JP2005185766A - 食器洗浄機 - Google Patents

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Koichi Hasegawa
弘一 長谷川
Fumihiro Imamura
文広 今村
Junichi Matsuda
淳一 松田
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Abstract

【課題】 マイクロコンピュータによる待機電力の消費をなくすことができる食器洗浄機を提供する。
【解決手段】 信号用基板21に搭載された電源スイッチ22がオンされると、電力用基板26に搭載された直流電源回路29中の直流電源生成回路に商用交流電源39の交流電源電圧が交流電源供給線27a、電源スイッチ22及び交流電源供給線27bを介して供給され、直流電源生成回路が直流制御電源電圧を生成して電力用基板26に搭載されたメインマイクロコンピュータ34に供給するとともに直流電源供給線27e及び27fを介して信号用基板21に搭載のサブマイクロコンピュータ25に供給する。これにより、メインマイクロコンピュータ34が起動してリレー装置30を動作させ、これに前記直流電源生成回路に対する電源スイッチ22を介さない交流電源電圧の供給回路を形成させる。【選択図】 図1

Description

本発明は、マイクロコンピュータによって制御される食器洗浄機に関する。
食器洗浄機においては、マイクロコンピュータにより給水弁、洗浄ポンプ、排水ポンプ、ヒータ及びファン等の負荷を制御して洗浄運転を行なわせるのが通常であり、マイクロコンピュータは、運転停止状態では、電源スイッチがオンされることを常に監視して、電源スイッチオンによるオン信号を検出すると、リレーを動作させて負荷への電源供給回路を形成し、所定のルーチンで洗浄運転を実行させるものである(特許文献1参照)。
特開2003−230528号公報(第2−3頁)
上記従来の構成によれば、マイクロコンピュータは、運転停止状態では、常に電源スイッチがオンされることを監視するものであるので、常時直流制御電源が供給されている状態になっており、待機電力を消費する不具合がある。
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、マイクロコンピュータによる待機電力の消費をなくすことができる食器洗浄機を提供するにある。
本発明の食器洗浄機は、洗浄機本体の洗浄室の開口部を開閉する扉内に設けられた信号用基板と、前記洗浄機本体に設けられた電力用基板とを備え、前記信号用基板には、電源スイッチと、操作スイッチと、表示用LEDと、サブマイクロコンピュータとが設けられ、前記電力用基板には、直流電源生成回路と、リレー装置と、リレー駆動回路と、メインマイクロコンピュータとが設けられ、前記信号用基板と電力用基板とは、データ送受信用及び電源供給用の複数本のリード線により接続されており、
前記電源スイッチがオンされたときには、この電源スイッチと前記リード線を介して前記直流電源生成回路に商用交流電源を与えて直流制御電源を生成させ、この直流制御電源を前記メインマイクロコンピュータに与えて起動させ、前記メインマイクロコンピュータは、起動により、前記リレー駆動回路を介してリレー装置を動作させて前記電源スイッチを迂回して前記直流電源生成回路に対する商用交流電源の供給回路を形成するように構成されているところに特徴を有する。
本発明の食器洗浄機によれば、メインマイクロコンピュータは、電源スイッチがオンされることにより直流電源生成回路から直流制御電源が与えられて起動するので、洗浄運転停止状態では、電源スイッチのオンを監視する必要はなく、直流制御電源の受給は不要であり、従って、待機電力の消費をなくすことができる。しかも、メインマイクロコンピュータは、起動により、リレー駆動回路を介してリレー装置を動作させて電源スイッチを迂回して前記直流電源生成回路に対する商用交流電源の供給回路を形成するので、その後の洗浄運転を支障なく実行することができる。
(第1の実施例)
以下、本発明の第1の実施例につき、図1乃至図5を参照しながら説明する。
まず、図4には、洗浄機本体1と、これの前面側に設けられた扉2と、及び該扉2の下方部に設けられたカバー3とが示されている。
