JP4822414B2 - モバイルアドホックネットワークにおける端末のパケット中継方法、その端末及びプログラム - Google Patents

モバイルアドホックネットワークにおける端末のパケット中継方法、その端末及びプログラム Download PDF

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Description

本発明は、モバイルアドホックネットワークにおける端末のパケット中継方法、その端末及びプログラムに関する。
従来、モバイルアドホックネットワーク用の端末は、無線通信機能と、第1の端末から受信したデータパケットを第2の端末へ中継する中継機能とを有する。この端末を利用した具体例として「情報交換型運転支援システム」がある。このシステムは、端末が、自己の情報を含むデータパケットをネットワーク全体に発信するものであり、ブロードキャストの技術に基づく。他の端末は、互いに譲り合いながらデータパケットを中継することにより、ネットワーク全体にそのデータパケットを配信する。
このような端末が自動車に搭載された場合、端末は、その自動車の位置、速度、方向等の情報を含むデータパケットを周囲に発信する。他の端末から受信した情報をどのように扱うかは、その端末に任せられる。例えば、見通しの悪い交差点等で接近してくる他の自動車を、カーナビゲーションシステムに表示することもできる。
しかしながら、ある端末がデータパケットを発信した場合、そのデータパケットを受信した全ての端末が中継するとすると、通信量は膨大に増加することとなる。このような通信方式は「フラッディング」と称される。この技術は、データパケットを重複受信した際に、そのデータパケットを中継せずに破棄することによって、全体の通信量を抑えようとする。しかしながら、データパケットの重複送信は、結局、無線リソースを無断に消費することとなる。
そこで、中継端末として機能する端末数を、ネットワーク内で必要最小限とする方法が提案されている(例えば非特許文献1及び2参照)。
この方法の本質は、端末A−端末C、及び、端末B−端末Cの間で通信でき、端末A−端末の間は通信できない場合を想定している。
端末A−端末C−端末B
このとき、端末Cは、以下の条件を満足した場合に、端末A及び端末Bに対する中継端末となる。この場合、端末間で、「隣接端末が誰を知っているか」という情報を定期的に交換する必要がある。
・「自身(端末C)は、端末Aと端末Bとを知っている」
・「端末Aは端末Bを知らない」且つ「端末Bは端末Aを知らない」
具体的には、端末は、以下の情報の組を、定期的に、隣接端末全体に発信する必要がある。これら情報の組を含むパケットを受信した隣接端末は、そのパケットを更に中継するか否かを判断する。
・自端末の識別子
・自端末の隣接端末(1ホップ先の端末)の識別子
・それら隣接端末の隣接端末(2ホップ先の端末)の識別子
J. Wu, 「Extende Dominating-Set-Based Routing in AdHoc Wireless Networks with Unidirectional Links」、IEEE Trans. Paralelel andDistributed Systems、Vol.9、No.3、pp.189-200、2002年9月 Fei Dai及びJ. Wu、「An Extended Localized Algorithmfor Connected Dominating Set Formation in Ad Hoc Wireless Networks」、IEEE Trans.Parallel and Distributed Systems、Vol.15、No.10、2004年10月
しかしながら、非特許文献1及び2によれば、中継端末を必要最小限にすることができるけれども、2ホップ先の情報を交換するために、適用システムによっては情報量が膨大なものとなる。これは、ネットワーク全体のトラヒックを増大し、通信遅延を増大させる。特に、運転支援システムのようなリアルタイム性を要するシステムにおいては、通信遅延は極めて重大な課題となる。また、端末間の無線リンクの品質も考慮されておらず、データ中継の信頼性が確保されているとはいえない。
従って、本発明は、マルチホップ通信が可能なモバイルアドホックネットワークについて、中継端末を必要最小限にしつつ、1つの端末から発信された情報が、ネットワーク全体の中でできる限り少ない情報量で中継される、端末のパケット中継方法、その端末及びプログラムを提供することを目的とする。
