JP2005181814A - パターン形成方法 - Google Patents

パターン形成方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2005181814A
JP2005181814A JP2003424563A JP2003424563A JP2005181814A JP 2005181814 A JP2005181814 A JP 2005181814A JP 2003424563 A JP2003424563 A JP 2003424563A JP 2003424563 A JP2003424563 A JP 2003424563A JP 2005181814 A JP2005181814 A JP 2005181814A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pattern
resist film
cyclodextrin
chloride
resist
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2003424563A
Other languages
English (en)
Inventor
Masataka Endo
政孝 遠藤
Masaru Sasako
勝 笹子
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP2003424563A priority Critical patent/JP2005181814A/ja
Priority to EP04029998A priority patent/EP1553454A2/en
Priority to US11/013,474 priority patent/US20050158672A1/en
Priority to CN200410081725.4A priority patent/CN1638037A/zh
Publication of JP2005181814A publication Critical patent/JP2005181814A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Images

Abstract

【課題】 現像時の溶液によるレジストパターンに対する表面張力を低減して、微細化されたレジストパターンのパターン倒れを防止できるようにする。
【解決手段】基板201上にレジスト膜202を形成し、形成したレジスト膜202に露光光203を選択的に照射してパターン露光を行なう。その後、パターン露光されたレジスト膜202に対して現像液205で現像を行ない、現像されたレジスト膜202をシクロデキストリンを含むリンス液206でリンスすることにより、レジスト膜202から、微細化され且つパターン倒れがないレジストパターン202aを得る。
【選択図】 図2