このうち、洗浄機本体1は、外箱4を外殻とし、これの内部に図5に一部のみ示す内箱5が配設されて構成され、該内箱5の内部が洗浄室6とされている。この洗浄室6は、前面側、この場合、前面部から上面の前部にかけてが、開口部7で示すように開口しており、洗浄室6内には、その開口部7から図示しない食器かごが取出し可能に収納されるようになっている。この食器かごには洗浄すべき食器(これも図示せず)が収納配列されるものであり、従って、開口部7は、該食器かごの出し入れととともに食器の出し入れに供されるようになっている。
図示はしないが、洗浄室6内には、噴射体やヒータ8(図1参照)が配設され、洗浄室6外(洗浄機本体1内)に給水弁9(図1参照)や水位検知装置、洗浄ポンプ、排水ポンプ、及びファン等が配設されて、これらの洗浄及び乾燥手段により、上記食器かごに収納配列された食器の洗浄及び乾燥を行なうようになっている。
扉2は、詳細には、下扉10と上扉11(図4参照)からなっている。そのうち、下扉10は、下端部の左右両側が開口部7に上下に回動可能に軸支されており、そのうちの下方への回動によって前記洗浄機本体1の開口部7の下部を開放するようになっている。上扉11は、開口部7に摺動可能に設けられており、具体的には、前面部分が上下方向に及び上面部分が前後方向に移動するようになっていて、その上方及び後方の移動により開口部7の上部を開放するようになっている。尚、下扉10には押釦12が設けられており、この押釦12が押圧操作されると、図示しない開閉機構により下扉10及び上扉11が連動して開放されるようになっている。又、上扉11には、乾燥運転に排気を行なう排気口13が形成されている。
一方、下扉10には、操作パネル14が装着されている。この操作パネル14は、洗浄及び乾燥運転について必要な操作を行なうためのもので、図4に示すように、電源の操作を行なうための操作部15と、各種の設定操作を行なうための操作部16と、表示部17とを有する。
図5は、上記操作パネル14が存する部分を主とした下扉10、並びにその下方の前記カバー3の部分における構成を詳細に示しており、下扉10は、外殻が扉表板18と扉裏板19とで構成されている。上記操作パネル14は、そのうちの扉表板18に設けられており、前記押釦12も扉表板18に設けられている。更に、下扉10内には、ユニットケース20が配設されており、その内部には、信号用基板21が収納されている。そして、信号用基板21には、図1及び図5に示すように、前記操作パネル14の電源操作用の操作部15と対応する電源スイッチ22、各種の操作部16に対応する操作スイッチ23、表示部17に対応する表示用LED24及びこれらに関連するサブマイクロコンピュータ25が搭載されており、後述する電力用基板26と接続するための線束27を有している。
ここで、電力用基板26は、図5に示すように、ユニットケース28に収納されたもので、そのユニットケース28は、前記カバー3の裏側に着脱可能に取付けられており、この電力用基板26に前記線束27が接続されている。そして、電力用基板26には、図1に示すように、直流電源回路29、リレー装置30、リレー駆動回路31、インバータ32、負荷駆動回路33及びこれらを制御するメインマイクロコンピュータ34が搭載されている。
さて、図1乃至図3に基づいて電気的構成を説明する。
まず、図1において、信号用基板21における操作スイッチ23はサブマイクロコンピュータ25の入力ポートに接続され、サブマイクロコンピュータ25の出力ポートには表示用LED24が接続されている。又、電源スイッチ22は、入り(オン)スイッチ22a(図2参照)と切り(オフ)スイッチ22b(図3参照)とからなる。この場合、入りスイッチ22aと切りスイッチ22bは、電源用操作部15の対応する部分が押圧操作されている間だけオンするようになっている。そして、後述するように、線束27は、複数本のリード線としての交流電源供給線27a、27b、電源信号線27c、27d、直流電源供給線27e、27f及びデータ送受信線27g、27hから構成されている。
電力用基板26に構成される電気回路については、図2及び図3に示す実結線の説明から明らかになる。ここで、リレー装置30は、励磁コイル30Ac及び常開のリレースイッチ30Aaを有する第1のリレー30Aと、励磁コイル30Bc及び常開のリレースイッチ30Baを有する第2のリレー30Bとから構成されている。