本発明によれば、モバイルアドホックネットワークにおける複数の端末のパケット中継方法において、
各端末は、他の端末からデータパケットを受信した際に、当該データパケットに基づく送信元端末毎にパケット受信率及びホップ数を保持する受信履歴記録部を有し、
第1の端末が、宛先を第2の端末とするデータパケットを送信する第1のステップと、
第3の端末が、第1の端末からデータパケットを受信した際に、当該データパケットに基づいて受信履歴記録部に記録する第2のステップと、
第2の端末が、受信履歴記録部によれば、送信元を第1の端末とするパケット受信率が所定閾値よりも低い場合、中継要求先を第1の端末とする要求パケットを送信する第3のステップと、
第3の端末が、第2の端末から要求パケットを受信した際に、受信履歴記録部によれば、送信元を第1の端末とするパケット受信率が所定閾値よりも高い場合、第1の端末と第2の端末との間で中継端末として機能することを示す応答パケットを送信する第4のステップと、
第1又は第2の端末が、第3の端末によって中継されたデータパケットに基づく受信履歴記録部のホップ数よりも小さいホップ数のデータパケットを受信した際に、第3の端末に対して停止パケットを送信する第5のステップと
を有することを特徴とする。
本発明のパケット中継方法における他の実施形態によれば、
第4のステップについて、第3の端末が、応答パケットを送信する前に、他の端末から要求パケットに対する応答パケットを受信した場合、応答パケットを送信しないことも好ましい。
本発明のパケット中継方法における他の実施形態によれば、
第4のステップについて、第3の端末が、応答パケットを送信した後で、他の端末から要求パケットに対する応答パケットを受信した場合、両応答パケットの所定条件の大小関係を比較し、自身が送信した応答パケットが小となる場合、データパケットの中継をしないことも好ましい。
本発明のパケット中継方法における他の実施形態によれば、
受信履歴記録部に記録されていない端末からデータパケットを初めて受信した際に、該端末から要求パケットを受信したものとみなして、応答パケットを送信するべく第4のステップを実行することも好ましい。
本発明のパケット中継方法における他の実施形態によれば、
第4のステップについて、第2の端末は、複数の第3の端末から複数の応答パケットを受信した場合、いずれか1つの第3の端末のみを中継端末とし、その他の第3の端末に対して停止パケットを送信することも好ましい。
本発明によれば、モバイルアドホックネットワークについてデータパケットを中継する端末において、
送信元を第1の端末とし且つ宛先を第2の端末とするデータパケットを受信した際に、当該データパケットに基づく送信元端末毎にパケット受信率及びホップ数を保持する受信履歴記録手段と、
第2の端末から要求パケットを受信した際に、受信履歴記録手段によれば、送信元を第1の端末とするパケット受信率が所定閾値よりも高い場合、第1の端末と第2の端末との間で中継端末として機能することを示す応答パケットを送信する中継制御手段と、
第1又は第2の端末から受信し且つ宛先を第2又は第1の端末とするデータパケットを第2又は第1の端末へ送信するべく中継する中継手段と、
受信履歴記録部によれば、送信元を第1の端末とするパケット受信率が所定閾値よりも低い場合、中継要求先を第1の端末とする要求パケットを送信する中継要求手段と
を有し、
中継要求手段は、第1又は第2の端末が、中継端末によって中継されたデータパケットに基づく受信履歴記録部のホップ数よりも小さいホップ数のデータパケットを受信した際に、中継端末に対して停止パケットを送信する
ことを特徴とする。
本発明の端末における他の実施形態によれば、
中継制御手段は、応答パケットを送信する前に、他の端末から要求パケットに対する応答パケットを受信した場合、応答パケットを送信しないことも好ましい。
また、本発明の端末における他の実施形態によれば、
中継制御手段は、応答パケットを送信した後で、他の端末から要求パケットに対する応答パケットを受信した場合、両応答パケットの所定条件の大小関係を比較し、自身が送信した応答パケットが小となる場合、データパケットの中継をしないことも好ましい。
更に、本発明の端末における他の実施形態によれば、
受信履歴記録手段に記録されていない端末からデータパケットを初めて受信した場合、該端末から要求パケットを受信したものとみなして、応答パケットを送信するべく、中継制御手段を機能させることも好ましい。
更に、本発明の端末における他の実施形態によれば、
中継要求手段は、複数の端末から複数の応答パケットを受信した場合、いずれか1つの端末のみを中継端末とし、その他の端末に対して停止パケットを送信することも好ましい。