Description

本発明は、半導体装置の製造プロセス等において用いられるパターン形成方法に関する。
半導体集積回路の大集積化及び半導体素子のダウンサイジングに伴って、リソグラフィ技術に求められる性能はますます大きくなっている。特にパターンの微細化を図るために、現在のところ、露光光に水銀ランプ、KrFエキシマレーザ又はArFエキシマレーザ等を用いる光リソグラフィによりパターン形成が行なわれていると共に、より短波長であるF2 レーザの使用も検討されている。また、同時に露光装置のNA(開口数)を大きくするように検討がなされている。
以下、従来のパターン形成方法について図6(a)〜図6(d)及び図7(a)、図7(b)を参照しながら説明する。
まず、以下の組成を有するポジ型の化学増幅型レジスト材料を準備する。
ポリ((ノルボルネン−5−メチレン-t-ブチルカルボキシレート)(50mol%)−(無水マレイン酸)(50mol%))(ベースポリマー)…………………………………………………2g
トリフェニルスルフォニウムトリフラート(酸発生剤)………………………0.06g
プロピレングリコールモノメチルエーテルアセテート(溶媒)……………………20g
次に、図6(a)に示すように、基板1の上に前記の化学増幅型レジスト材料を塗布して、0.5μmの厚さを持つレジスト膜2を形成する。
次に、図6(b)に示すように、NAが0.68であるArFエキシマレーザよりなる露光光3をマスク4を介してレジスト膜2に照射してパターン露光を行なう。
次に、図6(c)に示すように、パターン露光が行なわれたレジスト膜2に対して、ホットプレートにより100℃の温度下で60秒間加熱する(露光後ベーク)。
次に、図6(d)に示すように、加熱されたレジスト膜2に対して、2.38wt%のテトラメチルアンモニウムハイドロキサイド現像液により現像する。
次に、図7(a)に示すように、現像されたレジスト膜2を水よりなるリンス液6でリンスを行なうと、図7(b)に示すように、レジスト膜2の未露光部よりなり0.09μmのライン幅を有するレジストパターン2aを得られる。
特許第3343219号公報 H. Namatsu, K. Yamazaki and K. Kurihara, "Supercritical resist dryer", J. Vac. Sci. Technol., B18, P.780 (2000)
ところが、図7(b)に示すように、従来のパターン形成方法により得られるレジストパターン2aは、露光光3の短波長化や高NA化により微細化は達成されるものの、パターンが倒れてしまうという不具合が生じる。以下、このようなパターンが倒れる現象をパターン倒れと呼ぶ。
このパターン倒れは、通常、リンス液6が乾燥する際の表面張力が、互いに隣接するパターン同士の間に働くが、該パターンが微細化して、アスペクト比が大きくなると、隣接するパターン同士がリンス液6の表面張力に耐えられなくなって生じる(例えば、非特許文献1を参照。)。
非特許文献1によると、図8に示すように、レジストパターン2aを倒す力σは、下記の式(1)で表わされる。
σ=(6γcosθ/D)(H/W)2 …(1)
ここで、γは表面張力を表わし、θは表面張力の向きとレジストパターンの側面とのなす角度を表わし、Dは互いに隣接するパターン同士の間隔を表わし、Hはレジストパターンの高さを表わし、Wはレジストパターンの幅を表わす。
レジストパターンの高さH、幅W及び間隔Dはデバイスの設計値であり、これらの設計値を変更することは本質的ではない。従って、倒す力σは表面張力γを小さくする以外にはなく、現像時にレジストパターンに影響を与える溶液の表面張力γを低減する必要がある。
前記に鑑み、本発明は、現像時の溶液によるレジストパターンに対する表面張力を低減して、微細化されたレジストパターンのパターン倒れを防止できるようにすることを目的とする。
本願発明者らは、レジストパターンのパターン倒れを引き起こす溶液の表面張力を低減する方法を種々検討した結果、以下のような知見を得ている。すなわち、図1に示すように、基板101上に形成されたレジストパターン102aにシクロデキストリン103を付着させておくと、現像液又はリンス液よりなる溶液104の表面張力が小さくなるというものである。
