JP2005184649A - 無線lanアクセスポイント - Google Patents

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Abstract

【課題】 通信負荷を軽減させる無線LANアクセスポイントを提供する。
【解決手段】 複数の端末と無線通信し、端末間のデータ伝送を中継する無線LANアクセスポイント1において、各無線端末の通信するデータ毎の通信頻度を検出する通信頻度検出部4と、これらの通信頻度を基準として通信データの優先度を判定する優先度判定部7と、その優先度に従い通信データを記憶するメモリ部9と、端末からの要求に応じて前記記憶した通信データを送信する通信処理部3とを備えたものである。
【選択図】 図1

Description

本発明は、無線LANアクセスポイントに係り、特に無線LANデータ通信において通信品質が悪い端末によるスループット低下の回避に関するものである。
無線LAN通信は、有線LAN通信と比較して設置場所などの制約がなく、ネットワークに接続したまま移動できるという大きなメリットがあり、オフィス内などで急速に普及している。しかし、一方では存在する障害物の場所や材質により電波伝播状態が悪くなる場合があり、特に金属やコンクリートなど電波を遮蔽・吸収し易い素材に遮られた場所では、移動端末(無線LAN端末)の通信速度が大幅に低下することもある。また、会議や商品展示などの目的で限られた空間に多くの端末を移動して使用する状況では、通信負荷の増大や集中によって通信速度の著しい低下が生じる。
この問題に対して、従来から幾つかの回避策がある。特許文献1には、管理サーバを設けて無線LANアクセスポイントが転送するデータ通信の量を監視し、管理下のアクセスポイントが転送するデータ通信の量が閾値を越えるかどうか個別に判定し、閾値を越えたアクセスポイントがある場合には該アクセスポイント以外の通信経路候補への切替を行うものが記載されている。
特許文献2には、複数の指向性アンテナと、各アンテナに個別に接続された受信器とを備え、受信信号に対して伝送エラー発生率が低くかつ受信電波強度が大きい受信器を選択し、その受信器に接続されたアンテナから優先的に使用するものが記載されている。
特許文献3には、受信強度から適切な周波数チャネルを選択する方法も記載されている。
特開2000−69050号公報 特開平8−65223号公報 特開2001−77818号公報
しかしながら、前述した従来技術は、特定の無線経路の伝播状態が悪かったり、特定の端末との通信要求が増大したりした場合の決定的な解決策とはなっていない。
従来オフィス内などで利用される無線LANの一般的な構成を、図3に示す。
無線LANは、有線ネットワーク61で接続された無線LANアクセスポイント59、60と、無線LAN端末51〜58と、無線LANアクセスポイント59,60を接続する有線ネットワーク61とで構成されている。
図中の実線は有線ネットワーク接続で、破線は無線ネットワーク接続であることを示す。複数の端末51〜58を管理下におく無線LANアクセスポイント59、60を端末51〜58の数に応じて必要な台数設置し、各無線LANアクセスポイント59、60は基幹ネットワークである有線ネットワーク61に接続する。有線ネットワークの代表的な例としてイーサネット(登録商標)があげられる。以下、有線ネットワークをイーサネットと記す。
仮に特定の無線LANアクセスポイント59とその管理下にある端末51との間に障害物等が在り通信状態が悪い場合、無線LANアクセスポイント59は端末51との通信に多くの時間を割くことになり、その無線LANアクセスポイント59を経由するデータ通信の総合的なスループットを低下させ、通信品質の低下を招くことになる。
ここで、従来技術のように通信経路の切り替えを試みる場合には、無線LANアクセスポイント59、60がある程度密集した状態で設置されていてかつ経路切り替え先となるより良い通信品質を有する通信経路が必要となるが、無線LANアクセスポイント59、60が密集して設置されることは電波干渉問題の観点から好ましくない。また、アンテナ切り替えや周波数チャネル切り替えによる方法は、端末51〜58がアクセスポイントとは別の部屋にあって壁などの遮蔽物に囲まれていることにより電波強度の減衰が生じているような状況では効果が低い。
そこで、本発明の目的は、通信負荷を軽減させる無線LANアクセスポイントを提供することにある。
