態において、回転導入端子54の結合部52を180度回転させることにより、シャフト33を介して基板W1〜W4を180度反転させることができる。
なお、図3においては、回転導入端子54の回転軸がOリング100により気密を維持した状態で真空側に導入された構造を例示したが、本発明はこれに限定されず、回転導入機構としては、磁気結合方式やベローズを用いた回転導入方式、あるいは磁気シールを用いた回転導入方式などを用いてもよい。
またここで、基板ホルダ30には、基板W1〜W4が水平方向において固定されるようになストッパ36が適宜設けられる。このストッパは、例えば、図4に例示したような、ピンを圧接させる構造とすることができる。すなわち、基板ホルダ30の端からスプリング35によりストッパ36を突出させ、その先端を支持体32の端部に設けられた凹部32Aに圧接させる。このようにすれば、反転の前後において基板W1〜W4を水平位置に固定できる。
基板W1〜W4が反転された後は、再び回転搬送機構40が符号Rの方向(あるいはその反対の方向)に回転することにより、基板側のシャフト33は矢印Aの方向に移動し、基板反転機構50の結合部52から外れる。
図5は、基板反転機構の第2の具体例を表す模式図である。同図についても、図1乃至図4に関して前述したものと同様の要素には同一の符号を付して詳細な説明は省略する。
本具体例の場合、基板を回転させるシャフト33の先端にピニオンギア55が設けられている。そして、このピニオンギア55と係合するように、ラックギア56がチャンバ10に固定的に設けられている。つまり、基板反転機構50は、ピニオンギア55とラックギア56とを有する。回転搬送機構が符号Rの方向(あるいはその反対方向)に回転すると、ピニオンギア55は基板反転機構50に設けられたラックギア56と係合して回転する。ここで、ラックギア56の上を一回走行すると、シャフト33が180度回転するように、ピニオンギア55とラックギア56の歯数が設定されている。このようにしても基板W1〜W4を反転させることができる。
本具体例の場合、チャンバの外部から回転運動などを導入する必要がないので、機構を簡略にできる。
また、図5において、ラックギア56に図示しない上下機構を付与すれば、ラックギア56を上昇させた時にはピニオンギア55と係合させて基板を反転させ、ラックギア56を降下させた時にはピニオンギア55から逃がして基板を反転させないようにすることもできる。
また一方、本発明においては、基板に上下機構を付与してもよい。
図6は、基板Wの上下機構を設けた真空処理装置を例示する断面図である。同図についても、図1乃至図5に関して前述したものと同様の要素には同一の符号を付して詳細な説明は省略する。
本具体例の場合、例えばスパッタ成膜やエッチングなどを行うプロセス室20の下に、上下駆動部70が設けられ、そのシリンダ72が上下方向に駆動される。一方、基板ホルダ30は、回転搬送機構40に対して、シャフト37により上下可動に配置されている。
基板ホルダ30がプロセス室20の位置に搬送された状態において、シャフト37とシリンダ72とが整合し、上下駆動部70によって、基板ホルダ30がプロセス室20の方向に持ち上げられる。そして、このように基板Wを上昇させた状態で、成膜やエッチングなどの真空処理を実行することができる。
このように基板Wをプロセス室20の入り口付近まで持ち上げ、あるいはプロセス室20の内部に挿入した状態で真空処理を行えば、プロセス室20において生ずる堆積物やエッチング生成物、あるいはガス雰囲気などがチャンバ10の全体に飛散することを防ぐことが可能となる。つまり、プロセス室20とチャンバ10との間の「クロスコンタミネーション」を防ぐことができる。この効果は、チャンバ10に多種のプロセス室を設ける場合に、プロセス室同士のクロスコンタミネーションも防止できる点で顕著である。
また一方、プロセス室20においてスパッタリングなどを実施する場合にも、プロセス室20の入り口付近のコンダクタンスを絞ることにより、差動排気効果が得られ、チャンバ10を高真空状態に維持しつつ、プロセス室20の内部のみをスパッタリングなどに適した低真空状態にすることが可能となる。
またさらに、本発明においては、基板の上下機構と反転機構とを組み合わせることもできる。