シクロデキストリンはその構造が台形状(バケツ状)に歪んだ円筒形状を有しており、複数の水酸基が円筒の外側に向かって配列し、また疎水性基が円筒形状の内部配列している。すなわち、シクロデキストリンは、円筒形状の内部に疎水性化合物を包接しながら、該円筒形状の外側に配列する親水基によって、化合物としては親水性に富んだ性質を示す。このように、歪んだ構造を持つオリゴマーであるシクロデキストリンのような包接化合物が、豊富な親水基を有していることによって、溶液104の乾燥時の表面張力を低減することができる。
従って、レジストパターン102aの表面に、親水基を有する化合物を付着させておくと、溶液104とレジストパターン102aとの相互作用により、溶液104がレジストパターン102aから除去される際に該溶液104が移動する方向に引きつけようとする力、すなわち表面張力γを弱めることができる。これは、レジストパターン102aは比較的に疎水性を強く示す化合物からなるため、このような疎水性を帯びた化合物と親水基との間における相互作用は、互いに引きつけ合う力よりも互いに反発する力の方が強くなって、溶液の移動にレジストパターン102aが追随しにくくなるからである。従って、このような現象により、現像後に生じるパターン倒れを防止することができる。
例えば、リンス液にシクロデキストリンを添加する場合には、上記のようなリンス液に対する表面張力を低減する効果が得られ、また、現像液にシクロデキストリンを添加する場合には、現像時にレジストパターン102aの表面にシクロデキストリンが付着して残存するため、リンス時におけるリンス液に対して表面張力を低減する効果を得ることができる。もちろん、現像液及びリンス液の双方にシクロデキストリンを添加すれば、その効果は一層大きくなる。
本発明は、前記の知見に基づいてなされ、レジスタパターンに親水基を有する化合物、とりわけシクロデキストリンを触れさせることにより、レジストパターンに生じるパターン倒れを防止するものであって、具体的には以下の方法によって実現される。
本発明に係る第1のパターン形成方法は、基板上にレジスト膜を形成する工程と、レジスト膜に露光光を選択的に照射してパターン露光を行なう工程と、パターン露光が行なわれたレジスト膜に対して現像を行なう工程と、現像が行なわれたレジスト膜をシクロデキストリンを含む水溶液でリンスすることにより、レジスト膜からレジストパターンを形成する工程とを備えていることを特徴とする。
第1のパターン形成方法によると、現像が行なわれたレジスト膜をシクロデキストリンを含む水溶液でリンスすることにより、レジスト膜からレジストパターンを形成するため、レジスト膜又はレジストパターンの表面に、親水基を有するシクロデキストリンが付着する。この付着したシクロデキストリンにより、リンス液が乾燥する際のレジストパターンに対する表面張力が低減するので、レジストパターンに生じる表面張力に起因するパターン倒れを防止することができる。
本発明に係る第2のパターン形成方法は、基板上にレジスト膜を形成する工程と、レジスト膜に露光光を選択的に照射してパターン露光を行なう工程と、パターン露光が行なわれたレジスト膜に対して、シクロデキストリンを含む現像液で現像を行なう工程と、現像が行なわれたレジスト膜を水溶液でリンスすることにより、レジスト膜からレジストパターンを形成する工程とを備えていることを特徴とする。
第2のパターン形成方法によると、シクロデキストリンを含む現像液で現像を行なうため、現像時にレジスト膜又はレジストパターンの表面に、親水基を有するシクロデキストリンが付着して残存する。この残存したシクロデキストリンにより、リンス液が乾燥する際のレジストパターンに対する表面張力が低減するので、レジストパターンに生じる表面張力に起因するパターン倒れを防止することができる。
また、第2のパターン形成方法においても、水溶液にはシクロデキストリンを含むことが好ましい。
なお、シクロデキストリンのリンス液又は現像液に対する濃度は、0.001wt%以上且つ1wt%以下程度が適当であるが、特にこの濃度に限定されない。
第1又は第2のパターン形成方法において、シクロデキストリンには、α−シクロデキストリン、β−シクロデキストリン、γ−シクロデキストリン又はδ−シクロデキストリンを用いることができる。
また、第1のパターン形成方法において、水溶液は界面活性剤を含むことが好ましい。
第2のパターン形成方法において、現像液は界面活性剤を含むことが好ましい。このようにすると、界面活性剤が持つ分極作用により、シクロデキストリンの親水性がより向上するためである。なお、界面活性剤の濃度は、1×10-5wt%以上且つ1×10-2wt%程度が適当であるが、特にこの濃度に限定されない。
また、界面活性剤には、陽イオン系界面活性剤又は非イオン系界面活性剤を用いることができる。