本発明は上記目的を達成するために創案されたものであり、第1の発明は、複数の端末と無線通信し、端末間のデータ伝送を中継する無線LANアクセスポイントにおいて、各無線端末の通信するデータ毎の通信頻度を検出する通信頻度検出部と、これらの通信頻度を基準として通信データの優先度を判定する優先度判定部と、その優先度に従い通信データを記憶するメモリ部と、端末からの要求に応じて前記記憶した通信データを送信する通信処理部とを備えたものである。
第2の発明は、上記通信処理部は、送信元端末から宛先端末へ中継しようとするデータが前記記憶した通信データを要求するデータである場合に、この要求データを宛先端末へは中継せず、前記記憶したデータを送信元端末へ送信するものである。
第3の発明は、上記優先度判定部は、優先度を判定する対象の通信データを通信している端末との通信品質を前記優先度の判定の基準に含めるものである。
本発明によれば、次のような優れた効果を発揮する。
本発明によれば、通信品質が悪い端末によるスループット低下の回避を実現することができる。
以下、本発明の好適実施の形態を添付図面にしたがって説明する。
図1は、本発明の好適実施の形態を示す構成図である。
図1の無線LANアクセスポイント1は、図2に示す無線LANにおいて使用される。なお、一般的にアクセスポイントとは、ネットワークなどでホストから遠く離れた場所に設置される中継点を指すが、以下ではアクセスポイント機能を有する機器をアクセスポイントと云う。
図1に示す無線LANアクセスポイント1は、筐体11内に、後述図2にて示す端末12〜25とのデータ通信を行う無線アンテナ2と、無線アンテナ2を介して端末12〜25からの通信データを送受信する通信処理部3と、通信データと記憶された後述メモリ部9のデータを比較し判定するキャッシュ判定部6と、通信処理部3から供給された通信状態情報を記憶する通信状態記憶部5と、後述する更新チェック部10の選択したデータをメモリ部9に読み書きするための指示を出すキャッシュ制御部8と、キャッシュ制御部8の指示により通信データが読み書きされるメモリ部9と、メモリ部9の記憶データの更新必要性の有無を判断しキャッシュ制御部8にその判断の結果を供給する更新チェック部10とから構成される。
通信処理部3には通信処理部3で行うデータ通信の通信頻度を検出する通信頻度検出部4が含まれる。キャッシュ判定部6には通信状態記憶部5に記憶した通信状態情報からメモリ部9に記憶するデータの優先度を判定する優先度判定部7が含まれる。
次に、図1に示す無線LANアクセスポイント1の各構成の機能について具体的に述べる。
無線LANアクセスポイント1の筐体11及び無線アンテナ2は、通常の市販品のアクセスポイントを構成する部材と同等のものである。筐体11は、無線LANアクセスポイント1の構成部材である通信処理部3、通信状態記憶部5、キャッシュ判定部6、キャッシュ制御部8、メモリ部9等を収納し、無線アンテナ2は端末12〜25との通信データを送受信するものである。
通信処理部3は、従来の無線通信部と同等機能であり無線アンテナ2を介して通信データを送受信する機能を有するほか、通信状態記憶部5に対して直前までの通信状態の問い合わせを行ったり、メモリ部9のキャッシュ内容をキャッシュ制御部8及びキャッシュ判定部6を介して受け取ったり、更新チェック部10に通信が行われたことを通知したりするものである。
通信状態記憶部5は、通信処理部3から供給される無線LANアクセスポイント1管理下の複数の端末12〜25との通信状態に関する情報を取得して記憶し、各端末12〜25とのスループットを通信頻度の高さとデータサイズ等から求め、そのスループットに基づいて後述の優先度σを優先度判定部7で判定する。
更新チェック部10は、優先度判定部7の判定結果を基に、キャッシュ制御部8に対して優先度σの高い通信データからメモリ部9に記憶(以下、メモリ部9への記憶のみをキャッシュと称する)するように指示する。
キャッシュ判定部6は、通信処理部3からの問い合わせに応じて通信データとメモリ部9にキャッシュされているキャッシュデータを比較して、通信データとメモリ部9にキャッシュされているキャッシュデータが一致する場合にキャッシュ制御部8に指示してメモリ部9のキャッシュデータを取得し、通信処理部3に供給する機能を有するものである。
通信頻度検出部4は、通信処理部3において行われた各端末12〜25との各種通信データを基に通信頻度を検出する。