本発明によれば、モバイルアドホックネットワークについてデータパケットを中継する端末に搭載されたコンピュータを機能させるプログラムにおいて、
送信元を第1の端末とし且つ宛先を第2の端末とするデータパケットを受信した際に、当該データパケットに基づく送信元端末毎にパケット受信率及びホップ数を保持する受信履歴記録手段と、
第2の端末から要求パケットを受信した際に、受信履歴記録手段によれば、送信元を第1の端末とするパケット受信率が所定閾値よりも高い場合、第1の端末と第2の端末との間で中継端末として機能することを示す応答パケットを送信する中継制御手段と、
第1又は第2の端末から受信し且つ宛先を第2又は第1の端末とするデータパケットを第2又は第1の端末へ送信するべく中継する中継手段と、
受信履歴記録部によれば、送信元を第1の端末とするパケット受信率が所定閾値よりも低い場合、中継要求先を第1の端末とする要求パケットを送信する中継要求手段と
してコンピュータを機能させ、
中継要求手段は、第1又は第2の端末が、中継端末によって中継されたデータパケットに基づく受信履歴記録部のホップ数よりも小さいホップ数のデータパケットを受信した際に、中継端末に対して停止パケットを送信する
ようにコンピュータを機能させることを特徴とする。
本発明によれば、マルチホップ通信が可能なモバイルアドホックネットワークについて、中継端末を必要最小限にしつつ、1つの端末から発信された情報が、ネットワーク全体の中でできる限り少ない情報量で中継される。これにより、ネットワーク全体のトラヒックを減少させ、通信遅延を低減させる。特に、運転支援システムのようなリアルタイム性を要するシステムにおいては、通信遅延を短縮することができ、通信帯域の有効利用も可能となる。
以下では、図面を用いて、本発明を実施するための最良の形態について詳細に説明する。
図1は、本発明におけるMACヘッダの構成図である。
MACヘッダの構成は、既存部と、拡張部と、送信情報部とを有する。既存部は、「パケット種別」「ホップ数」「シーケンス番号」を含む。
「パケット種別」は、以下の分類を備える。本発明の特徴の1つである。
・「REQ(Request)パケット」:ある端末からのパケット受信率が所定閾値よりも低い場合、その端末からのデータパケットについて隣接端末に対して中継端末となることを要求する。
・「REP(Reply)パケット」:REQパケットを受信した際に、中継を要求された端末からのデータパケットの受信記録がある場合に、中継端末として機能することを応答する。
・「STP(Stop)パケット」:複数の端末からREPパケットを受信した際に、重複中継を避けるために、中継させたくない端末へ中継端末としての機能の停止を要求する。
・「DATAパケット」:送信情報を含むデータパケットである。
「ホップ数」は、データ源端末がデータパケットを送信する場合「0」とし、中継する場合に1増分される。
「シーケンス番号」は、データ源端末がデータパケットを送信する際に1増分される(設定範囲は0〜255)。中継するデータパケットに対しては、そのまま用いる。
拡張部は、「データ源ID」「中継要求データ源ID」「送信元ID」「要求元ID」「送信元ホップ数」を含む。
「データ源ID」は、DATAパケットを送信した源となる端末のIDである。端末が、発信元としてデータパケットを送信する際に、自端末のID(識別子)を設定する。中継するデータパケットに対しては、そのまま用いる。
「中継要求データ源ID」は、制御パケットのみが用いるものであり、中継して欲しいデータ源端末のIDを設定する。
「送信元ID」は、その制御パケットの送信元端末のIDを設定する。従って、DATAパケットを中継端末から受信した場合、その中継端末のIDとなる。STPパケットの場合、REP送信元端末のID又はワイルドカード(0xFFFF)を設定する。
「要求元ID」は、REPパケット及びSTPパケットを送信する際に、REQパケットの送信元端末のIDを設定する。
「送信元ホップ数」は、REQ及びREPパケットを送信する際に、自端末から中継要求データ源IDの端末までのホップ数を設定する。ホップ数は、データ源IDの端末から経由した中継端末の数である。ここで、後述する受信履歴記録部に含まれる中継要求データ源IDのホップ数を用いる。
図1によれば、送信情報として、「情報交換型運転支援システム」に含まれる情報が具体的に記載されている。これら情報は、適用されるシステムによって異なる。
端末は、受信履歴記録部を有し、DATAパケットを受信した際に以下の情報を記録する。