第1又は第2のパターン形成方法において、露光光には、KrFエキシマレーザ光、ArFエキシマレーザ光、F2 レーザ光、ArKrレーザ光、Ar2 レーザ光、1nm以上且つ30nm以下の波長帯の極紫外線又は電子線を用いることができる。
本発明に係るパターン形成方法によると、微細化されたレジストパターンに生じるパターン倒れを防止できるため、良好な形状を有する微細化パターンを得ることができる。
(第1の実施形態)
本発明の第1の実施形態に係るパターン形成方法について図2(a)〜図2(d)、図3(a)及び図3(b)を参照しながら説明する。
まず、以下の組成を有するポジ型の化学増幅型レジスト材料を準備する。
ポリ((ノルボルネン−5−メチレン-t-ブチルカルボキシレート)(50mol%)−(無水マレイン酸)(50mol%))(ベースポリマー)…………………………………………………2g
トリフェニルスルフォニウムトリフラート(酸発生剤)………………………0.06g
プロピレングリコールモノメチルエーテルアセテート(溶媒)……………………20g
次に、図2(a)に示すように、基板201の上に前記の化学増幅型レジスト材料を塗布して、0.5μmの厚さを持つレジスト膜202を形成する。
次に、図2(b)に示すように、NAが0.68であるArFエキシマレーザよりなる露光光203をマスク204を介してレジスト膜202に照射してパターン露光を行なう。
次に、図2(c)に示すように、パターン露光が行なわれたレジスト膜202に対して、ホットプレートにより100℃の温度下で60秒間加熱する(露光後ベーク)。
次に、図2(d)に示すように、加熱したレジスト膜202に対して、2.38wt%のテトラメチルアンモニウムハイドロキサイド現像液205により現像を行なう。
次に、図3(a)に示すように、現像されたレジスト膜202を、水に濃度が0.01wt%のα−シクロデキストリンを添加したリンス液206でリンスを行なうと、図3(b)に示すように、レジスト膜202の未露光部よりなり0.09μmのライン幅を有するレジストパターン202aを得られる。
このように、第1の実施形態に係るパターン形成方法によると、現像後のリンス液206に、親水基を有するシクロデキストリンを添加しているため、レジストパターン202aに対するリンス液206の乾燥時の表面張力が低減するので、パターン倒れがない良好な形状のレジストパターン202aを得ることができる。
なお、リンス液206に添加したシクロデキストリンは、α−シクロデキストリンに限られず、β−シクロデキストリン、γ−シクロデキストリン又はδ−シクロデキストリンを用いることができる。
第1の実施形態においては、得られたレジストパターン202aのアスペクト比(パターンの高さ/幅)の値は、0.5/0.09であり、ほぼ5.6の高アスペクト比である。本発明は、互いに隣接するパターン同士がリンス液等の表面張力により倒れるような、アスペクト比が3以上の微細化されたパターンに特に有効である。
(第2の実施形態)
以下、本発明の第2の実施形態に係るパターン形成方法について図4(a)〜図4(d)、図5(a)及び図5(b)を参照しながら説明する。
まず、以下の組成を有するポジ型の化学増幅型レジスト材料を準備する。
ポリ((ノルボルネン−5−メチレン-t-ブチルカルボキシレート)(50mol%)−(無水マレイン酸)(50mol%))(ベースポリマー)…………………………………………………2g
トリフェニルスルフォニウムトリフラート(酸発生剤)………………………0.06g
プロピレングリコールモノメチルエーテルアセテート(溶媒)……………………20g
次に、図4(a)に示すように、基板301の上に前記の化学増幅型レジスト材料を塗布して、0.5μmの厚さを持つレジスト膜302を形成する。
次に、図4(b)に示すように、NAが0.68であるArFエキシマレーザよりなる露光光303をマスク304を介してレジスト膜302に照射してパターン露光を行なう。
次に、図4(c)に示すように、パターン露光が行なわれたレジスト膜302に対して、ホットプレートにより100℃の温度下で60秒間加熱する(露光後ベーク)。
次に、図4(d)に示すように、加熱したレジスト膜302に対して、濃度が0.02wt%のβ−シクロデキストリンと、濃度が1×10-4wt%のオクチルフェニルポリオキシエチレンエーテルよりなる界面活性剤とを含む、2.38wt%のテトラメチルアンモニウムハイドロキサイド現像液305により現像を行なう。