優先度判定部7は、通信状態記憶部5に記憶した通信状態に関する情報をパラメータとして、個々の通信データに対してキャッシュの優先度σを算出する。通信状態に関する情報とは、優先度σを判定する対象としている各端末12〜25の対象データの通信頻度、通信データの更新頻度、対象データを供給する端末12〜25との単位時間当たりのパケット到達率等である。
優先度判定部7において、通信の優先度σを判定する式は次に示す通りである。
σ=(1/s)×m×n×(1/p)
ただし、上式の各パラメータは次に示す変数である。
σ:優先度(この値が大きいほど、優先してキャッシュされる。)
s:対象データを供給する端末との単位時間当たりのパケット到達率
m:対象データのサイズ
n:対象データの単位時間当たりのデータ通信頻度
p:対象データの単位時間当たりのデータ更新頻度
キャッシュ制御部8は、優先度判定部7で判定された通信データの優先度σに基づき、メモリ部9内のキャッシュデータ読み込み、書き込みを行い、また更新チェック部10からの定期的な指示に応じてメモリ部9内のデータ読み込みと書き込みを行う。
更新チェック部10は、通信処理部3で通信が行われたときに若しくは定期的にキャッシュデータの更新必要性を通信処理部3を通じキャッシュ判定部6に含まれる優先度判定部7に問い合わせる。
図1の無線LANアクセスポイント1を用いた無線LANの例を図2に示す。
図2に示す無線LANは、相互にデータ通信を行う端末12〜25と、端末12〜25の通信を中継する無線LANアクセスポイント1と、無線LANアクセスポイント1を接続するイーサネット27とで構成される。
端末12〜25は、展示会、会議等において部屋26において使用される事が一般的であり、端末12〜25が存在する場所に応じて適宜無線LANアクセスポイント1の中継により、また必要な場合はイーサネット27を経由し、通信データの伝送が行われる。
続いて、本発明による装置の動作アルゴリズムについて述べる。図2において、送信元端末12から宛先端末21に対してデータ送信要求が発生したとする。この場合、通常は、端末12から無線LANアクセスポイント1を経由して端末21まで端末12が要求データを示す通信データが流れ、通信データを受信した端末21からは要求されたデータが送信され無線LANアクセスポイント1を経由し端末12に通信データが到達するが、無線LANアクセスポイント1は端末12が要求したデータが以下の条件1、2を全て満たす場合には、端末21と実際のデータ通信を行わずに無線LANアクセスポイント1にキャッシュされているメモリ部9のキャッシュデータを端末12に対して送信する。
条件1、2をひとつでも満たさない場合には、メモリ部9内のキャッシュデータは使用せず、無線LANアクセスポイント1は端末21に対して通信データの要求を行う。
条件1:端末12が要求するデータがメモリ部9内にキャッシュされていること。
条件2:無線LANアクセスポイント1を通過する無線LAN通信のスループットが、優先度判定部7で求められた優先度σによりあらかじめ更新チェック部10で設定された閾値以上であること。
メモリ部9にキャッシュされるデータは、通信頻度が高くてかつ通信状態が悪い端末が提供するデータであるので、端末21と実際のデータ通信を行わずに無線LANアクセスポイント1にキャッシュされているメモリ部9のキャッシュデータを端末12に対して送信することにより、通信状態が悪い端末とアクセスする機会を減らし、無線LANの総合的なスループット低下を防ぐことができる。
端末12から端末21に対する通信の要求を受信し、要求の通信データを端末12に送信し終わった通信処理部3は、送信終了の通知及び送信されたデータの供給を更新チェック部10に行う。通知及び送信データを受け取った更新チェック部10は、通信処理部3に対してキャッシュデータ更新の問い合わせを行う。 この問い合わせに対して通信処理部3は通信状態記憶部5に優先度判定データを要求し通信状態記憶部5から優先度判定データの供給を受けた後、更新チェック部10に優先度判定データを供給する。優先度判定データの供給を受けた更新チェック部10は、あらかじめ設定した閾値と優先度判定データである優先度σを比較し、優先度σが設定された閾値以上である場合にはメモリ部9のキャッシュデータの更新が必要と判断し、キャッシュ制御部8に対して更新リクエストを行う。更新リクエストを受けたキャッシュ制御部8は、キャッシュ判定部6から通信処理部3にて送信を終えたデータをキャッシュデータとして優先度σの順に従いメモリ部9に書き込む。
更新チェック部10が、あらかじめ設定した閾値と優先度判定データである優先度σを比較し、優先度σが設定された閾値未満である場合にはキャッシュデータの更新は不要と判断し、キャッシュ制御部8に対して更新リクエストは行なわれない。