Figure 0004822414
パケット受信率は、データ源IDから直接的に受信されたDATAパケットが受信された率である。DATAパケットが所定時間間隔で定期的に送信される場合、DATAパケットの受信回数と経過時間とによってパケット受信率が算出される。
図2は、本発明の基本パターンとなる第1のシーケンス図である。
図2によれば、データ源端末は端末Aであって、端末A−端末Bの間と端末B−端末Cとの間は、無線リンクの強度が強く、パケット受信率も高い。一方、端末A−端末Cの間は、無線リンクの強度が弱く、パケット受信率も低い。
各端末が送信するパケットは、以下のように図2に記載されている。
[パケット種別,ホップ数,シーケンス番号,データ源ID,
中継要求データ源ID,送信元ID,要求元ID,送信元ホップ数]
(S201)端末Aは、シーケンス番号1とするDATAパケットを送信する。
[DATA,0,1,A,−,−,−,−]
ホップ数:0、シーケンス番号:1、データ源ID:A
このDATAパケットは、端末Bには受信されたが、端末Cには受信されなかったとする。
(S202)端末Cは、端末Aの存在を知っているものの、端末Aからのパケット受信率が所定閾値以下となった場合には、隣接端末に中継端末として動作してもらうべく、中継要求データ源IDを「端末A」とするREQパケットを送信する。
[REQ,0,1,C,A,C,−,1]
ホップ数:0、シーケンス番号:1、データ源ID:C
中継要求データ源ID:A、送信元ID:C
送信元ホップ数:1
(S203)端末Bは、端末CからREQパケットを受信すると、受信履歴記録部を検索する。そして、端末Bは、端末Aをデータ源IDとするDATAパケットを以前に受信していたか否か検索する。端末AからDATAパケットを受信していた場合、端末Bは、端末Aと端末Cとの間で中継端末として機能するべく、中継要求データ源IDを「端末A」とするREPパケットを送信する。
[REP,0,1,B,A,B,C,1]
ホップ数:0、シーケンス番号:1、データ源ID:B
中継要求データ源ID:A、送信元ID:B
要求元ID:C、送信元ホップ数:1
(S204)次に、端末Aは、シーケンス番号2とするDATAパケットを送信する。
[DATA,0,2,A,−,−,−,−]
ホップ数:0、シーケンス番号:2、データ源ID:A
端末Aから送信されたこのDATAパケットは、端末Bには受信される。
(S205)端末Bは、端末Aから受信したDATAパケットを中継するために、更にブロードキャストする。これにより、このDATAパケットは、端末Cによって受信される。
[DATA,1,2,A,−,−,−,−]
ホップ数:1、シーケンス番号:2、データ源ID:A
図3は、本発明における第2のシーケンス図である。
図3によれば、データ源端末は端末Aであって、端末A−端末B、端末A−端末C、端末B−端末C、端末B−端末D、及び、端末C−端末Dの間は、無線リンクの強度が強く、パケット受信率も高い。一方、端末A−端末Dの間は、無線リンクの強度が弱く、パケット受信率も低い。
図3によれば、端末Aから送信されたDATAパケットを端末Dまで中継するために、端末B及び端末Cのいずれも中継端末となり得る。ここでは、端末B及び端末Cが重複して中継端末となることを回避する必要がある。
(S301)端末Aは、シーケンス番号1とするDATAパケットを送信する。
[DATA,0,1,A,−,−,−,−]
ホップ数:0、シーケンス番号:1、データ源ID:A
このDATAパケットは、端末B及び端末Cには受信されたが、端末Dには受信されなかったとする。
(S302)端末Dは、端末Aの存在を知っているものの、端末Aからのパケット受信率が所定閾値以下になった場合に、隣接端末に中継端末として動作してもらうべく、中継要求データ源IDを「端末A」とするREQパケットを送信する。
[REQ,0,1,D,A,D,−,1]
ホップ数:0、シーケンス番号:1、データ源ID:D
中継要求データ源ID:A、送信元ID:D
送信元ホップ数:1
端末Dから送信されたこのREQパケットは、端末B及び端末Cには受信されたが、端末Aには受信されなかったとする。
(S303)端末Bは、端末DからREQパケットを受信すると、受信履歴記録部を検索し、端末Aをデータ源IDとするDATAパケットを以前に受信していたか否かを検索する。端末AからDATAパケットを受信していた場合、端末Bは、端末Aと端末Dとの間で中継端末として機能するべく、中継要求データ源IDを「端末A」とするREPパケットを送信する。
[REP,0,1,B,A,B,D,1]