図2において、信号用基板21に搭載された電源スイッチ22(図1参照)の入りスイッチ22aの両端子は、交流電源供給線27a、27bにより電力用基板26に導かれ、且つ、抵抗器35、36を介して交流電源線37、38に接続されている。そして、交流電源線35は、100Vの商用交流電源39の一方の端子に接続されており、又、交流電源線37、38間には、第1のリレー30Aのリレースイッチ30Aaが接続されている。この場合、抵抗器35、36の抵抗値は、極めて小に設定されている。
商用交流電源39において、その一方の端子は、第2のリレー30Bのリレースイッチ30Ba、コモンモードコイル40の一方のコイル40a、扉スイッチ41、交流電源線42及びリアクタ43を直列に介して直流電源回路29における全波整流回路44の一方の交流入力端子に接続され、他方の端子は、コモンモードコイル40の他方のコイル40bを介して全波整流回路44の他方の交流入力端子に接続されている。そして、全波整流回路44の直流出力端子は、直流母線45、46に接続されており、その直流母線45、46間には、平滑用コンデンサ47が接続されている。尚、扉スイッチ41は、下扉10の開閉に連動して開閉(オフオン)するようになっている。
直流電源回路29の一部をなす直流電源生成回路48は、DC/DCコンバータ49を主体として構成され、そのDC/DCコンバータ49の入力端子Iとアース端子Eとの間には、平滑用コンデンサ50が接続されている。この場合、前記平滑用コンデンサ47の容量は平滑用コンデンサ50のそれよりも極めて大に設定されている。尚、DC/DCコンバータ49のアース端子Eは、直流母線46に接続され、その直流母線46は、電力用基板26のアースパターン51に接続されている。
DC/DCコンバータ49において、その入力端子Iは、図示極性の整流用ダイオード52を介して交流電源線38に接続されているとともに、図示極性のダイオード53を介して直流母線45に接続されている。更に、DC/DCコンバータ49において、一方の出力端子Oaは、15Vの直流制御電源端子54に接続されているとともに、平滑用コンデンサ55を介して直流母線46に接続されており、他方の出力端子Obは、5Vの直流制御電源端子56に接続されているとともに、平滑用コンデンサ57を介して直流母線46に接続されている。
以上のような図2で示す電気的構成によれば、リレー装置30において、第1のリレー30Aのリレースイッチ30Aaは、抵抗器35、36を介して電源スイッチ22の入りスイッチ22aに並列に接続されていることになり、又、第2のリレー30Bのリレースイッチ30Baは、商用交流電源39と直流電源回路29との間に直列に、換言すれば、商用交流電源39と直流電源生成回路48との間に直列に接続されていることになる。
尚、DC/DCコンバータ49は、入力端子Iとアース端子Eとの間に供給された高圧の直流電源電圧を降圧し定電圧化して、一方の出力端子Oaと直流母線46(アースパターン51)との間に15Vの直流制御電源電圧を出力するとともに、他方の出力端子Obと直流母線46(アースパターン51)との間に5Vの直流制御電源電圧を出力するようになっている。そして、出力端子Obと直流母線46(アースパターン51)との間に5Vの直流制御電源電圧は、図1に示すように、直流電源供給線27e、27fを介して信号用基板21側に供給されるようになっており、サブマイクロコンピュータ25及びその他の回路の直流電源電圧となる。この場合、直流電源供給線27fをアースパターン51に接続されたアース線とする。
又、図1に示すように、メインマイクロコンピュータ34の入出力ポートとサブマイクロコンピュータ25の入出力ポートとの間は、データ送受信線27g、27hにより接続されており、これにより、メインマイクロコンピュータ34とサブマイクロコンピュータ25との間でデータのシリアル通信を行なうようになっている。
更に、図2において、交流電源線42には、給水弁8、ヒータ9及びファンモータ58の各一方の端子が接続されており、これらの給水弁8、ヒータ9及びファンモータ58の各他方の端子は、負荷駆動回路33を介してコイル40bと全波整流回路44の交流入力端子との共通接続点の交流電源線59に接続されている。負荷駆動回路33は、給水弁8、ヒータ9及びファンモータ58にそれぞれ対応する例えば双方向性三端子サイリスタ(トライアック)から構成されるもので、図1に示すように、メインマイクロコンピュータ34により制御される。又、直流母線45、46には、インバータ32の直流入力端子が接続されている。