以下、図2を用いて無線LANに於ける図1に示す無線LANアクセスポイント1の動作を説明する。
いま端末12〜25の通信要求が無線LANアクセスポイント1を経由し特定の端末21になされる。
この通信要求に対して、特定の端末21への通信要求頻度が高いかまたは、特定の端末21の通信品質が無線通信経路(自由伝播空間)に存在する障害物等によって通信品質が低下している状態が発生し、このため特定の無線LANアクセスポイント1の通信負荷が増大する状況となったとする。
係る場合に、端末12から端末の通信要求が発生し、端末21への通信要求が無線LANアクセスポイント1において受信される。
無線LANアクセスポイント1の無線アンテナ2で受信された通信要求は、通信処理部3に供給され、通信処理部3は通信要求の内容に対する問い合わせを通信状態記憶部5に対して行う。問い合わせを受けた通信状態記憶部5は、係る通信状態の直前までの無線LANアクセスポイント1の通信管理下にある端末12〜25の通信状態に関する通信頻度及び通信品質情報を通信処理部3からの情報供給を受け、取得し記憶している。
通信状態記憶部5は記憶している通信頻度及び通信品質情報をキャッシュ判定部6に供給し、キャッシュ判定部6において通信データがメモリ部9にキャッシュされているキャッシュデータと一致するかを判定する。
キャッシュ判定部6が、メモリ部9内のキャッシュデータと要求された通信データが一致したと判定した場合には、通信要求が無線LANアクセスポイント1の通信負荷増大に影響することを示している。一致したという判定結果を元にキャッシュ判定部6はキャッシュ制御部8を経由して受け取ったメモリ部9内のキャッシュデータを通信処理部3に供給する。
メモリ部9内のキャッシュデータを受け取った通信処理部3は、キャッシュデータを無線アンテナ2を経由して、通信要求をなした端末12に送信し、端末12は端末12にある無線アンテナ(図中には、記さず)を介してキャッシュデータを受信する。
以上のように、端末12から通信品質が悪い端末21若しくは通信頻度の高い端末21(以下、特定対象端末21という)に対しての通信要求がなされ、通信要求を無線LANアクセスポイント1が受けた場合、メモリ部9においてキャッシュされた通信データと同じ通信データを端末12が要求したことが確認されたならば、通信要求を中継する無線LANアクセスポイント1は特定対象端末21から通信データを取得する代わりにメモリ部9にキャッシュされたキャッシュデータを端末12に対して送信することにより、通信品質の低い特定対象端末21との通信に掛かる時間を大幅に低減したり、特定対象端末21との通信回数を減らしたすることが出来るようになる。
一方、キャッシュ判定部6が通信処理部3の問い合わせに応じて、通信状態記憶部5が記憶している通信データとメモリ部9内にキャッシュされているキャッシュデータを比較判定した結果、一致しないと判定した場合には、無線LANアクセスポイント1は、特定対象端末21に通信データを要求するため、キャッシュ判定部6におけるデータ不一致の結果を通信処理部3に供給する。
判定不一致結果を受けた通信処理部3は、無線アンテナ2を介して特定対象端末21に対して通信データを要求する。無線LANアクセスポイント1から通信データの要求を受信した特定対象端末21は要求された通信データを無線LANアクセスポイント1に送信する。特定対象端末21から供給された新たな通信データを受信した無線LANアクセスポイント1は、通信データを要求した端末12に対して上記新しい通信データを送信する。
なお、メモリ部9内にキャッシュデータが存在しない場合には、キャッシュ判定部6は、通信状態記憶部5に記憶されている通信データとメモリ部9内のキャッシュデータが不一致であると判定し、特定対象端末21への通信データ要求を行う。
通信要求に対して端末12へ要求データを送信し終わった通信処理部3は、送信終了後、送信が終了したことを更新チェック部10及びキャッシュ判定部6にに通知すると共に、優先度判定部7に供給した際の通信状態の情報即ち通信頻度及び通信品質情報を通信状態記憶部5に供給する。供給を受けた優先度判定部7で優先度σを判定した後、通信状態記憶部に通信頻度及び通信品質情報、優先度σを供給し通信状態記憶部5に記憶する。
次に、無線LANアクセスポイント1におけるメモリ部9へのキャッシュデータのキャッシュ更新手順について説明する。