ホップ数:0、シーケンス番号:1、データ源ID:B
中継要求データ源ID:A、送信元ID:B
要求元ID:D、送信元ホップ数:1
ここで、端末Cは、REPパケットを送信する前に、端末BからのREPパケットを受信した場合、自らのREPパケットの送信を取りやめる。REQパケットを受信した複数の端末が、重複中継することを避けるためである。
他の実施形態として、端末Cは、REPパケットを送信した後で、端末BからREPパケットを受信した場合、両応答パケットの所定条件の大小関係を比較し、自身が送信した応答パケットが小となる場合、データパケットの中継をしないようにする。ここで、所定条件とは、REPパケットを送信した端末のIDであってもよい。即ち、絶対的にいずれか一方が決定されることを要する。端末CのIDが、端末BのIDよりも、番号的に小さければ、端末Cは、REPパケットを送信しているけれども、データパケットの中継はしないように制御される。
(S304)次に、端末Aは、以下のようなDATAパケットを送信する。
[DATA,0,2,A,−,−,−,−]
ホップ数:0、シーケンス番号:2、データ源ID:A
端末Aから送信されたこのDATAパケットは、端末B及び端末Cには受信される。
(S305)端末Bは、端末Aから受信したDATAパケットを中継し、更にブロードキャストする。これにより、このDATAパケットは、端末Dによって受信される。
[DATA,1,2,A,−,−,−,−]
ホップ数:1、シーケンス番号:2、データ源ID:A
図4は、本発明における第3のシーケンス図である。
図4によれば、データ源端末は端末Aであって、端末A−端末B、端末A−端末C、端末B−端末D、及び、端末C−端末Dの間は、無線リンクの強度が強く、パケット受信率も高い。一方、端末A−端末Dの間は、無線リンクの強度が弱く、パケット受信率も低い。更に、端末B−端末Cの間には、障害物等があって、隠れ端末問題が生じているとする。
図4によれば、端末Aから送信されたDATAパケットを端末Dまで中継するために、端末B及び端末Cのいずれも中継端末となり得る。ここでは、端末B及び端末Cが重複して中継端末となることを回避する必要がある。
(S401)S301と全く同様である。
(S402)S302と全く同様である。
(S403)S303と全く同様である。尚、端末Bが送信したREPパケットは、端末Cによって受信できない。
(S404)端末Cは、端末DからREQパケットを受信すると、受信履歴記録部を検索し、端末Aをデータ源IDとするDATAパケットを以前に受信していたか否かを検索する。端末AからDATAパケットを受信していた場合、端末Cは、端末Aと端末Dとの間で中継端末として機能するべく、中継要求データ源IDを「端末A」とするREPパケットを送信する。
[REP,0,1,C,A,C,D,1]
ホップ数:0、シーケンス番号:1、データ源ID:C
中継要求データ源ID:A、送信元ID:C
要求元ID:D、送信元ホップ数:1
尚、端末Cが送信したREPパケットは、端末Bによって受信できない。
(S405)端末Aは、端末BからのREPパケットと、端末CからのREPパケットとを重複して受信することとなる。端末Aは、重複中継を避けるために、2番目にREPパケットを受信した端末Cに対して、STPパケットを送信する。
[STP,0,2,A,A,C,D,−]
ホップ数:0、シーケンス番号:2、データ源ID:A
中継要求データ源ID:A、送信元ID:C
要求元ID:D
STPパケットを受信した端末Cは、データ源IDを「端末A」とするデータパケットについて中継を停止する。
(S406)次に、端末Aは、以下のようなDATAパケットを送信する。
[DATA,0,3,A,−,−,−,−]
ホップ数:0、シーケンス番号:3、データ源ID:A
端末Aから送信されたこのDATAパケットは、端末B及び端末Cには受信される。
(S407)端末Bは、端末Aから受信したDATAパケットを中継し、更にブロードキャストする。これにより、このDATAパケットは、端末Dによって受信される。
[DATA,1,3,A,−,−,−,−]
ホップ数:1、シーケンス番号:3、データ源ID:A
図5は、REQパケットを受信したものとみなすことによって簡単化されたシーケンス図である。
(S501)端末Aは、シーケンス番号1とするDATAパケットを送信する。
[DATA,0,1,A,−,−,−,−]
ホップ数:0、シーケンス番号:1、データ源ID:A
端末Aから送信されたこのDATAパケットは、端末Bには受信されたが、端末Cには受信されなかったとする。