次に、図5(a)に示すように、現像されたレジスト膜302を、水よりなるリンス液306でリンスを行なうと、図5(b)に示すように、レジスト膜302の未露光部よりなり0.09μmのライン幅を有するレジストパターン302aを得られる。
このように、第2の実施形態に係るパターン形成方法によると、現像液305に、親水基を有するシクロデキストリンと界面活性剤とを添加しているため、現像時にレジストパターン302aの表面にシクロデキストリン及び界面活性剤が付着して残存する。このため、レジストパターン302aをリンスする際に、シクロデキストリンによって、レジストパターン302aに対するリンス液306の乾燥時の表面張力が低減するので、パターン倒れがない良好な形状のレジストパターン302aを得ることができる。
なお、現像液305に添加したシクロデキストリンは、β−シクロデキストリンに限られず、α−シクロデキストリン、γ−シクロデキストリン又はδ−シクロデキストリンを用いることができる。
また、第2の実施形態においても、第1の実施形態と同様に、リンス液306にシクロデキストリンを添加してもよい。
また、第2の実施形態においては、現像液305に界面活性剤を添加することによって、シクロデキストリンのレジストパターン302aに対する表面張力の低減効果の向上を図っているが、界面活性剤は必ずしも添加する必要はない。
また、現像液305に添加する界面活性剤は、非イオン系界面活性剤であるオクチルフェニルポリオキシエチレンエーテルに限られない。非イオン系界面活性剤としては、オクチルフェニルポリオキシエチレンエーテルの他に、ノニルフェノールエトキシレート、ラウリルポリオキシエチレンエーテル、セチルポリオキシエチレンエーテル、ショ糖脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンラノリン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレングリコールモノ脂肪酸エステル、脂肪酸モノエタノールアミド、脂肪酸ジエタノールアミド又は脂肪酸トリエタノールアミドを用いることができる。
また、陽イオン系界面活性剤を用いてもよく、この場合は、塩化セチルメチルアンモニウム、塩化ステアリルメチルアンモニウム、塩化セチルトリメチルアンモニウム、塩化ステアリルトリメチルアンモニウム、塩化ジステアリルジメチルアンモニウム、塩化ステアリルジメチルベンジルアンモニウム、塩化ドデシルメチルアンモニウム、塩化ドデシルトリメチルアンモニウム、塩化ベンジルメチルアンモニウム、塩化ベンジルトリメチルアンモニウム又は塩化ベンザルコニウムを用いることができる。
なお、第1の実施形態におけるリンス液206にも、上記の界面活性剤を添加すると、シクロデキストリンのレジストパターンに対する表面張力を低減する効果を高めることができる。
また、露光光203、303は、ArFエキシマレーザ光に限られず、KrFエキシマレーザ光、F2 レーザ光、ArKrレーザ光又はAr2 レーザ光を用いることができ、さらには、1nm以上且つ30nm以下の波長帯の極紫外線又は電子線を用いることができる。
本発明に係るパターン形成方法は、細化されたレジストパターンに生じるパターン倒れを防止できるという効果を有し、半導体装置の製造プロセス等において用いられるパターン形成方法等として有用である。
本発明に係るレジストパターンのパターン倒れが防止される概念を示す断面図である。 (a)〜(d)は本発明の第1の実施形態に係るパターン形成方法の各工程を示す断面図である。 (a)及び(b)は本発明の第1の実施形態に係るパターン形成方法の各工程を示す断面図である。 (a)〜(d)は本発明の第2の実施形態に係るパターン形成方法の各工程を示す断面図である。 (a)及び(b)は本発明の第2の実施形態に係るパターン形成方法の各工程を示す断面図である。 (a)〜(d)は従来のパターン形成方法の各工程を示す断面図である。 (a)及び(b)は従来のパターン形成方法の各工程を示す断面図である。 互いに隣接するレジストパターン同士に働く残存した液体による表面張力を説明する断面図である。
符号の説明
101 基板
102a レジストパターン
103 シクロデキストリン
104 溶液
201 基板
202 レジスト膜
202a レジストパターン
203 露光光
204 マスク
205 現像液
206 リンス液
301 基板
302 レジスト膜
302a レジストパターン
303 露光光
304 マスク
305 現像液
306 リンス液