図7は、基板の上下機構と反転機構とを組み合わせた真空処理装置の要部断面構造を表す模式図である。同図についても、図1乃至図6に関して前述したものと同様の要素には同一の符号を付して詳細な説明は省略する。
この真空処理装置の場合、基板Wを反転させるシャフト33の先端にピニオンギア57が設けられ、回転搬送機構40に固定されたラックギア58と係合している。そして、上下駆動部70によりシリンダ72が上昇するとピニオンギア57が回転して基板Wを反転させる。この時に、シリンダ72の上昇のストロークに合わせて基板Wが180度反転するように、ピニオンギア57とラックギア58の歯数が設定すればよい。このようにすれば、上下機構と基板反転機構とを組み合わせることができる。
本具体例の装置の場合、同一のプロセス室20を用いて、基板Wを上昇させない状態でその表面側を真空処理し、基板Wを上昇させた状態でその裏面側を真空処理することができる。この場合、それぞの真空処理に際して、プロセス室20と基板Wとの距離が異なるが、プロセス条件を調節することにより、処理条件を実質的に同一にすることもできる。例えばスパッタ成膜を行う場合には、成膜時間を調節したり、あるいはスパッタ源への投入電力やガス圧力などを調節することにより、基板Wとの距離が異なる条件でも基板の両面に同一の膜厚の薄膜を形成することができる。
図8は、本発明のさらなる変型例にかかる真空処理装置の断面構造を表す模式図である。同図についても、図1乃至図7に関して前述したものと同様の要素には同一の符号を付して詳細な説明は省略する。
本変型例の場合、複数のプロセス室20A、20Bが設けられ、それぞれの高さがずれている。つまり、プロセス室20Aは、基板W1が上下駆動のストロークの下端にある状態に対応して設けられ、プロセス室20Bは、基板W2の上下駆動のストロークの上端にある状態に対応して設けられている。
基板がW1の位置にある状態では、その表面側がプロセス室20Aにより真空処理される。そして、基板が回転搬送機構40によってW2の位置に搬送され、上下駆動部70のシリンダ72により上昇され反転された状態においては、その裏面側がプロセス室20Bにより真空処理される。
本変型例の場合、プロセス室20Aと基板W1との間隔が、プロセス室20BとW2と間隔と同一となるように配置されているので、これらにおける真空処理の条件を同一にすることができる。従って、基板W1、W2の表面側と裏面側に同一の真空処理を実行することが容易となるという利点がある。
図9は、本発明のさらなる変型例にかかる真空処理装置の断面構造を表す模式図である。すなわち、同図(a)はそのチャンバ内の要部構成を表す平面図、同図(b)は正面図である。同図についても、図1乃至図8に関して前述したものと同様の要素には同一の符号を付して詳細な説明は省略する。
本変型例の場合、基板W1、W2はそれぞれ基板ホルダ30に固定された状態で、モータ80の回転シャフト82に固定されている。モータ80に接続される電気配線84は、回転搬送機構40の回転軸42を介して外部に導出される。
基板W1、W2は、モータ80の回転動作により180度反転可能とされ、その両面に所定の真空処理を施すことができる。また、電気配線84の「ねじれ」を防ぐためには、回転搬送機構40を一方向のみに連続的に回転させるのではなく、矢印Aにより例示したように、正逆両方向の回転動作を組み合わせて基板W1、W2を所定の位置に搬送するようにすればよい。
図10も、本発明のさらなる変型例にかかる真空処理装置の断面構造を表す模式図である。同図についても、図1乃至図9に関して前述したものと同様の要素には同一の符号を付して詳細な説明は省略する。
すなわち、同図に例示した真空処理装置の場合、4つのプロセス室20A〜20Dと、3つの基板反転機構50A〜50Cが交互に配置され、回転搬送機構40によってこれらの間で8つの基板W1〜W8を搬送可能としている。プロセス室20A〜20Dは、それぞれ薄膜堆積やエッチング、クリーニング、前処理、後処理あるいは評価などの真空処理を実行する。そして、基板反転機構50A〜50Cは、それぞれ必要に応じて基板を反転させて表面と裏面とを入れ替える。
回転搬送機構40は、必要とされる順番で真空処理や基板反転が実行されるように、矢印Rあるいはその反対方向に回転し、基板を搬送する。