端末Bは、端末AからDATAパケットを受信すると、受信履歴記録部のデータ源IDに端末Aが記録されているか否かを検索する。ここで、受信履歴記録部には、データ源IDとして端末Aは記録されてなかったとする。これにより、端末Bにとって、端末AからのDATAパケットは、初めて受信されたものであることが認識される。
(S502)端末Bは、以下の2つの動作をする。
・新規データ源ID(端末A)からREQパケットを受信したものとして動作。
(中継要求データ源ID=受信済みデータ源)
・各受信済みデータ源ID(端末C)からREQパケットを受信したものとして動作。
(中継要求データ源ID=新規受信データ源ID)
端末Bは、要求元IDを「端末A」とするREPパケットを送信する。
[REP,0,1,B,C,B,A,1]
ホップ数:0、シーケンス番号:1、データ源ID:B
中継要求データ源ID:C、送信元ID:B
要求元ID:A、送信元ホップ数:1
これにより、端末Bは、端末Aから送信されたDATAパケットを、端末Cへ中継する。
(S503)また、端末Bは、要求元IDを「端末C」とするREPパケットを送信する。
[REP,0,1,B,C,B,C,1]
ホップ数:0、シーケンス番号:1、データ源ID:B
中継要求データ源ID:C、送信元ID:B
要求元ID:C、送信元ホップ数:1
これにより、端末Bは、端末Cから送信されたDATAパケットを、端末Aへ中継する。
(S504)端末Cは、シーケンス番号1とするDATAパケットを送信する。
[DATA,0,1,C,−,−,−,−]
ホップ数:0、シーケンス番号:1、データ源ID:C
このDATAパケットは、端末Bに受信される。
(S505)端末Bは、端末Cから受信したDATAパケットを中継するために、更にブロードキャストする。これにより、このDATAパケットは、端末Aによって受信される。
[DATA,1,1,C,−,−,−,−]
ホップ数:1、シーケンス番号:1、データ源ID:C
(S506)端末Aは、シーケンス番号2とするDATAパケットを送信する。
[DATA,0,2,A,−,−,−,−]
ホップ数:0、シーケンス番号:2、データ源ID:A
このDATAパケットは、端末Bに受信される。
(S507)端末Bは、端末Aから受信したDATAパケットを中継するために、更にブロードキャストする。これにより、このDATAパケットは、端末Aによって受信される。
[DATA,1,2,A,−,−,−,−]
ホップ数:1、シーケンス番号:2、データ源ID:A
図6は、データ源端末が接近することによって中継を停止するためのシーケンス図である。
(S601)端末Aは、シーケンス番号2とするDATAパケットを送信している。そのDATAパケットは、端末Bには受信されるが、端末Cには受信されない。
(S602)端末Bは、そのDATAパケットを中継するために更にブロードキャストする。これにより、そのDATAパケットは、端末Cに受信される。
(S603)その後、端末Aと端末Cとが接近し、強いリンクによって接続されたとする。このとき、端末Aが送信したシーケンス番号5のDATAパケットは、端末Cにも直接的に受信される。
端末Cは、DATAパケットを受信すると、受信履歴記録部を検索する。受信履歴記録部には、「送信元ID:B、データ源ID:A、ホップ数:1」の記録がなされている。ここで、端末Cが受信した、端末AからのDATAパケットは、「送信元ID:A、データ源ID:A、ホップ数:0」である。そうすると、ホップ数が小さいDATAパケットが受信されたので、端末Bが中継する必要がなくなる。
(S604)端末Cは、STPパケットを端末Bへ送信する。
[STP,0,1,C,A,0xFFFF,C,−]
ホップ数:0、シーケンス番号:1、データ源ID:C
中継要求データ源ID:A、送信元ID:0xFFFF
要求元ID:C、送信元ホップ数:−
STPパケットを受信した端末Bは、端末Aからのデータパケットの中継を停止する。
(S605)端末Cは、STPパケットを送信したものの、端末Bから中継されたデータパケットを受信する場合もある。この場合、重複パケットを受信したこととなるので、端末Bによって中継されたデータパケットは廃棄される。
図7は、本発明における端末の機能構成図である。
図7によれば、端末1は、データ送受信部10と、受信履歴記録部11と、中継制御部12と、中継部13と、中継要求部14とを有する。これら機能は、端末に搭載されたコンピュータを機能させるプログラムによっても実現できる。
データ送受信部10は、データパケットを送受信するものであり、受信されたデータパケットの受信履歴を受信履歴記録部11へ記録する。