インバータ32は、図1に示すように、メインマイクロコンピュータ34により制御されて、ブラシレスモータ60を可変速駆動するようになっている。そして、ブラシレスモータ60は、正回転時には洗浄ポンプを駆動して洗浄水を噴射体に供給させ、逆回転時には排水ポンプを駆動して洗浄水を外部に排出させるようになっている。
さて、リレー駆動回路31について、図3を参照して説明する。信号用基板21に搭載された電源スイッチ22の切りスイッチ22bの両端子は、電源信号線27c、27dを介して電力用基板26に導入され、電源信号線27cは、抵抗器61を介して直流制御電源端子56(5V)に接続されているとともに、抵抗器62を介してNPN形のトランジスタ63のベースに接続され、電源信号線27dは、アースパターン51に接続されている。
又、トランジスタ63において、そのコレクタは、第1のリレー30Aの励磁コイル30Ac及び第2のリレー30Bの励磁コイル30Bcの並列回路を介して直流制御電源端子54(15V)に接続され、エミッタは、NPN形のトランジスタ64のコレクタに接続されている。トランジスタ64のエミッタは、アースパターン51に接続されているとともに、抵抗器65を介してベースに接続されており、そのベースは、抵抗器66を介してPNP形のトランジスタ67のコレクタに接続されている。このトランジスタ67は、エミッタが直流制御電源端子56に接続されているとともに抵抗器68を介してベースに接続され、そのベースが抵抗器69を介してメインマイクロコンピュータ34の出力ポートPに接続されていて、その出力ポートPがロウレベルになると、オンするようになっている。そして、メインマイクロコンピュータ34の電源端子は、直流制御電源端子56及びアースパターン51に接続されており、メインマイクロコンピュータ34は、電源端子に5Vの直流制御電源電圧が供給されると、起動して出力ポートPをロウレベルにするようになっている。
次に、本実施例の作用につき説明する。
今、使用者が操作パネル14の電源用操作部15を操作して電源スイッチ22の入りスイッチ22aをオンさせると、図2に示すように、交流電源線37、抵抗器35、交流電源供給線27a、入りスイッチ22a、交流電源供給線27b、抵抗器36、交流電源線38、整流用ダイオード52、平滑用コンデンサ50、全波整流回路44、交流電源心59及びコイル40bの経路で平滑用コンデンサ50が商用交流電源39により充電され、その充電電圧がDC/DCコンバータ49の入力端子Iとアース端子Gとの間に供給される。これにより、DC/DCコンバータ49は、直流制御電源端子54(出力端子Oa)とアースパターン51との間に15Vの直流制御電源電圧を出力するとともに、直流制御電源端子56(出力端子Ob)とアースパターン51との間に5Vの直流制御電源電圧を出力する。
直流制御電源端子56とアースパターン51との間の5Vの直流制御電源電圧は、メインマイクロコンピュータ34の電源端子に供給されるので、メインマイクロコンピュータ34が起動して、図3に示すように、出力ポートPをロウレベルにする。これにより、トランジスタ67がオンしてトランジスタ64をオンさせ、この時には、トランジスタ63が5Vの直流制御電源電圧によりベースがハイレベルになっていてオンされているので、励磁コイル30Ac及び30Bcが15Vの直流制御電源電圧により通電されてリレー30A及び30Bが動作し、リレースイッチ30Aa及び30Baをオンさせる。
第1のリレー30Aのリレースイッチ30Aaがオンすると、入りスイッチ22aを迂回する、具体的には、入りスイッチ22aを側路する平滑コンデンサ50に対する商用交流電源39の交流電源電圧の供給回路が形成さることになる。従って、その後に入りスイッチ22aがオフされても支障はない。又、第2のリレー30Bのリレースイッチ30Baがオンすると、商用交流電源39の交流電源電圧が交流電源線42、59に供給されるとともに、該交流電源電圧が直流電源回路29に供給されるようになり、平滑用コンデンサ47に141Vの直流電圧が生じる。この平滑用コンデンサ47の141Vの直流電圧は、インバータ32に供給されるとともに、ダイオード53を介して平滑用コンデンサ50に供給され、従って、以後は平滑用コンデンサ50は平滑用コンデンサ47により充電され、第1のリレー30Aのリレースイッチ30Aaには電流は流れなくなる。