また、基板反転機構50A〜50Cのそれぞれは、図2乃至図9に関して前述した具体例をはじめとした各種の構造のいずれかとすることかできる。
図10に例示したように、複数のプロセス室と基板反転機構とを設けることにより、装置構成を変えることなく、種々の真空処理を実行させることができ、表面と裏面毎、あるいは基板毎に真空処理の内容が異なるような複雑な要求に対しても柔軟に応ずることができる。
以上、本発明の真空処理装置において、真空処理の前後に基板を反転させることにより、その表面と裏面とにそれぞれ成膜やエッチングなどの真空処理を行う態様について説明した。
一方、本発明の真空処理装置においては、基板を傾斜させた状態で成膜やエッチングなどの真空処理を行うことも可能である。
図11は、基板を傾斜させた状態で真空処理を行う状態を表す模式図である。同図についても、図1乃至図10に関して前述したものと同様の要素には同一の符号を付して詳細な説明は省略する。
すなわち、同図に例示した真空処理装置の場合、基板W1、W2は、プロセス室20A、20Bの下において、それぞれモータ80によって斜めに傾斜した状態で保持され成膜やエッチングなどの真空処理を施される。この際の基板の傾斜角度は、モータ80による回転シャフト82の回転角度により自由に調節できる。
このように基板を斜めに傾斜させた状態での真空処理が可能となると、プロセスの自由度が増して便利である場合が多い。
例えば、「段差」、「ステップ」あるいは「凹凸」が設けられた基板の上に被覆性(カバレッジ)を良好に薄膜を堆積するような場合には、基板面に対して垂直方向から堆積粒子を入射させるよりも斜め方向から入射させたほうが有利な場合が多い。
また、液晶表示装置に用いる「配向膜」のように、特定の方向に結晶粒構造や組織が配向した構造を形成する場合にも、基板面に対して斜め方向から堆積粒子を入射させると有利である。
また、エッチングに際して、マスクの端部の下をアンダーカットしたいような場合にも、基板面に対して斜め方向からエッチング粒子を入射させると有利である。
本発明によれば、基板反転機構50を利用することにより、基板を斜めに傾斜させた状態で成膜やエッチングなどの真空処理を施すことができるようになり、これらの用途においても顕著な効果が得られる。
また、この際に用いる基板反転機構50の具体的な構成としては、図2及び図3に例示したものでもよく、図6に例示したものでもよい。
一方、本発明の真空処理装置においては、基板反転機構50により基板を連続的あるいは間欠的に回転させながら成膜やエッチングなどの真空処理を行うことも可能である。
図12は、基板を回転させながら真空処理を行う状態を表す模式図である。同図についても、図1乃至図11に関して前述したものと同様の要素には同一の符号を付して詳細な説明は省略する。
同図に例示しように、プロセス室20A、20Bの下において、基板W1、W2をモータ80によって矢印Aの方向に連続的あるいは間欠的に回転しながら成膜やエッチングなどの真空処理を施すことができる。この場合、矢印Aで表した方向のいずれか一方に連続的あるいは間欠的に回転させることもでき、あるいは、矢印Aで表した正逆両方向に交互に間欠的に回転させることもできる。
このように基板を回転させながら成膜やエッチングなどの真空処理を行えば、基板の両面に同時に処理することができる。さらに、図11に関して前述したように基板に「段差」や「ステップ」などがある場合のカバレッジも良好になり、またエッチングの際のアンダーカットなどを確実に形成することもできる。
本具体例に関しても、基板を回転させる手段はモータ80には限定されず、図2及び図3に例示したものでもよく、図6に例示したものでもよい。
以上、具体例を参照しつつ本発明の実施の形態について説明した。しかし、本発明は、これらの具体例に限定されるものではない。
例えば、本発明の真空処理装置が備えるプロセス室の数や配置及びそれぞれの真空処理の内容は、上記具体例に限定されず、当業者が適宜選択採用したものも本発明の範囲に包含される。
より具体的には、例えば、プロセス室20は、回転搬送機構40の上側でなく、下側に設けられていてもよい。この場合には、基板Wは、上側からではなく、下側から真空処理を施されることとなる。