受信履歴記録部11は、前述した表1に表されたように、受信されたデータパケットを記録する。
中継制御部12は、他の端末から中継端末となることを要求する要求パケットを受信した際に、受信履歴記録部11を参照する。中継制御部12は、要求パケットが第1の端末からのデータパケットの中継を要求するものであって、第1の端末からのデータパケットの受信記録がある場合、中継端末として機能することを示す応答パケットを送信する。また、受信履歴記録部に記録されていない端末からデータパケットを受信した際に、その端末から要求パケットを受信したものとみなして、応答パケットを送信する。
中継部13は、中継制御部12の制御によって、データパケット毎に中継の開始/停止を制御する。
中継要求部14は、受信履歴記録部に記録されている、あるデータ源IDのパケット受信率が所定閾値よりも低い場合、隣接端末に対して中継端末となることを要求する要求パケットを送信する。また、中継要求部14は、要求パケットを送信した後に、複数の隣接端末から応答パケットを受信した場合、いずれか1つの隣接端末のみを中継端末とし、その他の隣接端末に対して停止パケットを送信する。
以上、詳細に説明したように、本発明によれば、マルチホップ通信が可能なモバイルアドホックネットワークについて、中継端末を必要最小限にしつつ、1つの端末から発信された情報が、ネットワーク全体の中でできる限り少ない情報量で中継される。これにより、ネットワーク全体のトラヒックを減少させ、通信遅延を低減させる。特に、運転支援システムのようなリアルタイム性を要するシステムにおいては、通信遅延を短縮することができ、通信帯域の有効利用も可能となる。
前述した本発明における種々の実施形態によれば、本発明の技術思想及び見地の範囲における種々の変更、修正及び省略を、当業者によれば容易に行うことができる。前述の説明はあくまで例であって、何ら制約しようとするものではない。本発明は、特許請求の範囲及びその均等物として限定するものにのみ制約される。
本発明におけるMACヘッダの構成図である。 本発明の基本パターンとなる第1のシーケンス図である。 本発明における第2のシーケンス図である。 本発明における第3のシーケンス図である。 REQパケットを受信したものとみなすことによって簡単化されたシーケンス図である。 データ源端末が接近することによって中継を停止するためのシーケンス図である。 本発明における端末の機能構成図である。
符号の説明
1 端末
10 データ送受信部
11 受信履歴記録部
12 中継制御部
13 中継部
14 中継要求部

Claims (11)

  1. モバイルアドホックネットワークにおける複数の端末のパケット中継方法において、
    各端末は、他の端末からデータパケットを受信した際に、当該データパケットに基づく送信元端末毎にパケット受信率及びホップ数を保持する受信履歴記録部を有し、
    第1の端末が、宛先を第2の端末とするデータパケットを送信する第1のステップと、
    第3の端末が、第1の端末から前記データパケットを受信した際に、当該データパケットに基づいて前記受信履歴記録部に記録する第2のステップと、
    第2の端末が、前記受信履歴記録部によれば、送信元を第1の端末とするパケット受信率が所定閾値よりも低い場合、中継要求先を第1の端末とする要求パケットを送信する第3のステップと、
    第3の端末が、第2の端末から前記要求パケットを受信した際に、前記受信履歴記録部によれば、送信元を第1の端末とするパケット受信率が所定閾値よりも高い場合、第1の端末と第2の端末との間で中継端末として機能することを示す応答パケットを送信する第4のステップと、
    第1又は第2の端末が、第3の端末によって中継されたデータパケットに基づく前記受信履歴記録部のホップ数よりも小さいホップ数のデータパケットを受信した際に、第3の端末に対して停止パケットを送信する第5のステップと
    を有することを特徴とするパケット中継方法。
  2. 第4のステップについて、第3の端末が、前記応答パケットを送信する前に、他の端末から前記要求パケットに対する応答パケットを受信した場合、前記応答パケットを送信しないことを特徴とする請求項1に記載のパケット中継方法。
  3. 第4のステップについて、第3の端末が、前記応答パケットを送信した後で、他の端末から前記要求パケットに対する応答パケットを受信した場合、両応答パケットの所定条件の大小関係を比較し、自身が送信した前記応答パケットが小となる場合、データパケットの中継をしないことを特徴とする請求項1又は2に記載のパケット中継方法。