直流制御電源端子56とアースバターン51との間の5Vの直流制御電源電圧は、直流電源供給線27e、27fを介して信号用基板21側にも供給される。従って、サブマイクロコンピュータ25も起動する。そこで、使用者が例えば複数の運転コースの一つを選択すべく各種設定用の操作部16を操作して操作スイッチ23をオンすると、サブマイクロコンピュータ25は各運転コースに対応する複数個の表示用LED24を順次点灯させる。そして、使用者が所望の運転コースに対応する表示用LED24が点灯したときに操作部16の操作を停止すると、サブマイクロコンピュータ25は、選択された運転コース名をデータ送受信線27g、27hを介してメインマイクロコンピュータ34にデータとしてシリアル通信するようになる。
メインマイクロコンピュータ34は、受信したデータから選択された運転コースに対応するプログラムを内蔵のROMからRAMに読出す。そして、使用者が操作部16を操作して操作スイッチ23のうちのスタートスイッチをオンさせると、そのスタートスイッチオンの情報(データ)がサブマイクロコンピュータ25からデータ送受信線27g、27hを介してメインマイクロコンピュータ34に与えられるようになる。そこで、メインマイクロコンピュータ34は、RAMに読込んだプログラムに基づいて負荷駆動回路33及びインバータ29を介して給水弁8、ブラシレスモータ60、ヒータ9及びファンモータ58を制御し、以て、食器の洗浄及び乾燥運転を実行する。
上記運転中に扉2が開放されて扉スイッチ41がオフされときには、直流電源回路29の全波整流回路44に対する商用交流電源39からの電源電圧の供給が停止されるので、短時間後に平滑用コンデンサ47が放電完了してDC/DCコンバータ49に対する直流電源電圧の供給が停止されてしまう。しかしながら、このときには、第1のリレー30Aのリレースイッチ30Aaがオンしているので、このリレースイッチ30Aa及び整流用ダイオード52を介して平滑用コンデンサ50が充電されるようになり、DC/DCコンバータ49に対する直流電源電圧の供給が続行される。従って、メインマイクロコンピュータ34及びサブマイクロコンピュータ25に対する直流制御電源電圧の供給は継続されて、これらが不用意に動作停止状態になることが防止される。
又、上記運転中に停電が発生したときには、平滑用コンデンサ47及び50の双方に対する交流電源電圧の供給が停止されるようになる。しかしながら、平滑用コンデンサ47の容量は大であるので、これが放電するまでの短時間は、メインマイクロコンピュータ34の動作は可能であり、メインマイクロコンピュータ34は、停電が発生すると、この短時間を利用して、RAMに記憶された再運転に必要なデータを例えば不揮発性メモリに記憶させる。従って、停電が復帰したときにメインマイクロコンピュータ34が不揮発性メモリの記憶内容を読み出すようにすれば、運転を支障なく再開させることができる。
しかして、上述したような食器の洗浄及び乾燥運転が終了すると、メインマイクロコンピュータ34はポログラム動作を停止してサブマイクロコンピュータ25からの指令信号を待つ待機状態になる。そこで、使用者が操作パネル14の電源用操作部15を操作して電源スイッチ22の切りスイッチ22bをオンさせると、図3に示すように、トランジスタ63のベースが抵抗器62、電源信号線27c、切りスイッチ22b及び電源信号線27dを経てアースパターン51に接続されてロウレベルになるので、トランジスタ63がオフし、リレー30A及び30Bの励磁コイル30Ac及び30Bcの通電が断たれ、該リレー30A及び30Bが復帰してリレースイッチ30Aa及び30Baをオフさせる。
第2のリレー30Bのリレースイッチ30Baがオフすると、商用交流電源39からの交流電源電圧が交流電源線42、59及び直流電源回路29に供給されなくなり、又、第1のリレー30Aのリレースイッチ30Aaがオフすると、商用交流電源39からの交流電源電圧が直流電源生成回路48に供給されなくなり、この結果、DC/DCコンバータ49が15V及び5Vの直流制御電源電圧の生成を停止する。そして、DC/DCコンバータ49の5Vの直流制御電源電圧の生成の停止によって、メインマイクロコンピュータ34及びサブマイクロコンピュータ25が待機状態を解除されて最初の無電圧の状態に戻る。