Claims (10)

  1. 基板上にレジスト膜を形成する工程と、
    前記レジスト膜に露光光を選択的に照射してパターン露光を行なう工程と、
    パターン露光が行なわれた前記レジスト膜に対して現像を行なう工程と、
    現像が行なわれた前記レジスト膜をシクロデキストリンを含む水溶液でリンスすることにより、前記レジスト膜からレジストパターンを形成する工程とを備えていることを特徴とするパターン形成方法。
  2. 基板上にレジスト膜を形成する工程と、
    前記レジスト膜に露光光を選択的に照射してパターン露光を行なう工程と、
    パターン露光が行なわれた前記レジスト膜に対して、シクロデキストリンを含む現像液で現像を行なう工程と、
    現像が行なわれた前記レジスト膜を水溶液でリンスすることにより、前記レジスト膜からレジストパターンを形成する工程とを備えていることを特徴とするパターン形成方法。
  3. 前記水溶液はシクロデキストリンを含むことを特徴とする請求項2に記載のパターン形成方法。
  4. 前記シクロデキストリンは、α−シクロデキストリン、β−シクロデキストリン、γ−シクロデキストリン又はδ−シクロデキストリンであることを特徴とする請求項1〜3のうちのいずれか1項に記載のパターン形成方法。
  5. 前記水溶液は界面活性剤を含むことを特徴とする請求項1又は3に記載のパターン形成方法。
  6. 前記現像液は界面活性剤を含むことを特徴とする請求項2に記載のパターン形成方法。
  7. 前記界面活性剤は、陽イオン系界面活性剤又は非イオン系界面活性剤であることを特徴とする請求項5又は6に記載のパターン形成方法。
  8. 前記陽イオン系界面活性剤は、塩化セチルメチルアンモニウム、塩化ステアリルメチルアンモニウム、塩化セチルトリメチルアンモニウム、塩化ステアリルトリメチルアンモニウム、塩化ジステアリルジメチルアンモニウム、塩化ステアリルジメチルベンジルアンモニウム、塩化ドデシルメチルアンモニウム、塩化ドデシルトリメチルアンモニウム、塩化ベンジルメチルアンモニウム、塩化ベンジルトリメチルアンモニウム又は塩化ベンザルコニウムであることを特徴とする請求項7に記載のパターン形成方法。
  9. 前記非イオン系界面活性剤は、ノニルフェノールエトキシレート、オクチルフェニルポリオキシエチレンエーテル、ラウリルポリオキシエチレンエーテル、セチルポリオキシエチレンエーテル、ショ糖脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンラノリン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレングリコールモノ脂肪酸エステル、脂肪酸モノエタノールアミド、脂肪酸ジエタノールアミド又は脂肪酸トリエタノールアミドであることを特徴とする請求項7に記載のパターン形成方法。
  10. 前記露光光は、KrFエキシマレーザ光、ArFエキシマレーザ光、F2 レーザ光、ArKrレーザ光、Ar2 レーザ光、1nm以上且つ30nm以下の波長帯の極紫外線又は電子線であることを特徴とする請求項1又は2に記載のパターン形成方法。
JP2003424563A 2003-12-22 2003-12-22 パターン形成方法 Withdrawn JP2005181814A (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003424563A JP2005181814A (ja) 2003-12-22 2003-12-22 パターン形成方法
EP04029998A EP1553454A2 (en) 2003-12-22 2004-12-17 Pattern formation method
US11/013,474 US20050158672A1 (en) 2003-12-22 2004-12-17 Pattern formation method
CN200410081725.4A CN1638037A (zh) 2003-12-22 2004-12-21 图形形成方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003424563A JP2005181814A (ja) 2003-12-22 2003-12-22 パターン形成方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2005181814A true JP2005181814A (ja) 2005-07-07