  4. 前記受信履歴記録部に記録されていない端末からデータパケットを初めて受信した際に、該端末から前記要求パケットを受信したものとみなして、前記応答パケットを送信するべく第4のステップを実行することを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載のパケット中継方法。
  5. 第4のステップについて、第2の端末は、複数の第3の端末から複数の応答パケットを受信した場合、いずれか1つの第3の端末のみを中継端末とし、その他の第3の端末に対して停止パケットを送信することを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載のパケット中継方法。
  6. モバイルアドホックネットワークについてデータパケットを中継する端末において、
    送信元を第1の端末とし且つ宛先を第2の端末とするデータパケットを受信した際に、当該データパケットに基づく送信元端末毎にパケット受信率及びホップ数を保持する受信履歴記録手段と、
    第2の端末から要求パケットを受信した際に、前記受信履歴記録手段によれば、送信元を第1の端末とするパケット受信率が所定閾値よりも高い場合、第1の端末と第2の端末との間で中継端末として機能することを示す応答パケットを送信する中継制御手段と、
    第1又は第2の端末から受信し且つ宛先を第2又は第1の端末とするデータパケットを第2又は第1の端末へ送信するべく中継する中継手段と、
    前記受信履歴記録部によれば、送信元を第1の端末とするパケット受信率が所定閾値よりも低い場合、中継要求先を第1の端末とする要求パケットを送信する中継要求手段と
    を有し、
    前記中継要求手段は、第1又は第2の端末が、中継端末によって中継されたデータパケットに基づく前記受信履歴記録部のホップ数よりも小さいホップ数のデータパケットを受信した際に、中継端末に対して停止パケットを送信する
    ことを特徴とする端末。
  7. 前記中継制御手段は、前記応答パケットを送信する前に、他の端末から前記要求パケットに対する応答パケットを受信した場合、前記応答パケットを送信しないことを特徴とする請求項に記載の端末。
  8. 前記中継制御手段は、前記応答パケットを送信した後で、他の端末から前記要求パケットに対する応答パケットを受信した場合、両応答パケットの所定条件の大小関係を比較し、自身が送信した前記応答パケットが小となる場合、データパケットの中継をしないことを特徴とする請求項6又は7に記載の端末。
  9. 前記受信履歴記録手段に記録されていない端末からデータパケットを初めて受信した場合、該端末から前記要求パケットを受信したものとみなして、前記応答パケットを送信するべく、前記中継制御手段を機能させることを特徴とする請求項6から8のいずれか1項に記載の端末。
  10. 前記中継要求手段は、複数の端末から複数の応答パケットを受信した場合、いずれか1つの端末のみを中継端末とし、その他の端末に対して停止パケットを送信することを特徴とする請求項6から9のいずれか1項に記載の端末。
  11. モバイルアドホックネットワークについてデータパケットを中継する端末に搭載されたコンピュータを機能させるプログラムにおいて、
    送信元を第1の端末とし且つ宛先を第2の端末とするデータパケットを受信した際に、当該データパケットに基づく送信元端末毎にパケット受信率及びホップ数を保持する受信履歴記録手段と、
    第2の端末から要求パケットを受信した際に、前記受信履歴記録手段によれば、送信元を第1の端末とするパケット受信率が所定閾値よりも高い場合、第1の端末と第2の端末との間で中継端末として機能することを示す応答パケットを送信する中継制御手段と、
    第1又は第2の端末から受信し且つ宛先を第2又は第1の端末とするデータパケットを第2又は第1の端末へ送信するべく中継する中継手段と、
    前記受信履歴記録部によれば、送信元を第1の端末とするパケット受信率が所定閾値よりも低い場合、中継要求先を第1の端末とする要求パケットを送信する中継要求手段と
    してコンピュータを機能させ、
    前記中継要求手段は、第1又は第2の端末が、中継端末によって中継されたデータパケットに基づく前記受信履歴記録部のホップ数よりも小さいホップ数のデータパケットを受信した際に、中継端末に対して停止パケットを送信する
    ようにコンピュータを機能させることを特徴とする端末用のプログラム。
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