尚、図1に示すような交流電源供給線27a、27b、電源信号線27c、27d、直流電源供給線27e、27f及びデータ送受信線27g、27hからなる線束27は、図5で示すように、上下方向に回動される下扉10に設けられた信号用基板21と固定部位のカバー3に設けられた電力用基板26との間を接続するものであるので、これらの線27a乃至27hに応力が加わって断線短絡する可能性は皆無とはいえない。万一、このような事態が発生した場合には、抵抗器35、36を介して交流電源線37、38に短絡電流が流れて低抵抗値の抵抗器35、36が瞬時に溶断するようになり、信号用基板21側に対して商用交流電源39の電源電圧の影響を及ぼすことはない。
このような本実施例によれば、信号用基板21に電源スイッチ22を設けて、その入りスイッチ22aがオンされたときに電力用基板26側の直流電源作成回路48に交流電源電圧を供給して5Vの直流制御電源電圧を作成させ、これを電力用基板26側のメインマイクロコンピュータ34及び信号用基板21側のサブマイクロコンピュータ25に供給して起動させるようにしたので、運転停止状態において、メインマイクロコンピュータ34及びサブマイクロコンピュータ25に常時直流制御電源電圧を供給する待機状態にする必要はなくなり、待機電力の消費をなくすことができて、省電力化を図ることができる。
又、メインマイクロコンピュータ34が起動したときには、該メインマイクロコンピュータ34がリレー装置30を動作させて、その第1のリレー30Aのリレースイッチリレー30Aaにより入りスイッチ22aを側路する回路を形成するようにしたので、その後に入りスイッチ22aがオフされても、直流電源作成回路48の動作に支障はない。そして、入りスイッチ22aとしては、メインマイクロコンピュータ34が起動するまでの間だけ直流電源作成回路の48の平滑用コンデンサ50に充電電流を流すだけであるので、電流容量に小なる小形で安価のもので充分である。
しかも、直流電源作成回路48に対する交流電源電圧供給用として第1のリレー30Aを用い、交流電源線42、59及び直流電源回路29に対する交流電源供給用として第2のリレー30Bを用いるようにし、且つ、直流電源回路29の直流電圧を直流電源作成回路48に供給するようにしたので、リレー30A、30Bのいずれが故障しても直流電源作成回路48に対する電源は確保することができて、メインマイクロコンピュータ34及びサブマイクロコンピュータ25が動作停止することはなく、従って、上記故障に対して適切な処置を行なうことが可能である。そして、第1のリレー30A及び第2のリレー30Bは、共通のリレー起動回路31により駆動されるので、回路構成が簡単になる。その上、第1のリレー30A及び第2のリレー30Bは、電源スイッチ22の切りスイッチ22bのオフによりメインマイクロコンピュータ34とは無関係に復帰されるので、メインマイクロコンピュータ34が暴走した場合でも確実に交流電源を遮断することができる。
尚、本実施例によれば、信号用基板21及びこれに対応する操作パネル14を下扉10の上部に設けるようにしたので、例えば、カバー3に設ける場合に比し、使用者は腰をかがめることなく操作パネル14を操作できるものであり、操作性をよくすることができるとともに、操作パネル14が見易くなるので、視認性もよくすることができる。
(第2の実施例)
図6は本発明の第2の実施例を示し、前記第1の実施例の特に図2と異なるところは、第1のリレー30Aのリレースイッチ30Aaにおいて、その一方の端子が交流電源線38に接続され、他方の端子がコイル40aと扉スイッチ41との共通接続点に接続されている点にある。従って、第2のリレー30Bのリレースイッチ30Ba、コイル4a及び第1のリレー30Aのリレースイッチ30Aaの直列回路は、抵抗器35、入りスイッチ22a及び抵抗器36の直列回路に並列に接続され、結果として、リレースイッチ30Ba及び30Aaの直列回路が入りスイッチ22aに並列に接続されていることになる。