Family

ID=34784725

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003424563A Withdrawn JP2005181814A (ja) 2003-12-22 2003-12-22 パターン形成方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2005181814A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2011040423A1 (ja) * 2009-10-02 2011-04-07 三菱瓦斯化学株式会社 金属微細構造体のパターン倒壊抑制用処理液及びこれを用いた金属微細構造体の製造方法
JP2012189879A (ja) * 2011-03-11 2012-10-04 Fujitsu Ltd レジストパターン改善化材料、レジストパターンの形成方法、半導体装置の製造方法、及び半導体装置
JP5720575B2 (ja) * 2009-10-23 2015-05-20 三菱瓦斯化学株式会社 金属微細構造体のパターン倒壊抑制用処理液及びこれを用いた金属微細構造体の製造方法
WO2018074358A1 (ja) * 2016-10-19 2018-04-26 日産化学工業株式会社 レジストパターン被覆用水溶液及びそれを用いたパターン形成方法
WO2022162972A1 (ja) * 2021-01-29 2022-08-04 メルテックス株式会社 レジスト残渣除去液及びこれを用いる導体パターン付き基板材の形成方法

Cited By (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2011040423A1 (ja) * 2009-10-02 2011-04-07 三菱瓦斯化学株式会社 金属微細構造体のパターン倒壊抑制用処理液及びこれを用いた金属微細構造体の製造方法
JPWO2011040423A1 (ja) * 2009-10-02 2013-02-28 三菱瓦斯化学株式会社 金属微細構造体のパターン倒壊抑制用処理液及びこれを用いた金属微細構造体の製造方法
US9334161B2 (en) 2009-10-02 2016-05-10 Mitsubishi Gas Chemical Company, Inc. Processing liquid for suppressing pattern collapse of fine metal structure and method for producing fine metal structure using same
JP5720575B2 (ja) * 2009-10-23 2015-05-20 三菱瓦斯化学株式会社 金属微細構造体のパターン倒壊抑制用処理液及びこれを用いた金属微細構造体の製造方法
KR20180093133A (ko) * 2009-10-23 2018-08-20 미츠비시 가스 가가쿠 가부시키가이샤 금속 미세 구조체의 패턴 도괴 억제용 처리액 및 이것을 이용한 금속 미세 구조체의 제조 방법
KR102008117B1 (ko) 2009-10-23 2019-08-06 미츠비시 가스 가가쿠 가부시키가이샤 금속 미세 구조체의 패턴 도괴 억제용 처리액 및 이것을 이용한 금속 미세 구조체의 제조 방법
JP2012189879A (ja) * 2011-03-11 2012-10-04 Fujitsu Ltd レジストパターン改善化材料、レジストパターンの形成方法、半導体装置の製造方法、及び半導体装置
WO2018074358A1 (ja) * 2016-10-19 2018-04-26 日産化学工業株式会社 レジストパターン被覆用水溶液及びそれを用いたパターン形成方法
WO2022162972A1 (ja) * 2021-01-29 2022-08-04 メルテックス株式会社 レジスト残渣除去液及びこれを用いる導体パターン付き基板材の形成方法
JPWO2022162972A1 (ja) * 2021-01-29 2022-08-04
JP7407479B2 (ja) 2021-01-29 2024-01-04 メルテックス株式会社 レジスト残渣除去液及びこれを用いる導体パターン付き基板材の形成方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR100674969B1 (ko) Euvl 교호 위상반전 마스크의 제조 방법
US20140186773A1 (en) Coating material and method for photolithography
JP2005017332A (ja) パターン形成方法
IL174923A (en) A method of producing a template on a substrate layer
JP2008286924A (ja) 化学増幅型レジスト材料、トップコート膜形成用材料及びそれらを用いたパターン形成方法
US20050158672A1 (en) Pattern formation method
EP1478978B1 (en) Self-aligned pattern formation using dual wavelengths
WO2009087712A1 (ja) パターン形成方法
US10866517B2 (en) Lithography techniques for reducing resist swelling
JP2005183438A (ja) パターン形成方法
US20070082292A1 (en) Water-soluble material, chemically amplified resist and pattern formation method using the same
US20170017158A1 (en) Photolithography Process and Materials
JP2005181814A (ja) パターン形成方法
US20200057377A1 (en) Lithography Process and Material for Negative Tone Development
JPH07335519A (ja) パタン形成方法
JP2006215299A (ja) パターン形成方法
JP2005241795A (ja) パターン形成方法
TWI742010B (zh) 微影方法與光阻
JP2006208765A (ja) レジスト材料及びそれを用いたパターン形成方法
JP2006189612A (ja) バリア膜形成用材料及びそれを用いたパターン形成方法
JP3771206B2 (ja) 水溶性材料及びパターン形成方法
Takahashi et al. Process development of the EUVL negative-tone imaging at EIDEC
US20220299879A1 (en) Lithography techniques for reducing defects
US20060040216A1 (en) Method of patterning photoresist film
JP2005294354A (ja) パターン形成方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Effective date: 20050901

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

A761 Written withdrawal of application

Effective date: 20071011

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761