送信終了を通知された更新チェック部10は、通信処理部3に対してキャッシュデータ更新の問い合わせを行う。この問い合わせに対して通信処理部3は通信状態記憶部5に直前までの通信状態の問い合わせを行い、通信状態記憶部5から直前までの通信状態の情報即ち通信頻度及び通信品質情報から判定された優先度σ(優先度判定データ)の供給を受けた後、更新チェック部10に供給する。
優先度判定データの供給を受けた更新チェック部10は、あらかじめ設定した閾値と優先度判定データである優先度σを比較し、優先度σが設定された閾値以上である場合にはメモリ部9のキャッシュデータの更新が必要と判断し、キャッシュ制御部8に対して更新リクエストを行う。更新リクエストを受けたキャッシュ制御部8は、キャッシュ判定部6から通信処理部3にて送信を終えたデータをキャッシュデータとして優先度σの順に従いメモリ部9に書き込む。
あらかじめ設定された閾値と優先度判定データである優先度σを比較し、優先度σが設定された閾値未満である場合にはキャッシュデータの更新は不要と判断し、キャッシュ制御部8に対して更新リクエストは行なわれない。
また、上記通信処理部3が通信を行った時以外にも、更新チェック部10が定期的にメモリ部9のキャッシュデータについての更新チェックを行う。更新チェック部10から通信処理部3に対して更新チェックを通知し、通信処理部3を介して通信状態記憶部5に通信状態情報を要求する。更新チェック部10は受け取った通信状態情報優先度σとあらかじめ設定した閾値を比較し、キャッシュデータの更新が必要と判断した場合には、キャッシュ制御部8に指示して、メモリ部9のキャッシュデータの更新を行う。
以上まとめると、従来は送信元端末51〜58の通信要求毎に無線LANアクセスポイント59、60から必要な場合にはイーサネット61を経由して対象端末である宛先端末51〜58に対して通信データを要求していた。
これに対し本発明では、通信頻度が高いデータや通信品質の低下している経路に在る宛先端末12〜25の通信データを無線LANアクセスポイント1にキャッシュし、そのキャッシュした通信データを送信元端末12〜25に送信することが可能となった。
本発明は、会議や展示会などにおいて、利用される無線LANアクセスポイント1の設置場所と異なる部屋26に於いて使用される無線LANアクセスポイント1の管理下にある端末12〜25の移動、参加、離脱によって変化する通信品質の変化に対応し、無線LAN通信の総合的なスループットの低下を防ぐ利点がある。
無線LANアクセスポイントの装置構成を示す図である。 図1に示した無線LANアクセスポイント1の無線LAN構成を示す図である。 従来の一般的な無線LAN構成を示す図である。
符号の説明
1 無線LANアクセスポイント
2 無線アンテナ
3 通信処理部
4 通信頻度検出部
5 通信状態記憶部
6 キャッシュ判定部
7 優先度判定部
8 キャッシュ制御部
9 メモリ部
10 更新チェック部
11 無線LANアクセスポイントの筐体

Claims (3)

  1. 複数の端末と無線通信し、端末間のデータ伝送を中継する無線LANアクセスポイントにおいて、各無線端末の通信するデータ毎の通信頻度を検出する通信頻度検出部と、これらの通信頻度を基準として通信データの優先度を判定する優先度判定部と、その優先度に従い通信データを記憶するメモリ部と、端末からの要求に応じて前記記憶した通信データを送信する通信処理部とを備えたことを特徴とする無線LANアクセスポイント。
  2. 上記通信処理部は、送信元端末から宛先端末へ中継しようとするデータが前記記憶した通信データを要求するデータである場合に、この要求データを宛先端末へは中継せず、前記記憶したデータを送信元端末へ送信する請求項1記載の無線LANアクセスポイント。
  3. 上記優先度判定部は、優先度を判定する対象の通信データを通信している端末との通信品質を前記優先度の判定の基準に含めることを特徴とする請求項2記載の無線LANアクセスポイント。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2014188573A1 (ja) * 2013-05-23 2014-11-27 富士通株式会社 基地局、端末、及びスケジューリング方法
JP2016001779A (ja) * 2014-06-11 2016-01-07 株式会社リコー 携帯端末、データ取得方法、プログラム及び情報処理システム

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