この第2の実施例によれば、第1のリレー30A及び第2のリレー30Bがリレー駆動回路31により駆動(動作)されたときには、第2のリレー30Bのリレースイッチ30Ba、コイル40a、第1のリレー30Aのリレースイッチ30Aa及び整流用ダイオード52を経て直流電源作成回路48の平滑用コンデンサ50の充電回路が形成されるようになる。平滑用コンデンサ50は、常には平滑用コンデンサ47によって充電されるが、扉スイッチ41がオフされたときには、上記充電回路により充電されることになる。その他の動作は、第1の実施例と同様であり、従って、この第2の実施例によっても第1の実施例と同様の効果を得ることができる。
(第3の実施例)
図7は本発明の第3の実施例を示し、前記第1の実施例の特に図1と異なるところは、信号用基板21において、電源スイッチ22の切りスイッチ22bの電源信号線27dを直流電源供給線(アース線)27fに接続した点にある。
この結果、信号用基板21から電源スイッチ22用として引き出されるのは、交流電源供給線27a、27b及び電源信号線27cの三本で済む利点がある。
(その他の実施例)
リレー装置30は、電力用基板26の上に搭載しなくても外付けで設けるようにしてもよい。
信号用基板21及び電力用基板26の一方或いは双方を細分化してもよい。
コモンモードコイル40、扉スイッチ41及びリアクタ43は、必要に応じて設ければよく、設ける位置も図2に限定されない。
扉2の代わりに一枚の扉を設けるようにしてもよい。
その他、本発明は上記し且つ図面に示す実施例にのみ限定されるものではなく、要旨を変更し内範囲内で適宜変形して実施し得ることは勿論である。
本発明の第1の実施例の全体の電気的構成を示すブロック線図 信号用基板における電気的構成の結線図 リレー駆動回路の結線図 全体の外観斜視図 下扉部分の拡大縦断面図 本発明の第2の実施例を示す図2相当図 本発明の第3の実施例を示す図1の部分相当図
符号の説明
図面中、1は洗浄機本体、2は扉、3はカバー、6は洗浄室、7は開口部、10は下扉、11は上扉、14は操作パネル、15及び16は操作部、17は表示部、21は信号用基板、22は電源スイッチ、22aは入りスイッチ、22bは切りスイッチ、23は操作スイッチ、24は表示用LED、25はサブマイクロコンピュータ、26は電力用基板、27は線束、27a及び27bは交流電源供給線(リード線)、27c及び27dは電源信号線(リード線)、27e及び27fは直流電源供給線(リード線)、27g及び27hはデータ送受信線(リード線)、29は直流電源回路、30はリレー装置、30Aは第1のリレー、30Aaはリレースイッチ、30Bは第2のリレー、30Baはリレースイッチ、31はリレー駆動回路、34はメインマイクロコンピュータ、39は商用交流電源、48は直流電源生成回路を示す。

Claims (3)

  1. 洗浄機本体の洗浄室の開口部を開閉する扉内に設けられた信号用基板と、
    前記洗浄機本体に設けられた電力用基板とを備え、
    前記信号用基板には、電源スイッチと、操作スイッチと、表示用LEDと、サブマイクロコンピュータとが設けられ、
    前記電力用基板には、直流電源生成回路と、リレー装置と、リレー駆動回路と、メインマイクロコンピュータとが設けられ、
    前記信号用基板と電力用基板とは、データ送受信用及び電源供給用の複数本のリード線により接続されており、
    前記電源スイッチがオンされたときには、この電源スイッチと前記リード線を介して前記直流電源生成回路に商用交流電源を与えて直流制御電源を生成させ、この直流制御電源を前記メインマイクロコンピュータに与えて起動させ、
    前記メインマイクロコンピュータは、起動により、前記リレー駆動回路を介してリレー装置を動作させて前記電源スイッチを迂回して前記直流電源生成回路に対する商用交流電源の供給回路を形成するように構成されていることを特徴とする食器洗浄機。
  2. リレー装置は、第1及び第2のリレーからなり、第1のリレーのリレースイッチは、電源スイッチに並列に接続され、第2のリレーのリレースイッチは、商用交流電源と直流電源生成回路との間に接続されていることを特徴とする請求項1記載の食器洗浄機。
  3. リレー装置は、第1及び第2のリレーからなり、第2のリレーのリレースイッチは、商用交流電源と直流電源生成回路との間に接続され、第1のリレーのリレースイッチは、第2のリレーのリレースイッチと直列に接続されて、この直列回路が電源スイッチに並列に接続されていることを特徴とする請求項1記載の食器洗浄機。



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