同様に、回転搬送機構が収容する基板の数、形状、サイズなどに関しても具体例には限定されない。例えば、本発明において用いる基板としては、例示したもの以外にも、半導体ウェーハなどの略円板状のもの、ガラスや石英あるいは水晶体などの矩形状のもの、その他有機材料や金属、無機材料などからなる各種の平板状のものや立体的な形状を有する成型品なども同様に基板として用いることができる。
また、基板を反転させるための機構についても、上記具体例には限定されず、当業者が適宜選択採用しうる全ての反転機構を備えたものは本発明の範囲に包含される。
本発明の実施の形態にかかる真空処理装置の要部平面構成を概念的に例示する模式図である。 基板反転機構50の第1の具体例を表す平面図である。 (a)は、結合部の要部を表すx−x線断面図であり、(b)はその平面図である。 ストッパの一例を表す模式図である。 基板反転機構の第2の具体例を表す模式図である。 基板Wの上下機構を設けた真空処理装置を例示する断面図である。 基板の上下機構と反転機構とを組み合わせた真空処理装置の要部断面構造を表す模式図である。 発明のさらなる変型例にかかる真空処理装置の断面構造を表す模式図である。 本発明のさらなる変型例にかかる真空処理装置の断面構造を表す模式図である。 本発明のさらなる変型例にかかる真空処理装置の断面構造を表す模式図である。 基板を傾斜させた状態で真空処理を行う状態を表す模式図である。 基板を回転させながら真空処理を行う状態を表す模式図である。 従来の真空処理装置の要部構成を表す概念図である。
符号の説明
10 メインチャンバ
20、20A〜20D プロセス室
30 基板ホルダ
32 支持体
32A 凹部
33 シャフト
33A 先端
35 スプリング
36 ストッパ
37 シャフト
40 回転搬送機構
42 回転軸
50、50A〜50C 基板反転機構
52 結合部
52A 結合部
54 回転導入端子
55、57 ピニオンギア
56、58 ラックギア
70 上下駆動部
72 シリンダ
80 モータ
82 回転シャフト
84 電気配線
100 Oリング
110 真空チャンバ
120A,B スパッタソース
140 基板
W、W1〜W4 基板

Claims (7)

  1. 被処理物を真空処理する真空処理装置であって、
    大気よりも減圧された雰囲気を維持可能なメインチャンバと、
    前記メインチャンバに付設され前記被処理物に真空処理を施す真空処理部と、
    前記メインチャンバ内に収容され、被処理物を前記真空処理部により真空処理される位置に搬送する回転搬送機構と、
    前記回転搬送機構に載置された前記被処理物の表裏を反転可能な反転機構と、
    を備え、
    前記反転機構により前記真空処理の前後あるいは途中において前記被処理物を反転させることにより前記被処理物の表面側と裏面側とをそれぞれ真空処理可能としたことを特徴とする真空処理装置。
  2. 前記反転機構は、前記真空処理部により真空処理される位置とは異なる位置において、前記被処理物の表裏を反転させることを特徴とする請求項1記載の真空処理装置。
  3. 前記反転機構は、前記真空処理部により前記被処理物が真空処理される位置においてその被処理物の表裏を反転させることを特徴とする請求項1記載の真空処理装置。
  4. 前記真空処理部により真空処理される位置において、前記被処理物を前記真空処理部に向けて上昇させる上昇機構をさらに備えたことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1つに記載の真空処理装置。
  5. 前記反転機構は、前記真空処理部により真空処理される位置において、前記被処理物を前記真空処理部に向けて上昇させつつ前記反転させることを特徴とする請求項1記載の真空処理装置。
  6. 前記反転機構は、前記真空処理の間、前記被処理物を前記真空処理部により真空処理される位置において前記真空処理部に対して斜めに傾斜させた状態に保持することを特徴とする請求項1記載の真空処理装置。
  7. 前記反転機構は、前記真空処理の間、前記真空処理部により真空処理される位置において前記真空処理部に対して前記被処理物の表裏が連続的あるいは間欠的に入れ替わるように回転させることを特徴とする請求項1記載の真空処理装置。

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